JPH06222948A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH06222948A
JPH06222948A JP5031444A JP3144493A JPH06222948A JP H06222948 A JPH06222948 A JP H06222948A JP 5031444 A JP5031444 A JP 5031444A JP 3144493 A JP3144493 A JP 3144493A JP H06222948 A JPH06222948 A JP H06222948A
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JP
Japan
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circuit
signal
high voltage
low level
level
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Withdrawn
Application number
JP5031444A
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English (en)
Inventor
Kimiharu Takeo
公晴 竹尾
Hitoshi Hisamatsu
仁 久松
Hidenori Kikuchi
秀徳 菊池
Tadashi Baba
匡史 馬場
Atsushi Kumada
淳 熊田
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 確実な特殊モードの設定を実現した半導体集
積回路装置を提供する。 【構成】 高電圧検出回路を2個設け、そのうちの一方
の高電圧検出信号を特殊モードの設定に用い、他の一方
を電圧変動による誤動作防止に用いる。 【効果】 特殊モードのときには2つの高電圧検出回路
のうちの一方が高電圧検出で他方が高電圧でないこと条
件にしているので、電源の変動による誤動作を防止する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路装置
に関し、例えば非公開にされる特殊モードを備えたダイ
ナミック型RAM(ランダム・アクセス・メモリ)に利
用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】所定の入力信号のレベルを電源電圧以上
の高電圧にし、ユーザーに公開されない試験機能を備え
たダイナミック型RAMがある。このようなダイナミッ
ク型RAMに関しては、例えば特開平1−245499
号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記高電圧検出回路と
して、内部の電源電圧を基準にして入力端子から供給さ
れる信号レベルがそれより高い電圧にされたことを持っ
て高電圧検出動作を行う。この構成では、ユーザーの実
装ボード上において入力端子から供給される信号レベル
が通常のハイレベルであるときでも、ダイナミック型R
AMの動作電圧が何らかの原因で低下すると、相対的に
入力端子から供給される信号レベルが高くなり、高電圧
検出回路が誤動作をしてしまうとう問題がある。上記の
公報では、WCBRのような外部制御(クロック)との
組み合わせを条件にしているが、それでも上記論理条件
が成立したときに、内部電圧が低下すると非公開にされ
るべきテストモードに入ってしまうという問題が生じ
る。
【0004】この発明の目的は、確実な特殊モードの設
定を実現した半導体集積回路装置を提供することにあ
る。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特
徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになる
であろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、高電圧検出回路を2個設
け、そのうちの一方の高電圧検出信号を特殊モードの設
定に用い、他の一方を電圧変動による誤動作防止に用い
る。
【0006】
【作用】上記した手段によれば、特殊モードのときには
2つの高電圧検出回路のうちの一方が高電圧検出で他方
が高電圧でないこと条件にしているので、電源の変動に
よる誤動作を防止することができる。
【0007】
【実施例】図1には、この発明に係る特殊モード設定回
