JPH06223927A - 配線器具取付けアダプタ - Google Patents
配線器具取付けアダプタInfo
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- JPH06223927A JPH06223927A JP5012853A JP1285393A JPH06223927A JP H06223927 A JPH06223927 A JP H06223927A JP 5012853 A JP5012853 A JP 5012853A JP 1285393 A JP1285393 A JP 1285393A JP H06223927 A JPH06223927 A JP H06223927A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide
- wiring device
- din rail
- body portion
- mounting adapter
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R9/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
- H01R9/22—Bases, e.g. strip, block, panel
- H01R9/24—Terminal blocks
- H01R9/26—Clip-on terminal blocks for side-by-side rail- or strip-mounting
- H01R9/2608—Fastening means for mounting on support rail or strip
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スライド機構を構成する部品点数を従来に比
して少なくし且つスライド機構の組み立てが容易である
配線器具取付けアダプタを提供する。 【構成】 配線器具をねじ止め固定する複数の固定ねじ
孔２ｅが刻設され且つＤＩＮレール１０の一方の端縁１
０ａに係合する係合片２ａ，２ａを有する樹脂製のプレ
ート部２と、ＤＩＮレールの他方の端縁１０ａに係合す
る係合片３ａ，３ａを有し且つ前記プレート部２にスラ
イド自在に嵌合する樹脂製のスライド部３とを有して構
成し、前記前記スライド部３の両外側縁には、２つの湾
曲ばね３ｂ，３ｂを夫々一体に設けた。該配線器具取付
けアダプタ１をＤＩＮレール１０に取付け固定した状態
においては、前記係合片２ａ，２ａ及び該係合片３ａに
よりＤＩＮレール１０が弾性挟持された状態となる。
して少なくし且つスライド機構の組み立てが容易である
配線器具取付けアダプタを提供する。 【構成】 配線器具をねじ止め固定する複数の固定ねじ
孔２ｅが刻設され且つＤＩＮレール１０の一方の端縁１
０ａに係合する係合片２ａ，２ａを有する樹脂製のプレ
ート部２と、ＤＩＮレールの他方の端縁１０ａに係合す
る係合片３ａ，３ａを有し且つ前記プレート部２にスラ
イド自在に嵌合する樹脂製のスライド部３とを有して構
成し、前記前記スライド部３の両外側縁には、２つの湾
曲ばね３ｂ，３ｂを夫々一体に設けた。該配線器具取付
けアダプタ１をＤＩＮレール１０に取付け固定した状態
においては、前記係合片２ａ，２ａ及び該係合片３ａに
よりＤＩＮレール１０が弾性挟持された状態となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンセントやスイッチ
等の配線器具を、制御盤等の盤内や壁面に取付け固定す
るための配線器具取付けアダプタに関するものである。
等の配線器具を、制御盤等の盤内や壁面に取付け固定す
るための配線器具取付けアダプタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、制御盤等の盤の内面や壁面等（以
下、「取付け面」ともいう）に、配線器具を取付け固定
