JPH062250B2 - トップフィードリバースコータ型塗工装置 - Google Patents

トップフィードリバースコータ型塗工装置

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JPH062250B2
JPH062250B2 JP28807590A JP28807590A JPH062250B2 JP H062250 B2 JPH062250 B2 JP H062250B2 JP 28807590 A JP28807590 A JP 28807590A JP 28807590 A JP28807590 A JP 28807590A JP H062250 B2 JPH062250 B2 JP H062250B2
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roll
coating
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liquid
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博 寺杣
薫 岡田
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Hirano Tecseed Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ウエブに塗工液を塗工するトップフィードリ
バースコータ型塗工機に関するものである。
[従来の技術] トップフィードリバースコータ型塗工装置の構造につい
て第4図と第5図に基づいて説明する。
塗工装置110は、塗工ロール(以下、Cロールという)1
12と、このCロール112の上方に塗工厚調整用の間隙を
有して配されたメタリングロール(以下、Mロールとい
う)114と、Cロール112の前方にウエブ1走行用の間隙
を有して配されたウエブ走行用のバックアップロール
(以下、Bロールという)116とを備えている。
Cロール112とMロール114との後部に塗工液を収納する
ための液ダム118が、Mロール116の幅方向に沿って設け
られている。この液ダム118は、バックプレート120と両
側のサイドプレート122,124とより構成され、この3つ
のプレート120,122,124で塗工液を溜めている。また、
この液ダム118の上方すなわちMロールの後部上方に
は、塗工液を掻き落すためのドクターナイフ126が設け
られている。このドクターナイフ126はやや斜めに取付
けられ、その先端のブレード128がMロール114の周面に
接触して回転しているMロール114の周面の塗工液を掻
き落すようになっている。
上記構成の塗工装置110であると、Cロール112及びMロ
ール114が回転すると、液ダム118に収納された塗工液
が、Cロール112とMロール114の間隙の間を通って液ダ
ム118より排出される。そして、Bロール116の周面に沿
って回転しているウエブ1の表面に、塗工ロール112の
表面に付着した塗工液が付着する。
これにより、均一な厚さで塗工液がウエブ1に塗工され
る。
[発明が解決しようとする課題] 上記構成の塗工装置110において、液ダム118の幅方向の
寸法よりもドクターナイフ126の幅方向の寸法を大にし
ていないと、Mロール114に付着した塗工液を完全に掻
き落すことができない。そのため、ドクターナイフ126
の両端は液ダム118の両サイドのサイドプレート122,124
よりも突出した状態になっている。
したがって、Mロール114を第4図に示すように回転さ
せると、ドクターナイフ126のブレード128とMロール11
4の接触部分より塗工液が伝わり、サイドプレート122,1
24の外部に塗工液が漏れ出すことがあった。
[発明の目的] 本発明のトップフィードリバースコータ型塗工装置は、
上記問題点に鑑み、液ダムのサイドプレートより塗工液
が漏れ出すことがないものを提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明のトップフィードリバースコータ型塗工装置は、
塗工ロールと、この塗工ロールの上方に塗工厚調整用の
間隙を有して配されたメタリングロールと、この塗工ロ
ールの前方にウエブ送行用の間隙を有して配されたウエ
ブ送行用のバックアップロールと、塗工ロールとメタリ
ングロールとの後部に配された塗工液の液ダムと、メタ
リングロールの後部上方に配されその先端のブレードを
メタリングロールの周面に接触させて塗工液を掻き落す
ドクターナイフとを備えたトップフィードリバースコー
タ型塗工装置において、液ダムの両サイドプレートにお
けるドクターナイフ取付け箇所にゴム,発泡ポリエチレ
ン等の弾性体を設け、前記弾性体にドクターナイフの下
面を取付けてドクターナイフのブレードをメタリングロ
ールの周面に接触させたものである。
[作用] 上記構成のトップフィードリバースコータ型塗工装置で
あると、液ダムの両サイドプレートにおけるドクターナ
イフ取付個所に弾性体が設けられ、この弾性体の位置に
ドクターナイフが取付けられているため、ドクターナイ
フを伝わった塗工液はこの弾性体に阻まれ、サイドプレ
ートの外部に漏れ出すことがない。
また、ドクターナイフは弾性体に取付けているため、そ
の取付け角度を自由に変えることができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
符号10は本実施例のトップフィードリバースコータ型塗
工装置である。
符号12はCロールであり、符号14はMロールであ、符号
16はBロールである。
符号18はCロール12とMロール14の後部に設けられた液
ダムである。この液ダム18は、Mロール14の幅方向に沿