路の一実施例の回路図が示されている。同図の各回路素
子は、それが搭載される半導体集積回路を構成する他の
回路素子とともに、単結晶シリコンのような1個の半導
体基板上に形成される。同図において、Pチャンネル型
MOSFETは、そのバックゲート部に矢印が付加され
ることによってNチャンネル型MOSFETと区別され
る。
【0008】この実施例は、ダイナミック型RAMの非
公開テストモード設定回路に向けられている。アドレス
端子A0Tは、図外のアドレスバッファの入力端子に接
続されるとともに、高電圧(スーパーVCC)検出回路
の入力端子にも接続される。すなわち、電流制限用の抵
抗R1を対してダイオード形態にされたNチャンネル型
MOSFETQ1とQ2を介して、Pチャンネル型MO
SFETQ4のソースとウェル(バックゲート)に接続
される。
【0009】上記Pチャンネル型MOSFETQ4には
Nチャンネル型MOSFETQ5が接続され、これらの
MOSFETQ4とQ5のゲートには、内部電圧VCL
が定常的に供給される。上記Pチャンネル型MOSFE
TQ4のソースには、ダイオード形態にされたNチャン
ネル型MOSFETQ3を介して内部電圧VCLが供給
される。
【0010】通常の動作状態では、入力されるアドレス
信号に応じてアドレス端子A0Tがハイレベル/ロウレ
ベルに変化させられる。このときには、ダイオード形態
のMOSFETQ3を通してPチャンネル型MOSFE
TQ4のソースにバイアス電圧が供給される。それ故、
通常のハイレベルではダイオード形態のMOSFETQ
1とQ2がオン状態になることはなく、Pチャンネル型
MOSFETQ4にはMOSFETQ3のしきい値電圧
分だけ、ゲートとソース間に逆バイアスが与えられてお
りオフ状態にされている。
【0011】Nチャンネル型MOSFETQ5は、内部
電圧VCLにより定常的にオン状態になっており、ロウ
レベルの出力信号を形成する。このロウレベルの出力信
号は、Pチャンネル型MOSFETQ6とNチャンネル
型MOSFETQ7からなるCMOSインバータ回路に
入力され、ここでハイレベルの出力信号にされる。この
CMOSインバータ回路の出力信号は、CMOSインバ
ータ回路N1に入力されて反転される。
【0012】インバータ回路N1の出力信号は、一方に
おいて遅延回路を構成する縦列形態のインバータ回路N
2,N3尾キャパシタCとインバータ回路N5により遅
延された信号にされて、ナンドゲート回路G1の一方の
入力に供給される。上記インバータ回路N1の出力信号
は、他方においてナンド(NAND)ゲート回路G1に
他方の入力に入力される。ナンドゲート回路G1は、両
入力信号がハイレベル(論理1)のときに、ロウレベル
の出力信号を形成する。それ故、上記のようにアドレス
端子A0Tに高電圧が供給されない状態ではハイレベル
の出力信号を形成する。これにより、定常的に内部電圧
VCLのハイレベルが供給されているナンドゲート回路
G2を通して出力れる高電圧検出信号TSV0Tはロウ
レベルにされている。
【0013】アドレス端子A0Tが内部電圧VCLに対
して、MOSFETQ1とQ2及びQ4のしきい値電圧
以上に高くされると、これらのMOSFETQ1、Q2
及びQ4がオン状態にされる。これにより、MOSFE
TQ4とQ5のコンダクタンス比に対応したハイレベル
の出力信号が形成される。MOSFETQ5は、MOS
FETQ4に比べてコンダクタンスが小さく設定されて
いるので、上記のような高電圧により、その出力レベル
はCMOSインバータ回路(Q6とQ7)の論理しきい
値電圧より高くされる。
【0014】それ故、上記のような高電圧印加時にCM
OSインバータ回路(Q6とQ7)の出力信号がロウレ
ベルにされ、インバータ回路N1の出力信号がハイレベ
ルにされる。これにより、上記遅延回路の遅延時間以上
にわたってアドレス端子A0Tから高電圧が供給され続
けられているときには、ナンドゲート回路G1の出力信
号がロウレベルとなり、これに応じてナンドゲート回路
G2から出力される高電圧検出信号TSV0Tがハイレ
ベルにされる。
【0015】上記の回路においては、アドレス端子A0
Tが通常のハイレベルのときに、内部電圧VCLが電源
バンプ等に低下すると、相対的にレベル差が生じて上記
同様な高電圧検出信号を形成してしまうという問題があ
る。
【0016】この実施例では、上記のような誤動作を防
止するために、上記と同じ高電圧検出回路を設け、それ
にアドレス端子A1Tを割り当てる。そして、この高電
圧検出信号TSV1Tをインバータ回路N7により反転
