JPH06223766A - 表面分析及び加工装置 - Google Patents
表面分析及び加工装置Info
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Abstract
観測しながら、表面の構成元素及び構成化合物を分析し
たり、ナノメータオーダで表面を加工することを目的と
する。 【構成】 真空チャンバー40内に、導電性の探針4を
用いたAFMユニット、導電性の探針と試料との間に電
圧を印加した時、試料表面より飛散する二次イオンの質
量分析又は二次電子のエネルギーを分析する質量分析計
制御系18または静電アナライザー19、試料基板の温
度を制御するための温度制御系24、試料台に流入した
電流を検出する微少電流計測系25、及び表面を加工す
るためのガスを導入するガス導入系を有する。
Description
M)を用いて、ナノメータオーダの高分解能で試料を観
測した後、試料の表面にAFMの探針より刺激を与え、
試料面より出てくる二次電子、二次イオン等を検出して
表面を分析する表面分析装置及び試料表面を微細にエッ
チングしたり、薄板を堆積(デポジション)する加工装
置に属する。
像分解能は得られず、又、高分解能を得ようとしてプロ
ーブを微少化すると、分析感度が低下してしまう。又、
〜のいずれの装置も試料の凹凸方向の情報は得られ
ない。
ビームを用いてのスパッタリング加工及び有機金属ガス
イオンビームを用い、分解し、堆積(デポジション)す
る装置等があるが、加工の寸法はプローブ径によって制
限され、およそ100nm程度である。
roscope ;AFM)は、1986年にG.Binng,C
F.Quate Ch.Gerberらにより発明され
ている。(Phys.Rev. Lett. 56, 930 (1986)) AFMは、表面の形状の観測装置とし、高分解能で絶縁
物試料を含め三次元的形状が得られる点が他の観測装置
と比較して優れた点である。本発明は、このAFMの優
れた三次元分解能を利用し、このAFMの探針をプロー
ブとして、試料面に刺激を与え、試料表面より飛散する
粒子を分析して、表面分析を行い、又、試料極近傍にガ
スを導入し、AFMのプローブより刺激を与え試料表面
の加工を行うものである。
一つの装置での試料表面の三次元的観測及び表面の成分
分析、表面のエッチング、表面への堆積(デポジショ
ン)等を、高分解能(10nm以下)で行わせることが
難しかった。
題点を鑑み、高分解能で試料表面の観測、分析、加工を
行う装置に関するものである。
鏡)の導電性探針を試料極近傍に配置し、又、試料近傍
に二次イオン分析用のイオン引き込み系付きの質量分析
装置(MS)及び二次電子分析用の静電アナライザー付
二次電子検出を配した。AFMの探針としては導電性の
探針を使用し、この探針と試料台の間には、連続的又は
パルス状の電圧を印加することが可能なバイアス電源を
有する。又、有機ガス及び硫酸ガスを導入できる圧力コ
ントロール付きガス導入系を複数個有する。
ヒータ及び測温機を有する。又、連続的又はパルス状の
電圧印加時に試料台に流入した電流を検出する電流計及
び電流を積算する積分器を有する。
試料表面の凹凸をモニターしながら各画素ごとに凹凸の
データを取り込む。次に探針と試料の間の距離をZ方向
PZTで制御し、探針と試料の間にバイアス電源より電
圧を印加し、試料表面に刺激を与える。試料表面より飛
散する二次イオンを、イオン引き込み系付き質量分析装
置によって分析を行う。又は、試料表面より飛散する二
次電子を静電アナライザーでエネルギー分析しながら検
出する。前記操作を各画素ごとに行い、x・y平面で探
針又は試料を走査することにより、試料表面内での分析
が行える。
金属ガス導入ノズルより、ガスを導入し、試料基板の温
度を適当に制御し、AFMの探針より刺激を与えること
により、試料表面のエッチング又は堆積(デポジショ
ン)が行える。
構成図を示す。試料5はアース電位に固定されている。
この試料5の表面をAFMのレバー付き導電性探針4が
走査している。カンチレバー3の反りは半導体レーザー
