JPH06223476A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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Publication number
JPH06223476A
JPH06223476A JP5011792A JP1179293A JPH06223476A JP H06223476 A JPH06223476 A JP H06223476A JP 5011792 A JP5011792 A JP 5011792A JP 1179293 A JP1179293 A JP 1179293A JP H06223476 A JPH06223476 A JP H06223476A
Authority
JP
Japan
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eject
signal
disc
detection signal
detection
Prior art date
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Application number
JP5011792A
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English (en)
Inventor
Akira Fujinawa
明 藤縄
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出センサからの検出信号とFDDCICか
らのイジェクトモータオン/オフ信号とで論理和演算し
て得たディスクイン/アウト検出信号をFDDCIC4
に供給することで、ディスクのイジェクト動作中は、検
出センサのオン/オフのタイミングに影響されずに一義
的にディスクイジェクトの状態とでき、これによって、
ディスクがイジェクトされているのにもかかわらず、デ
ィスクが装着されているとフロッピーディスクコントロ
ーラに認識されて生じる各種不具合を防止できるように
する。 【構成】 ディスクドライブ装置において、イジェクト
モータオン/オフ信号を出力するFDDCIC4と、こ
の信号によってイジェクト動作を行うイジェクトモータ
5と、イジェクトを検出する検出センサ1と、これらか
らの信号に基いてディスクの着脱を示すディスクイン/
アウト検出を生成するアンド回路6とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばフロッピーディ
スクドライブ装置、光ディスクドライブ装置、着脱自在
のハードディスク装置等に適用して好適な記録再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばフロッピーディスクは従来より、
主にコンピュータをホスト機器としたときのデータ記録
媒体として広く使用されてきている。
【0003】一般的にはコンピュータの筐体内、或いは
例えばRS−232C等のインターフェースを介して接
続することにより外部に設置したフロッピーディスクド
ライブ装置にフロッピーディスクを挿入して使用する。
フロッピーディスクドライブ装置は、フロッピーディス
クを挿入し、保持する機構と装着されたフロッピーディ
スクにデータを記録、或いは記録されているデータを読
み取るためのヘッド及びヘッド送り機構、フロッピーデ
ィスクを回転させるためのモータ等で構成され、一般的
にはホスト機器からのコマンドに基いてフロッピーディ
スクドライブコントローラ等によって制御される。
【0004】また、フロッピーディスクドライブ装置に
は、フロッピーディスクの着脱を検出するセンサが設け
られており、フロッピーディスクの着脱をフロッピーデ
ィスクドライブコントローラは認識し、この認識に基い
てホスト機器からの各種コマンドによる動作を行うよう
になっている。
【0005】このようなフロッピーディスクドライブ装
置のフロッピーディスクの着脱に関連した系としては、
例えば図4に示すようなものがある。
【0006】以下、この図4を参照してフロッピーディ
スクドライブ装置、特に着脱に関連した系について説明
する。
【0007】図において、1は機械的スイッチのオン/
オフによって検出信号を発生する検出センサで、フロッ
ピーディスクの着脱を検出し、その結果得られる検出信
号をフロッピーディスクドライブコントロールIC(F
DDCIC)4に供給する。2は所定電源が供給される