させ、それと上記高電圧検出信号TSV0T及びWCB
Rによってロウレベルにされる動作モード信号LFBを
インバータ回路N8により反転させて、ナンドゲート回
路G4に供給する。
【0017】ここで、WCBRは、ダイナミック型RA
Mのロウアドレスストローブ信号RASBがロウレベル
にされる前に、カラムアドレスストローブ信号CASB
とライトイネーブル信号WEBをロウレベルにするとい
うテストモードを意味するものである。
【0018】この実施例では、安全性を高めるために上
記アドレス端子A1Tがハイレベルで、かつアドレス端
子A2Tをロウレベルにしたときに特殊モードに入るよ
うな条件を付加している。すなわち、アドレス端子A1
Tのハイレベルと、アドレス端子A2Tのロウレベルを
インバータ回路N6により反転させてナンドゲ回路G3
に供給し、その出力信号のロウレベルと上記ナンドゲー
ト回路G4のロウレベルの条件が成立したときに、非公
開にされるテストモード信号TSMBを発生させる。
【0019】この構成では、WCBRのときに、内部電
圧VCLが低下するとアドレス端子A0TとA1Tのレ
ベルが共に相対的に高くされることになるので、ナンド
ゲート回路G4に対してインバータ回路N7の出力信号
がロウレベルを供給する。これにより、ナンドゲート回
路G4がハイレベルのままなって上記非公開テストモー
ドになるのを防止するものである。
【0020】また、アドレス端子A1Tにロウレベルが
供給された状態で、上記内部電圧VCLが低下するとア
ドレス端子A0Tのみが相対的にハイレベルにされてし
まいナンドゲート回路G4の出力信号がロウレベルにさ
れてしまう。しかし、アドレス端子A1Tのロウレベル
により、ナンドゲート回路G3の出力がハイレベルにな
ってノア(NOR)ゲート回路の出力をロウレベルに固
定するので、非公開テストモード信号TSMBがハイレ
ベルのままにされる。
【0021】言い換えるならば、非公開テストモードを
指示するテストモード信号TSMBがロウレベルになる
のは、WCBRのタイミングでアドレス端子A0Tにの
み高電圧が供給され、かつアドレス端子A1Tがハイレ
ベルでアドレス端子A2Tがロウレベルに設定したとき
に限定され、電源電圧VCLの変動により誤動作するこ
とがない。
【0022】図2には、この発明が適用されたダイナミ
ック型RAMの一実施例のブロック図が示されている。
同図の各回路ブロックは、公知の半導体集積回路の製造
技術よって、単結晶シリコンのような1個の半導体基板
上において形成される。同図における各回路ブロック
は、実際の半導体チップにおける幾何学的な配置に合わ
せて描かれている。本願において、MOSFETは絶縁
ゲート型電界効果トランジスタ(IGFET)の意味で
用いている。
【0023】この実施例においては、メモリの大容量化
に伴うチップサイズの大型化による制御信号やメモリア
レイ駆動信号といった各種配線長が長くされることによ
って動作速度も遅くされてしまうのを防ぐ等のために、
RAMを構成するメモリアレイ部とそのアドレス選択等
を行う周辺部との配置に次のような工夫が行われてい
る。
【0024】同図において、チップの縦中央部と横中央
部とから形作られる十文字エリアが設けられる。この十
文字エリアには主に周辺回路が配置され、上記十文字エ
リアにより4分割されたエリアにはメモリアレイが配置
される。すなわち、チップの縦方向と横方向の中央部に
十文字状のエリアを設け、それにより4つに分割された
エリアにメモリアレイが形成される。特に制限されない
が、上記4つのメモリアレイは、後述するようにそれぞ
れが約4Mビットの記憶容量を持つようにされる。これ
に応じて4つのメモリアレイ全体では、約16Mビット
の大記憶容量を持つものとされる。
【0025】1つのメモリマット1は、横方向にワード
線が延長するよう配置され、縦方向に一対からなる平行
に配置される相補ビット線(データ線又はディジット
線)が延長するよう配置される。メモリマット1は、セ
ンスアンプ2を中心にして左右に一対が配置される。セ
ンスアンプ2は、左右に配置される一対のメモリマット
1に対して共通に用いられるという、いわゆるシェアー
ドセンスアンプ方式とされる。
【0026】上記4つに分割されたメモリアレイのう
ち、中央部側ににY選択回路5がそれぞれ設けられる。
Y選択線はY選択回路5からそれに対応するメモリアレ
イの複数のメモリマット上を延長するよう延びて、各メ
モリマットのカラムスイッチ用MOSFETのゲートの
スイッチ制御を行う。
【0027】上記チップの横方向の中央部のうち、右側
の部分にはXアドレスバッファ、X冗長回路及びXアド
