JPS6045172B2 - カルコン誘導体 - Google Patents

カルコン誘導体

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JPS6045172B2
JPS6045172B2 JP2992077A JP2992077A JPS6045172B2 JP S6045172 B2 JPS6045172 B2 JP S6045172B2 JP 2992077 A JP2992077 A JP 2992077A JP 2992077 A JP2992077 A JP 2992077A JP S6045172 B2 JPS6045172 B2 JP S6045172B2
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JP
Japan
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methyl
butenyloxy
chalcone
mixture
room temperature
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JP2992077A
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和旭 京極
勝男 畑山
貞和 横森
二郎 沢田
一郎 田中
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗消化性潰瘍作用を有する新規なりルコン誘導
体に関する。
更に詳しくは、本発明は 一般式 ゛ ゛00、、 O−CH2C00H (式中、x゛、X’およびX゜のうち1ないし2個は3
−メチルー2−ブテニロキシ基を示し、その余は水素原
子を示す。
ただしX゛およびx゜が共に3−メチルー2−ブテニロ
キシ基を示す場合を除く。)で表わされるカルコン誘導
体またはその塩に関するものである。一般式(I)で示
される本発明の化合物(以下化合物(I)と略称する)
を製造するには、例えば次の(a)、(b)のようにし
て行なう。
(a)一般式(式中、Rは水素原子または低級アルキル
基を示し、X1は前記と同意義である。
)で表わされる化合物(以下化合物(■)と略称する。
)と、一般式 (式中、X2およびX3は前記と同意義である。
)で表わされる化合物(以下化合物(■)と略称する。
)をメタノール、エタノール、n−ヘキサン、ベンゼン
などの有機溶媒に溶解させ、水酸化カリウム、水酸化ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ナトリウム
メチラート、ナトリウムエチラートなどの塩基を加えて
、室温もしくは還流下に反応せしめて化合物(1)を製
造する。一方の出発物質である化合物(■)は、2ーハ
イドロキシアセトフェノンまたは2−ハイドロキシー4
−(3−メチルー2−ブテニロキ.シ)アセトフェノン
をアセトン、エーテル、ベンゼンなどの有機溶媒に溶解
させ、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなどの塩基を
加えて室温でハロゲノ酢酸またはハロゲノ酢酸低級アル
キルエステルと反応せしめることによつて得ら.れる。
その製造例は参考例1〜4に示す。もう一方の出発物質
である化合物(■)は2ーハイドロキシベンズアルデヒ
ドまたは2・4ージハイドロキシベンズアルデヒドをア
セトン、エーテル、ベンゼンなどの有機溶媒に溶解・さ
せ、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム
などの塩基を加えて室温で3−メチルー2−ブテニルハ
ロゲナイドとを反応せしめることによつて得られる。
その製造例は参考例5〜6に示す。
