JPH0621665Y2 - 刃物砥ぎ器 - Google Patents

刃物砥ぎ器

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Publication number
JPH0621665Y2
JPH0621665Y2 JP5156789U JP5156789U JPH0621665Y2 JP H0621665 Y2 JPH0621665 Y2 JP H0621665Y2 JP 5156789 U JP5156789 U JP 5156789U JP 5156789 U JP5156789 U JP 5156789U JP H0621665 Y2 JPH0621665 Y2 JP H0621665Y2
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JP
Japan
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tip
blade
shaped
cutting
cutting blade
Prior art date
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Application number
JP5156789U
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Other versions
JPH02143162U (ja
Inventor
敏明 岩田
俊嗣 安藤
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Moldino Tool Engineering Ltd
Original Assignee
Hitachi Tool Engineering Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] こ本考案は日常生活に必要な様々な刃物類の砥ぎ器に関
する。
[従来技術] これまで、日常生活に必要な刃物類の再研磨用として、
様々な砥ぎ器が考案されているが、大別すると角棒また
は丸棒を使用して手動式なものと円形の砥石を使用して
再研削する手動/電動式のものになる。
棒状の手動式のものは、4−5mm角または丸、80−1
00mm長さの棒に柄をつけた形状をしており、刃物を研
ぐのに力はいらないが比較的長い線状の切り刃を再研磨
し、刃先研磨が難しく、切れ味が落ちる問題がある。
(例として実開昭64−34165号公報) 円形の砥石を再研削する手動/電動式のものは円形の砥
石が交互になっているために、研いだあとに刃先に欠け
がでやすく刃物材料、特にステンレス等では使用できな
いのが現状である。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、手動式のものでも、棒状に近似の形状で
は、例えば切り刃を再生するには有る程度の熟練を要す
るが、切り刃の刃形、横逃げ角または一定の角度を有す
る切り刃を設ける等、工夫することにより容易に切り刃
の再生が可能となる。
[問題点を解決するための手段] 本考案の目的は日常生活に必要な刃物類の再研磨に容易
に使用可能な刃物砥ぎ器を提供することで有る。
そのため、本考案の刃物砥ぎ器は、チップ部は超硬合金
からなり、かつ板状のチップの先端部に横逃げ角を大き
くとり、操作性を向上させるとともにより長い切り刃を
設ける。
さらに、板状チップの両側に、様々な用途に使用できる
ように、一定角度の部分やR型切り刃を設け多目的に使
用できるよう考案したものである。
[作用] すなわち、チップ部とホルダー部と両者の接合部からな
る刃物砥ぎ器において、チップ部は超硬合金からなり、
かつ板状のチップの先端部に横逃げ角を設けるとともに
直線状切り刃を設け、チップの両側に複数の角度付き切
り刃および円弧状の切り刃とを設けた刃物砥ぎ器であ
る。
チップの先端部に横逃げ角を設けた直線状切り刃は、包
丁やナイフ等の再研磨にさいし直線状の切り刃を再生し
やすくし安定した切り刃の再生が可能である。横逃げ角
を用いることにより線状切り刃に当てやすくなり操作性
が向上する。さらに、チップに超硬合金を使用している
ため鉄板のサビ落としや清掃等直線状切り刃を有効に使
用することができる。
また直線状切り刃の凸部はゴルフクラブのフェース等の
溝部分の清掃・付着物等の掻き出しにも使用できる。
次に、板状チップ部の両側に設けた一定角度の切り刃
は、ハサミ等のように巾の狭い部分の再研磨に、R状切
り刃は、R面取りやパイプ状構造物の表面のサビ落とし
など曲面部分に使用できる。
[実施例] 以下、本考案の1実施例を図面を参照して説明する。
第1図には、本考案による板状チップを使用した刃物砥
ぎ器を示す。第2図には本考案の刃物砥ぎ器に使用する
チップを3例示す。第3図に従来技術として角棒を使用
した手動式なものを、第4図に円盤状の砥石を使用して
再研削する手動式のものを示す。
本考案の刃物砥ぎ器は、チップを板状としているため、
第3図の角棒に比較し、線状の切り刃を再生するのに操
作しやすい構造となっている。また線状の切り刃は大き
な面積の例えばサビ落としのような作業にも操作性が良
く、又超硬チップを採用しているため損傷しずらい。
チップの両側に設けた様々な形状に応じていろいろな用
途に適用で様々な刃物が研げる形状となった。第1図の
他にも第2図A、B、Cに示すような様々な形状の切り
刃の組み合わせが可能である。
また、第4図のような円盤状砥石を使用する場合には、
砥石を交互に位置しており、両者を一度に研磨できる効
果を有しているが、その反面刃物にねじれが発生しやす
く小さな欠けが生じ安く、切り刃の再生は難しく、さら
に構造上も包丁等に限られている。
尚、チップに使用する超硬合金は、その強度、耐摩耗性
よりJIS K10〜K30程度のものが適している。
またチップは焼結肌のまま使用できるため、研削等のコ
ストを省ける効果もある。
[考案の効果] 本考案によれば、刃物砥ぎ器のチップを板状とし、先端
に長い直線状の切り刃と両側に設けた複数の異なる刃型
をした切り刃により、様々な刃物の再研磨に対応でき、
シャープな切れ味の再生ができ操作性が著しく向上す
る。また、刃物類の再生のみではなく、直線状切り刃の
先端凸部を使用しての溝の清掃・再生や、ガラス切り等
の用途に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例をしめす。 第2図は本考案のチップの態様を示す。 第3図は従来例の円盤状砥石を使用した手動砥ぎ器の例
で、A図は上面図、B図は正面図を示す。 第4図は、従来例の角棒を使用した手動砥ぎ器の例を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】チップ部とホルダー部と両者の接合部から
    なる刃物砥ぎ器において、チップ部は超硬合金からな
    り、かつ板状のチップの先端部に横逃げ角を設けるとと
    もに直線状切り刃を設け、チップの両側に複数の角度付
    き切り刃および円弧状の切り刃とを有することを特徴と
    する刃物砥ぎ器。
JP5156789U 1989-04-28 1989-04-28 刃物砥ぎ器 Expired - Lifetime JPH0621665Y2 (ja)

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JP5156789U JPH0621665Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 刃物砥ぎ器

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Publication Number Publication Date
JPH02143162U JPH02143162U (ja) 1990-12-05
JPH0621665Y2 true JPH0621665Y2 (ja) 1994-06-08

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ID=31571118

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