JPH06218985A - 光学素子チップおよびこれを利用した光学的書き込みまたは読み取り装置 - Google Patents

光学素子チップおよびこれを利用した光学的書き込みまたは読み取り装置

Info

Publication number
JPH06218985A
JPH06218985A JP1213093A JP1213093A JPH06218985A JP H06218985 A JPH06218985 A JP H06218985A JP 1213093 A JP1213093 A JP 1213093A JP 1213093 A JP1213093 A JP 1213093A JP H06218985 A JPH06218985 A JP H06218985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
chips
optical element
surface side
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1213093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Sawada
秀喜 澤田
Hiromi Ogata
弘美 緒方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP1213093A priority Critical patent/JPH06218985A/ja
Publication of JPH06218985A publication Critical patent/JPH06218985A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Dicing (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)
  • Led Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 イメージセンサチップ等の光学素子チップを
複数個基板上に並べて構成される光学装置の製造におけ
るチップ間のピッチエラーを解消することを目的とす
る。 【構成】 長矩形状の平面視形状を有するとともに、所
定の厚みをもち、上面に複数の光学素子が等間隔に形成
された光学素子チップ1において、その長手方向両端面
3は、表面側から裏面側に向かうにつれて退避するよう
に傾斜させられていることを特徴とする。なおこの光学
素子チップとしては、イメージセンサチップあるいはL
EDアレイチップがある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、イメージセンサチッ
プあるいはLEDアレイチップ等の光学素子チップおよ
びこれを利用した光学的書き込み装置または読み取り装
置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】たと
えばファクシミリの読み取り部として用いられるイメー
ジセンサは、原稿面にあてられた光の反射光を主走査方
向に並ぶ多数個の受光素子によって検出するようになっ
ている。たとえば、200dpiの解像度で原稿をイメ
ージ情報として読み取るためには、1インチ当たり20
0個の受光素子が一列に並んだイメージセンサを構成す
る必要がある。このような受光素子は、マスクワークに
よってシリコンウエハ上に造り込むことができるが、た
とえば、A4版やB4版といった長さの画像を読み取る
べくイメージセンサを単一チップで構成することは不可
能なため、図5に示すように、所定数の受光素子を搭載
した一定長さのイメージセンサチップを複数個一列に並
べて構成せざるをえない。
【0003】各イメージセンサチップaは、平面視長矩
形状をしているとともに所定厚みをもった角棒状の形態
をもっている。そして、その上面には、光の強さに応じ
た電気信号を発生させる受光素子が、200dpiの解
像度に対応させるために1mm当たり8個の割合で形成
されている。
【0004】単位イメージセンサチップaは、これを複
数行複数列にわたって一括形成されたシリコンウエハc
を、ダイシングラインに沿ってダイシングすることによ
り得られる。このダイシングは図6に示すように、上記
シリコンウエハcを移動テーブルd上に搭載してダイシ
ングライン方向にこれを移動させながら、回転ブレード
eによって切断することにより行われる。
【0005】ところで、上記の回転ブレードeを用いた
ダイシングは、垂直状にした回転ブレードと移動テーブ
ル上のウエハとを水平方向に相対移動させることにより
行われるが、ダイシングの結果のチップ長手方向の端面
fは、図7に模式的に強調して示すように、傾斜したも
のとなる。この理由は、ウエハの表面近くは、裏面近く
に比較してより長い時間回転ブレードに接触するため、
回転ブレードの周部の厚み方向ぶれ等に起因して、この
回転ブレードによる切り込み幅が、ウエハ表面近くにお
いてはブレードの厚みよりやや広くなる一方、ウエハ裏