するための配線器具取付けアダプタが提案されている。
該配線器具取付けアダプタは、配線器具を捻子止め固定
すると共に、取付け面に固定配設されたＤＩＮレールに
取付け固定するものであり、前記配線器具の取付け又は
取外し作業を容易せしめるものである。
下、「取付け面」ともいう）に、配線器具を取付け固定
するための配線器具取付けアダプタが提案されている。
該配線器具取付けアダプタは、配線器具を捻子止め固定
すると共に、取付け面に固定配設されたＤＩＮレールに
取付け固定するものであり、前記配線器具の取付け又は
取外し作業を容易せしめるものである。
【０００３】図５は、前記配線器具取付けアダプタの一
従来例を示す図であり、ＤＩＮレール１０に取付け固定
した状態を示す図である。該配線器具取付けアダプタ２
１は、配線器具（図示せず）をねじ止め固定する固定ね
じ孔２２ｅ及びＤＩＮレール１０の一方の端縁１０ａに
係合する係合片２２ａ，２２ａを有する絶縁樹脂製のボ
ディ部２２と、ＤＩＮレール１０の他方の端縁１０ａに
係合する係合片２３ａを有し且つ前記ボディ部２２にス
ライド自在に嵌合する絶縁樹脂製のスライド部２３と、
前記ボディ部２２と前記スライド部２３とを弾性連結す
るコイルスプリングばね等の弾性手段２４とを有して構
成されており、該配線器具取付けアダプタ２１をＤＩＮ
レール１０に取付け固定した状態においては、前記係合
片２２ａ，２２ａ及び該係合片２３ａ，２３ａによりＤ
ＩＮレール１０が弾性挟持された状態となる。
従来例を示す図であり、ＤＩＮレール１０に取付け固定
した状態を示す図である。該配線器具取付けアダプタ２
１は、配線器具（図示せず）をねじ止め固定する固定ね
じ孔２２ｅ及びＤＩＮレール１０の一方の端縁１０ａに
係合する係合片２２ａ，２２ａを有する絶縁樹脂製のボ
ディ部２２と、ＤＩＮレール１０の他方の端縁１０ａに
係合する係合片２３ａを有し且つ前記ボディ部２２にス
ライド自在に嵌合する絶縁樹脂製のスライド部２３と、
前記ボディ部２２と前記スライド部２３とを弾性連結す
るコイルスプリングばね等の弾性手段２４とを有して構
成されており、該配線器具取付けアダプタ２１をＤＩＮ
レール１０に取付け固定した状態においては、前記係合
片２２ａ，２２ａ及び該係合片２３ａ，２３ａによりＤ
ＩＮレール１０が弾性挟持された状態となる。
【０００４】図６は、取付け固定前における前記配線器
具取付けアダプタ２１と配線器具１３とＤＩＮレール１
０とを示す図であるが、上記構成の従来例の配線器具取
付けアダプタ２１に配線器具１３を取付ける際には、配
線器具１３の取付けベース部１３ｂを、固定ねじ１４，
１４により前記プレート部２２の固定ねじ孔２２ｅ，２
２ｅにねじ止めした後、該配線器具１３の本体部１３ａ
を前記取付けベース部１３ｂにねじ止めする。又、前記
配線器具取付けアダプタ２１をＤＩＮレール１０に取付
け固定ずる場合には、前記スライド部２３を引っ張っ
て、前記プレート部２２に対して相対的に手動スライド
させた状態で、前記係合片２２ａと前記係合片２３ａと
の間に前記ＤＩＮレール１０を介入させた後、前記スラ
イド部２３から手を離して該スライド部２３を復帰させ
ることにより成される。
具取付けアダプタ２１と配線器具１３とＤＩＮレール１
０とを示す図であるが、上記構成の従来例の配線器具取
付けアダプタ２１に配線器具１３を取付ける際には、配
線器具１３の取付けベース部１３ｂを、固定ねじ１４，
１４により前記プレート部２２の固定ねじ孔２２ｅ，２
２ｅにねじ止めした後、該配線器具１３の本体部１３ａ
を前記取付けベース部１３ｂにねじ止めする。又、前記
配線器具取付けアダプタ２１をＤＩＮレール１０に取付
け固定ずる場合には、前記スライド部２３を引っ張っ
て、前記プレート部２２に対して相対的に手動スライド
させた状態で、前記係合片２２ａと前記係合片２３ａと
の間に前記ＤＩＮレール１０を介入させた後、前記スラ
イド部２３から手を離して該スライド部２３を復帰させ
ることにより成される。
