JPH0622030U - キャブ乗降口の雨よけ装置 - Google Patents

キャブ乗降口の雨よけ装置

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Publication number
JPH0622030U
JPH0622030U JP6127292U JP6127292U JPH0622030U JP H0622030 U JPH0622030 U JP H0622030U JP 6127292 U JP6127292 U JP 6127292U JP 6127292 U JP6127292 U JP 6127292U JP H0622030 U JPH0622030 U JP H0622030U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
entrance
air
door
exit
duct
Prior art date
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Pending
Application number
JP6127292U
Other languages
English (en)
Inventor
陽一 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP6127292U priority Critical patent/JPH0622030U/ja
Publication of JPH0622030U publication Critical patent/JPH0622030U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、キャブ乗降口の雨避け装置に関
し、乗降口への乗降の邪魔にならず、耐久性があり、収
納性も良く、見た目にも良好な状態で、乗降口の雨よけ
を行うことを目的とする。 【構成】 ルーフ内に、左右のドア上方の位置に延びる
ダクトを配設し、ダクトの各先端にエアを吹き出す開口
部を設け、前記ダクトの中間部にエア通路を介してエア
供給源であるエアタンクを接続し、前記エア通路の途中
に電磁バルブを設け、その電磁バルブにドアスイッチの
開閉信号に基づき開閉指令する制御手段を接続した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、雨天の際、車両のキャブのドアを開いて乗降する場合に際して、雨 に濡れないようにするキャブ乗降口の雨よけ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のキャブ乗降口の雨避け装置の一例としては、本出願人の出願に係わる実 開昭61−30526号公報記載の車両用廂装置があり、この車両用廂装置は、 図4に示すように、車両の側方開き形式のドア部分に、ドアとボディとの間の上 縁から前縁にかけての空間の上部を覆う折り畳み自由な廂を設けたものである。
【0003】 又、別の一例としては、本出願人の出願に係わる実開昭60−110567号 公報記載のパラレルグライド式ドアの雨滴付着防止装置があり、これはパラレル グライド式ドアの内側の上部の少なくとも一部分に、折り畳み自在の廂をもうけ たものである。
【0004】 更に、本出願人の出願に係わる実開昭61−56490号公報には車両のヒン ジ開閉式ドア装置において、乗降時に雨や雪等が体や車室内に付着するのを防止 するために、ドア本体の上端部にヒンジを中心とした扇状の庇を設けると共に、 車体側にドアを閉じた時に、上記庇を収納する空間を設けた車両のドア装置が公 開されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の車両のキャブ乗降口の雨よけ装置は、雨や雪が降っていない 時でも折り畳み自在の廂や扇状の庇が、ドアと乗降口との間の上方に出現するの で、雨天でない時でも前記の廂等がドアを開けた時に出現するので、乗降口への 乗降の邪魔になる欠点があった。
【0006】 又、これらの何れもが、ドアを閉じた際に乗降口の上部に格納されなければな らないので、これらの格納場所がドアに近接するキャブ内に必要となり、この格 納場所により乗員の乗車スペースを狭くする欠点もある。
【0007】 更には、折り畳み自在な蛇腹式の廂等は、ドアの開閉の都度伸縮するので、折 り畳みの伸縮の折れ目の部分で切損し易く、耐久性に欠ける欠点もある。 本考案は、従来の車両の乗降時の雨よけ装置における前述の問題点を解決し、 乗降口への乗降の邪魔にならずに、乗降口の雨よけを行うと共に、耐久性があり 、収納性も良く、見た目にも良いキャブ乗降口の雨よけ装置を提供することを目 的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ルーフ内に、左右のドア上方の位置に延びるダクトを配設し、ダク トの各先端にエアを吹き出す開口部を設け、前記ダクトの中間部にエア通路を介 してエア供給源であるエアタンクを接続し、前記エア通路の途中に電磁バルブを 設け、その電磁バルブにドアスイッチの開閉信号に基づき開閉指令する制御手段 を接続したことを特徴とする。
【0009】
【作用】
本考案のキャブ乗降口の雨よけ装置は、ドアを開放すると、ドアスイッチの開 放信号に基づき、制御手段により電磁バルブが開放されて、エアタンクからエア 通路を通り、更にダクトを通ってドア上方の開口部からエアが吹き出され、エア カーテンが形成される。
【0010】 一方、ドアを閉鎖すると、電磁バルブが閉じて、開口部からのエアの吹き出し が停止されるものである。
【0011】
【実施例】
次に、本考案の実施の一例を、図1、図2について以下に説明する。 この実施例においては、車両のエンジンの回転で圧縮された空気が、これを貯 溜しているブレーキ用のタンクから、逆止め弁1を介して低圧の空気が低圧のエ アタンク2に供給され、このエアタンク2からのエア通路10aには、電磁バル ブ3が接続されている。
【0012】 キャブ4のルーフ11内には、左右のドア5上方の位置に延びるダクト10が 配置され、キャブ4のドア5が開閉自在に設けられている乗降口の上方には、エ アを吹き出す開口部である左右のスリット6が設けられている。前記ダクト10 の中間部にエア通路10aが接続されている。又、キャブ4には、左右のドア5 の何れかを開放した時に、各別個にオンするドアスイッチ7が設けられている。
