JPH06224934A - Atm交換機の出力バッファ接続方式 - Google Patents

Atm交換機の出力バッファ接続方式

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JPH06224934A
JPH06224934A JP1092793A JP1092793A JPH06224934A JP H06224934 A JPH06224934 A JP H06224934A JP 1092793 A JP1092793 A JP 1092793A JP 1092793 A JP1092793 A JP 1092793A JP H06224934 A JPH06224934 A JP H06224934A
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JP
Japan
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output
time division
division multiplex
bus
output buffer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1092793A
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English (en)
Inventor
Akira Noiri
晃 野入
Masami Hagio
正己 萩尾
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アドレスフィルタ(AF)自身に時分割多重
バスを中継する機能を設け、高速の時分割多重バスを1
対1に接続できる構成とすることにより、信号の伝播性
能に優れた拡張性に富むATM交換機の出力バッファ接
続方式を提供する。 【構成】 ATM交換機の出力バッファ接続方式におい
て、時分割多重バス12に接続されるアドレスフィルタ
30と、このアドレスフィルタ30に接続される出力バ
ッファ40とを具備する出力ポート20を設け、この出
力ポート20のアドレスフィルタ30の出力を時分割多
重バスを介して次段の出力ポートへカスケードに接続
し、出力バッファ型自己ルーティングスイッチのバッフ
ァ部において、高速の時分割多重バス中継機能を有する
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM(Asynch
rnous Transfer Mode)交換機にお
けるスイッチ部、特に出力バッファ型自己ルーティング
スイッチのバッファ接続方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、(1)
「セル分配型ATMスイッチの特性評価(SSE91−
111)、P.25〜29、(2)「広帯域ISDNの
実現に向けて」,発行所 電子情報通信学会,春期全国
大会 セミナー、発行日 1990年3月18日、「ス
イッチング技術」P.16〜23に開示されるものがあ
った。
【0003】図4は従来の出力バッファ型スイッチの一
構成例を示すブロックであり、入力ポート♯1〜♯Nよ
り入力されたデータ(ATM交換の場合、セルと呼ばれ
る固定長パケット)は、シリアル/パラレル変換器(S
/P変換器)1を介して時分割多重されて時分割多重バ
ス(TD−BUS)2上に出力される。この時分割多重
バス2に接続されているアドレスフィルタ(AF)3
は、セルのヘッダ部に格納されているディスティネーシ
ョンアドレスを検査し、自出力端子から送出すべきセル
である場合、そのセルをFIFO(ファースト・イン・
ファースト・アウト:First・In・First・
Out)メモリ4に取り込む。FIFO4に取り込まれ
たセルは、パラレル/シリアル変換器(P/S変換器)
5を介して、出力ポート♯1〜♯Nより入力順に順次送
出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構成では、入力データ速度をV、入力ポート数
をNとした場合、時分割多重バス2上のデータ速度がN
Vとなるため、これを複数のアドレスフィルタAF3を
介しFIFO4と結線しようとする場合、速度NVの高
速信号線を多点(N箇所)に接続する必要がある。N箇
所へのマルチ接続は、信号線上のノイズが無視でき、容
易にマルチ接続が実現できる比較的低速の信号では問題
にならない。しかし、高速の信号を扱う必要のある本装
置のような時分割多重バス2では、信号線上の反射、減
衰等が信号の伝播に大きな障害を生み出すことになる。
また、これらの問題点を解消するため、マルチ接続を禁
止し、1対1接続を基本に構成した場合、時分割多重バ
ス2はアドレスフィルタ(AF)3と接続するために、
N倍の出力ピン数を持たなければならない。これは、L
SI化を進めるで障害となり、また実装面での大きなデ
メリットになる。
【0005】本発明は、以上述べた高速の時分割多重バ
スをマルチ接続した場合に、信号線上の反射ノイズ、減
衰が信号の伝播に障害を発生するという問題点を解消す
るために1対1接続構成を採用した場合、時分割多重バ
スの出力ピンがN倍必要となってしまうという問題点を
除去するため、アドレスフィルタ(AF)自身に時分割
多重バスを中継する機能を設け、高速の時分割多重バス
を1対1に接続できる構成とすることにより、信号の伝
播性能に優れた拡張性に富むATM交換機の出力バッフ
ァ接続方式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ATM交換機の出力バッファ接続方式に
