JPH06218334A - 紙葉類処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】所定のグループを示すデータと各グループ内で
の順番を示すデータとが記載されている紙葉類を扱うも
のにおいて、グループごとに順番に揃えた集積物を効率
良く得る。 【構成】供給部２から供給されて搬送路５を搬送される
紙葉類上のデータを読取る読取部６で読取れなかった紙
葉類２を分岐部１２で分岐し、分岐した紙葉類２を一時
集積部１７に集積し、集積した紙葉類２を１通ずつ取出
して所定のグループを示すデータと各グループ内での順
番を示すデータとをデータ入力部１８で入力し、データ
が入力された紙葉類をマージ部１６から搬送路５に入れ
込み、搬送路５を搬送される紙葉類２，…が、読取部６
とデータ入力部１８からのデータに基づいて所定のグル
ープごとに各グループ内での順番で集積部９ａ，…に、
供給部２から供給された紙葉類２の全てが集積するよう
にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、紙葉類をグループご
とに分けるとともに、各グループごとに順番を揃えるよ
うにする紙葉類処理装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、大量の紙葉類を扱いたい場合にお
いて、例えば、供給された紙葉類をいくつかのグループ
に分け、その中で指定された順に並び揃えたいといった
要求がある。たとえば、郵便物を配達区単位のグループ
に分け、その配達区の中で決められた配達の順序に並び
揃えられるものが要望されている。

【０００３】従来、上記のようなものとして特願平４−
１６０９６０号の紙葉類処理装置が提案されている。こ
の提案は、グループごとに順番に揃えた集積物を得るこ
とが要望されているものにおいて、所定のグループを示
すデータと各グループ内での順番を示すデータとが記載
されている紙葉類を扱い、グループごとに順番に揃えた
集積物を得るものである。

【０００４】しかしながら、例えば、実際の郵便物処理
では、供給される郵便物の中に所定のグループを示すデ
ータと各グループ内での順番を示すデータ、すなわち配
達区のグループと配達の順序を示すデータである道順組
立コードが印刷されていないもの、道順組立コードが不
完全なもの、あるいは郵便物がうまく搬送されないで道
順組立コードが読取れなかったものなどの郵便物が発生
している。

【０００５】なお、この道順組立コードは、予め郵便物
に記載されている郵便番号、住所等を読取らせて読取っ
た内容に基づいて配達区のグループを示すデータと配達
の順序を示すデータを例えばバーコード等で当該郵便物
に印刷したものである。

【０００６】これらの郵便物は、読取不能郵便物と分類
して整理箱に集積され、配達区ごとに配達順序で道順組
立されたそれぞれの郵便物の束が出来た後、整理箱から
取出し人手によって処理しなければならなかった。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】上記したように、供給
される集積物において、所定のグループを示すデータと
各グループ内での順番を示すデータが印刷されていない
もの、データが不完全なもの、あるいは集積物がうまく
搬送されないでデータが読取れないものなどが発生した
場合、該当集積物は読取不能と分類されて整理箱に集積
され、グループごとに順番に揃えた集積物の束が出来た
後に、この整理箱の集積物は人手により処理しなければ
ならず効率的でないという問題があった。

【０００８】そこで、この発明は、所定のグループを示
すデータと各グループ内での順番を示すデータとが記載
されている紙葉類を扱うものにおいて、グループごとに
順番に揃えた集積物を効率良く得ることができる紙葉類
処理装置を提供することを目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】この発明の紙葉類処理装
置は、紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段によ
って搬送される紙葉類上の大区分情報と細区分情報を読
取る読取手段と、この読取手段で大区分情報と細区分情
報が読取れなかった紙葉類を上記搬送手段から分岐する
分岐手段と、この分岐手段で分岐された紙葉類の大区分
情報と細区分情報を入力する入力手段と、この入力手段
で大区分情報と細区分情報が入力された紙葉類を上記搬
送手段に供給する供給手段と、この供給手段で供給され
た紙葉類の上記入力手段から入力された大区分情報と細
区分情報と、上記読取手段で読取られた紙葉類の大区分
情報と細区分情報とから上記搬送路を搬送される紙葉類
を大区分情報に対応して振分け、細区分情報に基づいて
順番に区分集積する区分集積手段とから構成されてい
る。

