JPH06225097A - 像記録装置 - Google Patents

像記録装置

Info

Publication number
JPH06225097A
JPH06225097A JP5012055A JP1205593A JPH06225097A JP H06225097 A JPH06225097 A JP H06225097A JP 5012055 A JP5012055 A JP 5012055A JP 1205593 A JP1205593 A JP 1205593A JP H06225097 A JPH06225097 A JP H06225097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image carrier
toner image
recording medium
transferred
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5012055A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Sasaki
幸雄 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP5012055A priority Critical patent/JPH06225097A/ja
Publication of JPH06225097A publication Critical patent/JPH06225097A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 像記録装置に関し、画像メモリの容量を小さ
くすること目的とする。 【構成】 第1の像担持体16と、第2の像担持体17
とを備え、像形成手段21により該第1の像担持体16
上に形成させたトナー像を、該第2の像担持体17に転
写した後、記録媒体18に転写する像記録装置であっ
て、1ページ分未満の印刷データを記憶する記憶手段2
0と、先に前記第2の像担持体17上に転写されたトナ
ー像の領域に続く領域に連続して転写されるように、該
第1の像担持体16上のトナー像形成開始タイミングを
制御する制御手段19とを設け、該第2の像担持体17
上に1ページ分のトナー像を形成させてから、前記記録
媒体18に転写させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷データをメモリに蓄
積した後電子写真記録法で印刷する像記録装置に係り、
特に該メモリの容量を小さくすることを可能とする像記
録装置に関する。
【0002】電子写真記録法を用いた像記録装置は、そ
の高速性、高画質性及び低騒音のため、複写機、プリン
タ及びファクシミリとして広く普及している。ところ
が、電子写真記録法では、一般にドラム又はベルトから
なる感光体を静電潜像担持体として使用しているため、
少なくとも1ページ分の連続印刷が不可欠であり、ペー
ジプリンタとして使用される。
【0003】このため、通常は1ページ分の印刷データ
を格納するメモリが必要であるが、近年、プリンタの高
解像度化が進んだ結果、このメモリの容量が更に大きく
なり、高価となっている。
【0004】従って、見掛け上はラインプリンタの如く
動作し、前記メモリの容量を削減した像記録装置の提供
が望まれている。
【0005】
【従来の技術】図10は従来技術の一例を説明する図で
ある。電子写真記録法を用いる像記録装置は、用紙に文
字や画像等を印刷する画像記録部9と、文字や画像等の
印刷データ及び画像記録部9のシーケンス制御を行う制
御部12とから構成されている。
【0006】そして、パーソナルコンピュータ又はワー
ドプロセッサ等の上位装置10から、印刷データが通信
回線11を経て制御部12に転送されて来ると、制御回
路14は、図示省略したインタフェース回路を経て印刷
データの受信を認識し、この印刷データを一旦ページメ
モリ13に蓄積する。
【0007】制御回路14は画像記録部9が少なくと
も、1ページ分の印刷データを印刷する連続動作が不可
欠のため、通常1ページ分の印刷データがページメモリ
13に蓄積されると、この印刷データをバッファメモリ
15を介して順次露光部3に送出する。
【0008】画像記録部9の感光ドラム1は、矢印Cに
示す方向に回転しており、帯電器2が制御回路14の制
御により、この感光ドラム1上を一様に帯電させる。露
光部3は矢印Aに示す如く、バッファメモリ15を経て
受信する印刷データに対応して、光量を変化させる光ビ
ームを送出し、この感光ドラム1上を主走査方向にライ
ン走査する。
【0009】このように、感光ドラム1上がライン走査
されることにより、感光ドラム1の露光された部分で
は、電荷が減少して静電潜像が形成される。そして、こ
の静電潜像が形成された感光ドラム1の領域が、現像器
4の位置を通過すると、現像器4が予め帯電させたトナ
ーが、この静電潜像に付着するため、トナー像が形成さ
れる。
【0010】用紙8は制御回路14の制御により、矢印
Bに示す如く、図示省略したホッパから繰り出され、感
光ドラム1上に形成されたトナー像に接触する位置に供
給される。そして、転写器5によりトナーの電荷とは逆
極性の電位を与えられて帯電し、感光ドラム1上のトナ
ー像を静電的に写し取る。
