JPH06216656A - 電力増幅回路 - Google Patents
電力増幅回路Info
- Publication number
- JPH06216656A JPH06216656A JP5004243A JP424393A JPH06216656A JP H06216656 A JPH06216656 A JP H06216656A JP 5004243 A JP5004243 A JP 5004243A JP 424393 A JP424393 A JP 424393A JP H06216656 A JPH06216656 A JP H06216656A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power amplifier
- high frequency
- amplifier circuit
- frequency signal
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電力増幅回路を構成するトランジスタ増幅器の
アイソレーション効果を用いずに、非送信時における高
周波信号のリークを抑えることができる電力増幅回路を
提供する。 【構成】信号ラインを介して入力された高周波信号を電
力増幅する電力増幅器と、前記信号ラインに設けられ、
前記信号ラインを通過する高周波信号を遮断する高周波
スイッチと、前記高周波信号の非送信時に前記電力増幅
器の電源をオフすると共に前記高周波スイッチをオフす
る制御手段とを具備し、前記制御手段により、前記高周
波信号の非送信時に前記電力増幅器の電源をオフすると
共に前記高周波スイッチをオフする。
アイソレーション効果を用いずに、非送信時における高
周波信号のリークを抑えることができる電力増幅回路を
提供する。 【構成】信号ラインを介して入力された高周波信号を電
力増幅する電力増幅器と、前記信号ラインに設けられ、
前記信号ラインを通過する高周波信号を遮断する高周波
スイッチと、前記高周波信号の非送信時に前記電力増幅
器の電源をオフすると共に前記高周波スイッチをオフす
る制御手段とを具備し、前記制御手段により、前記高周
波信号の非送信時に前記電力増幅器の電源をオフすると
共に前記高周波スイッチをオフする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコードレス電話等の無線
電話装置に使用される電力増幅回路に関するものであ
る。
電話装置に使用される電力増幅回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話等の無線電話装置の電力
増幅回路では、非送信時に電力増幅回路の電源をオフし
て電力増幅回路をオフにしても、変調器はオンしてい
る。これは、送信時の立ち上がり時間を短縮するために
行っているのであるが、このため非送信時に変調器から
出力される高周波信号のリーク(漏れ)が生じる。
増幅回路では、非送信時に電力増幅回路の電源をオフし
て電力増幅回路をオフにしても、変調器はオンしてい
る。これは、送信時の立ち上がり時間を短縮するために
行っているのであるが、このため非送信時に変調器から
出力される高周波信号のリーク(漏れ)が生じる。
【0003】このリークを抑えるために、従来の電力増
幅回路では、図3に示すようにトランジスタ増幅器を複
数段(図3の例では3段)で構成していた。
幅回路では、図3に示すようにトランジスタ増幅器を複
数段(図3の例では3段)で構成していた。
【0004】図3で、1は変調器、2は抵抗減衰器、1
0は結合コンデンサ、12,6,7はトランジスタ増幅
器、8は電力増幅回路の出力端子、9はバイアスコント
ロール端子である。
0は結合コンデンサ、12,6,7はトランジスタ増幅
器、8は電力増幅回路の出力端子、9はバイアスコント
ロール端子である。
【0005】この図3の構成によれば、非送信時、バイ
アスコントロール端子9がオフされ電力増幅回路の電源
がオフされると、当然トランジスタ増幅器12,6,7
は電力増幅を行わない。更に、この場合、トランジスタ
増幅器12,6,7のトランジスタのアイソレーション
により変調器1から出力される高周波信号のリークを抑
えるようにしていた。しかしながら、このため、電力増
幅回路を構成するトランジスタ増幅器の段数を多くする
必要があった。
アスコントロール端子9がオフされ電力増幅回路の電源
がオフされると、当然トランジスタ増幅器12,6,7
は電力増幅を行わない。更に、この場合、トランジスタ
増幅器12,6,7のトランジスタのアイソレーション
により変調器1から出力される高周波信号のリークを抑
えるようにしていた。しかしながら、このため、電力増
幅回路を構成するトランジスタ増幅器の段数を多くする
必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の電
力増幅回路ではトランジスタ増幅器が有するトランジス
タのアイソレーションにより非送信時における高周波信
号のリークを抑えるようにしていたため、電力増幅回路
を構成するトランジスタ増幅器の段数を多くしなければ
ならないという問題点があった。
力増幅回路ではトランジスタ増幅器が有するトランジス
タのアイソレーションにより非送信時における高周波信
号のリークを抑えるようにしていたため、電力増幅回路
を構成するトランジスタ増幅器の段数を多くしなければ
ならないという問題点があった。
【0007】本発明は、上記の如き従来の問題点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、電力増幅
回路を構成するトランジスタ増幅器のアイソレーション
効果を用いずに、非送信時における高周波信号のリーク
を抑えることができる電力増幅回路を提供することにあ
る。
てなされたもので、その目的とするところは、電力増幅
回路を構成するトランジスタ増幅器のアイソレーション