面近くにおいてはブレードの厚みとほぼ対応した幅とな
るからであると考えられる。
【0006】このようなダイミング作用の結果、単位イ
メージセンサチップについてみれば、その長手方向端面
fが、図7に模式的に強調して示されるように、表面側
の縁faに対して裏面側の縁fbが外方に突出するよう
に傾斜してしまうことになる。チップ表面側の端縁とチ
ップ裏面側の端縁との間の水平方向距離は、時として数
μmないし十数μmに及ぶことがあり、このことが次の
ような重大な問題を招来させる。
【0007】第一に、イメージセンサ上の受光素子b間
のピッチ間隔は、一定となっておらねばならず、このこ
とは、隣合うチップの端部の素子どうしについても厳正
に要求される。しかしながら、各チップの長手方向端面
が上記のように傾斜している結果、ダイシングの誤差も
手伝って、図8に示すように隣合う二つのチップa,a
をその裏面側が突き合わされるようにして密着させたと
しても、両チップの端部の素子どうしの間隔ピッチが所
定よりも長くなるピッチエラーを生じることが多い。
【0008】この問題を解決するためには、たとえば、
チップの長手方向端面をより退避させることが考えられ
る。しかし、このような方策は、図9に示すように、チ
ップの端面の表面側近傍が受光素子bとしての拡散部に
近づきすぎ、チップの最端部の素子部がチップ端面fか
らの光をも受光してしまう不具合を生じることになるた
め、その採用には慎重を期する必要がある。
【0009】第二の問題は、各チップを基板に対してボ
ンディングするための銀ペーストhが、隣合うチップの
端面間に形成されるV字状の溝内に擦り寄せられ、図8
に示すように、時としてこの銀ペーストhがチップaの
表面素子部を汚してしまうということである。周知のよ
うに、このようなイメージセンサチップの基板gに対す
るボンディングは、すでに位置決めされつつボンディン
グされたチップの隣に基板との間に銀ペーストを介装し
つつ新たなチップを押しつけ、光学的に両チップの位置
を検出しつつすでにボンディングされたチップにボンデ
ィングしようとするチップを近づけるアライメント操作
を行うが、この時、ボンディングしようとするチップと
基板との間からはみ出した銀ペーストhが当該チップを
すでにボンディングされたチップに向けて移動させられ
る際に擦り寄せられ、これがペースト塊となって隣合う
チップどうしのV字状空間に狭窄されることがある。図
8は、チップ端面の傾斜を強調して表しているが、実際
のところかかる傾斜は、チップの厚み(たとえば300
μm)に対して数μm程度のものであるため、仮に微少
量であっても、上記のごとく銀ペーストが隣合うチップ
どうしの隙間に狭窄されると、これが上方に押し出され
てチップの素子表面に漏出することがあるのである。
【0010】本願発明は、上記の事情のもとで考え出さ
れたものであって、従来のダイシング方法によって得ら
れた光学素子チップの上記の問題を全て解決することを
その課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0012】すなわち、本願の請求項1に記載した発明
は、長矩形状の平面視形状を有するとともに、所定の厚
みをもち、上面に複数の光学素子が等間隔に形成された
光学素子チップにおいて、上記チップの長手方向両端面
は、表面側から裏面側に向かうにつれて退避するように
傾斜させられていることを特徴としている。
【0013】そして、本願の請求項2に記載した発明
は、複数のイメージセンサチップを長手方向一列につな
げるようにして基板上にボンディングした光学的読み取
り装置であり、各イメージセンサチップは、上記請求項
1に記載した形態をもっている。
【0014】そして、請求項3に記載した発明は、複数
のLEDアレイチップを長手方向一列につなげるように
して基板上にボンディングされた光学的書き込み装置で
あって、各LEDアレイチップが上記請求項1に記載し
た形態をもっている。
【0015】
【発明の作用および効果】本願発明の光学素子チップ
は、その長手方向端面が、従前のチップとは逆に、表面
側から裏面側に向かうにつれて退避するように傾斜させ
られている。したがって、チップ表面側の素子の位置を
基準として、隣合うチップの近接を阻害する要因なく、
隣合うチップどうしの位置決めを行うことができる。し
たがって、従来のように、隣合うチップを最大限近づけ
てもなお両チップ上の端部の素子どうしのピッチが所定
のピッチよりも大きくなるというピッチエラーが生じえ
なくなり、複数のチップを一列状に基板にボンディング
してなるイメージセンサ等の光学的装置としての歩留り
が著しく向上する。
【0016】また、隣合うチップどうしを最大限に近づ
けたとしても、両チップの表面側の縁が接触するのであ
って、基板にボンディングされる裏面の縁どうしの間に
は必然的に隙間が生じる。したがって、すでにボンディ
ングされたチップの隣に新たなチップを位置決めしつつ
銀ペーストを介してボンディングするにあたり、このチ
ップをすでにボンディングされたチップに近づけるよう
にずれ動かしても、チップの縁によって擦り寄せられる
