JPH0622516Y2 - 鋼線切断装置 - Google Patents

鋼線切断装置

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JPH0622516Y2
JPH0622516Y2 JP5816989U JP5816989U JPH0622516Y2 JP H0622516 Y2 JPH0622516 Y2 JP H0622516Y2 JP 5816989 U JP5816989 U JP 5816989U JP 5816989 U JP5816989 U JP 5816989U JP H0622516 Y2 JPH0622516 Y2 JP H0622516Y2
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JP
Japan
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steel wire
steel
cutter
concrete
cutter die
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Application number
JP5816989U
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JPH02148741U (ja
Inventor
豊 中村
克明 小関
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Ichikawa Seisen Co Ltd
Original Assignee
Ichikawa Seisen Co Ltd
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は鋼繊維補強コンクリートに用いられる鋼繊維
を、鋼線を所定寸法に切断して形成する鋼線切断装置に
関するものである。
[従来の技術] 補強コンクリートに混入される鋼繊維は、コンクリート
との結合度を高めるために、例えば特公昭61-5453号公
報に開示されるように、鋼線の表面に凹凸を設けるか、
または波形の曲げ加工を施したうえ、所定寸法に切断し
て製造される(第3図参照)。しかし、曲げ加工度が高
くなると、鋼繊維が互いに絡み合つて嵩高になり、輸送
コストが高くなるばかりでなく、鋼繊維が互いに絡み合
つたままコンクリートへ混入されると、鋼繊維が分散さ
れないで団子状になり、コンクリートに部分的欠陥が生
じる。
[考案が解決しようとする問題点] 上述の問題を解決するには、コンクリート製造工場で鋼
線を所定長さに切断すると同時に、順次コンクリート混
練器へ投入すれば、切断された鋼繊維が互いに絡み合う
ことがなく、コンクリートに均一に分散される。
本考案の目的は連続して供給される多数の鋼線が1本づ
つ順次切断され、したがって鋼線が互いに絡み合うこと
なく、コンクリート混練機へ供給される、鋼線切断装置
を提供することにある。
[問題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の構成はジグザグ状
の曲げ加工を施した多数の鋼線を、カツタダイスに設け
た多数の鋼線挿通穴へそれぞれ1本ずつ供給し、鋼線供
給速度に同期して作動するカツタにより、カツタダイス
を通過した鋼線を所定長さに切断する鋼線切断装置にお
いて、カツタダイスの鋼線挿通穴を各鋼線がカツタによ
り1本ずつ順次切断されるように配列したものである。
[作用] 固定刃としてのカツタダイスに設けられた多数の鋼線挿
通穴を通過する鋼線は、カツタダイス面に沿つてカツタ
が移動する時、カツタの刃先で1本ずつ順次切断されて
鋼繊維とされる。したがつて、切断と同時に順次鋼繊維
をコンクリート混練機へ供給すれば、鋼繊維が互いに絡
み合うことなく均一にコンクリートへ分散して混入され
る。
[考案の実施例] 第1図は本考案による鋼線切断装置を含む鋼繊維製造装
置の概略構成図である。鋼繊維製造装置はコンクリート
製造工場に設置され、所定線径の多数の鋼線を巻き取つ
た集束巻取リール8を周知の回転台(図示せず)に装架
し、鋼繊維を成形すると同時に、連続的にコンクリート
混練機へ投入するものである。1つまたは複数の集束巻
取リール8から所定線径の多数の鋼線3を引き出し、互
いに横方向に並べて上下1対の成形ローラ9,10の間
へ通して、第3図に示すように折曲げ加工を施す。次い
で各鋼線3を断面長円形または長方形の案内管19を経
てカツタダイス14の各鋼線挿通穴14a(第2図)へ
送り出す。
しかし、成形ローラ9,10で成形する代りに、予め曲
げ加工を施した多数の鋼線を集束巻取リール8に巻き取
つたうえ、コンクリート製造現場へ搬入し、鋼線を上下
1対の供給ローラを通して切断装置へ供給するようにし
てもよい。
鋼線3の供給速度に同期して回転する回転軸16から放