効果を用いずに、非送信時における高周波信号のリーク
を抑えることができる電力増幅回路を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】信号ラインを介して入力
された高周波信号を電力増幅する電力増幅器と、前記信
号ラインに設けられ、前記信号ラインを通過する高周波
信号を遮断する高周波スイッチと、前記高周波信号の非
送信時に前記電力増幅器の電源をオフすると共に前記高
周波スイッチをオフする制御手段とを具備したことを特
徴とする。
された高周波信号を電力増幅する電力増幅器と、前記信
号ラインに設けられ、前記信号ラインを通過する高周波
信号を遮断する高周波スイッチと、前記高周波信号の非
送信時に前記電力増幅器の電源をオフすると共に前記高
周波スイッチをオフする制御手段とを具備したことを特
徴とする。
【0009】
【作用】本発明の電力増幅回路では、信号ラインを介し
て入力された高周波信号を電力増幅する電力増幅器と、
前記信号ラインに設けられ、前記信号ラインを通過する
高周波信号を遮断する高周波スイッチと、前記高周波信
号の非送信時に前記電力増幅器の電源をオフすると共に
前記高周波スイッチをオフする制御手段とを具備し、前
記制御手段により、前記高周波信号の非送信時に前記電
力増幅器の電源をオフすると共に前記高周波スイッチを
オフする。
て入力された高周波信号を電力増幅する電力増幅器と、
前記信号ラインに設けられ、前記信号ラインを通過する
高周波信号を遮断する高周波スイッチと、前記高周波信
号の非送信時に前記電力増幅器の電源をオフすると共に
前記高周波スイッチをオフする制御手段とを具備し、前
記制御手段により、前記高周波信号の非送信時に前記電
力増幅器の電源をオフすると共に前記高周波スイッチを
オフする。
【0010】
【実施例】図1は、本発明のコードレス電話機等に用い
られている電力増幅回路の一実施例であって、1は変調
器、2は抵抗減衰器、3は高周波スイッチであるPIN
ダイオードスイッチ、4,5はチョークコイル、6,7
はトランジスタ増幅器、8は電力増幅回路の出力端子、
9はバイアスコントロール端子、10、11は結合用の
コンデンサ、13はバイパス用のコンデンサである。
られている電力増幅回路の一実施例であって、1は変調
器、2は抵抗減衰器、3は高周波スイッチであるPIN
ダイオードスイッチ、4,5はチョークコイル、6,7
はトランジスタ増幅器、8は電力増幅回路の出力端子、
9はバイアスコントロール端子、10、11は結合用の
コンデンサ、13はバイパス用のコンデンサである。
【0011】またこの場合、変調器1は送信時の立上り
時間を短くするため、非送信時でもオン状態にある。
時間を短くするため、非送信時でもオン状態にある。
【0012】図1の電力増幅回路の動作は、送信時、電
力増幅回路の電源をオンにして、バイアスコントロール
端子9をオンとすることにより、トランジスタ増幅器
6,7にバイアスを印加し動作させるとともに、PIN
ダイオードスイッチ3もオンにする。これにより変調器
1から出力された高周波信号は、抵抗減衰器2を介して
導通状態になっているPINダイオードスイッチ3を通
ってトランジスタ増幅器6,7で増幅され電力増幅回路
の出力端子8から出力される。
力増幅回路の電源をオンにして、バイアスコントロール
端子9をオンとすることにより、トランジスタ増幅器
6,7にバイアスを印加し動作させるとともに、PIN
ダイオードスイッチ3もオンにする。これにより変調器
1から出力された高周波信号は、抵抗減衰器2を介して
導通状態になっているPINダイオードスイッチ3を通
ってトランジスタ増幅器6,7で増幅され電力増幅回路
の出力端子8から出力される。
【0013】一方、非送信時は、電力増幅回路のバイア
スコントロール端子9をオフとするとともにPINダイ
オードスイッチ3もオフにする。このため、このPIN
ダイオードスイッチ3の非導通状態時のアイソレーショ
ンによって変調器1から出力され抵抗減衰器2を介した
高周波信号はほとんど阻止され、トランジスタ増幅器
6,7にはほとんど流れ込まない。また、トランジスタ
増幅器6,7もオフになっているので微小な信号が入力
されたとしても増幅されず問題にならない。
スコントロール端子9をオフとするとともにPINダイ
オードスイッチ3もオフにする。このため、このPIN
ダイオードスイッチ3の非導通状態時のアイソレーショ
ンによって変調器1から出力され抵抗減衰器2を介した
高周波信号はほとんど阻止され、トランジスタ増幅器
6,7にはほとんど流れ込まない。また、トランジスタ
増幅器6,7もオフになっているので微小な信号が入力
されたとしても増幅されず問題にならない。
【0014】前記図1の例では、トランジスタ増幅器を
2段構成とした場合を示したが、抵抗減衰器2の減衰量
との組合わせで、トランジスタ増幅器を1段で構成する
ことも可能である。
2段構成とした場合を示したが、抵抗減衰器2の減衰量
との組合わせで、トランジスタ増幅器を1段で構成する
ことも可能である。
【0015】なお、抵抗減衰器2は、電力増幅回路の電
源オン、オフ、すなわちバイアスコントロール端子9の
オン、オフにより変調器1の周波数が変動することを抑
えるために入れてある。また、チョークコイル4,5は
高周波信号がバイアスラインへ流れ込むのを防ぐ目的で
挿入されている。
源オン、オフ、すなわちバイアスコントロール端子9の
オン、オフにより変調器1の周波数が変動することを抑
えるために入れてある。また、チョークコイル4,5は
高周波信号がバイアスラインへ流れ込むのを防ぐ目的で
挿入されている。
【0016】図2は本発明の電力増幅回路の他の実施例
で、PINダイオードスイッチ3を介して電力増幅回路
へバイアスを供給するようにしたものである。
で、PINダイオードスイッチ3を介して電力増幅回路
へバイアスを供給するようにしたものである。
【0017】図2において、1は変調器、2は抵抗減衰
器、3は高周波スイッチであるPINダイオードスイッ
