JPH0621804A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH0621804A
JPH0621804A JP4177857A JP17785792A JPH0621804A JP H0621804 A JPH0621804 A JP H0621804A JP 4177857 A JP4177857 A JP 4177857A JP 17785792 A JP17785792 A JP 17785792A JP H0621804 A JPH0621804 A JP H0621804A
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JP
Japan
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output
channel mos
circuit
input
mos transistor
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JP4177857A
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Kumiko Ando
久美子 安藤
Mariko Kimura
真理子 木村
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B21/00Nitrogen; Compounds thereof
    • C01B21/06Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron
    • C01B21/068Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron with silicon

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 前段論理回路部と後段論理回路部とを含む半
導体集積回路のプリチャージ時間を短縮する。 【構成】 ゲート電極にクロック信号102が入力され
るプリチャージ用のPチャネルMOSトランジスタ2
と、ゲート電極にクロック信号102が入力される接地
用のNチャネルMOSトランジスタ4と、信号群101
を入力し所定の論理処理を行い、処理結果を出力端Aに
出力する論理処理部3とを含む前段論理回路部1と、出
力端Aおける出力信号と、反転クロック信号103との
NOR処理を行うNOR回路9と、ゲート電極にNOR
回路9の出力信号104が入力されるプリチャージ用の
PチャネルMOSトランジスタ6と、ゲート電極にNO
R回路9の出力信号104が入力されるNチャネルMO
Sトランジスタ8と、信号群105を入力し所定の論理
処理を行い、処理結果を出力端Bに出力する論理処理部
7とを含む後段論理回路部5と、出力端Bよりの出力信
号と、反転クロック信号103とのNOR処理を行うN
OR回路10とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路に関し、
特にダイナミック型の論理処理部を備えて構成される半
導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体集積回路は、図3
に示されるように、ソース電極が電源電圧VDDに接続さ
れ、ドレイン電極が出力端Fに接続されて、ゲート電極
にクロック信号121が入力されるプリチャージ用のP
チャネルMOSトランジスタ31と、ソース電極が接地
電位に接続され、ゲート電極にクロック信号121が入
力されるNチャネルMOSトランジスタ33と、信号群
120を入力とする複数のMOSトランジスタを備えて
形成されており、出力端がPチャネルMOSトランジス
タ31のドレイン電極に接続され、接地端がNチャネル
MOSトランジスタ33のドレイン電極に接続されて、
信号群120に対する所定の論理処理を行い、その処理
結果としての出力信号122を当該出力端Fに出力する
論理処理部32とを含む前段論理回路部30と、前記出
力端Fより出力される出力信号122を受けて反転して
出力するインバータ38と、ソース電極が電源電圧VDD
に接続され、ドレイン電極が出力端Gに接続されて、ゲ
ート電極にインバータ38の出力信号が入力されるプリ
チャージ用のPチャネルMOSトランジスタ35と、ソ
ース電極が接地電位に接続され、ゲート電極にインバー
タ38の出力信号が入力されるNチャネルMOSトラン
ジスタ37と、信号群123を入力とする複数のMOS
トランジスタを備えて形成されており、出力端がPチャ