電源端子、3は抵抗器である。
【0008】FDDCIC4は検出センサ1からの検出
信号がイジェクトを示すときにイジェクトモータオン/
オフ信号を発生し、このイジェクトモータオン/オフ信
号をイジェクトモータ5に供給する。イジェクトモータ
5はFDDCIC4からのイジェクトモータオン/オフ
信号によって図示しないフロッピーディスクの保持機構
を駆動し、フロッピーディスクを排出する。
【0009】次に、図5を参照して図4に示したフロッ
ピーディスクドライブ装置の動作について説明する。
【0010】先ず、図示しないイジェクトのためのスイ
ッチを押圧した場合(或いは外部からイジェクトコマン
ドが供給される場合等)に、図5Aに示す如きパルスp
1がFDDCIC4に供給される。これと略同時にFD
DCIC4から図5Bに示すイジェクトモータオン/オ
フ信号がイジェクトモータ5に供給され、これによって
イジェクトモータ5が駆動されて上述したフロッピーデ
ィスク保持機構が駆動される。
【0011】フロッピーディスクの排出動作が開始さ
れ、上述したフロッピーディスク保持機構が動作を行
い、これによって機械的スイッチがオンになると、図5
Cに示すように、検出センサ1から出力される検出信号
がディスクの装着を示すローレベル“0”からディスク
のイジェクトを示すハイレベル“1”になる。これによ
ってFDDCIC4はディスクの着脱を認識する。
【0012】ところで、パソコン等に代表されるコンピ
ュータにおいては、ソフトウエアによっては例えばフロ
ッピーディスクのイジェクトの検出、ロック、解除を行
うようにしたものがある。
【0013】例えばフロッピーディスクにデータを記録
しているとき及びフロッピーディスクからデータを読み
だしているときにイジェクトボタンを押圧してもイジェ
クト動作とならないようにしてあるものとして、例え
ば、図5D及びFに示すようなフロッピーディスクに対
するデータの書き込み時、或いはフロッピーディスクか
らのデータの読み込み時にイジェクトボタンが押圧され
てもフロッピーディスクが排出されないようにするため
のコマンド、いわゆるロックコマンドと称される信号が
FDDCIC4に供給されるようになっているものがあ
る。このロックコマンドがイジェクト動作中に供給され
た場合には、イジェクト終了後には必ずディスクが排出
されていることが認識されていなければならない。
【0014】図4に示す入力端子4aはこのロックコマ
ンドが供給されるものである。図5D及びFにおいてp
2及びp3で示すロックコマンドは、例えば“11”で
解除、“00”でロックを示す制御信号である。ディス
クが装着されているときにロックコマンドが“00”と
なった場合にはイジェクトボタンを押圧してもディスク
を取り出すことができない。また、ディスクが装着され
ているときにロックコマンドが“11”となった場合に
はイジェクトボタンを押圧すればディスクを取り出すこ
とができる。
【0015】そしてFDDCIC4は、検出センサ1か
らの検出信号がローレベル“0”のときにはディスクが
装着されていることを認識し、検出センサ1からの検出
信号がハイレベル“1”のときにはディスクが排出され
ていることを認識する。
【0016】従って、図5に示すタイミングチャートの
例では、検出信号(図5C)がローレベル“0”ときに
ロックコマンドp2(図5D)が供給された場合は、図
5Eに示すようにディスクが装着されていると認識し、
図5Cに示す検出信号がハイレベル“1”になっても図
5Eに示すように、FDDCIC4はディスクが装着さ
れていると認識したままでいる。
【0017】一方、検出信号(図5C)がハイレベル
“1”ときにロックコマンドp3(図5F)が供給され
た場合は、図5Gに示すように、FDDCIC4はディ
スクがイジェクト、即ち、排出されていると認識する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】図5のタイミングチャ
ートから明かなように、イジェクトボタンが押圧されて
から検出センサ1からの検出信号がイジェクトを示すハ
イレベル“1”になるまでの間にロックコマンドが供給
された場合は、FDDCIC4はディスクが装着されて
いると認識し、更に検出センサ1からの検出信号がイジ
ェクトを示すハイレベル“1”となった後もFDDCI
C4はディスクが装着されていると認識する。
【0019】検出信号がディスク装着を示すローレベル
“0”を出力している期間は、実際にはディスクの保持
機構等の機械部分がイジェクトボタンの押圧に連動する
