JPH06223746A - コンバーゼンス補正装置付きカラー表示装置 - Google Patents

コンバーゼンス補正装置付きカラー表示装置

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JPH06223746A
JPH06223746A JP5297992A JP29799293A JPH06223746A JP H06223746 A JPH06223746 A JP H06223746A JP 5297992 A JP5297992 A JP 5297992A JP 29799293 A JP29799293 A JP 29799293A JP H06223746 A JPH06223746 A JP H06223746A
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JP
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correction
coil
coils
pole
field
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Application number
JP5297992A
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English (en)
Inventor
Jacobus H T Jamar
フベルタス テオドール イェマー ヤコブス
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Philips Electronics NV
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Publication date
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Publication of JPH06223746A publication Critical patent/JPH06223746A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/70Arrangements for deflecting ray or beam
    • H01J29/701Systems for correcting deviation or convergence of a plurality of beams by means of magnetic fields at least
    • H01J29/702Convergence correction arrangements therefor
    • H01J29/703Static convergence systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/16Picture reproducers using cathode ray tubes
    • H04N9/28Arrangements for convergence or focusing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の欠点を有しないか又は少しだけしか欠
点を有しないカラー表示管のコンバーゼンス補正回路の
構造を提供することを目的とする。 【構成】 二つのコンバーゼンス補正コイルシステムを
内側面と同時に外側面に設けられた巻き上げられる柔軟
な支持器11を具えているカラー表示管のためのコンバー
ゼンス補正装置7である。各システムのコイルは渦巻き
形のコイル31〜50であり、柔軟な支持器11の反対円周面
において導電性ストリップ52,62, 72によって金属化さ
れた開口部51, 53, 61,63, 71, 73を介して相互接続さ
れている。特殊の形態に依存して、前記の柔軟な支持器
11が表示管の頸部1の周りに一回又は二回巻かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー表示管及びスク
リーンの反対側に置かれた管頸部と共に表示スクリー
ン、及び補正フィールドを発生するために前記頸部の周
りに補正コイルの配設を具えているコンバーゼンス補正
装置を有する表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】米国特許明細書第 4,027,219号は、強磁
性材料のコア上に巻かれた8個又は12個のコイル(ソレ
