JPH06222637A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06222637A
JPH06222637A JP5150630A JP15063093A JPH06222637A JP H06222637 A JPH06222637 A JP H06222637A JP 5150630 A JP5150630 A JP 5150630A JP 15063093 A JP15063093 A JP 15063093A JP H06222637 A JPH06222637 A JP H06222637A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、複数の制御手段を用いて、ソータ
による紙搬送を含む画像処理を制御するものであって、
互いに転送すべき画像処理に必要な各種データを、効率
よく、高速に転送する画像処理装置を提供することを目
的とする。 【構成】 本発明は、複数の制御手段と接続手段とを有
し、転送の為のデータの格納の可否を制御し、ソータに
よる紙搬送を含む画像処理を制御する画像処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、複数の制御手段を用いて、ソー
タによる紙搬送を含む画像処理の制御を行うことができ
る画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子技術の進歩は目覚ましいもの
があり、特に電気、電子回路の集積化が進み、高性能な
マイコンが出現し、種々の装置の制御に使用されてい
る。そして、最近、複写機、プリンタ等の画像処理装置
の制御においても、マイコンで制御することが一般化し
てきた。しかし、更に装置の高性能化、高機能化、多機
能化が要求されると1個のマイコンで制御するよりも複
数個のマイコンを使用して制御を行うことが必要になっ
てきている。
【0003】しかし、制御手段の複数化と、一方、画像
処理装置の更なる高速化、多機能化、高機能化により、
動作部や表示器が更に多くなると、データ転送の確実性
の問題や各部の制御の整合は、今まで以上に、より一層
考慮する必要があった。
【0004】〔目的〕以上の点に鑑み本発明は、上記欠
点を除去することを目的とする。
【0005】本発明は、複数の制御手段を用いて、ソー
タによる紙搬送を含む画像処理を制御するものであっ
て、互いに転送すべき画像処理に必要な各種データを、
効率よく、高速に転送する画像処理装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て、詳細に説明する。
【0007】図1のaにNチャンネルプロセスタイプの
マイクロコンピュータの出力ポートを、図1のbにPチ
ャンネルプロセスタイプのマイクロコンピュータの出力
ポートを示す。例えばNチャンネルプロセスのマイクロ
コンピュータにおいては図1のaに示した如く、マイク
ロコンピュータ用電源電圧Vccへのプルアップ抵抗R
aがあり、又、ドライバ回路としては、図1のcに示し
た様なダーリントントランジスタのドライバ回路が使用
されているのが一般的である。
【0008】以下本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0009】図2に本発明の適用できる複写機の断面図
を示す。ドラム11の表面は、CdS光導電体を用いた
三層構成の感光体より成り、軸12上に回動可能に軸支
され、コピー命令により矢印13の方向に回転を開始す
る。
【0010】ドラム11が定位置迄回転してくると、原
稿台ガラス14上に置かれた原稿は、第1走査ミラー1
5と一体に構成された照明ランプ16で照射され、その
反射光は、第1走査ミラー15及び第2走査ミラー17
で走査される。第1走査ミラー15と第2走査ミラー1
7は1:1/2の速比で動くことによりレンズ18の前
方の光路長が常に一定に保たれたまま原稿の走査が行わ
れる。
【0011】上記の反射光像はレンズ18、第3ミラー
19を経た後、第4ミラー20を経て露光部21でドラ
ム11上に結像する。
【0012】ドラム11は、一時帯電器22により帯電
(例えば+)された後、前記露光部21で照明ランプ1
6により照射された像をスリット露光される。
【0013】それと同時に、AC又は一次と逆極性(例
えば−)の除電を除電器23で行い、その後更に全面露
光ランプ24による全面露光により、ドラム11上に高
コントラストの静電潜像を形成する。感光ドラム11上
の静電潜像は、次に現像器25により、トナー像として
可視化される。
【0014】カセット26−1もしくは26−2内の転
写紙27−1もしくは27−2は、給紙ローラ28−1
もしくは28−2により機内に送られ、第1レジスタロ
ーラ29−1もしくは29−2で概略のタイミングをと
り、光学系の特定位置を検知するスイッチS4 から得ら
れる信号により動かされる第2レジスターローラ30で
正確なタイミングをとって、感光ドラム11方向に送出
される。
【0015】次いで、転写帯電器31とドラム11の間
を転写紙27が通る間に該転写紙上にドラム11上のト
ナー像が転写される。
【0016】転写終了後、転写紙は搬送ベルト32へガ
イドされ、更に定着ローラ対33−1、33−2へ導か
れ、加圧、加熱により定着され、その後トレー34へ排
出される。
【0017】又、転写後のドラム11は弾性ブレードで
構成されたクリーニング装置35で、その表面を清掃
し、次サイクルへ進む。
【0018】又以上の画像形成サイクルを各々の時点に
おいて制御するためにドラム11の回転とともに回転す
るクロック盤11aのクロック点を光学的に検知するセ
ンサ11bとによりドラムクロックパルスDCKを発生
する。
【0019】この装置は、シートドキュメントを巻き付
けたドラムアタッチメント100を設けることにより、
光学系15〜17を往復動させることなくスキャンする
ことができ、短時間でリピートコピーができる。又光学
系のスキャン速度とレンズ位置とを変えることによりド
キュメント・イメージを縮小又は拡大してコピーをとる
ことができる。
【0020】尚36は光学系のホーム位置を検出し信号
OHPを出力するスイッチ、37は第2レジストロール
30を作動するためのレジスト位置を検出し、S4 を出
力するスイッチ、38は光学系の早戻し位置を検出し、
信号BHPを出力するスイッチであり、第1ミラーによ
り作動する。39はシートの定着部ジャムを検出し信号
3 を出力するためのシートセンサ、390、391は
各々シートの給紙ミス転写前ジャムを検出し信号S1
2 を出力するためのシートセンサである。そのオペレ
ートタイムは図7を参照。尚スイッチ390は第1レジ
ストロール29とフィードロール28との間に位置して
もいい。
【0021】図3は図2の複写機の操作部平面図であ
り、図中40はコピー動作開始するためのキー、41は
コピー数をセットするためのテンキー(0〜9)及びク
リアーキー(C)、42はセット数のくり返しコピーを
中止するストップキー、43はコピー濃度を決めるため
の摺動抵抗、44、45は各カセット26−1、26−
2からの給紙をセレクトするためのキー、46はテンキ
ー41によるセット数を表示し、47はコピーカウント
数を表示する各々7セグメントのLEDで2桁構成され
た表示器である。クリアーキーCを、キー41によるリ
ピートコピー中オンするとリピートコピーを中断し、か
つ残りコピー数をキャンセルするが、ストップキー42
をオンしてもリピートを中断するだけで残余コピーを続
