JPH0622346Y2 - エアーマット - Google Patents

エアーマット

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JPH0622346Y2
JPH0622346Y2 JP14040987U JP14040987U JPH0622346Y2 JP H0622346 Y2 JPH0622346 Y2 JP H0622346Y2 JP 14040987 U JP14040987 U JP 14040987U JP 14040987 U JP14040987 U JP 14040987U JP H0622346 Y2 JPH0622346 Y2 JP H0622346Y2
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JP
Japan
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air
mat
expansion
pressure
contraction
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JP14040987U
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JPS6446028U (ja
Inventor
晴彦 成瀬
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は主として床擦れ防止用のように医療用に使用さ
れるエアーマットに関し、詳しくはマットによる除湿効
果を高めようとする技術に関するものである。
[背景技術] 従来、エアーポンプから供給されるエアーをマット本体
の複数の空気室に供給すると共にこれらの複数の空気室
を膨張収縮させるエアーマットにおいては、膨張させる
ことによりマット本体上に寝ている患者の体重を支持さ
せ、膨張する部分に対して収縮する部分を交互に設ける
ことにより体重がかからない部分を作ることを目的とし
ている。つまり、一方の空気室Aで第6図(a)に示す周
期で空気が供給され、他方の空気室Bでは第6図(b)に
示す周期で空気が供給され、第7図(a)の状態や第7図
(b)の状態になるようになっている。しかし床擦れを防
止するためには上記の除圧効果の他に患部の湿潤を防止
するための除湿効果が必要であるが、上記のものでは除
湿効果が期待できなかった。除湿のためにはマット本体
よりエアーを噴出し、除湿させる方式が効果的ではある
が、冷風により寒さを感じることがあり、それ以外の方
式が望まれるようになってきた。
[考案の目的] 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本考
案の目的とするところは膨張収縮の方式を変えることに
より除湿効果を向上させることができるエアーマットを
提供するにある。
[考案の開示] 本考案エアーマットは、エアーポンプから供給されたエ
アーをマット本体の複数の空気室に供給すると共にこれ
らの複数の空気室を交互に膨張収縮させるものであっ
て、複数の空気室を交互の膨張収縮させる他に、収縮状
態の空気室を大きい膨張収縮の動作の間に小さな周期の
膨張収縮動作を行うように制御するエアー供給制御手段
を具備したことを特徴とするものであって、上述のよう
に構成することにより従来例の欠点を解決したものであ
る。つまり、収縮状態の空気室を大きい膨張収縮の動作
の間に小さな周期の膨張収縮動作を行うように制御する
ようにしたことにより、収縮状態の空気室の小さい周期
の膨張収縮動作にて体とマット本体との間の湿気のある
空気が出されて除湿されるようになった。
以下本考案を実施例により詳述する。
第1図に示すようにマット本体1には蛇行状に仕切り2
を設けてあって、ジグザグ状の空気室A,Bを設けてあ
る。空気供給制御手段3のエアーポンプ4と各空気室
A,Bとは夫々ホース5,6にて接続してある。各ホー
ス5,6には夫々別々に電磁弁7,8を設けてあり、制
御回路9でエアーポンプ4と各電磁弁7,8を制御でき
るようになっている。電磁弁7,8は制御回路9にて大
きな膨張収縮を行うため従来の第7図(a)(b)に示すよう
な圧力状態になるように制御される他に小さいな膨張収
縮を行うため第2図(a)(b)に示すように短い周期で圧力
がかけられる。ただし第2図(a)は空気室Aの圧力の変
動を示し、第2図(b)は空気室Bの圧力の変動を示す。
従って第3図(a)(b)(c)(d)に示すようにマット本体1の
空気室A,Bが変形する。第3図(a)は空気室Aが大き
く膨張し、空気室Bが収縮した状態であり、第3図(b)
は空気室Aが大きく膨張し、空気室Bが小さく膨張した
状態であり、第3図(c)は空気室Aが収縮し、空気室B
が大きく膨張した状態であり、第3図(d)は空気室Aが
小さく膨張し、空気室Bが大きく膨張した状態である。
小さな膨張収縮は大きな膨張収縮を行う時間Tの間に任
意の回数行なわれる。本実施例の場合時間Tの間に小さ
い膨張収縮を3回行っているが、大きな膨張収縮の時間
