JPH0622122U - ウエビング巻取装置 - Google Patents

ウエビング巻取装置

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JPH0622122U
JPH0622122U JP5986292U JP5986292U JPH0622122U JP H0622122 U JPH0622122 U JP H0622122U JP 5986292 U JP5986292 U JP 5986292U JP 5986292 U JP5986292 U JP 5986292U JP H0622122 U JPH0622122 U JP H0622122U
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webbing
lock plate
winding shaft
shaft
lock
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JP5986292U
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浩嗣 山内
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両急減速時には確実に乗員を拘束すること
ができるのみならず、部品点数が低減し組付性も向上す
るウエビング巻取装置を得る。 【構成】 ロック輪38の回転遅れによって移動されて
巻取軸20の回転を阻止するロックプレート24には、
爪部20、爪部30及び切欠き部33が共に一体に形成
されて構成されている。車両急減速時にウエビング23
に大きな荷重が作用すると、この単一のロックプレート
24が移動されて先ず爪部28が内歯ギヤホイル32に
噛み合い、さらに、巻取軸20が更に回転しようとする
と切欠き部33が変形して爪部30が内歯ギヤホイル3
2に噛み合う。したがって、単一のロックプレート24
の爪部28及び爪部30によって巻取軸20は確実に回
転が阻止され、さらに、部品点数が低減し組付性も向上
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両急減速時に巻取軸のウエビング引出し方向回転を瞬時に停止させ ることができるウエビング巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両に装備されるウエビング巻取装置の巻取軸回転停止機構には、例えば、車 両急減速状態を感知して巻取軸のウエビング引出方向回転を阻止する所謂車体感 応式のもの(VSIRと称される)や、ウエビングの急激な引出しを感知して巻 取軸のウエビング引出方向回転を阻止する所謂ウエビング感応式のもの(WSI Rと称される)がある。
【0003】 この種の巻取軸回転停止機構を備えたウエビング巻取装置では、巻取軸の一端 にはロック輪が巻取軸と相対回転可能に連結されている。このロック輪は、通常 は巻取軸に追従して回転する。ロック輪の近傍には、車両急減速状態を感知して あるいはウエビングの急激な引出しを感知してロック輪に巻取軸に対して回転遅 れを生じさせる加速度検出手段が併設されている。また、巻取軸の一端部に対応 する装置フレームには内歯ギヤホイールが固着されており、さらに内歯ギヤホイ ールと巻取軸端部との間には、巻取軸及び内歯ギヤホイールに係合可能な一対の ロックプレートが配置されている。この一対のロックプレートは、ロック輪に保 持されて通常はロック輪と共に(したがって、巻取軸と共に)回転するが、ロッ ク輪が巻取軸と相対回転(回転遅れ)を生じると、ロック輪に案内されて移動し 巻取軸に係合すると共に外周一部に形成されたロック歯が内歯ギヤホイールに噛 み合い、巻取軸のウエビング引出し方向回転を阻止する構成である。
【0004】 ところで、この種の従来のウエビング巻取装置では、車両急減速時には巻取軸 の回転を確実に阻止できるように(所定の強度レベルを確保できるように)、前 述の如く一対のロックプレートを備えていた。
【0005】 すなわち、比較的低レベルの車両急減速状態(例えば、通常の車両走行時にお ける急ブレーキ操作時)や、乗員が急速にウエビングを引き出した場合において ロック輪の回転遅れによって移動されて内歯ギヤホイールに噛み合う一方のロッ クプレートと、高レベルの車両急減速状態(例えば、真に車両が急減速状態に至 った場合)において(したがって、この状態では前記一方のロックプレートは内 歯ギヤホイールに噛み合っている)巻取軸の更なるウエビング引出し方向回転力 によって移動されて内歯ギヤホイールに噛み合う他方のロックプレートと、から 構成されている。