【0011】トナー像を写し取った用紙8は、定着部7
に搬送され、この定着部7を通過する間に、トナーが熱
又は圧力により溶融し、用紙8上にトナー像が定着して
印刷が完了する。
【0012】一方、用紙8に吸着されずに感光ドラム1
上に残されたトナーは、クリーナ6によって清掃され、
感光ドラム1上が初期状態に戻されて、上記の印刷動作
が繰り返される。
【0013】尚、感光ドラム1は、有機感光体、Se感
光体、aーSi感光体等で構成され、帯電器2は、コロ
ナ帯電器、ブラシ帯電器、ローラ帯電器等で構成され、
露光部3は、レーザ光学系、LED光学系、EL光学
系、液晶シャッター光学系等で構成され、現像器4は、
二成分磁気ブラシ現像器、磁性一成分現像器、非磁性一
成分現像器等で構成され、転写器5は、コロナ転写器、
ローラ転写器等で構成され、クリーナ6は、ファーブラ
シクリーナ、ブレードクリーナ等で構成されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の像
記録装置では、少なくとも1ページ分の印刷データを印
刷する間は、連続動作が不可欠であるため、少なくとも
1ページ分の印刷データをページメモリ13に蓄積した
後、所定のシーケンスによって上記の如く印刷動作を行
う。
【0015】ところで、近年、プリンタの高解像度化が
進んだ結果、このページメモリ13の容量が大きくなっ
ている。例えば、A4の用紙1ページ分の画素量を求め
ると、解像度240dpiでは0.7Mバイト、解像度4
00dpiでは2.0Mバイト、解像度600dpiでは
4.4Mバイトとなる。
【0016】通常のページプリンタは、1ページ分以上
の印刷データを記憶する容量を持つページメモリ13を
備えているため、高解像度となる程その容量が増大し、
高価となるという問題がある。
【0017】尚、機種によっては、1ページ分以下の容
量のページメモリ13を持つものもあるが、この場合、
プリンタの印刷動作とリアルタイムで画素展開を行って
いるため、画素展開が印刷動作に追いつかず、エラーと
なって印刷不能となることがあるという欠点があると共
に、やはり、高解像度化が進むとページメモリ13の容
量が増加し高価となるという問題がある。
【0018】又、ファクシミリのように、帯域圧縮され
たデータを用いる場合、圧縮率の変動により、1ライン
分のデータを復元するための処理時間が変動し、一般に
間歇動作となるが、電子写真記録法では、前記の如く、
連続動作が不可欠のため、少なくとも1ページ分の印刷
データを格納し得るページメモリ13が必要となり、高
価となるという問題がある。
【0019】本発明は、このような問題点に鑑み、見掛
け上はラインプリンタの如く動作するが、間歇動作を可
能にして、ページメモリ13の容量を大幅に削減するこ
とを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明するブロック図である。図1(A) において、像記録装
置は、第1の像担持体16と、第2の像担持体17とを
備え、像形成手段21により、この第1の像担持体16
上に形成させたトナー像を、この第2の像担持体17に
転写した後、この転写されたトナー像を第2の像担持体
17に接触する記録媒体18に転写させ、定着手段22
により定着させて印刷する。
【0021】そして、前記第1の像担持体16上にトナ
ー像を形成させるための1ページ分未満の印刷データを
一旦記憶する記憶手段20と、この記憶手段20に記憶
された印刷データに基づき、前記第1の像担持体16上
にトナー像を形成させる際に、このトナー像が先に形成
されて前記第2の像担持体17上に転写されたトナー像
の領域に続く領域に連続して転写されるように、予め定
まる第1の像担持体16と第2の像担持体17との間の
位置ずれ量に基づき、第1の像担持体16上のトナー像
形成領域を認識して、トナー像形成開始タイミングを制
御する制御手段19とを設けている。
【0022】そして、前記記憶手段20に印刷データの
蓄積が完了したことにより、前記第1の像担持体16上
にトナー像を形成させて、前記第2の像担持体17上に
転写させる動作を繰り返し、第2の像担持体17上に1
ページ分のトナー像を形成させてから、前記記録媒体1
8に転写させる。
【0023】又、前記第2の像担持体17は、導電性弾
性体を用いたドラム又は導電性のベルトであり、所定の
電圧が印加されている。又、前記第1の像担持体16
と、前記第2の像担持体17の走行面の走行方向の長さ
の比は整数であり、この第2の像担持体17の走行面の
走行方向の長さは、前記記録媒体18の大きさに対応す
る。
【0024】又更に、前記第2の像担持体17は粘着性
と離型性と耐熱性とを備えており、この粘着性によっ
て、前記第1の像担持体16上のトナー像を転写させ、
この転写したトナー像を前記記録媒体18に転写する際
は、この離型性によって加熱溶融したトナー像を記録媒
体18に転写する。
【0025】図1(B) において、像記録装置は、第1の
像担持体16と、記録媒体18を把持するための把持手
段24を備え、この把持手段24が把持した記録媒体1
8を吸着して、前記第1の像担持体16に、この記録媒
体18を接触させる第2の像担持体23と、前記把持手
段24が記録媒体18の把持を開放した時、この記録媒
体18を第2の像担持体23から引き離す分離手段25