って設けられたバックプレート20とその両サイドに設け
られたサイドプレート22,24とより構成されている。
符号26はMロール14の幅方向に沿って設けられたドクタ
ーナイフであり、ドクターナイフ26の幅方向の寸法とC
ロール12の幅方向の寸法とはほぼ同じように形成されて
いる。
符号28は、ドクターナイフ26の先端に設けられたブレー
ドであって、Mロール14の周面にやや斜めに接触して、
Mロール14の周面に付着している塗工液を掻き落すもの
である。
符号30は、サイドプレート22におけるMロール14の接触
側に設けられた矩形状の切欠き部である。この切欠き部
30の縦方向及び横方向には、それぞれ溝32,34が設けら
れている。
符号36は、ゴム,発泡ポリエチレン等よりなる矩形の弾
性体であり、切欠き30の溝32,34に嵌合可能となって
いる。この弾性体36をサイドプレート22に取付けること
により、液ダム18に溜められた塗工液が外部に漏れ出な
いようになっている。また、この弾性体36の上部はやや
斜めに切欠かれ、ドクターナイフ26が取付けやすいよう
になっている。ドクターナイフ26を取付ける場合には、
弾性体36の上部にドクターナイフ26を押し当て、次第に
下方に押圧するようにしてブレード28をMロール14に接
触させていき、最終的にブレード28が、Mロール14の周
面に接触するようにする。この場合に、ドクタープレー
ト26の下面は弾性体36を下方に押圧するため、弾性体36
の上部は幅方向に広がり、ドクターナイフ26と弾性体36
との接触部分の密着度が向上する。
上記構成の塗工装置10の液ダム18に塗工液を収納し、塗
工作業を開始した場合には、第1図に示すように、塗工
液がMロール14の回転に沿ってMロール14の表面に付着
する。この付着した塗工液はドクターナイフ26のブレー
ド28によって掻き落とされる。さらに液ダム18の両側に
おいても塗工液はドクターナイフ26に沿って上方に伝わ
ってくる。しかしながら、この両サイドの位置において
は、弾性体36と、ドクターナイフ26とが完全に密着して
固定されているため、この部分から塗工液が漏れ出すこ
とがない。
また、ドクターナイフ26を取付ける場合に、ドクターナ
イフ26とサイドプレート22,24の接触位置は、弾性体36
によって形成されているため、ドクターナイフ26の角度
の調整を微妙に行うことができる。すなわち、従来のよ
うにこの接触部分が金属性等であると、この角度調整は
非常に行いにくいものであったが、本実施例の場合、弾
性体36の弾性許容範囲であると、容易にそのドクターナ
イフ26の角度調整を行うことができる。
[発明の効果] 上記により、本発明のトップフィードリバースコータ型
塗工装置であると、弾性体によってサイドプレートの位
置より塗工液が漏れ出すことがない。また、サイドプレ
ートとドクターナイフとの接触位置が弾性体によって形
成されているため、ドクターナイフの取付け角度を簡単
に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す塗工装置の縦断面図
であり、 第2図は、同じく塗工装置の平面図であり、 第3図は、同じく塗工装置の斜視図であり、 第4図は、従来のトップフィードリバースコータ型塗工
装置の縦断面図であり、 第5図は、同じく従来の塗工装置の斜視図である。 [符号の説明] 1…ウエブ 10…塗工装置 12…Cロール 14…Mロール 16…Bロール 18…液ダム 20…バックプレート 22…サイドプレート 24…サイドプレート 26…ドクターナイフ 28…ブレード 30…切欠き 32…溝 34…溝 36…弾性体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗工ロールと、この塗工ロールの上方に塗
    工厚調整用の間隙を有して配されたメタリングロール
    と、この塗工ロールの前方にウエブ送行用の間隙を有し
    て配されたウエブ送行用のバックアップロールと、塗工
    ロールとメタリングロールとの後部に配された塗工液の
    液ダムと、メタリングロールの後部上方に配されその先
    端のブレードをメタリングロールの周面に接触させて塗
    工液を掻き落すドクターナイフとを備えたトップフィー
    ドリバースコータ型塗工装置において、 液ダムの両サイドプレートにおけるドクターナイフ取付
    け箇所にゴム,発泡ポリエチレン等の弾性体を設け、 前記弾性体にドクターナイフの下面を取付けてドクター
    ナイフのブレードをメタリングロールの周面に接触させ
    た ことを特徴とするトップフィードリバースコータ型塗工
    装置。
JP28807590A 1990-10-24 1990-10-24 トップフィードリバースコータ型塗工装置 Expired - Fee Related JPH062250B2 (ja)

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JPH04161265A JPH04161265A (ja) 1992-06-04
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DE60019385T2 (de) * 1999-10-26 2006-03-09 Furukawa-Sky Aluminum Corp. Harzbeschichtete Metallfolie für Teile von elektronischen Maschinen und Werkzeugen und deren Herstellungsverfahren

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