1と、ポジションセンシティブディテクター(二分割フ
ォトダイオード)2とで構成される光テコ系により検出
される。検出された信号は、増幅後Z軸サーボ制御系8
に送られ、前記カンチレバー3の反りを一定にするよう
に三次元スキャナ7のZ軸を制御する。この時の制御電
圧を画像処理系9に取り込み、x・yのラスター走査系
10と同期させると画像表示系11三次元画像が得られ
る。以上がAFMによる画像表示系11三次元画像の測
定順序である。
て説明する。最初に、画像測定と同時に行う表面成分分
析の例を説明する。図1は、1は半導体レーザー、2は
ポジションセンシティブディテクター(二分割フォトダ
イオード)、3はカンチレバー、4は探針、5は試料、
6は試料台、7は三次元スキャナー、8はZ軸サーボ制
御系、9はx,yラスター走査系、10は画像処理系、
11は画像表示系、12はプリアンプ、13はイオン引
き込み残留ガス分析系、14は質量分析器、15は二次
イオン検出器、16はプリアンプ、17はイオン引き込
み系残留ガス分析制御系、18は質量分析計制御系、1
9は静電アナライザー、20は二次電子検出器、21は
静電アナライザー制御系、22はプリアンプ、23はヒ
ーター、24は温度制御系、25は微少電流系、26は
積分器、27は反応ガス導入ノズル、28は反応ガスリ
ークバルブ、29は気化室、30は有機ガス導入ノズ
ル、31は有機ガスリークバルブ、32は気化室、33
はバイアス電源、40は真空チャンバーである。
の分析を例として説明する。ある画素の測定点で凹凸像
のデータを取り込んだ後に、Z軸サーボ制御系8を固定
して、三次元スキャナー7のZ軸に一定の電圧を与えて
試料5と探針4の距離をある設定した値(通常は1nm
〜100nm)に保つ(場合によっては、探針4は試料
5に接触したままでもよい)。この状態でバイアス電源
33より電圧パルスを与え、試料5を蒸発させる。この
蒸発した試料5の一部が探針4と試料5間の強電界によ
りイオン化され、このイオンがイオン引き込み系13及
び四重極マスなどの質量分析器14を通して質量分析さ
れる。その後、Z軸の制御系は解除され、次の画素へ探
針が移動し、同様のことが繰り返される。このような走
査を1画面について行えば、試料5の凹凸像及び質量分
析像(特定の質量数の物質の画像)が得られる。
ールドイオン化の他に、電流による試料5の発熱による
もの、探針4と試料5の機械的接触によるもの、探針4
と吸着分子と試料5の化学反応によるもの、及びこれら
の複合作用等、様々な過程が存在する。また二次電子又
はオージェ電子を検出する場合は、試料台に対して静電
アナライザーの引き込み電極を正の電位にし、引き込ん
だ二次電子又はオージェ電子を静電アナライザー19で
エネルギー分析後、二次電子検出器20により検出す
る。この時、前述のAFM探針4と試料5面に印加する
パルス電圧の周期に同期させて、ロックインアンプ等で
位相検出すると、検出のS/N比が向上する。このよう
な分析を各画素ごとに行い、1画面を構成すると、試料
5の凹凸像及びエネルギー分析された特定の電子像が得
られる。
を示す。最初に試料5表面へのエッチング加工を説明す
る。エッチングの原理は、エッチングされる基板表面又
は表面極近傍に反応性ガスを導入し、AFM探針4より
の電流により、反応性ガスと基板表面の分子が反応し、
この反応した部分が基板表面より除去されることにより
試料5表面がエッチングされる。この反応を一定の条件
で、所定の線幅で加工するために、 1.真空チャンバー40への反応ガスの導入量 2.試料5の温度 3.試料5と探針4間の電流、電圧、距離 等を制御する必要がある。以下に、これらの制御の方法
を示す。
ブルリークバルプ28等により圧力コントロールされ、
真空チャンバー内40に導入される。室温で気体でない
物は、予備加熱室29で気化後導入される。この反応性
ガスは、前述の質量分析器14により残留ガス分析さ
れ、真空チャンバー内の分圧が一定になるように保たれ
る。次に、試料5の温度は、試料台6に内蔵されている
加熱用ヒータ23及び測温ケージ及び温度制御系24に