【０００５】図７は、該配線器具取付けアダプタ２１の
スライド機構の一部分解斜視図である。前記ボディ部２
２には、図７に示す如く、前記スライド部２３をスライ
ド自在に挿入嵌合するスライド筒部２２ｆが形成されて
いる。又、前記スライド部２３には、コイルスプリング
ばね等の弾性手段２４を介入させる介入孔２３ｃが設け
られており、該介入孔２３ｃの内縁には、前記弾性手段
２４の端部それぞれに挿入固定される固定片２３ｂ，２
３ｂが互いに対向するよう設けられている。前記スライ
ド機構は、主として、前記スライド筒部２２ｆと前記ス
ライド部２３と前記弾性手段２４とにより構成される。
スライド機構の一部分解斜視図である。前記ボディ部２
２には、図７に示す如く、前記スライド部２３をスライ
ド自在に挿入嵌合するスライド筒部２２ｆが形成されて
いる。又、前記スライド部２３には、コイルスプリング
ばね等の弾性手段２４を介入させる介入孔２３ｃが設け
られており、該介入孔２３ｃの内縁には、前記弾性手段
２４の端部それぞれに挿入固定される固定片２３ｂ，２
３ｂが互いに対向するよう設けられている。前記スライ
ド機構は、主として、前記スライド筒部２２ｆと前記ス
ライド部２３と前記弾性手段２４とにより構成される。
【０００６】以上のスライド機構を組み立てる場合、図
７に示すように、スライド部２３を前記スライド筒部２
２ｆに挿入嵌合し、前記スライド筒部２２ｆの横の開口
部から、前記弾性手段２４を前記スライド部２３の介入
孔２３ｃに介入される。このとき、該弾性手段２４の両
端に、前記スライド部２３の固定片２３ｂ，２３ｂが挿
入するようにする。該スライド機構の組立状態において
は、前記弾性手段２４の一端が、前記スライド部２３の
介入穴２３ｃの内縁に当接すると共に、該弾性手段２４
の他端が、前記スライド筒部２２ｆの下側部２２ｇ，２
２ｈに当接し、これにより、前記ボディ部２２と前記ス
ライド部２３とが弾性的に連結された状態になる。
７に示すように、スライド部２３を前記スライド筒部２
２ｆに挿入嵌合し、前記スライド筒部２２ｆの横の開口
部から、前記弾性手段２４を前記スライド部２３の介入
孔２３ｃに介入される。このとき、該弾性手段２４の両
端に、前記スライド部２３の固定片２３ｂ，２３ｂが挿
入するようにする。該スライド機構の組立状態において
は、前記弾性手段２４の一端が、前記スライド部２３の
介入穴２３ｃの内縁に当接すると共に、該弾性手段２４
の他端が、前記スライド筒部２２ｆの下側部２２ｇ，２
２ｈに当接し、これにより、前記ボディ部２２と前記ス
ライド部２３とが弾性的に連結された状態になる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】然しながら従来の構成
においては、前記スライド部３のスライド機構（スライ
ド部２３、弾性手段２４、スライド筒部２２ｆ等）を形
成する部品の点数が多いと共に、該スライド機構の組立
工数が非常に多く、その組立に非常に手間がかかってい
た。
においては、前記スライド部３のスライド機構（スライ
ド部２３、弾性手段２４、スライド筒部２２ｆ等）を形
成する部品の点数が多いと共に、該スライド機構の組立
工数が非常に多く、その組立に非常に手間がかかってい
た。
【０００８】本発明は上記課題に鑑みて成されたもので
あり、その目的とするところは、スライド機構を構成す
る部品点数を従来に比して少なくし且つスライド機構の
組み立てが容易である配線器具取付けアダプタを提供す
ることにある。
あり、その目的とするところは、スライド機構を構成す
る部品点数を従来に比して少なくし且つスライド機構の
組み立てが容易である配線器具取付けアダプタを提供す
ることにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明は、配線器具をねじ止め固定する樹脂
製のボディ部と、該ボディ部にスライド自在に嵌合する
樹脂製のスライド部とから成り、前記ボディ部及び前記
スライド部夫々に、ＤＩＮレールの端縁に係合する係合