行し完了することができる。このストップキーによるリ
ピート中断中に、割込みキー48をオンすると、表示器
46、47の各々に係るメモリの数、カウンタの第1コ
ピーに係る数を他のメモリエリアに退避し、各表示器に
1、0を表示する。それによりリピート中断中第2のコ
ピーを所望数、実行と完了ができ、その後第1のコピー
を再開することができる。
【0022】図4は図2の装置の制御回路例である。1
01は本制御回路に電源電圧を供給するマニュアルメイ
ンスイッチ、102は後述する2つの電源回路に電源電
圧を供給する低圧トランスであり、2次側にはブリッジ
ダイオード103、コンデンサ104、トランジスタ1
05、106、電源レギュレータIC107より構成さ
れた本複写機のクラッチ、プランジャ、ランプ等を動作
させるための電圧VAAを供給する電源回路が、3次側に
はブリッジダイオード108、コンデンサ109、電源
レギュレータIC110より構成され、後述するマイク
ロコンピュータ112やドライブアンプ122〜127
を動作させるための電圧VCCを供給する電源回路が接続
されている。マイクロコンピュータ112は周知のワン
チップマイクロコンピュータMCOM(例えばTMS1
000(T.I.CO)、μCOM43(日電CO)
等)で構成したコントローラであり、各々制御プログラ
ムを記憶したメモリ(ROM)、フラッグ等の制御用デ
ーター、コピーセット枚数等の入力データー、シーケン
ス動作表示等の出力データーを一時的に記憶するメモリ
(RAM)、キーによるセット枚数等をマイコンに入力
せしめる入力ポートやドラムモーター等の負荷信号を出
力するためのラッチレジスタからなるポート(I/
O)、入力データーを入力ポートからCPUに読込んで
RAMに記憶したり判断したりして所定の出力を出力ポ
ートから発生させる演算処理部(ALU)を有し、それ
らを一つの半導体素子として構成したものである。
【0023】その出力端子OP1 (A)にはドライバ回
路122を介してメインモータ114を駆動させるため
の周知のフォトカプラからなるソリッドステートリレー
113が接続されている。メインモータはドラム11や
ローラ28、29、30、33や光学系15〜17をム
ーブさせるためのもの。出力端子OP2 (C)にはドラ
イバ回路123を介して光学系15〜17を移動させる
ための駆動伝達用クラッチ115が接続されている。出
力端子OP3 (B)にはドライバ回路124を介してロ
ーラ28による給紙のためのソレノイド116が接続さ
れている。又出力端子OP4 には接点130を開閉させ
るための安全リレー117が接続されている。出力端子
OP5 (D)にはドライバ回路126を介して露光ラン
プを安定動作させるレギュレータ136が接続されてい
る。従ってリレー117がオンしている時、所定のタイ
ミングで出力端子OP5 より信号が出力され、トライア
ック134がオンすると露光ランプ129が点灯する。
これがCdS128により検出され後述する光検出回路
に入力する。又出力端子OP6 にはドライバ回路127
を介して冷却ファンモータ131を駆動させるためのソ
リッドステートリレー133が接続されている。132
は冷却ファンの作動を確認するための風圧センサで、リ
ードスイッチとマグネット及び風圧検知板より構成され
ており、冷却ファンが動作している時は風圧検知板に設
けたマグネットがリードスイッチから離れてリードスイ
ッチをオフにし、動作していない時はマグネットでリー
ドスイッチがオンする。図6にその配置を示す。リード
スイッチの接点の一方は接地され、他方はコントローラ
112の入力ポートIP2 に接続されている。出力端子
OP7 からは駆動用電源をオンさせるための信号が出力
される。又他のプロセス手段への信号が他の出力ポート
から出力される。
【0024】又入力端子INT(外部信号によりメイン
プログラムを中断し、中断プログラムを実行するための
端子)にはドラムクロックDCKが入力しており、内部
のカウンタによりクロック数がカウントされる。ドラム
クロックDCKは又抵抗144、148、149、コン
デンサ145、147、ダイオード146、トランジス
タ143より構成されたクロック検出回路CDに入力さ
れる。ドラムクロックDCKはこの回路内で整流されト
ランジスタ143をオンする。この出力が入力ポートI
1 に入力されている。入力ポートIP3 には前述のC
dS128の出力が抵抗138、140〜142、コン
パレータIC139より成る光検出回路LDを通して入
力される。又図2の各検出素子による信号OHP〜S4
が他の入力ポートに入力される。
【0025】図7に本実施例に示した複写機のBOOK
モード(図2のアタッチメント100を用いた場合はシ
ートモードと称す)において2枚コピーを行う場合のタ
イミングチャートを、図8にはその制御フローチャート
を示す。このフローチャートはコード化されコントロー
ラ112の内容変換不能なマスクROMに格納されてい
る。
【0026】以下このタイミングチャート及びフローチ
ャートを参照して動作説明する。
【0027】尚この図2の装置は、コピー開始前及び終
了後光学系15〜17を右の位置にて待期させ、センサ
38をオンしている。
【0028】(複写準備サイクル)メインスイッチ1を
オンすると低圧トランス102を介して電源回路へ電圧
が供給される。しかしながら駆動用電源回路103〜1
07において、トランジスタ105、106がオフであ
るから電圧VAAは出力されない。制御用電源回路108
〜110はメインスイッチ101がオンすると同時に動
作し、電圧VCCをコントローラ112に供給する。従っ
て図8のフローが実行される。まずステップ1でデータ
メモリRAMの内容をクリアし、ステップ2で出力ポー
トOP1 〜OP6 をリセットする。
【0029】次にステップ3、4で出力ポートOP7
リセットされ“0”レベルになると、トランジスタ11
1がオンする。トランジスタ111のオンによりトラン
ジスタ106がオンし、続いてトランジスタ105がオ
ンするので電源レギュレータIC107に電源電圧が供
給され、電圧VAAが装置駆動部に出力される。つまり、
装置駆動用の出力端子OP1 〜OP6 をリセットした後
駆動部に駆動用電源回路から電圧VAAが供給されるか
ら、電源投入時にクラッチ、プランジャ等の装置駆動部
が動作することはない。次にステップ5でコピー枚数の
キー入力やその表示等複写準備処理が行われる。ステッ
プ6でコピーキーがオンしたかどうかが判断される。
【0030】(前回転サイクル)コピーキーがオンする
と、ステップ7で出力ポートOP1 (A)が“1”とな
り、ドライバ回路122がオンし、リレー113が駆動
してメインモータ114がオンし、ドラム回転する。又
図7のタイミングチャートに示される如く、全面露光ラ
ンプ、1次トランスACトランス等他の部分も駆動を開
始し、複写サイクルに移る。ステップ8でドラムをクリ
ーニング、前疲労させる為の前回転サイクルを実行する
べく、クロック数n1 がコントローラ12のRAM内に
セットされる。ステップ9でドラムクロックDCKが正
常にコントローラ112に入力されているかどうかが判
断される。即ち、ドラムクロックDCKがクロック検出
回路に入力されると、トランジスタ143がオンし、そ
のコレクタ電位は“0”レベルとなり、入力ポートIP
1 は“0”となる。しかしながらドラムクロックDCK
が入力されないとトランジスタ143はオフとなり、そ
のコレクタ電位は“1”レベルとなり、入力ポートIP
1 も“1”となる。つまり入力ポートIP1 が“0”の