と、前記第1の像担持体16上にトナー像を形成する像
形成手段21と、前記第1の像担持体16上にトナー像
を形成させるための1ページ分未満の印刷データを一旦
記憶する記憶手段20と、この記憶手段20に記憶され
た印刷データに基づき、前記第1の像担持体16上にト
ナー像を形成させる際に、このトナー像が先に形成され
て前記第2の像担持体23上の前記記録媒体18に転写
されたトナー像の領域に続く領域に連続して転写される
ように、予め定まる第1の像担持体16と第2の像担持
体23との間の位置ずれ量に基づき、第1の像担持体1
6上のトナー像形成領域を認識して、トナー像形成開始
タイミングを制御すると共に、前記記録媒体18を繰り
出すタイミングと、前記把持手段24が記録媒体18を
把持するタイミングと、記録媒体18の把持を開放する
タイミングを制御する制御手段26と、前記記録媒体1
8上のトナー像を定着させる定着手段22とを設けてい
る。
【0026】そして、前記記憶手段20に印刷データの
蓄積が完了したことにより、前記第1の像担持体16上
にトナー像を形成させて、このトナー像を前記把持手段
24が把持する前記記録媒体18上に転写させる動作を
繰り返し、この記録媒体18上に1ページ分のトナー像
を形成させてから、前記把持手段24に記録媒体18の
把持を開放させ、前記分離手段25が分離した記録媒体
18上のトナー像を定着させる。
【0027】
【作用】上記の如く構成することにより、図1(A) の場
合、第1の像担持体16上にトナー像を形成させる回数
が増加する程、記憶手段20の記憶容量は小さくて良
い。即ち、1ページ分の印刷データを複数回に分割して
第1の像担持体16上に展開することとなるため、この
分割回数が多い程、記憶手段20に記憶させる印刷デー
タ量は少なくなる。
【0028】従って、記憶手段20の容量を少なくする
ことが可能であり、経済的な像記録装置を提供すること
が出来る。又、第2の像担持体17に粘着性と離型性と
耐熱性を備えた材料を使用することにより、定着装置が
簡略化されるため、更に経済的な像記録装置を提供する
ことが出来る。
【0029】又、図1(B) の場合、前記同様記憶手段2
0の容量を少なくすると共に、トナー像の転写回数が一
回で良いため、トナー像の乱れと印刷濃度低下を防止す
ることが可能となる。従って、経済的で印刷品質の良い
像記録装置を提供することが出来る。
【0030】
【実施例】図2は本発明の第1の実施例を説明する図で
ある。図10と同一符号は同一機能のものを示す。上位
装置10から、印刷データが前記の如く、画像メモリ3
1に転送されて来ると、制御回路30は、図示省略した
インタフェース回路を経て印刷データの受信を認識し、
この印刷データを一旦画像メモリ31に蓄積する。
【0031】この画像メモリ31は用紙サイズがA4
で、解像度が300dpiの場合、従来は1.1Mバイト
の容量が必要であるが、本実施例では、露光部3が感光
ドラム1上をライン走査する際の200ライン分の印刷
データを蓄積することとしたため、64Kバイトの容量
で良く、極めて小容量となっている。
【0032】制御回路30は印刷データが画像メモリ3
1に200ライン分蓄積されると、この印刷データを露
光部3に送出する。感光ドラム1は、アルミニューム製
のドラムの表面に、例えば、機能分離型有機感光体を厚
さ20μm塗布したものであり、矢印Cに示す方向に回
転している。そして、帯電器2は、例えばコロナ帯電器
であり、図示省略した高圧電源が接続されており、この
感光ドラム1の表面を例えば、−650Vに帯電させ
る。
【0033】露光部3は、例えばレーザ光学系ユニット
で構成され、前記の如く、レーザ光ビームを送出し、こ
の感光ドラム1上をライン走査する。従って、感光ドラ
ム1の露光された部分では、電荷が減少して、電位が−
50V〜−100Vの静電潜像が形成される。
【0034】現像器4は、例えば非磁性一成分現像器で
あり、現像ローラ32が非磁性絶縁トナーを感光ドラム
1上の静電潜像に搬送して供給している。このトナーに
は、マイナス電荷を付与しており、現像ローラ32に
は、例えば−300Vの現像バイアスを印加するため、
図示省略した電源が接続されている。
【0035】このため、現像ローラ32は、体積抵抗率
108 Ω・cm、硬度約40度(JISーA硬度)のウ
レタンゴムを用いている。尚、他にシリコン系、NBR
ゴム等に導電性を付与したものも使用可能である。
【0036】そして、この現像ローラ32を、所定の圧
力で感光ドラム1に押しつけて、接触現像を行ってい
る。従って、感光ドラム1上には、200ライン分の領
域、即ち、解像度が300dpiの場合には、矢印Cの
方向で2/3インチの長さの範囲に、トナー像が形成さ
れる。
【0037】このトナー像は、矢印Dの方向に回転する
中間転写ドラム33に転写され、この中間転写ドラム3
3に転写されずに感光ドラム1上に残されたトナーは、
クリーナ6により清掃される。このクリーナにはブレー
ドクリーナを用いたが、ファーブラシクリーナも使用可
能である。
【0038】この中間転写ドラム33は、アルミニュー
ム製のドラム33a上に、厚さが約0.5〜2mmの導電
性の弾性体33bをライニングしている。この弾性体3
3bは、ウレタンゴムを主材料とし、106 〜1010Ω
・cmの体積抵抗率を持たせた。尚、この主材料にはク