ノイド)が、それらの軸線が同一平面になるような方法
で管の周りに一列に配設され、一方それらは制御可能な
電流源を有する回路内に、付勢に際して、強度と極性と
が同一平面(赤,緑及び青)電子ビームの(静的)コン
バーゼンスを得るために制御できる二つの4極フィール
ドと二つの6極フィールドとが発生されるような方法で
組み込まれる装置を記載している。
【0003】そのような形態のソレノイドの使用の欠点
は、 − 比較的高価な増幅器によるコンバーゼンス回路を必
要とする不感応性と、 − 正確なフィールド形状に関する設計の自由度が小さ
いことと、 − 制限された数のコイルにより全部の所望の多極フィ
ールドを発生することが必要な複雑な電気回路、及び − ソレノイドの大きい自己インダクタンスによる動的
コンバーゼンスに対する適合度が制限されること、 である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特に、上述の欠点を有
しないか又は少しだけしかこれらの欠点を有しない構造
を提供することが、本発明の目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、冒頭部
分に述べた種類の表示管を有する表示装置は、それ故
に、コンバーゼンス補正装置は前記管頸部を取り囲む支
持器を有すること、渦巻き形の関連する補正コイルの少
なくとも一組の第一システムは前記支持器の第一(内
側)円周面上に配設され、第二システムは前記支持器の
第二(外側)円周面上に配設されること、及び各システ
ムの少なくとも二個の補正コイルが、反対円周面上に配
設された導電性ストリップによって支持器内の金属化さ
れた開口部を介して電気的に相互接続されること、を特
徴としている。
【0006】本発明は、(円筒形)表面上に存在する導
体ターンによる渦巻き形の(コア無しの)コイルの使用
に基づいている。このことが、表示管の頸部ガラス(小
さい直径の円筒の)に密接した位置でそのようなコイル
のシステム、すなわち複数のコイルシステムを容易に設
置できる可能性を与えるので、高い感応性が可能であ
る。コアが存在しないためにインダクタンスは低い。こ
の概念のために(印刷コイルと呼ばれる)渦巻きコイル
が使用され、そのコイルは印刷技術によって柔軟な支持
器(すなわち箔)の内側表面と外側表面とに配設され得
て、この支持器はコイルの軸線が管頸部の軸線に向かっ
て放射方向に向けられるような方法で管頸部を取り囲
む。これが設計の絶大な自由度を与える。もっと詳細に
は、発生されるべき各補正フィールド(特に4極フィー
ルド及び6極フィールド)に対して、個別のコイルシス
テムが用いられ得て、そのコイルシステムは単純な方法
で個別に制御され得る。
【0007】第1実施例によると、各々4極xフィール
ドと4極yフィールドとをそれぞれ発生するための4個
の(印刷)コイルの2組のシステムと、6極xフィール
ドと6極yフィールドとをそれぞれ発生するための6個
の(印刷)コイルの2組のシステムとの双方またはいず
れか一方が、柔軟な支持器上に配設される。実際的な実
施例は、一方の4極フィールドを発生するための4個の
コイルの組と、一方の6極フィールドを発生するための
6個のコイルの組との双方又はいずれか一方が支持器の
円周面の一方上に配設され、且つ他方の4極フィールド
を発生するための4個のコイルの組と、他方の6極フィ
ールドを発生するための6個のコイルの組との双方又は
いずれか一方が他方の円周面上に配設されたことを特徴
としている。簡単な相互接続のために、それぞれの4極
フィールドシステムとそれぞれの6極フィールドシステ
ムとが少しだけオフセットされた位置に相互に対向して
好適に置かれている。4極フィールドと6極フィールド
とを発生する補正コイルシステムの各1個はほぼ 360°
の角度に対しているので、上述の方法でコイルを設けら
れた箔は表示管の周りに二回巻かれねばならない。巻き
上げられた層間の短絡を防止するために、その箔の少な
くとも一方面にコイルシステムを横切って電気的絶縁層
を設けることが効果的である。
【0008】簡単で且つ実際的な方法で所望の相互接続
を実現するために、前記コイルシステムの各コイルは、
接続ストリップの少なくとも一部がコイルの自由な中間
範囲(窓)又は二つの隣接するコイルの間の範囲に置か
れるような方法で好適に配設されている。
【0009】2N極フィールドのためのコイルは中央窓を
取り囲む同心外側ターンを有する渦巻き形のものであっ
てもよい。しかしながら、本発明の好適な実施例によっ
て、それらが外側窓を取り囲む外側ターンと少なくとも
1個の内側窓を取り囲む内側ターンとを有する形のもの
である場合には、それらのコイルはより大きい感応性を
