JPH06222715A - 装飾用粘着シート - Google Patents

装飾用粘着シート

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Publication number
JPH06222715A
JPH06222715A JP1171193A JP1171193A JPH06222715A JP H06222715 A JPH06222715 A JP H06222715A JP 1171193 A JP1171193 A JP 1171193A JP 1171193 A JP1171193 A JP 1171193A JP H06222715 A JPH06222715 A JP H06222715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
adhesive layer
pressure
sensitive adhesive
tacky adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1171193A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadahiro Mizoguchi
忠博 溝口
Toshiyuki Miyake
敏之 三宅
Kojiro Yanagi
宏二郎 柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP1171193A priority Critical patent/JPH06222715A/ja
Publication of JPH06222715A publication Critical patent/JPH06222715A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面側だけでなく、裏面側からも呈色による
装飾効果を発揮し得る粘着シートを提供する。 【構成】 1は粘着シートであり、ポリ塩化ビニル10
0重量部に青色の顔料が15重量部添加された樹脂組成
物がキャスティング法により成形された厚み50μm の
着色透明シート2の一面に、赤色に着色された平均粒径
10μm のガラス微粒子15重量部が添加されてなる厚
み30μm の粘着剤層3が形成され、該粘着剤層3面に
離型紙4が積層されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、当面なガラス窓やガラ
ス瓶、合成樹脂製瓶などに貼り付けて装飾効果を現すこ
とのできる粘着シートに関し、特に裏面の粘着剤層によ
る呈色効果に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、不透明、透明または半透明の
樹脂シートよりなる基材の一面に粘着剤層が設けられて
なる装飾用粘着シートが知られている。このものは、装
飾を施したい透明ガラスや不透明な板等に粘着剤層を利
用して貼り付け、上記樹脂シートの表面側の色や模様等
により装飾効果を発揮させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装飾用粘着
シートは、基材の表面側の色や表面側に形成された模様
等により装飾効果を発揮するに留まり、裏面側は単に粘
着剤層を透して基材の色が僅かに視認できるに過ぎな
い。そのため、窓ガラスのように透明性を有する被着体
に貼り付けた場合、ガラスの裏面側すなわち装飾用粘着
シートが貼り付けられている面とは反対側から見ると、
粘着剤層の色や基材の裏面が直接目に入り、何らの装飾
効果もないばかりか、粘着剤層面の被着体に対する密着
性の不均一なこともあり、却って汚れた印象を与えるこ
とを避けられなかった。
【0004】本発明は上記従来の欠点を解消し、表面側
だけでなく、裏面側からも呈色による装飾効果を発揮し
得る装飾用粘着シートを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明装飾用粘着シート
は、基材シートの一面に透明粘着剤層が設けられてなる
粘着シートにおいて、該粘着剤層に基材シートとは異な
る色の無機質もしくは合成樹脂の微粒子が混合されてな
ることを特徴とするものである。
【0006】本発明装飾用粘着シートに使用できる基材
シートは、シート状又はフイルム状に成形できるもので
あれば特に限定されるものではないが、好ましくはポリ
塩化ビニル、ポリウレタン、ポリオレフィン、ポリエチ
レンテレフタレート等の合成樹脂が挙げられる。このう
ちポリ塩化ビニルが柔軟性、耐候性、成形性等の面で好
適である。ポリ塩化ビニル樹脂は染顔料等を混合して流
延成形、またはカレンダー成形されたものが使用され
る。このような基材シートは好みの色に着色して使用す
ることができる。基材シートの厚みは使い易さの点で5
0〜100μm が好ましい。
【0007】本発明に使用できる透明粘着剤層は、例え
ば、ゴム系、ウレタン系、シリコン系及びアクリル系の
粘着剤が挙げられるが、粘着力、耐久性などの点からア
クリル系樹脂をベースとしたものが好ましく、また、微
球状粘着剤による再剥離性の粘着剤を用いてもよい。該
粘着剤層は無色で透明性のものが好ましい。
【0008】粘着剤に混合される無機質もしくは合成樹
