JPH0621824A - デルタ−シグマ変調器 - Google Patents

デルタ−シグマ変調器

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JPH0621824A
JPH0621824A JP5113751A JP11375193A JPH0621824A JP H0621824 A JPH0621824 A JP H0621824A JP 5113751 A JP5113751 A JP 5113751A JP 11375193 A JP11375193 A JP 11375193A JP H0621824 A JPH0621824 A JP H0621824A
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JP
Japan
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delta
digital
digital output
sigma modulator
sigma
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JP5113751A
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Inventor
Eric J Swanson
ジェイ スワンソン エリック
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Crystal Semiconductor Corp
Original Assignee
Crystal Semiconductor Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M3/00Conversion of analogue values to or from differential modulation
    • H03M3/30Delta-sigma modulation
    • H03M3/322Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters
    • H03M3/324Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters characterised by means or methods for compensating or preventing more than one type of error at a time, e.g. by synchronisation or using a ratiometric arrangement
    • H03M3/346Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters characterised by means or methods for compensating or preventing more than one type of error at a time, e.g. by synchronisation or using a ratiometric arrangement by suppressing active signals at predetermined times, e.g. muting, using non-overlapping clock phases
    • H03M3/348Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters characterised by means or methods for compensating or preventing more than one type of error at a time, e.g. by synchronisation or using a ratiometric arrangement by suppressing active signals at predetermined times, e.g. muting, using non-overlapping clock phases using return-to-zero signals
    • HELECTRICITY
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    • H03M3/39Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators
    • H03M3/412Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the number of quantisers and their type and resolution
    • H03M3/422Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the number of quantisers and their type and resolution having one quantiser only
    • H03M3/424Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the number of quantisers and their type and resolution having one quantiser only the quantiser being a multiple bit one
