JPH0622267Y2 - 昇降棚 - Google Patents

昇降棚

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JPH0622267Y2
JPH0622267Y2 JP11004790U JP11004790U JPH0622267Y2 JP H0622267 Y2 JPH0622267 Y2 JP H0622267Y2 JP 11004790 U JP11004790 U JP 11004790U JP 11004790 U JP11004790 U JP 11004790U JP H0622267 Y2 JPH0622267 Y2 JP H0622267Y2
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JP
Japan
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hanging cabinet
pivotally connected
links
link
locking plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP11004790U
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English (en)
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JPH0466931U (ja
Inventor
薫 松葉
Original Assignee
株式会社くろがね工作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、不使用時には邪魔になる事のない高さ位置に
支持しておき、必要時には低位置まで引き下げる事が出
来る様にした昇降棚に関するものである。
《従来の技術と問題点》 従来の上記装置は、壁面に取りつけた取付台に、軸心半
径を等しくし、且つ上下取付間隔も同じにした平行四辺
形のリンクとした上下支持杆で、吊り戸棚を取りつけす
る取付金具を枢着し、左右の下方支持杆に連設固着した
支持杆をスプリングで取付台上方に張架し、下方支持杆
と取付金具を蝶ねじで締付け、任意位置に停止させる様
にしたものがあった。(例えば実公昭51−19544
号公報) しかしながら、上記装置は、蝶ねじを締めつけて任意位
置で停止せしめる構成となっているので、その作業が非
常に煩わしく、又蝶ねじの締めつけによる摩擦力によっ
て停止せしめているので、吊り戸棚に重量物が収納され
ていると、確実に任意位置で停止せしめる事が出来なか
った。
さらに、吊り戸棚を高所に収納した状態では、蝶ねじの
締めつけは行なわれていないので、地震等の不測の揺れ
によって吊り戸棚が前方に飛び出す危険もあった。
《本考案の目的と構成》 本考案は、吊り戸棚を確実に所定位置で停止せしめる事
が出来、しかも吊り戸棚の停止操作が非常に容易であ
り、また地震等の発生があっても、吊り戸棚が飛び出す
恐れのない昇降棚を提供する事を目的とし、この構成
は、下端が家具本体側に枢止連結され、上端が吊り戸棚
に枢止連結され、常に上方に回動する様付勢された左右
一対の第1リンクと、第1リンクと平行で上下方向にず
らして上下端部が、吊り戸棚と家具本体に枢止連結さ
れ、上方に回動する様付勢された第2リンクと、第1、
第2連結材を介して上端が第1、第2リンクと上下方向
で起立姿勢に枢止連結された左右一対の中間リンクと、
中間リンクの下端に一端が枢止連結され、他端が吊り戸
棚下端部と枢止連結された係止板と、吊り戸棚下面にと
りつけられ、前端が吊り戸棚下面前端に臨み、後端が係
止板に形成された係止凹部と常に係合する様付勢された
ラッチ板よりなるものである。
《実施例》 以下、実施例を図面に基づいて説明する。符号1、1は
左右一対の第1リンクを示し、符号2、2は左右一対の
第2リンクを示し、符号3、3は左右一対の中間リンク
を示し、符号4は係止板を示し、符号5はラッチ板を示
し、符号6は吊り戸棚を示し、符号7は家具本体を示し
ている。
第1リンク1、第2リンク2は同寸の長さで、第1リン
クは吊り戸棚6の収納姿勢で、吊り戸棚6の左右端部後
方に直立して配設され、下端を家具本体7に固定された
下連結金具8、8と枢止連結されている。
すなわち、下連結金具8は、断面略L字形の基板81の
前端に、前面が開口し、第1、第2リンク1、2の下端
部が嵌合する断面略コ字形の第1、第2下連結部82、