:b)ナトリウム、カリウム、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ナトリウ
ムメチラート、ナトリウムエチラート、ナトリウムハイ
ドライド、リチウムアミド、カリウムアミドなどのアル
カリ金属またはアルカリ金属化合物をアセトン、ジメチ
ルホルムアミド、ベンゼン、n−ヘキサンなどの有機溶
媒に溶解もしくは懸濁せしめたものに、一般式 (式中、X1、X2およびX3は前記と同意義である。
)で表わされる化合物(以下化合物(■)と略称する。
)を加えて攪拌した後、これにハロゲノ酢酸またはハロ
ゲノ酢酸低級アルキルエステルを加え、室温もしくは還
流下に反応せしめる。ハロゲノ酢酸低級アルキルエステ
ルを用いた場合は、必要に応じて更に水酸化カリウム、
水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなど
のアルカリを加えて室温もしくは還流下に攪拌して、化
合物(1)を製造する。出発物質てある化合物(■)は
化合物(■)と2−ハイドロキシアセトフェノンとをメ
タノール、エタノール、n−ヘキサン、ベンゼンなどの
有機溶媒に溶解させ、水酸化カリウム、水酸化ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、ナトリウムメチラート、ナトリウ
ムエチラートなどの塩基を加えて室温もしくは還流下に
反応せしめることによつて得られる。その製造例は参考
例7〜9までに示す。
;考例1 2−ハイドロキシー4−(3−メチルー2−ブーニロキ
シ)−アセトフェノン1.1yをアセトン0m1に溶か
し、これに水酸化カリウム0.3ダを加さらにこれにブ
ロモ酢酸エチル1.0yを攪拌;に滴下し、滴下終了後
、室温で2時間攪拌し。
反応混合物をエーテルで抽出し、エーテル層一良く水洗
し、芒硝で乾燥した。エーテルを留去,て得た残渣をエ
ーテルと石油ベンジンの混液で再結晶して、化合物(■
)として2−(エトキシカルボニルメトキシ)−4−(
3−メチルー2ーブテニロキシ)アセトフェノン1.4
yが得られた。M.p.6O〜67C 参考例2 参考例1においてブロム酢酸エチルをクロル酢酸メチル
に代え、同様に処理して化合物(■)として2−メトキ
シカルボニルメトキシ)−4一(3−メチルー2−ブテ
ニロキシ)−アセトフェノン1.3qを得た。
M.p.8O〜82PC 参考例3 参考例1に於いてブロム酢酸エチルをブロム酢酸に代え
、同様に処理して化合物(■)として2−(カルボキシ
メトキシ)−4−(3−メチルー2−ブテニロキシ)−
アセトフェノン0.9f!を得た。
M.p.l38〜140セC 参考例4 2−ハイドロキシアセトフェノン10fをアセトン40
m1に溶かし、これに炭酸カリウム12Vを加え、室温
で1時間攪拌した後、ブロム酢酸エチル14yを攪拌下
に滴下し、3時間攪拌した。
固型物を洒別し、p液中のアセトンを留去して得た残渣
をエーテルで抽出した。エーテルを留去して得た残渣を
石油エーテルで再結晶し、化合物(■)として2−エト
キシカルボニルメトキシ)アセトフェノン9.7yを得
た。M.p.33〜35たC 参考例5 2−ハイドロキシベンズアルデヒド5y1無水炭酸カリ
ウム10yおよびアセトン50m1の混合液に3−メチ
ルー2−ブテニルプロマイド7.5fを滴下し、混合液
を室温て1叫間攪拌した。
固型物をp別後、アセトンを留去して得た残渣を減圧蒸
留して化合物(■)として無色油状の2−(3−メチル
ー2−ブテニロキシ)ベンズアルデヒド4.5yを得た
。B.p.ll6〜120℃(イ).67mHg)参考
例62●4ージハイドロキシベンズアルデヒド5fを2
00mLのアセトンに溶解し、無水炭酸カリウム15V
を加え室温で2紛間攪拌した後、これに3−メチルー2
−ブテニルプロマイド12yを滴下し室温で3時間攪拌
した。
固型物を戸別した後、アセトンを留去し、残渣をエーテ