ネルMOSトランジスタ35のドレイン電極に接続さ
れ、接地端がNチャネルMOSトランジスタ37のドレ
イン電極に接続されて、信号群123に対する所定の論
理処理を行い、その処理結果としての出力信号123を
当該出力端Gに出力する論理処理部36とを含む後段論
理回路部34と、出力端Gよりの出力信号123を反転
して出力するインバータ39とを備えて構成される(特
許願 平成3−011812号)。
【0003】上記の従来例においては、クロック信号1
21が“L”レベルの時には、PチャネルMOSトラン
ジスタ31はONし、NチャネルMOSトランジスタ3
3はOFFとなり、前段論理回路部30の出力信号12
2は“H”レベルにプリチャージされるため、インバー
タ38の出力レベルは“L”レベルに固定される。これ
により、PチャネルMOSトランジスタ35はONし、
NチャネルMOSトランジスタ37はOFFとなり、後
段論理回路部34の出力信号123は“H”レベルにプ
リチャージされる。また、クロック信号121が“H”
レベルに変化すると、PチャネルMOSトランジスタ3
1はOFF、NチャネルMOSトランジスタ33はON
となって、出力点Fの出力信号122は、論理処理部3
2に入力される信号群120の状態により、“H”レベ
ルを保持するか、または“L”レベルに変化し、インバ
ータ38の出力レベルは、“L”レベルを保持するか、
または“H”レベルに変化する。
【0004】インバータ38の出力レべルが“L”レベ
ルを保持する場合には、PチャネルMOSトランジスタ
35はONし、NチャネルMOSトランジスタ37はO
FFとなるために、後段論理回路部34の出力信号12
3は“H”レベルとなり、インバータ39の出力信号1
24は“L”レベルを保持する。また、インバータ38
の出力レベルが“H”レベルに変化した場合には、Pチ
ャネルMOSトランジスタ35はOFFし、Nチャネル
MOSトランジスタ37はONとなるために、出力点G
における出力信号123は、論理処理部36に入力され
る信号群123の状態により、“H”レベルを保持する
か、または“L”レベルに変化する結果となり、これに
より、インバータ39の出力信号124は“L”レベル
を保持するか、または“H”レベルに変化する。
【0005】また、他の従来例としては、図4に示され
るように、複数の前段論理回路部40および44と、一
対の論理処理部50および51を含む後段論理回路部4
8が設けられており、これらの前段論理回路部40およ
び44の出力信号128および129は、それぞれイン
バータ55および46により反転されて、後段論理回路
部48に含まれるNチャネルMOSトランジスタ52お
よび53のゲートに入力されるとともに、他方において
は、出力信号128および129はNAND回路54に
入力されて、その出力信号132はプリチャージ用のP
チャネルMOSトランジスタ49のゲートに入力され
る。一対の論理処理部50および51よりは、それぞれ
信号群130および131の入力に対応する出力信号1
33が出力点Jにおいて得られ、インバータ57により
反転されて出力信号134のレベルが保持される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
集積回路においては、後段論理回路部34および48に
おける論理動作およびプリチャージ制御が、全て前段論
理回路部30および40/44により行われている。そ
してプリチャージについては、後段論理回路部34およ
び48におけるプリチャージは、前段論理回路部30お
よび40/44におけるプリチャージの終了後において
プリチャージが行われるために、前段論理回路部30お
よび40/44と、後段論理回路部34および48とを
合わせた全体のプリチャージに要する時間が相当に長く
なるという欠点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明の半導体集積
回路は、ソース電極が電源電位に接続され、ドレイン電
極が第1の出力端子に接続されて、ゲート電極に所定の
クロック信号が入力されるプリチャージ用の第1のPチ
ャネルMOSトランジスタと、ソース電極が接地電位に
接続され、ゲート電極が前記クロック信号の入力端子に
接続される第1のNチャネルMOSトランジスタと、第
1の入力信号群を、入力端を介してそれぞれのゲート電
極に入力し、所定の論理処理を行う複数のMOSトラン
ジスタにより形成されて、当該出力端が前記第1のPチ
ャネルMOSトランジスタのドレイン電極に接続され、
接地端が前記第1のNチャネルMOSトランジスタのド
レイン電極に接続される第1の論理処理部とを含み、前