レスドライバ(論理段)とからなるX系回路10と、R
AS系制御信号回路11、WE系信号制御回路12及び
基準電圧発生回路16がそれぞれ設けられる。上記チッ
プの横方向の中央部のうち、左側の部分にはYアドレス
バッファ、Y冗長回路及びYアドレスドライバ(論理
段)とからなるY系回路13と、CAS系制御信号回路
14及びテスト回路15がそれぞれ設けられる。このテ
スト回路15に上記図1の回路が含まれる。
【0028】上記のように、アドレスバッファとそれに
対応したアドレス比較回路を含む冗長回路、制御クロッ
ク発生を行うCAS,RAS系制御信号回路等を一個所
に集中配置すると、例えば配線チャンネルを挟んでクロ
ック発生回路と他の回路を振り分けること、言い換える
ならば上記配線チャンネルを共用化することによって高
集積化が可能になるとともに、アドレスドライバ(論理
段)等に最短で等距離で信号を伝えることができる。
【0029】RAS系制御回路11は、ロウアドレスス
トローブ信号RASBを受けてXアドレスバッファを活
性化するために用いられる。Xアドレスバッファに取り
込まれたアドレス信号はX系の冗長回路に供給される。
ここで、記憶された不良アドレスとの比較が行われて、
冗長回路への切り換えることの有無が判定される。その
結果と上記アドレス信号とは、X系のプリデコーダに供
給される。ここで、プレデコード信号が形成され、各メ
モリアレイに対応して設けられるXアドレスドライバを
介して、前記のようなメモリマットに対応して設けられ
るそれぞれのXデコーダ3に供給される。
【0030】一方、上記RAS系の内部信号は、WE系
のコントロール回路とCAS系のコントロール回路に供
給される。例えば、上記RASB信号とカラムアドレス
ストローブ信号CASB及びライトイネーブル信号WE
Bとの入力順序の判定から、テストモード(WCB
R)、オートリフレッシュモード(CBR)、セルフリ
フレッシュモード等の動作モードの識別が行われる。
【0031】WCBRによるテストモードのとき、テス
ト回路15が活性化され、そのとき供給される図1のよ
うにアドレス信号を高電圧にし、それを前記図1の高電
圧検出回路により検出してテストモードが設定される。
このテストモードは、ユーザーに対して非公開にされる
テストモードにされる。この非公開にされるテストモー
ドの例としては、メモリセルのプレート電圧ストレスモ
ード、冗長回路非活性モード、内部電圧モニタモード、
デバイスパラレータ取得モード等である。上記のように
複数の特殊モードのうちの1つを指定するために、デー
タ端子から供給されるデータを利用することができる。
【0032】ユーザーに公開されるテストモードは、特
に制限されないが、WCBRによるテストモードのとき
に、通常レベルのアドレス信号又は入力データの組み合
わせにより行うようにされる。
【0033】CAS系の制御回路14は、信号CASB
を受けてY系の各種制御信号を形成するために用いられ
る。信号CASBのロウレベルへの変化に同期してYア
ドレスバッファに取り込まれたアドレス信号は、Y系の
冗長回路に供給される。ここで記憶された不良アドレス
との比較が行われて、冗長回路への切り換えの有無が判
定される。その結果と上記アドレス信号は、Y系のプリ
デコーダに供給される。プリデコーダは、プレデコード
信号を形成する。このプリデコード信号は、4つからな
る各メモリアレイ対応して設けられるYアドレスドライ
バを介して、それぞれのYデコーダに供給される一方、
上記CAS系制御回路14は、前記のようにRASB信
号とWEB信号とを受けてその入力順序の判定からテス
トモードを判定すると、隣接するテスト回路15を活性
化させる。
【0034】上記チップの縦方向の中央部のうち、上側
の部分にはこのエリアの中心軸に対して左右対称的に合
計16個のメモリマットと8個のセンスアンプがそれぞ
れ配置される。そのうち、左右4組ずつのメモリマット
とセンスアンプに対応して4個からなるメインアンプ7
が設けられる。この他、この縦中央上部には、内部降圧
電圧を受けてワード線選択用等の昇圧電圧発生回路21
や、アドレス信号や制御信号等の入力信号に対応した入
力パッドエリア9B及び9Cが設けられる。
【0035】この実施例では、昇圧電圧発生回路21
は、前記セルフリフレッシュ用のリングオシレータによ
り形成された発振パルスを入力パルスとするチャージポ
ンプ回路により形成される。上記のようにリングオシレ
ータは、電源電圧の低下に対応して発振パルスの周波数
が低下してしまうのを補正するように、言い換えるなら