【0006】 これにより、極めて高い荷重が巻取軸に作用した場合であっても、巻取軸は、 一方のロックプレートのみならず他方のロックプレートによってもウエビング引 出し方向回転が阻止され、乗員は確実に拘束される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような一対のロックプレートを備えた従来のウエビング巻 取装置では、前述の機能(すなわち、ウエビングに作用する荷重が比較的小さい 場合におけるロック機能と、ウエビングに作用する荷重が極めて大きい場合にお けるロック機能)を共に満足させるために、互いに異なる形状及び機能を有する 一対のロックプレートを備える構成であるため、部品点数の低減や組付性の向上 という点においては改善の余地があり、このための対策が望まれていた。
【0008】 この場合、従来の一対のロックプレートを単に一体的に連結して形成したので は、前述の機能を共に満足することはできず、確実に乗員を拘 束することはできない。
【0009】 本考案は上記事実を考慮し、車両急減速時には確実に乗員を拘束することがで きるのみならず、部品点数が低減し組付性も向上するウエビング巻取装置を得る ことが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るウエビング巻取装置は、乗員拘束用ウエビングを層状に巻き取る 巻取軸と、前記巻取軸に係合可能に配置され前記巻取軸の径方向へ移動すること により装置フレームに歯合状態となって前記巻取軸のウエビング引出し方向回転 を阻止するロックプレートと、前記巻取軸と相対回転可能に支持され、通常は前 記巻取軸に追従して回転すると共に前記ロックプレートを前記巻取軸と非係合状 態で保持し前記巻取軸との相対回転時には前記ロックプレートを前記歯合状態へ 案内するロック輪と、車両の急減速状態あるいは巻取軸の急激なウエビング巻取 方向回転を検出して前記ロック輪を前記巻取軸と相対回転させる加速度検出手段 と、を備えたウエビング巻取装置において、前記ロックプレートは、前記ロック 輪の相対回転により移動した際に前記装置フレームに歯合する第1の歯合部と、 前記装置フレームに歯合可能な第2の歯合部と、前記第1の歯合部と第2の歯合 部との間に形成され前記第1の歯合部が前記装置フレームに歯合した状態におい て前記巻取軸のウエビング引出し方向回転力が所定値を越えることにより前記巻 取軸が更に回転した際に変形して前記第2の歯合部を前記装置フレームとの歯合 状態とする切欠き部と、が共に一体に設けられたことを特徴としている。
【0011】
【作用】
上記構成のウエビング巻取装置では、通常はロックプレートはロック輪に保持 されて巻取軸と非係合状態となっており、ロック輪と共に(したがって、巻取軸 と共に)回転する。このため、ウエビングは引出し及び巻取りが自由にできる。
【0012】 ここで、車両が比較的低レベルの急減速状態に至った場合(例えば、通常の車 両走行時における急ブレーキ操作時等)や、乗員が急速にウエビングを引き出し た場合には、加速度検出手段によってロック輪が巻取軸に対して相対回転(回転 遅れ)を生じる。これにより、ロックプレートがロック輪に案内されて巻取軸の 径方向へ移動し、巻取軸に係合すると共に、第1の歯合部が装置フレームと歯合 状態となり、巻取軸のウエビング引出し方向回転が阻止される。
【0013】 さらに、車両が高レベルの急減速状態(例えば、真に車両が急減速状態に至っ た場合)に至った場合には、前述の如くロックプレートの第1 の歯合部が先ず装置フレームと噛み合い、さらに、巻取軸のウエビング引出し方 向回転力が所定値を越えることにより巻取軸が更に回転しようとすると、ロック プレートの切欠き部が変形する。これにより、ロックプレートの第2の歯合部が 強制的に移動されて装置フレームに噛み合う。
【0014】 これにより、巻取軸はロックプレートの第1の歯合部及び第2の歯合部によっ て共にウエビング引出し方向回転が阻止された状態となり、ウエビングの引出し が阻止されて乗員は確実に拘束される。