ロロプレゴンゴム、シリコンゴム、NBR等が使用可能
である。
【0039】そして、中間転写ドラム33には、電源3
7から転写電圧が印加されており、この電源37の電圧
は、一般に+300〜+1000Vに設定されている。
このため、この中間転写ドラム33は、感光ドラム1に
弾性体33bを接触させて、前記の転写電圧による転写
と合わせて圧力転写も行っている。
【0040】上記動作により、中間転写ドラム33上に
は、矢印Dの方向で2/3インチの長さの範囲に、トナ
ー像が転写される。画像メモリ31に再び200ライン
分の印刷データが蓄積されると、制御回路30の制御に
より上記動作が繰り返され、感光ドラム1上に形成され
る2/3インチの長さのトナー像が、中間転写ドラム3
3上に転写されるが、このトナー像は先に中間転写ドラ
ム33上に転写されているトナー像の領域に連続した領
域に転写される必要がある。
【0041】即ち、先に転写されたトナー像と次に転写
されるトナー像とは、つなぎ目が合っている必要があ
る。従って、露光部3は感光ドラム1上に次のトナー像
を形成させるための露光開始タイミングを制御回路30
から与えられており、更に、感光ドラム1の矢印C方向
の周長と中間転写ドラム33の矢印D方向の周長との比
は整数となるように構成されている。
【0042】図3はドラム偏心の影響を説明する図であ
る。図3(A) に示す如く、感光ドラム1と中間転写ドラ
ム33とは、一点で接触しているが、各ドラムの中心
は、点線の+印で示す理想位置に対して、製造誤差によ
り実線の+印で示す如く、偏心していることが多く、ド
ラム径の大きさにもよるが、一般に0.01〜0.5mm程
度ずれている。
【0043】従って、図3(C) に示す如く、横軸に周上
の距離をとり、縦軸に理想位置からのずれをとると、感
光ドラム1の周長と中間転写ドラム33の周長との比を
1対2とした場合、図示する如く、感光ドラム1の位置
ずれ量の変化は、感光ドラム1周分に示す範囲内で1サ
イクルのサインカーブになり、中間転写ドラム33の位
置ずれ量の変化は、中間転写ドラム1周分に示す範囲内
で1サイクルのサインカーブになる。
【0044】このように、夫々のドラムに偏心がある
と、感光ドラム1と中間転写ドラム33の周速度に変動
が発生し、図3(B) に示す如く、中間転写ドラム33の
1周分をA〜Hに示す如く8等分し、最初のトナー像を
A領域に転写し、次のトナー像をB領域に転写するとい
う動作を繰り返したとすると、感光ドラム1上には、領
域Aに続いて領域Bに転写するトナー像を隙間や重なり
の無いように展開したとしても、中間転写ドラム33上
には、に示す如き隙間が発生したり、に示す如き重
なりが発生する。
【0045】感光ドラム1の周長と中間転写ドラム33
の周長との比を整数とすると、図3(C) に示す夫々のサ
インカーブの位相はずれが無いため、一旦感光ドラム1
と中間転写ドラム33とを組合せた後においては、図3
(B) のに示す如き隙間や重なりの量、即ち、ずれ量
は、感光ドラム1上に2/3インチ毎に形成されるトナ
ー像の境界位置によって予め決定される。
【0046】従って、制御回路30は、先にトナー像を
形成させた感光ドラム1上の領域に続いて、この予め定
まるずれ量を補正した位置から露光開始するように、露
光部3に露光開始タイミングを送出する。
【0047】このような動作を繰り返し、中間転写ドラ
ム33上に1ページ分のトナー像が転写し終わると、制
御回路30は図示省略したホッパから、用紙8を繰り出
し、中間転写ドラム33上のトナー像の先頭位置が転写
ローラ35の位置に到達するタイミングに合わせて搬送
させ、中間転写ドラム33上のトナー像を用紙8に転写
させる。
【0048】転写ローラ35は、ステンレス製の金属軸
の廻りに導電性弾性層として、現像ローラ32と同じ導
電性ゴムをライニングしてある。そして、電源36から
は、電源37が中間転写ドラム33に印加している転写
電圧に、更に+300〜+1000Vを重畳した電圧を
印加している。
【0049】従って、用紙8には、上記転写電圧による
転写と合わせて、転写ローラ35が中間転写ドラム33
に押し付けられていることによる圧力転写も行われて、
1ページ分のトナー像が転写され、このトナー像は定着
部7で用紙8に定着する。
【0050】用紙8に転写する際に、中間転写ドラム3
3上に残されたトナーはクリーナ34によって清掃され
る。尚、転写ローラ35が常時中間転写ドラム33に接
触していると、中間転写ドラム33上に転写されたトナ
ー像が乱れるため、用紙8にトナー像を転写する前記タ
イミングに合わせて、制御回路30により制御されて動
作する図示省略した離接機構により、転写ローラ35を
中間転写ドラム33に接触させており、トナー像の転写
を行わない間は離している。
【0051】ところで、この転写ローラ35の代わりに
コロナ転写器を使用しても同様の効果が得られ、この場
合には非接触転写であるため上記の如き、離接処理は不
要となる。
【0052】又、クリーナ34も制御回路30の制御に
より、用紙8に対する転写開始タイミングによって動作
し、トナーの清掃を実行して、中間転写ドラム33が1
回転すると、クリーニング動作を停止する。
【0053】本実施例における中間転写ドラム33の周
長は、用紙8の長さに対応させるため、用紙8がA4で
