JPH06217655A - 養液栽培用ベッド及び養液栽培装置 - Google Patents
養液栽培用ベッド及び養液栽培装置Info
- Publication number
- JPH06217655A JPH06217655A JP5034808A JP3480893A JPH06217655A JP H06217655 A JPH06217655 A JP H06217655A JP 5034808 A JP5034808 A JP 5034808A JP 3480893 A JP3480893 A JP 3480893A JP H06217655 A JPH06217655 A JP H06217655A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed
- pot
- hydroponic
- seedling
- solution culture
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- Pending
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-
- Y02P60/216—
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Abstract
(57)【要約】
【構成】ベッド上面2に育苗用ポットを嵌入するための
ポット嵌入用凹部4を形成した養液栽培用ベッド1及び
この養液栽培用ベッド1を用いた養液栽培装置。 【効果】育苗用ポット3の位置決めができる。苗の養液
栽培用ベッド1への活着が早い。
ポット嵌入用凹部4を形成した養液栽培用ベッド1及び
この養液栽培用ベッド1を用いた養液栽培装置。 【効果】育苗用ポット3の位置決めができる。苗の養液
栽培用ベッド1への活着が早い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、養液栽培用ベッド及び
養液栽培装置に関する。
養液栽培装置に関する。
【0002】
【従来技術】図4に従来の養液栽培用ベッドを用いた養
液栽培装置を示す。養液栽培用ベッド101は、ロック
ウール製の単なる平板形状で、そのベッド上面102は
単なる平坦面となっている。また、養液栽培装置は、発
泡スチロール製のベッドケース150内に上述の養液栽
培用ベッド101を収容し、そのベッド上面102に育
苗用ポット103を乗せ、ベッドケース150内に設け
た給液管151からマイクロチューブ152を導出し、
その先端156をベッドケース150の上壁153にあ
けたスリット154の位置で、育苗用ポット103の上
面159に向けてある。尚、育苗用ポット103の前後
左右の4周面は合成樹脂フィルム155で被覆してあ
る。
液栽培装置を示す。養液栽培用ベッド101は、ロック
ウール製の単なる平板形状で、そのベッド上面102は
単なる平坦面となっている。また、養液栽培装置は、発
泡スチロール製のベッドケース150内に上述の養液栽
培用ベッド101を収容し、そのベッド上面102に育
苗用ポット103を乗せ、ベッドケース150内に設け
た給液管151からマイクロチューブ152を導出し、
その先端156をベッドケース150の上壁153にあ
けたスリット154の位置で、育苗用ポット103の上
面159に向けてある。尚、育苗用ポット103の前後
左右の4周面は合成樹脂フィルム155で被覆してあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では次の
問題がある。 養液栽培用ベッド101には育苗用ポット103の位
置決め手段がないため、この養液栽培用ベッド101を
上述の養液栽培装置の栽培用ベッドとして用いた場合に
は、育苗用ポット103をマイクロチューブ152の先
端156直下の適性位置に設置することが困難である。
問題がある。 養液栽培用ベッド101には育苗用ポット103の位
置決め手段がないため、この養液栽培用ベッド101を
上述の養液栽培装置の栽培用ベッドとして用いた場合に
は、育苗用ポット103をマイクロチューブ152の先
端156直下の適性位置に設置することが困難である。
【0004】養液栽培用ベッド101のベッド上面1
02は平坦になっているため、育苗用ポット103の下
面106のみが養液栽培用ベッド101のベッド上面1
02に接することになる。しかも、育苗用ポット103
の前後左右の4周面は、合成樹脂フィルム155で被覆
してある。このため、育苗用ポット103内で下方向に
伸びた根108は、支障なく養液栽培用ベッド101内
に侵入するが、育苗用ポット103内で横方向に伸びた
根109は、一旦、合成樹脂フィルム155に当たり、