時は正常と見なしてステップ10に進むが“1”の時は
異常と見なしステップ11に進む。ステップ10で所定
のカウント数n1 までドラムクロックDCKがカウント
されたかどうかが判断され、カウントアップするとステ
ップ13に進む。ステップ13で図7のタイミングチャ
ートに示した様に前回転サイクルを終了しコピーサイク
ルに進む。又、クロック異常の場合はステップ11、1
2において、出力端子OP7 がセットされ“1”とな
り、トランジスタ11がオフする。従ってトランジスタ
106、105がオフするので、電源レギュレータIC
107への通電が断たれ、駆動用電源回路から電圧VAA
は出力されない。従って装置駆動部は動作を停止する。
しかし制御用電源回路は生きているので、マイコン11
2により各種表示を続行でき、キー入力も可能にでき
る。
【0031】(コピーサイクル)前回転制御が終了する
と、ステップ14でストップキーが押されたかどうかが
判断され、ストップであれば後述するステップ26に進
む。ストップでなければ、ステップ15に進み出力端子
OP5 (D)がセットされ、露光ランプレギュレータ1
36がオンし、その出力によりトライアック134がオ
ンして露光ランプ129が点灯する。又、出力端子OP
6 もセットされリレー133がオンし、冷却ファン13
1が作動する。露光ランプ129の点灯はCdS128
によりモニタされ、その検出出力がコンパレータ139
の反転入力端子に印加されている定電位と比較されるべ
く、非反転入力端子に出力される。コンパレータ139
の出力が入力端子IP3 に入力されコントローラ112
が露光ランプ129の点灯の監視を行う。又風量センサ
132により冷却ファン131の動作がモニタされ、そ
の出力が入力端子IP2 に入力される。
【0032】ステップ16でコピーサイクルを実行する
ためのクロック数n2 が設定される。ステップ17で入
力端子IP2 が“1”であるかどうか、即ち、冷却ファ
ンが動作しているかどうかが判断される。次にステップ
18で入力端子IP3 が“1”であるかどうか、即ち露
光ランプが点灯しているかどうかが判断される。続いて
ステップ19で入力端子IP1 が“0”、即ちドラムク
ロックDCKが正常であるかどうかが判断される。ステ
ップ17、18において異常が検出された場合、つまり
ファンが不作動、ランプが不点灯の場合はステップ21
に進み、出力端子OP4 を“1”にしてドライバ125
をオンし、安全リレー117を作動する。これによりそ
の接点130は開となり露光ランプ129への給電を断
つ。続いてステップ11に進み、前述の如く駆動用電源
を遮断する。又ステップ19においてクロック異常が検
出された場合はリレー117の制御を行うことなくステ
ップ11に進む。尚この場合ステップ21を行ってステ
ップ11にジャンプするとより安全性が高くなる。
【0033】ステップ20においてn2 をカウントアッ
プするとステップ23に進み出力Bにより給紙ローラを
スタートし、そして図7のタイミングチャートに示され
る様なコピーサイクル制御が装置各部において行われ
る。尚ステップ24でストップキーが押されたかどうか
が判断され、ストップの場合はステップ26に進む。ス
テップ25でコピー数が所望のコピー数まで達したかど
うかが判断され、達していなければステップ16に戻
る。従って毎回ステップ17〜19を実行するので冷却
ファン、露光ランプ、ドラムクロックのチェックが行わ
れる。
【0034】(後回転サイクル)所望のコピー数のコピ
ーが終了するとステップ26に進み、タイムチャートに
示される様な後回転サイクルの制御を行い、コピー動作
を停止させ、ステップ5の前に戻って複写準備サイクル
に移り、次のコピー指令を持つ。後回転の時間はドラム
クロックDCKを所定数n6 をカウントする時間に対応
し、そのカウントアップによりメインモータを停止す
る。n6 のカウント開始は、センサーS3 がシート排出
完了をセンスしてから又は1次トランスをオフしてから
行う。このカウント中もステップ19のチェックを行
う。
【0035】尚ランプをオフするには、クロックパルス
を、光学系が元の位置に戻ってからn3 カウントして行
う。又1次トランスをオフするにはn3 のカウント終了
からn5 カウントして行う。これらのカウント中もステ
ップ17〜19のチェックルーチンを行う。
【0036】尚、本実施例では冷却ファンのモニタとし
てリードスイッチによる風圧センサを用いたが、サーミ
スタ等により温度を検出するよう構成してもよい。
【0037】この様に電源投入時にマイクロコンピュー
タ等の制御手段をリセットした後、プロセス処理手段の
駆動部に給電を行うものであるから、電源投入時に駆動
部がオンしてしまうことはなく、従って誤動作を防止す
ることができる。
【0038】図4はマイコン112の出力ポートOP7
からの信号により電源回路を制御したが、他の例とし
て、メインスイッチ101のオンにより作動するリセッ
トタイマ回路をトランジスタ111に接続しそのタイマ
動作中はトランジスタ111をオンさせず、タイマ終了
して初めて111をオンして、電源回路をオンするよう
にもできる。又マイコンがリセットポートを有する場
合、このリセットタイマ回路をそのポートに接続し、タ
イマ動作により作られるリセットパルスをそのポートに
入力せしめてマイコンをイニシャライズして図8のプロ
グラムを実行スタートさせる。この場合ステップ2の終
了後トランジスタ111をオンする様上記リセットタイ
マ回路からタイムアップ信号を出力する。尚リセットタ
イマ回路として、図5のゼナーダイオードZとコンデン
サCからなる回路を用いるとVCCの立上り、立下りによ
るマイコンの誤動作を防止できる。
【0039】尚本例は図4のOP7 の出力によりプロセ
ス電源のパワーリセットをしたが、抵抗18〜21を介
してドライブアンプ122〜127に付与するところの
電圧を遅らせるよう、OP7 の出力によりオンオフする
回路を位置αに設けることもできる。
【0040】又本例はパルス異常を検出してプロセス手
段への給電ラインをオフし、他方プロセス制御を行うマ
イコンへの給電ラインを保持するので、安全高くしかも
メモリRAM内容を保持できてコピー再開が容易であ
る。
【0041】尚、異常検知により給電ラインのオフとと
もにマイコンとプロセス手段間のドライブ手段への給電
ラインもαの点でオフすると、より安全度が高い。異常
昇温の場合も同様である。
【0042】尚クロックパルスのパルス異常以外、光学
系のホーム位置検出、バック位置検出、レジスト位置検
出による各パルス(OHP、BHP、S4 )の異常の場
合、つまり光学系がスタートしてから所定時間以内にそ
れらの各パルスが得られなかった場合も同様な上記処置
をとることが可能であり、安全度を極めて高くできる。
【0043】又本例はブロア、ファン等の装置内の昇温
を防止する手段をモニタし、かつ異常時、パルス異常の
場合と同様の処置をするので極めて信頼度を高くでき
る。
【0044】以上の例において、各種異常検出時、コピ
ー数表示、警告表示等の表示器への給電ラインを存続
し、ランプ、モータ等への給電ラインをオフすると、装
置の停止時数表示を続行して安全休止することができ、
又このとき図4のマイコン112によりサービスマンコ
ールの表示ができる。
【0045】図9、図15、図16、図20は図2の装
置に複数のマイコンを用いた例であり、装置の各部のオ
ペレート、図3のキーや表示器のオペレートを制御す
る。
【0046】図9の制御回路につき説明する。図中MC
OM・A、Bは各マイクロコンピュータであり、MCO