爪を設けると共に、前記ボディ部の係合爪と前記スライ
ド部の係合爪とにより、前記ＤＩＮレールを弾性挟持す
るようにした配線器具取付けアダプタにおいて、前記ス
ライド部に湾曲ばねを一体に設け、該湾曲ばねの一端を
前記ボディ部に差込み固定するようにしたことを特徴と
するものである。
に成された本発明は、配線器具をねじ止め固定する樹脂
製のボディ部と、該ボディ部にスライド自在に嵌合する
樹脂製のスライド部とから成り、前記ボディ部及び前記
スライド部夫々に、ＤＩＮレールの端縁に係合する係合
爪を設けると共に、前記ボディ部の係合爪と前記スライ
ド部の係合爪とにより、前記ＤＩＮレールを弾性挟持す
るようにした配線器具取付けアダプタにおいて、前記ス
ライド部に湾曲ばねを一体に設け、該湾曲ばねの一端を
前記ボディ部に差込み固定するようにしたことを特徴と
するものである。
【００１０】
【作用】本発明は、従来の弾性手段に相当する前記湾曲
ばねと前記スライド部とを一体に設けたことにより、従
来よりスライド機構の部品点数を少なく出来ると共に、
前記湾曲ばねの一端をボディ部に差込み固定するように
したことにより、スライド機構の組み立てが非常に容易
になる。
ばねと前記スライド部とを一体に設けたことにより、従
来よりスライド機構の部品点数を少なく出来ると共に、
前記湾曲ばねの一端をボディ部に差込み固定するように
したことにより、スライド機構の組み立てが非常に容易
になる。
【００１１】
【実施例】以下に本発明を、その一実施例を示す図面を
用いて説明する。
用いて説明する。
【００１２】図１は、本発明一実施例である配線器具取
付けアダプタ１をＤＩＮレール１０に取付け固定した状
態を示す斜視図であり、図４は、同配線器具取付けアダ
プタの一部分解斜視図である。
付けアダプタ１をＤＩＮレール１０に取付け固定した状
態を示す斜視図であり、図４は、同配線器具取付けアダ
プタの一部分解斜視図である。
【００１３】又、図３は、同配線器具取付けアダプタ１
に配線器具１３をねじ止め固定し且つ該配線器具取付け
アダプタ１をＤＩＮレール１０に取付け固定した状態を
示す側面図である。又、図２は、取付け固定前の状態の
配線器具取付けアダプタ１と配線器具１３とＤＩＮレー
ル１０を示す斜視図である。前記ＤＩＮレール１０は、
制御盤等の盤内面や壁面等の取付け面に固定配設されて
いるものである。
に配線器具１３をねじ止め固定し且つ該配線器具取付け
アダプタ１をＤＩＮレール１０に取付け固定した状態を
示す側面図である。又、図２は、取付け固定前の状態の
配線器具取付けアダプタ１と配線器具１３とＤＩＮレー
ル１０を示す斜視図である。前記ＤＩＮレール１０は、
制御盤等の盤内面や壁面等の取付け面に固定配設されて
いるものである。
【００１４】本実施例の配線器具取付けアダプタ１は、
制御盤等の盤内面や壁面等の取付け面に固定配設された
ＤＩＮレールに取付け固定するものであり、配線器具を
ねじ止め固定する複数の固定ねじ穴２ｅが刻設されたボ
ディ部２と、該ボディ部２にスライド自在に嵌合する板
状のスライド部３とを有して構成されている。該ボディ
部２及び該スライド部３は、共にプラスチック等の樹脂
で金型成型により作成されたものである。尚、前記複数
の固定ねじ穴２ｅは、図１の如くボディ部２の裏側まで
貫通している必要は無く、図２の如くボディ部２の表側
のみに開口していればよい。
制御盤等の盤内面や壁面等の取付け面に固定配設された
ＤＩＮレールに取付け固定するものであり、配線器具を
ねじ止め固定する複数の固定ねじ穴２ｅが刻設されたボ
ディ部２と、該ボディ部２にスライド自在に嵌合する板
状のスライド部３とを有して構成されている。該ボディ
部２及び該スライド部３は、共にプラスチック等の樹脂
で金型成型により作成されたものである。尚、前記複数
の固定ねじ穴２ｅは、図１の如くボディ部２の裏側まで
貫通している必要は無く、図２の如くボディ部２の表側
のみに開口していればよい。
【００１５】又、前記ボディ部２には、図４に示す如
