JPH0622273Y2 - キャビネット固定フレーム - Google Patents

キャビネット固定フレーム

Info

Publication number
JPH0622273Y2
JPH0622273Y2 JP10041788U JP10041788U JPH0622273Y2 JP H0622273 Y2 JPH0622273 Y2 JP H0622273Y2 JP 10041788 U JP10041788 U JP 10041788U JP 10041788 U JP10041788 U JP 10041788U JP H0622273 Y2 JPH0622273 Y2 JP H0622273Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabinet
fixing frame
fixed
frame
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10041788U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH037745U (ja
Inventor
武久 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP10041788U priority Critical patent/JPH0622273Y2/ja
Publication of JPH037745U publication Critical patent/JPH037745U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0622273Y2 publication Critical patent/JPH0622273Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、厨房等において壁面入隅部にキャビネット
を固定する際に用いるキャビネット固定フレームに関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、厨房をシステムキッチンで形成する場合、吊戸棚
として使用するキャビネットは壁に沿って固定してい
た。そして、厨房の入隅部にキャビネットを固定する構
造として、第6図に示すものがあった(実開昭59-16143
1号公報)。この構造は、山形鋼等の枠材で直角三角形
のフレーム31を一対形成し、これらフレーム31を連
結材32で上下に連結してキャビネット固定フレーム3
3を形成し、このキャビネット固定フレーム33をその
直角部分を入隅部に合わせた状態で両壁面に固定すると
ともに、キャビネット固定フレーム33の前面にキャビ
ネット34を固定したものである。
しかし、この構造では、上下に設けたフレーム31を直
角三角形に形成したので、入隅部に建物の柱(図示せ
ず)等が突出する場合には、この柱が邪魔になってキャ
ビネット固定フレーム33を壁面に固定することができ
なかった。
そこで、入隅部へのキャビネット固定フレームが固定可
能な構造として、第4図および第5図に示すものが提案
された。第4図はキャビネット23をキャビネット固定
フレーム21で壁面24に固定した状態の水平断面図、
第5図はその垂直断面図である。この構造は、フレーム
31の入隅側を切断するとともに、切断された2辺21
aの先端を前面のフレーム21bと平行な連結材21c
で連結したもので、略台形状に形成されている。そし
て、この台形の2辺21aを入隅部の両壁面24に固定
し、キャビネット固定フレーム21の前面にキャビネッ
ト23を固定している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この構造では、両壁面24によって形成される
入隅部の角度が直角であるものとしてあらかじめキャビ
ネット固定フレーム21を形成していたので、現場で形
状の変更が行えなかった。そのため、施工上の誤差によ
り入隅部を正確な直角に形成できない場合には、キャビ
ネット固定フレーム21と壁面24との間に隙間が生
じ、キャビネット固定フレーム21を壁面24に確実に
固定することができなかった。
したがって、この考案の目的は、入隅部の角度に狂いが
ある場合にも、壁面への固定が確実に行えるキャビネッ
ト固定フレームを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案のキャビネットの固定部構造は、前面にキャビ
ネット固定部を有するフレーム本体と、このフレーム本
体の後面両側部に垂直軸回りに回動自在に基端部を設け
た壁取付用の一対のアーム材と、この一対のアーム材を
両先端部が接近した姿勢で連結した連結材とを備えたも
のである。
〔作用〕
この考案の構成によると、前面にキャビネット固定部を
有するフレーム本体の後面両側部に垂直軸回りに回動自
在の壁取付用の一対のアーム材の基端部を設け、この一
対のアーム材を両先端部が接近した姿勢で連結材で連結
したので、アーム材を回動させることにより、任意の角
度に形成された入隅部の一対の壁面にアーム材を密着さ
せることができ、キャビネット固定フレームを確実に固
定することができる。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図および第2図に基づいて説
明する。
キャビネット固定フレーム1は、山形鋼等からなるもの
で、溶接接合により平面溝形に形成したフレーム本体1
aと、その両フランジの先端にピン等により垂直軸回り
に回動自在に基端部を設けた一対のアーム材1bと、こ
れら一対のアーム材1bを壁面9に密着させた状態で連
結する連結材2とからなる。フレーム本体1aには、キ
ャビネット3を固定するための固着具が挿通可能な固着
具挿通孔(図示せず)を設けてキャビネット固定部を形
成している。アーム材1bの垂直材には、キャビネット
固定フレーム1を壁面9に固定するための固着具が挿通
する固着具挿通孔(図示せず)が形成してある。また、
アーム材1bの水平材には、連結材2の固着具挿通孔と
連通する固着具挿通孔が形成してある。
連結材2は、第2図に示すように、一対の山形鋼をスラ
イド自在に重ね合わせることにより形成してある。一方
の連結材2Aの両端には固着具挿通孔が形成してあり、
一端の固着具挿通孔にはアーム材1bに固定するための
固着具6が挿通し、他端の固着具挿通孔には他方の連結
材2Bと固定するための蝶ねじ等の固着具4が挿通す
る。また、他方の連結材2Bには一端に固着具挿通孔が
形成してあり、中央寄りの他端には一方の連結材2Aの
固着具挿通孔と連通する長穴5が形成してある。一対の
連結材2A,2Bは、固着具4を緩めた状態でスライド
させることができる。
この実施例によるキャビネット3の施工手順を説明す
る。フレーム本体1aは、キャビネット3を固定したと
きに、このキャビネット3に隣接するキャビネット7,
8と面が揃うようにあらかじめ形成しておく。また、フ
レーム本体1aのフランジの先端にはアーム材1bを回
動自在に設けておく。アーム材1aの先端にはそれぞれ
連結材2A,2Bを固定し、連結材2A,2Bどうしは
仮固定の状態に保持しておく。フレーム本体1aのフラ
ンジの先端をそれぞれ壁面9に押し当て、各々のアーム
材1bを回動させてアーム材1bが壁面9と密着するよ
うに調節する。このとき、アーム材1bの回動に連動し
て連結材2Bが連結材2A上をスライドし、伸縮する。
アーム材1bが壁面9に密着した状態でアーム材1bを
固着具により固定する。仮固定状態の連結材2A,2B
を固着具4で固定する。キャビネット固定フレーム1
は、上下に一対設ける。各々のフレーム本体1aにキャ
ビネット3を固定する。キャビネット3に隣接するキャ
ビネット7を壁面9に固定する。下側に設けたキャビネ
ット固定フレーム1の下面をカバー材(図示せず)で覆
って施工が完了する。
この実施例の構成によると、前面にキャビネット固定部
を有するフレーム本体1aの後面両側に垂直軸回りに回
動自在の壁取付用の一対のアーム材1bを設け、この一
対のアーム材1bを両先端部を接近させた姿勢で連結材
2で連結したので、アーム材1bを回動させることによ
り、任意の角度Aに形成された入隅部の一対の壁面9に
アーム材1bを密着させることができ、キャビネット固
定フレーム1を確実に固定することができる。しかも、
一対のアーム材1bを伸縮自在の連結材2で連結したこ
とにより、キャビネット固定フレーム1の強度が低下す
ることもない。
この考案の他の実施例を第3図に基づいて説明する。こ
の例は、連結材2の構造および連結材2のアーム材1b
への連結構造を変えたものである。すなわち、連結材1
0は一本物の山形鋼で形成してあり、両端部に蝶ねじ等
の固着具が挿通する固着具挿通孔が設けてある。また、
アーム材1bの水平材には、連結材10を固定するため
の蝶ねじ等の固着具4がスライド可能な長穴1cが部材
長手方向に形成してある。連結材10は、一対のアーム
材1bが回動して間隔が広がったり狭まったりするにつ
れてアーム材1b上を前後に移動し、アーム材1bが壁
面9に接した状態で固着具4で固定される。これ以外の
構成は前記実施例と同様である。
この実施例の構成によると、連結材10を前後に移動さ
せることによりアーム材1bを壁面9に接触させること
ができるので、アーム材1bの壁面9への位置決めを容
易に行うことができる。これ以外の効果は前記実施例と
同様である。
〔考案の効果〕
この考案のキャビネット固定フレームによると、前面に
キャビネット固定部を有するフレーム本体の後面両側部
に垂直軸回りに回動自在の壁取付用の一対のアーム材の
基端部を受け、この一対のアーム材を両先端部が接近し
た姿勢で連結材で連結したので、アーム材を回動させる
ことにより、任意の角度に形成された入隅部の一対の壁
面にアーム材を密着させることができ、キャビネット固
定フレームを確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の部分断面図、第2図はそ
の部分詳細斜視図、第3図はこの考案の他の実施例の部
分断面図、第4図は提案例の部分水平断面図、第5図は
その部分垂直断面図、第6図は従来例の部分斜視図であ
る。 1……キャビネット固定フレーム、1a……フレーム本
体、1b……アーム材、2……連結材、3……キャビネ
ット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面にキャビネット固定部を有するフレー
    ム本体と、このフレーム本体の後面両側部に垂直軸回り
    に回動自在に基端部を設けた壁取付用の一対のアーム材
    と、この一対のアーム材を両先端部が接近した姿勢で連
    結した連結材とを備えたキャビネット固定フレーム。
JP10041788U 1988-07-26 1988-07-26 キャビネット固定フレーム Expired - Lifetime JPH0622273Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10041788U JPH0622273Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 キャビネット固定フレーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10041788U JPH0622273Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 キャビネット固定フレーム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH037745U JPH037745U (ja) 1991-01-24
JPH0622273Y2 true JPH0622273Y2 (ja) 1994-06-15