83が左右に所定間隔を有して並設されている。
符号84は、第1連結部の前側に形成された第1シリン
ダー下取付座を示し、符号85は、下連結金具8と所定
間隔を有して前方に位置し、家具本体7と連結された第
2シリンダー下取付座を示している。
そして、第1リンク1の下端が第1下連結部82、82
の上端部に嵌合し、第2リンク2、2の下端が第2下連
結部83、83の下端部に嵌合し、前方に回動自在に取
りつけられ、上端部が吊り戸棚6の裏面上端部に連結さ
れた上連結金具9と枢止連結されている。
すなわち、上連結金具9は、断面略コ字形の基台91の
裏面に後面が開口し、第1、第2リンク1、2の上端部
が嵌合する横断面略コ字形の第1、第2上連結部92、
92、93、93が左右に所定間隔を有して形成されて
いる。
そして、第1リンク1、1の上端が第1上連結部92、
92の上端部に嵌合し、第2リンク2、2の上端が第2
上連結部92、92の下端部に嵌合し、枢止連結されて
いる。
符号11は第1リンク1の中央部外面に形成された第1
シリンダー上取付座を示し、符号1は第2リンク2に形
成された第2シリンダー上取付座を示している。
第2シリンダー上取付座21は一端が第2リンク2に枢
止連結され、後方に回動可能に取りつけられている。
中間リンク3、3は吊り戸棚6の中央部裏面側に位置
し、左右に所定間隔を有して配設されている。
すなわち、中間リンク3、3の上端部は、一端が第1リ
ンク1、1の上端部に連結された第1連結材31、31
の端部と枢止連結されると共に、この枢止個所のやや下
方で、一端が第2リンク2、2の上端部に連結された第
2連結材32、32の端部と枢止連結されている。
そして、中間リンク3、3の間の下端に係止板4が前方
に突出して枢止連結され、係止板4の他端は、吊り戸棚
6の下端部裏面にとりつけられた係止板連結金具40と
枢止連結されている。
係止板4は、4分の1円板形で弧状端面41が下側に位
置する様係止板連結金具40と枢止連結されており、円
周側端部が中間リンク3と連結されている。
そして、弧状端面41には、所定ピッチで係止凹部42
・・・が形成されている。
前記係止板連結金具40は、後面中央部に係止板4が嵌
入し、係止板4が枢止連結される連結突片43、43を
有し、中央部下側に係止板4の逃がし切り欠き45が形
成されている。
ラッチ板5は、略への字形をなし、前端が下方に下がっ
た傾斜状態で、中央部が吊り戸棚6の下面に枢止連結さ
れている。
そして、後半部が水平姿勢で後端が吊り戸棚6の後方に
突出し、バネ50にて後端に形成された上方に突出する
係止突片51が、常に前記係止板4の係止凹部42に係
止する方向に回動する様付勢されている。
バネ50は一端がラッチ板5の側片52に、端部が前記
係止板連結金具40の連結突片43に取りつけられてい
る。
そして、ラッチ板5の前端の操作部53は、吊り戸棚6
の前面中央部下面に形成された把手部60の裏面に臨ん
でいる。
符号10、10は一端が第1シリンダー下取付座84、
84に枢止連結され、他端が第1シリンダー上取付座1
1、11に枢止連結された第1シリンダーを示し、符号
20、20は一端が第2シリンダー下取付座85、85
に枢止連結され、他端が第2シリンダー上取付座21、
21に枢止連結された第2シリンダーを示している。
符号70は家具本体7の上面に取りつけられ、吊り戸棚
6が最大限低位置となった時に第2リンク2の下面に当
接し、第2リンク2等の水平姿勢を維持するストッパー
を示している。
本考案は、以上の如く形成され、第1図に示す様に、第
1リンク1、1、第2リンク2、2が起立した状態で、
ラッチ板5の係止突片51が係止板4の係止凹部42に
係合して係止板4の回動を阻止しており、係止板4は吊
り戸棚6と中間リンク73と連結され、中間リンク73
は第1、第2リンク1、2と連結され、第1、第2リン
ク1、2は家具本体と連結されているから、吊り戸棚6
は家具本体7内に収納された状態が維持される。
次に、把手6の裏面に指先を押しやり、ラッチ板5の前
端を上方に押し上げると、ラッチ板5の後端部は下方に
回動し、係止突片51は係止凹部42から逸脱する。
この状態を維持して把手6を前方に引きやると、第1、
第2リンク1、2は下端部を中心として前方に回動す
る。
この時、第1リンク1と、第2リンク2の上下端部の把
手個所と中間リンク3、3と第1、第2連結材31、3
1、32、32の枢止個所がそれぞれ平行四辺形となっ
ているので、中間リンク3、3は起立状態で吊り戸棚6
と平行姿勢で下方に移動する。