    • HELECTRICITY
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    • H03M3/458Analogue/digital converters using delta-sigma modulation as an intermediate step

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 変調器の関心のある周波数帯域へ雑音を導入
しないようにデルタ−シグマ変調器から出力データを伝
送する方法を提供する。 【構成】 アナログ−デジタルコンバータ50は、デル
タ−シグマ変調器52とデジタルフィルタ54を含む。
変調器52のループフィルタ24の出力に接続されたn
個のコンパレータ56は、ループフィルタ出力を異なる
基準電圧VR0−VRNと比較してn個のデジタル出力を
発生させる。各コンパレータの出力はデジタル−アナロ
グコンバータ58の入力とパルスエンコーダ57の入力
へ接続され、このパルスエンコーダの対応出力はインバ
ータ26に接続されている。インバータ26のデジタル
出力信号b0−bnはデジタルフィルタ54へ入力され
る。パルスエンコーダにおいてRTZ(return-to-zero)
符号化方式を用いると、全てのデジタル状態の各々につ
き論理1の数が等しいデジタル出力が得られるが、これ
は雑音により影響されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデルタ−シグマ変調器に
関し、さらに詳細にはデルタ−シグマ変調器からの出力
データの低雑音伝送に関する。
【0002】
【従来の技術】デルタ−シグマ型アナログ−デジタルコ
ンバータは、非常に良好な信号対雑音比特性を有するデ
ジタル出力を与える。典型的なデルタ−シグマ型アナロ
グ−デジタルコンバータでは、デルタ−シグマ変調器が
アナログ信号を受けてオーバーサンプリングされたデジ
タル信号を出力し、この信号がデジタルフィルタにより
フィルタリングされる。デルタ−シグマ変調器内のルー
プフィルタは量子化雑音を典型的にはハイパス特性に成
形する。即ち、雑音は低周波数で非常に低く、高周波数
で非常に高い。デジタルフィルタは、高周波数帯域にお
けるほとんどの量子化雑音を理想的に除去するためロー
パスフィルタの特性を有する。
【0003】実用的なデルタ−シグマ変調器では、量子
化雑音の非線形関数をアナログ入力へ結合することにな
るいかなる動作も入念に回避する必要がある。かかる非
線形性は関心のある帯域内の周波数における雑音特性を
劣化させる恐れがある。例えば、周波数fs/2−△に
おける量子化雑音成分は下記の式で与えられる。
【0004】
【数1】 2乗則非線形性は、
【数2】 s=1/Tであるから、
【数3】 この式は周波数2△の成分を含む。かくして、デルタ−
シグマ変調器システムの非線形性により、fs/2近く
の高振幅雑音がデジタルフィルタが減衰を与えない関心
のある帯域へ変換される危険性がある。
【0005】したがって、関心のある周波数帯域へ雑音
が導入されるのを回避するようにデルタ−シグマ変調器
から出力データを伝送する方法が望ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は変調器の関心
のある周波数帯域へ雑音を導入しないようにデルタ−シ
グマ変調器から出力データを伝送する方法を提供する。
【0007】本発明の1つの特徴によると、デルタ−シ
グマ変調器はアナログ入力信号を受けてシリアルデータ
のデジタル出力を与え、デジタル出力により発生される
過渡信号は前のデジタル出力から無関係である。
【0008】本発明の関連の特徴として、デルタ−シグ
マ変調器はアナログ入力信号を受けてシリアルデータの
デジタル出力を与え、そのデジタル出力のコードは雑音
により不変の形を有する。
【0009】本発明のさらに別の特徴として、デジタル
出力はN個のデジタル出力端子で与えられるK個のデジ
タル状態よりなり、各デジタル状態に対して前記N個の
デジタル出力端子における第1の極性の遷移数の総和は
前記K個のデジタル状態の各々に対して同一である。
【0010】本発明の別の実施例において、デルタ−シ
グマ変調器システムは複数のデルタ−シグマ変調器より
なり、各デルタ−シグマ変調器のデジタル出力は少なく
とも1つのデジタルデータラインへ時分割多重化され、
各デルタ−シグマ変調器はそのデジタル出力のコードが
雑音により不変の形を持つという特徴を有する。
【0011】以下、添付図面を参照して本発明を実施例
につき詳細に説明する。
【0012】
【実施例】デルタ−シグマ変調器において、デジタル出
力の遷移パターンは、変調器の関心のある周波数帯域に
おいて望ましくない雑音を発生させる恐れのある非線形
性の発生源となり得る。図1はデルタ−シグマ型アナロ
グ−デジタルコンバータ10であり、アナログ入力信号
VINはデルタ−シグマ変調器12へ結合されてデジタ
ルフィルタ14へオーバーサンプリングされたシリアル
データ信号流を与える。デジタルフィルタ14はデジタ
ルデータをローパスフィルタリングすることによりフィ
ルタリング済みシリアル出力データDOUTを出力す
る。デルタ−シグマ変調器12の内部の加算回路18
は、アナログ入力電圧とデジタル−アナログ(D/A)
コンバータ20からの出力を加算する。
【0013】加算回路18の出力は積分器22へ結合さ
れ、この積分器の出力はループフィルタ23へ結合され
る。ループフィルタ23の出力はコンパレータ24の入
力へ結合される。コンパレータ24の出力はデジタル信