【0015】 このように、本考案に係るウエビング巻取装置は、車両急減速時には確実に乗 員を拘束することができる。さらに、ロックプレートは、第1の歯合部、第2の 歯合部及び切欠き部が共に一体に形成された構成であるため、ウエビング引出し 方向回転を確実に阻止できるのみならず、部品点数が低減し組付性も向上する。
【0016】
【実施例】
図1には本考案の実施例に係るウエビング巻取装置10の分解斜視図が示され ている。
【0017】 ウエビング巻取装置10では、フレーム12の両側部から一対の脚部13、1 4が互い平行に延出されている。これらの脚部13、14には巻取軸20が軸支 されており、この巻取軸20には乗員に装着されるウエビング23の一端部が係 止されている。
【0018】 巻取軸20の長手方向一端部は脚部13の外側へ突出した後にスプリングコン プリート27に連結されている。スプリングコンプリート27内には図示を省略 したぜんまいばねが収容されており、巻取軸20の長手方向一端部はこのぜんま いばねに係止されている。これにより、巻取軸20はぜんまいばねの付勢力でウ エビング巻取方向(図1矢印A方向)へ付勢回転されてウエビング23を層状に 巻き取るようになっている 。
【0019】 巻取軸20の他端部は脚部14の外側へ突出し、この突出部には二股部20A が形成されている。二股部20Aの回りにはロックプレート24が配置されてい る。
【0020】 ここで、図2にはこのロックプレート24の斜視図が示されており、図3には ロックプレート24の平面図が示されている。
【0021】 ロックプレート24は、全体として略C字形に形成されており、長手方向中央 部分の内側には略U字形の凹部26が形成されている。この凹部26内に巻取軸 20の二股部20Aが位置している。凹部26は幅寸法が二股部20Aの幅寸法 より若干大きく形成されており、したがってロックプレート24は巻取軸20に 対して所定角度だけ相対回転可能となっている。
【0022】 一方、ロックプレート24の長手方向一端部には、第1の歯合部としての爪部 28が形成されており、さらに、長手方向他端部には、第2の歯合部としての爪 部30が形成されている。これらの爪部28及び爪部30は共に、脚部14へ固 着された装置フレームとしての内歯ギヤホイル32のロック歯と対向している。
【0023】 また、ロックプレート24の長手方法中央部分の外側(すなわち、爪部28と 爪部30との間)には、切欠き部33が形成されている。この切欠き部33にお いては、ロックプレート24の他の部分に比べて幅寸法が減少されるため、ロッ クプレート24に所定の荷重が作用した場合にはこの切欠き部33が変形可能と なっている。
【0024】 さらに、ロックプレート24には、一対のピン34が突設されている。各ピン 34は、ロック輪38に形成された長孔40内へ挿通されており、その先端部は 長孔40から外方へ突出されている。
【0025】 ロック輪38は巻取軸20の軸心部から突出される小径軸部20Bへ軸支され て巻取軸20と相対回転可能となっている。このロック輪38の外周面にはラチ ェット歯38Aが形成されており、また、ロック輪38から突出された後の小径 軸部20Bの先端にはロータ44が固着されている。このため、ロータ44は常 に巻取軸20と一体回転する。
【0026】 ロータ44とロック輪38との間には捩じりコイルスプリング43が配設され ている。捩じりコイルスプリング43のコイル部は前記ロック輪38のボス部3 9に外嵌され、一端部はロック輪38に他端部はロータ44にそれぞれ係止され ている。これによりロック輪38は捩じりコイルスプリング43の付勢力により ウエビング引出方向(図1矢印B方向)に付勢回転されている。したがって、ロ ック輪38は捩じりコイルスプリング43の付勢力でロックプレート24のピン 34を長孔40の一端部へ収容して爪部28及び爪部30を内歯ギヤホイル32 と離間させている。
【0027】 ロック輪38の直下には、加速度検出手段を構成するパウルレバー50及びボ ール60が配置されている。
【0028】 パウルレバー50は略L字状で、脚板14の外側に固着されたセンサホルダ5 2の一端に突出形成された一対の腕部54に回転可能に支持されている。パウル レバー50の先端は上方へ向いて略U字状に屈曲し弾性変形可能な係合部56と なっており、ロック輪38のラチェット歯38Aに噛み合ってロック輪38の回 転を阻止することができる。