ものの、機械的イジェクト動作であるので、実際は完全
な装着状態から完全な排出状態となるまでの動作期間で
ある。また、これを検出する検出センサ1は、例えば気
温が摂氏5度、供給される電源電圧が例えば4.5V等
のいわゆる悪条件下での使用時には、勿論のことながら
応答が遅れる場合がある。
【0020】図5Bに示すイジェクトモータオン/オフ
信号がハイレベル“1”(モータオン)になり、モータ
が動作すると、すぐにディスクはイジェクトされる(例
えばディスクがチャッキングテーブルから持ち上げられ
たときからフロッピーディスクドライブ装置のディスク
排出口から排出されるまでをイジェクトとした場合)。
【0021】即ち、図5Bに示すイジェクトモータオン
/オフ信号がハイレベル“1”となったときには少なく
ともディスクはチャッキングテーブルに装着されてはい
ないわけである。ところが、図5Bに示すイジェクトモ
ータオン/オフ信号がハイレベル“1”となっている期
間の略中間位置でさえも未だ検出センサ1の検出信号は
図5Cに示すように、ディスク装着を示すローレベル
“0”となっており、FDDCIC4は図5Eに示すよ
うにディスクの装着を認識している。
【0022】これは上述したが、イジェクトモータ5が
駆動され始めたときは既にディスクはチャッキングテー
ブルから離れた最も初期のイジェクト状態であるのにも
かかわらず、ディスク保持機構が行うイジェクト動作
と、この動作によってディスクがイジェクトされたこと
を検出する検出センサ1の検出速度等によって検出信号
がイジェクトモータオン/オフ信号と一緒に立ち上がら
ないためである。
【0023】図5Dに示すタイミングでロックコマンド
p2が供給されたときは、実際にはイジェクトの最中で
あるのに、FDDCIC4はディスクが装着されている
と認識し、図5Fに示すタイミングでロックコマンドp
3が供給されたとき、図5Cに示す検出センサ1からの
検出信号はハイレベル“1”となっているので、図5G
に示すようにFDDCIC4はディスクイジェクトを認
識する。
【0024】これによって、p2で示す検出位置と、p
3で示す検出位置においては、ディスク装着、イジェク
トの2通りの状態を認識してしまうという不都合があっ
た。特に問題となるのは、図5においては検出センサ1
からの検出信号がローレベル“0”となっている期間
で、この期間は図5Bに示すイジェクトモータオン/オ
フ信号がオンとなり、ディスクは既にイジェクト状態と
なっているのにもかかわらず図5Eに示すようにFDD
CIC4がディスクが装着されていると認識してしま
う。
【0025】即ち、FDDCIC4がディスクが装着さ
れていると認識している状態でロックコマンドが供給さ
れると、当然ロックコマンドによるイジェクトのロック
が行われ、この後はディスクが装着されているものとさ
れてしまう。しかしながら、イジェクト動作の途中であ
るので、ディスクはそのまま完全にイジェクト(フロッ
ピーディスクの挿入/排出口から排出される)してしま
う。その結果、ディスクが装着されていないのにもかか
わらず、ディスクが装着されていることにされてしま
う。
【0026】従って、ホスト側でロックコマンドを用い
てディスクのイジェクトのロック、解除を行うようにし
ている場合、FDDCIC4が、ディスクが装着されて
いないのにディスクが装着されていると認識してしま
う。ディスクが装着されていないのにディスクが装着さ
れていると認識されてしまった場合はロックがかかった
状態となるので、ここでディスクをフロッピーディスク
ドライブ装置に挿入した場合、FDDCIC4はロック
状態を解除されない限り、挿入されたディスクを排出し
てしまう等の不具合を生じる不都合がある。
【0027】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、ディスクのイジェクト動作中は、検出センサのオン
/オフのタイミングに影響されずに一義的にディスクイ
ジェクトの状態とすることで、例えばホスト側のソフト
ウエア等がディスクのイジェクトのロック、解除を行う
ようになっている場合においては、ディスクがイジェク
トされているのにもかかわらず、ディスクが装着されて
いるとフロッピーディスクコントローラに認識されてし
まうことによって生じる各種不具合を防止することので
きる記録再生装置を提案しようとするものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明は、挿入された情
報記録媒体をイジェクトコマンドによって自動的に排出