銀ペーストはすでにボンディングされたチップの裏面側
の縁とこれからボンディングされようとするチップの裏
面側の縁との間の空間に都合よく保持され、従前のよう
にこの銀ペーストが表面側に押し出されてしまうといっ
た不具合はなくなる。
【0017】以上のように、本願発明の光学素子チップ
を用いることにより、この光学素子チップが複数個並べ
られて基板上にボンディングされる光学装置の歩留りが
著しく向上させられるのみならず、ボンディング用の銀
ペーストが並べられるチップの表面側に漏出するといっ
た不具合もうまく回避され、銀ペーストで汚れたチップ
表面を清掃するといった余分な工程を削減することがで
き、その結果、光学装置の製造効率が著しく向上させら
れる。
【0018】
【実施例の説明】以下、本願発明の好ましい実施例を、
図面を参照しつつ、具体的に説明する。
【0019】図1は、本願発明の光学素子チップ1の一
例を示している。本願発明の光学素子チップ1は、後述
するように、とりわけその長手方向端面の形態に特徴づ
けられるものであり、この端面部分の形態を視覚的に理
解容易にあらわすために寸法関係を強調して示してあ
る。この光学素子チップ1は、従来のチップと同様長矩
形状の平面視形状を有するとともに、所定の厚みをもっ
た断面略矩形状の棒状チップの形態をもっている。チッ
プ1の表面には、このチップがイメージセンサチップで
ある場合には、受光素子2が、このチップがLEDアレ
イチップである場合には、LED素子が、それぞれ等間
隔で一列に並ぶように形成されている。かかるチップ1
は、一般的な半導体チップの製造と同様に、シリコンウ
エハ上に所定のマスクワークによって素子を造り込んだ
上、ダイシングによって図1に示されるような単位チッ
プに分割される。
【0020】イメージセンサチップを例にとれば、たと
えば、200dpiの解像度でイメージを読み取るため
に、上記チップ1の表面には、1mm当たり8個の受光
素子2…が形成されることになる。一般的には、一つの
チップ1上に64個の素子が造り込まれ、したがって、
一つのチップ1の長手方向長は、ほぼ8mmとなる。な
お、チップ1の厚みは、一般的には250ないし350
μm、幅は、500ないし700μmとされる。なお、
チップ1の表面には、上記の素子2の他に、この素子2
…に配線するための配線パッドが形成されるが図1では
これを省略してある。
【0021】図1および図4によく表れているように、
本願発明の光学素子チップ1の長手方向の端面3は、図
7に示される従来例の場合と逆に傾斜させられている。
すなわち、チップ1の表面側から裏面側に向かうにつれ
て次第に内方へ退避するように傾斜させられている。換
言すると、チップ1の表面側の縁3aがもっとも突出し
ており、裏面側の縁3bが最も退避させられるように傾
斜させられている。
【0022】この傾斜の程度は、チップの表面側の最端
の素子とチップ裏面間の導通を阻害しない範囲であれば
何ら限定されないが、例えば、1ないし5°の角度とす
ることができる。今、仮に上記の傾斜角を1°とする
と、チップ1の厚みを300μmとした場合その表面側
の縁3aと裏面側の縁3bとの間の平面方向距離は約5
μmとなる。
【0023】かかるチップ1の傾斜端面3は、ウエハを
上面から切り込むようにダイシングする場合、次のよう
に、二段階のダイシングを行うことにより形成される。
【0024】すなわち、図2の(a) に示すように、ウエ
ハ上のダイシングラインから一方の方向に傾斜しながら
回転ブレード5aを作用させる第一のダイシングAを行
った後、図2の(b) に示すように、回転ブレード5bを
上記と逆方向に傾斜させて第二のダイシングBを行うの
である。これにより、ダイシングラインを挟む二つのチ
ップの対向端面が、それぞれ、上述したように、表面側
から裏面側に向かうにつれて次第に退避する傾斜端面3
となる。
【0025】なお、図2に示す形態で二回のダイシング
を行う場合、回転ブレードの厚みを所定以上に高めて回
転ブレードそれ自体の剛性を高めておく必要がある。こ
れは、第一のダイシングを行うことについては問題がな
いにしても、第二のダイシングを行う際、上記第一のダ
イシングによって形成された傾斜面に第二のダイシング
の際の回転ブレードが案内されて歪曲されてしまい、目
的の傾斜面を形成することができなくなるためである。
【0026】なお、従前と同様の薄状(一般的には厚み
30μm〜50μm)の回転ブレードを用いてダイシン
グラインを介して隣合う二つのチップの対向端面を上記
のように傾斜させるには、図3に示すようにするとよ
い。
【0027】すなわち、ダイシングライン6を比較的幅
広にとっておき、第一のダイシングAを上記ダイシング
ラインの幅方向一側寄りにおいて行う一方、第二のダイ
シングBを上記ダイシングラインの幅方向他側寄りにお
いて行うのである。そうすると第一のダイシングAと第
二のダイシングBが、共に同様の態様においてウエハ4
を切り進んでゆくため、換言すると第一のダイシングA
によって取り除かれる部分と第二のダイシングBによっ
て取り除かれる部分が互いに重なりあわないため、回転