ば、発振パルスの周波数を高くするように動作するか
ら、電源電圧の低下に対応して昇圧電圧が低下してしま
うのを防ぐことができる。これにより、前記バッテリー
バックアップのように動作電圧が低くされても、メモリ
セルのフルライトに必要なワード線の選択電圧を得るこ
とができる。
【0036】この実施例では1つのブロックには8個の
メモリマット1と4個のセンスアンプ2が配置され、上
記縦軸を中心として左右対称的に合計16個のメモリマ
ット1と8個のセンスアンプ2が割り当てられる。この
構成では、4個からなる少ないメインアンプ7を用いつ
つ、各センスアンプ2からの増幅信号を短い信号伝播経
路によりメンアンプ7に伝えることができる。
【0037】上記チップの縦方向の中央部のうち、下側
の部分にもこのエリアの中心軸に対して左右対称的に合
計16個のメモリマットと8個のセンスアンプがそれぞ
れ配置される。そのうち、左右4組ずつのメモリマット
とセンスアンプに対応して4個からなるメインアンプ7
が設けられる。
【0038】上記の他、電源電圧を受けて基板に供給す
べき負のバイアス電圧を形成する基板電圧発生回路18
や、アドレス信号や制御信号等の入力信号に対応した入
力パッドエリア9A及びデータ出力バッファ回路19及
びデータ入力バッファ回路20が設けられる。上記同様
に4個のような少ない数からなるメインアンプ7を用い
つつ、各センスアンプ2からの増幅信号を短い信号伝播
経路によりメインアンプ7に伝えることができる。
【0039】同図では省略されているが、上記縦中央部
の領域には上記のようなエリア9A〜9Cの他にも、各
種のボンディングパッドが配置される。これらのボンデ
ィングパッドの例としては外部電源供給用のパッドあ
り、入力のレベルマージンを大きくするため、言い換え
るならば電源インピーダンスを低くするために回路の接
地電位を供給するパッドは、合計で十数個と比較的多く
ほぼ一直線上に並んで配置される。これらの接地電位用
パッドは、LOC技術により形成される縦方向に延びる
接地電位用リードに接続される。これら接地用パッドの
うち、ワード線のクリア、ワードドライバの非選択ワー
ド線のカップリングによる浮き上がり防止用のために特
に設けられるものや、センスアンプのコモンソース用と
して設けられたもの等のように主として電源インピーダ
ンスを下げる目的で設けられる。
【0040】これにより、回路の接地電位は内部回路の
動作に対して電源インピーダンスが低くされ、かつ上記
のごとく複数種類に分けられた内部回路間の接地配線
が、LOCリードフレームとボンディングワイヤとから
なるローパスフィルタで接続されることになるからノイ
ズの発生を最小に抑えるとともに、内部回路間の回路接
地線ノイズの伝播も最小に抑えることができる。
【0041】アドレス入力用のパッドA0〜A11と、
RASB、CASB、WEB及びOEBのような制御信
号用のバッドは上記エリア9A〜9Cに配置される。こ
の他にデータ入力用やデータ出力用のバッドやボンディ
ングマスター用、モニタ用及びモニタ用パッド制御のた
めに以下のパッドも設けられる。ボンディングマスター
用としてはスタティックカラムモードを指定するための
もの、ニブルモード及び×4ビット構成時のライトマス
ク機能を指定するためのものがある。モニタ用としては
内部電圧VBB、VCHがある。
【0042】VCHは上記内部電圧VDLを受けて約
5.3Vに昇圧されたワード線の選択レベル、シェアー
ドスイッチMOSFETを選択するブースト電源電圧で
ある。VBBは−2Vのような基板バックバイアス電
圧、VPLはメモリセルのプレート電圧であり、前記の
ように誘電体膜のリーク電流の方向性に対応してビット
線のハイレベルとロウレベルの中点電位から偏倚して設
定されている。
【0043】上記X系の選択動作により、各メモリブロ
ックでは1本ずつのワード線が選択される。すなわち、
各メモリブロックでは同図で斜線を付したような1つの
メモリマットと1つのセンスアンプが動作させられる。
このようなメモリブロックの分割とそれに対応したワー
ド線の選択動作及びセンスアンプの活性化により、特定
配線に大電流が集中して流れて比較的大きなレベルのノ
イズが発生することを防止できる。
【0044】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) 高電圧検出回路を2個設け、そのうちの一方の
高電圧検出信号を特殊モードの設定に用い、他の一方を
電圧変動による誤動作防止に用い、特殊モードのときに
は2つの高電圧検出回路のうちの一方が高電圧検出で他
