JPH06218369A - 水性媒体表面からの炭化水素物質の除去方法 - Google Patents
水性媒体表面からの炭化水素物質の除去方法Info
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- JPH06218369A JPH06218369A JP4201978A JP20197892A JPH06218369A JP H06218369 A JPH06218369 A JP H06218369A JP 4201978 A JP4201978 A JP 4201978A JP 20197892 A JP20197892 A JP 20197892A JP H06218369 A JPH06218369 A JP H06218369A
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- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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- C02F1/68—Treatment of water, waste water, or sewage by addition of specified substances, e.g. trace elements, for ameliorating potable water
- C02F1/681—Treatment of water, waste water, or sewage by addition of specified substances, e.g. trace elements, for ameliorating potable water by addition of solid materials for removing an oily layer on water
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- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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- B01J20/26—Synthetic macromolecular compounds
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 炭化水素を吸収する物質として吸収効率が高
く、吸収後水面に浮いて、機械的手段により容易に除去
できる物質を用いる方法を提供する。 【構成】 水性媒体の表面から炭化水素物質を除去する
方法であって、(a)前記炭化水素物質を、実質的にエ
チレン/アルファ−オレフィン共重合体からなり、所望
によりターモノマーとしてジエンを含む、小分割した形
のエラストマー性材料と、エラストマー性材料:炭化水
素物質の重量比が1:1〜1:25の範囲内になる様に
接触させる、(b)前記エラストマー性材料に炭化水素
物質を吸収させて、均質であまり粘着性がなく、水の表
面に浮くゼリー状の物質を形成させ、次に(c)従来の
機械的手段により前記ゼリー状の物質を集め、前記水性
媒体から除去する、ことを特徴とする方法。
く、吸収後水面に浮いて、機械的手段により容易に除去
できる物質を用いる方法を提供する。 【構成】 水性媒体の表面から炭化水素物質を除去する
方法であって、(a)前記炭化水素物質を、実質的にエ
チレン/アルファ−オレフィン共重合体からなり、所望
によりターモノマーとしてジエンを含む、小分割した形
のエラストマー性材料と、エラストマー性材料:炭化水
素物質の重量比が1:1〜1:25の範囲内になる様に
接触させる、(b)前記エラストマー性材料に炭化水素
物質を吸収させて、均質であまり粘着性がなく、水の表
面に浮くゼリー状の物質を形成させ、次に(c)従来の
機械的手段により前記ゼリー状の物質を集め、前記水性
媒体から除去する、ことを特徴とする方法。
Description
【0001】本発明は、水性媒体の表面、特に海、川、
湖、池、等の大量にある水の表面から炭化水素を除去す
る方法に関する。
湖、池、等の大量にある水の表面から炭化水素を除去す
る方法に関する。