より所定の温度に制御される。次に、試料5と探針4間
の電流を一定にするために、各画素ごとに導電性試料5
より試料台6を通して流れる電流量を微少電流計25に
て検出し、一定時間積分器26を用い積算し、この電流
の積算値がある一定値になると、探針4と試料5間のバ
イアス電圧をゼロボルトにし、次の画素に移動するよう
にラスター走査系10を制御する。
定の電荷量が注入されるように印加する探針と試料5間
のバイアス電圧のパルス幅を制御する。この時、バイア
ス電圧の上限は所定の値に固定する。又、試料5が絶縁
性の場合は、試料5よりの電流が得られないために、エ
ッチングする各画素ごとに一定の時間が経過したら、次
の画素へ移動するように制御する。この時、探針4と試
料5間の距離は一定になるように制御する。距離の制御
の方法は、バイアス電圧ゼロボルトにして試料5と探針
4を接触させ試料5の凹凸情報をデータとして取り込
む。次にZ軸のサーボ系8を固定して、三次元スキャナ
ー7のZ軸に一定の電圧を与えて、試料5と探針4の距
離をある設定した値に保つ(条件によっては探針4は試
料5表面に接触したままでも良い)。この状態でバイア
ス電源33より所定の電圧を与え、前述の探針4よりの
電流の積算値が所定の量になったら、又は一定の時間経
過後バイアス電圧をゼロボルトにもどし、Z軸のサーボ
系8を解除し、次の画素へx・yラスター走査系9を使
用して移動する。
グを行うため、エッチング時間が長くなる。エッチング
のみを高速で行いたい場合は、エッチングを行う面をあ
らかじめAFM測定しておき各画素の凹凸を画像処理系
10のメモリーに記録しておく。次に、エッチングする
画素の直上に探針4又は試料5が移動した後、試料5の
表面上の一定の距離に探針4がくるように、三次元スキ
ャナー7のZ軸に一定の電圧を加える。その後は、前記
と同じようにバイアス電圧を加え、エッチング終了後、
次の画素へ移動する。
ン又は反応ガスを前述の質量分析計でモニタすることに
より、エッチング加工の状態及び終点を確認することも
可能である。又、エッチング加工終了後に、各画素ごと
に試料5面の凹凸を確認して実際の加工穴の深さを計測
しても良い。
温度、試料5と探針4間の電流、電圧、距離を制御する
ことにより一定の条件でエッチング加工が行える。次
に、試料5表面への堆積(デポジション)の例を説明す
る。デポジションの原理は、基板状の試料5表面、又は
表面極近傍に有機ガス又は有機金属ガスを有機ガス導入
ノズル30、リークバルプ31を介して導入し、AFM
の探針4の電流により、前記のガスの分解生成物が試料
5の表面にデポジションするものである。この反応を一
定の条件で所定の線幅で加工するために、エッチングの
時と同様に 1.真空チャンバー40への有機ガスの導入量 2.試料5の温度 3.試料5と探針4間の電流、電圧、距離 等を制御する必要がある。制御の各パラメータの値は、
エッチングの場合と異なるが方法は類似なため省略す
る。
いた系に基づいて説明したが、他の実施例として、光干
渉計、キャパシタンス計等の他の技法を用いることもで
きる。又、飛散してくる二次イオンを高分解能で測定す
る場合は、セクタータイプの質量分析計を使用する場合
もありえる。又、ガス導入ノズルも真空チャンバー内の
ベース圧力を上昇させないように、AFMの導電性プロ
ーブの極近傍に配置する。場合によっては、プローブの
先端近傍に微少な穴をあけ、この穴より反応性ガスを導
入してもよい。
ブ部の断面図を示す。図3(b)はガス導入穴部分を下
からみた平面図である。図で301は探針、302はレ
バー部、303はレバー基部、304はガス導入管、3
05はガス導入穴、306は探針先端である。又、試料
台の温度制御は例として室温以上の場合を示したが、ガ
スの吸着量を増加させるために室温以下に冷却させるよ
う制御する場合もある。又、試料5交換及び探針の交換
を容易にするために、真空チャンバーを2室に分離し、
ロードロック機構を有してもよい。
い、このレバーをプローブとすることにより、従来の表
面分析装置よりも1桁以上優れた空間分解能で、また従
