JPH0621576Y2 - コーティング材の塗布装置 - Google Patents

コーティング材の塗布装置

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JPH0621576Y2
JPH0621576Y2 JP3946589U JP3946589U JPH0621576Y2 JP H0621576 Y2 JPH0621576 Y2 JP H0621576Y2 JP 3946589 U JP3946589 U JP 3946589U JP 3946589 U JP3946589 U JP 3946589U JP H0621576 Y2 JPH0621576 Y2 JP H0621576Y2
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JP
Japan
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coating material
coating
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lsi
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JP3946589U
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JPH02129287U (ja
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博志 今浦
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 LSI端子部を被覆するコーティング材の塗布装置に関
し、 塗布するコーティング材の厚みを均一にすることを目的
とし、 加熱して流動状態にしたコーティング材を吐出するノズ
ルの先端に着脱自在に塗布ブロックを取付け、該ブロッ
クの先端面を基板に取付けられた電子部品に対し所定距
離まで接近させてコーティング材を吐出し、該部品の端
子部を被覆するコーティング材の塗布装置であって、該
塗布ブロックの先端面を該部品の端子部形状に適合する
環状にしてその環状部には複数のコーティング材吐出用
穴を配列し、該環状部中央には不要部分へのコーティン
グ材の付着を阻止する凹部を形成し、さらに該環状部の
側壁には該凹部をブロック外に連通させる空気抜き用穴
を設けるよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、LSIなどの電子部品の端子部を被覆するコ
ーティング材の塗布装置に関する。
LSIを基板に半田付けしたままの状態にしておくと、
端子間に異物が詰ったり結露して短絡事故を起こしたり
するため、絶縁性のコーティング材で端子部を被覆す
る。
〔従来の技術〕
第4図は従来のコーティング材(ホットメルト)塗布装
置の一部を示し、1はコーティング材を吐出するガン先
端のノズル、2は基板、3はLSI、4はその端子、5
はコーティング材である。
LSI3は例えば第3図のように基板2に形成した角穴
6に埋込まれ、左右または4方に突出した端子4を基板
2上のパターン(図示せず)に半田付けしてある。コー
ティング材5はこの状態で塗布する。
従来のコーティング材5の塗布は、ノズル1にコーティ
ング材のペレットを入れ、ヒータに通電して加熱して流
動状態にし、かゝるノズルをLSI端子4に所定距離ま
で接近させ、その高さを維持したままノズル先端よりコ
ーティング材を流出させかつノズル1を端子4に沿つて
手操作で水平方向に移動させ、コーティング材を引き伸
ばすようにして行う。このコーティング材5は使用前
は、常温で固体である例えば絶縁性樹脂のペレットで、
これを加熱溶融し、それを加圧してノズル1の先端から
吐出させて使用するもので、端子4の表面に付着した後
は自然冷却で固化する。
「考案が解決しようとする課題〕 上述したノズル移動式のコーティング材塗布装置では、
(1)ノズルを移動させるために時間がかかり、(2)均一に
薄く(絶縁が目的のため薄くてよい)塗布することが困
難であり、(3)後工程での他部品の取付けに支障がない
よう予定外の所には被着しないようにする必要がある
が、それが厄介等の問題点がある。
本考案は、ノズル先端に均一厚み、所定範囲塗布が可能
な塗布ブロックを取付けることにより、上述した問題点
を解決しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、加熱して流動状態にしたコーティング材を吐
出するノズルの先端に着脱自在に塗布ブロックを取付
け、該ブロックの先端面を基板に取付けられた電子部品
に対し所定距離まで接近させてコーティング材を吐出
し、該部品の端子部を被覆するコーティング材の塗布装
置であって、該塗布ブロックの先端面を該部品の端子部
形状に適合する環状にしてその環状部には複数のコーテ
ィング材吐出用穴を配列し、該環状部中央には不要部分
へのコーティング材の付着を阻止する凹部を形成し、さ
らに該環状部の側壁には該凹部をブロック外に連通させ
る空気抜き用穴を設けたものである。
〔作用〕
本考案では、先端面を環状平面にし、そこに複数の吐出
用穴を設けた塗布ブロックを、基板の電子部品の端子部
に対し所定距離まで接近させた静止状態で、同時に複数
の吐出用穴からコーティング材を吐出するので、均一厚
みの所望範囲塗布が可能であり、塗布時間も大幅に短縮
される。また、塗布ブロックは水平方向に移動させるこ
とはないので、基板との距離変動、基板との接触事故、
基板損傷などがない。コーティング材を吐出する加圧空
気を空気抜き用穴からブロック外へ放出するため、環状
部内側へも環状部外側と同様にコーティング材が延び、
コーティング材の塗布もれが発生することがない。コー
ティング材は基板と塗布ブロック先端面との間に挟まれ
るようにして塗布され、ブロック先端面を基板に接近さ
せることで薄く塗布することができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を構成図で、(a)は側断面
図、(b)は底面図、(c)は動作説明図である。図中、1は
第4図と同様のコーティング材吐出ノズル、20はその
