JPH06224789A - 偏波伝送システム - Google Patents

偏波伝送システム

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JPH06224789A
JPH06224789A JP872593A JP872593A JPH06224789A JP H06224789 A JPH06224789 A JP H06224789A JP 872593 A JP872593 A JP 872593A JP 872593 A JP872593 A JP 872593A JP H06224789 A JPH06224789 A JP H06224789A
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transmission system
signal
cross polarization
polarization interference
control signal
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JP872593A
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Hideyuki Kobayashi
秀行 小林
Shigeki Maeda
茂樹 前田
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】片偏波伝送システムを両偏波伝送システムに変
更する際に、交差偏波干渉補償器の有無を自動的に検出
して、両偏波伝送の場合の交差偏波干渉信号と片偏波伝
送の場合の固定レベルとを切り替える切替器を自動制御
し作業工程を減らす。 【構成】片偏波伝送システムから両偏波伝送システムに
変更して運営する偏波伝送システムにおいて、互いの交
差偏波干渉を補償する交差偏波干渉補償信号を出力する
交差偏波干渉補償器18,28内に実装され交差偏波干
渉の実装の有無を検出するとともに切替器の制御信号を
出力する制御信号発生部3,4と、交差偏波干渉補償信
号又はあらかじめ定められたレベルの信号のいずれかを
前記切替器の制御信号により自動的に選択する切替器
1,2とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は偏波伝送システムに関
し、特に片偏波伝送システムから両偏波伝送システムに
変更する場合に交差偏波干渉補償器を追加して運営する
偏波伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の両偏波伝送システムは図3に示す
ように、同一周波数の互いに直交した2つの偏波で伝送
されたデジタル変調信号である無線周波数の受信信号1
01,201は受信機10,20で中間周波数帯の受信
信号102,202に変換される。中間周波数帯の受信
信号102,202は復調器11,21及び交差偏波干
渉補償器18A,28Aに入力される。復調器11,2
1では、受信信号102,202は復調後ディジタル変
換されベースバンドディジタル信号103,203とし
て出力される。交差偏波干渉補償器18A,28Aは交
差偏波用復調器14,24、交差偏波干渉補償用波形等
化器であるトランスバーサルフィルタ15,25、制御
信号発生器16,26から構成される。ここで交差偏波
干渉補償器18A,28Aはそれぞれ互いに他方の偏波
からの受信信号102,202を受信し自己の結合器1
2,22に他偏波からの干渉を除去する補償信号が供給
される。受信信号102,202は交差偏波用復調器1
4,24で、再生搬送波信号112,212により復調
されてベースバンドディジタル信号107,207を出
力する。トランスバーサルフィルタ15,25はそれぞ
れベースバンドディジタル信号107,207を入力
し、交差偏波干渉の量に応じた補償信号109,209
を出力する。切替器17A,27Aはそれぞれ補償信号
109,209とあらかじめ定められたレベル“0”と
を入力し、選択信号によりいずれか一方を選択して結合
器12,22へ出力信号110,210を供給する。ベ
ースバンドディジタル信号103,203はそれぞれ結
合器12,22により切替器出力110,210と結合
され、交差偏波干渉成分が補償される。結合器出力信号
104,204は識別器13,23で後続の信号処理部
へ送出される主信号105,205と交差偏波干渉補償
後の残留誤差成分を示す誤差信号106,206とに識
別される。制御信号発生器16,26はそれぞれ誤差信
号106,206とベースバンドディジタル信号10
7,207とを入力し、トランスバーサルフィルタ1
5,25へタップ重み付制御信号108,208を出力
する。通常、伝搬路でのフェージングにより受信信号1
01,201に交差偏波干渉成分が含まれる場合が多
い。したがって干渉の量に応じた補償信号109,20
9がベースバンドディジタル信号103,203に結合
される。
【0003】伝送容量が少なくてよい場合はいずれか一
方の偏波のみを用いた伝送システムが使用されることが
ある。このシステムは、受信機10、復調器11、結合
器12、識別器13及び切替器17Aで構成される。こ
のとき切替器17Aの一方の入力である交差偏波干渉補
償信号109は入力されないので、切替器17Aの出力
が不定とならない様に、切替器17Aを手動で切り替え
て他方の入力のあらかじめ定められた固定レベルの
“0”の信号を出力する様に設定する。従って結合器1
2の出力は不定レベルの信号が印加されることなく、入
力ベースバンドディジタル信号103が等レベルのディ
ジタル104としてそのまま出力される。
【0004】伝送容量が増大した事に対応して両偏波伝
送システムに変更する場合には、受信機20、復調器2
1、結合器22、識別器23を増設する。さらに交差偏
波干渉の補償のために交差偏波干渉補償器18A,28
Aが実装される。この場合には、切替器17A,27A
は手動で切り替えられ交差偏波補償信号109,209
を出力する。結合器12,22ではベースバンドディジ
タル信号103,203と交差偏波補償信号109,2
09が結合され、交差偏波干渉成分が補償される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の偏波伝
送システムでは、片偏波から両偏波伝送システムに変更
した場合に必要となる交差偏波干渉補償器の実装に伴な