記第1の入力信号群の入力に対応して、前記第1の出力
端子を介して第1の出力電位を出力する前段論理回路部
と、前記第1の出力電位と、前記クロック信号の反転ク
ロック信号とのNOR処理を行う第1のNOR回路と、
ソース電極が前記電源電位に接続され、ドレイン電極が
第2の出力端子に接続されて、ゲート電極が前記NOR
回路の出力端に接続されるプリチャージ用の第2のPチ
ャネルMOSトランジスタと、ソース電極が前記接地電
位に接続され、ゲート電極が前記NOR回路の出力端に
接続される第2のNチャネルMOSトランジスタと、第
2の入力信号群を、入力端を介してそれぞれのゲート電
極に入力し、所定の論理処理を行う複数のMOSトラン
ジスタにより形成されて、出力端が前記第2のPチャネ
ルMOSトランジスタのドレイン電極に接続され、接地
端が前記第2のNチャネルMOSトランジスタのドレイ
ン電極に接続される第2の論理処理部とを含み、前記第
2の入力信号群の入力に対応して、前記第2の出力端子
を介して第2の出力電位を出力する後段論理回路部と、
前記第2の出力電位と、前記クロック信号の反転クロッ
ク信号とのNOR処理を行う第2のNOR回路と、を備
えて構成される。
【0008】また、第2の発明の半導体集積回路は、ソ
ース電極が電源電位に接続され、ドレイン電極が第1の
出力端子に接続されて、ゲート電極に所定のクロック信
号が入力されるプリチャージ用の第1のPチャネルMO
Sトランジスタと、ソース電極が接地電位に接続され、
ゲート電極に前記クロック信号が入力される第1のNチ
ャネルMOSトランジスタと、第1の入力信号群を、入
力端を介してそれぞれのゲート電極に入力し、所定の論
理処理を行う複数のMOSトランジスタにより形成され
て、当該出力端が前記第1のPチャネルMOSトランジ
スタのドレイン電極に接続され、接地端が前記第1のN
チャネルMOSトランジスタのドレイン電極に接続され
る第1の論理処理部とを含み、前記第1の入力信号群の
入力に対応して、前記第1の出力端子を介して第1の出
力電位を出力する第1の前段論理回路部と、ソース電極
が電源電位に接続され、ドレイン電極が第2の出力端子
に接続されて、ゲート電極に前記クロック信号が入力さ
れるプリチャージ用の第2のPチャネルMOSトランジ
スタと、ソース電極が接地電位に接続され、ゲート電極
に前記クロック信号が入力される第2のNチャネルMO
Sトランジスタと、第2の入力信号群を、入力端を介し
てそれぞれのゲート電極に入力し、所定の論理処理を行
う複数のMOSトランジスタにより形成されて、出力端
が前記第2のPチャネルMOSトランジスタのドレイン
電極に接続され、接地端が前記第2のNチャネルMOS
トランジスタのドレイン電極に接続される第2の論理処
理部とを含み、前記第2の入力信号群の入力に対応し
て、前記第2の出力端子を介して第2の出力電位を出力
する第2の前段論理回路部と、前記第1の出力電位と、
前記第2の出力電位とのAND処理を行うAND回路
と、前記AND回路の出力と、前記クロック信号の反転
クロック信号とのNOR処理を行う第1のNOR回路
と、前記第1の出力電位と、前記クロック信号の反転ク
ロック信号とのNOR処理を行う第2のNOR回路と、
前記第2の出力電位と、前記クロック信号の反転クロッ
ク信号とのNOR処理を行う第3のNOR回路と、ソー
ス電極が前記電源電位に接続され、ドレイン電極が第3
の出力端子に接続されて、ゲート電極が前記第1のNO
R回路の出力端に接続されるプリチャージ用の第3のP
チャネルMOSトランジスタと、ソース電極が前記接地
電位に接続され、ゲート電極が前記第2のNOR回路の
出力端に接続される第3のNチャネルMOSトランジス
タと、ソース電極が前記接地電位に接続され、ゲート電
極が前記第3のNOR回路の出力端に接続される第4の
NチャネルMOSトランジスタと、第3の入力信号群
を、入力端を介してそれぞれのゲート電極に入力し、所
定の論理処理を行う複数のMOSトランジスタにより形
成されて、出力端が前記第3のPチャネルMOSトラン
ジスタのドレイン電極に接続され、接地端が前記第3の
NチャネルMOSトランジスタのドレイン電極に接続さ
れる第3の論理処理部と、第4の入力信号群を、入力端
を介してそれぞれのゲート電極に入力し、所定の論理処
理を行う複数のMOSトランジスタにより形成されて、
出力端が前記第3のPチャネルMOSトランジスタのド
レイン電極に接続され、接地端が前記第4のNチャネル
MOSトランジスタのドレイン電極に接続される第4の
論理処理部とを含み、前記第3および第4の入力信号群
の入力に対応して、前記第3の出力端子を介して第3の