ある場合の長手方向の長さ297mmに対し、314m
m(直径100mm)としており、感光ドラム1の周長
は、157mm(直径50mm)としている。
【0054】又、定着部7はハロゲンランプを用い、ト
ナー像を加熱してトナーを溶融させ用紙8に定着させて
いる。上記ようにすることにより、ラインプリンタの如
く動作し、間歇動作が可能となるため、高価な画像メモ
リ31の容量を低減することが出来た。
【0055】図4は本発明の第2の実施例を説明する図
である。図4は図2に示す中間転写ドラム33の代わり
に、中間転写ベルト39を用い、転写ローラ35に転写
電圧を与える電源として、定電流電源38を用いるもの
で、中間転写ベルト39は一次転写ローラ40aと、二
次転写ローラ40cと、テンションローラ40bとに架
けわたされている。
【0056】そして、中間転写ベルト39は導電性材料
を混入して、体積抵抗率を106 〜1010Ω・cmに調
整した樹脂製であり、この樹脂としては、ポリカーボネ
ート、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート等が使
用される。
【0057】又、一次転写ローラ40aと二次転写ロー
ラ40cは、導電性の弾性体で構成し、転写ローラ35
と同じ導電性ゴムを用いている。そして、テンションロ
ーラ40bは絶縁性でもかまわないが、本実施例では一
次転写ローラ40aと同一のものを使用している。
【0058】そして、一次転写ローラ40aには転写バ
イアスとして、電源37から+300〜+1000Vの
電圧を印加し、二次転写ローラ40cはアースに接続し
ている。
【0059】そして、転写ローラ35に定電流電源38
を用いることで、用紙8に一定電荷を与えることを可能
とし、環境安定性を高めているが、定電圧電源を用いて
も良いことは勿論である。
【0060】又、中間転写ベルト39を矢印Dの方向に
走行させるため、一次転写ローラ40aを駆動ローラと
して使用している。又、図2で説明した如く、中間転写
ベルト39上に転写されるトナー像の位置合わせのた
め、中間転写ベルト39の矢印D方向の周長と、感光ド
ラム1の周長との比を整数とし、中間転写ベルト39の
周長を用紙8の1ページ分の長さに対応させ、用紙8が
A4の場合、314mmとしており、感光ドラム1の周
長は、図2と同様157mmとしている。
【0061】そして、一次転写ローラ40aの周長も、
感光ドラム1及び中間転写ベルト39の周長の整数比に
しており、例えば、その周長を79mm(直径25m
m)としている。
【0062】尚、図2と同一符号のものは、図2と同様
に動作するため、詳細説明は省略する。本実施例では、
図2の実施例と同様の効果に加え、中間転写ベルト39
を使用しているため、装置を構成する際の自由度が増
し、装置サイズを小型にすることが出来る。更に、二次
転写ローラ40cをアースに接続しているため、転写ロ
ーラ35に与える転写電圧に、図2で説明した如き高電
圧を必要としない利点がある。
【0063】図5は本発明の第3の実施例を説明する図
である。図5は粘着溶融転写法を用いる点が図4と相違
する。このため、中間転写ベルト41は、粘着性と離型
性と耐熱性とを備えたシリコンゴムが使用されている。
但し、シリコンゴム単体では機械的な強度が不足するた
め、基材にポリエステルを用いている。
【0064】そして、感光ドラム1に対し、矢印Dの方
向に走行する中間転写ベルト41が送りローラ42aに
より圧接されており、感光ドラム1上のトナー像は、圧
接部で中間転写ベルト41に押しつけられ、中間転写ベ
ルト41の粘着性により付着することで転写される。
【0065】この中間転写ベルト41は、送りローラ4
2bにより、ヒートローラ43に押しつけられており、
用紙8上のトナー像転写開始位置が合うように、矢印B
の方向に搬送されて来た用紙8が、この送りローラ42
bとヒートローラ43の間に入る。
【0066】従って、中間転写ベルト41上のトナー像
は、ヒートローラ43により用紙8を介して加熱され、
溶融して圧力により用紙8に浸透すると同時に、中間転
写ベルト41の離型性により、中間転写ベルト41から
剥離する。従って、転写と定着が同時に完了する。
【0067】尚、本実施例では、常にヒートローラ43
が中間転写ベルト41に接触していると、中間転写ベル
ト41上のトナー像を乱す恐れがあるため、用紙8に対
する転写時以外は、制御回路30の制御により動作する
図示省略した離接機構により、ヒートローラ43を中間
転写ベルト41から離している。
【0068】尚、図4と同様に、感光ドラム1と中間転
写ベルト41と送りローラ42aの周長を整数比となる
ようにした。即ち、例えば、2対4対1の比とした。
又、中間転写ベルト41をドラム状としても良いし、ヒ
ートローラ43をセラミックヒータ、ラバーヒータ等の
熱源を用いても良い。
【0069】又、中間転写ベルト41の用紙8に対する
転写効率は、ほぼ100%であるため、クリーナが不要
であり、更に、転写のために転写電圧を使用していない
ため、電源が不要である。そして、用紙8に対する転写
と定着を同時に実行するため、図4に比し更に装置サイ
ズを小さくすることが出来る。
【0070】図6は本発明の第4の実施例を説明する図
で、図7は用紙把持機構の動作を説明する図である。図
6は図2に示す中間転写ドラム33の代わりに、用紙8