【００１０】この発明の紙葉類処理装置は、所定のグル
ープを示すデータと各グループ内での順番を示すデータ
とが記載されている紙葉類を扱う紙葉類処理装置におい
て、上記紙葉類を搬送する搬送手段と、この搬送手段に
よって搬送される紙葉類上の所定のグループを示すデー
タと各グループ内での順番を示すデータを読取る読取手
段と、この読取手段で所定のグループを示すデータと各
グループ内での順番を示すデータとが読取れなかった紙
葉類を上記搬送手段から分岐する分岐手段と、この分岐
手段で分岐された紙葉類の所定のグループを示すデータ
と各グループ内での順番を示すデータとを入力する入力
手段と、の入力手段で所定のグループを示すデータと各
グループ内での順番を示すデータとが入力された紙葉類
を上記搬送手段に供給する供給手段と、この供給手段で
供給された紙葉類の上記入力手段から入力されたデータ
と上記読取手段で読取られた紙葉類のデータとに応じて
上記搬送路を搬送される紙葉類を区分集積する区分集積
手段とから構成されている。

【００１１】

【作用】この発明は、上記のような構成において、所定
のグループを示すデータと各グループ内での順番を示す
データとが記載されている紙葉類を扱う紙葉類処理装置
において、搬送手段で搬送される上記紙葉類上のデータ
を読取手段で読取り、このデータが読取れなかった紙葉
類を上記搬送手段から分岐し、分岐した紙葉類の所定の
グループを示すデータと各グループ内での順番を示すデ
ータとを入力手段で入力し、データが入力された紙葉類
を上記搬送手段に供給し、上記読取手段で読取った所定
のグループを示すデータと各グループ内での順番を示す
データと上記入力手段で入力された所定のグループを示
すデータと各グループ内での順番を示すデータに応じて
上記搬送手段で搬送される紙葉類を区分集積するように
したものである。

【００１２】

【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図１はこの発明の紙葉類処理装置とし
ての郵便物処理装置１を概略的に示す上面図である。

【００１３】この郵便物処理装置１は、予め配達区のグ
ループと配達の順序を示す道順組立コードが印刷されて
いる配達用の大量の郵便物２，…を、地域（グループ；
大区分）ごとに分け、この分けた郵便物２，…を配達の
順番に揃えるようにしたものである。

【００１４】すなわち、郵便物処理装置１は、郵便物２
が供給される供給部３、供給部３の郵便物２を一通ずつ
取出す一通取出部４、この一通取出部４から取出された
郵便物２を搬送する搬送路５、搬送路５により搬送され
る郵便物２に印刷されている道順組立コードを読取る読
取部６、上記搬送路５によって搬送される郵便物２を振
分ける振分けゲート７ａ，…、上記搬送路５に並設され
て上記振分けゲート７ａ，…によって振分けられた郵便
物２をそれぞれ受入れる整理箱群８ａ，…と、この整理
箱群８ａ，…からの郵便物２を集積する集積部９ａ，
…、また、読取部６で印刷されている道順組立コードを
読取れなかった郵便物２を搬送路５から分岐する分岐部
１２、この分岐部１２から分岐された郵便物２を搬送す
る搬送路１３、搬送路１３により搬送される郵便物２を
受入れてコード入力するコーディングステーション１
４、コーディングステーション１４でコード入力された
郵便物２を搬送する搬送路１５、および搬送方向で読取
部６の後（図１において読取部６の右側）に設けられ、
搬送路１５により搬送される郵便物２を搬送路５に入れ
込むマージ部１６とから構成されている。

【００１５】コーディングステーション１４は、搬送路
１３を搬送されてくる郵便物２を一時集積する一時集積
部１７、一時集積部１７に集積された郵便物２，…を一
通ずつ取出して道順組立コードを入力するコード入力部
１８、コード入力された郵便物２を一時的に集積し、後
述する制御回路の指示により一通ずつ郵便物２を搬送路
１５に送出するとともに当該郵便物２の道順組立コード
の情報を送信するストレージ部１９とから構成されてい
る。上記供給部３は、大量の郵便物２，…が供給できる
ようになっている。上記供給部３には、郵便物２，…の
有無を検知する検知器１１が設けられている。

【００１６】上記整理箱群８ａは、振分けゲート７ａに
よって振分けられた郵便物２を搬送する入口搬送路２１
と、この入口搬送路２１によって搬送される郵便物２を
振分ける振分けゲート２２ａ，…と、振分けゲート２２
ａ，…によって振分けられた１通ずつの郵便物２を集積
する整理箱２３ａ，…、この整理箱２３ａ，…に集積さ
れている郵便物２を取出す取出部２４ａ，…、この取出
部２４ａ，…によって取出された郵便物２を搬送して上
記集積部９ａへ導く出口搬送路２５によって構成されて
いる。他の整理箱群８ｂ，…も同様な構成となってい
る。