ル200m1に溶解し、2%苛性ソーダ溶液を加えて未
反応の原料をアルカリ層に転溶させた。
アルカリ層を分離し、エーテル層は水洗し芒硝で乾燥し
た。エーテルを留去し残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー〔展開溶媒n−ヘキサンーアセトン(12:
1)〕に付し、化合物(■)として炎黄色油状の2・4
−ビスー(3−メチルー2−ブテニロキシ)ベンズアル
デヒド7.9yを得た。B.P.l2O〜125℃(イ
).1T!UrLHg)参考例72−ハイドロキシアセ
トフェノン1yと2●4−ビスー(3−メチルー2−ブ
テニロキシ)ベンズアルデヒド2yをエタノール5m1
に溶解し、20%水酸化カリウム10m1を加え室温で
4時間攪拌した。
反応混合物に希塩酸を加えて酸性にした後、エーテルで
抽出した。エーテルを留去し、化合物(■)として7−
ハイドロキシー2・4−ビスー(3−メチルー2−ブテ
ニロキシ)カルコン1.8gを得た。M.p.99〜1
01テC 参考例8 2−ハイドロキシアセトフェノン1fと4一(3−メチ
ルー2−ブテニロキシ)ベンズアルデヒド1.5fを用
い、参考例5と同様に処理して化合物(■)としてメー
ハイドロキシー4−(3一jメチルー2−ブテニロキシ
)カルコン1.3yを得た。
M.p.96〜部℃ 参考例9 2−ハイドロキシアセトフェノン1fと2−S(3−メ
チルー2−ブテニロキシ)ベンズアルデヒド1.5yを
用い、参考例5と同様に処理して化合物(■)として7
−ハイドロキシー2−(3−メチルー2−ブテニロキシ
)カルコン1.3gを得た。
ク M.p.lOl〜103ルC 本発明のの化合物(1)は抗消化性潰瘍作用がすぐれて
おり、毒性が低いばかりでなく、カルボキシメトキシ基
を有するために、この基を有しないイソプレニルカルコ
ンに比してすぐれた腸管吸収率を示した。
これらのすぐれた作用を明らかにするために試験例を次
に示す。試験例1 ラット各群10匹を用いて幽門結紮法(腹腔内投与量5
0mg八9)およびストレス潰瘍法(腹腔内投与量50
m91kg)により実験潰瘍抑制率を求め、またラット
各群10匹を用いて酢酸潰瘍法(経口投与量100mg
Ikg)により実験潰瘍治癒率を求め、表1の結果を得
た。
試験例2 ラット各群3匹を予め2橢間絶食させた後開腹し、胃幽
門部、胃幽門部から4cmのところの腸管および胆管の
3箇所を結紮して袋部を形成させた。
この袋部に0.5%CMC水溶液に懸濁させた被検薬(
投与量100mgIk9)を注入し、仮閉腹してから3
時間後に、再び開腹してこの袋部を切り取り、被検薬の
残量を定量し、吸収率を求め表1の結果を得た。また、
4・4″−ビス(3−メチルー2−ブテニロキシ)カル
コンおよび2″−メトキシー4・4″−ビス(3−メチ
ルー2−ブテニロキシ)カルコンを対照薬として用い、
これらについても同様の試験を行なつた。その吸収率は
それぞれ3.8%および3.4%であつた。
試験例3 マウス各群8匹に0.4%CMC溶液に懸濁させた検体
を経口投与し、7′2!11!間後の死亡数からリッチ
フィールド・ウイルソン法により急性毒性値(LD5。
)を求め、表1の結果を得た。(註) A:′2′−(カルボキシメトキシ)−2・4″−ビス
ー(3−メチルー2−ブテニロキシ)カルコンB:7−
(カルボキシメトキシ)−4″一(3−メチルー2−ブ
テニロキシ)カルコンC:2″−(カルボキシメトキシ
)−2・4″−ビスー(3−メチルー2−ブテニロキシ
)カルコンD:7−(カルボキシメトキシ)−4−(3
−メチルー2−ブテニロキシ)カルコンE:2″−(カ
ルボキシメトキシ)−2−(3−メチルー2−ブテニロ
キシ)カルコン次に実施例を挙けて本発明を説明する。
実施例1 2−(メトキシカルボニルメトキシ)−4一(3−メチ
ルー2−ブテニロキシ)アセトフェノン1.5yと2−
