JPH06223753A - 電子顕微鏡における結像系レンズの軸合わせ方式 - Google Patents

電子顕微鏡における結像系レンズの軸合わせ方式

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JPH06223753A
JPH06223753A JP5008594A JP859493A JPH06223753A JP H06223753 A JPH06223753 A JP H06223753A JP 5008594 A JP5008594 A JP 5008594A JP 859493 A JP859493 A JP 859493A JP H06223753 A JPH06223753 A JP H06223753A
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JP
Japan
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electron beam
center
lens
origin
spot
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JP5008594A
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Seiichi Suzuki
清一 鈴木
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Jeol Ltd
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Jeol Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子顕微鏡において結像系の軸合わせを自動
化する。 【構成】 制御装置14はOL9を供給してフォーカス
状態とし、更にCL6により電子ビームを試料位置8に
おいて小さなスポットに絞り込む。次に、制御装置14
は、OL9をデフォーカス状態とし、一次元電子線検出
器1〜4から輝度信号を取り込んで電子ビームの中心位
置を検出し、それが原点Oと一致していない場合にはC
LAC7の傾斜機能により電子ビームの中心を原点Oに
一致させる。次に、制御装置14は、OL9をォーカス
状態とし、一次元電子線検出器1〜4から輝度信号を取
り込んで電子ビームの中心位置を検出し、それが原点O
と一致していない場合には、CLAC7の移動機能によ
り電子ビームの中心を電子線検出部5の原点Oに一致さ
せる。以上の処理を繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子顕微鏡に係り、特
に結像系レンズの軸合わせに関する。
【0002】
【従来の技術】電子顕微鏡、特に透過型電子顕微鏡にお
いては、結像系レンズの軸合わせを行う必要がある。こ
こで、結像系レンズの軸合わせとは、対物レンズの励磁
を変化させても、あるいは加速電圧を変化させてもスク
リーン上の像が移動しないようにすることである。
【0003】そのために、従来においては、オペレータ
は電流軸合わせと称されている手法または電圧軸合わせ
と称されている手法により結像系レンズの軸合わせをマ
ニュアルにより行っていた。
【0004】電流軸合わせは、対物レンズの励磁を周期
的に変化させながら、そのときのスクリーン上の像の回
転中心がスクリーンの中心に一致するようにコンデンサ
レンズアラインメントコイルにより電子ビームを傾斜さ
せて軸合わせの調整を行う手法であり、また、電圧軸合
わせは、加速電圧を周期的に変化させながら、そのとき
のスクリーン上の像の拡大/縮小の中心がスクリーンの
中心に一致するようにコンデンサレンズアラインメント
コイルにより電子ビームを移動させて軸合わせの調整を
行う手法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
軸合わせの操作は手作業で行わざるを得なかったので、
時間がかかるばかりでなく、その操作には熟練を要する
ものであった。
【0006】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、結像系レンズの軸合わせを自動的に行うことがで
きる電子顕微鏡における結像系レンズの軸合わせ方式を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の電子顕微鏡における結像系レンズの軸合
わせ方式は、フォーカス状態においてコンデンサレンズ
により電子ビームをスポット状態とし、該電子ビームを
アラインメントコイルにより移動させることによってス
クリーンの中心に位置させる処理と、デフォーカス状態
においてコンデンサレンズにより電子ビームをスポット
状態とし該電子ビームをアラインメントコイルにより傾
斜させることによってスクリーンの中心に位置させる処
理を行うことを特徴とする。
【0008】
【作用】結像系レンズの軸合わせは、対物レンズの励磁
を変えても、あるいは加速電圧を変えてもスクリーン上
の像の位置が変わらないようにすればよいのであるか
ら、フォーカスさせた状態においても、デフォーカスさ
せた状態においてもスクリーン上の像がスクリーンの中
心に位置するようにすればよい。
【0009】そこで、本発明においては、フォーカス状
態においてコンデンサレンズにより電子ビームをスポッ