有する。外側窓と内側窓とは同心であってもよいが、同
心でなくてもよい。
【0010】360°の角度に各々が対する補正コイルシ
ステムの代わりに、本発明の特殊実施例によって、ほぼ
180°の角度に各々が対する補正コイルシステムが使用
され得る。内側表面と外側表面とがそのような補正コイ
ルシステムを設けられた箔は管頸部を一回だけ取り囲ん
で巻き付けられる必要があり、それは(例えば使用され
るべき箔を最小表面積にするのに)大幅に有利である。
【0011】本発明の一実施例は、赤x補正のためのコ
イルの一つのシステム、赤y補正のためのコイルの一つ
のシステム、青x補正のためのコイルの一つのシステ
ム、及び青y補正のためのコイルの一つのシステムが柔
軟な支持器の内側円周面と外側円周面とに配設されてい
ることを特徴としている。一方の赤補正のためのコイル
システムが支持器の1ターンのほぼ半分において外側円
周面上に配設され且つ他方の赤補正のためのコイルシス
テムが内側円周面上に配設された場合、及び一方の青補
正のためのコイルシステムが他方の半ターンにおいて外
側円周面上に配設され且つ他方の青補正のためのコイル
システムが内側円周面上に配設された場合にそれは有効
である。
【0012】
【実施例】本発明のこれらの及びその他の態様が以下に
記載する実施例から明らかになるであろうし、且つ以下
に記載する実施例を参照して解明される。
【0013】図1に図式的に示されたカラー表示管は、
三つのほぼ同一平面の電子ビーム13と15及び17を発生す
るための(図1では見えない)電子銃を収容している円
筒形頸部と、漏斗形状部分3とを有する。偏向ユニット
5が前記二つの部分の間の境界の範囲に配設されてい
る。このユニットは、この例ではライン偏向コイルシス
テム6とフィールド偏向コイルシステム8とを支持する
コイル支持器11を具えており、双方のコイルシステム共
に平らな電子銃側端部を有している。コンバーゼンス補
正装置7は、フィールド偏向コイルシステム8の電子銃
側端部内に収容されている。この補正装置は、管頸部1
の軸線に向かって放射状に向けられた渦巻きとして形成
されて、且つそれらの軸線が同一平面にあるような方法
でその頸部へ固定されるコイル支持器11内に配設された
複数のコイル9を具えてもよい。これらのコイル9が1
個又は複数の電流源へ接続された場合には、特に外側電
子ビーム13, 17の移動を生じる磁界が管頸部1内に発生
する。赤−青y誤差(y非点収差誤差)が、図3Aの実施
例に示された方法で位置決めされ且つ付勢される(4極
yコイルと呼ばれる)4個のコイルによって補正され得
る。赤−青x誤差(x非点収差誤差)は、図3Bの実施例
に示された方法で位置決めされ且つ付勢される(4極x
コイルと呼ばれる)4個のコイルによって補正され得
る。実際には、水平軸線方向を有する4極フィールドは
逆方向に(図3C参照)外側ビーム13, 17の垂直移動を生
じて、且つ水平に対して45°の軸線方向を有する4極フ
ィールドが水平方向に(図3D参照)逆移動を生じる。
【0014】赤ビームと青ビームとは、所望の6極フィ
ールドを発生するための正しい方法で位置決めされた6
個のコイルのシステムによって、x軸に平行な(6極x
コイル;図3E参照)又はy軸に平行な(6極yコイル;
図3F参照)同じ方向に動かされ得る。
【0015】図4は柔軟な支持器、この場合には合成材
料箔20(図4A)上の前述の種類の補正コイルの配置を示
している。この箔20は貫通接続及び補正コイルの接続の
ための多数の金属化された開口部21, 22, 23, 24, 25,
26, 27, 28その他を有している。
【0016】図4Bは、それらが 360°の角度に対する場
合に4極x補正コイルシステムを構成する4個の渦巻き
形状コイル31〜34と、それらが 360°の角度に対する場
合に6極y補正コイルシステムを合同で構成する6個の
渦巻き形状コイル35〜40とを設けられた支持器20の上側
面を示している。
【0017】図4Cは、4極y補正コイルシステムを構成
する4個の渦巻き形状コイル41〜44と6極x補正コイル
システムを構成する6個の渦巻き形状コイル45〜50とを
有する支持器20の下側面での導体パターンを示してい
る。全部の正面図は同じ観察方向から取られていること
は注意されたい。金属化された開口部25, 26は4極yコ
イルのための接続を構成し、且つ金属化された開口部2
7, 28は4極xコイルのための接続を構成し、一方金属
化開口部21, 22は6極xコイルのための接続を構成し、
且つ金属化開口部23, 24は6極yコイルのための接続を
構成する。
【0018】この実施例においては補正コイルシステム