く、前記スライド部３をスライド自在に挿入嵌合するス
ライド溝２ｆが形成されている。又、前記スライド部３
の両外側縁には、２つの湾曲ばね３ｂ，３ｂが夫々設け
られている。該湾曲ばね３ｂ，３ｂと前記スライド部３
とは、樹脂により一体に形成されている。該湾曲ばね３
ｂは、図４に示すように、前記スライド部３の長手方向
に略垂直に突出し、且つ途中で湾曲して前記スライド部
３の方向に折り返したような略Ｕ状のばねであり、該湾
曲ばね３ｂの先端部には、前記スライド面３の面に垂直
になるよう差込み棒部３ｅが一体に突設されている。
く、前記スライド部３をスライド自在に挿入嵌合するス
ライド溝２ｆが形成されている。又、前記スライド部３
の両外側縁には、２つの湾曲ばね３ｂ，３ｂが夫々設け
られている。該湾曲ばね３ｂ，３ｂと前記スライド部３
とは、樹脂により一体に形成されている。該湾曲ばね３
ｂは、図４に示すように、前記スライド部３の長手方向
に略垂直に突出し、且つ途中で湾曲して前記スライド部
３の方向に折り返したような略Ｕ状のばねであり、該湾
曲ばね３ｂの先端部には、前記スライド面３の面に垂直
になるよう差込み棒部３ｅが一体に突設されている。
【００１６】又、前記スライド部３の両外側縁には、凸
状ガイド３ｃ，３ｃが設けられており、前記スライド溝
２ｆの両内側縁には、前記凸状ガイド３ｃ，３ｃをスラ
イド自在に嵌合するガイド溝２ｇ，２ｇが設けられてい
る。
状ガイド３ｃ，３ｃが設けられており、前記スライド溝
２ｆの両内側縁には、前記凸状ガイド３ｃ，３ｃをスラ
イド自在に嵌合するガイド溝２ｇ，２ｇが設けられてい
る。
【００１７】本実施例の配線器具取付けアダプタ１のス
ライド機構は、前記スライド溝２ｆと、前記スライド部
３とから構成される。以上のスライド機構を組み立てる
場合、図４に示すように、前記凹状ガイド３ｃ，３ｃが
前記ガイド溝２ｇ，２ｇに嵌合するよう、前記スライド
部３を前記スライド溝２ｆに挿入し、該スライド部３の
湾曲ばね３ｂ，３ｂの先端部に配した前記差込み棒部３
ｅ，３ｅ夫々を、前記ボディ部２の差込み穴２ｈ，２ｈ
夫々に差込み固定する。これにより、前記ボディ部２と
前記スライド部３とが湾曲ばね３ｂ，３ｂを介して弾性
的に連結された状態になる。前記湾曲ばね３ｂは、前記
スライド部３のスライド方向にばね弾性を有する。
ライド機構は、前記スライド溝２ｆと、前記スライド部
３とから構成される。以上のスライド機構を組み立てる
場合、図４に示すように、前記凹状ガイド３ｃ，３ｃが
前記ガイド溝２ｇ，２ｇに嵌合するよう、前記スライド
部３を前記スライド溝２ｆに挿入し、該スライド部３の
湾曲ばね３ｂ，３ｂの先端部に配した前記差込み棒部３
ｅ，３ｅ夫々を、前記ボディ部２の差込み穴２ｈ，２ｈ
夫々に差込み固定する。これにより、前記ボディ部２と
前記スライド部３とが湾曲ばね３ｂ，３ｂを介して弾性
的に連結された状態になる。前記湾曲ばね３ｂは、前記
スライド部３のスライド方向にばね弾性を有する。
【００１８】又、前記ボディ部２には、電線を挿入する
ための電線挿入孔２ｂか設けられている。
ための電線挿入孔２ｂか設けられている。
【００１９】前記ボディ部２には、図１に示すごとく、
ＤＩＮレール１０の一端縁１０ａに係合する係合片２
ａ，２ａが設けられており、前記スライド部３の先端に
は、ＤＩＮレールの他端縁１０ａに係合する係合片３ａ
が設けられている。ボディ部２の係合片２ａ，２ａとス
ライド部３の係合片３ａとは、互いに対向するように設
けられており、前記スライド部３をボディ部２に対して
相対的にスライドさせることにより、該係合片２ａ，２
ａと該係合片３ａとの間のギャップが変化するようにな
っている。
ＤＩＮレール１０の一端縁１０ａに係合する係合片２
ａ，２ａが設けられており、前記スライド部３の先端に
は、ＤＩＮレールの他端縁１０ａに係合する係合片３ａ
が設けられている。ボディ部２の係合片２ａ，２ａとス
ライド部３の係合片３ａとは、互いに対向するように設