ト状態とし、この電子ビームをスクリーンの中心に位置
させる。このときにはアラインメントコイルの励磁を制
御して当該電子ビームを移動させることによってスクリ
ーンの中心に位置させる。
【0010】また、デフォーカス状態においてコンデン
サレンズにより電子ビームをスポット状態とし、この電
子ビームをスクリーンの中心に位置させる。このときに
はアラインメントコイルの励磁を制御して当該電子ビー
ムを傾斜させることによってスクリーンの中心に位置さ
せる。
【0011】以上の二つの処理を1回またはそれ以上行
うことによって結像系レンズの軸合わせを行うことがで
きる。
【0012】ここで、前記フォーカス状態及び前記デフ
ォーカス状態は、請求項2記載のように、対物レンズの
励磁を変更することにより形成することもできるし、請
求項3記載のように、対物レンズ及び全ての結像系レン
ズの励磁を一定の比率で変更することにより形成するこ
ともできるものである。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
図1は本発明に係る電子顕微鏡における結像系レンズの
軸合わせ方式の一実施例の構成を示す図であり、図中、
1、2、3、4は一次元電子線検出器、5は電子線検出
部、6はコンデンサレンズ(以下、CLと記す)、7は
コンデンサレンズ・アラインメント・コイル(以下、C
LACと記す)、8は試料位置、9は対物レンズ(以
下、OLと記す)、10は第1中間レンズ(以下、IL
1 と記す)、11は第2中間レンズ(以下、IL2 と記
す)、12は第3中間レンズ(以下、IL3 と記す)、
13は投影レンズ(以下、PLと記す)、14は制御装
置、15は増幅器を示す。
【0014】まず、図1の構成の各部について概略説明
する。電子線検出部5は4個の一次元電子線検出器1、
2、3、4を備えている。図2はその詳細を示す図であ
り、一次元電子線検出器1、2、3、4はそれぞれ電子
線検出部5の原点Oを通り、45°の角度をおいて配置さ
れている。この一次元電子線検出器1〜4は、例えばリ
ニアダイオードアレイ等の一次元光検出器の表面に蛍光
体を塗布したもので構成することができる。
【0015】電子線検出部5は、電子ビームのセンタリ
ングあるいは照射系レンズの軸合わせを行う場合に所定
の位置、例えばスクリーン(図示せず)の位置に配置さ
れるものである。その際には、電子線検出部5の原点O
はスクリーンの中心に一致されることは当然である。
【0016】そして、制御装置14は、後述するように
一次元電子線検出器1〜4から出力される輝度信号を取
り込んで電子ビームスポットの中心位置を検出し、それ
に基づいて結像系レンズの軸合わせの処理を行うのであ
るが、その電子ビームスポットの中心位置の検出は次の
ように行う。
【0017】いま、一次元電子線検出器1,3で形成さ
れる直交座標系をx−y座標系、一次元電子線検出器
2,4で形成される直交座標系をX−Y座標系とし、図
3に示すように電子ビームのスポットBSが照射してい
るとする。このとき、一次元電子線検出器1,2,3,
4から出力される輝度信号は、それぞれ図4A,B,
C,Dのようになるが、一次元電子線検出器1,3の輝
度信号の中心位置からx−y座標系における電子ビーム
スポットBSの中心座標(xc ,yc )を求めることが
できる。同様にして、一次元電子線検出器2,4の輝度
信号の中心位置からX−Y座標系における電子ビームス
ポットBSの中心座標(XC ,YC )を求めることがで
きる。そして、 xc′=XC・cos45°−YC・sin45°=(XC−YC)/21/2c′=XC・sin45°+YC・cos45°=(XC+YC)/21/2 によりX−Y座標系における中心座標(XC ,YC )を
x−y座標系の座標(xc′ ,yc′ )に変換し、座標
(xc ,yc )と、座標(xc′ ,yc′ )との平均値
を電子ビームスポットBSの中心座標とする。
【0018】このように電子ビームスポットの中心座標
を求めるに際して、x−y座標系での座標とX−Y座標
系での座標との平均をとるのは、電子ビームスポットが
一般的には真円ではないからである。即ち、電子ビーム
スポットが真円であれば(xc ,yc )と(xc′ ,y
c′ )とは一致するので、いずれか一方の座標系の座標
だけを使用すれば足りるが、実際には電子ビームスポッ
トの形状は必ずしも真円ではないので、二つの座標系の
座標の平均値をとるのである。
【0019】また、電子ビームのスポットが図3、4に
示すようであるとき、電子ビームスポットBSの半径を
求めることも可能である。その場合には、まず、一次元
電子線検出器1,3の輝度信号からx−y座標系におけ
るスポットBSの半径rc を次式から求める。
【0020】rc 2=r1 2+yc 2c 2=r3 2+xc 2 同様に、一次元電子線検出器2,4の輝度信号からX−
Y座標系におけるスポットBSの半径RC を次式から求
める。 RC 2=r2 2+YC 2C 2=r4 2+XC 2 そして、rc とRC との平均値を求め、それを電子ビー
ムスポットBSの半径とする。
【0021】以上の処理を行うことによって制御装置1
4は電子ビームスポットの中心座標を求める。なお、電
子ビームが電子線検出部5の中心から大きくずれている
場合には、全ての一次元電子線検出器では電子ビームを
検出できない可能性があるが、このような場合には、電
子ビームを検出できなかった座標系については無視して
上記の処理を行う。