【0029】 一方、ボール60は、センサホルダ52の円錐受部62に配置されており、加 速度作用時に円錐受部62内を登り上がるようになっている。また、このボール 60上に、腕部54に回転可能に支持されたパウルレバー50の傘部64が載置 されており、ボール60が円錐受部62を登り上がることによって押上げられ、 これによってパウルレバー50が回転されて係合部56がロック輪38のラチェ ット歯38Aに噛み合う構成である。
【0030】 ロック輪38の外方にはカバー47が脚板14の外側に固着されている。 以上の如く、ウエビング巻取装置10は、車両急減速状態を感知して巻取軸2 0の回転を阻止する所謂車体感応式(VSIR)の構成とされている。
【0031】 次に本実施例の作用を説明する。 上記のように構成される本実施例のウエビング巻取装置10では、フレーム1 2がボルトを介して車体に取り付けられる。この巻取装置がウエビング連続式と された3点式シートベルト装置に用いられる場合には、巻取軸20から引き出さ れたウエビング23は端部がアンカ部材を介して車体へ係止され、中間部が車体 に係止されたスリップジョイントで折り返され、さらに前記アンカ部材とスリッ プジョイントとの中間部にタングプレートが長手方向へ摺動可能に取り付けられ る。
【0032】 ここで、通常の状態では、ロック輪38は捩じりコイルスプリング43の付勢 力でロックプレート24のピン34を長孔40の一端部へ収容して、爪部28及 び爪部30を共に内歯ギヤホイル32と離間させている(図4図示状態)。これ により、巻取軸20はスプリングコンプリート27(ぜんまいばね)の付勢力に 抗することにより回転可能であり、ウエビング23は自由に引出し、巻取りがで きる。
【0033】 シートに着座した乗員がウエビング23を巻取軸20から引き出して前記タン グプレートを車体へ取り付けられたバックル装置に係合させることで、乗員はウ エビング装着状態となる。
【0034】 このようにして引き出されたウエビング23を装着している場合に、車両が比 較的低レベルの急減速状態に至った場合(例えば、通常の車両走行時における急 ブレーキ操作時等)には、換言すればウエビング23に比較的小さい荷重が作用 した場合には、ボール60がセンサホルダ52の円錐受部62内を登り上がり、 これによりパウルレバー50の傘部64が押上げられてパウルレバー50が回転 される。このため、パウルレバー50の係合部56がロック輪38のラチェット 歯38Aに噛み合い、ロック輪38の回転が阻止される。
【0035】 このため、ロック輪38が巻取軸20と相対回転(回転遅れ)を生じる。この 相対回転により巻取軸20と共に回転するロックプレート24は、図5に示す如 くピン34がロック輪38の長孔40によって案内されて、爪部28のみが内歯 ギヤホイル32と噛み合い(図6図示状態)、巻取軸20のウエビング引出方向 回転が阻止される。
【0036】 さらに、車両が高レベルの急減速状態(例えば、真に車両が急減速状態に至っ た場合)に至った場合には、前述の如くロック輪38が巻取軸20と相対回転( 回転遅れ)を生じることにより、ロックプレート24の爪部28が先ず内歯ギヤ ホイル32と噛み合い(図6図示状態)、さらに、ウエビング23に大きな荷重 が作用して巻取軸20のウエビング引出し方向(図6矢印B方向)の回転力が所 定値を越えることにより巻取軸20(二股部20A)が更に回転しようとすると 、ロックプレート24の切欠き部33が変形する。これにより、図7に示す如く ロックプレート24の爪部30が強制的に移動されて内歯ギヤホイル32に噛み 合う。
【0037】 これにより、巻取軸20は、ロックプレート24の爪部28及び爪部30によ って共にウエビング引出し方向回転が阻止された状態となり、この結果、ウエビ ング23の引出しが阻止されて乗員は確実に拘束される。
【0038】 このように、ウエビング巻取装置10では、単一のロックプレート24を備え ており、車両急減速時(換言すれば、ウエビング23に高荷重が作用した場合) にはこの単一のロックプレート24の爪部28及び爪部30によって巻取軸20 のウエビング引出し方向回転を阻止するため、確実に乗員を拘束することができ る。
【0039】 さらに、ウエビング巻取装置10では、ロックプレート24が、爪部28、爪 部30及び切欠き部33が共に一体に形成された構成であるため、前述の如く巻 取軸20のウエビング引出し方向回転を確実に阻止できるのみならず、部品点数 が低減し組付性も向上する。