Family

ID=31649425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10041788U Expired - Lifetime JPH0622273Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 キャビネット固定フレーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0622273Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH037745U (ja) 1991-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0622273Y2 (ja) キャビネット固定フレーム
JPS5958U (ja) 家具用蝶番
JPH0339607Y2 (ja)
JPS5911523Y2 (ja) 接合部材
JPH0713971U (ja) 巾 木
JPH08170372A (ja) 接合金物
JPH0636231Y2 (ja) 構造材の結合構造
JPH0354594Y2 (ja)
JPH0623640Y2 (ja) パネルの接合構造
JPS6128806Y2 (ja)
JPS6136687Y2 (ja)
JPH05295818A (ja) 間仕切パネルの取付方法
JPS6141879Y2 (ja)
JPS5838086Y2 (ja) 木造建築物の接合金具
JPH0631011Y2 (ja) C型鋼から成る構造躯体両面への鋼製下地材の止め金具
JPH0626641Y2 (ja) 床パネルの固定部構造
JPH0326806Y2 (ja)
JPS5813129Y2 (ja) クミタテヨウカナグ
JPH056329Y2 (ja)
JPH0810120Y2 (ja) 化粧板
JPS6221622Y2 (ja)
JP2503331Y2 (ja) 装飾壁の入隅部の構造
JPS583000Y2 (ja) こたつやぐらの角補強金具
JP2560453Y2 (ja) 枠体の連結構造
JPH0619708Y2 (ja) 壁面用入隅材