【００１７】上記入口搬送路２１は、図２に示すよう
に、搬送ベルト３１と駆動ローラ３２，…によって構成
されている。これにより、搬送ベルト３１と駆動ローラ
３２，…とによって郵便物２が搬送されている。上記搬
送ベルト３１は、ピンチローラ３３，…により駆動ロー
ラ３２，…側へ押え付けられることにより、入口搬送路
２１を搬送される郵便物２の浮上がりが防止される。

【００１８】上記駆動ローラ３２ａ，…の間に上記振分
けゲート２２ａ，…が設けられている。この振分けゲー
ト２２ａ，…の上面は、入口搬送路２１のガイドとして
用い、下部斜面は回動時に入口搬送路２１を搬送される
郵便物２を下方へ導くガイドとして用いられる。

【００１９】整理箱２３ａ，…は、振分けゲート２２
ａ、２２ｂ，…が１つずつ順にシフトして駆動されるこ
とにより、整理箱２３ａ、２３ｂ，…から順に使用され
るようになっている。この場合、タイミングをはかる複
雑な制御を行わなくても良い。

【００２０】整理箱２３ａは、図２に示すように、それ
ぞれガイド３４、３４、ピンチ駆動ローラ３６、および
検知器３７によって構成されている。振分けゲート２２
ａによって整理箱２３ａ内に導かれた郵便物２は、ガイ
ド３４、３４によって下方へ導かれ、郵便物２の先端が
検知器３７によって検知された際、ピンチ駆動ローラ３
６によって、ガイド３４に押し付けられるようになって
いる。また、他の整理箱２３ｂ，…も上記と同様な構成
となっている。

【００２１】取出部２４ａは、図２に示すように、上記
ピンチ駆動ローラ３６と、駆動ローラ３８とによって構
成されている。これにより、ピンチ駆動ローラ３６の回
転により、郵便物２の先端が下方へ導かれ、駆動ローラ
３８によって出口搬送路２５へ導かれるようになってい
る。

【００２２】上記出口搬送路２５は、図２に示すよう
に、上記駆動ローラ３８，…と搬送ベルト３９とによっ
て構成されている。これにより、駆動ローラ３８，…と
搬送ベルト３９とによって郵便物２が搬送されている。
上記搬送ベルト３９は、ピンチローラ４０，…により駆
動ローラ３８，…側へ押え付けられることにより、出口
搬送路２５を搬送される郵便物２の浮上がりが防止され
る。

【００２３】このような構成において、振分けゲート７
ａによって振分けられた最初の郵便物２は、搬送ベルト
３１と駆動ローラ３２とによって構成される入口搬送路
２１によって搬送される。この際、振分けゲート２２ａ
が上方へ回動して入口搬送路２１を閉じている。これに
より、入口搬送路２１を搬送される郵便物２は振分けゲ
ート２２ａによって下方へ振分けられ、整理箱２３ａ内
のガイド３４、３４によって案内される。そして、郵便
物２の先端が検知器３７により検知された際、ピンチ駆
動ローラ３６が右方へ移動されることにより（ピンチ駆
動ローラ３６の回転が停止している状態で）、ピンチ駆
動ローラ３６により郵便物２の先端がガイド３４に押し
付けられる。これにより、整理箱群８ａの最初の郵便物
２が整理箱２３ａ内に区分集積される。以後、振分けゲ
ート７ａによって整理箱群８ａに振分けられた郵便物２
は、順次整理箱２３ｂ，…に区分集積される。また、他
の振分けゲート７ｂ，…によって整理箱群８ｂ，…に振
分けられた郵便物２も、順次整理箱２３ａ，…に区分集
積される。

【００２４】また、整理箱２３ａ，…内に集積されてい
る郵便物２は、それぞれ、ピンチ駆動ローラ３６の回転
によりガイド３４、３４によって駆動ローラ３８と搬送
ベルト３９との間の出口搬送路２５に案内される。この
出口搬送路２５により搬送される郵便物２は、集積部９
へ導かれて、そこに集積される。

【００２５】上記整理箱２３ａから郵便物２が排出され
た際、つまり検知器３７により郵便物２の後端の通過が
検知された際、ピンチ駆動ローラ３６の回転が停止され
るとともに、左方へ移動されることにより、元の状態に
戻る。次に、図３を用いて、全体を制御する制御系につ
いて説明する。