M・Bとして図4のマイコン112を対応させることも
できる。MCOM・Aはキー41による所望のコピー数
をメモリに入力セットし、同時にそれをオペレータに知
らせるべく表示器46を駆動する。又コピー中にコピー
残り数を知らせるべく表示器47をコピーオペレート毎
に加算駆動する。又Aは図3のキー40を入力センスし
てコピースタート信号を出力し、又キー42によるスト
ップ信号、カセットセレクトキー44、45によるカセ
ットセレクト信号、セレクトに応じた上、下の表示信
号、セレクトカセットのサイズを表示する信号等を出力
制御する。そのための、命令コードルーチンでプログラ
ムされたメモリ(ROM)を内蔵する。
【0047】MCOM・Bは複写動作に必要な帯電、露
光、他の前記複写プロセスを実行すべく各作動負荷のシ
ーケンス制御を出力する。そのための、命令コードルー
チンでプログラムされたメモリ(ROM)を内蔵する。
MCOM・Bの出力端子からはメインモータ、給紙ソレ
ノイド、露光ランプ、光学系等の駆動信号A〜Kが出力
され、その入力端子には、光学系のホームポジション信
号(OHP)、バックポジション信号(BHP)等、各
種センサからの信号が入力している。
【0048】MCOM・Aには表示他に必要なコピー
数、コピーセット数他を格納し得るメモリ(RAM)、
MCOM・Bにはシーケンス制御に必要なタイミングデ
ータ他を一時格納のメモリ(RAM)を有する。
【0049】又いずれのコンピュータにもシフトレジス
タ機能を有する。本例ではこのシフトレジスタ機能をた
くみに利用した複写制御方式を提供することができる。
それにより多数の作動負荷、多数の表示器、多数の入力
センサ、多数の指令入力キーを有する多様化した複写機
の制御、とくに複数のコンピュータを用いた複写機の制
御が極めて容易に、かつ速かに達成できる。このような
マイコン例として日電社のμCOM43Nがある。
【0050】即ちMCOM・AとMCOM・Bとの間の
データの授受をこのシフトレジスタ機能によりシリアル
転送によって行うようにしたものである。
【0051】概略説明する。
【0052】図中MCOM・A、Bの出力ポートSOを
シリアルデータ信号の出力ポートとし、入力ポートSI
をシリアルデータ信号の入力ポートとし、ポートSCK
をシフト用クロックパルスの入出力用とする。MCOM
・AのSOはMCOM・BのSIに、BのSOはAのS
Iに、そしてSCK同志は互いに接続される。ポートP
A1はMCOM・AからBにデータ転送する旨を予じめ
知らせる為の信号REQ−Oを出力するポートとし、M
COM・BのPB1はその信号を入力する為のポートと
し、PA1、PB1は互いに接続される。MCOM・B
のポートPB2はMCOM・Bの受け入れ体制が整った
ことを示す信号(REQ・E)を出力するポートで、M
COM・AのポートPA2はその信号を入力する為のポ
ートである。
【0053】ここにおいて例えばコピーキー40をオン
したことをMCOM・Aが判断すると、MCOM・Bに
接続の複写用負荷を作動開始させるために、MCOM・
BへMCOM・Aからスタート指令のデータを送る。そ
のためにスタート指令データをMCOM・Aのシフトレ
ジスタにセットし、ポートSOから出力する準備をす
る。そしてMCOM・AのポートPA1からデータ転送
したい旨の信号REQ・OをBの入力ポートPB1に送
る。MCOM・Bにおいてはこの信号を受けると複写機
のその時の状態例えばコピー中断中か、スタンバイ中か
といったデータをBの出力ポートSOから出力するよう
Bのシフトレジスタにセットする。そしてBの転送準備
ができたことをAに知らせるべくポートPB2からイネ
ブル信号REQ−Oを伝送する。そしてMCOM・Aが
BからのREQ−Oを受けてこれをセンスするとAのS
OからBのSIへデータ転送を開始する。転送終了時M
COM・A、B内における内部プログラム割込み処理に
よりそれらのデータ判定する。
【0054】図10はMCOM・A、Bにおけるシフト
レジスタの回路図である。シフトレジスタ300の動作
はレジスタ制御フリップフロップ302(以下レジスタ
F/F)をソフト的にコントロールすることにより制御
可能であり、又内部プログラム割込の命令発生は割込フ
リップフロップ303(以下割込F/F)により発生さ
れる。割込F/Fは割込可能の信号Eとシフトレジスタ
が動作を停止した時に発生する信号STPによりセット
される。さらにシフトレジスタはマイクロコンピュータ
の内部バスラインで301のアキュムレータACCと接
続され、ACCからシフトレジスタへのデータがセット
可能となり、又シフトレジスタからACCへデータを移
すこともできる。
【0055】図11はシリアルシフトレジスタによる転
送手段を、MCOM・A、B間で接続したときの詳細図
である。尚、これらのMCOMは後述の図15、図16
に記載の全てのMCOMに適用できることは言うまでも
ない。本発明に用いたシフトレジスタは16ビットのシ
フトレジスタを持ち、各4ビットの単位シフトレジスタ
ST0〜ST3を有する。又シフトレジスタはシフトク
ロックSCKと同期してシフト作動する。本例ではMC
OM・Aからシフトクロックを発生する様にしている。
【0056】図12はシリアルデータ転送のタイミング
図である。前記説明したごとくREQ−O及びREQ−
Eの各信号によりMCOM・A、Bがそれぞれの転送す
べき(後述)データをシフトレジスタにセットし、図6
の割込enable出力Eのセット、シフトレジスタF
/F302のセットをすることによりMCOM・Aから
シフトクロックSCKを発生させるとともに相互にセッ
トされたデータをシフトクロックとともに各コンピュー
タにデータを転送する。そしてシフトクロックが終了し
た時点で相互のMCOM・A、Bに内部プログラム割込
みを発生させ、それぞれの内部プログラム割込による処
理ルーチン内(後述)でデータの判断を行う。
【0057】図13はMCOM・AからMCOM・Bへ
情報を転送する各種データ内容であり、図14は逆にB
からAへ情報を転送するデータ内容である。
【0058】即ち図13においてMCOM・Aのシフト
レジスタST2はカセット段とカセットサイズのデータ
を格納するものである。データ9は上段で小サイズ、1
1は同段で大サイズ、1は下段で小サイズ、12は同段
で中サイズを示す。尚図2の複写機は上、下段型なので
中段データ5〜7は使用しない。又シフトレジスタST
3においてデータ13はコピースタート指令データ、1
4はコピーストップデータを示す。
【0059】図14のMCOM・Bのシフトレジスタは
MCOM・Bによる再生制御モード(ST3)、タイミ
ングモード(ST2)、ジャムモード(ST1)、シー
ケンスモード(ST0)を示すデータが格納される。キ
ー41による新たな数セットの入力が可能な、コピー完
全終了してドラム停止、休止しているスタンバイモード
を示すデータはST0にOを、リピートコピー続行中コ
ピーキーオンからラストの転写迄を示すデータはST0
に8を、以下、リピートコピーのラストの転写終了後い
わゆるドラムクリーニング、ドラム電位均一化の為のド
ラム後回転モード(ドラム停止迄)を示すデータは10
を、ジャム等でドラム停止し、キー41による数の変更
が不能なモード(ジャム検出後、コピーキー可能となる
迄)を示すデータは11を、MCOM・Aのコピーカウ
ンタをカウントアップさせる時期つまり光学系の復動開
始時期を示すデータは9を、電源投入後コピーキーをオ
ンしてもコピー不能なウエイトモードのデータは12
を、レジスタST0に格納する。
【0060】又図2のシート通路に設けたセンサ390