出力電位を出力する後段論理回路部と、前記第3の出力
電位と、前記クロック信号の反転クロック信号とのNO
R処理を行う第4のNOR回路と、を備えて構成され
る。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は、本発明の第1の実施例を示すブロ
ック図である。図1に示されるように、本実施例は、ソ
ース電極が電源電圧VDDに接続され、ドレイン電極が出
力端Aに接続されて、ゲート電極にクロック信号102
が入力されるプリチャージ用のPチャネルMOSトラン
ジスタ2と、ソース電極が接地電位に接続され、ゲート
電極にクロック信号102が入力されるNチャネルMO
Sトランジスタ4と、信号群101を入力とする複数の
MOSトランジスタを備えて形成されており、出力端が
PチャネルMOSトランジスタ2のドレイン電極に接続
され、接地端がNチャネルMOSトランジスタ4のドレ
イン電極に接続されて、信号群101に対する所定の論
理処理を行い、その処理結果としての出力信号を出力端
Aに出力する論理処理部3とを含む前段論理回路部1
と、前記出力端Aより出力される出力信号と、クロック
信号102の反転クロック信号103とのNOR処理を
行うNOR回路9と、ソース電極が電源電圧VDDに接続
され、ドレイン電極が出力端Bに接続されて、ゲート電
極にNOR回路9の出力信号104が入力されるプリチ
ャージ用のPチャネルMOSトランジスタ6と、ソース
電極が接地電位に接続され、ゲート電極にNOR回路9
の出力信号104が入力されるNチャネルMOSトラン
ジスタ8と、信号群105を入力とする複数のMOSト
ランジスタを備えて形成されており、出力端がPチャネ
ルMOSトランジスタ6のドレイン電極に接続され、接
地端がNチャネルMOSトランジスタ8のドレイン電極
に接続されて、信号群105に対する所定の論理処理を
行い、その処理結果としての出力信号を前記出力端Bに
出力する論理処理部7とを含む後段論理回路部5と、出
力端Bよりの出力信号と、クロック信号102の反転ク
ロック信号103とのNOR処理を行うNOR回路10
とを備えて構成される。
【0011】また、図2(a)、(b)、(c)および
(d)は、本実施例の動作を示す各信号のタイミング図
であり、それぞれクロック信号102、反転クロック信
号103、出力信号104および出力信号106を示し
ている。
【0012】本実施例が、図3に示される従来の半導体
集積回路と異なる点は、前段論理回路部1の出力点Aに
おける出力信号を反転するインバータが除去されてお
り、前段論理回路部1の出力信号と、クロック信号10
2の反転クロック信号103とを入力としてNOR処理
を行うNOR回路9が設けられており、このNOR回路
9の出力信号104を、後段論理回路部5のプリヂャー
ジ用のPチャネルMOSトランジスタ6のゲートと、接
地用のNチャネルMOSトランジスタ8のゲートに供給
していることと、後段論理回路部5の出力信号を反転し
て出力するインバータが除去されて、後段論理回路部5
の出力信号と反転クロック信号103とのNOR処理を
行うNOR回路10が設けられていることである。
【0013】図2において、クロック信号102が
“L”レベルの期間T2 の時には、プリチャージ用のP
チャネルMOSトランジスタ2はONし、接地用のNチ
ャネルMOSトランジスタ4はOFFとなるために、出
力点Aにおける出力信号は“H”レベルにプリチャージ
される。この時に反転クロック信号103は“H”レベ
ルとなるために、NOR回路9の出力信号104は
“L”レベルとなる。これにより、PチャネルMOSト
ランジスタ6はONし、接地用のNチャネルMOSトラ
ンジスタ8はOFFとなるため、出力点Bにおける出力
信号は“H”レベルにプリチャージされる。従って、N
OR回路10を介して出力される出力信号106は
“L”レベルになる。
【0014】次に、クロック信号102が“H”レベル
に変化すると、プリチャージ用のPチャネルMOSトラ
ンジスタはOFFし、接地用のNチャネルMOSトラン
ジスタはONするために、前段論理回路部1の出力点A
における出力信号は、論理処理部3に入力される信号群
101の状態により“H”レベルを保持するか、または
“L”レベルに変化する。この時には、NOR回路9の
出力信号104は、反転クロック信号103が“L”レ
ベルに固定されているために、出力点Aにおける状態に
より“L”ベルを保持するか、または“H”レベルに変
化する。NOR回路9の出力信号104が“L”レベル
の場合には、プリチャージ用のPチャネルMOSランジ
スタ6はONし、接地用のNチャネルMOSランジスタ