を有する支持器20が組み立ての前に二回巻き上げられ
る。組み立ての後に管の縦軸に平行に延在するコイル導
体により取られる角度位置は、図4B及び4Cに示されてい
る。角度位置0°はx軸と一致する。
【0019】図4に示したように、本発明の重要な態様
は接続ストリップがコイルの貫通接続のために支持器と
金属化された開口部の反対側で用いられることである。
これらの貫通接続に関しては、「他方」面がもう一つの
(4極又は6極)コイルシステムによりすでに占有され
ていることが面倒である。しかしながら、他方面でのコ
イルの窓内か又は他方面での二つのコイルの間の空間内
かのいずれかで貫通接続を置くことにより二つの面に補
正コイルを設けられた支持器を実現することが可能であ
ることがますます明らかである。この点において、一方
の4極コイルシステムが他方の4極コイルシステムに対
向して配設され、且つ一方の6極コイルシステムが他方
の6極コイルシステムに対向して配設されることが重要
である。このことを明らかにするために、図4Bのコイル
31〜32に示した矢印12A の間を拡大して図12A に示すと
共に、図4Cのコイル41〜43に示した矢印12B の間を拡大
して図12B に示した。コイル31の内側端部は、金属化さ
れた開口部51と、反対面においてコイル41と42との間に
置かれた横断ストリップ52、及び金属化された開口部53
を介して、コイル31の外側端部へ更に置かれている導体
トラック59へ接続されており、その外側端部は、今度は
開口部61と、反対面でコイル42の窓内に置かれた縦スト
リップ62、及び開口部63を介して、コイル32を貫通接続
するための点へ接続されている。
【0020】上述の横断ストリップ52及び縦ストリップ
62に加えて、貫通接続の第3の形はコイル32の窓内に置
かれた斜めのストリップ72であり、その斜めのストリッ
プが金属化された開口部71及び73を介してコイル42及び
43の外側端部を相互接続している。これらの三つの形の
貫通接続が図4B及び4Cの導体パターン内に多数回見出さ
れる。
【0021】ターン当たり二つの補正コイルシステム
(支持器を介して内側面に一つと外側面に一つ)を有す
る図4の実施例は、4個のコイルシステムのために2タ
ーンの支持器がが必要であることを意味している。両面
箔のもう一つの実施例は、1ターンだけを用いることの
可能性を与える。これを実現するために、 360°の代わ
りにほぼ 180°の角度に各々が対している補正コイルシ
ステムが用いられ、すなわち各々が支持器の1ターンの
ほぼ半分を占有する。これに対する理由は、(中央ビー
ムに対して両外側ビームを動かすことができる)4極コ
イルシステム及び6極コイルシステムが使用されずに、
二つの他のビームに対して一つの外側ビームを動かすこ
とができるコイルシステムが使用される。これはそれぞ
れ、赤x補正、青x補正、赤y補正及び青y補正と呼ば
れる。その動作は図5を参照して実例により説明しよ
う。
【0022】図5Aは赤x補正を図解している。円の円周
上の○と×とはターンの位置を示しており、電流方向
は、例えば×に対して「紙面内へ」であり○に対して
「紙面の外へ」である。図示の磁力線パターンは強い垂
直に向けられた磁界が赤ビームの位置で支配的であり
(すなわち赤ビームが右へ強く偏向される)、一方弱い
磁界が青及び緑ビームの位置で支配的である(そのフィ
ールドは青と緑に対して好適に等しい)ことを示してい
る。このことはターンの角度の適切な選択、例えばx軸
に対して、6°,53°, 53°と85°、及び−6°,−53
°, −53°と−85°により実現され得る。一般に、コイ
ルの縦導体部分が0°と12°の間、45°と60°の間、75
°と90°の間の角度位置及びそれらのx 軸に対する鏡像
の角度位置に置かれた場合に、適切な形態が得られる。
【0023】図5Bは赤y補正を図解している。再び(今
やx方向において実質的に)等しい磁界が青ビーム及び
緑ビームの位置において支配的であり、且つ相当異なる
強度を有する磁界が赤ビームの位置において支配的であ
る。赤ビームの位置における磁界はほとんど零である
が、青ビームと赤ビームとが同じ量だけ赤ビームに対し
て垂直に動かされるので、このことはコンバーゼンス効
果に対してなんらの差も及ぼさない。従って、赤y補正
がまだ実現される。適切な角度は、例えば45°と85°で
あるが、しかしながら、二重箔の両面において互いに反
対の赤x補正と赤y補正とを適合するためには、41.5°
と85°及びx軸に対するそれらの鏡像が一層適してい
る。一般に、コイルの縦導体部分が30°と50°の間及び
75°と90°の間、及びそれらのx軸に対する鏡像の角度
位置に置かれた場合に、適切な形態が得られる。