その後、合成樹脂フィルム155に沿い、下方向に無理
にねじ曲げられながら、養液栽培用ベッド101内に侵
入することになる。このため、苗110の養液栽培用ベ
ッド101への活着が遅い。また、苗101の育成も遅
い。
02は平坦になっているため、育苗用ポット103の下
面106のみが養液栽培用ベッド101のベッド上面1
02に接することになる。しかも、育苗用ポット103
の前後左右の4周面は、合成樹脂フィルム155で被覆
してある。このため、育苗用ポット103内で下方向に
伸びた根108は、支障なく養液栽培用ベッド101内
に侵入するが、育苗用ポット103内で横方向に伸びた
根109は、一旦、合成樹脂フィルム155に当たり、
その後、合成樹脂フィルム155に沿い、下方向に無理
にねじ曲げられながら、養液栽培用ベッド101内に侵
入することになる。このため、苗110の養液栽培用ベ
ッド101への活着が遅い。また、苗101の育成も遅
い。
【0005】上記養液栽培装置は、高価なマイクロチ
ューブ152を用いるため、装置全体のコストが高くな
る。
ューブ152を用いるため、装置全体のコストが高くな
る。
【0006】上記養液栽培装置は、マイクロチューブ
152の先端156から育苗用ポット103に養液を矢
印158のように滴下する点滴方式であるため、養液栽
培用ベッド101内に局部的な養液の通り道157が形
成され、養液栽培用ベッド101全体に均等な養液の供
給を行うことができない。このため、植物の育成が悪
い。
152の先端156から育苗用ポット103に養液を矢
印158のように滴下する点滴方式であるため、養液栽
培用ベッド101内に局部的な養液の通り道157が形
成され、養液栽培用ベッド101全体に均等な養液の供
給を行うことができない。このため、植物の育成が悪
い。
【0007】本発明では、上記問題を解決できる養液栽
培用ベッド及び養液栽培装置を提供することを課題とす
る。
培用ベッド及び養液栽培装置を提供することを課題とす
る。
【0008】
(第1発明)第1発明は、養液栽培用ベッドであって、
図1及び図2に例示するように、ベッド上面2に育苗用
ポット3を嵌入するためのポット嵌入用凹部4を形成し
た、ことを特徴とする。
図1及び図2に例示するように、ベッド上面2に育苗用
ポット3を嵌入するためのポット嵌入用凹部4を形成し
た、ことを特徴とする。
【0009】(第2発明)第2発明は、養液栽培装置で
あって、図3に例示するように、養液栽培用ベッド1の
ベッド上面2に形成したポット嵌入用凹部4に育苗用ポ
ット3を嵌入し、周面に多数の養液噴射孔25をあけた
孔あきチューブ5をポット嵌入用凹部4の周辺に配設し
た、ことを特徴とすることを特徴とする。
あって、図3に例示するように、養液栽培用ベッド1の
ベッド上面2に形成したポット嵌入用凹部4に育苗用ポ
ット3を嵌入し、周面に多数の養液噴射孔25をあけた
孔あきチューブ5をポット嵌入用凹部4の周辺に配設し
た、ことを特徴とすることを特徴とする。
【0010】
(第1発明) 図1に例示する養液栽培用ベッド1のポット嵌入用凹
部4に、図2に例示する育苗用ポット3を嵌入すること
により、育苗用ポット3の位置決めがなされる。このた
め、育苗用ポット3を容易に養液栽培用ベッド1の適性
位置に設置することができる。
部4に、図2に例示する育苗用ポット3を嵌入すること
により、育苗用ポット3の位置決めがなされる。このた
め、育苗用ポット3を容易に養液栽培用ベッド1の適性
位置に設置することができる。
【0011】図1に例示する養液栽培用ベッド1のポ
ット嵌入用凹部4に、図2に例示する育苗用ポット3を
嵌入することにより、育苗用ポット3の下面6及び横周
面7を養液栽培用ベッド1に接することができる。この
ため、図3に例示するように、下方向に伸びた根8のみ
ならず、横方向に伸びた根9も、支障なく養液栽培用ベ
ッド1内に侵入する。このため、苗10の養液栽培用ベ
ッド1への活着が早い。また、苗10の育成も早い。
ット嵌入用凹部4に、図2に例示する育苗用ポット3を
嵌入することにより、育苗用ポット3の下面6及び横周
面7を養液栽培用ベッド1に接することができる。この
ため、図3に例示するように、下方向に伸びた根8のみ
ならず、横方向に伸びた根9も、支障なく養液栽培用ベ
ッド1内に侵入する。このため、苗10の養液栽培用ベ
ッド1への活着が早い。また、苗10の育成も早い。
【0012】(第2発明)第2発明は、上記第1発明の
作用効果・に加え、次の作用効果をも奏する。 この養液栽培装置は、図3に例示するように、安価な
孔あきチューブ5を用いるため、装置全体のコストが低
くなる。
作用効果・に加え、次の作用効果をも奏する。 この養液栽培装置は、図3に例示するように、安価な
孔あきチューブ5を用いるため、装置全体のコストが低