8はOFF状態を保持しているために、出力点Bにおけ
る出力信号は“H”レベルを保持する。また、NOR回
路9の出力信号104が“H”レベルに変化した場合に
は、PチャネルMOSトランジスタ6はOFFし、Nチ
ャネルMOSトランジスタ8はONするために、後段論
理回路部5の出力点Bにおける出力信号は、論理処理部
7に入力される信号群105の状態により、“H”レベ
ルを保持するか、または“L”レベルに変化する。この
時、NOR回路10の出力信号106は、反転クロック
信号103が“L”レベルに固定されているために、出
力点Bの状態により“L”レベルを保持するか、または
“H”レベルに変化する。
【0015】次に、図3は、本発明の第2の実施例を示
すブロック図である。本実施例が、図5に示される従来
の半導体集積回路と異なる点は、前段論理回路部11お
よび15の各出力点CおよびDのレベルを反転するイン
バータが除去され、前段論理回路部11および15のそ
れぞれの出力点CおよびDと、反転クロック信号を入力
として、それぞれのNOR処理を行うNOR回路27お
よび28が設けられていることと、これらのNOR回路
27および28の出力114および115が、それぞれ
対応するNチャネルMOSトランジスタ23および24
のゲートに入力されており、後段論理回路部19のPチ
ャネルMOSトランジスタ20に信号を供給するNAN
D回路が除去され、前段論理回路部11および15の出
力点AおよびBにおける出力信号と、クロック信号10
8の反転クロック信号112とを入力として論理処理を
行うAND回路25およびNOR回路26が設けられて
おり、このNOR回路26の出力信号113が、後段論
理回路部19のPチャネルMOSトランジスタ20のゲ
ートに供給されて、後段論理回路部19の出力信号11
8を反転するインバータが除去されていること、および
後段論理回路部19の出力点Eの出力信号と反転クロッ
ク信号112とを入力して、NOR処理を行うNOR回
路29が設けられていることである。
【0016】次に、本実施例の動作について説明する。
図3において、クロック信号108が“L”レベルの時
には、PチャネルMOSトランジスタ13および15は
ONし、NチャネルMOSトランジスタ14および18
はOFFとなるために、出力点AおよびBにおける出力
信号は、共に“H”レベルにプリチャージされる。ま
た、この時には反転クロック信号112は“H”レベル
となるために、AND回路25およびNOR回路26に
よる複合論理処理を介して、NOR回路26より出力さ
れる信号113は“L”レベルとなり、また、NOR回
路27および28の出力信号114および115も
“L”レベルとなる。従って、後段論理回路部19にお
けるPチャネルMOSトランジスタ20はONし、Nチ
ャネルMOSトランジスタ23および24は共にOFF
となり、出力点Eにおける出力信号118は“H”レベ
ルにプリチャージされる。また、NOR回路29の出力
信号119は、反転クロック信号112により、NOR
回路27および28の出力信号114および115と略
同時に“L”レベルとなる。
【0017】次に、クロック信号108が“H”レベル
に変化すると、PチャネルMOSトランジスタ12およ
び16はOFFとなり、NチャネルMOSトランジスタ
14および18はONとなるために、論理処理部13お
よび17に入力される信号群107および109の状態
により、前段論理回路部11の出力点Cおよび前段論理
回路部15の出力点Dにおける出力信号は“H”レベル
を保持するか、または“L”レベルに変化する。この時
には、反転クロック信号112が“L”レベルに固定さ
れているために、出力点Cまたは出力点Dの少なくとも
一方の出力点における出力信号が“L”レベルに変化す
ると、AND回路25およびNOR回路26の論理処理
を介してNOR回路26より出力される出力信号113
は“H”レベルとなり、プリチャージ用のPチャネルM
OSトランジスタ20はOFFの状態となる。
【0018】ここにおいて、出力点Cにおける出力信号
が“L”レベルになったものとすると、反転クロック信
号112が“L”レベルに固定されているために、NO
R回路27の出力信号114は“H”レベルとなり、接
地用のNチャネルMOSトランジスタ23がONとなる
ので、論理処理部21に入力される信号群116の状態
により、NOR回路29の出力信号119は“L”レベ
ルを保持するか、または“H”レベルに変化する。後段
論理回路部19における出力点Eにおける出力信号が
“L”レベルになった場合においても同様である。ま
た、出力点CおよびDにおける出力信号が、双方共に
“H”レベルを保持する場合には、プリチャージ用のP