【0002】工業国による石油製品の需要が高まるにつ
れて、極めて大量の石油およびその誘導体を海上輸送す
ることが必要になった。効果的な安全対策の採用によ
り、環境汚染の危険を低減させることはできたが、残念
ながら、かなりの量の石油製品が偶発的に海中に分散す
るのを完全に防ぐことはできない。炭化水素物質は水よ
りも軽く、広い表面積にわたって広がる傾向があり、そ
の水の表面に大気との酸素交換を妨げる層を形成する結
果、海洋生物に害を与えるので、非常に深刻な環境破壊
につながることがある。その上、汚染は海岸を襲い、浜
辺の生態学的平衡および海岸に沿って行われる人間の活
動の両方に深刻な害を与える(港の交通および観光を考
えれば十分である。)こともある。
れて、極めて大量の石油およびその誘導体を海上輸送す
ることが必要になった。効果的な安全対策の採用によ
り、環境汚染の危険を低減させることはできたが、残念
ながら、かなりの量の石油製品が偶発的に海中に分散す
るのを完全に防ぐことはできない。炭化水素物質は水よ
りも軽く、広い表面積にわたって広がる傾向があり、そ
の水の表面に大気との酸素交換を妨げる層を形成する結
果、海洋生物に害を与えるので、非常に深刻な環境破壊
につながることがある。その上、汚染は海岸を襲い、浜
辺の生態学的平衡および海岸に沿って行われる人間の活
動の両方に深刻な害を与える(港の交通および観光を考
えれば十分である。)こともある。
【0003】水中に分散した炭化水素は、主として、よ
り揮発性の成分は蒸発し、より重い部分は水と非常に粘
度が高く、粘着性がある、従来の方法では除去が困難な
エマルションを形成するために、それを除去するのは著
しく困難である。
り揮発性の成分は蒸発し、より重い部分は水と非常に粘
度が高く、粘着性がある、従来の方法では除去が困難な
エマルションを形成するために、それを除去するのは著
しく困難である。
【0004】その様な問題を解決するために、液体炭化
水素と接触させた時にそれらの炭化水素を吸収すること
ができ、次いで容易に回収できる各種の吸収材料の使用
が提案されている。
水素と接触させた時にそれらの炭化水素を吸収すること
ができ、次いで容易に回収できる各種の吸収材料の使用
が提案されている。
【0005】その様な使用方法に好適な吸収材料の主な
特徴は、 − 炭化水素との親和力が高く、したがって、吸収材料
の単位重量あたりの吸収されたオイル物質の量で表した
吸収効果が高く、 − 汚染物質と接触し易くし、したがって吸収効率を増
加させるために、材料の表面積が高く、 − オイル物質で含浸する前ならびに含浸した後にその
材料が水面に確実に浮かぶ様に、比重が低く、 − オイル物質吸収後、その材料の粘着性が低く、コン
システンシーが良好であり、従って回収し易く、 − その方法を安価にするために、その吸収材料の原価
が低く、 − 回収された製品を廃棄する際の問題を防ぐために、
試用後の材料をリサイクルさせる、または炭化水素で含
浸された材料を他の目的に再使用する可能性があるこ
と、である。
特徴は、 − 炭化水素との親和力が高く、したがって、吸収材料
の単位重量あたりの吸収されたオイル物質の量で表した
吸収効果が高く、 − 汚染物質と接触し易くし、したがって吸収効率を増
加させるために、材料の表面積が高く、 − オイル物質で含浸する前ならびに含浸した後にその
材料が水面に確実に浮かぶ様に、比重が低く、 − オイル物質吸収後、その材料の粘着性が低く、コン
システンシーが良好であり、従って回収し易く、 − その方法を安価にするために、その吸収材料の原価
が低く、 − 回収された製品を廃棄する際の問題を防ぐために、
試用後の材料をリサイクルさせる、または炭化水素で含
浸された材料を他の目的に再使用する可能性があるこ
と、である。
【0006】独国特許第2,845,975号には、膨
潤させ、シリコーン、パラフィン性炭化水素およびセッ
ケンで処理し、粉砕に対する抵抗を高め、比重を小さく
した真珠岩および/またはバーミキュル石顆粒の使用が
開示されている。
潤させ、シリコーン、パラフィン性炭化水素およびセッ
ケンで処理し、粉砕に対する抵抗を高め、比重を小さく
した真珠岩および/またはバーミキュル石顆粒の使用が
開示されている。
【0007】英国特許第1,417,960号には、疎
水性物質を含浸したセルロース繊維の使用が記載されて
いる。
