JPH06223U - 枕 - Google Patents
枕Info
- Publication number
- JPH06223U JPH06223U JP4903592U JP4903592U JPH06223U JP H06223 U JPH06223 U JP H06223U JP 4903592 U JP4903592 U JP 4903592U JP 4903592 U JP4903592 U JP 4903592U JP H06223 U JPH06223 U JP H06223U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillow
- head
- air
- sensor
- fan device
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 クッション材製の枕本体2には、横方向の中
空状収納室3を設け、かつ、これから径方向に多数のエ
アー吹出孔4…を貫設する。枕本体2の収納室3内へ、
中空筒型骨組体5を挿入する。ファン装置7をこの骨組
体5の一端開口部に付設する。センサー6を設けて、頭
部が載ったことを検知して、ファン装置7を起動させ
る。 【効果】 頭部にエアーを吹出して当てて、頭冷足熱の
状態として、暑い夏の夜の快眠を約束する。
空状収納室3を設け、かつ、これから径方向に多数のエ
アー吹出孔4…を貫設する。枕本体2の収納室3内へ、
中空筒型骨組体5を挿入する。ファン装置7をこの骨組
体5の一端開口部に付設する。センサー6を設けて、頭
部が載ったことを検知して、ファン装置7を起動させ
る。 【効果】 頭部にエアーを吹出して当てて、頭冷足熱の
状態として、暑い夏の夜の快眠を約束する。
Description
【0001】
本考案は、安眠用の枕に関する。
【0002】
従来のそばがら入り等の枕は、夏の暑い夜には頭部の汗でべっとりとなり、寝 苦しいものであった。
【0003】
本考案は、このような問題を解決して、暑い夜の安眠を可能とするため、横方 向の中空状収納室と、これから径方向へ貫通した多数のエアー吹出孔とを設けた クッション材製の枕本体と;該枕本体の収納室へ挿入される中空筒型骨組体と; 上記枕本体が人の頭や首にて圧縮されたことを検知するセンサーと;該センサー にて起動すると共に上記骨組体へエアーを送り込むファン装置とを;備えている 。
【0004】
頭を枕に載せた時、センサーがこれを検知して、ファン装置を起動し、エアー を骨組体内へ吹込み、そのエアーは枕本体の多数の吹出孔から、径方向(上方向 )へ吹出て、頭や首の熱や不快な湿気や汗を除去する。
【0005】 頭が涼しく、他の身体の部位は冷えないので、安眠が催進されることとなる( 頭冷足熱)。
【0006】
以下、図示の実施例を詳説する。
【0007】 図1に於て、本考案に係る安眠用の枕1の一部破断斜視図を例示する。
【0008】 同図及び図2に於て、2は、横方向の中空状収納室3と、これから径方向── ─主として上半分の範囲が望ましい───に貫通した多数のエアー吹出孔4…と を設けたクッション材製の枕本体である。
【0009】 クッション材としては、発泡ポリウレタン等のプラスチック発泡材が好適であ る。上記収納室3は図例では円形孔である。また、図例の枕本体2はカマボコ型 として、吹出孔4は手前乃至上方乃至後方へエアーが吹き出るように貫設されて いる。
【0010】 図1と図3に於て、5は中空筒型骨組体であり、上記枕本体2の中空状収納室 3へ横方向から挿入される。
【0011】 図例では、格子状周囲壁を有する円筒型の骨組体5を示した。
【0012】 しかして、この中空筒型骨組体5の上面長手方向に沿って、帯状のセンサー6 が付設されている。
【0013】 このセンサー6は、枕本体2の上に、人の頭や首が載って圧縮されたことを検 知するものである。
【0014】 7は、このセンサー6にて起動するファン装置であり、このファン装置7は、 図例では骨組体5の一端に固着され、(図示省略した)電池にて回転駆動されて 、骨組体5内へ───従って中空状収納室3内へ───エアーを送り込む。
【0015】 勿論、コードを付加してコンセントから電気を得て、ファン装置7を駆動させ ても良いが、電池を枕1の内部に収納した方が、取扱が簡単で、かつ、何処へで も自由に持運びできて好都合である。
【0016】 また、図でも明らかなように、ファン装置7は薄型のモータと羽根とが一体化 されたものが好適であり、特に低騒音のものとする。
【0017】 8は、枕本体2の上半面の略全体を被覆する通気カバー層である。
【0018】 この通気カバー層8としては、例えばプラスチック製の三次元の立体編物が好 適である。
【0019】 つまり、三次元のハニカム状空隙を多数有する立体編物で、厚さを2mm〜8mm 、特に4mm〜6mm程度のものを使用する。圧縮性・空隙性に優れ、頭部Hや首部 を図4のよに載置しても、枕本体2の吹出孔4…から吹出るエアーを邪魔しない で、頭部や首部に沿ってエアーが流れて、熱や湿気や汗をうばい去ることが可能 である。即ち、通気性・除湿性・乾燥性・体圧分散作用に優れている。
【0020】 なお、所望により薄い布状体をさらにこの上に被覆することも自由である(図 示省略)。
【0021】 次に、センサー6についてさらに詳しく説明すると、その拡大横断面形状の簡 略図は、図5に示すような薄型扁平の弾性変形可能な帯状ケーシング9と、この 中に平行に挿入された長尺帯状電極板10, 10とを備え、図5の自由状態では、こ の電極板10, 10は相互に分離してOFF状態である。
【0022】 これに対し、長手方向の一部でも圧力Pが作用すると、ケーシング9が弾性変 形して、電極板10, 10が部分的に接触して、ON状態となる。
【0023】 従って、横に長い枕1の左・右・中央のいずれに頭部や首部を載せたとしても 、確実に検知して、上述のファン装置7を起動回転させることができる。このセ ンサー6の長さとしては、 200mm〜 300mmが好適であり、図例のように、バンド 材11, 11にて骨組体5の上面に取付けるのが、組立作業の容易性の面で好ましい 。
