JPH0622145U - 単軌条運搬機 - Google Patents

単軌条運搬機

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Publication number
JPH0622145U
JPH0622145U JP6627592U JP6627592U JPH0622145U JP H0622145 U JPH0622145 U JP H0622145U JP 6627592 U JP6627592 U JP 6627592U JP 6627592 U JP6627592 U JP 6627592U JP H0622145 U JPH0622145 U JP H0622145U
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JP
Japan
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passenger
rail
drive
climbing
transporter
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Pending
Application number
JP6627592U
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English (en)
Inventor
正 藤井
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Fujii Denko Co Ltd
Original Assignee
Fujii Denko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujii Denko Co Ltd filed Critical Fujii Denko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 山越え時における、駆動力の低下を防止す
る。 【構成】 駆動車1 を中央に配し、乗用台車2,3 をその
前後に配し対称とした。 【効果】 山越え時のバランスが良くなり、駆動力のア
ップとなった。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は果樹園等の急傾斜地に設置して、果実,肥料,薬剤等の運搬に使用され ていた農業用単軌条運搬機より発展した人員輸送の運搬機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より果樹園で使用されている運搬機のレール設置は、山の斜面に設けられ ており、登りの場合は常時登りのみであり、下りの場合は下りのみであり、駆動 車は登り方向の先頭に配されて、後に荷台車を1,2台連結したものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
最近の送電線の建設は、用地取得の問題、環境問題等により急峻な山岳地を選 択せざるを得ず、鉄塔の建設現場へは平坦地に設営した宿舎より、1時間、又は それ以上、山道を登る必要が生じて来ている。送電線の建設は調査の段階より完 成迄、3〜4年を要するが、その間、毎日往復2時間以上の通勤時間を費やすの は、時間の浪費だけでなく、身体の疲労も積み重なり、到着後更に鉄塔上での高 所作業を行なう場合には特に好ましい状況ではなかった。
【0004】 よって急峻な山岳地輸送に適した単軌条運搬機による人員輸送が企画され、開 発が進められているのであるが、従来の農業用の積載する荷重は200kg〜3 00kg程度であり、又、設置場所も登りのみであるので、駆動車の駆動輪も1 台であったが、現在開発が進められている運搬機のレール敷設ルートは、左,右 のカーブや登り、下がりがあり、又、1編成に8〜12名を乗せ、駆動車1 、乗 用台車2,3 を含めると1トンを越すものを駆動させるには、1台の駆動輪では無 理である。
【0005】 よって、油圧駆動による駆動輪を、エンジンを搭載した駆動車だけではなく、 人員の乗車する乗用台車にも設け、併せて制動機能を持たせて尚かつ、安全な状 態であることを確認した上でないと、運転状態に入らない、いわゆる「安全確認 型システム」を採用することにより、より安全で安定した走行、停止機能を持っ た、単軌条運搬機を開発した。
【0006】 この運搬機は、油圧駆動式を採用し、駆動車1 、乗用台車2,3 に各1台づつ油 圧モーター6 を設け、その油圧モーター6 に設けた駆動輪5 のピニオンがレール のラックと噛合し、その油圧モーター6 に圧油を流すことで運搬機の前,後進を 行なうものである。この油圧モーター6 にはブレーキが内蔵されており、圧油が 流れていない時は、このブレーキが働いており、運搬機は3台のブレーキで停止 状態にあるが、圧油が流れ初めると、このブレーキを解除した後、油圧モーター を回動する構造のものであり、安全確認型の油圧モーターである。 又、万が一にも、この油圧モーター6 内のブレーキが故障して、ブレーキ機能の 限界を越えて、運搬機が暴走することも考えられるので、この時の非常ブレーキ として、他の車輪ユニット4 の下車輪7 に乾式負作動電磁ブレーキ8 を設ける。 