JPH06219586A - 送りローラ - Google Patents

送りローラ

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Publication number
JPH06219586A
JPH06219586A JP5031213A JP3121393A JPH06219586A JP H06219586 A JPH06219586 A JP H06219586A JP 5031213 A JP5031213 A JP 5031213A JP 3121393 A JP3121393 A JP 3121393A JP H06219586 A JPH06219586 A JP H06219586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary shaft
feed roller
rubber roller
peripheral surface
grooves
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5031213A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohisa Nakagawa
博央 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NARA MINORUTA SEIKO KK
Original Assignee
NARA MINORUTA SEIKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NARA MINORUTA SEIKO KK filed Critical NARA MINORUTA SEIKO KK
Priority to JP5031213A priority Critical patent/JPH06219586A/ja
Publication of JPH06219586A publication Critical patent/JPH06219586A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転軸の外周面に取り付けられたゴムローラ
が回転軸の軸方向に勝手に移動したり、このゴムローラ
だけが空回りしたりするということのない送りローラが
簡単に得られるようにする。 【構成】 回転軸11の外周面にゴムローラ12が取り
付けられてなる送りローラにおいて、ゴムローラ12が
取り付けられる回転軸11の外周面に、その周方向に沿
って一対の周溝13を回転軸11の軸方向に適当な間隔
を介して形成すると共に、一方の周溝13から他方の周
溝13に向かってそれぞれ螺旋状になった螺旋溝14を
形成して、上記一対の周溝13間において螺旋溝14が
相互に交差してたすき状になった溝を設けるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンター等
の画像形成装置において、紙を送るのに使用される送り
ローラに係り、さらに詳しくは、回転軸の外周面にゴム
ローラが取り付けられてなる送りローラに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機やプリンター等の画像
形成装置においては、定着装置によってトナー像が定着
された紙を排紙トレイに排出させる場合等に送りローラ
が用いられており、このような送りローラ10として
は、一般に、図1に示すように、金属製の回転軸11の
外周面において、その軸方向に適当な間隔を介してゴム
ローラ12を取り付けたものが使用されていた。
【0003】ここで、このような送りローラ10におい
ては、回転軸11の外周面に取り付けられた各ゴムロー
ラ12が回転軸11の軸方向に勝手に移動したり、ゴム
ローラ12だけが空回りしたりするのを防止するため、
金属製の回転軸11を施盤加工した後、図2に示すよう
に、この回転軸11の外周面においてゴムローラ12を
取り付ける部分にローレット加工を施すようにしてい
た。
【0004】しかし、このように回転軸11を施盤加工
した後、この回転軸11にローレット加工を施す作業は
面倒で、回転軸11の加工に時間とコストがかかり、送
りローラ10の製造が手間取り、コストも高くつくとい
う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、回転軸の
外周面にゴムローラが取り付けられてなる送りローラに
おける上記のような問題を解決することを課題とするも
のである。
【0006】すなわち、この発明においては、回転軸の
外周面にゴムローラが取り付けられてなる送りローラに
おいて、ゴムローラが回転軸の軸方向に勝手に移動した
り、このゴムローラだけが空回りしたりすることのない
送りローラが簡単に得られるようにすることを課題とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明においては、上
記のような課題を解決するため、回転軸の外周面にゴム
ローラが取り付けられてなる送りローラにおいて、ゴム
ローラが取り付けられる回転軸の外周面に、その周方向
に沿って一対の周溝を回転軸の軸方向に適当な間隔を介
