JPH0621884U - 薄葉材傾斜切断装置 - Google Patents

薄葉材傾斜切断装置

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JPH0621884U
JPH0621884U JP5056892U JP5056892U JPH0621884U JP H0621884 U JPH0621884 U JP H0621884U JP 5056892 U JP5056892 U JP 5056892U JP 5056892 U JP5056892 U JP 5056892U JP H0621884 U JPH0621884 U JP H0621884U
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JP
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cutting
thin
cutting device
disc
circular hole
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Application number
JP5056892U
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English (en)
Inventor
庸三 石川
Original Assignee
合資会社石川製作所
石川工機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビニルシート等の薄葉材を傾斜角度をつけて
三角形等に切断する装置において、切断刃の傾斜角度を
合わせ易く、寸法精度の良いものにする。 【構成】 機枠1の上面板3の略中央部に円形孔3aを穿
設し、円形孔3aの中心に垂直に回転軸13を設けると共
に、回転軸13に円形孔3aに嵌合する円板9を、上面板3
の面と円板9の面とを滑らかに連続させて取付け、円板
9の直径軸に沿って切断刃22を取付け、切断刃22を駆動
する駆動シリンダ装置21を設けた。薄葉材2は、上面板
3に載せられ滑らかに円板9上に搬送される。また、円
板9を回転軸13を中心に所望の切断する傾斜角度だけ回
転させることで、切断刃22を切断する傾斜角度に合わせ
ることができる。薄葉材2は、上面板3から滑らかに円
板9上に搬送されるので、薄葉材2の曲がり、しわの発
生を防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、長尺のビニルシート等の薄葉材を短尺に切断するための薄葉材切断 装置に関し、特に長尺の薄葉材を斜めに切断するようにした傾斜切断装置に関す るものである。
【0002】
【従来技術】
従来の長尺の薄葉材を切断する切断装置は、実公昭49−23341号公報、 実公昭50−21738号公報等に記載されているように、切断装置は機枠に対 し不動のものであり、単に長尺のシートを調整された長さで長方形に切断するも のであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の切断装置はシートの側縁に沿って直角に、すなわち正方形または矩形に 切断するものであったが、ゴルフシャフトを製作するためのカーボン繊維シート などは梯形に切断する必要があり、またホース等の織布などは平行四辺形に切断 する必要があるなどシート等の切断形状も多様化し、切断装置もこれに対応でき るものが要求されるようになって来た。しかし、現在ではこのような要求を満足 させるような装置は提案されていない。なお、実公昭48−33115号公報に は圧延鋼板のコイル材から梯形素材を製作するためのプレス装置が開示されてい るが、搬送路の途中にプレス型のみを旋回するように構成したものであるので、 前方および後方の搬送路とプレス型との間には、プレス型を切断する角度に合わ せて回転させるため前後両縁に扇状の隙間ができることになる。このため、軟質 の薄葉材を搬送させてきても隙間の箇所で垂れ下がるか、または下方に湾曲する ため切断位置を越えるのが困難であり、また、切断した薄葉材の寸法精度は非常 に悪いものになる。また、プレス型そのものも独自に回転させるため切断する傾 斜角度を合わせることが大掛かりであり、基準位置に対する傾斜角度を照合する ことが煩雑である。
【0004】 そこで、本考案は、長尺薄葉材に対して所望の角度で切断することのできる傾 斜切断装置であって、寸法精度の良い、傾斜角度を合わせ易い薄葉材傾斜切断装 置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、薄葉材を一方向に向って搬送し、その搬 送路の途中に設けた切断装置によって薄葉材を適宜間隔で切断するように設けた 薄葉材切断装置において、機枠に搬送路を形成した上面板の略中央部に円形孔を 穿設し、該円形孔の中心に垂直に回転軸を設けると共に、該回転軸に前記円形孔 に嵌合する円板を、前記上面板の面と該円板の面とを滑らかに連続させて取付け 、該円板の直径軸に沿って、切断刃と、受け刃と、前記切断刃を駆動する駆動シ リンダ装置とを有する切断装置を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案は上記構成とすることで、巻物等から引き出されて搬送されてくる薄葉 材は、上面板に載せられ滑らかに円板上に搬送される。また、円板を回転軸を中 心に所望の切断する傾斜角度だけ回転させることで、切断装置の切断刃および受 け刃を切断する傾斜角度に合わせることができる。このようにして、薄葉材は円 板上の切断装置の位置を通過させ、所定長さ位置で停止させるようになる。次に 、駆動シリンダ装置を作動させて切断刃を動かすと薄葉材が切断される。このと き、薄葉材の切断端面が円板上に残されるので薄葉材の切断端面の鋭角部分の曲 がり癖を防止できる。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。図1、図2に示すように、薄 葉材傾斜切断装置の機枠1は、一側側面に長尺のカーボン繊維布等の薄葉材2を 巻回した巻物を回転自在に支持しており、機枠1の一側から他側に亙って取付け た上面板3が薄葉材2の搬送路となっている。また、上面板3の一側には搬送路 を横断する孔が開けられて薄葉材2を上下から挟む一対のロール4,5が配設さ れている。ロール4は手動レバーによってロール5に対して近接遠退可能にされ ている。搬送装置6は、一対のロール4,5と一方のロール5を回転駆動するモ ータ7、チェーン8とで構成している。
【0008】 上面板3の略中央には円形孔3aが穿設されており、円形孔3a内には整合する円 板9が、上面板3の表面と円板9の表面とを略同一平面上に位置して配置されて いる。円板9の下部には、中心に中心軸10が垂直に取付けられ、両側に支柱11, 11が取付けられて細長い回転台12が設けられており、円板9は中心軸10の下方に 設置した回転軸13により回転自在にされている。また、円板9の外周表面には角 度目盛14が 360度の範囲で設けられ、上面板3にはスパット15が設けられている 。
【0009】 円板9の下部にはスプロケット16が取付けられており、機枠1の縁に回転自在 に取付けた小スプロケット17とチェーン18で連繋されている。小スプロケット17 には歯車手段を介してハンドル19が軸を水平にして取付けられている。したがっ て、ハンドル19を操作することにより円板9が回転し、円板9に取付けられてい る切断装置20も回動することができる。なお、スプロケット16、小スプロケット 17、チェーン18は夫々歯車に変えうることは勿論である。
【0010】 図3に示すように、円板9と回転台12との間には、一対の油圧式またはエア式 のシリンダ装置21,21が固定され、一対の可動ロッドは円板9を貫通して切断刃 (可動刃)22を固定した支持部材23に固定されている。切断刃22は円板9の直径 軸に沿っており、切断刃22の下方には円板9に設けた凹部に受け刃(固定刃)24 が取付けられている。切断装置20は、切断刃22、受け刃24およびシリンダ装置21 とからなる。
【0011】 次に実施例における薄葉材傾斜切断装置の作用を説明する。薄葉材2を所望の 傾斜角度で切断するには、ハンドル19を操作して円板9を回転させスパット15に 対する目盛14を増減すると、切断装置20を指定の傾斜角度に合わせることができ る。また、切断装置20の荷重は回転台12にかかるので円板9を歪めるようなこと はない。なお、スパット15に指示された目盛14を読み取る代わりにハンドル19の 回転数により円板9の回動量を計るようにしても良い。
【0012】 次に薄葉材2の巻物をほどき、薄葉材2を上面板3の一側に載せ、一対のロー ル4,5の間を通すことによって、薄葉材2を上面板3上および円板9上に搬送 することができる。薄葉材2を切断するときは搬送を停止させ、シリンダ装置21 ,21を作動して切断刃22を下降させる。図4(イ)、(ロ)、(ハ)に示すよう に、薄葉材2の一側を傾斜させて切断したときの形状2Aや両側端部を傾斜切断 したときの台形形状2Bに製作することができ、また、平行四辺形の形状2Cに することができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、以上のように構成したものであるから、切断装置は円板を回転して 切断する傾斜角度に合わせることで、切断装置の傾斜角度がおのずと設定でき簡 便な作業にすることができる。薄葉材は、上面板から滑らかに円板上に搬送され るので、薄葉材の曲がり、しわの発生を防止することができる。また、円板と切 断装置とを一体に組み立てるので、製作、搬送路に対する組み付けおよび点検等 が極めて容易に成る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による実施例の薄葉材傾斜切断装置の平
面図である。
【図2】実施例の薄葉材傾斜切断装置の側面図である。
【図3】実施例の薄葉材傾斜切断装置の搬送方向を横断
して示した断面図である。
【図4】実施例の薄葉材傾斜切断装置により製作された
薄葉材の切断形状をそれぞれ(イ)、(ロ)、(ハ)で
示した平面図である。
【符号の説明】
1 機枠 2 薄葉材 3 上面板 3a 円形孔 9 円板 13 回転軸 20 切断装置 21 駆動シリンダ 22 切断刃 24 受け刃