号であり、これはパルスエンコーダ25の入力へ結合さ
れると共にデルタ−シグマコンバータ20の入力へも結
合される。パルスエンコーダ25の出力はCMOS出力
バッファ/インバータ26(以下インバータ26と呼
ぶ)の入力へ結合される。インバータ26の出力はデル
タ−シグマ変調器12の出力を形成する。
【0014】図2は、パルスエンコーダがNRZ(non-r
eturn-to-zero)データを発生しているときのコンパレー
タ/パルスエンコーダ25の出力であるy(t)のプロ
ットである。CMOSコンバータ26を図3に略示す
る。このインバータ26はキャパシタCLの負荷をプル
アップするごとに、電源ライン上に過渡電流i(t)が
生じる。この過渡電流を図2に示す。図2を検討する
と、過渡電流i(t)は時間8Tのように2つの連続す
る論理1が現われる時を除いてデータに依存することが
わかる。時間8Tでは電流スパイクが生じないため、回
路VDDライン上へ非線形過渡電流が注入される。
【0015】パルスエンコーダ25が各出力状態に対し
て前の出力状態とは無関係のパルスコードを発生するよ
うに構成されている場合、このような前の状態から無関
係であるコーディングにより、出力データ上に1が連続
する状態に起因する非線形過渡電流が除去される。かか
る前の状態から無関係のコーディングの1つのタイプに
RTZ(return-to-zero)符号化方式があり、図4にRT
Zコーディングを用いるy(t)のタイミング図を示
す。図4は過渡電流i(t)も示す。図4に示すよう
に、y(t)信号上の連続する1はVDDライン上に連
続する過渡電流i(t)を発生させる。NRZ及びRT
Zを符号化する回路は当該技術分野において公知である
ため図示しない。
【0016】図5はデルタ−シグマ変調器12の部分ブ
ロック図であり、加算回路18とインバータ26を示
す。図5はいかにしてi(t)電流スパイクがデルタ−
シグマ変調器のアナログ入力へ結合されるかを示す。i
(t)が変化すると、i(t)により発生する磁界が変
化し、アナログ入力と直列に下記の電圧が発生する。
【0017】
【数4】 i(t)信号を図5においてアナログ入力信号VINへ
結合されるものとして示したが、このi(t)信号は同
じメカニズムでデルタ−シグマ変調器に用いる基準電圧
信号にも結合され得る。Mの値はi(t)を入力へ運ぶ
ループの近接度、入力に対するループの方向、i(t)
ループのサイズ、グラウンド面の使用のようなファクタ
ー及び他のファクターにより影響される。しかも、Mは
ゼロに減少することができず、特に高いダイナミックレ
ンジを有するデルタ−シグマ型アナログ−デジタルコン
バータでは集積回路パッケージのリードフレーム内で顕
著な結合が生じる。かくして、i(t)電流パスの線形
性を保つのはかなり重要なことと考えられる。
【0018】図6は、多重化デルタ−シグマ型アナログ
−デジタルコンバータのブロック図である。図6に示す
ように、4つのデルタ−シグマ変調器30,31,3
2,33は単一のデジタルフィルタ38のデータバス3
4,35,36,37上へデジタルデータを出力する。
デルタ−シグマ変調器30−33は図1に示したデルタ
−シグマ変調器12と同じものである。デジタルフィル
タ38は4つの変調器30−33へのライン40上にク
ロック信号を与えて4つの変調器30−33を同期させ
る。変調器のデータ出力バスはデジタルフィルタ38に
対して時分割多重化されている。即ち、デジタルフィル
タ38は各サンプリング周期の間でそれぞれのデータバ
ス34−37をサンプリングする。フィルタをこのよう
に多重化するとシステムから3つのデジタルフィルタが
不要となる。データバス34−37はn個のラインまた
はnビット幅として示してある。ビットの数は1または
それよりも大きい。nが1よりも大きい場合につき図8
及び9に関連して説明する。
【0019】かかるシステムの1つの実施例において、
変調器30−33は1つの集積回路パッケージの単一チ
ップ上にあるが、デジタルフィルタ38は別のパッケー
ジ内にある。図3に示したCL負荷はチップ上の相互接
続部だけでなく2つの集積回路パッケージ間の相互接続
部をも含むため、これらの負荷は集積回路チップ内部の
相互接続部の1pF以下のような値でなく30pFのオ
ーダーになることがある。その結果、インバータ26内
部のトランジスタのサイズを一般的に増加させる必要が
あり、これにより非常に大きいi(t)信号が生じる。
さらに、多重化により1つの変調器の動作が別の変調器
の動作に干渉する恐れがある。図7は図6に示した多重
化変調器の変形例である。図7において、4つのデータ
バスは多重化データバス46に結合され、デジタルフィ
ルタ38からの同期信号44により4つの変調器が同期
される。図7に示す多重化データバスの構成は、1つの
変調器により発生する信号が他のすべての変調器の出力
に直接結合されるためデルタ−シグマ干渉をより受けや
すい。
【0020】図8はマルチビット・マルチステートデル
タ−シグマ変調器52とマルチビットデジタルフィルタ
54を含むマルチビット・マルチステートデルタ−シグ
マアナログ−デジタルコンバータ50のブロック図であ
る。デルタ−シグマ変調器52はループフィルタ24の
出力にn個のコンパレータ56が接続されている点を除
き図1のデルタ−シグマ変調器12と同じものである。
各コンパレータ56はループフィルタ24の出力を異な
る基準電圧VR0,VR1,...VRNと比較してn個
のデジタル出力信号を発生させる。各コンパレータ56
の出力はマルチビットデジタル−アナログコンバータ5
8の入力とマルチビットパルスエンコーダ57の入力へ
接続され、このパルスエンコーダの対応出力はインバー