射状に延びる複数の刃をもつ回転カツタ15により、カ
ツタダイス14から送り出された多数の鋼線3を所定寸
法(4〜5cm程度)に切断して鋼繊維13を得る。鋼繊
維13はホツパ17を経てコンベヤ18の上へ落され、
コンベヤ18から順次図示してないコンクリート混練機
へ投入される。
本考案によれば、カツタダイス14の鋼線挿通穴14a
は、鋼線3が回転カツタ15により1本ずつ順次切断さ
れるように配列される。すなわち、回転カツタ15の回
転軸16に対しカツタダイス14が偏心位置に配設され
る第2図(a)の実施例では、回転カツタ15の刃先1
5aの移動方向に所定間隔pを存して多数の鋼線挿通穴
14aが配列される。回転カツタ15の回転軸16と同
軸にカツタダイス14が配設される第2図(b)の実施
例では、鋼線挿通穴14aは放射方向に規制的に配列さ
れる。
鋼線3が回転カツタ15により切断される時、一時的に
鋼線3の送りがせき止められるが、この時案内管19の
出口側端部とカツタダイス14との間に備えられた空部
で鋼線3が弾性的に撓み、鋼繊維13が切断されると、
弾性復元力により鋼線3が急速にカツタダイス14の出
口側へ送り出され、こうして連続的に円滑に鋼線3がカ
ツタダイス14へ送られる。
回転カツタ15の刃15aがカツタダイス14を通過す
る時、鋼線3が1本ずつ順次切断されるので、切断され
た鋼繊維13が互いに絡み合う機会が少なく、鋼繊維1
3を順次コンクリート混練中ののコンクリート混練機へ
投入すれば、コンクリートへ均一に分散される。
[考案の効果] 本考案は上述のように、ジグザグ状の曲げ加工を施した
多数の鋼線を、カツタダイスに設けた多数の鋼線挿通穴
へそれぞれ1本ずつ供給し、鋼線供給速度に同期して作
動するカツタにより、カツタダイスを通過した鋼線を所
定長さに切断する鋼線切断装置において、カツタダイス
の鋼線挿通穴を各鋼線がカツタにより1本ずつ順次切断
されるように配列したものであり、カツタダイスへ供給
された多数の鋼線がカツタにより1本づつ所定長さに順
次切断されて鋼繊維とされるので、鋼繊維が相互に絡み
合うことがない。
したがつて、切断された鋼繊維を順次コンクリート混練
中のコンクリート混練機へ投入すれば、鋼繊維がコンク
リートに均一に分散して混入され、高強度のコンクリー
トが得られる。
多数の鋼線が1本づつ切断されるので、カツタの駆動力
が低減され、動力の無駄が回避される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る鋼線切断装置を備えた鋼繊維製造
装置の概略構成図、第2図はカツタダイスの正面図、第
3図は鋼繊維の形状を示す側面図である。 3:鋼線、13:鋼繊維、14:カツタダイス 14a:鋼線挿通穴、15:回転カツタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジグザグ状の曲げ加工を施した多数の鋼線
    を、カツタダイスに設けた多数の鋼線挿通穴へそれぞれ
    1本ずつ供給し、鋼線供給速度に同期して作動するカツ
    タにより、カツタダイスを通過した鋼線を所定長さに切
    断する鋼線切断装置において、カツタダイスの鋼線挿通
    穴を各鋼線がカツタにより1本ずつ順次切断されるよう
    に配列したことを特徴とする鋼線切断装置。
JP5816989U 1989-05-22 1989-05-22 鋼線切断装置 Expired - Lifetime JPH0622516Y2 (ja)

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JP5816989U JPH0622516Y2 (ja) 1989-05-22 1989-05-22 鋼線切断装置

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JP5816989U JPH0622516Y2 (ja) 1989-05-22 1989-05-22 鋼線切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02148741U JPH02148741U (ja) 1990-12-18
JPH0622516Y2 true JPH0622516Y2 (ja) 1994-06-15

Family

ID=31583536

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JP5816989U Expired - Lifetime JPH0622516Y2 (ja) 1989-05-22 1989-05-22 鋼線切断装置

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JPH02148741U (ja) 1990-12-18

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