が給紙スタート後所定時間内にシートセンスしない場
合、ST1に1を、同390がシートの斜行をセンスす
ると2を、そのセンサ390の上に所定時間以上存在し
た場合又はシートがそのセンサ390を通過後所定時間
内にセンサ391に達しない場合3を、又(バス出口
の)センサ39が390の検出動作後所定時間内にシー
トセンスしないとき4を、39上に所定時間以上滞留し
た場合5をST1に格納する。又以上のジャム検出ルー
チンプログラムの実行を禁止しシートムーブに関係なく
マシンをフリーランさせる場合は15をST1にセット
する。この禁止はMCOM・Bの所定入力ポートの1つ
(図9)をコピー開始前スイッチとしてアースすること
により、ジャム殺しモードとしてセットされる。尚セン
サ39、390、391に係るジャム検出を別々に殺す
よう、データを13、14、15とに別々にセットする
こともできる。又ウエイト時もコピーキーによりコピー
オペレートスタートできるよう、ウエイト殺しデータと
して12をセットすることもできる。
【0061】又タイミングモードデータエリアST2に
おいて、データ0は前述のトラブル(パルス異常、異常
昇温等)がMCOM・Bにて検知されるとセットされ
る。MCOM・Aにこのデータが入力されると、キー4
1等のエントリを禁止し、表示器E(図3)にエラーを
表示することができる。又データ1、2、6は各全面露
光ランプ24、前露光ランプ220、像露光ランプ16
を点灯すべくMCOM・Bから出力するとセットされ、
3はドラムクロック発生器116からパルスがMCOM
・Bに入力されるとセットされ、4はコロナチャージャ
22、23、31をドライブするトランスをオペレート
すべく出力するとセットされ、5はファン131をオン
すべく出力するとセットされる。MCOM・Aにこのデ
ータが入力されると、MCOM・Aは適切な時期に上記
各作動負荷を動作せしめているか否かを判断することが
できる。
【0062】又コピーモードデータエリアST3におい
て8はドキュメントドラムアタッチメント100(図2
3)なしでブックタイプのコピーを行うとき、又9はア
タッチメント100を用いてコピーすべくこれをコピア
にセットしたときセットされる。MCOM・Aはこのデ
ータ9が入力されると光学系を動かぬ様クロックする。
又10、11はドキュメントイメージを80%、70%
にリダクションしてコピーすべくリダクションセレクト
に応じてセットされるものである。
【0063】ところで、装置がシステム化すると図2の
複写機に原稿を自動的にプラテン14に送りそしてセッ
トし、くり返しコピー終了して原稿を排出する装置(A
DF)やトレー34に排出したコピー紙を分配するソー
タ装置(SOT)を設けることが必要になる。
【0064】図15は図2の複写機にADF、SOTを
設けた場合の制御回路であり、図16は他の制御回路図
である。MCOM・A、Bは前記と同様のコンピュータ
であり、MCOM・CはADFの制御、MCOM・Dは
ソータの制御を行わせるためのコンピュータである。そ
してそれぞれの情報交換手段としてのシリアルシフトレ
ジスタを図15のごとくシリーズに接続し効率よく転送
可能にした制御ブロック図である。又図16は、AD
F、ソータ等のコンピュータにおけるシリアル−シフト
レジスタをパラレルに接続した制御ブロック図である。
これは図15のごとくシリアル−シフトレジスタをシリ
ーズに転送した場合に比較してADF、ソータへのデー
タの転送速度(判断に要する時間)は速い。
【0065】ここにADFのマイコンMCOM・CはA
DFのドキュメントのプラテン上の排出と次のドキュメ
ントのセットを行うべくドキュメントフィードローラ等
で制御するが、その制御タイミングデータはMCOM・
AからBを介して送られたコピーカウント終了のデータ
である。つまりセット数の光学系のスキャンムーブ終了
時に対応して出力されるデータである。又MCOM・C
はドキュメントジャムを検出してデータをMCOM・A
に逆らって表示したり、MCOM・Bに逆らってコピー
不能にしたりできる。
【0066】又ソータのマイコン・Dは、ソータにおけ
るシートのジャムを検出してソータの動作を停止する。
そしてソータジャム検出データをMCOM・Aに送り、
その旨の表示をさせ、又MCOM・Bに送りコピアの動
作を中断せしめる。又MCOM・Aからの、ソータセレ
クト指令に応じたデータによりMCOM・Dはソータ動
作を不能、可能にできる。
【0067】図17は図3のキーのエントリ、表示器の
動作等を行うマイコンMCOM・Aと主に複写シーケン
ス制御用を行うマイコンMCOM・Bによる制御動作を
示したフローチャート図である。まず管理用マイコンM
COM・Aを説明する。
【0068】パワースイッチSWオンによりメインフロ
ーチャートをPOWER ONから実行し、ステップ1
で、図2の操作部のキー入力の判断や表示処理をパワー
オン直後から行う。ステップ1では前述のテンキー41
による数のメモリRAMへの格納や、その数の表示を行
う。ステップ2でレジスタF/F302(図10)をチ
ェックする。このレジスタF/FはMCOM・A中の前
述シフトレジスタが転送動作しているかどうかを判断す
る。転送中ではプログラム実行を先に進めない。転送し
てない場合ステップ3に進める。
【0069】次にステップ3では、ステップ1でコピー
キーが押されることによりセットされるフラグの1、0
を判定することによりコピーキーの入力を判断する。コ
ピーキー40が押された場合、ステップ4に移り図13
で示した如くシーケンス用MCOM・Bに送るべきコピ
ースタート指令のためのデータとしてシフトレジスタS
T3に13(コピー指令、図10)をセットする。即
ち、アキュムレータACCに13をセットし、ステップ
5にてアキュムレータACCのこの内容をシフトレジス
タのST3にセットする。
【0070】又ストップキー42が押された場合は、ス
テップ6にてこれを判断し、ステップ7にてアキュムレ
ータACCに14をセットしステップ5にて同様にシフ
トレジスタST3にデータ14をセットする。
【0071】その後ステップ8でシフトレジスタを転送
可能にするべくレジスタF/F302をセットし、他の
マイコンMCOM・Bの割込みF/F303をセットす
るべく割込enableの出力Eを出力セットする。そ
してステップ9でMCOM・Bへの出力ポートPA1を
セットしてREQ−Oの信号をMCOM・Bへ送る。ス
テップ10ではMCOM・BからのREQ enabl
eの信号Eが入力したか否かを判定するものでREQ
enableの信号を入力するとステップ11に移りR
EQ−Oの信号をリセットする。そしてステップ12で
始めて出力ポートSOからデータの転送を開始させる。
【0072】次にシーケンス制御用のMCOM・Bにつ
いて説明する。前述と同じメインスイッチSWをオン
(POWER ON)した後ステップ19で複写準備サ
イクルをチェックし、ステップ20ではMCOM・Bの
シフトレジスタの転送動作を確認するためのレジスタF
/Fをステップ2と同様にしてチェックし、プログラム
進行を制御する。次にステップ21でMCOM・Aから
データ転送のREQ−O信号があるかどうかチェック
し、REQ−Oがあればステップ22に移りMCOM・
Bの動作状態をMCOM・Aに知らせるべく、その情報
をシフトレジスタにセットする準備を行う(ステップ2
2〜24)。ここではMCOM・Bがスタンバイ状態の
データとしてレジスタSTOにOをセットする例を示し
た。MCOM・BからMCOM・Aへのデータ内容は図
14に示される。
【0073】データがシフトレジスタへセットされた