チ、4,5はチョークコイル、6,7はトランジスタ増
幅器、8は電力増幅回路の出力端子、9はバイアスコン
トロール端子、10、11は結合用のコンデンサ、13
はバイパス用のコンデンサである。
器、3は高周波スイッチであるPINダイオードスイッ
チ、4,5はチョークコイル、6,7はトランジスタ増
幅器、8は電力増幅回路の出力端子、9はバイアスコン
トロール端子、10、11は結合用のコンデンサ、13
はバイパス用のコンデンサである。
【0018】またこの場合、変調器1は送信時の立上り
時間を短くするため、非送信時でもオン状態にある。
時間を短くするため、非送信時でもオン状態にある。
【0019】この図2に示す電力増幅回路での動作は図
1の場合と同様であり、非送信時は、電力増幅回路のバ
イアスコントロール端子9をオフとするとともにPIN
ダイオードスイッチ3もオフにする。このため、PIN
ダイオードスイッチ3の非導通状態時のアイソレーショ
ンによって変調器1から出力され抵抗減衰器2を介した
高周波信号はほとんど阻止され、トランジスタ増幅器
6,7にはほとんど流れ込まない。これにより、非送信
時における高周波信号のリークを抑えることができる。
1の場合と同様であり、非送信時は、電力増幅回路のバ
イアスコントロール端子9をオフとするとともにPIN
ダイオードスイッチ3もオフにする。このため、PIN
ダイオードスイッチ3の非導通状態時のアイソレーショ
ンによって変調器1から出力され抵抗減衰器2を介した
高周波信号はほとんど阻止され、トランジスタ増幅器
6,7にはほとんど流れ込まない。これにより、非送信
時における高周波信号のリークを抑えることができる。
【0020】なお、前記図1、図2においては、本発明
の電力増幅回路を構成する電力増幅器としてトランジス
タ増幅器が用いられているがこれに限定されるものでは
ない。
の電力増幅回路を構成する電力増幅器としてトランジス
タ増幅器が用いられているがこれに限定されるものでは
ない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電力増幅
回路では、高周波信号の非送信時に前記電力増幅器の電
源をオフすると共に前記高周波スイッチをオフするよう
にしているので、電力増幅回路を構成するトランジスタ
増幅器のアイソレーション効果を用いずに非送信時にお
ける高周波信号のリークを抑えることができる。
回路では、高周波信号の非送信時に前記電力増幅器の電
源をオフすると共に前記高周波スイッチをオフするよう
にしているので、電力増幅回路を構成するトランジスタ
増幅器のアイソレーション効果を用いずに非送信時にお
ける高周波信号のリークを抑えることができる。
【図1】本発明の電力増幅回路の一実施例を示した図で
ある。
ある。
【図2】本発明の別の実施例を示した図である。
【図3】従来の電力増幅回路の構成例を示した図であ
る。
る。
1 変調器 2 抵抗減衰器 3 PINダイオードスイッチ(高周波スイッチ) 4、5 チョークコイル 6、7 トランジスタ増幅器 8 電力増幅回路出力端子 9 バイアスコントロール端子 10、11 コンデンサ 13 コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】 信号ラインを介して入力された高周波信
号を電力増幅する電力増幅器と、 前記信号ラインに設けられ、前記信号ラインを通過する
高周波信号を遮断する高周波スイッチと、 前記高周波信号の非送信時に前記電力増幅器の電源をオ
フすると共に前記高周波スイッチをオフする制御手段と
を具備したことを特徴とする電力増幅回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5004243A JPH06216656A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 電力増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5004243A JPH06216656A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 電力増幅回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06216656A true JPH06216656A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11579112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5004243A Pending JPH06216656A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 電力増幅回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06216656A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008236542A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Sanyo Electric Co Ltd | 電力増幅装置 |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP5004243A patent/JPH06216656A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008236542A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Sanyo Electric Co Ltd | 電力増幅装置 |
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