水性物質を含浸したセルロース繊維の使用が記載されて
いる。
【0008】大量の水の表面から石油および石油誘導体
を除去するための、スチレンゴムの使用も公知である。
特に、米国特許第3,265,616号はスチレン−ブ
タジエンゴムのラテックスを開示しており、米国特許第
4,941,978号は顆粒状のスチレン−エチレン/
ブタジエンのブロック共重合体を使用している。
を除去するための、スチレンゴムの使用も公知である。
特に、米国特許第3,265,616号はスチレン−ブ
タジエンゴムのラテックスを開示しており、米国特許第
4,941,978号は顆粒状のスチレン−エチレン/
ブタジエンのブロック共重合体を使用している。
【0009】これらの開示されている吸収材料が意図す
る目的にあまり適していないことの理由の一つは、炭化
水素との親和性が限られており、そのために吸収効率が
劣るためである。したがって、汚染物質を完全に除去す
るには、大量の吸収材料を使用しなければならない。さ
らに、スチレンエラストマーに関しては、炭化水素との
効果的な接触を確保するために小分割した形で得るのが
困難である。
る目的にあまり適していないことの理由の一つは、炭化
水素との親和性が限られており、そのために吸収効率が
劣るためである。したがって、汚染物質を完全に除去す
るには、大量の吸収材料を使用しなければならない。さ
らに、スチレンエラストマーに関しては、炭化水素との
効果的な接触を確保するために小分割した形で得るのが
困難である。
【0010】ここに、本発明者は、吸収材料として、所
望によりジエンと共重合させた、エラストマー性エチレ
ン/アルファ−オレフィン共重合体を小分割した形態で
使用することにより、上記の欠点を克服できることを見
出だした。その様な材料は、吸収効率が高く、比重が小
さく、炭化水素物質を吸収した後は、ゼリー状で均質
な、あまり粘着性がない物質を形成し、水面に浮くの
で、従来の機械的手段により容易に除去できるのが特徴
である。
望によりジエンと共重合させた、エラストマー性エチレ
ン/アルファ−オレフィン共重合体を小分割した形態で
使用することにより、上記の欠点を克服できることを見
出だした。その様な材料は、吸収効率が高く、比重が小
さく、炭化水素物質を吸収した後は、ゼリー状で均質
な、あまり粘着性がない物質を形成し、水面に浮くの
で、従来の機械的手段により容易に除去できるのが特徴
である。
【0011】したがって、本発明の目的は、水性媒体の
表面から炭化水素物質を除去する方法であって、(a)
該炭化水素物質を、実質的にエチレン/アルファ−オレ
フィン共重合体からなり、所望によりターモノマーとし
てジエンを含む、小分割した形のエラストマー性材料
と、エラストマー性材料:炭化水素物質の重量比が1:
1〜1:25の範囲内になる様に接触させ、(b)該エ
ラストマー性材料に炭化水素物質を吸収させて、均質で
あまり粘着性がなく、水の表面に浮くゼリー状の物質を
形成させ、次に(c)従来の機械的手段により該ゼリー
状の物質を集め、前記水性媒体から除去する、ことを特
徴とする方法である。
表面から炭化水素物質を除去する方法であって、(a)
該炭化水素物質を、実質的にエチレン/アルファ−オレ
フィン共重合体からなり、所望によりターモノマーとし
てジエンを含む、小分割した形のエラストマー性材料
と、エラストマー性材料:炭化水素物質の重量比が1:
1〜1:25の範囲内になる様に接触させ、(b)該エ
ラストマー性材料に炭化水素物質を吸収させて、均質で
あまり粘着性がなく、水の表面に浮くゼリー状の物質を
形成させ、次に(c)従来の機械的手段により該ゼリー
状の物質を集め、前記水性媒体から除去する、ことを特
徴とする方法である。
【0012】本発明の方法に好ましく使用できるエラス
トマー性材料としては、エチレンと3〜10個の炭素原
子を有する直鎖のアルファ−オレフィンとの共重合体で
あって、ムーニー粘度が100℃で20〜150ML
(1+4)であり、比重が0.860〜0.900g/cm
3 であることを特徴とするものを挙げることができる。
エチレンとアルファ−オレフィンの重量比は、一般的に
10:90〜90:10、好ましくは20:80〜4
0:60である。
トマー性材料としては、エチレンと3〜10個の炭素原
子を有する直鎖のアルファ−オレフィンとの共重合体で
あって、ムーニー粘度が100℃で20〜150ML
