JPH06108319A - ストランド切断装置 - Google Patents

ストランド切断装置

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Publication number
JPH06108319A
JPH06108319A JP28043092A JP28043092A JPH06108319A JP H06108319 A JPH06108319 A JP H06108319A JP 28043092 A JP28043092 A JP 28043092A JP 28043092 A JP28043092 A JP 28043092A JP H06108319 A JPH06108319 A JP H06108319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strands
strand
guide tool
rubber roller
cutting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28043092A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuyuki Omori
龍幸 大森
Satoshi Kobayashi
三十四 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Glass Co Ltd filed Critical Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority to JP28043092A priority Critical patent/JPH06108319A/ja
Publication of JPH06108319A publication Critical patent/JPH06108319A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数本のストランドが重なることなく、ゴム
ローラー上に送り込まれ、しかも切断するストランドの
本数の増加を図ることができるため、生産効率を向上さ
せることが可能なストランド切断装置を提供することを
目的とする。 【構成】 回転ゴムローラー11上にストランドSを送
り込む案内具13は、横断面が略6角形の角柱形状を有
し、その縦軸を中心にして回転可能であり、側面にスト
ランドSが当接するように設置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス等のストランド
を切断する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりガラス等のストランドを切断す
る装置として、中心軸に対して放射状に複数個の切断刃
を取り付けた回転カッターローラーと、側面が回転カッ
ターローラーの切断刃と当接するように設置された回転
ゴムローラーと、回転ゴムローラー上に複数本のストラ
ンドを送り込むための案内具からなる装置が存在する。
【0003】このような切断装置は、複数本のストラン
ドが重なり合った状態で回転ゴムローラー上に送り込ま
れた場合、ストランドが切断されないことがあるため、
案内具によって複数本のストランドが重なり合わないよ
うに仕分けされるようになっている。
【0004】そのため図2に示すようにガラスストラン
ドの切断装置の案内具10は、基部10aの上方に、2
0〜30mmの長さの櫛歯10bを複数本垂直に取り付
けた形状を有しており、複数のケーキ(図示せず)から
各々ストランドSを引き出し、各ストランドSを案内具
10の各櫛歯10b間に1本1本通してから、回転ゴム
ローラー11上に重なり合わないように送りこんで、回
転カッターローラー12の中心軸に対して放射状に複数
個取り付けられた切断刃12aと回転ゴムローラー11
の間に挟むことによって所定長に切断するようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな案内具10を有する切断装置の場合、ストランドS
が案内具10の櫛歯10b間を乗り移って別のストラン
ドSと重なり合ったり、ケーキから絡んだ状態で送り込
まれたストランドSが櫛歯10bに引っ掛かって切断す
る虞れがあり、常に監視が必要であった。
【0006】また櫛歯10bを長くすることによって、
ストランドSの櫛歯10b間の乗り移りをある程度防ぐ
こともできるが、櫛歯10bが長くなると、最初にスト
ランドSを案内具10の櫛歯10b間にセットする際の
作業性が悪くなる。
【0007】さらに生産効率を向上させるためには、切
断するストランドSの本数を増加させる必要があるが、
上記のような案内具10の場合には、櫛歯10bの数を
増加する必要がある。しかしながら櫛歯10bは、強度
の関係上2〜3mmの太さが必要であり、さらに加工上
櫛歯10bの間隔は、2〜3mm置く必要がある。従っ
て通常、約200mmの幅の切断刃12aに対する櫛歯
10bの数には限界があり、それに伴ってストランドS
の切断量にも限界がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、複数本のストランドが重なることなく、ゴムロー
ラー上に送り込まれ、しかも切断するストランドの本数
の増加を図ることができるため、生産効率を向上させる
ことが可能なストランド切断装置を提供することを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明のストラ
ンド切断装置は、中心軸に対して放射状に複数個の切断
刃を取り付けた回転カッターローラーと、側面が回転カ
ッターローラーの切断刃と当接するように設置された回
転ゴムローラーと、回転ゴムローラー上に複数本のスト
ランドを送り込む案内具を備えてなるストランド切断装
置において、該案内具が、角柱形状を有し、側面に複数
本のストランドが当接するように設置されてなることを
特徴とする。
【0010】また本発明においては、案内具が、縦軸を
中心にして回転可能であることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明における案内具は、角柱形状を有してな
り、その側面に複数本のストランドが当接すると、スト
ランドが所定の角度で屈曲し、テンションがかかって分