を把持する把持機構45を備えた中間転写ドラム44を
用い、この中間転写ドラム44に把持機構45が把持し
た用紙8を巻付けて、この用紙8に直接感光ドラム1上
のトナー像を転写するようにしたものである。
【0071】このため、把持機構45が用紙8を把持す
る位置にはカム46を、把持機構45が用紙8を開放す
る位置にはカム47が設けられている。そして、図7に
示すソレノイド51の動作により、このカム46が図7
(A) に示す如く、実線に示す位置にある時は、中間転写
ドラム44の回転に伴い、把持機構45がカム46の位
置に到達し、更に矢印D方向に中間転写ドラム44が回
転することによって、把持機構45のレバー52が矢印
Fの方向に押し下げられる。
【0072】このレバー52は、把持機構45の可動部
材54に固定的に取付けられており、可動部材54は図
示省略したバネにより、固定部材53の軸を中心とし
て、矢印Jの方向に回転する力が常に作用している。従
って、レバー52は固定部材53の軸を中心として、常
に矢印Gの方向に回転する力が作用している。
【0073】レバー52が前記の如く、カム46により
矢印Fの方向に押し下げられると、可動部材54は矢印
Hの方向に回転するため、図示する如く固定部材53と
の間が開き、用紙8を挿入させることが出来る。従っ
て、レバー52がカム46の位置から離れ、矢印Gの方
向に回転して復旧すると、可動部材54も矢印Jの方向
に回転して固定部材53との間で用紙8を挟むことによ
り把持する。
【0074】そして、ソレノイド51の動作により、カ
ム46が矢印Eに示す方向に回転して点線で示すカム4
6’の位置にある時は、レバー52がカム46’に接触
しないことにより、把持機構45は用紙8を把持したま
ま、カム46の位置を通過する。
【0075】そして、図7(B) に示す如く、ソレノイド
51の動作により、カム47が実線に示す位置にある
か、矢印Eに示す如く回転して点線で示すカム47’の
位置にあるかにより、前記同様に動作する把持機構45
は、レバー52がカム47に接触するか否かで、可動部
材54が、固定部材53との間に挟んで把持する用紙8
を開放するか、又は用紙8を把持したまま、カム47の
位置を通過する。
【0076】又、中間転写ドラム44は絶縁性の樹脂フ
ィルムで構成されており、コロナ放電器49と50によ
り、この樹脂フィルムに帯電させることにより、把持機
構45に先端を把持された用紙8を静電的に中間転写ド
ラム44上に密着させる。
【0077】そして、コロナ放電器48により、帯電さ
せられた用紙8上に感光ドラム1上に形成されたトナー
像を転写させる。図6に示す制御回路56は、ソレノイ
ド51を制御して、カム46を図7(A)の実線に示す位
置に固定させ、中間転写ドラム44の回転に伴い、順次
移動する把持機構45の位置に対応して、図示省略した
用紙搬送機構を制御し、把持機構45のレバー52がカ
ム46の位置に到達して、レバー52が押し下げられて
可動部材54の先端が固定部材53から離れ始める時、
用紙8がこの開口部に挿入されるように用紙8を搬送さ
せる。
【0078】従って、レバー52がカム46の位置を通
過すると、可動部材54は前記の如く固定部材53との
間に用紙8の先端を挟んで把持することが出来る。この
時制御回路56は、コロナ放電器49と50を動作さ
せ、把持機構45が把持した用紙8が中間転写ドラム4
4に密着するように、中間転写ドラム44がほぼ1回転
する間、中間転写ドラム44の絶縁樹脂フィルムを帯電
させる。
【0079】そして、把持機構45がカム46の位置を
通過すると、ソレノイド51を動作させて、カム46を
矢印Eの方向に回転させ、点線で示す46’の位置に固
定する。これは、1ページ分の印刷が終了し、次の用紙
8を把持する時まで、この状態を維持させる。
【0080】制御回路56は、把持機構45が感光ドラ
ム1の位置に接近すると、コロナ放電器48を動作させ
て、用紙8に転写電圧を与え、感光ドラム1上に形成さ
れたトナー像を用紙8に転写させる。
【0081】そして、1ページ分のトナー像が用紙8上
に転写されると、ソレノイド51を動作させ、図7(B)
の点線で示す位置にあるカム47’を回転させて、実線
で示すカム47の位置に固定させる。
【0082】従って、把持機構45のレバー52は、カ
ム47の位置に到達すると、図7(B) に示す如く、矢印
Fの方向に押し下げられることで、可動部材54が矢印
Hの方向に開き、用紙8の先端を開放する。
【0083】用紙ガイド55と可動部材54とは、共に
櫛歯構造となっており、歯先が互いに交差しているた
め、先端が離された用紙8は、用紙ガイド55によりす
くい上げられて順次中間転写ドラム44から引き離され
る。
【0084】用紙ガイド55によりすくいとられた用紙
8は、定着部7でトナー像が定着させられるが、定着部
7のヒートローラは下側に配置され、定着効率の向上を
図っている。
【0085】尚、中間転写ドラム44に固定した用紙8
上のトナー像の位置合わせのために、感光ドラム1と中
間転写ドラム44の周長を整数比にし、且つ、中間転写
ドラム44の周長は、用紙1ページ分の長さに対応させ
ている。
【0086】即ち、中間転写ドラム44の周長を314
mmに、感光ドラム1の周長は157mmにしている。
本実施例では、感光ドラム1上のトナー像を1回の転写