ブレード5a,5bが不用意にすでに形成されている傾
斜端面に案内されてそれに沿うように歪曲されてしまう
といった問題が回避され、ダイシングラインを挟んで隣
合う両端面が対称状に傾斜させられるようになる。
【0028】なお、上記の二段階のダイシングは、本願
発明の光学素子チップ1の長手方向端面の傾斜形態を形
成するために特に必要なのものであって、チップの長手
方向に沿う方向についてのダイシングは、従前と同様に
行って差し支えない。
【0029】上記のようにして形成される本願発明の光
学素子チップ1は、基板7上に一列に並べられるように
ボンディングされて所定の光学装置が形成される。
【0030】すなわち、複数のチップ1が一列に並べら
れる場合、このようにして連続される複数の素子2…間
のピッチが全て一定となることが求められる。すなわ
ち、隣合うチップ1の端部の素子どうしの間隔ピッチ
が、同一素子内での隣合う素子間ピッチと同じになるこ
とが求められる。
【0031】基板7には、チップ1が次々に、すでにボ
ンディングされたチップに対する相対位置を調節しなが
らボンディングされる。チップ1は、通常、銀ペースト
8を基板7との間に介在させながらボンディングされ
る。すでにボンディングされたチップ1に対してその隣
に次のチップ1をボンディングする場合、すでにボンデ
ィングされたチップからやや離れた位置に基板との間に
銀ペーストを挟み込みながら新たなチップが載せられ、
光学的な位置検出機構によってすでにボンディングされ
たチップ上の認識パッドとこれからボンディングしよう
とするチップ上の認識パッドとの間が相対的に一定の関
係となるようにして、ボンディングしようとするチップ
がすでにボンディングされたチップに向けて近づけられ
る。
【0032】このような手法によって多数のチップが次
々と基板上にボンディングされていくにあたって、本願
発明の光学素子チップを用いる場合、次のような利点が
ある。
【0033】その第一は、チップ1の表面側の縁3aが
最も突出するように形成されているため、表面側の素子
基準で隣合う二つのチップの相対関係を規定することが
できる。従来は、表面側の縁よりも裏面側の縁の方が突
出するようにチップの端面が傾斜していたため、両チッ
プが最も近づけられても、換言すると両チップの裏面側
の縁が接触するまで互いに近づられたとしても、なお、
表面側の端部素子間のピッチが所定のピッチよりも広く
なってしまうピッチエラーが生じえたが、本願発明のチ
ップを用いる場合、表面側の素子基準で隣合うチップの
位置を調節するにあたり、表面側の縁が互いに接触する
まで両チップを近づけることができるので、従前のよう
なチップエラーが生じる余地がない。したがって、複数
のチップが基板上に互いに位置決めされながら配列され
る光学装置としての歩留りが著しく向上させられること
になる(図4参照)。
【0034】第二に、上記のように、各チップ1の基板
7へのボンディングは、すでにボンディングされたチッ
プ1からやや離れた位置に銀ペースト8を介してチップ
を載せ、これをすでにボンディングされたチップに近づ
けるようにずれ動かして両チップの相対位置決めを知る
のであるが、従来においては、このようなチップのずれ
動かしに起因して銀ペーストが擦り寄せられ、隣合うチ
ップの裏面側の縁どうしが接触させられるような場合に
上記擦り寄せられた銀ペーストがV字谷状の空間に挟み
付けられて上方に押し出され、これがチップの表面側に
漏出するといった不具合が生じた。しかし、本願発明の
チップを用いる場合、両隣合うチップどうしを最も近づ
けたとしても、図4に表れているようにその基板側の縁
3bどうしが依然として離れることになるため、上記の
ようにして銀ペースト8が擦り寄せられたとしても、こ
れが上方に押し出されてチップ表面上に漏出するといっ
た事態が都合よく回避される。
【0035】以上のことから、本願発明の光学素子チッ
プによれば、これを多数個基板上に配列させた装置の歩
留りが著しく向上させられるとともに、ボンディング用
の銀ペーストがチップ表面上に漏出してこれを汚すとい
ったこともなくなり、この汚れを除去するという付加的
な工数が省略され、光学装置の製造効率が高められる。
【0036】もちろん、本願発明の範囲は上述の実施例
に限定されることはない。光学素子チップとしては、所
定の主走査長さをもつイメージセンサを構成するための
イメージセンサチップであってもよいし、LEDプリン
タのヘッドを構成するためのLEDアレイチップであっ
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の光学素子チップの一例の模式的断面
図である。
【図2】本願発明の光学素子チップ形態を得るためのダ
イシング方法の一例の説明図である。
【図3】本願発明の光学素子チップ形態を得るためのダ
イシング方法の他の例の説明図である。
【図4】本願発明の光学素子チップを複数個互いの位置
決めをしつつ基板にボンディングした状態を示す模式的
断面図である。
【図5】光学素子チップを複数個一列に配置して構成さ
れた光学装置を表す模式的平面図である。