させるようにした記録再生装置において、イジェクトコ
マンドによってイジェクト動作を行うための駆動信号を
発生する駆動手段4と、この駆動手段4からの駆動信号
によってイジェクト動作を行うモータ5と、イジェクト
の有無を検出する検出手段1と、駆動手段4からの駆動
信号及び検出手段1からの検出信号とに基いて情報記録
媒体の着脱を示す着脱検出信号を生成する着脱信号生成
手段6とを有するものである。
【0029】更に本発明は上述において、着脱信号生成
手段6は、駆動手段4からの駆動信号及び検出手段1か
らの検出信号の和を得るものである。
【0030】更に本発明は上述において、着脱信号生成
手段6は、イジェクトコマンド及び検出手段1からの検
出信号に基いて、情報記録媒体の着脱を示す着脱検出信
号を生成するものである。
【0031】更に本発明は上述において、イジェクトコ
マンドがアクティブとなったときに検出手段1からの検
出信号がアクティブとなり、イジェクトコマンドがイン
アクティブとなったときに検出手段1からの検出信号が
インアクティブとなるものである。
【0032】
【作用】上述せる本発明の構成によれば、イジェクトコ
マンドが供給されたときに駆動手段4がイジェクト動作
を行うための駆動信号を発生し、この駆動手段4からの
駆動信号によってモータ5がイジェクト動作を行うと共
に、検出手段1がイジェクトの有無を検出し、駆動手段
4からの駆動信号及び検出手段1からの検出信号とに基
いて着脱信号生成手段が情報記録媒体の着脱を示す着脱
検出信号を生成する。
【0033】更に上述において本発明の構成によれば、
着脱信号生成手段6が駆動手段4からの駆動信号及び検
出手段1からの検出信号の和を得る。
【0034】更に上述において本発明の構成によれば、
着脱信号生成手段6がイジェクトコマンド及び検出手段
1からの検出信号に基いて、情報記録媒体の着脱を示す
着脱検出信号を生成する。
【0035】更に上述において本発明の構成によれば、
イジェクトコマンドがアクティブとなったときに検出手
段1が検出信号をアクティブにし、イジェクトコマンド
がインアクティブとなったときに検出手段1が検出信号
をインアクティブにする。
【0036】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明記録再生装置
(例えばフロッピーディスクドライブ装置や光ディスク
ドライブ装置等)の一実施例について詳細に説明する。
【0037】この図1において、図4と対応する部分に
は同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0038】図1において、6はオア回路で、FDDC
(フロッピーディスクドライブコントローラ)IC4か
らのイジェクトモータオン/オフ信号と検出センサ1か
らの検出信号とで論理和を得、これをディスクイン/ア
ウト検出信号としてFDCCIC4に供給する。
【0039】図2は図1に示したオア回路6をトランジ
スタ及び抵抗器で構成した場合の例を示し、以下これに
ついて説明する。
【0040】この図2において図1と対応する部分には
同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0041】この図2において、8はNPN型トランジ
スタでこのトランジスタ8のベース及び検出センサ1の
出力端を抵抗器7を介して接続し、このトランジスタ8
のベース及びトランジスタ8のエミッタ間を抵抗器9で
接続し、このトランジスタ8のエミッタを接地し、この
トランジスタ8のコレクタ及び例えば5Vの電源が供給
される電源端子10間を抵抗器11を介して接続する。
【0042】また、トランジスタ8のコレクタ及びNP
N型トランジスタ13のベース間を抵抗器12を介して
接続し、このトランジスタ13のベース及びトランジス
タ13のエミッタ間を抵抗器14を介して接続し、この
トランジスタ13のエミッタを接地し、このトランジス
タ13のコレクタ及び例えば5Vの電源が供給される電
源端子15間を抵抗器16を介して接続し、このトラン
ジスタ13のコレクタをFDDCIC4の入力端に接続
する。
【0043】また、電源端子10及びNPN型トランジ
スタ18のコレクタ間を抵抗器11を介して接続し、こ
のトランジスタ18のベース及びエミッタ間を抵抗器1
9で接続し、このトランジスタ18のベース及びFDD
CIC4の出力端間を抵抗器17を介して接続する。
【0044】次に、このオア回路6相当部分の動作を説
明する。先ず図示しないディスク検出センサ1からの検