(1+4)であり、比重が0.860〜0.900g/cm
3 であることを特徴とするものを挙げることができる。
エチレンとアルファ−オレフィンの重量比は、一般的に
10:90〜90:10、好ましくは20:80〜4
0:60である。
【0013】ターモノマーとして環式または非環式の、
共役または非共役ジエンを任意に含むエチレン/プロピ
レン共重合体が特に好ましい。その様な目的に一般的に
使用されるジエンは、例えば、5−エチリデン−2−ノ
ルボルネン、ジシクロペンタジエン、1,4−ヘキサジ
エン、ビニル−ノルボルネン、1,3−ブタジエン、等
である。ジエン含有量は一般的に、前記ターポリマー中
のジエン性モノマー単位が1〜20重量%、好ましくは
2〜6重量%である。
共役または非共役ジエンを任意に含むエチレン/プロピ
レン共重合体が特に好ましい。その様な目的に一般的に
使用されるジエンは、例えば、5−エチリデン−2−ノ
ルボルネン、ジシクロペンタジエン、1,4−ヘキサジ
エン、ビニル−ノルボルネン、1,3−ブタジエン、等
である。ジエン含有量は一般的に、前記ターポリマー中
のジエン性モノマー単位が1〜20重量%、好ましくは
2〜6重量%である。
【0014】吸収材料と炭化水素物質との間の接触表面
積を増加させるために、エラストマーは小分割した形
で、例えば直径が約0.1〜約3.0mmの範囲の粒子か
らなる粉末として、または直径が約2〜約10mmの範囲
の膨潤した顆粒として使用する。その目的には、エチレ
ンゴム製造設備の仕上げラインから直接得られる膨潤し
た顆粒を使用するのが有利である。顆粒の膨潤は、エラ
ストマー性材料が押出し機/乾燥機を離れる際に受ける
圧力および温度の勾配により引き起こされる。
積を増加させるために、エラストマーは小分割した形
で、例えば直径が約0.1〜約3.0mmの範囲の粒子か
らなる粉末として、または直径が約2〜約10mmの範囲
の膨潤した顆粒として使用する。その目的には、エチレ
ンゴム製造設備の仕上げラインから直接得られる膨潤し
た顆粒を使用するのが有利である。顆粒の膨潤は、エラ
ストマー性材料が押出し機/乾燥機を離れる際に受ける
圧力および温度の勾配により引き起こされる。
【0015】すでに上に述べた様に、エラストマー性材
料と炭化水素物質との間の高い親和力により高い吸収効
率が得られ、そのためにエラストマー性材料と汚染物質
の重量比を低く、すなわち1:1〜1:25、好ましく
は1:5〜1:20の範囲にすることができる。
料と炭化水素物質との間の高い親和力により高い吸収効
率が得られ、そのためにエラストマー性材料と汚染物質
の重量比を低く、すなわち1:1〜1:25、好ましく
は1:5〜1:20の範囲にすることができる。
【0016】乾燥した、およびすでに湿らせたこのエラ
ストマー材料を、できるだけ均一に分散させるための好
適な手段で、炭化水素により汚染された水面上に分散さ
せることができるが、その選択は無論、処理すべき面積
により異なる。最も高い効率を達成するには、吸収が液
体状の炭化水素の吸収よりも困難である固体のビチュー
メン様凝集物が形成される前に処理を行べきである。
ストマー材料を、できるだけ均一に分散させるための好
適な手段で、炭化水素により汚染された水面上に分散さ
せることができるが、その選択は無論、処理すべき面積
により異なる。最も高い効率を達成するには、吸収が液
体状の炭化水素の吸収よりも困難である固体のビチュー
メン様凝集物が形成される前に処理を行べきである。
【0017】このエラストマー材料による炭化水素の吸
収は、迅速で、吸収材料が粉末の形である場合は一般的
に1時間以内に、該エラストマー材料が顆粒形である場
合は12〜24時間で完了する。吸収は僅かに攪拌する
ことにより促進されるが、これは最終的に十分な結果を
得るための必要条件というわけではない。
収は、迅速で、吸収材料が粉末の形である場合は一般的
に1時間以内に、該エラストマー材料が顆粒形である場
合は12〜24時間で完了する。吸収は僅かに攪拌する
ことにより促進されるが、これは最終的に十分な結果を
得るための必要条件というわけではない。
【0018】エラストマー材料は、炭化水素を吸収する
と、ゼリー状の均質な、あまり粘着性の無い物質に変化
するので、通常の浮きバリヤーで容易に集めることがで
き、従来の機械的手段により回収することができる。