散する。すなわち全てのストランドは、直接案内具の側
面に当接し、重なり合うことなく回転ゴムローラー上に
送り込まれることになる。
【0012】このような作用効果は、横断面が3角形以
上の角柱形状を有する案内具を用いれば、達成すること
ができるが、ストランドの受けるダメージを考慮する
と、横断面が四角形以上の略多角形の角柱形状を有する
案内具を用いることが好ましい。
【0013】また本発明においては、案内具を、その縦
軸を中心にして回転可能にすると、側面全体に亙ってス
トランドが当接することになり、片減り速度が遅くなる
ため好ましい。
【0014】尚、本発明で使用する案内具の材質として
は、比較的硬度が高く、長時間多数本のストランドが当
接することによる片減りの少ない材料であればいずれも
使用可能である。
【0015】
【実施例】以下、本発明のストランド切断装置を実施例
に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明のストランド切断装置の斜
視図である。
【0017】回転カッターローラー12は、中心軸に対
して放射状に複数個の切断刃12aが取り付けられた構
造を有し、また回転ゴムローラー11は、その側面が回
転カッターローラー12の切断刃12aと当接するよう
に設置されている。
【0018】回転ゴムローラー11上にストランドSを
送り込む案内具13は、横断面が略6角形の角柱形状を
有し、その縦軸を中心にして回転可能であり、側面にス
トランドSが当接するように設置されている。
【0019】このようなストランド切断装置を用いて以
下の要領でガラスからなるストランドSを切断した。
【0020】まず1800本のガラスフィラメントを集
束することによって作製されたストランドSを巻き取っ
たケーキを10個準備した。その後、各ケーキから各々
ストランドSを引き出し、案内具13の側面に当接させ
てから、回転ゴムローラー11上に送り込み、回転カッ
ターローラー12の切断刃12aと回転ゴムローラー1
1の間に挟んだ状態にセットした。
【0021】次いで、回転カッターローラー12と、回
転ゴムローラー11を各々所定の周速で回転させると、
両者の間にストランドSが送り込まれながら切断され、
またケーキから引き出された10本のストランドSは、
案内具13の側面に当接すると、テンションがかかって
並列に分散し、互いに重なり合うことなく回転ゴムロー
ラー11上に送り込まれた。また案内具13は、その側
面でストランドSが移動すると、徐々に周方向に回転し
た。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明のストランド切断装
置を使用すると、複数本のストランドが重なることなく
回転ゴムローラー上に送り込まれ、しかも切断するスト
ランドの本数の増加を図ることができるため、生産効率
を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストランド切断装置の斜視図である。
【図2】従来のストランド切断装置の斜視図である。
【符号の説明】
10、13 案内具 11 回転ゴムローラー 12 回転カッターローラー S ストランド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心軸に対して放射状に複数個の切断刃
    が取り付けられた回転カッターローラーと、側面が回転
    カッターローラーの切断刃と当接するように設置された
    回転ゴムローラーと、回転ゴムローラー上に複数本のス
    トランドを送り込む案内具を備えてなるストランド切断
    装置において、該案内具が、角柱形状を有し、側面に複
    数本のストランドが当接するように設置されてなること
    を特徴とするストランド切断装置。
  2. 【請求項2】 案内具が、縦軸を中心にして回転可能で
    あることを特徴とする請求項1のストランド切断装置。
JP28043092A 1992-09-25 1992-09-25 ストランド切断装置 Pending JPH06108319A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28043092A JPH06108319A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 ストランド切断装置

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JP28043092A JPH06108319A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 ストランド切断装置

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JPH06108319A true JPH06108319A (ja) 1994-04-19

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ID=17624949

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JP28043092A Pending JPH06108319A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 ストランド切断装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015051911A (ja) * 2013-08-06 2015-03-19 日本電気硝子株式会社 ストランド切断装置
WO2017069153A1 (ja) * 2015-10-21 2017-04-27 三菱レイヨン株式会社 チョップド繊維束の製造装置および製造方法、繊維強化樹脂成形材料の製造装置および製造方法、炭素繊維束用切断刃、ならびに炭素繊維束用ロータリーカッタ
JP2018058159A (ja) * 2016-10-05 2018-04-12 東レ株式会社 チョップド繊維束の製造装置および製造方法
CN115198508A (zh) * 2022-06-02 2022-10-18 台嘉玻璃纤维有限公司 一种切纱装置

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