して形成すると共に、一方の周溝から他方の周溝に向か
ってそれぞれ螺旋状になった螺旋溝を形成して、上記一
対の周溝間において螺旋溝が相互に交差してたすき状に
なった溝を設けるようにしたのである。
【0008】ここで、上記のようにゴムローラが取り付
けられる回転軸の外周面に、その周方向に沿った一対の
周溝と、各周溝から他方の周溝に向かった螺旋状の各螺
旋溝を形成するにあたっては、回転軸を施盤加工した
後、そのまま旋盤によって、この回転軸の外周面に上記
の周溝と螺旋溝とを設けるようにする。
【0009】
【作用】この発明における送りローラにおいては、上記
のようにゴムローラが取り付けられる回転軸の外周面
に、その周方向に沿って一対の周溝をこの回転軸の軸方
向に適当な間隔を介して形成すると共に、一方の周溝か
ら他方の周溝に向かってそれぞれ螺旋状になった螺旋溝
を形成して、上記一対の周溝間において螺旋溝が相互に
交差してたすき状になった溝を設け、これらの溝が形成
された部分において、ゴムローラを回転軸の外周面に取
り付けるようにする。
【0010】このようにしてゴムローラを回転軸の外周
面に取り付けると、ゴムローラがこれらの溝によって回
転軸に固定され、回転軸の軸方向に勝手に移動したり、
このゴムローラだけが空回りしたりすることがない。
【0011】また、この発明における送りローラにおい
ては、上記のようにゴムローラが取り付けられる回転軸
の外周面に、その周方向に沿った一対の周溝と、各周溝
から他方の周溝に向かった螺旋状の各螺旋溝を形成する
だけであるため、回転軸を施盤加工した後、そのまま旋
盤によって回転軸の外周面にこれらの溝を形成すること
ができ、回転軸の加工が容易になり、送りローラの製造
も容易に行えるようになる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例にかかる送りローラ
を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0013】この実施例においては、図3に示すよう
に、金属製の回転軸11を施盤加工した後、この回転軸
11に対して、そのまま旋盤を使用してゴムローラ12
が取り付けられるこの回転軸11の外周面に、その周方
向に沿った一対の周溝13をゴムローラ12の幅に対応
して形成すると共に、この各周溝13から他方の周溝1
3に向かって螺旋状に各螺旋溝14を形成し、一対の周
溝13間において各螺旋溝14が相互に交差してたすき
状になった溝を設けるようにした。
【0014】また、この実施例の送りローラ10におい
ては、回転軸11の外周面において、その軸方向に適当
な間隔を介してゴムローラ12を複数個設けるため、上
記一対の周溝13とたすき状に交差した各螺旋溝14を
回転軸11の軸方向に適当な間隔を介して複数個設ける
ようにした。
【0015】そして、このように回転軸11の外周面に
おいて、一対の周溝13とたすき状に交差した螺旋状の
各螺旋溝14とが設けられた各部分に、ゴムローラ12
を取り付けて、図1に示すような送りローラ10を製造
した。
【0016】次に、上記のように製造したこの送りロー
ラ10を、図4に示すように、電子写真装置20内にお
いて、定着装置21と排紙トレイ22との間に設け、定
着装置21によってトナー像が定着された紙1をこの送
りローラ10によって排紙トレイ22に排出させるよう
にした。
【0017】ここで、この電子写真装置20において
は、その中央部に設けられた像担持体23を駆動手段
(図示せず)によって回転駆動させ、このように回転す
る像担持体23の上方に設けられた帯電器24によっ
て、この像担持体23の表面を一様に帯電させた。そし
て、このように帯電された像担持体23の表面を露光装
置25によって露光して、この像担持体23上に静電潜
像を形成した後、静電潜像が形成されたこの像担持体2
3に対して現像装置26からトナーを供給し、像担持体
23上にトナー像を形成するようにした。
【0018】一方、給紙トレイ27内に収容された紙1
を、給紙ローラ28によって給紙トレイ27から引き出
し、この紙1を上記のようにトナー像が形成された像担
持体23と転写チャージャ29との間に送り込むように
した。
【0019】そして、このように導かれた紙1上に、転
写チャージャ29により上記のようにして像担持体23
上に形成されたトナー像を転写させた後、この紙1を分
離チャージャ30によって像担持体23から分離させ
た。次いで、このようにトナー像が転写された紙1を定
着装置21に送り、この定着装置21によって転写され
たトナー像を紙1に定着させた後、この紙1を上記の送
りローラ10によって排紙トレイ22に排出させるよう
にした。
【0020】また、上記のようにトナー像が転写された
紙1を像担持体23から分離させた後は、この像担持体
23の表面に残留するトナーをクリーニング装置31に
よって像担持体23上から除去し、その後、この像担持
体23に対してイレーサーランプ32から光を照射し、
像担持体23の表面に残留する電荷を消去するようにし
た。
【0021】上記のようにこの実施例の送りローラ10
を電子写真装置20に使用して画像形成を行った場合、
この送りローラ10において、回転軸11の外周面に取
り付けられたゴムローラ12が回転軸11の軸方向に勝