おいて、時分割多重バスに接続されるアドレスフィルタ
と、該アドレスフィルタに接続される出力バッファとを
具備する出力ポートを設け、この出力ポートのアドレス
フィルタの出力を時分割多重バスを介して次段の出力ポ
ートへカスケードに接続し、出力バッファ型自己ルーテ
ィングスイッチのバッファ部において、高速の時分割多
重バス中継機能を有するようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、上記のように構成したので、
図1に示すように、時分割多重バス(TD−BUS)1
2上のデータは、まず、初段の出力ポート20に入力さ
れる。初段の出力ポート20のアドレスフィルタ(A
F)30は自分当てのデータを検出した場合、その内容
を出力バッファ40としてのFIFOに書き込む。時分
割多重バス(TD−BUS)12のデータは、アドレス
フィルタ(AF)30がデータをFIFO40に書き込
んだとしても変化せず、そのまま次段の出力ポートに送
出される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示すA
TM交換機における出力バッファ接続方式の構成図、図
2はそのATM交換機における出力バッファ接続方式の
出力ポート1回路分の一構成例を示すブロック図であ
る。
【0009】これらの図において、11は入力ポート♯
1〜♯Nよりデータ(ATM交換の場合、セルと呼ばれ
る固定長パケット)が入力されるシリアル/パラレル変
換器(S/P変換器)、12はシリアル/パラレル変換
器11から出力されるデータを伝送する時分割多重バス
(TD−BUS)、13はアドレス線、20は出力ポー
トであり、この出力ポート20は主構成部品であるアド
レスフィルタ(AF)30及び出力バッファ(FIF
O)40を有している。また、14は出力バッファ(F
IFO)40に接続されるパラレル/シリアル変換器で
ある。
【0010】より詳細には、図2に示すように、アドレ
スフィルタ(AF)30は、高速時分割多重バス(TD
−BUS)データを取り込み、出力データラッチ回路3
2及びアドレスマッチ回路33に対してデータを分配す
る入力データラッチ回路31、外部から固定的(ハード
的に)または可変的(ソフト制御)に与えられる自アド
レスと時分割多重バス(TD−BUS)上の出力アドレ
ス情報部に含まれるアドレスを比較し自出力ポート宛の
情報が時分割多重バス(TD−BUS)上に存在する場
合、その情報を選択し出力バッファ40に送出するアド
レスマッチ回路33、および次段の出力ポートに対して
データ波形を整形し送出する出力データラッチ回路32
から構成される。
【0011】入力データラッチ回路31からはデータが
2方路に分配されるが、出力データラッチ回路32およ
びアドレスマッチ回路33はアドレスフィルタ(AF)
30内部の機能であるため、ハードウェア構成上、この
部分でのデータ分配は伝送路のノイズに関する影響がほ
とんど無い(プリント配線板の小さな領域、またはLS
I内部への作り込みが可能である。)以下、本発明の実
施例を示すATM交換機における出力バッファ接続方式
の動作について説明する。
【0012】まず、入力ポート♯1〜♯Nより入力され
たデータ(ATM交換の場合、セルと呼ばれる固定長パ
ケット)は、シリアル/パラレル変換器(S/P変換
器)11を介して、時分割多重されたデータを時分割多
重バス(TD−BUS)12上に出力する。時分割多重
バス(TD−BUS)12にはセル情報とその他のクロ
ック、およびセルの区切りを示すフレーム等の制御情報
が伝送される。非スクランブル伝送時には上記の制御情
報が必要であるが、スクランブル処理されている場合、
時分割多重バス(TD−BUS)12のデータそのもの
からセルの区切り、およびクロックの抽出が可能である
個別線は必要ない。
【0013】入力データラッチ回路31は入力された多
重データのリタイミング(データ間スキューの吸収)を
すると共に、セルの先頭をアドレスマッチ回路33に通
知する。アドレスマッチ回路33はセル中の固定領域に
格納されている宛先アドレスと外部から与えられる自ア
ドレスを比較し、自出力ポート宛のセルであることを検
出した場合、そのセルの内容(ヘッダー情報を含むセル
データ全て)を出力バッファ40に伝達する。出力バッ
ファ40は入力されたセルデータを、一度FIFOメモ
リに取り込み必要な(設定された)読み出し速度(この
場合は読み出し速度V)に合わせて出力する。
【0014】入力データラッチ回路31から出力された
データは出力データラッチ回路32へも送られる。出力
データラッチ回路32では次段の出力ポートをカスケー
ド接続すれば、出力バッファ型自己ルーティングスイッ
チが実現できる。ここで、出力バッファ40としてのF
IFOについて図3を用いて説明する。FIFO201
は、メモリの一種で、アドレスは外部からは指定できな
い。先に書き込まれたデータが先に読み出される。FI
FOとして作られたICもあるが、通常は、図3に示す
ように、RAM202、制御ロジック203、マルチプ
レクサ204、書き込みポインタ205、読み出しポイ
ンタ206、一致回路207、AND回路208を有し
ており、読み出し中に書き込みがくると、書き込みは優
先なので、書き込みデータをバッファするか、読み出し
を中断して延ばすロジックが作られている。
【0015】再び、図1に戻って、初段の出力ポートを
出た時分割多重バス(TD−BUS)12のデータは、
次段の出力ポートに接続される。以下、必要な個数の出
力ポートが時分割多重バス(TD−BUS)12に接続
される。各々の出力ポートは時分割多重バス(TD−B