出信号がハイレベル“1”となると、トランジスタ8が
オンとなり、これによってトランジスタ13もオンとな
り、検出センサ1からの検出信号がFDDCIC4に入
力される。
【0045】一方、FDDCIC4からのイジェクトモ
ータオン/オフ信号がハイレベル“1”になると、トラ
ンジスタ18がオンとなり、これによってトランジスタ
13がオンとなり、イジェクトモータオン/オフ信号が
FDDCIC4に供給される。
【0046】即ち、この図2に示す回路においては、F
DDCIC4からのイジェクトモータオン/オフ信号と
検出センサ1からの検出信号をトランジスタ8、13及
び18で構成するオア回路で論理和演算してディスクイ
ン/アウト検出信号を生成している。
【0047】次に、図3のタイミングチャートを参照し
て、図1及び図2に示した記録再生装置の動作について
説明する。
【0048】図示しないイジェクトボタンが押圧された
ときに外部からイジェクトを示すパルスp1(図3A)
が供給されると、このパルスp1に連動してFDDC4
からイジェクトモータ5に対して供給されるイジェクト
モータオン/オフ信号(図3B)がハイレベル“1”と
なり、イジェクトモータ5が駆動され、ディスクのイジ
ェクト動作が開始される。
【0049】一方、イジェクトモータ5が駆動される
と、これに連動して図示しないディスク保持機構が駆動
され、これによって検出センサ1が出力する検出信号
(図3C)がローレベル“0”(ディスク装着を示す)
からハイレベル“1”(ディスクイジェクトを示す)に
なる。
【0050】このとき、図1に示したオア回路6や図2
に示したトランジスタ8、13、18で構成されるオア
回路は図3Bに示すイジェクトモータオン/オフ信号と
図3Cに示す検出信号とで論理和演算を行って図3Dに
示すディスクイン/アウト検出信号を生成し、このディ
スクイン/アウト検出信号を図1及び図2に示したFD
DCIC4に供給する。
【0051】ところで、図1及び図2に示した入力端子
4aには図4において説明したように、例えばホスト側
でロックコマンドやディスクの着脱を検出するための検
出信号が供給される。
【0052】ロックコマンドや検出信号が図3Eに示す
ように、p2で示すタイミングで供給された場合におい
ては、FDDCIC4は図3Dに示すディスクイン/ア
ウト検出信号がハイレベル“1”であるので、ディスク
がイジェクトされていると認識する。
【0053】一方、ロックコマンドや検出信号が図3F
に示すように、p3で示すタイミングで供給された場合
においては、FDDCIC4は図3Dに示すディスクイ
ン/アウト検出信号がハイレベル“1”であるので、デ
ィスクがイジェクトされていると認識する。
【0054】従って、ホスト側のソフトウエア等の仕様
がロックコマンドを発行する場合において、従来のよう
に検出センサ1の出力でディスクの着脱を認識する場合
とは異なり、検出センサ1の出力がローレベル“0”と
なっても一義的にディスクがイジェクトされていること
とできるので、ロックがかかることによってディスクが
イジェクトされているのにもかかわらずディスクが装着
されていると認識されることがなくなり、これによっ
て、ディスクが装着されていないのにもかかわらず、デ
ィスクが装着されていると認識されてディスクを挿入す
ることができなくなる等の不具合を防止することができ
る。
【0055】また、ホスト側のソフトウエア等の仕様が
検出信号を出力するような場合においては、検出信号の
供給タイミングによって、実際にはイジェクトされてい
るのにもかかわらず、装着状態及びイジェクト状態の2
通りで認識されてしまうことを防止することができる。
【0056】このように、本例においては、検出センサ
1からの検出信号とFDDCIC4からのイジェクトモ
ータオン/オフ信号とで論理和演算して得たディスクイ
ン/アウト検出信号をFDDCIC4に供給するように
したので、ディスクのイジェクト動作中は、検出センサ
のオン/オフのタイミングに影響されずに一義的にディ
スクイジェクトの状態とでき、これによって、例えばホ
スト側のソフトウエア等がディスクのイジェクトのロッ
ク、解除或いは検出を行うようになっている場合におい
ては、ディスクがイジェクトされているのにもかかわら
ず、ディスクが装着されているとフロッピーディスクコ
ントローラに認識されることによって生じる各種不具合
を防止することができる。
【0057】尚、上述の例においては、ディスクイン/
アウト検出信号を検出センサ1からの検出信号とイジェ
