JPH0622391Y2 - パズルおもちゃ - Google Patents
パズルおもちゃInfo
- Publication number
- JPH0622391Y2 JPH0622391Y2 JP5871388U JP5871388U JPH0622391Y2 JP H0622391 Y2 JPH0622391 Y2 JP H0622391Y2 JP 5871388 U JP5871388 U JP 5871388U JP 5871388 U JP5871388 U JP 5871388U JP H0622391 Y2 JPH0622391 Y2 JP H0622391Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail groove
- traveling body
- arm
- spring plate
- guide shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は複数の板状ピースを各ピースにおけるレール溝
が連続するように適宜組合せ、レール溝に沿い走行体を
走らせるパズルおもちゃに関する。
が連続するように適宜組合せ、レール溝に沿い走行体を
走らせるパズルおもちゃに関する。
(従来の技術) 第9図は従来のパズルおもちゃにおける走行体(D)を
示しており、この走行体(D)は車体(50)底部に台車
(51)を回動自在に軸支して、台車(51)における後部
には駆動輪(52)を軸架すると共に前部にはガイド軸
(53)を垂設していて、同ガイド軸(53)がピース
(E)のレール溝(54)をトレースして、レール方向に
台車(51)が向きを正して走行するようにしている。
示しており、この走行体(D)は車体(50)底部に台車
(51)を回動自在に軸支して、台車(51)における後部
には駆動輪(52)を軸架すると共に前部にはガイド軸
(53)を垂設していて、同ガイド軸(53)がピース
(E)のレール溝(54)をトレースして、レール方向に
台車(51)が向きを正して走行するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記した従来の走行体では、レール溝(54)に二又の分
岐点(55)がある場合(第11図)、分岐点(55)の角部
(56)にガイド溝(53)が当接して走行できなくなる問
題がある。
岐点(55)がある場合(第11図)、分岐点(55)の角部
(56)にガイド溝(53)が当接して走行できなくなる問
題がある。
又、分岐点(55)が直線部と同直線部から斜め前方に分
岐している場合(第12図)、ガイド軸(53)は直線部を
トレースして、斜め前方に分岐しているレール溝をトレ
ースすることはない問題がある。
岐している場合(第12図)、ガイド軸(53)は直線部を
トレースして、斜め前方に分岐しているレール溝をトレ
ースすることはない問題がある。
そのため、走行体は一方向に移動するのみで、たとえば
分岐点を経て反対方向への移動は望めないものである。
分岐点を経て反対方向への移動は望めないものである。
これらの問題は、直進性を有していて、ガイド軸が台車
に固定されているため、進路を選択するまでの働きを持
たないことによる。
に固定されているため、進路を選択するまでの働きを持
たないことによる。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、走行体が分岐点に差掛った際に、
進路を積極的に選択して、停止することなく走行するこ
とのできるパズルおもちゃを提供しようとするものであ
る。
目的とするところは、走行体が分岐点に差掛った際に、
進路を積極的に選択して、停止することなく走行するこ
とのできるパズルおもちゃを提供しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案のパズルおもちゃにあっては、表面に分岐点を有
するレール溝が形成されていて、相隣れる側縁に相互に
適合する掛合凸部と掛合凹部を有して、レール溝が連続
するように適宜組合せ可能な複数の板状ピースと、これ
らのピースにおけるレール溝をトレースして移動可能な
走行体とからなり、走行体は車体底部に垂下状の軸受に
軸支した駆動輪の前方にガイドアームを同アーム前端部
が水平方向に揺動自在に軸支し、アーム前端部の上下に
貫通状の孔に下端部が前記レール溝内まで達する長さ比
のガイド軸を貫挿し、このガイド軸上端部を後端部が車
体に固定状のバネ板前端部で吊持すると共にバネ板中間
部を同中間部脇における前記駆動輪の駆動軸上端部の偏
心カムに弾性的に接触せしめてなるものである。
するレール溝が形成されていて、相隣れる側縁に相互に
適合する掛合凸部と掛合凹部を有して、レール溝が連続
するように適宜組合せ可能な複数の板状ピースと、これ
らのピースにおけるレール溝をトレースして移動可能な
走行体とからなり、走行体は車体底部に垂下状の軸受に
軸支した駆動輪の前方にガイドアームを同アーム前端部
が水平方向に揺動自在に軸支し、アーム前端部の上下に
貫通状の孔に下端部が前記レール溝内まで達する長さ比
のガイド軸を貫挿し、このガイド軸上端部を後端部が車
体に固定状のバネ板前端部で吊持すると共にバネ板中間
部を同中間部脇における前記駆動輪の駆動軸上端部の偏
心カムに弾性的に接触せしめてなるものである。
(作用) 駆動輪が回転すると、偏心カムおよび駆動輪が従動回転
して、駆動輪の回転により走行し、走行中のあいだ、回
転し続ける偏心カムに弾性的に接触している板バネが後
端部を支点として水平方向に左右に揺動して、この板バ
