JPH0622514Y2 - プレス装置の成形品取り出し装置 - Google Patents

プレス装置の成形品取り出し装置

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JPH0622514Y2
JPH0622514Y2 JP1988096779U JP9677988U JPH0622514Y2 JP H0622514 Y2 JPH0622514 Y2 JP H0622514Y2 JP 1988096779 U JP1988096779 U JP 1988096779U JP 9677988 U JP9677988 U JP 9677988U JP H0622514 Y2 JPH0622514 Y2 JP H0622514Y2
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和昌 中川
俊一 青木
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、プレス成形後の成形品をプレス型から型外に
取り出すプレス装置の成形品取り出し装置に関する。
従来の技術とその課題 例えば自動車のフード等の開閉体(以下、これを成形品
という)については、第10図に示すようにアウターパ
ネルPaとインナーパネルPbをヘミング結合して両者
を一体化することにより構成される。そして、上記のヘ
ミング加工を行うに当たっては、第8図及び第9図に示
すようにステージS1で例えば作業者等によりアウター
パネルPaをセットし、さらにアウターパネルPaの上
にインナーパネルPbをセットし、このヘミング加工前
の成形品Wをベルトコンベア1によりステージS2のプ
レス型5内に送り込む。プレス型5内に搬入された成形
品Wは下型3に内蔵された昇降式のベルトコンベア6に
移載され、ベルトコンベア6が下降することにより成形
品Wはプレス型5の下型3上に移されてヘミング加工が
施される。ヘミンング加工が完了した成形品Wはベルト
コンベア6の上動により押し上げられ、ベルトコンベア
6とその後流側のベルトコンベア7とによってステージ
S3まで送り出されることになる。
2はプレス機械、4は上型、8は下型3が固定さたベッ
ド、9はリフトシリンダ、10はベルトコンベア1,
6,7の中間に設けられた補助的なローラコンベアであ
る。
上記のような加工形態において、例えばプレス加工ライ
ンの編成上の制約から、ヘミング加工後の成形品Wをそ
れまでの搬送方向と直交方向に同じ向きで、すなわち第
9図に符号P1で示す姿勢で搬送しなければならないこ
とがある。例としては、アウター,インナーの両パネル
をセットする位置と、成形品の取り出しを行う位置とを
近付けることで作業者の移動距離を可及的に短縮したい
ような場合である。この場合、成形品の向きを直交方向
に変換するのは、図示Mのようにパネルセット時と取り
出し時両方ともにパネルの同じ位置を作業者Mが持つよ
うにして、作業の容易化を図るためである。
さらに他の例としては、パネルをステージS1からプレ
ス機械の中へ搬入するときのコンベアと、ステージS3
において成形品をP1の位置へ搬出するときのコンベア
とが、両方ともアウターパネルの同じ部位に当接させた
いような場合である。すなわち、フードの種類によって
は、その中央部に車両前後方向に沿ってに稜線が形成さ
れたものがあり、このようなフードでは2条のベルスコ
ンベアの間に稜線を位置させて搬送すると安定した姿勢
で搬送できるからである。
このような場合には、いずれもステージS3以後の任意
の位置にターンテーブルを設置して成形品Wの向きを変
更しなければならず、結果的にライン全長が長くなると
ともに余分なスペースを必要とすることになる。
一方、下型3に内蔵された昇降式のベルトコンベア6に
前述したターンテーブルと同等の回転機能を付加するこ
とによって、ヘミング加工後の成形品Wを下型3から第
9図P2位置に直接送りだすことも可能である。
しかしながら、成形品Wの種別が変わるとそれに併せて
プレス型5も交換しなければならないことから、各プレ
ス型5には上記のように ベルトコンベア6を昇降させ
る機構と、ターンテーブルと同様の回転させる機構とを
個別に付帯させなければならず、その結果として下型3
がた大型化するとともに、コスト的に不利になる。