い切替器を手動で切り替える必要があるので、作業工程
の増加と誤操作の可能性があるという欠点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の偏波伝送システ
ムは片偏波伝送システムから両偏波伝送システムに変更
して運営する際に互いに他の偏波からの干渉を補償する
交差偏波干渉補償器と、この補償信号を主信号に結合す
る結合器とを有する偏波伝送システムにおいて、前記片
偏波伝送システムの場合に前記結合器に固定レベルの信
号を供給し、前記両偏波伝送システムの場合に前記補償
信号を前記結合器に供給するように外部から制御信号に
より自動切り替えを行う切替器と、前記交差偏波干渉補
償器内に前記切替器を制御する制御信号を発生する制御
信号発生部とを有する。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図、図2は本実
施例の要部である切替器17,27の回路図である。図
1において図3の従来例と同一の符号は同一の構成と機
能を有する。すなわち、本実施例では後述する外部信号
により自動切り替え動作を行う切替器1,2と、この交
差偏波干渉補償器18,28内に切替器1,2の制御電
圧を出力する制御信号発生部3,4を備えている。
【0008】次に本実施例の動作を説明する。従来例で
も述べたように、伝送容量が少ない場合には片偏波伝送
システムで運営されるので交差偏波干渉補償器18,2
8は不要である。したがって例えば切替器1では固定レ
ベルの“0”信号の方を選択する様に切り替え制御され
る。
【0009】次に伝送容量が増大し両偏波伝送システム
で運営される場合には交差偏波干渉補償器18,28が
実装され互いに他の偏波からの干渉を補償する補償信号
109,209が出力される。この時に切替器1,2は
補償信号109,209を結合器12,22に伝達する
ように自動切り替えを行う。この自動切り替えは図2を
参照して後で詳述するが交差偏波干渉補償器18,28
が実装されると制御信号発生部3,4から制御電圧の
“H”レベルが出力されて切替器1,2を切り替える。
【0010】次に切り替え器1,2の構成と動作を図2
を用いて説明する。図2の切り替え器はあらかじめ定め
られた固定レベル“0”の信号と交差偏波干渉補償信号
109とを入力し、かつ、制御信号111により自動切
り替えを行う切替部本体19と、制御信号111が入力
された場合に抵抗5の一端と接地間に所定電圧を保持
し、制御信号111がない場合に抵抗5を介して接地さ
れる制御回路19Aとから構成される。
【0011】次に動作を説明する。制御回路19Aは切
替部本体19に切り替え制御信号111が入力されない
場合に、抵抗5を介して制御信号として、接地レベルの
信号を切替部本体19に出力する。切り替え制御信号の
レベルが“L”の信号(接地レベル)の場合は自動的に
あらかじめ定められた固定レベル“0”の信号を選択
し、制御信号発生部3からの切り替え制御信号111の
レベルが“H”の信号の場合は自動的に交差偏波干渉補
償信号109を選択する。すなわちスイッチS1を選択
し、それぞれ切り替え器出力110として出力する。前
述のように伝送容量が少なくてよい場合にはいずれか一
方の偏波のみを用いた伝送システムが使用されることが
ある。このシステムは受信機10,復調器11、結合器
12,識別器13及び切り替え器17で構成される。こ
のシステムには交差偏波干渉補償器は実装されないので
制御信号発生部3から切替器1に切り替え制御信号11
1が入力されず制御回路19Aで切り替え制御信号とし
てレベル“L”(接地レベル)の信号を出力する。すな
わちスイッチS2を選択して切替器1の出力が不定とな
らない様自動的にあらかじめ定められた固定レベル
“0”の信号を選択し切り替え器出力110として結合
器12に出力する。従って結合器12の出力は不定レベ
ルの信号が印加されることなく入力ベースバンドディジ
タル信号103がそのまま出力される。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は交差偏波
干渉補償器の実装の有無を検出し、自動的に交差偏波干
渉補償信号もしくはあらかじめ定められた固定レベルを
出力する切替器を備えることにより、従来の手動に切替
器を操作し切り替えを行う必要がなく、作業工程および
誤操作が減るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本実施例の要部の切替器のブロック図である。
【図3】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1,2,17,27 切替器 3,4 制御信号発生部 5 抵抗 10,20 受信機 11,21 復調器 12,22 結合器 13,23 識別器 14,24 交差偏波用復調器 15,25 トランスバーサルフィルタ 16,26 制御信号発生器 18,28,18A,28A 交差偏波干渉補償器 19 切替部本体 19A 制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片偏波伝送システムから両偏波伝送シス
    テムに変更して運営する際に互いに他の偏波からの干渉
    を補償する交差偏波干渉補償器と、この補償信号を主信
    号に結合する結合器とを有する偏波伝送システムにおい
    て、前記片偏波伝送システムの場合に前記結合器に固定
    レベルの信号を供給し、前記両偏波伝送システムの場合
    に前記補償信号を前記結合器に供給するように外部から
    制御信号により自動切り替えを行う切替器と、前記交差
    偏波干渉補償器内に前記切替器を制御する制御信号を発
    生する制御信号発生部とを有することを特徴とする偏波
    伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記切替器が前記補償信号又は前記固定
    レベルのいずれかを選択切り替えする切替部本体と、こ
    の切替部本体が固定レベルを選択する場合には抵抗を介
    して接地信号を前記切替部本体にあたえ補償信号を選択
    する場合には前記制御信号発生部からの制御信号を前記
    切替部本体にあたえる制御回路とを有することを特徴と
    する請求項1記載の偏波伝送システム。
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