【0024】図6Aは上述の概念に従って、支持器80上に
赤x(R−x)及び青x(B−x)補正コイルシステム
を設けられた導体パターンを示している。図6Bは図6Aの
パターンの反対部分である赤y(R−y)及び青y(B
−y)補正コイルシステムを支持器の反対正面に設けら
れている導体パターンを示している。(この導体パター
ンの正面図は反対観察方向から取られている。)組み立
ての後に、赤補正のためのコイルシステムはかくして半
ターン(例えばx補正内側、y補正外側)に置かれ、且
つ青補正のためのコイルシステムは他方の半ターン(こ
れもまた例えばx補正内側、y補正外側)に置かれる。
この場合には、保持器80は表示管の頸部の周りにほぼ一
回だけ巻かれる。この実施例におけるコイルの貫通接続
も、コイル窓内又はコイル間に置かれた、及び支持器の
対向面と金属化された開口部上に配設された、横断形、
縦形又は斜めのストリップにおいて実現される。
【0025】例えば赤y補正に対して赤自身が移動され
ずに、青と緑とが一緒に移動されると言う事実は、コン
バーゼンス補正のラスター側効果を意味する。実際には
このラスター効果はしばしば望ましくない。青y補正に
対しても同じことが言える。このことは他のターンでの
電流強度の所定の一部である電流強度を有する補助コイ
ルの形状で特別ターンを付加することにより修正され得
る。しかしながら、これらの付加的なターンは1ターン
の半分以内に留まることができない。全ターンの角度位
置と前記の電流強度の一部との適切な選択により、4個
の補正の全部が両面箔による1ターン上に実現され得
る。図7及び8を参照されたい。ここで、角度位置は3
4.4°(相対電流強度1)、66° (相対電流強度+1/
3)、81.6°(相対電流強度−1)、及び 159° (相対電
流強度+1/3)である。
【0026】図7は、この原理と、導体部分の(重大点
の)角度位置及び発生される磁界の磁力線の図式的表現
である。
【0027】図8は、支持器上の導体パターンの図式的
表現である。太線が相対電流強度1(=ほぼ改善されな
いy補正のパターン)のターンを示し、細線は電流強度
の一部 *1の(付加される)トラックを示しており、い
わば二つの導体ループあるいは補助コイルが付加され
て、それらのうちの一つが元のパターンに部分的に重複
している。全部のループが適切な数のターン(前記一部
と関連し、その一部は従って二つの整数の商でなくては
ならない)を具えねばならず、且つ一つの電流がこの補
正方法において完全な補正を付勢するために充分である
ように好適に相互接続されねばならない。
【0028】赤y補正のためのコイルの縦導体部分の角
度位置が10°より多くないだけ上述の角度位置と異なる
場合には、適切な形態が一般的に得られる。
【0029】補助コイルのパターンは赤y補正コイルパ
ターン(図8)に類似して図6Bの青y補正コイルパター
ンへ加えられ得ることは明らかであろう。
【0030】感応性(アンペア当たりのミリメータのコ
ンバーゼンス効果)に関連して、コイルに比較的多数の
ターンを与えることが必要であろう。導体トラックは任
意に狭くできないので、これが貫通接続について問題を
起こし得る。本発明はこの問題に対して、図8の設計が
それぞれの角度位置66°及び81.6°及び−66°及び−8
1.6°の導体位置が「一致する」ような方法で修正され
ると言う魅力的な解答を与える。反対電流がこれらの導
体部分を通って流れるので、反対電流は相互に部分的に
無効にする。従って局所的に少ないターンを用いること
で充分である。貫通接続もまた免除できる。更にその
上、前記「一部」(主コイルにおける電流強度に対する
補助コイルにおける電流強度)が二つの補助ループに対
して等しいことを必要としない場合には、一層好適な設
計が実現され得る。適合される赤y補正コイルの縦導体
部分の重大な点を位置させるための結果としての設計は
図9に示されている。ターンの数と前記一部は円の円周
に沿った各点を対して示されている。
【0031】詳細は図10A に示されている。この図は、
間に補助補正コイル93が配設され青y(B−y)補正の
ための主補正コイルシステム94, 95へ付加された、赤y
(R−y)補正のための主補正コイルシステム91, 92を
有する支持器90の上側面を示している。このコイルシス
テム91, 92へ付加された補助補正コイル96は、コイル9
4, 95の間に配設されている。この図はR−yシステム
に対する角度位置を示している。異なるコイル部分にお
けるターンの数の差が明らかにわかる。
【0032】図10A のコイルが貫通接続される方法が、
支持器90の下側面における導体パターンを示している図