と、ゼリー状の均質な、あまり粘着性の無い物質に変化
するので、通常の浮きバリヤーで容易に集めることがで
き、従来の機械的手段により回収することができる。
【0019】本発明の別の実施態様では、水中に自由に
分散させる代わりに、エラストマー材料を、例えばポリ
プロピレン、その他の熱可塑性材料の繊維から構成され
る網からなる管状容器内に収容することができる。この
様にすると、好適なバラストを備えることにより、高い
吸収力を備え、(例えば事故により、またはタンカーの
積み込みおよび積み降ろし作業中に)偶発的に分散され
た石油製品が水面全体に拡散するのを防がなければなら
ない様な場合に効果的に使用できる浮きバリヤーを形成
することができる。
分散させる代わりに、エラストマー材料を、例えばポリ
プロピレン、その他の熱可塑性材料の繊維から構成され
る網からなる管状容器内に収容することができる。この
様にすると、好適なバラストを備えることにより、高い
吸収力を備え、(例えば事故により、またはタンカーの
積み込みおよび積み降ろし作業中に)偶発的に分散され
た石油製品が水面全体に拡散するのを防がなければなら
ない様な場合に効果的に使用できる浮きバリヤーを形成
することができる。
【0020】下記の実施例により本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明の範囲を制限するものではない。実施例1 容量約100リットルの金属缶に、50リットルの水、
8kgの輸送ガス油および2kgの重燃料油を入れた。水面
上に形成された炭化水素の層の上に、1kgの、直径約5
〜8mmの膨潤顆粒の形のエラストマー材料DutralTER 03
8/FFを散布した。これは、エチレン/プロピレン/エチ
リデン−ノルボルネンの、重量比がそれぞれ68.5/
27/4.5のターポリマー(ENB)であり、比重が
0.865g/cm3 、ムーニー粘度が125℃で60ML
(1+4)の市販製品である。約24時間後、炭化水素
の液体はすべてエラストマーにより吸収され、良好なコ
ンシステンシーを有し、あまり粘着性がなく、容易に除
去できるゼリー状の物質が形成された。その下にある水
は実質的に炭化水素残留物を含んでいない。実施例2〜8 何種類かのDutralゴムの吸収効率を確認したが、それら
のゴムの特徴を表Iに示す。得られた結果を表IIに示
す。
説明するが、本発明の範囲を制限するものではない。実施例1 容量約100リットルの金属缶に、50リットルの水、
8kgの輸送ガス油および2kgの重燃料油を入れた。水面
上に形成された炭化水素の層の上に、1kgの、直径約5
〜8mmの膨潤顆粒の形のエラストマー材料DutralTER 03
8/FFを散布した。これは、エチレン/プロピレン/エチ
リデン−ノルボルネンの、重量比がそれぞれ68.5/
27/4.5のターポリマー(ENB)であり、比重が
0.865g/cm3 、ムーニー粘度が125℃で60ML
(1+4)の市販製品である。約24時間後、炭化水素
の液体はすべてエラストマーにより吸収され、良好なコ
ンシステンシーを有し、あまり粘着性がなく、容易に除
去できるゼリー状の物質が形成された。その下にある水
は実質的に炭化水素残留物を含んでいない。実施例2〜8 何種類かのDutralゴムの吸収効率を確認したが、それら
のゴムの特徴を表Iに示す。得られた結果を表IIに示
す。
【0021】試験は、容量600mlのガラス容器中で、
室温で、攪拌せずに行った。
室温で、攪拌せずに行った。
【0022】粉末状の吸収材料を使用した場合、数分後
に、中−低粘度の、あまり粘着性がなく、均質で、その
下にある水相からはっきりと分離されたゼリー状の物質
が形成される。
に、中−低粘度の、あまり粘着性がなく、均質で、その
下にある水相からはっきりと分離されたゼリー状の物質
が形成される。
【0023】吸収材料が顆粒形の場合は、約12〜24
時間後に吸収が完了する。どちらの場合も、ゼリー層は
容易に集め、除去することができ、後に残った水相には
実際上残留物が含まれていない。
時間後に吸収が完了する。どちらの場合も、ゼリー層は
容易に集め、除去することができ、後に残った水相には
実際上残留物が含まれていない。