タ26に接続されている。インバータ26の出力はそれ
ぞれデジタル信号b0,b1,...bnを与える。デジ
タル信号b0−bnはデジタルフィルタ54への入力であ
る。
【0021】図9は図8に示したデルタ−シグマ変調器
の3ビット型装置の部分ブロック図である。図9に示す
ように、3つのインバータ26が入力信号反転b0,反
転b1,反転b2を受けてそれぞれ出力信号b0,b1,b
2を発生させる。図8に示すように、これらのインバー
タにより発生されるi(t)信号は加算回路18の入力
へ結合される。
【0022】以下、RTZパルス符号化を用いるシステ
ムの出力状態の符号化につき説明する。
【0023】図8の回路を用いて3つの出力レベル及び
3つのフィードバックレベルを発生させる場合、従来技
術のデルタ−シグマ変調器は2つの出力、即ちb0,b1
だけにより以下の表に示すような3つのレベルを発生さ
せる。
【0024】
【数5】 上の表を検討すると、ビットのうちの1つがフリップす
るか全くフリップしないのいずれかであることがわか
る。その結果得られるi(t)信号はフィードバック信
号の非線形関数である(この場合整流)。
【0025】しかしながら、3レベルデルタ−シグマ変
調器システムにおいて、以下の表に従って3つの出力ラ
インb0,b1,b2が選択される場合、i(t)信号は
パターンから独立したものとなる。
【0026】
【数6】 上の表を用いて3つの論理状態を発生させる場合、ただ
1つのインバータだけが各サンプリング周期においてパ
ルスを発生し、変調器の出力とは無関係のi(t)の寄
生結合を行なう。従って、このコーディングは雑音によ
り不変である。入力或いは基準電圧に誘導結合されるエ
ラーはサンプリング周波数で繰り返し生じるが、較正に
より除去が容易なデジタルオフセットに折り返す。
【0027】以下に示す表はこの同じ数の遷移特性を有
する3つの出力状態の別の選択を示す。
【0028】
【数7】 上の表において、3つの出力のうちの2つはサンプリン
グ周期ごとに遷移する。
【0029】この雑音により不変の符号化法は、以下に
示す表に従って2つの出力状態b0,b1を与えることに
より2ステートデルタ−シグマ変調器にも適用可能であ
る。
【0030】
【数8】 RZ符号化法を用いると、1つの駆動出力が各サンプリ
ング周期を支持し、i(t)は出力ビットと無関係であ
る。
【0031】一般的に、出力ビットラインの各出力状態
に対する論理1の数の総和が出力ライン上の1つおきの
出力状態に対する1の数の総和に等しい場合、そしてR
TZ符号化法を用いる場合、過渡電流i(t)はそのデ
ータと無関係である。
【0032】上に示した表はnビット変調器出力ワード
に対して一般化可能である。nビット変調器出力ワード
は2n個の出力状態を表わすことができる。これらの状
態のうちK個のアクティブビットを有する状態の数はN
Kによって与えらる。
【0033】
【数9】 例えば、4つのデータラインを有するシステムにおい
て、1が2つある出力状態の数は下記の式により与えら
れる。
【0034】
【数10】 従って、4つのラインはこの雑音により不変の符号化法
を用いると最大6つの状態を符号化できる。以下に示す
表はこれらの6つのパターンを示す。
【0035】
【数11】 オーバーレンジ及び不安定性情報もまた出力状態に割り
当てることが可能である。例えば、上の表はデータの状
態として最初の4つのレベル(0−3)を用い、オーバ
ーレンジ及び不安定性情報を符号化するために最後の2
つのレベル(4及び5)を用いることができる。かくし
て、1つの変調器のアナログ部分の動作が適正でない場
合でも、そのデジタル出力パターンは同じ同期多重化デ
ータバスを共有する他のデルタ−シグマ変調器と干渉さ
せる必要はない。
【0036】さらに、デジタルフィルタの出力はこの雑
音により不変の符号化法によって符号化することも可能
である。
【0037】この雑音により不変の符号化法を用いる
と、一般的に非線形の過渡現象を生ぜしめ関心のある周
波数帯域に結合される恐れのある過渡信号i(t)が事
実上除去される。この雑音により不変の符号化法を用い
ることにより、デルタ−シグマ変調器のデジタル出力と
アナログ入力の間の干渉の減少を最適化した特定の効率
的な符号化方法が開発された。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、1ビット・2ステートデルタ−シグマ
コンバータのブロック図である。
【図2】図2は、図1のデルタ−シグマコンバータの従
来型装置により発生されるある特定の信号の波形を示
す。
【図3】図3は、図1に示すインバータ26の略図であ
る。
【図4】図4は、本発明による図1のデルタ−シグマコ
ンバータが発生するある特定の信号の波形を示す。
【図5】図5は、図1に示したデルタ−シグマコンバー
タの部分ブロック図である。
【図6】図6は、多重化デルタ−シグマ型アナログ−デ
ジタルコンバータシステムのブロック図である。
【図7】図7は、多重化データバスを有する多重化デル
タ−シグマ型アナログ−デジタルコンバータシステムの
ブロック図である。
【図8】図8は、マルチビット・マルシステートデルタ
−シグマ型アナログ−デジタルコンバータのブロック図
である。
【図9】図9は、図8に示すデルタ−シグマコンバータ
の1つのタイプの部分ブロック図である。
【符号の説明】
10、50 デルタ−シグマ型アナログ−デジタルコン
バータ 12、30−33、52 デルタ−シグマ変調器 14、38、54 デジタルフィルタ 18 加算回路 20、58 デジタル−アナログコンバータ 22 積分器 23 ループフィルタ 24、56 コンパレータ 25、57 パルスエンコーダ 26 インバータ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ入力信号を受けてシリアルデー