【0022】また、図1において、CLAC7は二つの
コイルで構成されているが、これらのコイルに供給する
励磁電流の比率によって、電子ビームの移動と傾斜をそ
れぞれ独立に制御できることは当業者によく知られてい
る事項である。
【0023】制御装置14はマイクロプロセッサ及びそ
の周辺回路で構成され、一次元電子線検出器1〜4の出
力信号を取り込み、上述した処理を行って電子ビームス
ポットの中心位置を検出し、それに基づいて以下に述べ
る結像系レンズの軸合わせのための処理を実行する。
【0024】なお、制御装置14は、OL9、IL1
0、IL2 11、IL3 12、PL13の増幅器15に
対して基準電圧を与えている。そして各レンズ9〜13
にはこの基準電圧に対応する励磁電流が増幅器15から
供給される。従って、各レンズ9〜13の励磁電流を制
御するに際しては、制御装置14は各レンズの増幅器1
5に与える基準電圧を変更する。
【0025】次に、制御装置14が実行する結像系レン
ズの軸合わせの処理について説明する。結像系レンズの
軸合わせの処理には電流軸合わせモードと、電圧軸合わ
せモードの二つのモードが用意されている。
【0026】まず、電流軸合わせモードの処理について
説明する。図示しない入力装置から電流軸合わせモード
の処理が指示されると、制御装置14はOL9に予め定
められた励磁電流IF を供給してフォーカス状態とし、
更にCL6に所定の励磁電流を供給して電子ビームを試
料位置8において小さなスポットに絞り込む。なお、こ
のときIL1 10、IL2 11、IL3 12、PL13
には所定の励磁電流が供給される。
【0027】次に、制御装置14は、OL9に予め定め
られた励磁電流ID を供給してデフォーカス状態とする
と共に、一次元電子線検出器1〜4から輝度信号を取り
込んで上述した処理により電子線検出部5上での電子ビ
ームスポットの中心位置を検出する。そして、検出した
中心位置が原点Oと一致している場合には次のステップ
に移るが、一致していない場合にはCLAC7の傾斜機
能を用いて、電子ビームスポットの原点Oからのずれ量
に応じた励磁電流をCLAC7に供給し、電子ビームス
ポットの中心を電子線検出部5の原点Oに一致させる。
なお、このとき制御装置14は傾斜の連動比を合わせて
おく。
【0028】次に、制御装置14は、OL9に予め定め
られた励磁電流IF を供給してフォーカス状態とすると
共に、一次元電子線検出器1〜4から輝度信号を取り込
んで電子線検出部5上での電子ビームスポットの中心位
置を検出する。そして、検出した中心位置が原点Oと一
致している場合には次のステップに移るが、一致してい
ない場合には、CL6に所定の励磁電流を供給して電子
ビームを小さなスポットに調整し、更にCLAC7の移
動機能を用いて、電子ビームスポットの原点Oからのず
れ量に応じた励磁電流をCLAC7に供給し、電子ビー
ムスポットの中心を電子線検出部5の原点Oに一致させ
る。
【0029】制御装置14は、以上の処理を、フォーカ
スさせた場合と、デフォーカスさせた場合とで電子ビー
ムスポットの中心が電子線検出部5の原点Oからずれな
いようになるまで繰り返す。
【0030】なお、デフォーカスはオーバー側にデフォ
ーカスさせても、アンダー側にデフォーカスさせてもよ
い。
【0031】以上の処理により、OL9の励磁電流を変
更した場合にもスクリーン上の像を移動しないようにす
ることができることが確認された。
【0032】次に、電圧軸合わせモードの処理について
説明する。さて、上述したように、従来の電圧軸合わせ
においては加速電圧を変更させているのであるが、加速
電圧を変更することは各レンズの焦点距離を変更するこ
とと等価であり、また、電圧軸合わせは、OL9、IL
1 10、IL2 11、IL3 12、PL13で構成され
る結像系レンズの変化に対する電子ビームの入射角の調
整と考えることができる。
【0033】そこで、この電圧軸合わせモードにおいて
は、直接加速電圧を変化させるのではなく、全ての結像
系レンズOL9、IL1 10、IL2 11、IL3
2、PL13の励磁電流を同一比率で変化させるように
する。
【0034】従って、図示しない入力装置から電圧軸合
わせモードの処理が指示されると、制御装置14はOL
9に予め定められた励磁電流IF を供給してフォーカス
状態とし、更にCL6に所定の励磁電流を供給して電子
ビームを試料位置8において小さなスポットに絞り込
む。次に、制御装置14は、全ての結像系レンズ9〜1
3に予め設定された励磁電流を供給してデフォーカス状
態とすると共に、一次元電子線検出器1〜4から輝度信
号を取り込んで上述した処理により電子線検出部5上で
の電子ビームスポットの中心位置を検出する。そして、
検出した中心位置が原点Oと一致している場合には次の
ステップに移るが、一致していない場合にはCLAC7
の傾斜機能を用いて、電子ビームスポットの原点Oから
のずれ量に応じた励磁電流をCLAC7に供給し、電子
ビームスポットの中心を電子線検出部5の原点Oに一致
させる。なお、このとき制御装置14は傾斜の連動比を
合わせておく。
【0035】次に、制御装置14は、全ての結像系レン
ズ9〜13に予め設定された励磁電流を供給してフォー
カス状態とすると共に、一次元電子線検出器1〜4から
輝度信号を取り込んで電子線検出部5上での電子ビーム
スポットの中心位置を検出する。そして、検出した中心
位置が原点Oと一致している場合には次のステップに移