後、レジスタF/Fと割込enable出力とをセット
し、データ転送してよいという信号REQ enabl
eを出力するポートPB2をステップ25で出力セット
する。そしてステップ26で割込ルーチンによるコピー
スタート指令が転送されたか否かをチェックする。それ
はフラグF/STARTをチェックすることにより行
う。
【0074】ここでMCOM・Aのステップ12でデー
タ転送開始後、転送が終了した時に行うプログラム割込
ルーチンについて説明する。MCOM・A、Bによる割
込発生タイミングはほとんど同時である。
【0075】MCOM・Aから説明する。MCOM・B
から送られてきたデータが既にAのシフトレジスタにセ
ットされているのでシフトレジスタの内容(ここではS
T−Oのみについて、のべる)をアキュムレータACC
にセットする(ステップ13)。そしてステップ14、
17でアキュムレータの内容を判断して、いかなるデー
タが送られてきたかを判断する。ステップ14で、AC
C=0はMCOM・Bがスタンバイ状態であることを示
しているので、これを判定する。そして操作部における
各キーからの入力及びキーによる表示変更を可能にする
べく、処理フラグをセットする(ステップ15)。又ス
テップ17で、ACC=8はMCOM・Bがコピー動作
中であることを示しているのでこれを判断でき、キー入
力の禁止等をするべく、フラッグをセットする(ステッ
プ18)。尚ステップ16でレジスタF/Fと割込en
ableをリセットする。
【0076】MCOM・Bの割込ルーチンでは、MCO
M・Aの場合と同じ様にシフトレジスタの内容をACC
に移し(ステップ35)、ステップ13で、ACC=1
3の場合はコピー指令と判断しステップ37でコピース
タートのためのフラグF/STARTをセットする。又
ステップ40でACC=14であればコピーストップ指
令とみなしステップ41でコピーストップのためにフラ
グF/STOPをセットする。尚ステップ38ではレジ
スタF/Fのリセット、割込enable出力のリセッ
トを行い、ステップ39ではREQ enableの出
力をリセットする。
【0077】つまり、MCOM・Aからシリアル転送さ
れたデータの中でST3に対応するものが13ならば、
MCOM・Bのステップ26でF/STARTを判定し
て始めて複写動作を開始する。複写動作はステップ27
である。ステップ28〜32はストップ指令が送られて
きたかどうかを判定するもので、ステップ33でフラグ
F/STOPをチェックする。ストップ指令があった場
合ステップ34の後回転サイクルに移る。そもそもこの
サイクルは、テンキーによるセット数のコピーをリピー
ト完了後に行うものである。F/STOPの場合その完
了を待たずに行う。コピースタート、ストップの例を述
べたが実際には、図11、図12のように種類が非常に
多い。そして各データに基づいて前述と同様にキー入
力、表示を含めた複写制御を行う。
【0078】図15、図16のごとくマイクロコンピュ
ータを3個以上使用しシリアル転送手段をシリーズ接続
及びパラレル接続にした場合について説明する。
【0079】各マイコンのデータ転送手段は基本的に前
記と同じであるが各マイコン情報を所望のマイコンに確
実に送るには、各マイコンにアドレス番号を定めデータ
が自分に送られてきたものかどうかまず判断させる。又
そのためにデータ転送する場合には転送先のマイコンの
アドレス番号をデータに付加する。
【0080】図18は、各マイコンにアドレス番号を定
めた場合のデータ説明図である。つまりシフトレジスタ
のST3に各マイコンの転送先アドレスデータを予じめ
振分ける。本実施例ではST3が0001の場合はMC
OM・A、0010の場合はMCOM・B、0011の
場合はMCOM・C、0100の場合はMCOM・Dと
定めた。このようにして各マイコンが所望マイコンへの
転送データをセットする際転送先のマイコン番号をST
3にセットする。そしてデータの転送を開始し、転送先
のマイコンは割込発生後ポートSOからシリアル出力さ
れたST3のデータをチェックすることにより、そのデ
ータが自分に送られてきたものかどうかを予じめ判断す
る。ST3の番号が自分に送られてきたデータであれば
続くST0〜ST2のデータを前述の如くして読みと
り、データ内容を判断する。
【0081】これを具体的に示したのが図19のフロー
チャート図である。図19は、各マイコンにおいてデー
タ転送完了後の割込発生により実行する割込ルーチンを
示した。つまり各マイコンはステップ50でまずシフト
レジスタのST3をアキュムレータ(ACC)に移しス
テップ51でアキュムレータの内容をチェックする。ア
キュムレータの内容が1の場合はMCOM・A、2の場
合はMCOM・B、3の場合はMCOM・C、4の場合
はMCOM・Dという様に、各マイコンが転送されたデ
ータを自分のデータだと判断したら、ステップ52でシ
フトレジスタST0〜ST2の内容をアキュムレータを
介してデータメモリ(RAM)にストアし、ステップ5
3でRAMにストアしたデータの内容を判断してそれぞ
れの処理を行う。ステップ51で転送データが自分に送
られてきたデータでないと判断した場合は、ステップ5
4に移る。ステップ54ではただちに他のマイコンへそ
のまま送られてきたデータを転送する準備を行う。一方
転送先マイコンへのデータをシフトレジスタへストアし
て転送準備する手法は図17のステップ4、5、7、
8、9、10、11、12と同じである。ただここで必
ず転送先のMCOM番号をレジスタST3にセットしな
ければならない。従って以上により図15、図16で示
した3個以上のマイコンのシリアル転送手段をシリーズ
及びパラレルに接続した場合も容易に各マイコンの情報
交換を行うことができる。ただし図16のごとくシリア
ル転送手段をパラレルに接続した場合MCOM・Aがマ
スタ中央管理の役目をはたし、MCOM・Aだけに図1
9で示した各マイコンの転送先データを判断する処理ス
テップを必要とする。シリーズに接続した場合はMCO
M・A〜MCOM・Dとそれぞれが転送先データを判断
する処理ステップを必要とする。従ってシリアル転送手
段を図16のごとくパラレルに接続した方が有利な点も
ある。尚A〜D間のデータ転送をオプティカルファイバ
を用いて行うと雑音に強い。
【0082】又図9、図15、図16においてMCOM
・Aの出力によりコピー数表示器47、ウエイトアップ
ジャムの表示器49、50の他、各種表示器E〜Hの駆
動、コンピュータ電源のオートリセットやホールド制御
及び一部の複写プロセス実行の為の負荷の作動制御を行
っている。即ちMCOM・Bが転写紙のジャムを検出し
てシリアル転送によりBからAにジャムデータが入力さ
れると、MCOM・Aのジャム表示器50を点灯する。
【0083】又図14のST1のデータ内容に応じてコ
ピー数表示器47の表示数を違う数に切換えてジャム位
置を表示したりジャム時のコピー数の補正を行う。又光
学系の復動開始信号BPがMCOM・Bに入力される
と、MCOM・Aの数表示器47を+1表示せしめる。
これは図14のようにBからAにST2として9のデー
タを送ることによりなされる。又MCOM・Bによる特
殊なトラブル検知のとき転送データによりMCOM・A
へのパワーを所定時間オフし、その時間後オートにオン
してパワーリセットしたりできる。つまりその所定時間
後自動的に再びパワーオンし、図17のAのプログラム
をステップ1からやり直すべく、マイコンをイニシャラ
イズする。
【0084】図20は2個のマイクロコンピュータを用
いた他制御回路例図である。図中、MCOM1は図9の