これは電気を切るとブレーキが働き、通電するとブレーキが解除するものである 。以上の駆動車1 、乗用台車2,3 を、先頭に駆動車1 として後に乗用台車2 、乗 用台車3 と連結したものであるが、山越え時において、先頭の駆動車1 は下りに 入っているが、後続の乗用台車3 は、まだ登りの位置である場合、油圧モーター に流れる油量のバランスが悪くなり、駆動車1 の駆動輪の牽引力と、乗用台車2, 3 の駆動輪の押し上げ力が一時悪くなるものであった。よって過負荷のかかった いずれかの駆動輪により、レール,ラックに損傷を与え、徐々に変形したレール を通過する際、ラックとの噛合がスムーズに行なえず、ピニオンが歯どびを起こ して、駆動力の伝達ができなくなり、暴走の危険性も考えられた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
よって本案は、駆動車1 を中央に配し、前後に乗用台車2,3 を配して重量的バ ランスを取ると共に、山越え時の牽引力と、押し上げ力のいずれか一方への片寄 りを防止するものである。
【0008】
【実施例】
本案の実施例を詳記すると、人員輸送を目的として里側から山側へ敷設された レール上を走行する単軌条運搬機の駆動車1 を中央に配し、前後に乗用台車2,3 を配して対称に連結したものである。 駆動車1 には、エンジン、油圧ポンプ、燃料タンク、油圧計等の計器盤を備え ると共に油圧ポンプよりの圧油を切替弁、バランシングバルブ等を経て、レール のラックと噛合するピニオンを有する駆動輪と結合する油圧モーターへと配管さ れたものである。前後の乗用台車2,3 の車輪ユニット4 の駆動輪5 と結合する油 圧モーター6 にも並列に配管したものである。 乗用台車2 の前と、乗用台車3 の後の門型フレーム端と操作盤を設け、登り時と 、下り時の運転操作を可能としたものである。 以上の運搬機に作業員が乗り込み、図2の様な山越え個所に来た場合は、前後の 重量バランスが良く、スムーズな走行を可能としたものである。
【0009】
【考案の効果】
以上の様に駆動車1 、乗用台車2,3 を配することにより、山越え時のバランス が良くなり、レール,ラックへ損傷を与えることもなく、ピニオンとの噛合が安 定して行なえ、駆動力のアップが計れる。又乗用台車を先頭に配することで、カ ーブ先のレールへの倒木等を一早く確認することができ安全性の向上につながる ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案単軌条運搬機の正面図。
【図2】本案単軌条運搬機の使用状態図。
【符号の説明】
1 駆動車 2 乗用台車 3 乗用台車 4 車輪ユニット 5 駆動輪 6 油圧モーター 7 下車輪 8 乾式負作動電磁ブレーキ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動車1 、乗用台車2,3 を連結して1編
    成とした、人員輸送を目的として里側から山側へ敷設さ
    れたレール上を走行する単軌条運搬機において、駆動車
    1 を中央に配し、乗用台車2,3 をその前後に配したこと
    を特徴とする単軌条運搬機。
JP6627592U 1992-08-28 1992-08-28 単軌条運搬機 Pending JPH0622145U (ja)

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JP6627592U JPH0622145U (ja) 1992-08-28 1992-08-28 単軌条運搬機

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JP6627592U JPH0622145U (ja) 1992-08-28 1992-08-28 単軌条運搬機

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JPH0622145U true JPH0622145U (ja) 1994-03-22

Family

ID=13311131

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JP6627592U Pending JPH0622145U (ja) 1992-08-28 1992-08-28 単軌条運搬機

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045172B2 (ja) * 1977-03-18 1985-10-08 大正製薬株式会社 カルコン誘導体
JPH0349381A (ja) * 1989-07-17 1991-03-04 Sony Corp テレビジョン受像機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045172B2 (ja) * 1977-03-18 1985-10-08 大正製薬株式会社 カルコン誘導体
JPH0349381A (ja) * 1989-07-17 1991-03-04 Sony Corp テレビジョン受像機

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