くなる。
【0013】この養液栽培装置では、孔あきチューブ
5の多数の養液噴射孔25から矢印23のように噴射さ
せた養液が、矢印24のようにポット嵌入用凹部4の周
辺の多数の箇所から、養液栽培用ベッド1内に浸透す
る。このため、養液栽培用ベッド1のほぼ全体にわたっ
てより均等な養液の供給を行うことができる。このた
め、植物の育成がよい。尚、育苗用ポット3へは養液栽
培用ベッド1を介して養液の供給が行える。
5の多数の養液噴射孔25から矢印23のように噴射さ
せた養液が、矢印24のようにポット嵌入用凹部4の周
辺の多数の箇所から、養液栽培用ベッド1内に浸透す
る。このため、養液栽培用ベッド1のほぼ全体にわたっ
てより均等な養液の供給を行うことができる。このた
め、植物の育成がよい。尚、育苗用ポット3へは養液栽
培用ベッド1を介して養液の供給が行える。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例に係る養液栽培用ベッドの斜視図
である。図2は育苗用ポットの斜視図で、図2(A)は
メロンまたはキュウリ用のもの、図2(B)はトマトま
たはピーマン用のものである。
図1は本発明の実施例に係る養液栽培用ベッドの斜視図
である。図2は育苗用ポットの斜視図で、図2(A)は
メロンまたはキュウリ用のもの、図2(B)はトマトま
たはピーマン用のものである。
【0015】この養液栽培用ベッド1は、平板状でその
ベッド上面2の中央部に沿って、育苗用ポット3を嵌入
するための溝状のポット嵌入用凹部4を形成してある。
この養液栽培用ベッド1は、スギの樹皮の細切物(容量
比85)に対し、ヒノキの樹皮の細切物(容量比15)
を混入し、これらを合成ゴムエマルジョン樹脂のバイン
ダーで固結することにより形成してある。育苗用ポット
3は直方体または立方体の形状をしており、養液栽培用
ベッド1と同じ素材で形成してある。
ベッド上面2の中央部に沿って、育苗用ポット3を嵌入
するための溝状のポット嵌入用凹部4を形成してある。
この養液栽培用ベッド1は、スギの樹皮の細切物(容量
比85)に対し、ヒノキの樹皮の細切物(容量比15)
を混入し、これらを合成ゴムエマルジョン樹脂のバイン
ダーで固結することにより形成してある。育苗用ポット
3は直方体または立方体の形状をしており、養液栽培用
ベッド1と同じ素材で形成してある。
【0016】尚、養液栽培用ベッド1は幅20cm、高
さ7cm、長さ40cmの寸法にしてある。ポット嵌入
用凹部4は幅4cm、深さ3cmの寸法にしてある。図
2(A)に示すメロンまたはキュウリ用の育苗用ポット
3は幅4cm、高さ5cm、奥行き5cmの寸法にして
ある。図2(B)に示すトマトまたはピーマン用の育苗
用ポット3は一辺4cmの立方体である。尚、この育苗
用ポット3は合成樹脂シート等で覆うことなく、全面を
露出させた状態で使用する。
さ7cm、長さ40cmの寸法にしてある。ポット嵌入
用凹部4は幅4cm、深さ3cmの寸法にしてある。図
2(A)に示すメロンまたはキュウリ用の育苗用ポット
3は幅4cm、高さ5cm、奥行き5cmの寸法にして
ある。図2(B)に示すトマトまたはピーマン用の育苗
用ポット3は一辺4cmの立方体である。尚、この育苗
用ポット3は合成樹脂シート等で覆うことなく、全面を
露出させた状態で使用する。
【0017】図3は本発明の実施例に係る養液栽培装置
を説明する図で、図3(A)は全体説明図、図3(B)
は孔あきチューブの周辺部分の平面図である。この養液
栽培装置の構成は次の通りである。発泡スチロール製の
ベッド支持台11の上面12に上記の養液栽培用ベッド
1を乗せ、ポット嵌入用凹部4に育苗用ポット3を嵌入
し、ポット嵌入用凹部4の両側で、ベッド上面2に一対
の孔あきチューブ5を敷設してある。この孔あきチュー
ブ5は、その周面に多数の養液噴射孔25をあけてあ
る。養液栽培用ベッド1は、一対の孔あきチューブ5及
び育苗用ポット3とともに、不織布13で巻いてある。
また、不織布13の上から合成樹脂フィルム14で覆
い、保温性を高めている。
を説明する図で、図3(A)は全体説明図、図3(B)
は孔あきチューブの周辺部分の平面図である。この養液
栽培装置の構成は次の通りである。発泡スチロール製の
ベッド支持台11の上面12に上記の養液栽培用ベッド
1を乗せ、ポット嵌入用凹部4に育苗用ポット3を嵌入
し、ポット嵌入用凹部4の両側で、ベッド上面2に一対
の孔あきチューブ5を敷設してある。この孔あきチュー
ブ5は、その周面に多数の養液噴射孔25をあけてあ
る。養液栽培用ベッド1は、一対の孔あきチューブ5及
び育苗用ポット3とともに、不織布13で巻いてある。
また、不織布13の上から合成樹脂フィルム14で覆
い、保温性を高めている。