MCOM・A、MCOM2はMCOM・Bに各々機能の
上で対応する1チップ半導体のマイクロコンピュータで
ある。各々図9と同様のメモリROM、メモリRAM、
ポートI/Oを内蔵する。図20はマイコンのプログラ
ムインタラプトポートINT又はイベントカウンタポー
トEVTを利用して複写データ転送を行うものである。
ポートINTに信号パルスが入力するとメインプログラ
ムを中断してインタラプトプログラムを優先して実行す
る。ポートEVTに入力された信号を所定数カウントす
るとメインプログラムを中断してインタラプトプログラ
ムを優先して実行する。
【0085】マイコンμCOM1の出力端子OP1 及び
OP2 はマイコンμCOM2のインタラプトポートIN
2 及び入力端子IP1 にそれぞれ接続され、マイコン
μCOM1からマイコンμCOM2へのデータの転送を
行う。又マイコンμCOM2の出力端子OP1 及びOP
2 はマイコンμCOM1のインタラプトポートINT1
及び入力端子IP1 にそれぞれ接続され、マイコンμC
OM2からマイコンμCOM1へのデータの転送を行
う。
【0086】図21にマイコン相互間でデータ転送を行
う場合のタイミングチャートを示す。例えばマイコンμ
COM1から、マイコンμCOM2にデータを転送する
場合、マイコンμCOM1の出力端子OP2 よりREQ
信号がマイコンμCOM2の入力端子IP1 に出力され
る。これによりマイコンμCOM2は割込可能状態にな
り、マイコンμCOM1の出力端子OP1 よりマイコン
μCOM2の割込端子INT2 にクロックパルスが入力
する。マイコンμCOM2は、割込処理ルーチンにおい
て、マイコンμCOM1より転送されたクロックパルス
の数によりデータの内容の判断を行う。例えば、パルス
数が4の場合は、コピー・スタート指令、6の場合はコ
ピー・ストップ指令のデータである。尚、このクロック
パルスの周期は、μCOM1内部のタイマ1及び2のタ
イマ時間t1 、t2 により決定される。
【0087】このデータ転送動作と判断動作を示すフロ
ーチャートを図22に示す。マイコンμCOM1におい
て電源投入後、ステップ1でセット枚数、コピーサイズ
等をセットするためのキーの入力センスやセット枚数の
表示等の処理が行われる。ステップ2でコピーキーがオ
ンしたかどうかが判断され、オンした場合はステップ3
に進み、マイコンμCOM2に転送されるべきクロック
パルスの数として4がメモリRAMの所定エリア(カウ
ンタメモリ)に設定される。ステップ4でマイコンμC
OM1の出力端子OP2 よりREQ信号がマイコンμC
OM2の入力端子IP1 に出力され、データ転送の開始
を知らせる。ステップ5において、所定数のクロックパ
ルスがマイコンμCOM1の出力端子OP1 からマイコ
ンμCOM2の割込み端子INT2 に出力完了されたか
どうかが判断される。これはステップ5、6にて、カウ
ンタメモリ内容をパルス毎にデクリメントし、Oになっ
たか否かを判断することによりなされる。出力されてな
い場合はステップ6で再びクロックパルスが所定数に達
する迄出力される。
【0088】又、ステップ2において、コピーキーがオ
ンでない場合はステップ7でストップキーがオンである
かどうかが判断され、オンしている場合はクロックパル
ス数6がセットされ、ステップ4に進む。オンしてない
場合はステップ1に戻る。
【0089】又、マイコンμCOM2においては、電源
投入後ステップ9でドラムをクリーニングすべく前回転
等をしたり、又前述の如くパワーラインやマイコンのリ
セットを行う複写準備サイクルを行い、その完了チェッ
クが行われた後続くステップ10〜13においてコピー
スタート指令かどうかの判断が行われる。即ち、ステッ
プ10でマイコン間のデータ転送のリクエストがあるか
どうか、即ちマイコンμCOM2の入力端子IP1 に入
力しているREQ信号が“1”であるかどうかが判断さ
れ、ステップ11でREQ信号が“1”であれば割込イ
ネイブルとなり、割込み端子を割込み受付け可能状態に
する。続いてIP2 にクロックが検知されると割込処理
ルーチンに入り、ステップ19でステップ5、6におい
て発生したクロックパルスが入力する毎にRAMのカウ
ンタメモリを1加算してクロックパルスのカウントを行
う。次にステップ20、21においてマイコンμCOM
1から転送されたデータがコピースタート指令である
か、コピーストップ指令であるか、即ちマイコンμCO
M2に入力したクロックパルス数が4であるか6である
かが判断され、コピースタート指令であればステップ2
2でフラグF/STARTがセットされ、コピーストッ
プ指令であればステップ23で、F/STOPがセット
される。そして、ステップ24でクロックパルスのカウ
ント値はリセットされ、元のメインルーチンに戻る。フ
ラグF/STARTがセットされていれば、ステップ1
2でこれを判定しステップ13でフラグをリセットした
後、ステップ14で帯電、露光、転写、除電、定着等の
複写サイクルの処理が行われる。尚ステップ99の実行
後パルス数の判定をする迄は、パルス間隔t2 より長い
遅れ時間があるのでミス判定はしない。
【0090】続いて、ステップ15〜17で前記ステッ
プ10〜12と同様にしてコピーストップ指令の判断が
行われ、ストップ指令であると判断すると、ステップ1
8でフラグF/STOPをリセットし、ドラムの後回転
等の複写後サイクル処理が実行される。
【0091】又図23はマイコン2からマイコン1の割
込みポートINT1 にコピーサイクルのカウント信号デ
ータとして、クロックパルス2つを入力せしめる場合の
制御フローチャートである。マイコン1はそのデータを
入力と同時に判定して、コピー数表示器47の数をセッ
ト数から−1して表示させる。このデータを伝送するタ
イミングは各サイクルにおけるシート格納部からの給送
開始タイミングに対応する。割込み伝送データの授受制
御に係る点は図23のフローチャートに明らかである。
ここに19′〜24′のステップは管理用マイコン1に
おける割込み処理フローであり、制御ステップは前述と
同様である。又マイコン1、2におけるメインフローに
て図22のステップと同じ番号については略している。
尚パルス数3つをマイコン1の割込みルーチンにて判定
すると、シートがジャムしたことを判定して、コピー表
示器47を数表示から
【0092】
【外1】 に表示を切換える。この動作も前述のとおりである。
【0093】次に図24〜図26により、イベントカウ
ンタポートEVTを用いてデータ転送を行った例を説明
する。
【0094】マイコンが有するイベントカウンタは、そ
の入力端子EVTにクロックパルスが入力する毎に、そ
のパルスの立上り又は立下りで、カウントアップ又はカ
ウントダウンをハード手段により自動的に行う。図24
にそのブロック図を示す。イベントカウンタはアキュム
レータACCとマイコンの内部パスで接続されており、
カウント状態をアキュムレータACCで読取ることがで
きる。又イベントカウンタF/Fがあり、マイコン内部
のCPU(不図示)の命令によりセット、リセットを行
う。
【0095】データ転送のタイムチャートは図21と同
じである。
【0096】このデータ転送動作を示すフローチャート
を図24に示す。マイコンμCOM1において、電源投
入後のステップは図22のMCOM1のそれと同じであ
る。又マイコンMCOM2において、準備サイクルステ
ップは図22のそれと同じである。MCOMにおいてス
テップ10〜13においてコピースタート指令かどうか
の判断が行われる。即ち、ステップ10でマイコン間の
データ転送のリクエストがあるかどうか、即ちマイコン