けられており、前記スライド部３をボディ部２に対して
相対的にスライドさせることにより、該係合片２ａ，２
ａと該係合片３ａとの間のギャップが変化するようにな
っている。
【００２０】上記の如く、前記スライド部３は、ボディ
部２に対して相対的にスライドさせることが出来るよう
になっている。３ｂはスライドつまみであり、該スライ
ドつまみ３ｂを引っ張ることにより、スライド部３自体
がスライド移動し、ボディ部２の係合片２ａ，２ａとス
ライド部３の該係合片３ａとの間のギャップが広がるよ
うになっている。又、前記スライドつまみ３ｂへの引張
力を除去すれば、湾曲ばね３ｂ，３ｂのばね力によりス
ライド部３は自動的に復帰し、ボディ部２の係合片２
ａ，２ａとスライド部３の該係合片３ａとの間のギャッ
プは元の状態に戻る。
部２に対して相対的にスライドさせることが出来るよう
になっている。３ｂはスライドつまみであり、該スライ
ドつまみ３ｂを引っ張ることにより、スライド部３自体
がスライド移動し、ボディ部２の係合片２ａ，２ａとス
ライド部３の該係合片３ａとの間のギャップが広がるよ
うになっている。又、前記スライドつまみ３ｂへの引張
力を除去すれば、湾曲ばね３ｂ，３ｂのばね力によりス
ライド部３は自動的に復帰し、ボディ部２の係合片２
ａ，２ａとスライド部３の該係合片３ａとの間のギャッ
プは元の状態に戻る。
【００２１】上記構成の配線器具取付けアダプタ１に配
線器具１３を取付ける際には、図２に示す如く、配線器
具１３の取付けベース部１３ｂを、固定ねじ１４，１４
により前記ボディ部２の固定ねじ穴２ｅ，２ｅにねじ止
めした後、該配線器具１３の本体部１３ａを前記取付け
ベース部１３ｂにねじ止めする。又、前記配線器具取付
けアダプタ１をＤＩＮレール１０に取付け固定する場合
には、前記スライド部３を引っ張って、前記ボディ部２
に対して相対的に手動スライドさせた状態で、前記係合
片２ａと前記係合片３ａとの間に前記ＤＩＮレール１０
を介入させた後、前記スライド部３から手を離して該ス
ライド部３を復帰させる。
線器具１３を取付ける際には、図２に示す如く、配線器
具１３の取付けベース部１３ｂを、固定ねじ１４，１４
により前記ボディ部２の固定ねじ穴２ｅ，２ｅにねじ止
めした後、該配線器具１３の本体部１３ａを前記取付け
ベース部１３ｂにねじ止めする。又、前記配線器具取付
けアダプタ１をＤＩＮレール１０に取付け固定する場合
には、前記スライド部３を引っ張って、前記ボディ部２
に対して相対的に手動スライドさせた状態で、前記係合
片２ａと前記係合片３ａとの間に前記ＤＩＮレール１０
を介入させた後、前記スライド部３から手を離して該ス
ライド部３を復帰させる。
【００２２】図１及び図３に示すように、本実施例の配
線器具取付けアダプタ１をＤＩＮレール１０に取付け固
定した状態においては、前記係合片２ａ，２ａが一方の
端縁１０ａに係合され、前記係合片３ａが他方の端縁１
０ａに係合され、前記係合片２ａ，２ａ及び該係合片３
ａによりＤＩＮレール１０が弾性挟持された状態とな
る。又、図３に示すように、外部電源等からの電線２０
は、前記ボディ部２と取付け面との間に生じた隙間か
ら、ボディ部２に設けた前記電線挿入孔２ｂを介して、
配線器具１３内部に誘導されている。即ち、本実施例の
如く、前記ボディ部２と取付け面との間に隙間が生じる
ような構成の配線器具取付けアダプタ１であるならば、
前記ボディ部２に電線挿入孔２ｂを設け、取付け面の表
面側から電線２０を配線器具１３に結線することが出来
る。又、取付け面の裏面側から電線２０を配線器具１３
に結線する場合にも、前記電線挿入孔２ｂを介して電線
２０を配線器具１３に結線することが出来る。
線器具取付けアダプタ１をＤＩＮレール１０に取付け固
定した状態においては、前記係合片２ａ，２ａが一方の
端縁１０ａに係合され、前記係合片３ａが他方の端縁１
０ａに係合され、前記係合片２ａ，２ａ及び該係合片３
ａによりＤＩＮレール１０が弾性挟持された状態とな
る。又、図３に示すように、外部電源等からの電線２０