【0018】ベッド支持台11の上面12は傾斜させ、
養液栽培用ベッド1から流出した養液を速やかにベッド
支持台11の上面12の傾斜下側に案内し、ここから任
意の手段で排出できるようにしてある。また、ベッド支
持台11の上面12の中央部には冷暖用パイプ15を敷
設し、養液栽培用ベッド1の温度調節を行えるようにし
てある。
養液栽培用ベッド1から流出した養液を速やかにベッド
支持台11の上面12の傾斜下側に案内し、ここから任
意の手段で排出できるようにしてある。また、ベッド支
持台11の上面12の中央部には冷暖用パイプ15を敷
設し、養液栽培用ベッド1の温度調節を行えるようにし
てある。
【0019】尚、図中の符号16は孔あきチューブ5へ
の養液供給装置で、符号17は給水源、18は加圧ポン
プ、19はサイクロンフィルタ、20・21は液肥タン
ク、22は液肥混入機である。この養液供給装置16で
は、水と液肥を所定の比率で混合し、養液として孔あき
チューブ5に供給する。
の養液供給装置で、符号17は給水源、18は加圧ポン
プ、19はサイクロンフィルタ、20・21は液肥タン
ク、22は液肥混入機である。この養液供給装置16で
は、水と液肥を所定の比率で混合し、養液として孔あき
チューブ5に供給する。
【0020】本発明の実施例の内容は以上の通りである
が、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、養液栽培用ベッド1の形状は、平板状に限らず、
ブッロック状その他の形状であってもよい。また、ポッ
ト嵌入用凹部4は溝状のものに限らず、育苗用ポット3
の横4周面の全てが密着するような方形または矩形の窪
みであってもよい。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、養液栽培用ベッド1の形状は、平板状に限らず、
ブッロック状その他の形状であってもよい。また、ポッ
ト嵌入用凹部4は溝状のものに限らず、育苗用ポット3
の横4周面の全てが密着するような方形または矩形の窪
みであってもよい。
【0021】また、養液栽培用ベッド1や育苗用ポット
3の素材は、スギ・ヒノキの樹皮の細切物に限らず、ロ
ックウールその他の素材であってもよい。また、スギ・
ヒノキの樹皮の細切物を用いる場合でも、スギ・ヒノキ
の単独品、任意の割合の混合品を用いることができる。
また、他に、ヒバの樹皮の細切物を単独、または、スギ
・ヒノキの樹皮の細切物に混入して用いることもでき
る。スギ・ヒノキ・ヒバの樹皮は、細切物の他、粉状、
チップ形状にして用いることもできる。また、スギ・ヒ
ノキ・ヒバは、樹皮のみでなく、樹皮の着いた木質部、
樹皮の着いていない木質部等、樹木の任意の部位を単独
または任意比率の混合状態で用いることができる。ま
た、これらの細切物等に家畜の糞尿を一緒にして発酵さ
せた植物栽培用堆きゅう肥を任意比率の混合状態で用い
ることもできる。
3の素材は、スギ・ヒノキの樹皮の細切物に限らず、ロ
ックウールその他の素材であってもよい。また、スギ・
ヒノキの樹皮の細切物を用いる場合でも、スギ・ヒノキ
の単独品、任意の割合の混合品を用いることができる。
また、他に、ヒバの樹皮の細切物を単独、または、スギ
・ヒノキの樹皮の細切物に混入して用いることもでき
る。スギ・ヒノキ・ヒバの樹皮は、細切物の他、粉状、
チップ形状にして用いることもできる。また、スギ・ヒ
ノキ・ヒバは、樹皮のみでなく、樹皮の着いた木質部、
樹皮の着いていない木質部等、樹木の任意の部位を単独
または任意比率の混合状態で用いることができる。ま
た、これらの細切物等に家畜の糞尿を一緒にして発酵さ
せた植物栽培用堆きゅう肥を任意比率の混合状態で用い
ることもできる。
【0022】また、バインダーには、ウレタンエマルジ
ョン樹脂、アクリルエマルジョン樹脂、酢酸ビニルエマ
ルジョン樹脂、デンプン、カルボキシメチルセルロー
ス、その他のものを用いることもできる。また、養液栽
培用ベッド1や育苗用ポット3には、合成または天然の
肥料成分等の添加物を添加しておいてもよい。また、こ
の養液栽培用ベッド1は、必ずしも図3に示す養液栽培
装置に用いる必要はなく、図4に示す点滴方式の養液栽
培装置に用いることもできる。
ョン樹脂、アクリルエマルジョン樹脂、酢酸ビニルエマ
ルジョン樹脂、デンプン、カルボキシメチルセルロー
ス、その他のものを用いることもできる。また、養液栽
培用ベッド1や育苗用ポット3には、合成または天然の
肥料成分等の添加物を添加しておいてもよい。また、こ
の養液栽培用ベッド1は、必ずしも図3に示す養液栽培
装置に用いる必要はなく、図4に示す点滴方式の養液栽
培装置に用いることもできる。
【0023】また、養液栽培装置についていえば、孔あ
きチューブ5は育苗用ポット3の上方、ベッド上面5の