チャネルMOSトランジスタ20はOFFし、接地用の
NチャネルMOSトランジスタ23および24はOFF
のままであり、これにより、出力点Eにおける出力信号
は“H”レベルを保持し、従ってNOR回路29の出力
信号119は“L”レベルを保持する。
【0019】なお、上記の第1および第2の実施例にお
いては、それぞれクロック信号102および108が
“L”レベルに変化する時には、当該クロック信号の反
転クロック信号が“H”レベルに変化するため、これに
応じて、第1の実施例の場合には、NOR回路9の出力
信号104が“L”レベルに変化し、また第2の実施例
の場合においては、NOR回路26、27および28の
出力信号113、114および115が同様に“L”レ
ベルに変化するため、第1の実施例における前段論理回
路部1、および第2の実施例における前段論理回路部1
1および15の各出力点における出力信号が“H”レベ
ルにプリチャージされるのを待たずに、後段論理回路部
5および19をプリチャージすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、前段論
理回路部の出力と、クロック信号を反転したクロック信
号とをNOR処理した信号を、後段論理回路部のプリチ
ャージ用のMOSトランジスタのゲート電極、および接
地用のMOSトランジスタのゲート電極に供給する構成
をとることにより、前段論理回路部のプリチャージと同
時に、後段論理回路部のプリチャージを開始することか
可能となり、前段論理回路部および後段論理回路部を含
めた全体回路のプリチャージ所要時間を短縮することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施例における信号のタイミング図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【図5】他の従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、11、15、30、40、44 前段論理回路部 2、6、12、16、20、31、35、41、45、
49 PチャネルMOSトランジスタ 3、7、13、17、21、22、32、36、42、
46、50、51 論理処理部 4、8、14、18、23、24、33、37、43、
47、52、53 NチャネルMOSトランジスタ 5、19、34、48 後段論理回路部 9、10、26、27、28、29 NOR回路 25 AND回路 38、39、55、56、57 インバータ 54 NAND回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソース電極が電源電位に接続され、ドレ
    イン電極が第1の出力端子に接続されて、ゲート電極に
    所定のクロック信号が入力されるプリチャージ用の第1
    のPチャネルMOSトランジスタと、ソース電極が接地
    電位に接続され、ゲート電極が前記クロック信号の入力
    端子に接続される第1のNチャネルMOSトランジスタ
    と、第1の入力信号群を、入力端を介してそれぞれのゲ
    ート電極に入力し、所定の論理処理を行う複数のMOS
    トランジスタにより形成されて、当該出力端が前記第1
    のPチャネルMOSトランジスタのドレイン電極に接続
    され、接地端が前記第1のNチャネルMOSトランジス
    タのドレイン電極に接続される第1の論理処理部とを含
    み、前記第1の入力信号群の入力に対応して、前記第1
    の出力端子を介して第1の出力電位を出力する前段論理
    回路部と、 前記第1の出力電位と、前記クロック信号の反転クロッ
    ク信号とのNOR処理を行う第1のNOR回路と、 ソース電極が前記電源電位に接続され、ドレイン電極が
    第2の出力端子に接続されて、ゲート電極が前記NOR
    回路の出力端に接続されるプリチャージ用の第2のPチ
    ャネルMOSトランジスタと、ソース電極が前記接地電
    位に接続され、ゲート電極が前記NOR回路の出力端に
    接続される第2のNチャネルMOSトランジスタと、第
    2の入力信号群を、入力端を介してそれぞれのゲート電
    極に入力し、所定の論理処理を行う複数のMOSトラン
    ジスタにより形成されて、出力端が前記第2のPチャネ
    ルMOSトランジスタのドレイン電極に接続され、接地
    端が前記第2のNチャネルMOSトランジスタのドレイ
    ン電極に接続される第2の論理処理部とを含み、前記第
    2の入力信号群の入力に対応して、前記第2の出力端子