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄葉材を一方向に向って搬送し、その搬
    送路の途中に設けた切断装置によって薄葉材を適宜間隔
    で切断するように設けた薄葉材切断装置において、機枠
    に搬送路を形成した上面板の略中央部に円形孔を穿設
    し、該円形孔の中心に垂直に回転軸を設けると共に、該
    回転軸に前記円形孔に嵌合する円板を、前記上面板の面
    と該円板の面とを滑らかに連続させて取付け、前記円板
    の直径軸に沿って、切断刃と、受け刃と、前記切断刃を
    駆動する駆動シリンダ装置とを有する切断装置を設けた
    ことを特徴とする薄葉材傾斜切断装置。
JP5056892U 1992-06-25 1992-06-25 薄葉材傾斜切断装置 Pending JPH0621884U (ja)

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JP5056892U JPH0621884U (ja) 1992-06-25 1992-06-25 薄葉材傾斜切断装置

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JP5056892U JPH0621884U (ja) 1992-06-25 1992-06-25 薄葉材傾斜切断装置

Publications (1)

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JPH0621884U true JPH0621884U (ja) 1994-03-22

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ID=12862613

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI403399B (zh) * 2010-12-16 2013-08-01 Boardtek Comp Suzhou Co Ltd 半固化片裁切方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833115U (ja) * 1971-08-23 1973-04-21
JPS63229295A (ja) * 1987-03-16 1988-09-26 株式会社三明 シ−ト材切断システム

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Cited By (1)

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