先端に取付けられた本考案の塗布ブロックである。
この塗布ブロック20の先端面は環状平面で、その環状
部21の平面には複数のコーティング材吐出用穴22が
開口している。この複数の吐出用穴22は全てノズル1
のコーティング材吐出孔11に連通している。また環状
部21の中央はLSI端子だけにコーティング材を塗布
する、換言すれば不要部分へコーティング材を塗布しな
い様に凹部23となっている。更に環状部21の壁面を
貫通して凹部23と外部を連通する加圧空気抜き用の穴
24が複数個所に設けられている。本例は端子を4方に
有するLSIを対象としているので、吐出用穴22は環
状部21の4辺に設けられているが、第3図のように左
右だけに端子4を有するLSIの場合は、環状部21の
対向する2辺だけに吐出用穴22を形成した塗布ブロッ
クに交換すればよい(ノズル1等は共用できる)。
環状部21はLSIの端子部の真上にくるように該端子
部形状/大きさに合わせたものにする。従って大型/小
型LSIに合わせて大型/小型塗布ブロックを用意して
おき、コーティング対象のLSIに合わせて交換して使
用する。
ノズル1は昇降装置によって昇降させ、塗布ブロック2
2もこれに一体的に昇降させる。そこで第1図(b)のよ
うにブロック22を基板2に対し希望する塗布厚さtま
で接近させて停止し、この静止状態でノズル1からコー
ティング材5を噴出すると、それは全ての吐出用穴22
から同時に吐出してブロック22の先端と基板2との間
に均等に塗布する。このときコーティング材5を吐出さ
せた加圧空気は凹部23、空気抜き用の穴24を通って
ブロック22の外部へ逃げる。
第2図は本考案の適用例で、(a)は第3図と同様の基板
差し込み型である。この場合コーティングは基板2の表
面側からだけ行い、LSI3を収容した基板2の角穴6
から漏れたコーティング材5で端子4の裏面も被覆す
る。これが所望形状に行なえるようにするため、基板2
の裏面にはテープ7が貼付してある。
第2図(b)は基板2の表面にLSI3を面実装するタイ
プである。この場合は第1図(d)で説明した通りの塗布
を行う。LSIの厚みは1〜3mmなど薄いものであり、
第2図(b)の状態でも塗布ブロック20の先端面と基板
2の距離は微小である。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、LSIの端子部に被
覆用のコーティング材を薄く均一に短時間で塗布するこ
とができ、また基板の品質も劣化させずに済む利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、 第2図は本考案の適用例の説明図、 第3図はLSIの搭載状態の一例を示す斜視図、 第4図は従来のコーティング材塗布装置の説明図であ
る。 図中、1はノズル、2は基板、3はLSI、4は端子、
5はコーティング材、20は塗布ブロック、21は環状
部、22はコーティング材吐出用穴、23は凹部、24
は空気抜き用穴である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱して流動状態にしたコーティング材
    (5)を吐出するノズル(1)の先端に着脱自在に塗布
    ブロック(20)を取付け、該ブロック(20)の先端面を基板
    (2)に取付けられた電子部品に対し所定距離まで接近
    させてコーティング材を吐出し、該部品の端子部を被覆
    するコーティング材の塗布装置であって、 該塗布ブロック(20)の先端面を該部品の端子部形状に適
    合する環状にしてその環状部(21)には複数のコーティン
    グ材吐出用穴(22)を配列し、該環状部中央には不要部分
    へのコーティング材の付着を阻止する凹部(23)を形成
    し、さらに該環状部の側壁には該凹部(23)をブロック外
    に連通させる空気抜き用穴(24)を設けてなることを特徴
    とするコーティング材の塗布装置。
JP3946589U 1989-04-03 1989-04-03 コーティング材の塗布装置 Expired - Lifetime JPH0621576Y2 (ja)

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JP3946589U JPH0621576Y2 (ja) 1989-04-03 1989-04-03 コーティング材の塗布装置

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JP3946589U JPH0621576Y2 (ja) 1989-04-03 1989-04-03 コーティング材の塗布装置

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Publication Number Publication Date
JPH02129287U JPH02129287U (ja) 1990-10-24
JPH0621576Y2 true JPH0621576Y2 (ja) 1994-06-08

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ID=31548397

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JP3946589U Expired - Lifetime JPH0621576Y2 (ja) 1989-04-03 1989-04-03 コーティング材の塗布装置

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EP0546285B1 (en) * 1991-12-11 1997-06-11 International Business Machines Corporation Electronic package assembly with protective encapsulant material

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JPH02129287U (ja) 1990-10-24

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