【0040】 なお、本実施例におけるウエビング巻取装置10は、車両急減速状態を感知し て巻取軸20の回転を阻止する所謂車体感応式(VSIR)とされた構成とした が、本考案はこれに限らず、ウエビング23の急激な引出しを感知して巻取軸2 0の回転を阻止する所謂ウエビング感応式(WSIR)のもの、あるいは、これ らのVSIRとWSIRとを併有する所謂DSIRの構成のものであっても適用 することができる。
【0041】 これらの場合であっても、車両急減速時(ウエビング23に高荷重が作用した 場合)にはロックプレート24の爪部28のみならず爪部30によっても巻取軸 20のウエビング引出し方向回転が阻止されるため、確実に乗員を拘束すること ができる。さらに、単一のロックプレート24によって前記機能を満足すること ができるため、部品点数が低減し組付性も向上する。
【0042】
【考案の効果】
以上説明した如く本考案に係るウエビング巻取装置は、車両急減速時には確実 に乗員を拘束することができるのみならず、部品点数が低減し組付性も向上する という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るウエビング巻取装置の分
解斜視図である。
【図2】ウエビング巻取装置のロックプレートを示す斜
視図である。
【図3】ウエビング巻取装置のロックプレートを示す平
面図である。
【図4】ウエビング巻取装置のロックプレートの通常時
における状態を示す概略平面である。
【図5】ウエビング巻取装置のロックプレートの作動初
期における状態を示す概略平面である。
【図6】ウエビング巻取装置のロックプレートが作動し
一方の爪部が歯合した状態を示す概略平面である。
【図7】ウエビング巻取装置のロックプレートが作動し
切欠き部が変形して両方の爪部が歯合した状態を示す概
略平面である。
【符号の説明】
10 ウエビング巻取装置 20 巻取軸 20A 二股部 23 ウエビング 24 ロックプレート 28 爪部(第1の歯合部) 30 爪部(第2の歯合部) 32 内歯ギヤホイール(装置フレーム) 33 切欠き部 38 ロック輪 40 長孔 50 パウルレバー(加速度検出手段) 60 ボール(加速度検出手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員拘束用ウエビングを層状に巻き取る
    巻取軸と、 前記巻取軸に係合可能に配置され前記巻取軸の径方向へ
    移動することにより装置フレームに歯合状態となって前
    記巻取軸のウエビング引出し方向回転を阻止するロック
    プレートと、 前記巻取軸と相対回転可能に支持され、通常は前記巻取
    軸に追従して回転すると共に前記ロックプレートを前記
    巻取軸と非係合状態で保持し前記巻取軸との相対回転時
    には前記ロックプレートを前記歯合状態へ案内するロッ
    ク輪と、 車両の急減速状態あるいは巻取軸の急激なウエビング巻
    取方向回転を検出して前記ロック輪を前記巻取軸と相対
    回転させる加速度検出手段と、を備えたウエビング巻取
    装置において、 前記ロックプレートは、前記ロック輪の相対回転により
    移動した際に前記装置フレームに歯合する第1の歯合部
    と、前記装置フレームに歯合可能な第2の歯合部と、前
    記第1の歯合部と第2の歯合部との間に形成され前記第
    1の歯合部が前記装置フレームに歯合した状態において
    前記巻取軸のウエビング引出し方向回転力が所定値を越
    えることにより前記巻取軸が更に回転した際に変形して
    前記第2の歯合部を前記装置フレームとの歯合状態とす
    る切欠き部と、が共に一体に設けられたことを特徴とす
    るウエビング巻取装置。
JP5986292U 1992-08-25 1992-08-25 ウエビング巻取装置 Pending JPH0622122U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014509571A (ja) * 2011-04-01 2014-04-21 オートリブ ディベロップメント エービー 旋回可能なセンサハウジングを備えた慣性センサを有する安全ベルト巻取り器
JP2015137074A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 オートリブ ディベロップメント エービー シートベルト用リトラクタ

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