10B に示されている。この面における青x補正と赤x補
正のためのコイルシステムは、図6Aに示されたコイルシ
ステムに相当している。(図10A と10B における観察方
向は互いに反対である。)
【0033】図11は4極補正コイルシステム101 … 104
に対して増大された密度を有する導体パターンを図式的
に示している。コイル101 は、支持器100 の反対面にお
ける(横断)接続ストリップを介して、コイル101 の外
側ターン107 の接続点106 へ接続される内側端部105 を
有する。その外側ターン107 は支持器100 の反対面にお
いて(斜めの)接続ストリップを介してコイル102 の外
側ターンの接続点109へ接続されている接続点108 おに
いて終結している。二つの外側巻線が貫通接続されるの
で、「交差」は非常に短くてよく、且つ反対面において
狭いコイル窓内に適合する。
【0034】今までに説明した柔軟なコンバーゼンスコ
イル支持器が(それらが巻き上げられていまった後で)
異なった方法で取り付けられ得ることは注意されるべき
である。例えば、そのような支持器は電気的に絶縁する
(合成材料の)リングの周りに取り付けられてもよい。
代わりの解答は電気的絶縁材料の円筒内に巻き上げられ
た支持器を収容することである。そのような円筒はそれ
の外側面に、支持器の金属化された接続開口部と接触す
る導電性ピンを有する1個又は複数のプラグハウジング
を有してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】偏向ユニットとコンバーゼンス補正装置を含ん
でいる表示管を図式的に示している。
【図2】図1に示した構造のもっと大きい詳細図を示し
ている。
【図3】フィールド補正コイルシステムの実施例を図式
的に示しており、3A及び3Bは4極フィールド補正コイル
システムを示し、3C、3D、3E及び3Fはそれぞれ4極yフ
ィールド、4極xフィールド、6極xフィールド及び6
極yフィールドと、外側電子ビームへのそれらの影響を
示している。
【図4】畳まれていない形での補正コイル及び支持器を
示しており、4Aは補正コイル支持器、4Bは二つの補正コ
イルシステムを有する図4Aの補正コイル支持器の上側面
における導体パターンを示し、4Cは二つの付加的補正コ
イルシステムを有する図4Aの補正コイル支持器の下側面
における導体パターンを示している。
【図5】補正コイルの導体と磁力線パターンとを示して
おり、5Aは赤x補正コイル、5Bは青y補正コイルに関す
るものである。
【図6】二つのコイルシステムを有する補正コイル支持
器の円周面を示しており、6Aは赤x(R−x)補正及び
青x(B−x)補正のための二つのコイルシステムを有
する円周面を示し、6Bは赤y(R−y)補正及び青y
(B−y)補正のための二つのコイルシステムを有する
反対円周面を示している。
【図7】代わりの赤y補正に関する磁力線パターンを示
している。
【図8】図7の磁力線パターンを発生するための導体パ
ターンを有する支持器を図式的に示している。
【図9】もう一つの赤y補正に関する導体パターンを示
している。
【図10】図6の構造に対する代案を示しており、10A
は図6Bの構造に対する代案であって、10B は図6Aの構造
に対する代案である。
【図11】代わりの相互接続を有する補正コイルシステ
ムを図式的に示している。
【図12】図4の拡大図であって、12A は図4Bの一部の
拡大図であり、12B は図4Cのうちの図12A の裏面部分の
拡大図である。
【符号の説明】
1 管頸部 3 漏斗形状部分 5 偏向ユニット 6 ライン偏向コイルシステム 7 コンバーゼンス補正装置 8 フィールド偏向コイルシステム 9 コイル 11 コイル支持器 13, 15, 17 電子ビーム 20 合成材料箔 21〜28 金属化された開口部 31〜50 螺旋形状コイル 51, 53 金属化された開口部 52 横断ストリップ 61, 63 金属化された開口部 62 縦方向ストリップ 71, 73 金属化された開口部 72 斜めのストリップ 90 支持器 91, 92 主補正コイルシステム 93 補助補正コイルシステム 94, 95 主補正コイルシステム 96 補助補正コイルシステム 101 〜 104 4極補正コイルシステム 105 内側端部 106 接続点 107 外側ターン 108 〜 109 接続点

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー表示管及びスクリーンの反対側に
    置かれた管頸部と共に表示スクリーン、及び補正フィー
    ルドを発生するために前記頸部の周りに補正コイルの配