手に移動したり、このゴムローラ12だけが空回りする
ということがなく、定着装置21によってトナー像が定
着された紙1が、この送りローラ10によって安定して
排紙トレイ22に排出された。
【0022】なお、この実施例においては、上記の送り
ローラ10を定着装置21と排紙トレイ22との間に設
けるようにしただけであるが、この送りローラ10を紙
1を送るその他の部分に設けることも可能である。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明に係る送
りローラにおいては、ゴムローラが取り付けられる回転
軸の外周面に、その周方向に沿った一対の周溝をこの回
転軸の軸方向に適当な間隔を介して形成すると共に、一
方の周溝から他方の周溝に向かってそれぞれ螺旋状にな
った螺旋溝を形成して、上記一対の周溝間において螺旋
溝が相互に交差してたすき状になった溝を設け、これら
の溝が形成された部分において、ゴムローラを回転軸の
外周面に取り付けるようにしたため、ゴムローラがこれ
らの溝によって回転軸に充分に固定されるようになり、
回転軸の外周面にローレット加工を施してゴムローラを
取り付けた従来の送りローラと同様に、ゴムローラが回
転軸の軸方向に勝手に移動したり、このゴムローラだけ
が空回りしたりするということがなかった。
【0024】また、この発明に係る送りローラにおいて
は、上記のようにゴムローラが取り付けられる回転軸の
外周面に、その周方向に沿った一対の周溝と、各周溝か
ら他方の周溝に向かった螺旋状の各螺旋溝を形成するだ
けであるため、回転軸を施盤加工した後、そのまま旋盤
によって回転軸の外周面にこれらの溝を形成することが
できるようになり、回転軸の外周面にローレット加工を
行う従来の送りローラの場合に比べて、回転軸の加工が
容易になり、送りローラの製造が容易に行えると共に、
その製造コストも低減することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転軸の外周面にゴムローラが取り付けられた
送りローラの斜視図である。
【図2】従来における送りローラにおいて、ゴムローラ
を取り付ける回転軸の外周面にローレット加工を施した
状態を示す斜視図である。
【図3】この発明の一実施例における送りローラにおい
て、ゴムローラを取り付ける回転軸の外周面に、その周
方向に沿った一対の周溝と、この各周溝から他方の周溝
に向かって螺旋状になった各螺旋溝を形成した状態を示
す斜視図である。
【図4】この発明の実施例の送りローラを定着装置と排
紙トレイとの間に設けた電子写真装置を示す概略断面図
である。
【符号の説明】
10 送りローラ 11 回転軸 12 ゴムローラ 13 周溝 14 螺旋溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の外周面にゴムローラが取り付け
    られてなる送りローラにおいて、ゴムローラが取り付け
    られる回転軸の外周面に、その周方向に沿って一対の周
    溝が回転軸の軸方向に適当な間隔を介して形成されると
    共に、一方の周溝から他方の周溝に向かってそれぞれ螺
    旋状になった螺旋溝が形成され、上記一対の周溝間にお
    いて螺旋溝が相互に交差してたすき状になった溝が形成
    されてなることを特徴とする送りローラ。
JP5031213A 1993-01-27 1993-01-27 送りローラ Pending JPH06219586A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5031213A JPH06219586A (ja) 1993-01-27 1993-01-27 送りローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5031213A JPH06219586A (ja) 1993-01-27 1993-01-27 送りローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06219586A true JPH06219586A (ja) 1994-08-09

Family

ID=12325160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5031213A Pending JPH06219586A (ja) 1993-01-27 1993-01-27 送りローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06219586A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003314531A (ja) * 2002-04-24 2003-11-06 Mitsubishi Cable Ind Ltd ゴムローラ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003314531A (ja) * 2002-04-24 2003-11-06 Mitsubishi Cable Ind Ltd ゴムローラ

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