μCOM2の入力端子IP1 に入力しているREQ信号
が“1”であるかどうかが判断され、ステップ11でR
EQ信号が“1”であれば、イベントカウンタ・フリッ
プフロップF/Fがセットされる。又REQ信号が
“0”であれば、イベントカウンタ・フリップフロップ
F/Fはリセットされる。続いて、ステップ12でSU
Bデータ判断ルーチンが実行される。即ち、ステップ2
1で、ステップ5、6において発生したクロックパルス
をイベントカウンタでカウントした結果がアキュムレー
タACCに格納される。ステップ22、23でマイコン
μCOM1から転送されたデータがコピー・スタート指
令であるか、コピー・ストップ指令であるか、即ちマイ
コンμCOM2に入力したクロックパルス数が4である
か6であるかが判断され、コピー・スタート指令であれ
ばステップ24で、フラグF/STARTがセットさ
れ、コピー・ストップ指令であればステップ25でフラ
グF/STOPがセットされる。次にステップ26、2
7でアキュムレータACCの内容を0にし、イベントカ
ウンタにこのアキュムレータACCの内容をセットし、
ステップ13に進む。フラグF/STARTがセットさ
れていれば、ステップ14でこれをリセットした後、図
22と同様複写サイクルを行う。続いてステップ10〜
13と同様にしてコピーストップ入力の判定を行い、図
22と同様にして後回転サイクルに進む。
【0097】又、図26はマイコン2からマイコン1の
イベントカウンタポートEVT1に、コピーサイクルと
カウントするための信号データ及びジャムデータとし
て、クロックパルス2及び3を入力せしめかつマイコン
1でそれを判定する場合の制御フローチャートである。
マイコン1はイベントカウンタによりそのパルスをカウ
ントし、ステップ21〜27と同様にステップ21′〜
27′によりそのカウント内容を判定し、図23と同様
にして、コピー数表示器47の数を、セット数から−1
して表示したり、コード表示する。
【0098】尚、上記実施例ではコピー・スタート、ス
トップ及びコピーカウントの場合について述べたが、マ
イコン相互間におけるデータ転送はこれに限るものでは
ない。
【0099】以上の様に、本例は複写機のマルチマイク
ロコンピュータシステムにおいて、マイクロコンピュー
タ間のデータ転送を、シリアルパルスの形で行い、その
パルス数やパルスコード等のパルスモードでデータの内
容を判断するものであるから、I/Oラインの数を少く
することができ、又、効率的かつ確実にデータ転送を行
うことができる。
【0100】
【効果】以上詳述しました様に、本発明により、複数の
制御手段を用いて、ソータによる紙搬送を含む画像処理
を制御するものであって、互いに転送すべき画像処理に
必要な各種データを、効率よく、高速に転送する画像処
理装置を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】Nチャンネルタイプ及びPチャンネルタイプの
マイクロコンピュータの出力ポートと、ドライバ回路を
示す図。
【図2】本発明の適用できる複写機の断面図。
【図3】その複写時の操作部平面図。
【図4】図2の装置における制御回路例図。
【図5】制御回路例図。
【図6】露光部の配置を示す図。
【図7】タイミングチャート。
【図8】図4、図5による制御フローチャート。
【図9】本発明における他の制御回路図。
【図10】図9の回路図における詳細回路図。
【図11】図9の回路図における詳細回路図。
【図12】図9の出力タイムチャート図。
【図13】図9におけるデータ内容図。
【図14】図9におけるデータ内容図。
【図15】他の制御回路図。
【図16】他の制御回路図。
【図17】図9における制御フローチャート図。
【図18】他の制御例の回路図。
【図19】図18の場合のフローチャート図。
【図20】本発明における他の回路例図。
【図21】マイクロコンピュータ相互間のデータ転送の
タイミングチャート。
【図22】データ授受制御を示すフローチャート。
【図23】データ授受制御を示すフローチャート。
【図24】マイクロコンピュータ内のブロック図。
【図25】データ授受制御を示す図。
【図26】データ授受制御を示す図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像処理を遂行する為のソータによる紙
    搬送を含む複数の動作手段、 画像処理に係る表示を制御する為のプログラムを格納し
    た第1プログラムメモリ手段と、プロセッサと第1メモ
    リ手段と、データの転送の為に、前記第1メモリ手段へ
    のデータの格納が可能か否かを示す情報を記憶する第1
    記憶手段とを有した第1制御手段、 複数の動作手段を制御する為のプログラムを格納した第
    2プログラムメモリ手段と、プロセッサと第2メモリ手
    段と、データの転送の為の前記第2メモリ手段へのデー
    タの格納が可能か否かを示す情報を記憶する第2記憶手
    段を有した第2制御手段、 前記第1メモリ手段に格納された、前記動作手段の制御
    に必要な複数種の命令データを、前記第2制御手段の前
    記第2メモリ手段に転送し、前記第2メモリ手段に格納
    された、いくつかの動作手段の複数種の状況データを、
    前記第1制御手段の前記第1メモリ手段に転送する為
    の、前記第1制御手段と前記第2制御手段間を結ぶ接続
    手段とを有し、 前記第1制御手段は、前記第1記憶手段によって記憶さ
    れた前記データの格納が可能か否かを示す情報に基づい
    て、データの転送の為に前記第1メモリ手段へのデータ
    格納を可能ならしめ、 前記第2制御手段は、前記第2記憶手段によって記憶さ
    れた前記データの格納が可能か否かを示す情報に基づい
    て、データの転送の為に前記第2メモリ手段へのデータ
    格納を可能ならしめ、 前記第1制御手段は、前記第1メモリ手段への前記転送
    すべきデータの格納後、前記第1記憶手段をセットして
    前記第1メモリ手段への更なる転送すべきデータの格納
    を禁止し、前記データ転送の終了後、前記第1記憶手段
    をリセットして前記第1メモリ手段への更なる転送すべ
    きデータ格納を許容せしめ、 前記第2制御手段は、前記第2メモリ手段への前記転送
    すべきデータの格納後、前記第2記憶手段をセットして
    前記第2メモリ手段への更なる転送すべきデータの格納
    を禁止し、前記データ転送の終了後、前記第2記憶手段
    をリセットして前記第2メモリ手段への更なる転送すべ
    きデータ格納を許容せしめ、 前記第1制御手段は、前記第1記憶手段により前記第1
    メモリ手段へのデータ格納を許容している場合、前記第
    1メモリ手段に、転送すべき前記複数種の命令データを
    格納した後、その命令データを前記接続手段を介して、
    前記第2制御手段の前記第2メモリ手段に転送し、 前記第2制御手段は、前記第1制御手段から転送された
    命令データ及び前記第2プログラムメモリ手段に記憶さ
    れたプログラムに基づいて、前記動作手段による画像処
    理の遂行を制御し、前記第2メモリ手段に、転送すべき
    前記複数種の状況データを格納した後、その状況データ
    を、前記第1制御手段の前記第1メモリ手段に、前記接
    続手段を介して転送することを特徴とする画像処理装
    置。
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