ネと一体連動状のガイド軸が水平方向に首振り揺動す
る。
して、駆動輪の回転により走行し、走行中のあいだ、回
転し続ける偏心カムに弾性的に接触している板バネが後
端部を支点として水平方向に左右に揺動して、この板バ
ネと一体連動状のガイド軸が水平方向に首振り揺動す
る。
それにより、ガイド軸が各ピースのレール溝内で左右に
首振りしながらレール溝をトレースし、分岐点に差掛っ
たときにいずれかの路に入り込んで進路を選択して走行
し続けることになる。
首振りしながらレール溝をトレースし、分岐点に差掛っ
たときにいずれかの路に入り込んで進路を選択して走行
し続けることになる。
(実施例) 以下図面を参照して本考案の実施の一例を詳細に説明す
る。
る。
図中(A)はパズルおもちゃであり、このパズルおもち
ゃ(A)は複数のピース(B)と走行体(C)とからな
っている。
ゃ(A)は複数のピース(B)と走行体(C)とからな
っている。
各ピース(B)は遊園地その他の適宜の絵模様を表示し
た表面にレール溝(1)を形成し、側縁には相互に適合
する掛合凸部(2)と掛合凹部(3)を形成していて、
各ピース(B)における掛合凸部(2)と掛合凹部
(3)をレール溝(1)が相互に連続するように掛合連
結して適宜組合せ自在にしてある。
た表面にレール溝(1)を形成し、側縁には相互に適合
する掛合凸部(2)と掛合凹部(3)を形成していて、
各ピース(B)における掛合凸部(2)と掛合凹部
(3)をレール溝(1)が相互に連続するように掛合連
結して適宜組合せ自在にしてある。
そして、一部乃至全てのピース(B)(図面上では一部
のビース)におけるレール溝(1)には前方に同角度に
別かれる二又状、或いは直線部から斜め前方に別かれる
分岐点(a)を、又、同ピース(B)或いは他のピース
(B)におけるレール溝(1)に90度の交叉状の交差点
(b)を形成している。
のビース)におけるレール溝(1)には前方に同角度に
別かれる二又状、或いは直線部から斜め前方に別かれる
分岐点(a)を、又、同ピース(B)或いは他のピース
(B)におけるレール溝(1)に90度の交叉状の交差点
(b)を形成している。
走行体(C)は汽笛,電車,船或いは図面に示す自動車
等の形態に形成していて、車体(4)の前後左右に遊動
輪5)を備えている。
等の形態に形成していて、車体(4)の前後左右に遊動
輪5)を備えている。
そして、車体(4)には駆動要素(6)を内蔵し、車体
(4)の底部側に面する駆動要素(6)底部左右に軸受
(7)を垂設し、左右の軸受(7)に回転可能に架設さ
れた車軸(8)には駆動輪(9)を軸着すると共に歯車
(10)を軸着し、この歯車(10)と噛合状の歯車
(11)を軸着している駆動軸(12)が回転することによ
り、駆動論(9)が従動回転するようにしている。
(4)の底部側に面する駆動要素(6)底部左右に軸受
(7)を垂設し、左右の軸受(7)に回転可能に架設さ
れた車軸(8)には駆動輪(9)を軸着すると共に歯車
(10)を軸着し、この歯車(10)と噛合状の歯車
(11)を軸着している駆動軸(12)が回転することによ
り、駆動論(9)が従動回転するようにしている。
駆動軸(12)は一群の伝達歯車(13)を経てゼンマイ
(14)の巻締め軸(15)と連動していて、巻締めされた
ゼンマイ(14)の復元力で巻締め軸(15),伝達歯車
(13)を経て駆動軸(12)が回転するようにしている。
(14)の巻締め軸(15)と連動していて、巻締めされた
ゼンマイ(14)の復元力で巻締め軸(15),伝達歯車
(13)を経て駆動軸(12)が回転するようにしている。
駆動要素(6)の底部における駆動輪(9)の前方には
ガイドアーム(16)後端部を同アーム前端部が水平方向
に左右に揺動自在に軸(17)で軸支し、このアーム(1
6)前端部の上下に貫通状の孔(18)にはガイド軸(1
9)を貫挿している。
ガイドアーム(16)後端部を同アーム前端部が水平方向
に左右に揺動自在に軸(17)で軸支し、このアーム(1
6)前端部の上下に貫通状の孔(18)にはガイド軸(1
9)を貫挿している。
ガイド軸(19)は同軸上端部を後端部が駆動要素(6)
の後部に固着状のバネ板(20)の前端部で吊持されてい
る。
の後部に固着状のバネ板(20)の前端部で吊持されてい
る。
そして、弱いバネ力のバネ板(20)中間部は同中間部脇
における駆動軸(12)上端部の偏心カム(21)に弾性的
に接触していて、偏心カム(21)の回転によりバネ板
(20)前端部がガイド軸(19)ともども水平方向に左右
に揺動するようにしている。
における駆動軸(12)上端部の偏心カム(21)に弾性的
に接触していて、偏心カム(21)の回転によりバネ板
(20)前端部がガイド軸(19)ともども水平方向に左右
に揺動するようにしている。
又、ガイド軸(19)における下端部(19a)はレール溝
(1)内に達する長さ比とし、且つ同下端部(19a)に
は筒(22)を回転可能に取付けていて、筒(22)がレー
ル溝(1)側面に触れて自転しうるようにしている。
(1)内に達する長さ比とし、且つ同下端部(19a)に
は筒(22)を回転可能に取付けていて、筒(22)がレー
ル溝(1)側面に触れて自転しうるようにしている。
第8図は各ピース(B)の他の組合せ例を示しており、
走行体(C)がガイド軸(19)でレール溝(1)をトレ
ースしながら走行し、そして、各分岐点(a)に差掛っ
た時にはいずれかの進路を選択して、右回り或いは反対
方向の左回りに周回する。
走行体(C)がガイド軸(19)でレール溝(1)をトレ
ースしながら走行し、そして、各分岐点(a)に差掛っ
た時にはいずれかの進路を選択して、右回り或いは反対