【0013】 キャブ4のルーフ11の外側には、雨が降ってきたことを検知する雨滴センサ 8が設けられると共に、この雨滴センサの出力が入力される制御回路9に、前記 ドアスイッチ7のオン、オフ信号も入力される。
【0014】 この制御装置9は、雨滴センサ8が雨の降ってきたことを検知して、これを入 力されると共に、左右の何れかのドアスイッチ7が、左右のドア5の何れかが開 かれたことを検知して、これを入力される。
【0015】 この制御回路9は、雨滴センサ8が雨の検知を行っている時にドア5の開放信 号が入力されると、電磁バルブ3に出力してこれを開かせ、低圧のエアタンク2 内の低圧のエアを、ダクト10を介してスリット6に向かって送出し、低圧の空 気はスリット6からほぼ水平方向に吹き出し、エアカーテンとしての働きをする 。
【0016】 そのために、開かれたドア5と乗降口の間の上部から降り注ぐ雨は、この吹き 出す低圧エアのエアカーテンによって吹き飛ばされ、キャブの乗降口と開かれた ドア5間には雨が降り注ぐことはなく、車両乗降時の雨よけとしての役目を果た すものである。
【0017】 そして、前記制御回路9はタイマも内蔵しており、一定時間、例えば1分程度 経過したときには、前記のタイマにより、もしくはドア5が閉められてドアスイ ッチ7がオフとなった際には、制御回路9は電磁バルブ3に出力して、これを閉 鎖し、スリット6からの空気の吹き出しを停止するものである。
【0018】 図3は、本考案の他の実施例を示すもので、この実施例においては、前記実施 例の低圧のエアタンク2からのダクト10を2つに分岐した後に、それぞれに電 磁バルブ3a、3bを設置し、各電磁バルブ3a、3bは左右のスリット6a、 6bにそれぞれ接続される。
【0019】 制御回路9には、左右のドアのそれぞれに設けたドアスイッチ7a、7bが接 続され、ドアの何れかが開かれ、そのときに雨滴センサ9が雨の降っていること を検出した時には、開かれた側の電磁バルブ3a、3bにのみ出力して、その側 のスリット6a、もしくは6bから低圧の空気を吹き出させる。
【0020】 この実施例においては上述のように、開いたドア5の側にのみエアカーテンを 形成して、その側のみ雨よけを行うものである。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、開いたドアと乗降口間の上部の開口部であるス リットから空気を噴出させて、ドアと乗降口の上部にエアカーテンを形成し、乗 降口の上部から雨滴を吹き飛ばすので、乗降口から乗車、下車する人員が雨滴に 濡れるのが防止できる。
【0022】 そして、蛇腹状の折り畳み自由な廂等の廂類による雨よけと異なり、雨よけが 乗降口への乗降の邪魔にならないと共に、ドアを閉じたさいに格納する場所を必 要としないので、キャブ内にこれを収納する収納場所を必要としないので、収納 性が良くなる。
【0023】 更に、前述のような折り畳みを必要としないので、折り畳み線部分の切損がな くなり、耐久性が向上されると共に、廂等の雨よけがないので、見た目の体裁も 良好である等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の正面を示すブロック図で
ある。
【図2】同上のスリット位置を示す側面図である。
【図3】本考案の第2実施例の正面を示すブロック図で
ある。
【図4】従来の車両用廂装置の斜面図である。
【符号の説明】
2 エアタンク 3、3a、3b 電磁バルブ 4 キャブ 5 ドア 6、6a、6b スリット 7、7a、7b ドアスイッチ 8 雨滴センサ 9 制御回路 10 ダクト 11 ルーフ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフ内に、左右のドア上方の位置に延
    びるダクトを配設し、ダクトの各先端にエアを吹き出す
    開口部を設け、前記ダクトの中間部にエア通路を介して
    エア供給源であるエアタンクを接続し、前記エア通路の
    途中に電磁バルブを設け、その電磁バルブにドアスイッ
    チの開閉信号に基づき開閉指令する制御手段を接続した
    ことを特徴とするキャブ乗降口の雨よけ装置。
JP6127292U 1992-08-31 1992-08-31 キャブ乗降口の雨よけ装置 Pending JPH0622030U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6127292U JPH0622030U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 キャブ乗降口の雨よけ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6127292U JPH0622030U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 キャブ乗降口の雨よけ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0622030U true JPH0622030U (ja) 1994-03-22

Family

ID=13166418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6127292U Pending JPH0622030U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 キャブ乗降口の雨よけ装置

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JP (1) JPH0622030U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006001493A (ja) * 2004-06-21 2006-01-05 Toyota Motor Corp ダスト低減装置
WO2011056275A1 (en) * 2009-10-28 2011-05-12 Gm Global Technology Operations, Inc. Air curtain
JP2014237447A (ja) * 2014-09-19 2014-12-18 智宏 松本 自動車用エアー噴射装置

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