は、前記ボディ部２と取付け面との間に生じた隙間か
ら、ボディ部２に設けた前記電線挿入孔２ｂを介して、
配線器具１３内部に誘導されている。即ち、本実施例の
如く、前記ボディ部２と取付け面との間に隙間が生じる
ような構成の配線器具取付けアダプタ１であるならば、
前記ボディ部２に電線挿入孔２ｂを設け、取付け面の表
面側から電線２０を配線器具１３に結線することが出来
る。又、取付け面の裏面側から電線２０を配線器具１３
に結線する場合にも、前記電線挿入孔２ｂを介して電線
２０を配線器具１３に結線することが出来る。
【００２３】上記のように、本実施例の配線器具取付け
アダプタ１は、従来の弾性手段２４に相当する前記湾曲
ばね３ｂ，３ｂと前記スライド部３とを一体に設けたこ
とにより、従来よりスライド機構の部品点数を少なく出
来ると共に、前記湾曲ばね３ｂ，３ｂの一端をボディ部
２に差込み固定するようにしたことにより、スライド機
構の組み立てが非常に容易である。
アダプタ１は、従来の弾性手段２４に相当する前記湾曲
ばね３ｂ，３ｂと前記スライド部３とを一体に設けたこ
とにより、従来よりスライド機構の部品点数を少なく出
来ると共に、前記湾曲ばね３ｂ，３ｂの一端をボディ部
２に差込み固定するようにしたことにより、スライド機
構の組み立てが非常に容易である。
【００２４】
【発明の効果】以上の如く構成した本発明によれば、従
来よりスライド機構の部品点数を少なく出来、加工費用
も低減出来ると共に、スライド機構の組み立てが非常に
容易である。
来よりスライド機構の部品点数を少なく出来、加工費用
も低減出来ると共に、スライド機構の組み立てが非常に
容易である。
【図１】本発明一実施例の配線器具取付けアダプタ１を
ＤＩＮレール１０に取付け固定した状態を示す斜視図。
ＤＩＮレール１０に取付け固定した状態を示す斜視図。
【図２】取付け固定前の状態の本発明一実施例の配線器
具取付けアダプタ１と配線器具１３とＤＩＮレール１０
を示す斜視図。
具取付けアダプタ１と配線器具１３とＤＩＮレール１０
を示す斜視図。
【図３】本発明一実施例の配線器具取付けアダプタ１に
配線器具１３をねじ止め固定し且つ該配線器具取付けア
ダプタ１をＤＩＮレール１０に取付け固定した状態を示
す側面図。
配線器具１３をねじ止め固定し且つ該配線器具取付けア
ダプタ１をＤＩＮレール１０に取付け固定した状態を示
す側面図。
【図４】本発明一実施例の配線器具取付けアダプタ１を
示す一部分解斜視図。
示す一部分解斜視図。
【図５】従来の配線器具取付けアダプタ２１を示す斜視
図。
図。
【図６】取付け固定前における従来の配線器具取付けア
ダプタ２１と配線器具１３とＤＩＮレール１０とを示す
図。
ダプタ２１と配線器具１３とＤＩＮレール１０とを示す
図。
【図７】従来の配線器具取付けアダプタ２１を示す一部
分解斜視図。
分解斜視図。
１ 配線器具取付けアダプタ ２ ボディ部 ２ａ 係合片 ２ｂ 電線挿入孔 ２ｅ 固定ねじ穴 ３ スライド部 ３ａ 係合片 ３ｂ 湾曲ばね １０ ＤＩＮレール １０ａ ＤＩＮレールの端縁 １４ 固定ねじ（タッピングねじ）
Claims (1)
- 【請求項１】 配線器具をねじ止め固定する樹脂製のボ
ディ部と、該ボディ部にスライド自在に嵌合する樹脂製
のスライド部とから成り、前記ボディ部及び前記スライ
ド部夫々に、ＤＩＮレールの端縁に係合する係合爪を設
けると共に、前記ボディ部の係合爪と前記スライド部の
係合爪とにより、前記ＤＩＮレールを弾性挟持するよう
にした配線器具取付けアダプタにおいて、 前記スライド部に湾曲ばねを一体に設け、該湾曲ばねの
一端を前記ボディ部に差込み固定するようにしたことを