るが、一致していない場合には、CL6に所定の励磁電
流を供給して電子ビームを小さなスポットに調整し、更
にCLAC7の移動機能を用いて、電子ビームスポット
の原点Oからのずれ量に応じた励磁電流をCLAC7に
供給し、電子ビームスポットの中心を電子線検出部5の
原点Oに一致させる。
【0036】制御装置14は、以上の処理を、フォーカ
スさせた場合と、デフォーカスさせた場合とで電子ビー
ムスポットの中心が電子線検出部5の原点Oからずれな
いようになるまで繰り返す。
【0037】なお、デフォーカスはオーバー側にデフォ
ーカスさせても、アンダー側にデフォーカスさせてもよ
い。また、フォーカス状態における励磁電流と、デフォ
ーカス状態における励磁電流との比率は全ての結像系レ
ンズ9〜13で等しくなされるものである。例えばデフ
ォーカス状態になされるときにOL9が 2%だけオーバ
ーフォーカス側に変更されるものとすると、IL1
0、IL2 11、IL312、PL13も 2%だけオー
バーフォーカス側に変更される。
【0038】以上の処理により、加速電圧を変更した場
合にもスクリーン上の像を移動しないようにすることが
できることが確認された。
【0039】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種々
の変形が可能である。例えば、上記実施例では4個の一
次元電子線検出器を45°の角度をおいて配置するとした
が、電子ビームの補足率を高めるために、6個の一次元
電子線検出器を30°の角度をおいて配置するようにして
もよいし、8個の一次元電子線検出器を22.5°の角度を
おいて配置するようにしてもよい。
【0040】また、上記実施例では一次元電子線検出器
を用いたが、スクリーン上の電子ビームスポットをTV
カメラで撮像し、その画像データの中から図2に示すよ
うな一次元電子線検出器が配置される方向の画像データ
のみを抽出してもよいものである。
【0041】更に、上記実施例では電子ビームスポット
の中心位置は制御装置14が検出するものとしたが、制
御装置14とは別個に各一次元電子線検出器1〜4の出
力信号に基づいて電子ビームスポットの中心位置を検出
する手段を設け、当該手段で検出した電子ビームスポッ
トの中心位置を制御装置14に出力するようにしてもよ
いものである。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、結像系レンズの軸合わせを自動化することが
できるので、これらの処理を短時間で、且つ高精度に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】 一次元電子線検出器の配置を説明するための
図である。
【図3】 電子ビームの中心位置を検出する処理を説明
するための図である。
【図4】 電子ビームの中心位置を検出する処理を説明
するための図である。
【符号の説明】
1、2、3、4…一次元電子線検出器、5…電子線検出
部、6…コンデンサレンズ、7…コンデンサレンズ・ア
ラインメント・コイル、8…試料位置、9…対物レン
ズ、10…第1中間レンズ、11…第2中間レンズ、1
2…第3中間レンズ、13…投影レンズ、14…制御装
置、15…増幅器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーカス状態においてコンデンサレン
    ズにより電子ビームをスポット状態とし、該電子ビーム
    をアラインメントコイルにより移動させることによって
    スクリーンの中心に位置させる処理と、デフォーカス状
    態においてコンデンサレンズにより電子ビームをスポッ
    ト状態とし、該電子ビームをアラインメントコイルによ
    り傾斜させることによってスクリーンの中心に位置させ
    る処理を行うことを特徴とする電子顕微鏡における結像
    系レンズの軸合わせ方式。
  2. 【請求項2】 前記フォーカス状態及び前記デフォーカ
    ス状態は対物レンズの励磁を変更することにより形成す
    ることを特徴とする請求項1記載の電子顕微鏡における
    結像系レンズの軸合わせ方式。
  3. 【請求項3】 前記フォーカス状態及び前記デフォーカ
    ス状態は対物レンズ及び全ての結像系レンズの励磁を一
    定の比率で変更することにより形成することを特徴とす
    る請求項1記載の電子顕微鏡における結像系レンズの軸
    合わせ方式。
JP5008594A 1993-01-21 1993-01-21 電子顕微鏡における結像系レンズの軸合わせ方式 Withdrawn JPH06223753A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010218912A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Hitachi High-Technologies Corp 荷電粒子線装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010218912A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Hitachi High-Technologies Corp 荷電粒子線装置

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