クトモータオン/オフ信号とで論理和演算を行って得る
ようにした場合について説明したが、例えばパルスp1
が供給された時点でハイレベル“1”になり、検出信号
がローレベル“0”になった時点でローレベル“0”と
なるようにディスクイン/アウト検出信号を生成すれば
更に上述の例よりもイジェクトコマンドとしてのパルス
p1に対する応答が良いものとなる。更に、上述の例に
おいては論理和としているが、例えばイジェクトコマン
ドとしてのパルスp1がハイレベル“1”となったとき
に検出信号がハイレベル“1”となるようにし、パルス
p1がローレベル“0”となったときに検出信号をロー
レベル“0”とするようにしても良い。この場合は検出
信号をFDDCIC4に供給することができるので、図
1及び図2に示した論理和を行う回路は必要なくなると
共に、イジェクトコマンドに対する応答を良好にするこ
とができる。
【0058】また、上述の例においては、フロッピーデ
ィスクドライブコントローラをICとした場合について
説明したが、ICに限らず、フロッピーディスクをコン
トロールするものであればディスクリートでも良い。ま
た、フロッピーディスクに限らず、例えば光磁気ディス
クや近年使用されてきている着脱可能なハードディスク
等を駆動する装置に適用しても良い。
【0059】また、上述の実施例は本発明の一例であ
り、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成
が取り得ることは勿論である。
【0060】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、イジェクトコ
マンドが供給されたときに駆動手段がイジェクト動作を
行うための駆動信号を発生し、この駆動手段からの駆動
信号によってモータがイジェクト動作を行うと共に、検
出手段がイジェクトの有無を検出し、駆動手段からの駆
動信号及び検出手段からの検出信号とに基いて着脱信号
生成手段が情報記録媒体の着脱を示す着脱検出信号を生
成するようにしたので、情報記録媒体のイジェクト動作
中は、検出手段のオン/オフのタイミングに影響されず
に一義的に情報記録媒体イジェクトの状態とでき、これ
によって、例えばホスト側のソフトウエア等が情報記憶
媒体のイジェクトの検出、或いはロック、解除を行うよ
うになっている場合においては、情報記憶媒体の着脱を
2通り検出したり、情報記憶媒体がイジェクトされてい
るのにもかかわらず、情報記憶媒体が装着されていると
認識されることによって生じる各種不具合を防止するこ
とができる。
【0061】更に上述において本発明によれば、着脱信
号生成手段が駆動手段からの駆動信号及び検出手段から
の検出信号の和を得るようにしたので、上述の効果に加
え、検出センサの精度に対する自由度を大きくすること
ができる。
【0062】更に上述において本発明によれば、着脱信
号生成手段がイジェクトコマンド及び検出手段からの検
出信号に基いて、情報記録媒体の着脱を示す着脱検出信
号を生成するようにしたので、上述の効果に加え、イジ
ェクト中の機器の動作をより正確に行うことができる。
【0063】更に上述において本発明によれば、イジェ
クトコマンドがアクティブとなったときに検出手段が検
出信号をアクティブにし、イジェクトコマンドがインア
クティブとなったときに検出手段が検出信号をインアク
ティブにするようにしたので、上述の効果に加え、イジ
ェクトコマンドに対して検出信号を追従させることがで
き、より正確なイジェクト動作を行わせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明記録再生装置の一実施例を示す構成図で
ある。
【図2】本発明記録再生装置の一実施例の他の例を示す
構成図である。
【図3】本発明記録再生装置の一実施例の説明に供する
タイミングチャートである。
【図4】従来の記録再生装置の例を示す構成図である。
【図5】従来の記録再生装置の例の説明に供するタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1 検出センサ 4 FDDCIC(フロッピーディスクドライブコント
ローラ集積回路) 5 イジェクトモータ 6 オア回路 7、9、11、12、14、16、17、19 抵抗器 8、13、18 トランジスタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】FDDCIC4は図示しないイジェクトの
ためのスイッチを押圧されるとき(或いは、外部からイ