Tと圧力の立ち上がりスピードと下降スピードとにより
任意に設定できる。効果的な回数としてはT=1〜5分
において1〜5回程度がよい。また圧力の切り替えは制
御回路9により電磁弁7,8で制御する以外にロータリ
ー式切り替え弁、またはポンプ2台によるオン,オフ方
式等任意である。上記のように小さい膨張収縮を第2図
に示すような圧力変動にて行うと体10とマット本体1
の収縮部との間の圧力を除圧できて第4図の斜線部分の
湿気を含んだ空気を放出して除湿できる。また第2図に
示す圧力カーブは小さい膨張収縮の最大圧力pを大きい
膨張収縮の最大圧力Pより小さくすることにより膨張収
縮サイクルTの間収縮部分で体圧がかからないようにし
て除圧効果を確保することができるが、第5図に示すよ
うに小さい周期の膨張収縮の最大圧力p′を最大圧力P
近くまたは同じにすることにより体圧がかかるようにす
れば早い動きで体重支持位置が生じるためマッサージ効
果が発生するため除圧時間が短くなり寝心地がよい。よ
って最大圧力Pを変更することで、たとえば第2図の圧
力カーブでは床擦れ患者向き、第5図の圧力カーブであ
れば健康人及び半寝たきり者向きというような切り替え
ができる。
[考案の効果] 本考案は叙述のように収縮状態の空気室を大きい膨張収
縮の動作の間に小さな周期の膨張収縮動作を行うように
制御するようにしたので、収縮状態の空気室の小さい周
期の膨張収縮動作にて体とマット本体との間の湿気のあ
る空気が放出されて除湿され、寝床内の湿度を常に低く
保つことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案エアーマットの一実施例の平面図、第2
図(a)(b)は同上の空気室の圧力変動を示す説明図、第3
図(a)(b)(c)(d)は同上のエアーマットの動作を説明する
概略断面図、第4図は同上の除湿の状態を示す断面図、
第5図(a)(b)は第2図とは異なる圧力変動を示す説明
図、第6図(a)(b)は従来例の空気室の圧力変動を示す説
明図、第7図(a)(b)は従来例の動作を示す概略断面図で
あって、A,Bは空気室、1はマット本体、3は空気供
給制御手段、4はエアーポンプである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアーポンプから供給されたエアーをマッ
    ト本体の複数の空気室に供給すると共にこれらの複数の
    空気室を交互に膨張収縮させるエアーマットであって、
    複数の空気室を交互の膨張収縮させる他に、収縮状態の
    空気室を大きい膨張収縮の動作の間に小さな周期の膨張
    収縮動作を行うように制御するエアー供給制御手段を具
    備したことを特徴とするエアーマット。
JP14040987U 1987-09-14 1987-09-14 エアーマット Expired - Lifetime JPH0622346Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14040987U JPH0622346Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14 エアーマット

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JP14040987U JPH0622346Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14 エアーマット

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Publication Number Publication Date
JPS6446028U JPS6446028U (ja) 1989-03-22
JPH0622346Y2 true JPH0622346Y2 (ja) 1994-06-15

Family

ID=31404549

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JP14040987U Expired - Lifetime JPH0622346Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14 エアーマット

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0778116B1 (en) 1995-12-05 2002-04-03 Apic Yamada Corporation Resin molding machine
JP5086703B2 (ja) * 2007-06-15 2012-11-28 株式会社ケープ エアマット

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JPS6446028U (ja) 1989-03-22

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