本考案は以上のような問題点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、ラインの長尺化や下型の大型
化を招くことなく、加工後の成形品を姿勢変更した上で
型外に搬出できるようにしたプレス装置の成形品取り出
し装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 本考案の成形品取り出し装置においては、プレス装置下
型側に配設されてプレス成形後の成形品を下型から押し
上げるとともに、成形品を水平面内で90度回転させて
姿勢変更させた上で型外に送り出す成形品取り出し装置
であって、下型に回転かつ昇降可能に設けられた鉛直な
支持軸と、支持軸の上端に設けられて駆動モータを有し
てなるコンベアと、下型が固定されるプレス機械のベッ
ドに設けられて、前記支持軸を回転かつ昇降駆動させる
駆動手段とから構成される。
そして、前記駆動手段は、支持軸の下方にこれと同一軸
線上に位置するとともに昇降駆動されることにより支持
軸と係合離脱可能な出力軸と、この出力軸を昇降駆動さ
せる昇降駆動アクチュエータ、および出力軸を回転駆動
させる回転駆動アクチュエータとを有しているものであ
る。
作用 この構造によると、加工後の成形品を従来と同様に昇降
式のベルトコンベアで押し上げた上、このベルトコンベ
アを水平面内で90度回転させることによって、成形品
は搬入時とは90度向きが異なった姿勢に姿勢変更され
る。そして、ベルトコンベア本来の搬送機能によって次
ぎ工程に向けて送り出される。
実施例 第1図〜第7図は本考案の一実施例を示す図であって、
第8図および第9図と実質的同一部分には同一符号を付
してある。
本実施例においては、第2図および第3図に示すように
成形品搬入方向すなわち成形品搬入用のベルトコンベア
1と直交方向に成形品搬出用のベルトコンベア7が配設
され、このベルトコンベア7上に成形品搬出用のステー
ジS3が設定される。
下型3には第1図に示すように回転かつ昇降可能な鉛直
な支持軸11がベアリング12,14を介して設けられ
ており、この支持軸11の上端にベルトコンベア16が
固定される。ベルトコンベア16はそのベルトを走行駆
動させるための図示外の駆動モータを備えている。そし
て、支持軸11の下端面には第4図および第6図に示す
ように複数の係合突起13が形成されている。
一方、下型3が固定されたベッド8には、上記の支持軸
11を回転駆動および昇降駆動させるための駆動手段と
してドライブユニット15が配設されている。
このドライブユニット15は、ベアリング17を介して
下型3に回転可能に支持された外筒18と、上記支持軸
11と同一軸線上に位置し、かつ外筒18に上下動可能
に内挿された出力軸19とを備えている。
外筒18は第5図に示すように回転駆動用のエアシリン
ダ20のピストンロッド21に連結される一方、出力軸
19は昇降駆動用のリフトシリンダ22のピストンロッ
ド23に連結されている。そして、出力軸19の上端面
には支持軸11側の係合突起13と係合する同位相の突
起受容溝24が形成され、出力軸19の下降限位置では
係合突起13が突起受容溝24から離間するように設定
されている。図中Fは、支持軸11の下降限位置を規制
するために支持軸11に形成したフランジである。
ここで、外筒18と出力軸19とは第5図に示すよう
に、外筒18側の突条25と出力軸11側の溝26との
係合によりその相対回転が阻止されている。したがっ
て、リフトシリンダ22が伸長すれば出力軸19が上動
して係合突起13と突起受容溝24とが係合し、支持軸
11と一体のベルトコンベア16が押し上げられる。ま
た、上記のように係合突起13と突起受容溝24とが係
合した状態でエアシリンダ20が伸長動作すれば、外筒
18と出力軸19とが一体的に回転し、上記ベルトコン
ベア16が90度だけ回転することになる。
このような構造によると、第2図および第3図に示すよ
うにヘミング加工前の成形品Wはベルトコンベア1によ
ってプレス型5内に搬入され、第1図に仮想線で示すよ
うにベルトコンベア1の延長線上で、かつ上昇限位置で
待機しているベルトコンベア16に移載される。そし
て、ベルトコンベア16が下動することによって成形品
Wは下型3に移載され、下型3と上型4との協働によっ
てヘミング加工が施される。この時、ベルトコンベア1