【００２６】すなわち、全体を制御する制御回路５０が
設けられている。この制御回路５０には、種々のデータ
が記憶されるとともに、制御プログラムが記憶されてい
る記憶部５１、上記一通取出部４を駆動するドライバ５
２、上記搬送路５を駆動するモータ５３を駆動するドラ
イバ５４、上記整理箱群８ａ，…内の各入口搬送路２１
の駆動ローラ３２，…を回転するモータ５５を駆動する
ドライバ５６、上記整理箱群８ａ，…内の各出口搬送路
２５の駆動ローラ３８，…を回転するモータ５７を駆動
するドライバ５８、上記振分けゲート７ａ，…を回動す
るソレノイド５９，…を駆動するドライバ６０，…、上
記整理箱群８ａ，…内の振分けゲート２２ａ，…を回動
するソレノイド６１，…を駆動するドライバ６２，…、
上記整理箱群８ａ，…内の各整理箱２３ａ，…に設けら
れているピンチ駆動ローラ３６，…をそれぞれ回転させ
るモータ６３を駆動するドライバ６４、上記整理箱群８
ａ，…内の各整理箱２３ａ，…に設けられているピンチ
駆動ローラ３６，…をそれぞれ移動させるソレノイド６
５，…を駆動するドライバ６６，…、上記分岐部１２を
駆動するドライバ６７、上記搬送路１３を駆動するモー
タ６８を駆動するドライバ６９、上記搬送路１５を駆動
するモータ７０を駆動するドライバ７１、上記マージ部
を駆動するドライバ７２、搬送路５，１３，１５，２
１，２５上の郵便物２の搬送を検知する検知器群７３，
…、時刻を計時するタイマ７４、上記供給部３の検知器
１１、上記読取部６、上記整理箱群８ａ，…内の各整理
箱２３ａ，…に設けられている検知器３７，…、および
コーディングステーション１４に設けられているストレ
ージ部１９が接続されている。また、ストレージ部１９
にはコード入力部１８が接続されている。

【００２７】記憶部５１には、上記整理箱群８ａ，…内
の各整理箱２３ａ，…から出口搬送路２５の所定の搬送
位置までの移動時間が記憶されている移動時間テーブル
５１ａが設けられている。

【００２８】次に、このような構成において、図４のフ
ローチャートを参照しつつ動作を説明する。まず、予め
道順組立コードが印刷された郵便物２，…が供給部３に
セットされているものとする。供給部３にセットされた
郵便物２，…は、一通取出部４によって搬送路５に一通
ずつ送り出される。読取部６は搬送路５を搬送されてく
る郵便物２の道順組立コードを読取り、道順組立コード
が読取られた郵便物２は搬送路２１へ搬送される。

【００２９】制御回路５０は、郵便物２が読取部６で読
取られた道順組立コードの情報に対応するグループの整
理箱群８ａ，…へ振分ゲート７ａ，…を回動させて振分
け、この振分けられた郵便物２を個々の整理箱２３ａ，
…へ順次１枚ずつ区分集積させ、個々の郵便物２の道順
組立コードの情報とどの整理箱に入ったかの情報とを記
憶部５１に記憶させる。

【００３０】また、読取部６で道順組立コードが読取れ
なかったり、道順組立コードが印刷されていなかった
り、あるいは道順組立コードが不完全だったりした読取
不能（リジェクト）の郵便物２，…は、制御回路５０か
らの指示により分岐部１２によって搬送路１３に分岐さ
れる。分岐された郵便物２は、搬送路１３によってコー
ディングステーション１４へ搬送され、コーディングス
テーション１４の一時集積部１７に集積される。

【００３１】一時集積部１７に集積された郵便物２，…
は、一通ずつ取出されてコード入力部１８のオペレータ
の前に提示される。コーディングステーションオペレー
タは、目の前に提示された郵便物２の宛名情報を見て道
順組立コードをコード入力部１８より入力する。道順組
立コードの入力が完了した郵便物２は、コーディングス
テーション１４の中にあるストレージ部１９に一時的に
集積され、同時にコード入力部１８より入力された当該
郵便物２の道順組立コードの情報もストレージ部１９に
一時的に記憶され、搬送路５に空きが出来るまで待機す
る。