    を介して第2の出力電位を出力する後段論理回路部と、 前記第2の出力電位と、前記クロック信号の反転クロッ
    ク信号とのNOR処理を行う第2のNOR回路と、 を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 ソース電極が電源電位に接続され、ドレ
    イン電極が第1の出力端子に接続されて、ゲート電極に
    所定のクロック信号が入力されるプリチャージ用の第1
    のPチャネルMOSトランジスタと、ソース電極が接地
    電位に接続され、ゲート電極に前記クロック信号が入力
    される第1のNチャネルMOSトランジスタと、第1の
    入力信号群を、入力端を介してそれぞれのゲート電極に
    入力し、所定の論理処理を行う複数のMOSトランジス
    タにより形成されて、当該出力端が前記第1のPチャネ
    ルMOSトランジスタのドレイン電極に接続され、接地
    端が前記第1のNチャネルMOSトランジスタのドレイ
    ン電極に接続される第1の論理処理部とを含み、前記第
    1の入力信号群の入力に対応して、前記第1の出力端子
    を介して第1の出力電位を出力する第1の前段論理回路
    部と、 ソース電極が電源電位に接続され、ドレイン電極が第2
    の出力端子に接続されて、ゲート電極に前記クロック信
    号が入力されるプリチャージ用の第2のPチャネルMO
    Sトランジスタと、ソース電極が接地電位に接続され、
    ゲート電極に前記クロック信号が入力される第2のNチ
    ャネルMOSトランジスタと、第2の入力信号群を、入
    力端を介してそれぞれのゲート電極に入力し、所定の論
    理処理を行う複数のMOSトランジスタにより形成され
    て、出力端が前記第2のPチャネルMOSトランジスタ
    のドレイン電極に接続され、接地端が前記第2のNチャ
    ネルMOSトランジスタのドレイン電極に接続される第
    2の論理処理部とを含み、前記第2の入力信号群の入力
    に対応して、前記第2の出力端子を介して第2の出力電
    位を出力する第2の前段論理回路部と、 前記第1の出力電位と、前記第2の出力電位とのAND
    処理を行うAND回路と、 前記AND回路の出力と、前記クロック信号の反転クロ
    ック信号とのNOR処理を行う第1のNOR回路と、 前記第1の出力電位と、前記クロック信号の反転クロッ
    ク信号とのNOR処理を行う第2のNOR回路と、 前記第2の出力電位と、前記クロック信号の反転クロッ
    ク信号とのNOR処理を行う第3のNOR回路と、 ソース電極が前記電源電位に接続され、ドレイン電極が
    第3の出力端子に接続されて、ゲート電極が前記第1の
    NOR回路の出力端に接続されるプリチャージ用の第3
    のPチャネルMOSトランジスタと、ソース電極が前記
    接地電位に接続され、ゲート電極が前記第2のNOR回
    路の出力端に接続される第3のNチャネルMOSトラン
    ジスタと、ソース電極が前記接地電位に接続され、ゲー
    ト電極が前記第3のNOR回路の出力端に接続される第
    4のNチャネルMOSトランジスタと、第3の入力信号
    群を、入力端を介してそれぞれのゲート電極に入力し、
    所定の論理処理を行う複数のMOSトランジスタにより
    形成されて、出力端が前記第3のPチャネルMOSトラ
    ンジスタのドレイン電極に接続され、接地端が前記第3
    のNチャネルMOSトランジスタのドレイン電極に接続
    される第3の論理処理部と、第4の入力信号群を、入力
    端を介してそれぞれのゲート電極に入力し、所定の論理
    処理を行う複数のMOSトランジスタにより形成され
    て、出力端が前記第3のPチャネルMOSトランジスタ
    のドレイン電極に接続され、接地端が前記第4のNチャ
    ネルMOSトランジスタのドレイン電極に接続される第
    4の論理処理部とを含み、前記第3および第4の入力信
    号群の入力に対応して、前記第3の出力端子を介して第
    3の出力電位を出力する後段論理回路部と、 前記第3の出力電位と、前記クロック信号の反転クロッ
    ク信号とのNOR処理を行う第4のNOR回路と、 を備えることを特徴とする半導体集積回路。
JP4177857A 1992-07-06 1992-07-06 半導体集積回路 Withdrawn JPH0621804A (ja)

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