特徴とする配線器具取付けアダプタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5012853A JPH06223927A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 配線器具取付けアダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5012853A JPH06223927A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 配線器具取付けアダプタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06223927A true JPH06223927A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=11816965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5012853A Pending JPH06223927A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 配線器具取付けアダプタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06223927A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010014480A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Banzai Ltd | 車両テスト装置 |
| KR20170004949A (ko) * | 2014-05-20 | 2017-01-11 | 후지 덴키 기기세이교 가부시끼가이샤 | 전기 기기의 레일 부착 장치 |
| JP2017152331A (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | 河村電器産業株式会社 | 情報分電盤用箱体 |
| EP3474383A1 (en) * | 2017-10-23 | 2019-04-24 | Omron Corporation | Din rail installing portion structure of electrical appliance and socket |
| CN110876242A (zh) * | 2018-09-01 | 2020-03-10 | 霍尼韦尔国际公司 | 建筑物控制系统的具有可互换安装基部的用户界面模块 |
| KR102121843B1 (ko) * | 2020-01-13 | 2020-06-11 | 제일전기공업 주식회사 | 교차절곡형 결합장치가 구비된 차단기 |
| KR102121844B1 (ko) * | 2020-01-13 | 2020-06-26 | 제일전기공업 주식회사 | 바운스형 결합장치가 구비된 차단기 |
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| US11706897B2 (en) | 2019-02-15 | 2023-07-18 | Nvent Services Gmbh | Apparatus for electronic component and heating cable mounting |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP5012853A patent/JPH06223927A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| USD941497S1 (en) | 2020-06-12 | 2022-01-18 | Nvent Services Gmbh | Rail |
| USD997390S1 (en) | 2020-06-12 | 2023-08-29 | Nvent Services Gmbh | Rail |
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