【００３２】制御回路５０は、搬送路５上の検知器群７
３，…によって郵便物１通分の空きポジションを検知し
た際、ストレージ部１９から１通の郵便物２を取出して
搬送路１５を搬送させてマージ部１６から搬送路５に入
れ込み、同時に、ストレージ部１９から読み出した当該
郵便物２の道順組立コードの情報に対応するグループの
整理箱群８ａ，…へ振分ゲート７ａ，…を回動させて振
分け、順次集積される整理箱２３ａ，…の１個へ区分集
積し、当該郵便物２の道順組立コードの情報とどの整理
箱に入ったかの情報とを記憶部５１に記憶させる。

【００３３】このようにして制御回路５０は、供給部３
にセットされた郵便物２，…と、コーディングステーシ
ョン１４に集積された郵便物２とを、全て個々の整理箱
２３ａ，…へ区分集積した後、記憶部５１に記憶されて
いる個々の道順組立コードの情報とどの整理箱に入った
かの情報とに応じて各整理箱２３ａ，…内の集積郵便物
２を取出して、各整理箱群８ａ，…ごとの郵便物２，…
をグループ内の順番で集積部９ａ，…に集積する。

【００３４】以上説明したように上記実施例によれば、
読取部で道順組立コードが読取れなかったり、道順組立
コードが印刷されていなかったり、あるいは道順組立コ
ードが不完全だったりして読取不能で次工程の処理、つ
まり配達の順序に並び揃える工程が実行されない郵便物
が発生しても、コーディングステーションでコード入力
することにより次工程の処理が実行されて、全ての郵便
物を配達の順序に並び揃えることができる。これによ
り、あとから人手により処理するというような非効率な
工程（作業）をなくすことができる。

【００３５】

【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
所定のグループを示すデータと各グループ内での順番を
示すデータとが記載されている紙葉類を扱うものにおい
て、グループごとに順番に揃えた集積物を効率良く得る
ことができる紙葉類処理装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の一実施例における郵便物処理装置の
全体の概略を示す構成図。

【図２】図１の整理箱群の構成を詳細に説明するための
平面図。

【図３】図１の郵便物処理装置の全体を制御する制御系
を示すブロック図。

【図４】郵便物を順番に揃える動作を説明するためのフ
ローチャート。

【符号の説明】

１…郵便物処理装置 ２，〜…郵便物 ３…供給部 ５，１３，１５…搬送路 ６…読取部 １４…コーディングステーション １６…マージ部 １７…一時集積部 １８…コード入力部 １９…ストレージ部

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 紙葉類を搬送する搬送手段と、 この搬送手段によって搬送される紙葉類上の大区分情報
   と細区分情報を読取る読取手段と、 この読取手段で大区分情報と細区分情報が読取れなかっ
   た紙葉類を上記搬送手段から分岐する分岐手段と、 この分岐手段で分岐された紙葉類の大区分情報と細区分
   情報を入力する入力手段と、 この入力手段で大区分情報と細区分情報が入力された紙
   葉類を上記搬送手段に供給する供給手段と、 この供給手段で供給された紙葉類の上記入力手段から入
   力された大区分情報と細区分情報と、上記読取手段で読
   取られた紙葉類の大区分情報と細区分情報とから上記搬
   送路を搬送される紙葉類を大区分情報に対応して振分
   け、細区分情報に基づいて順番に区分集積する区分集積
   手段と、 を具備したことを特徴とする紙葉類処理装置。
2. 【請求項２】 所定のグループを示すデータと各グルー
   プ内での順番を示すデータとが記載されている紙葉類を
   扱う紙葉類処理装置において、 上記紙葉類を搬送する搬送手段と、 この搬送手段によって搬送される紙葉類上の所定のグル
   ープを示すデータと各グループ内での順番を示すデータ
   を読取る読取手段と、 この読取手段で所定のグループを示すデータと各グルー
   プ内での順番を示すデータとが読取れなかった紙葉類を
   上記搬送手段から分岐する分岐手段と、 この分岐手段で分岐された紙葉類の所定のグループを示
   すデータと各グループ内での順番を示すデータとを入力
   する入力手段と、 この入力手段で所定のグループを示すデータと各グルー
   プ内での順番を示すデータとが入力された紙葉類を上記
   搬送手段に供給する供給手段と、 この供給手段で供給された紙葉類の上記入力手段から入
   力されたデータと上記読取手段で読取られた紙葉類のデ
   ータとに応じて上記搬送路を搬送される紙葉類を区分集
   積する区分集積手段と、 を具備したことを特徴とする紙葉類処理装置。