脂の微粒子は基材シートと異なる色であることが必要で
ある。無機質としては、例えばガラス、シリカ、アルミ
ニウム、マイカ、カーボン、酸化チタン等が挙げられ、
合成樹脂としては、例えば基材シートの材料として挙げ
たもの等が使用できる。
【0009】粘着剤に混合される微粒子はガラス製、ま
たは合成樹脂製の着色されたものであり、透明性を有す
るものが好ましい。微粒子は粒状、フレーク状いずれで
もよいが粒状のものが光の反射、屈折が揃って美しく見
えるので好ましい。又、異なる色に着色された微粒子が
2種類以上混合されたものであってもよく、この場合は
異なる色の微粒子が均一に混合されるよりも、不均一
に、即ち色むらとなるように混合されていると、より効
果的な呈色の変化を現すことができる。微粒子の大きさ
は10〜70μm のもので、且つ、粘着剤層の厚みより
も大きくないものが使用できる。該微粒子は上記粘着剤
100重量部に対して5〜50重量部が適当である。
【0010】上記微粒子が混合された粘着剤は基材シー
トに乾燥後20〜60μm となるように塗布される。2
0μm よりも薄くすると微粒子の密度が小さくなり呈色
効果が現れず、80μm よりも厚くなると微粒子の密度
が大きくなって粘着剤層側から基材シートの色を透視で
きなくなる。
【0011】粘着剤層を基材シートに設けるには、従来
用いられている各種のロールコーター、ナイフコーター
等により直接塗布する方法、一旦離型紙面に粘着剤層を
形成し、これを基材シートに転写する方法などが採用さ
れる。粘着剤層面には離型紙を積層しておくと取扱いし
易いので好ましい。
【0012】
【作用】粘着剤層に基材シートとは異なる色に着色され
た無機質、合成樹脂の微粒子が混入されているので、透
明な被着体に貼り付けると粘着剤層面から入射した光線
が反射、屈折して被着体の裏面から上記無機質もしくは
合成樹脂の微粒子の色を見ることができる。基材シート
の色も透明粘着剤層を透して見ることができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明粘着シートの実施例を示す断面
図である。1は粘着シートであり、ポリ塩化ビニル樹脂
100重量部に青色の顔料が15重量部添加された樹脂
組成物がキャスティング法により厚み50μm に成形さ
れた着色透明シート2の一面に、赤色に着色された平均
粒径10μm のガラス微粒子15重量部が添加されてな
る厚み30μm の透明粘着剤層3が形成され、該粘着剤
層3面に離型紙4が積層されてなる。
【0014】この離型紙4を取り除き、窓ガラスの外側
から貼り付けた。外側からは着色透明な塩化ビニルシー
トの青色がそのまゝ見えるが、粘着剤層に含まれている
ガラスマイクロバブルにより室内の光が反射屈折し、紫
色に美しく視認された。
【0015】
【発明の効果】本発明装飾用粘着シートによると、透明
粘着剤層に基材シートとは異なる色の無機質もしくは合
成樹脂の微粒子が混入されているので、透明な被着体に
貼り付けると粘着剤層面から入射した光線が反射、屈折
して被着体の裏面から基材シート及び微粒子の色を見る
ことができ、表面側だけでなく、裏面側からも呈色によ
る装飾効果を発揮し、透明な被着体に貼り付けても従来
の装飾用粘着シートのような粘着剤層だけによる汚れた
感じも避けることができる。また、基材シートの色が透
明粘着剤層を透してその色が現れるので、深みのある色
を表現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明粘着シートの実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1:粘着シート 2:着色透明シート 3:粘着剤層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材シートの一面に透明粘着剤層が設け
    られてなる粘着シートにおいて、該粘着剤層に基材シー
    トとは異なる色の無機質もしくは合成樹脂の微粒子が混
    合されてなることを特徴とする装飾用粘着シート。
JP1171193A 1993-01-27 1993-01-27 装飾用粘着シート Pending JPH06222715A (ja)

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JP1171193A JPH06222715A (ja) 1993-01-27 1993-01-27 装飾用粘着シート

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JP1171193A JPH06222715A (ja) 1993-01-27 1993-01-27 装飾用粘着シート

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JPH06222715A true JPH06222715A (ja) 1994-08-12

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JP1171193A Pending JPH06222715A (ja) 1993-01-27 1993-01-27 装飾用粘着シート

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