    設を具えているコンバーゼンス補正装置を有する表示装
    置において、 コンバーゼンス補正装置は前記管頸部を取り囲む支持器
    有すること、 渦巻き形の関連する補正コイルの少なくとも一組の第一
    システムは前記支持器の第一(内側)円周面上に配設さ
    れ、第二システムは前記支持器の第二(外側)円周面上
    に配設されること、及び各システムの少なくとも二個の
    補正コイルが、反対円周面上に配設された導電性ストリ
    ップによって支持器内の金属化された開口部を介して電
    気的に相互接続されること、を特徴とするコンバーゼン
    ス補正装置付きカラー表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の表示装置において、 4極xフィールドと4極yフィールドとをそれぞれ発生
    するための4個の補正コイルの2組のシステムと、6極
    xフィールドと6極yフィールドとをそれぞれ発生する
    ための6個の補正コイルの2組のシステムとの双方また
    はいずれか一方が、柔軟な支持器上に配設されることを
    特徴とするコンバーゼンス補正装置付きカラー表示装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の表示装置において、 一方の4極フィールドを発生するための4個のコイルの
    組と、一方の6極フィールドを発生するための6個のコ
    イルの組との双方又はいずれか一方が支持器の円周面の
    一方上に配設されること、及び他方の4極フィールドを
    発生するための4個のコイルの組と、他方の6極フィー
    ルドを発生するための6個のコイルの組との双方又はい
    ずれか一方が他方の円周面上に配設されること、を特徴
    とするコンバーゼンス補正装置付きカラー表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の表示装置において、 それぞれの4極フィールドシステムとそれぞれの6極フ
    ィールドシステムとが少しだけオフセットされた位置に
    相互に対向して置かれることを特徴とするコンバーゼン
    ス補正装置付きカラー表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の表示装置において、 接続ストリップの少なくとも一部がコイルの自由な中間
    範囲又は二つの隣接するコイルの間の範囲に置かれてい
    ることを特徴とするコンバーゼンス補正装置付きカラー
    表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の表示装置において、 赤x補正のためのコイルの一つのシステム、赤y補正の
    ためのコイルの一つのシステム、青x補正のためのコイ
    ルの一つのシステム、及び青y補正のためのコイルの一
    つのシステムが柔軟な支持器の内側円周面と外側円周面
    とに配設されていること、及び前記支持器は管頸部の周
    りに一回巻かれること、を特徴とするコンバーゼンス補
    正装置付きカラー表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の表示装置において、 一方の赤補正のためのコイルシステムが支持器の1ター
    ンのほぼ半分において外側円周面上に配設され且つ他方
    の赤補正のためのコイルシステムが内側円周面上に配設
    されること、及び一方の青補正のためのコイルシステム
    が他方の半ターンにおいて外側円周面上に配設され且つ
    他方の青補正のためのコイルシステムが内側円周面上に
    配設されること、を特徴とするコンバーゼンス補正装置
    付きカラー表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の表示装置において、 補正コイルが多重ターン形のものであること、及び少な
    くとも1個の補正コイルの内側端部がさらに外側に置か
    れたコイルターンへ反対の支持器面でストリップを介し
    て接続され、前記コイルターンは今度は隣接するコイル
    のターンへ反対の支持器面においてストリップを介して
    接続されること、を特徴とするコンバーゼンス補正装置
    付きカラー表示装置。
JP5297992A 1992-11-30 1993-11-29 コンバーゼンス補正装置付きカラー表示装置 Pending JPH06223746A (ja)

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