来の装置では得られなかった表面の凹凸情報も同時に観
測でき、これらの分解能を保ちながら、試料表面の構成
元素又は構成化合物の分析が可能になった。又、真空チ
ャンバー内に適当なガスを導入することにより、試料基
板の特定の領域をエッチング加工及び堆積(デポジショ
ン)加工することが可能になった。前記のように一台の
装置で観測、分析、加工がナノメータオーダで行うこと
が可能となった。
ある。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 真空チャンバー内に導電性の探針が先端
についた弾性的レバーと、このレバーの変位又は振幅を
検出する変位検出手段と、前記弾性的レバーの変位又は
振幅を一定又は試料面からの探針の距離を所定の値に制
御するサーボ系及びピエゾアクチュエータと、試料面の
温度を所定の値に制御する温度制御系と、前記導電性探
針と試料の間に所定のパルス状電圧又は連続的電圧を印
加することができるバイアス電源と、前記パルス状電圧
又は連続的電圧印加時に流れる試料面からの微少電流を
検出する電流計とこの電流を一定時間積算する積分器
と、前記パルス状電圧又は連続的電圧の印加時に試料面
より飛散する粒子を分析するための、質量分析計又は静
電アナライザー付き電子検出器と、圧力を制御されたガ
ス導入用の複数個のノズルとからなることを特徴とする
表面分析及び加工装置。 - 【請求項2】 試料面の加工時に、前記電流計及び積分
器で検出される電流量が所定の量となると、次の画素へ
移動するようにx・yスキャナーに命令を出す回路系を
有することを特徴とする請求項1記載の表面分析及び加
工装置。 - 【請求項3】 各画素ごとに前記のレバーの変位を一定
にするようにピエゾアクチュエータを制御し、試料面の
凹凸情報を得た後、試料と探針の距離を所定の値に固定
した後、試料と探針間に所定の電圧を印加し、試料面よ
り飛散する粒子を分析することにより、試料の凹凸情報
及び試料の構成元素又は構成化合物を同時に得ることを
特徴とする請求項1または2記載の表面分析及び加工装
置。 - 【請求項4】 前記ガス導入ノズルより、反応性ガスを
真空チャンバー内に導入しておき、前記凹凸情報を得た
後、試料と探針の距離を所定の値に固定し、試料と探針
間に所定の電圧を印加し、前記電流計及び積分器で検出
される前記電流量が一定になるように制御し、試料面の
観測及び加工を同時に行うことを特徴とする請求項1か
ら3に記載の表面分析及び加工装置。
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JP00958593A JP3270165B2 (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | 表面分析及び加工装置 |
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JPH06223766A true JPH06223766A (ja) | 1994-08-12 |
JP3270165B2 JP3270165B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=11724403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP00958593A Expired - Fee Related JP3270165B2 (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | 表面分析及び加工装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
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US (1) | US5440122A (ja) |
JP (1) | JP3270165B2 (ja) |
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