(3−メチルー2−ブテニロキシ)ベンズアルデヒド1
.0′をエタノール10m1に溶かし、これに20%水
酸化カリウム10m1を加え、2時間還流した。
反応液に希塩酸を加え酸性と7し、エーテルで抽出した
。エーテルを留去して得た残渣をエタノールで再結晶し
て炎黄色針状晶の2−(カルボキシメトキシ)−2・4
″−ビスー(3−メチルー2−ブテニロキシ)カルコン
1.7yを得た。M.p.78〜80ブC 実施例2 2−(カルボキシメトキシ)−4−(3−メチルー2−
ブテニロキシ)アセトフェノン2.3yとベンズアルデ
ヒド0.8yをエタノール10m1に溶かし、これに5
0%水酸化カリウム15m1を加え25℃で3時間攪拌
した。
反応液に希塩酸を加え酸性にすると黄色結晶が析出した
。この結晶を水洗後、n−ヘキサンとベンゼンの混液で
再結晶して黄色針状晶の2″−(カルボキシメトキシ)
−4″−(3−メチルー2−ブテニロキシ)カルコン2
.0yを得た。M.p.ll2〜114シC 実施例3 2−(エトキシカルボニルメトキシ)アセトフェノン1
f1と2●4−ビスー(3−メチルー2−ブテニロキシ
)ベンズアルデヒド1.2yをエタノール30m1に溶
かし、これに50%水酸化カリウム溶液7m1を加え、
室温で4時間攪拌した。
反応液に希塩酸を加え酸性とし、エーテルで抽出し、工
ーテル留去後の残渣をベンゼンで再結晶して淡黄色針状
晶の2″−(カルボキシメトキシ)−2・4ービスー(
3−メチルー2−ブテロニキシ)カルコン1.5yを得
た。M.p.8l〜83゜C 実施例4 2−(エトキシカルボニルメトキシ)アセトフェノン1
.5yと4−(3−メチルー2−ブテニロキシ)ベンズ
アルデヒド1.3yをエタノール17m1に溶かし、こ
れに50%水酸化カリウム水溶液17m1を加え室温で
5時間攪拌した。
反応液に希塩酸を加え酸性とし、得られた油状沈澱物を
水洗してからエーテルで抽出した。エーテル留去後の残
渣をベンゼンで再結晶して黄色針状晶の2″−(カルボ
キシメトキシ)−4−(3−メチルー2−ブテニロキシ
)カルコン1.1yを得た。M.p.l4l〜147C 実施例5 2−(エトキシカルボニルメトキシ)アセトフェノン1
.2ダと2−(3−メチルー2−ブテニロキシ)ベンズ
アルデヒド1yをエタノール25m1に溶かし、これに
50%水酸化カリウム溶液7mLを加え、50℃で2時
間攪拌した。
反応液に希塩酸を加え酸性とした後、エーテルで抽出し
た。エーテル留去後の残渣をn−ヘキサンとベンゼンの
混液で再結晶して淡黄色針状晶の2″−(カルボキシメ
トキシ)−2−(3−メチルー2−ブテニロキシ)カル
コン1.5yを得た。M.p.8O〜81℃ 実施例6 ジメチルホルムアミド10m1に水素化ナトリウム0.
3yを加え、攪拌下にジメチルホルムアミド40m1に
溶解した2″−ハイドロキシー2・4゛−ビスー(3−
メチルー2−ブテニロキシ)カルコン4.0yを滴下し
、滴下後室温て1時間攪拌した。
これにジメチルホルムアミド10mLに溶解したブロム
酢酸エチル2.6yを滴下し、滴下後室温で4時間攪拌
した。
ジメチルホルムアミドを減圧留去し、攪拌に水を加え、
希硫酸で酸性とした後、ジクロルメタンで抽出し、水洗
後硫酸マグネシウムで乾燥した。ジクロルメタンを留去
して得た結晶をエタノールより再結晶して、2″−(エ
トキシカルボニルメトキシ)−2・4″−ビスー(3−
メチルー2−ブテニロキシ)カルコン4.0yを得、こ
れに水酸化カリウム1yを溶解したエタノール50m1
を加え1時間還流した。反応液中のエタノールを留去し
、残渣に希塩酸を加えて酸性とした後、ジクロルメタン
で抽出した。ジクロルメタンで留去して得た結晶をメタ
ノールより再結晶して、7−(カルボキシメトキシ)−
2●4″−ビスー(3−メチルー2−ブテニロキシ)カ
ルコン3.1qを得た。M.p.78〜800C 実施例7 ジメチルホルムアミド10m1に水素化ナトリウム0.