6は第1図に実線で示すように支持軸11と出力軸19
とが切り離された状態(フランジFがベアリング14に
当接した状態)で待機している。
一方、ヘミング加工の完了を待って、リフトシリンダ2
2のはたらきにより出力軸19が上動すると、係合突起
13と突起受容溝24とが係合し、成形品Wはベルトコ
ンベア16の上動によって所定高さ位置まで押し上げら
れる。
この状態でエアシリンダ20のはらたきにより外筒18
が90度回転すると、出力軸19,支持軸11およびベ
ルトコンベア16が一体的に回転し、ベルトコンベア1
6は第3図のベルトコンベア7の延長線上に位置するこ
とになる。その結果、成形品Wは水平面内で90度姿勢
変更され、ベルトコンベア7,16の本来の搬送機能に
よって第3図のステージS3まで送り出されることにな
る。
なお、ベルトコンベア16をローラコンベアに置き代え
ることもできる。
考案の効果 以上のように本考案のプレス装置の成形品取り出し装置
によれば、プレス機械の外にワークの姿勢を変更するた
めのターンテーブル等を設ける必要がないので、ライン
全長を短縮化できるとともに、占有スペースが小さくて
済むことになる。
また、コンベアが下型に設けられるのに対し、このコン
ベアを回転かつ昇降駆動させる駆動手段はプレス機械の
ベッドに設けられていることから、プレス型を交換する
場合でも駆動手段はそのまま共通して使用できる。その
結果、各プレス型には駆動手段を除いたコンベアのみを
付帯させればよく、プレス型の小型化とコストの低減が
図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案は一実施例を示す図で第2図の要部拡大
断面図、第2図は同じく全体構成を示す正面説明図、第
3図は第2図の平面説明図、第4図は第1図の要部拡大
図、第5図は第1図のA方向矢視図、第6図は第4図の
B方向矢視図、第7図は第4図のC方向矢視図、第8図
は従来の装置の正面説明図、第9図は第8図の平面説明
図、第10図は成形品の断面図である。 2……プレス機械、3……下型、5……プレス型、8…
…ベッド、11……支持軸、15……駆動手段としての
ドライブユニット、16……ベルトコンベア、19……
出力軸、20……エアシリンダ(回転駆動アクチュエー
タ)、22……リフトシリンダ(昇降駆動アクチュエー
タ)、W……ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス装置の下型側に配設されて、プレス
    成形後の成形品を下型から押し上げるとともに、成形品
    を水平面内で90度回転させて姿勢変更させた上で型外
    に送り出す成形品取り出し装置であって、 下型に回転かつ昇降可能に設けられた鉛直な支持軸と、
    支持軸の上端に設けられて駆動モータを有してなるコン
    ベアと、下型が固定されるプレス機械のベッドに設けら
    れて、前記支持軸を回転かつ昇降駆動させる駆動手段と
    から構成されてなり、 前記駆動手段は、支持軸の下方にこれと同一軸線上に位
    置するとともに昇降駆動されることにより支持軸と係合
    離脱可能な出力軸と、この出力軸を昇降駆動させる昇降
    駆動アクチュエータ、および出力軸を回転駆動させる回
    転駆動アクチュエータとを有していることを特徴とする
    プレス装置の成形品取り出し装置。
JP1988096779U 1988-07-21 1988-07-21 プレス装置の成形品取り出し装置 Expired - Fee Related JPH0622514Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62193924U (ja) * 1986-06-02 1987-12-09
JPS6337023A (ja) * 1986-07-31 1988-02-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 昇降装置

Also Published As

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JPH0222231U (ja) 1990-02-14

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