ジェクトコマンドが供給されるとき)にイジェクトモー
タオン/オフ信号を発生し、このイジェクトモータオン
/オフ信号をイジェクトモータ5に供給する。イジェク
トモータ5はFDDCIC4からのイジェクトモータオ
ン/オフ信号によって図示しないフロッピーディスクの
保持機構を駆動し、フロッピーディスクを排出する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図4に示す入力端子4aはこのロックコマ
ンドが供給されるものである。図5D及びFにおいてp
2及びp3で示すロックコマンドは、例えば“11”で
解除、“00”でロックを示す制御信号である。ディス
クが装着されているときにロックコマンドが“00”と
なった場合にはイジェクトボタンを押圧してもディスク
を取り出すことができない。また、ディスクが装着され
ているときにロックコマンドが“11”となった場合に
はイジェクトボタンを押圧すればディスクを取り出すこ
とができる。その他に、ディスクが装着されていないと
きにロックコマンドが“00”となった場合には、挿入
したディスクを常に排出させることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】従って、ホスト側でロックコマンドを用い
てディスクのイジェクトのロック、解除を行うようにし
ている場合、FDDIC4が、ディスクが装着されてい
ないのにディスクが装着されていると認識してしまう。
ロック状態でディスクが装着されていない認識の場合
で、ディスクをフロッピーディスクドライブ装置に挿入
したとき、FDDCIC4はロック状態を解除されない
限り挿入されたディスクを常に排出するが、ディスクが
装着されていないのにディスクが装着されていると認識
されてしまった場合は、挿入されたディスクをそのまま
挿入されたままの状態にしてしまう等の不具合を生じる
不都合がある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入された情報記録媒体をイジェクトコ
    マンドによって自動的に排出させるようにした記録再生
    装置において、 上記イジェクトコマンドによってイジェクト動作を行う
    ための駆動信号を発生する駆動手段と、 この駆動手段からの駆動信号によってイジェクト動作を
    行うモータと、 イジェクトの有無を検出する検出手段と、 上記駆動手段からの駆動信号及び上記検出手段からの検
    出信号とに基いて上記情報記録媒体の着脱を示す着脱検
    出信号を生成する着脱信号生成手段とを有することを特
    徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記着脱信号生成手段は、 上記駆動手段からの駆動信号及び上記検出手段からの検
    出信号の和を得ることを特徴とする請求項1記載の記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】 上記着脱信号生成手段は、 上記イジェクトコマンド及び上記検出手段からの検出信
    号に基いて、上記情報記録媒体の着脱を示す着脱検出信
    号を生成することを特徴とする請求項1記載の記録再生
    装置。
  4. 【請求項4】 上記イジェクトコマンドがアクティブと
    なったときに上記検出手段からの検出信号がアクティブ
    となり、上記イジェクトコマンドがインアクティブとな
    ったときに上記検出手段からの検出信号がインアクティ
    ブとなることを特徴とする請求項1記載の記録再生装
    置。
JP5011792A 1993-01-27 1993-01-27 記録再生装置 Pending JPH06223476A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6363446A (ja) * 1986-09-03 1988-03-19 株式会社東芝 磁気共鳴イメ−ジング装置
JPH03103233A (ja) * 1989-09-18 1991-04-30 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
JPH03210235A (ja) * 1990-01-16 1991-09-13 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置

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