【図6】ダイシング方法の説明図である。
【図7】従来の光学素子チップの形態を示す模式的断面
図である。
【図8】従来の光学素子チップを用いて光学装置を構成
する場合の問題点を示すための断面図である。
【図9】従来の光学素子チップの端面を退避させた場合
の問題を示すための拡大図である。
【符号の説明】
1 光学素子チップ 2 素子 3 長手方向端面 7 基板 8 銀ペースト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/78 R 8617−4M 33/00 L 7376−4M H04N 1/028 Z 8721−5C 1/036 A 8721−5C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長矩形状の平面視形状を有するととも
    に、所定の厚みをもち、上面に複数の光学素子が等間隔
    に形成された光学素子チップにおいて、 長手方向両端面は、表面側から裏面側に向かうにつれて
    退避するように傾斜させられていることを特徴とする、
    光学素子チップ。
  2. 【請求項2】 請求項1の光学素子チップがイメージセ
    ンサチップであり、このイメージセンサチップが複数個
    長手方向に一列につながるようにして基板上にボンディ
    ングされている、光学的読み取り装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の光学素子チップがLEDアレ
    イチップであり、このLEDアレイチップが複数個長手
    方向一列につながるようにして基板上にボンディングさ
    れている、光学的書き込み装置。
JP1213093A 1993-01-28 1993-01-28 光学素子チップおよびこれを利用した光学的書き込みまたは読み取り装置 Pending JPH06218985A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1213093A JPH06218985A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 光学素子チップおよびこれを利用した光学的書き込みまたは読み取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1213093A JPH06218985A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 光学素子チップおよびこれを利用した光学的書き込みまたは読み取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06218985A true JPH06218985A (ja) 1994-08-09

Family

ID=11796957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1213093A Pending JPH06218985A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 光学素子チップおよびこれを利用した光学的書き込みまたは読み取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06218985A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6969838B2 (en) 2004-03-31 2005-11-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Image sensor
US7612425B2 (en) 2006-04-28 2009-11-03 Mitsubishi Electric Corporation Image sensor with a transparent plate having refractive index changing regions
WO2011104771A1 (ja) 2010-02-24 2011-09-01 三菱電機株式会社 イメージセンサ用ic及びそれを用いた密着型イメージセンサ
JP2015189036A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 株式会社沖データ 半導体装置、露光ヘッド及び画像形成装置
JP2020093307A (ja) * 2018-12-10 2020-06-18 株式会社ディスコ 微細剣山製造方法
US11605619B2 (en) 2020-02-27 2023-03-14 Nichia Corporation Surface-emitting light source and method of manufacturing the same

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6969838B2 (en) 2004-03-31 2005-11-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Image sensor