そして、中間リンク3、3の下端は係止板4と枢止連結
され、係止板4は、吊り戸棚6の下端裏面と枢止連結さ
れているので吊り戸棚6の前方移動にともって反時計廻
りの方向に回動し、やがて第2図に示す状態となる。
この状態で指先をラッチ板5からはなすとラッチ板5は
バネ50の弾性によって係止突片51は上方に移動して
係止凹部42の一つに係合し、同時に第2リンク2の下
面はストッパー70に当接して吊り戸棚6の移動は停止
する。
この状態で、第1、第2シリンダー10、10、20、
20は最も縮まった状態となり、常に第1、第2リンク
1、2に対し、吊り戸棚6を押し上げる方向に付勢す
る。
尚、第1図において、第2シリンダー20は最も伸長し
た状態で、第2シリンダー上取付座21、21は一端が
フリーな状態となっている。
そして、第2シリンダー20は、第2シリンダー上取付
座21の第2リンク2に対する枢止個所と第2エアシリ
ンダー20の両端部の枢止個所が一直線に位置した状態
から第2リンク2に作用し始め、やがて第2図に示す状
態となる。
また、吊り戸棚6を所望高さで停止させる時は、所要高
さでラッチ板5から指先を離し、係止凹部42の一つと
係止突片51を係合せしめるとよい。
《効果》 以上の如く、本考案は、第1、第2連結材を介して、上
端が第1、第2リンクと上下方向で起立姿勢に枢止連結
された中間リンクの下端に係止板の一端を枢止連結し、
他端を吊り戸棚の下端部に枢止連結しているので、中間
リンクは、吊り戸棚と平行に常に起立姿勢で上下し、こ
れに伴って係止板は吊り戸棚の下端部後面で所定角度回
動し、係止板に形成された係止凹部が、順次ラッチ板の
後端上部に位置してラッチ板の後端と選択的に係合する
ので、吊り戸棚は確実に所定位置で停止せしめる事がで
きる。
又、ラッチ板の前端を吊り戸棚の下面前端に臨ませ、ラ
ッチ板の後端を常に係合凹部に係合する様付勢している
ので、吊り戸棚の前面側からラッチ板の前端を操作する
だけでよく、非常に操作性に優れている。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例の一つを示し、 第1図は吊り戸棚が収納された状態の要部縦断面図、 第2図は吊り戸棚を引き出した状態の要部縦断面図、 第3図は本考案の裏面図、 第4図は本考案の要部分解斜視図である。 1、1……第1リンク 2、2……第2リンク 3、3……中間リンク 4……係止板 5……ラッチ板 6……吊り戸棚 7……家具戸棚 42……係止凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端が家具本体側に枢止連結され、上端が
    吊り戸棚に枢止連結され、常に上方に回動する様付勢さ
    れた左右一対の第1リンクと、第1リンクと平行で上下
    方向にずらして上下端部が、吊り戸棚と家具本体に枢止
    連結され、上方に回動する様付勢された第2リンクと、
    第1、第2連結材を介して上端が第1、第2リンクと上
    下方向で起立姿勢に枢止連結された左右一対の中間リン
    クと、中間リンクの下端に一端が枢止連結され、他端が
    吊り戸棚下端部と枢止連結された係止板と、吊り戸棚下
    面にとりつけられ、前端が吊り戸棚下面前端に臨み、後
    端が係止板に形成された係止凹部と常に係合する様付勢
    されたラッチ板よりなる事を特徴とする昇降棚。
JP11004790U 1990-10-19 1990-10-19 昇降棚 Expired - Lifetime JPH0622267Y2 (ja)

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JP11004790U JPH0622267Y2 (ja) 1990-10-19 1990-10-19 昇降棚

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JP11004790U JPH0622267Y2 (ja) 1990-10-19 1990-10-19 昇降棚

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JPH0466931U JPH0466931U (ja) 1992-06-15
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ID=31857330

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