3qを加え、攪拌下にジメチルホルムアミド40m1に
溶解した。
2″−ハイドロキシー4″−(3−メチルー2−ブテニ
ロキシ)カルコン(デリシジン)4.0yを滴下し、滴
下後室温で1時間攪拌した。
これにジメチルホルムアミド10m1に溶解したクロル
酢酸メチル2.2yを滴下し、滴下後室温で4時間攪拌
し、実施例6と同様に処理して2″−(メトキシカルボ
ニルメトキシ)−4″−(3−メチルー2−ブテニロキ
シ)カルコン3.7gを得、これに水酸化カリウム1f
を溶解したエタノール50m1を加え1時間還流し、実
施例6と同様に処理して2″−(カルボキシメトキシ)
−4″−(3−メチルー2−ブテニロキシ)カルコン2
.1yを得た。M.p.ll2〜114)C 実施例8 ジメチルホルムアミド10mtに水素化ナトリウム0.
3fを加え、攪拌下にジメチルホルムアミド40mtに
溶解した2″−ハイドロキシー2・4−ビスー(3−メ
チルー2−ブテニロキシ)カルコン4.3gを滴下し、
滴下後室温で1時間攪拌した。
これにジメチルホルムアミド10Tntに溶解したブロ
ム酢酸エチル2.1yを滴下し、滴下後室温で4時間攪
拌゜し、実施例6と同様に処理して2″−(カルボキシ
メトキシ)−2・4−ビスー(3−メチルー2ーブテニ
ロキシ)カルコン1。7fを得た。
M.p.8l〜83コC 実施例9 ジメチルホルムアミド10m1に水素化ナトリウム0.
3yを加え、攪拌下にジメチルホルムアミド40TtL
Lに溶解した2′−ハイドロキシー4−(3−メチルー
2−ブテニロキシ)カルコン4.0gを滴下し、滴下後
室温て1時間攪拌した。
これにジメチlルホルムアミド10m1に溶解したブロ
ム酢酸エチル2.5yを滴下し、滴下後室温で4時間攪
拌し、実施例6と同様に処理して2″−(エトキシカル
ボニルメトキシ)−4−(3−メチルー2−ブテニロキ
シ)カルコン4.1fを得、これに水酸化カリウム1y
を溶解したエタノール50m1を加え、1時間還流し、
実施例6と同様に処理して2″一(カルボキシメトキシ
)−4−(3−メチルー2−ブテニロキシ)カルコン2
.1yを得た。M.p.l4l〜142yC 実施例10 ジメチルホルムアミド10m1に水素化ナトリウム0.
3yを加え、攪拌下にジメチルホルムアミド40m1に
溶解した2″−ハイドロキシー2−(3−メチルー2−
ブテニロキシ)カルコン4.0yを滴下し、滴下後室温
で4時間攪拌した。
これにジメチルホルムアミド10mtに溶解したブロム
酢酸エチル2.5ダを滴下し、滴下後室温で4時間攪拌
し実施例6と同様に処理して7−(エトキシカルボニル
メトキシ)−2−(3−メチルー2−ブテニロキシ)カ
ルコン4.0fを得、これに水酸化カリウム1yを溶解
したエタノール50m1を加え1時間還流し実施例6と
同様に処理して2−(カルボキシメトキシ)−2−(3
−メチルー2−ブテニロキシ)カルコン2.0fを得た
。M.p.8O〜81℃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、X^1、X^2、およびX^3のうち、1また
    は2個は3−メチル−2−ブテニロキシ基を示し、その
    余は水素原子を示す。 ただしX^1およびX^3が共に3−メチル−2−ブテ
    ニロキシ基を示す場合を除く。)で表わされるカルコン
    誘導体またはその塩。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60134765U (ja) * 1984-02-17 1985-09-07 凸版印刷株式会社 発熱包装体
JPH0622145U (ja) * 1992-08-28 1994-03-22 藤井電工株式会社 単軌条運搬機

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