US)12と1対1に接続されているように見えるた
め、高速データ伝送時に問題となるノイズの影響を最小
限に抑えることができる。
【0016】このような構成とすることで、出力ポート
の増減が簡単にできるようになる。従来技術では、出力
ポート数Nに応じて時分割多重バス(TD−BUS)の
布線を決定しており、出力ポート数の増減は、時分割多
重バス(TD−BUS)布線の変更になったが、本発明
によれば、出力ポート数の増減によっても、布線変更の
必要はない。これは、特に、時分割多重バス(TD−B
US)をモニタする場合や、出力ポートを追加する場合
に有利である。
【0017】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0018】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、出力バッファ自身に高速の時分割多重バス(T
D−BUS)中継機能を設けるようにしたことにより、
時分割多重バス(TD−BUS)の1対1接続を基本と
して出力バッファを構成することができる。
【0019】このことは、高速バス伝送にかかわる信号
ノイズを最小限に抑え、かつ、出力バッファ数によらな
いシステム構成を可能とすることになる。また、1対N
接続では不可能であった、多数の出力バッファの接続も
容易にできる上、1対1の接続であるため、時分割多重
バス(TD−BUS)そのものの伝送データレートも向
上させることができる。
【0020】このように、アドレスフィルタ(AF)自
身に時分割多重バスを中継する機能を設け、高速の時分
割多重バスを1対1に接続できる構成としたので、信号
の伝播性能に優れた拡張性に富んだATM交換機の出力
バッファ接続方式を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すATM交換機における出
力バッファ接続方式の構成図である。
【図2】本発明の実施例を示すATM交換機における出
力バッファのアドレスフィルタ(AF)の構成図であ
る。
【図3】本発明の実施例を示すATM交換機における出
力バッファのFIFOの構成図である。
【図4】従来のATM交換機における出力バッファ接続
方式の構成図である。
【符号の説明】
11 シリアル/パラレル変換器(S/P変換器) 12 時分割多重バス(TD−BUS) 13 アドレス線 14 パラレル/シリアル変換器(P/S変換器) 20 出力ポート 30 アドレスフィルタ(AF) 31 入力データラッチ回路 32 出力データラッチ回路 33 アドレスマッチ回路 40 出力バッファ(FIFO)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)時分割多重バスに接続されるアドレ
    スフィルタと、該アドレスフィルタに接続される出力バ
    ッファとを具備する出力ポートを設け、 (b)該出力ポートのアドレスフィルタの出力を時分割
    多重バスを介して次段の出力ポートへカスケードに接続
    し、出力バッファ型自己ルーティングスイッチのバッフ
    ァ部において高速の時分割多重バス中継機能を有するこ
    とを特徴とするATM交換機の出力バッファ接続方式。
JP1092793A 1993-01-26 1993-01-26 Atm交換機の出力バッファ接続方式 Withdrawn JPH06224934A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1092793A JPH06224934A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 Atm交換機の出力バッファ接続方式

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JP1092793A JPH06224934A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 Atm交換機の出力バッファ接続方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06224934A true JPH06224934A (ja) 1994-08-12

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JP1092793A Withdrawn JPH06224934A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 Atm交換機の出力バッファ接続方式

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JP (1) JPH06224934A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6331982B1 (en) 1995-08-31 2001-12-18 Fujitsu Limited Connection control system and method in a switch

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6331982B1 (en) 1995-08-31 2001-12-18 Fujitsu Limited Connection control system and method in a switch

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