CN100466679C (zh) * 2004-03-31 2009-03-04 三菱电机株式会社 图像传感器
US7612425B2 (en) 2006-04-28 2009-11-03 Mitsubishi Electric Corporation Image sensor with a transparent plate having refractive index changing regions
US7858401B2 (en) 2006-04-28 2010-12-28 Mitsubishi Electric Corporation Image sensor and manufacturing method thereof
WO2011104771A1 (ja) 2010-02-24 2011-09-01 三菱電機株式会社 イメージセンサ用ic及びそれを用いた密着型イメージセンサ
US9438762B2 (en) 2010-02-24 2016-09-06 Mitsubishi Electric Corporation Image sensor IC having linearly and obliquely disposed light receiving elements and contact image sensor using same
JP2015189036A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 株式会社沖データ 半導体装置、露光ヘッド及び画像形成装置
JP2020093307A (ja) * 2018-12-10 2020-06-18 株式会社ディスコ 微細剣山製造方法
US11605619B2 (en) 2020-02-27 2023-03-14 Nichia Corporation Surface-emitting light source and method of manufacturing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5753959A (en) Replacing semiconductor chips in a full-width chip array
US4839300A (en) Method of manufacturing semiconductor device having trapezoidal shaped substrate sections
US6163036A (en) Light emitting element module with a parallelogram-shaped chip and a staggered chip array
JPH0834197B2 (ja) 長い走査アレーに使用する撮影素子チップを製造する方法
JP2510423B2 (ja) 光情報書込み装置および光情報検出装置ならびにその光学レンズ系の構造
EP0986103B1 (en) Light emitting element module and printer head using the same
JPH08306751A (ja) 半導体デバイスの製造方法
JPH06218985A (ja) 光学素子チップおよびこれを利用した光学的書き込みまたは読み取り装置
JP2590988B2 (ja) 光シャッタアレイ
US5065245A (en) Modular image sensor array
US5706176A (en) Butted chip array with beveled chips
EP0468255A2 (en) Linear image sensor of the contact type
JPS62141763A (ja) センサ・アレイの製造方法とアレイ
US5696626A (en) Photosensitive silicon chip having a ridge near an end photosite
JPS63127444A (ja) 光学ヘツドの製造方法
JP2004119602A (ja) 半導体チップ、光半導体モジュール、および半導体チップの製造方法
JPH09283808A (ja) 受発光素子モジュール及びチップ
JPH03139958A (ja) イメージセンサとその製造装置
JP2001250981A (ja) 発光素子アレイチップおよびその製造方法
JP2001274006A (ja) 半導体チップおよびその製造方法
EP1243427A1 (en) Thermal head and method for manufacturing the same
JPH0716441Y2 (ja) Ledアレイ
JPH09283807A (ja) 受発光素子モジュール
JP2609670B2 (ja) Ccdリニヤセンサ用半導体チップ及びその製造方法
JP2000307154A (ja) アレイ型ledチップおよびその製造方法