    タのデジタル出力を与えるデルタ−シグマ変調器であっ
    て、前記デジタル出力のコードは雑音により不変である
    ことを特徴とする変調器。
  2. 【請求項2】 前記デジタル出力により発生される過渡
    信号は以前のいかなる前記デジタル出力からも無関係で
    あることを特徴とする請求項1のデルタ−シグマ変調
    器。
  3. 【請求項3】 前記デジタル出力はN個のデジタル出力
    端子で与えられるK個のデジタル状態よりなり、第1の
    極性の過渡信号を発生する前記N個のデジタル出力端子
    の数の総和は前記K個のデジタル状態の各々につき同一
    であることを特徴とする請求項2に記載のデルタ−シグ
    マ変調器。
  4. 【請求項4】 Kは2に等しく、Nは2に等しく、前記
    デジタル状態の各々はデジタル出力端子の一方が第1の
    論理状態を有し、デジタル出力端子のもう一方が第2の
    論理状態を有するように符号化されることを特徴とする
    請求項3のデルタ−シグマ変調器。
  5. 【請求項5】 Kは3に等しく、Nは3に等しく、第1
    の論理状態を有する前記3個のデジタル出力端子の数の
    総和は前記3個のデジタル状態の各々につき同一である
    ことを特徴とする請求項3のデルタ−シグマ変調器。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のデルタ−シグマ変調器
    を複数個有するデルタ−シグマ変調器システムであっ
    て、前記複数のデルタ−シグマ変調器の各々のデジタル
    出力は少なくとも1つのデジタルデータライン上へ時分
    割多重化されていることを特徴とするシステム。
  7. 【請求項7】 前記デジタル出力は単一ラインのRTZ
    符号化データよりなることを特徴とする請求項1のデル
    タ−シグマ変調器。
  8. 【請求項8】 アナログ入力信号を受けてシリアルデー
    タのデジタル出力を与えるデルタ−シグマ変調器であっ
    て、前記デジタル出力はRTZ符号化されたデータであ
    ることを特徴とする変調器。
  9. 【請求項9】 前記デジタル出力はN個のデジタル出力
    端子において与えられるK個のデジタル状態よりなり、
    第1の論理状態を有する前記N個のデジタル出力端子の
    数の総和は前記K個のデジタル状態の各々に対して同一
    であることを特徴とする請求項8のデルタ−シグマ変調
    器。
  10. 【請求項10】 Kは2に等しく、Nは2に等しく、前
    記デジタル状態の各々は前記デジタル出力端子の1つが
    第1の論理状態を有し、前記デジタル出力端子のもう一
    方が第2の論理状態を有するように符号化されることを
    特徴とする請求項9のデルタ−シグマ変調器。
  11. 【請求項11】 Kは3に等しく、Nは3に等しく、第
    1の論理状態を有する前記3個のデジタル出力端子の数
    の総和は前記3個のデジタル状態の各々に対して同一で
    あることを特徴とする請求項9のデルタ−シグマ変調
    器。
  12. 【請求項12】 請求項8に記載のデルタ−シグマ変調
    器を複数個有するデルタ−シグマ変調器システムであっ
    て、前記複数のデルタ−シグマ変調器の各々のデジタル
    出力は少なくとも1つのデジタルデータライン上へ時分
    割多重化されていることを特徴とするシステム。
  13. 【請求項13】 アナログ入力信号を受けてシリアルデ
    ータのデジタル出力をデジタルフィルタへ与えるデルタ
    −シグマ変調器を有するデルタ−シグマアナログ−デジ
    タルコンバータであって、前記デジタルフィルタが前記
    デジタル出力をフィルタリングしてフィルタリング済み
    デジタル出力を与え、そのフィルタリング済みデジタル
    出力のコードが雑音により不変であることを特徴とする
    コンバータ。
JP5113751A 1992-04-17 1993-04-15 デルタ−シグマ変調器 Pending JPH0621824A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/870,599 US5528239A (en) 1992-04-17 1992-04-17 Low noise transmission of output data from a delta-sigma modulator
US870599 2001-05-31

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0621824A true JPH0621824A (ja) 1994-01-28

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ID=25355742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5113751A Pending JPH0621824A (ja) 1992-04-17 1993-04-15 デルタ−シグマ変調器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5528239A (ja)
JP (1) JPH0621824A (ja)
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