【0024】 図4は枕1の上に頭部Hを載せた状態を示し、上述のように、センサーにて起 動したファン装置7により、エアーがA方向に送り込まれるが、骨組体5の格子 部から、吹出孔4…に流れて、上記通気カバー層8に到達する。
【0025】 通気カバー層8に於て、頭部Hの表面に沿って方向変換して、矢印B…のよう に流れて、頭部Hから、熱をうばい、かつ、不快な湿気・汗を除去する。
【0026】 頭部Hを枕1から離せば、センサー6がOFFとなって、自動的にファン装置 7は回転を停止する。
【0027】 なお、本考案は図示の実施例以外にも設計変更自由であって、例えば、中空筒 型骨組体5の横断面形状を、円形以外に、楕円や山型やかまぼこ型等とするも望 ましいと共に、中空筒型骨組体5の内で、エアーを吹出させる必要のない部位─ ──例えば下面や左右端部───は、格子を埋めた形状として、エアーを通さな いようにしても良い。
【0028】 局部的にエアーを通さないようにするには、プラスチックシート体を骨組体5 の外面から局部的に貼ったり、又は、骨組の格子を成型時に局部的に潰した形状 とする。
【0029】
本考案は上述の構成により、枕に頭部や首部を載せると、自動的に涼しい風が 頭部や首部に送られて、いわゆる頭冷足熱として、安眠を約束する。
【0030】 特に、寝ている人の頭部や首部に、自然な通風を行って、頭部や首部から熱・ 不快な湿気・汗を除去し、爽やかな眠りを与える。夏の暑い夜の寝苦しさを解消 できる。
【0031】 また、中空筒型骨組体5は過大に枕が圧縮変形することを防止して、エアーの 流路を確保する。
【0032】 また、センサー6によって、人が頭部や首部を載せたことを検知して、自動的 にエアーの送出・停止を行うので、至便である。
【図1】本考案の一実施例を示す一部破断斜視図であ
る。
る。
【図2】要部斜視図である。
【図3】要部斜視図である。
【図4】使用状態の説明図である。
【図5】センサーの作動説明横断面図である。
2 枕本体 3 収納室 4 エアー吹出孔 5 中空筒型骨組体 6 センサー 7 ファン装置 8 通気カバー層
Claims (1)
- 【請求項1】 横方向の中空状収納室3と、これから径
方向へ貫通した多数のエアー吹出孔4…とを設けたクッ
ション材製の枕本体2と;該枕本体2の収納室3へ挿入
される中空筒型骨組体5と;上記枕本体2が人の頭や首
にて圧縮されたことを検知するセンサー6と;該センサ
ー6にて起動すると共に上記骨組体5へエアーを送り込
むファン装置7とを;備えたことを特徴とする枕。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4903592U JPH06223U (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 枕 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4903592U JPH06223U (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 枕 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06223U true JPH06223U (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=12819835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4903592U Pending JPH06223U (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 枕 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06223U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60115084U (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-03 | 敷島工業株式会社 | 下ろくろの弾性止片 |
JP2012205902A (ja) * | 2012-06-14 | 2012-10-25 | Showa Denko Kk | 枕 |
JP2019051066A (ja) * | 2017-09-15 | 2019-04-04 | 京セラ株式会社 | 寝具及び通信システム |
KR200494739Y1 (ko) * | 2021-06-09 | 2021-12-14 | 주식회사 셀디랩 | 컨디션회복 양면베개 |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP4903592U patent/JPH06223U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60115084U (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-03 | 敷島工業株式会社 | 下ろくろの弾性止片 |
JPH0137488Y2 (ja) * | 1984-01-13 | 1989-11-13 | ||
JP2012205902A (ja) * | 2012-06-14 | 2012-10-25 | Showa Denko Kk | 枕 |
JP2019051066A (ja) * | 2017-09-15 | 2019-04-04 | 京セラ株式会社 | 寝具及び通信システム |
KR200494739Y1 (ko) * | 2021-06-09 | 2021-12-14 | 주식회사 셀디랩 | 컨디션회복 양면베개 |
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