上方等に架設してもよいし、養液栽培用ベッド1内を挿
通させてもよい。また、孔あきチューブ5からは肥液等
の他、単なる水のみを供給する場合もある。また、不織
布13に代えて、孔あきの合成樹脂フィルム等の透水製
シートを用いてもよい。
きチューブ5は育苗用ポット3の上方、ベッド上面5の
上方等に架設してもよいし、養液栽培用ベッド1内を挿
通させてもよい。また、孔あきチューブ5からは肥液等
の他、単なる水のみを供給する場合もある。また、不織
布13に代えて、孔あきの合成樹脂フィルム等の透水製
シートを用いてもよい。
【図1】本発明の実施例に係る養液栽培用ベッドの斜視
図である。
図である。
【図2】育苗用ポットの斜視図で、図2(A)はメロン
またはキュウリ用のもの、図2(B)はトマトまたはピ
ーマン用のものである。
またはキュウリ用のもの、図2(B)はトマトまたはピ
ーマン用のものである。
【図3】本発明の実施例に係る養液栽培装置を説明する
図で、図3(A)は全体説明図、図3(B)は孔あきチ
ューブの周辺部分の平面図である。
図で、図3(A)は全体説明図、図3(B)は孔あきチ
ューブの周辺部分の平面図である。
【図4】従来の養液栽培用ベッドを用いた養液栽培装置
の説明図である。
の説明図である。
【符号の説明】 1…養液栽培用ベッド、2…1のベッド上面、3…育苗
用ポット、4…ポット嵌入用凹部、5…孔あきチュー
ブ、25…養液噴射孔。
用ポット、4…ポット嵌入用凹部、5…孔あきチュー
ブ、25…養液噴射孔。
Claims (2)
- 【請求項1】 ベッド上面(2)に育苗用ポット(3)を嵌
入するためのポット嵌入用凹部(4)を形成した、ことを
特徴とする養液栽培用ベッド。 - 【請求項2】 養液栽培用ベッド(1)のベッド上面(2)
に形成したポット嵌入用凹部(4)に育苗用ポット(3)を
嵌入し、周面に多数の養液噴射孔(25)をあけた孔あき
チューブ(5)をポット嵌入用凹部(4)の周辺に配設し
た、ことを特徴とする養液栽培装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5034808A JPH06217655A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 養液栽培用ベッド及び養液栽培装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5034808A JPH06217655A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 養液栽培用ベッド及び養液栽培装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06217655A true JPH06217655A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=12424521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5034808A Pending JPH06217655A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 養液栽培用ベッド及び養液栽培装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06217655A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5259870B1 (ja) * | 2012-11-05 | 2013-08-07 | イシグロ農材株式会社 | 養液栽培用培地の載置台 |
JP2020036578A (ja) * | 2018-09-03 | 2020-03-12 | 三菱ケミカルアグリドリーム株式会社 | 養液栽培用部材、養液栽培方法及び養液栽培システム |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP5034808A patent/JPH06217655A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5259870B1 (ja) * | 2012-11-05 | 2013-08-07 | イシグロ農材株式会社 | 養液栽培用培地の載置台 |
JP2020036578A (ja) * | 2018-09-03 | 2020-03-12 | 三菱ケミカルアグリドリーム株式会社 | 養液栽培用部材、養液栽培方法及び養液栽培システム |
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