方が高電圧でないことを条件にすることによって電源の
変動による誤動作を防止することができるという効果が
得られる。
【0045】(2) 上記(1)により、テストモード
として、公開されるものと非公開にされるものとの区別
を確実に設定でき、ユーザーの実装基板上において非公
開テストモードに入ってしまい、記憶データが破壊され
てしまうというような重大なエラーの発生を防止するこ
とができるという効果が得られる。
【0046】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、高電
圧検出回路は、特定の入力端子の信号レベルと内部の電
源電圧レベルとの差が一定以上にされたことを検出する
ものであれば何であってもよい。特殊モードの設定にお
いて、他の制御信号とを組み合わせは種々の実施形態を
採ることができる。この発明は、ダイナミック型RAM
の他、特殊モードを必要とする各種半導体集積回路装置
に広く利用できる。
【0047】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、高電圧検出回路を2個設
け、そのうちの一方の高電圧検出信号を特殊モードの設
定に用い、他の一方を電圧変動による誤動作防止に用
い、特殊モードのときには2つの高電圧検出回路のうち
の一方が高電圧検出で他方が高電圧でないこと条件にす
ることによって電源の変動による誤動作を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る特殊モード設定回路の一実施例
を示す回路図である。
【図2】この発明が適用されたダイナミック型RAMの
一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
R1…抵抗、Q1〜Q7…MOSFET、N1〜N9…
インバータ回路、G1〜G4…ナンドゲート回路、G5
…ノアゲート回路。 1…メモリマット、2…センスアンプ、3…Xデコー
ダ、4…マット制御信号発生回路、5…Y選択回路、6
…ワードクリア回路、7…メインアンプ、8…内部降圧
回路(センスアンプ用)、9A〜9C…入力パッドエリ
ア、10…X系回路と、11…RAS系制御信号回路、
12…WE系信号制御回路、13…Y系回路、14…C
AS系制御信号回路、15…テスト回路、18…基板電
圧発生回路、19…データ出力バッファ回路、20…デ
ータ入力バッファ回路、21…昇圧電圧発生回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/82 27/04 M 8427−4M 27/108 7210−4M H01L 27/10 325 U (72)発明者 久松 仁 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 菊池 秀徳 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 馬場 匡史 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 熊田 淳 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧と外部信号端子からそれぞれ供
    給された高電圧との差電圧を検出する第1と第2の電圧
    検出回路と、上記第1の電圧検出回路の高電圧検出信号
    と、制御タイミング信号に基づいて形成された動作モー
    ド信号とを組み合わせて特殊モード設定を行う制御回路
    を備え、上記第2の電圧検出回路による高電圧検出信号
    を用いて上記特殊モード設定への設定を禁止させる保護
    機能を備えてなることを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  2. 【請求項2】 上記特殊モードはユーザーに対して非公
    開にされるダイナミック型RAMの評価を行うテストモ
    ードであることを特徴とする請求項1の半導体集積回路
    装置。
JP5031444A 1993-01-27 1993-01-27 半導体集積回路装置 Withdrawn JPH06222948A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5031444A JPH06222948A (ja) 1993-01-27 1993-01-27 半導体集積回路装置

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