方向の左回りに周回する。
上記実施例において、走行体(C)における駆動要素
(6)は動力源をゼンマイ(14)としたが、これに限定
されず、他のたとえば乾電池で動くモーターとすること
も任意である。
(6)は動力源をゼンマイ(14)としたが、これに限定
されず、他のたとえば乾電池で動くモーターとすること
も任意である。
(考案の効果) したがって、本考案によれば次の利点がある。
適宜組合わされた各ピースのレール溝を走行体が、分
岐点に差掛った際にガイド軸でいずれかの進路を選択し
て、停止することなく移動することができる。
岐点に差掛った際にガイド軸でいずれかの進路を選択し
て、停止することなく移動することができる。
各ピースを種々組合わせて、走行体の様々な移動を楽
しみ遊ぶことができる。
しみ遊ぶことができる。
第1図は本考案パズルおもちゃの実施の一例を示す平面
図。第2図は部分拡大斜視図。第3図は走行体の拡大縦
断面図。第4図はIV−IV線に沿える同横断面図。第5図
は同底面図。第6図は分解斜視図。第7図は分岐点に差
掛ったガイド軸の動きを示す概略図。第8図は各ピース
の他の組合せ例を示す平面図。第9図は従来のパズルお
もちゃにおける走行体の縦断面図で、第10図は同底面
図。第11図,第12図は第9図に示している走行体のガイ
ド軸の動きを示す概略図である。 図中、 (A)はパズルおもちゃ (B)はピース (C)は走行体 (a)は分岐点 (1)はレール溝 (2)は掛合凸部 (3)は掛合凹部 (4)は車体 (7)は軸受 (9)は駆動輪 (12)は駆動軸 (16)はガイドアーム (18)は孔 (19)はガイド軸 (19a)は下端部 (20)はバネ板 (21)は偏心カム
図。第2図は部分拡大斜視図。第3図は走行体の拡大縦
断面図。第4図はIV−IV線に沿える同横断面図。第5図
は同底面図。第6図は分解斜視図。第7図は分岐点に差
掛ったガイド軸の動きを示す概略図。第8図は各ピース
の他の組合せ例を示す平面図。第9図は従来のパズルお
もちゃにおける走行体の縦断面図で、第10図は同底面
図。第11図,第12図は第9図に示している走行体のガイ
ド軸の動きを示す概略図である。 図中、 (A)はパズルおもちゃ (B)はピース (C)は走行体 (a)は分岐点 (1)はレール溝 (2)は掛合凸部 (3)は掛合凹部 (4)は車体 (7)は軸受 (9)は駆動輪 (12)は駆動軸 (16)はガイドアーム (18)は孔 (19)はガイド軸 (19a)は下端部 (20)はバネ板 (21)は偏心カム
Claims (1)
- 【請求項1】表面に分岐点を有するレール溝が形成され
ていて、相隣れる側縁に相互に適合する掛合凸部と掛合
凹部を有して、レール溝が連続するように適宜組合せ可
能な複数の板状ピースと、これらのピースにおけるレー
ル溝をトレースして移動可能な走行体とからなり、走行
体は車体底部に垂下状の軸受に軸支した駆動輪の前方に
ガイドアームを同アーム前端部が水平方向に揺動自在に
軸支し、アーム前端部の上下に貫通状の孔に下端部が前
記レール溝内まで達する長さ比のガイド軸を貫挿し、こ
のガイド軸上端部を後端部が車体に固定状のバネ板前端
部で吊持すると共にバネ板中間部を同中間部脇における
前記駆動輪の駆動軸上端部の偏心カムに弾性的に接触せ
しめてなるパズルおもちゃ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5871388U JPH0622391Y2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | パズルおもちゃ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5871388U JPH0622391Y2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | パズルおもちゃ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01161793U JPH01161793U (ja) | 1989-11-10 |
JPH0622391Y2 true JPH0622391Y2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=31284512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5871388U Expired - Lifetime JPH0622391Y2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | パズルおもちゃ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0622391Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4559975B2 (ja) * | 2006-01-17 | 2010-10-13 | 株式会社丸彰 | レール玩具の連係発車装置 |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP5871388U patent/JPH0622391Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01161793U (ja) | 1989-11-10 |
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