で用紙8上に転写するため、トナー像の乱れと、転写に
よる濃度の低下を防止することが出来る。
【0087】図8はファクシミリに対応する制御の一例
を説明する図である。ファクシミリでは、一般に転送す
るデータ量を少なくするために、画像データを帯域圧縮
して転送する。この圧縮法には、一般にモディファイド
リード又はモディファイドハフマン圧縮法が用いられ
る。
【0088】入力装置57で原稿を読取り、データを圧
縮して通信回線を経由しモデム59に転送する。モデム
59から送出された圧縮データは、コードメモリ60に
格納され、制御回路58の制御により、デコーダ61に
転送されて解読され、ラインメモリ62に蓄積される。
【0089】制御回路58は図2、図4、図5及び図6
に示す画像記録部を制御回路30又は56と同様に制御
し、ラインメモリ62に蓄積されたデータは、露光部3
に送出される。
【0090】上記圧縮データは、複雑な画像の場合は大
きくなり、簡単な画像の場合は小さくなる。従って、圧
縮データを復元する場合、1ライン分を復元する時間が
一定しない。このため、画像記録部には間歇印刷が要求
されるが、図2、図4、図5及び図6に示す実施例を適
用することで、見掛け上の間歇動作が可能となるため、
ファクシミリにおいて、印刷品質の良いレーザプリンタ
を使用することが出来る。
【0091】図9は文字発生回路を使用した場合の一例
を説明する図である。上位装置10から転送された文字
コードは、コードメモリ60に蓄積され、制御回路63
の制御により、順次文字コードに対応する文字パターン
が文字発生回路64から読出され、ラインメモリ62に
蓄積される。
【0092】制御回路63は図2、図4、図5及び図6
に示す画像記録部を制御回路30又は56と同様に制御
し、ラインメモリ62に蓄積されたデータは、露光部3
に送出される。
【0093】従って、文字発生回路64から読出される
文字パターンの読出し時間が変動しても、印刷品質の良
いレーザプリンタを使用することが出来る。
【0094】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明は中間転写ド
ラム又は中間転写ベルトを使用することにより、画像メ
モリの容量を小さくすることが可能となるため、経済的
な像記録装置を提供することが出来る。
【0095】又、ページプリンタを見掛け上ラインプリ
ンタの如く動作させることが出来るため、ファクシミリ
のように間歇印刷が必要な機器にも適用することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を説明するブロック図
【図2】 本発明の第1の実施例を説明する図
【図3】 ドラム偏心の影響を説明する図
【図4】 本発明の第2の実施例を説明する図
【図5】 本発明の第3の実施例を説明する図
【図6】 本発明の第4の実施例を説明する図
【図7】 用紙把持機構の動作を説明する図
【図8】 ファクシミリに対応する制御の一例を説明す
る図
【図9】 文字発生回路を使用した場合の一例を説明す
る図
【図10】 従来技術の一例を説明する図
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 帯電器 3 露光部 4 現像器 5 転写器 6、34 クリーナ 7 定着部 8 用紙 9 画像記録部 10 上位装置 11 通信回線 12 制御部 13 ページメモリ 14、30、56、58、63 制御回路 15 バッファメモリ 16 第1の像担持体 17、23 第2の像担持体 18 記録媒体 19 制御手段 20 記憶手段 21 像形成手段 22 定着手段 24 把持手段 25 分離手段 31 画像メモリ 32 現像ローラ 33、44 中間転写ドラム 33a ドラム 33b 弾性体 35 転写ローラ 36、37 電源 38 定電流電源 39、41 中間転写ベルト 40a 一次転写ローラ 40b テンションローラ 40c 二次転写ローラ 42a 、42b 送りローラ 43 ヒートローラ 45 把持機構 46、47 カム 48、49、50 コロナ放電器 51 ソレノイド 52 レバー 53 固定部材 54 可動部材 55 用紙ガイド 57 入力装置 59 モデム 60 コードメモリ 61 デコーダ 62 ラインメモリ 64 文字発生回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の像担持体(16)と、第2の像担持体
    (17)とを備え、像形成手段(21)により該第1の像担持体
    (16)上に形成させたトナー像を、該第2の像担持体(17)
    に転写した後、記録媒体(18)に転写する像記録装置であ
    って、 1ページ分未満の印刷データを記憶する記憶手段(20)
    と、 先に前記第2の像担持体(17)上に転写されたトナー像の
    領域に続く領域に連続して転写されるように、該第1の
    像担持体(16)上のトナー像形成開始タイミングを制御す
    る制御手段(19)と、 を設け、該第2の像担持体(17)上に1ページ分のトナー
    像を形成させてから、前記記録媒体(18)に転写させるこ
    とを特徴とする像記録装置。
  2. 【請求項2】 第1の像担持体(16)と、 記録媒体(18)を把持するための把持手段(24)と、該記録