【0024】 表I 重合体 A B C D 商品名 Dutral Dutral Dutral Dutral COO34/POL COO38/POL TERO38/FF CO-TER* ムーニー粘度 100 ℃ 42 -- -- -- 125 ℃ -- 60 60 -- 比重(g/cm3 ) 0.865 0.865 0.865 0.865 プロピレン含有量(重量%) 28 28 27 -- ENB含有量(重量%) 0 0 4.5 -- 物理的形状 粉末 粉末 膨潤 顆粒 (0.1-3mm) (0.1-3mm) 顆粒 (0.5-8mm) * これは、エチレン性エラストマー製造の際に仕上げ
ラインから、およびストリッパーから回収された、顆粒
形が不規則で、共重合体およびターポリマーの混合物か
らなる廃棄物である。
ラインから、およびストリッパーから回収された、顆粒
形が不規則で、共重合体およびターポリマーの混合物か
らなる廃棄物である。
【0025】 表II 実施例 2 3 4 5 6 7 8 重合体の種類 C C A A B B D 水(g) 200 200 200 200 200 200 200 ガス油(g) 100 150 150 200 150 200 150 重合体(g) 10 10 10 10 10 10 10 重合体:ガス油 の重量比 1:10 1:15 1:15 1:20 1:15 1:20 1:15 吸収時間 約24 約24 15分 約12 15分 約12 約24 時間 時間 時間 時間 時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E02B 15/04 9231−2D
Claims (10)
- 【請求項1】水性媒体の表面から炭化水素物質を除去す
る方法であって、(a)前記炭化水素物質を、実質的に
エチレン/アルファ−オレフィン共重合体からなり、所
望によりターモノマーとしてジエンを含む、小分割した
形のエラストマー性材料と、エラストマー性材料:炭化
水素物質の重量比が1:1〜1:25の範囲内になる様
に接触させ、(b)前記エラストマー性材料に炭化水素
物質を吸収させて、均質であまり粘着性がなく、水の表
面に浮くゼリー状の物質を形成させ、次に(c)従来の
機械的手段により前記ゼリー状の物質を集め、前記水性
媒体から除去する、ことを特徴とする方法。 - 【請求項2】エラストマー性材料:炭化水素物質の重量
比が1:5〜1:20の範囲内であることを特徴とす
る、請求項1に記載の水性媒体の表面からの炭化水素物
質の除去方法。 - 【請求項3】エラストマー性材料中のエチレン:アルフ
ァ−オレフィンの重量比が10:90〜90:10であ
ることを特徴とする、請求項1または2に記載の水性媒
体の表面からの炭化水素物質の除去方法。 - 【請求項4】エラストマー性材料中のエチレン:アルフ
ァ−オレフィンの重量比が20:80〜40:60であ
ることを特徴とする、請求項3に記載の水性媒体の表面
からの炭化水素物質の除去方法。 - 【請求項5】アルファ−オレフィンが3〜10個の炭素
原子を有する直鎖のオレフィンであることを特徴とす
る、請求項1〜4のいずれか1項に記載の水性媒体の表
面からの炭化水素物質の除去方法。 - 【請求項6】前記アルファ−オレフィンがプロピレンで
あることを特徴とする、請求項5に記載の水性媒体の表
面からの炭化水素物質の除去方法。 - 【請求項7】エラストマー性材料が、ターモノマーとし
て、1〜20重量%のジエンを含むことを特徴とする、
請求項1〜6のいずれか1項に記載の水性媒体の表面か
らの炭化水素物質の除去方法。 - 【請求項8】エラストマー性材料のムーニー粘度が10
0℃で20〜150ML(1+4)であり、比重が0.
860〜0.900g/cm3 であることを特徴とする、請
求項1〜7のいずれか1項に記載の水性媒体の表面から
の炭化水素物質の除去方法。 - 【請求項9】エラストマー性材料が、直径が0.1〜
3.0mmの範囲の粒子からなる粉末の形であることを特
徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の水性媒
体の表面からの炭化水素物質の除去方法。 - 【請求項10】エラストマー性材料が、直径が2〜10
mmの範囲の膨潤した顆粒の形であることを特徴とする、
請求項1〜8のいずれか1項に記載の水性媒体の表面か
らの炭化水素物質の除去方法。
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