    媒体(18)を吸着する第2の像担持体(23)と、 該記録媒体(18)を該第2の像担持体(23)から引き離す分
    離手段(25)と、 前記第1の像担持体(16)上にトナー像を形成する像形成
    手段(21)と、 1ページ分未満の印刷データを記憶する記憶手段(20)
    と、 先に前記第2の像担持体(23)上の前記記録媒体(18)に転
    写されたトナー像の領域に続く領域に連続して転写され
    るように、該第1の像担持体(16)上のトナー像形成開始
    タイミングを制御すると共に、前記記録媒体(18)を繰り
    出すタイミングと、前記把持手段(24)が該記録媒体(18)
    を把持するタイミングと、開放するタイミングを制御す
    る制御手段(26)と、 を設け、前記把持手段(24)が前記記録媒体(18)を把持
    し、該記録媒体(18)上に1ページ分のトナー像を形成さ
    せてから、該把持手段(24)に該記録媒体(18)の把持を開
    放させることを特徴とする像記録装置。
JP5012055A 1993-01-28 1993-01-28 像記録装置 Withdrawn JPH06225097A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5012055A JPH06225097A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5012055A JPH06225097A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 像記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06225097A true JPH06225097A (ja) 1994-08-12

Family

ID=11794922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5012055A Withdrawn JPH06225097A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06225097A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100299640B1 (ko) 정전사식단일-패스다단프린터
US6215967B1 (en) Image forming apparatus with a controlled cleaning operation feature
US5923937A (en) Electrostatographic apparatus and method using a transfer member that is supported to prevent distortion
US5253023A (en) Electrostatographic apparatus without cleaner
US4674857A (en) Image recording apparatus
JP2524742B2 (ja) 電子写真記録装置
EP0510963B1 (en) Printing method and apparatus
JPH04190258A (ja) 画像形成装置
US5142327A (en) Electrophotographic copying process using two image areas
US5923928A (en) Dustless toner image transfer apparatus and method
JPH06225097A (ja) 像記録装置
EP0464804B1 (en) Electrophotographic process and apparatus
US4841334A (en) Electrographic printer with small diameter drum and charged transfer belt
US6548154B1 (en) Electrical charge relaxable wear resistant coating for bias charging or transfer member
JPS58216277A (ja) 画像形成装置
JP2718691B2 (ja) 画像形成装置
JP2908504B2 (ja) 画像形成装置
US5956550A (en) Method and device for preventing formation of background image in electrophotographic image forming apparatus
JPS6250868A (ja) 画像記録装置
JP2002139926A (ja) 画像形成装置
JP2000242098A (ja) 画像形成装置
JPH11119485A (ja) Ac電圧バイアスの周波数を調節できる現像装置
JPH04181272A (ja) カラー画像形成装置
JPH04337774A (ja) 電子写真記録装置
JPH08110716A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000404