JPH06214665A - 定電流回路と液晶駆動回路 - Google Patents

定電流回路と液晶駆動回路

Info

Publication number
JPH06214665A
JPH06214665A JP2479193A JP2479193A JPH06214665A JP H06214665 A JPH06214665 A JP H06214665A JP 2479193 A JP2479193 A JP 2479193A JP 2479193 A JP2479193 A JP 2479193A JP H06214665 A JPH06214665 A JP H06214665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
constant current
current
resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2479193A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Tokita
雅弘 時田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Device Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd, Hitachi Consumer Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Device Engineering Co Ltd
Priority to JP2479193A priority Critical patent/JPH06214665A/ja
Publication of JPH06214665A publication Critical patent/JPH06214665A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度の定電流を出力させることができる定
電流回路と、定電流を用いてシャドウイングの発生を低
減させた液晶駆動回路を提供する。 【構成】 カレントミラーを通して供給される定電流を
抵抗に流して形成される定電圧と基準定電圧とを比較し
て上記カレントミラーに供給する入力電流を形成すると
いう帰還ループを構成するとともに、上記カレントミラ
ー回路の出力トランジスタに並列形態にされた出力トラ
ンジスタを設けて負荷回路に流す定電流を取り出す。定
電流を用いて台形波形を形成して液晶駆動信号とする。 【効果】 カレントミラー回路を通した電流が定電流に
なるように帰還ループが作用するので、電源電圧の変動
等に影響されない高精度の定電流を得ることができる。
台形波形によりカップリングノイズが減るのでシャドウ
イングを低減させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、定電流回路と液晶駆
動回路に関し、特にカレントミラー回路を使用して定電
流を出力させるものに利用して有効な技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】カレントミラー回路を使用して定電流を
出力させる回路として、温度ドリフトや電源電圧の変動
に対して安定な基準電圧回路を構成し、それを利用して
定電流を形成し、カレントミラー回路を介して定電流を
出力させるものがある。このようなカレントミラー回路
を使用したは、汎用的なオプアンプ等、高精度定電流を
必要としない一般的なバイポーラICで広く使用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成では、カレ
ントミラー回路を構成するトランジスタのコレクタ電流
Icとコレクタ,エミッタ間電圧VCEとは、図3に示す
ように特性を持つものである。すなわち、ベース電流が
一定でも、コレクタ,エミッタ間電圧VCEの増加によ
り、コレクタ電流Icが増加してしまう。それ故、上記
のように安定な基準電圧回路により定電流を形成して
も、カレントミラー回路を通して出力される定電流が変
化してしまうという問題がある。
【0004】この発明の目的は、高精度の定電流を出力
させることができる定電流回路を提供することにある。
この発明の他の目的は、シャドウイングを低減させた液
晶駆動回路を提供することにある。この発明の前記なら
びにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述お
よび添付図面から明らかになるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、カレントミラーを通して供
給される定電流を抵抗に流して形成される定電圧と基準
定電圧とを比較して上記カレントミラーに供給する入力
電流を形成するという帰還ループを構成するとともに、
上記カレントミラー回路の出力トランジスタに並列形態
にされた出力トランジスタを設けて負荷回路に流す定電
流を取り出す。台形信号を形成して液晶駆動信号とす
る。
【0006】
【作用】上記した手段によれば、カレントミラー回路を
通した電流が定電流になるように帰還ループが作用する
ので、電源電圧の変動等に影響されない高精度の定電流
を得ることができる。台形波形によりコモン電極の実効
電圧を変動させるカップリングノイズが減少するのでシ
ャドウイングを低減させることができる。
【0007】
【実施例】図1には、この発明に係る定電流回路の一実
施例の回路図が示されている。同図の各回路素子は、そ
れが搭載される半導体集積回路に他の回路素子とともに
公知の半導体集積回路の製造技術によって単結晶シリコ
ンのような1個の半導体基板上において形成される。本
願において、同図及び以下の各図の回路素子に付された
回路記号が互いに重複しているが、それぞれは別個の回
路機能を持つものであると理解されたい。
【0008】差動増幅回路AMPの反転入力(−)に
は、定電圧VRが供給される。差動増幅回路AMPの非
反転入力(+)には、抵抗RLに形成された電圧が供給
される。この抵抗RLの電圧を上記定電圧VRと等しく
させるために、言い換えるならば、抵抗RLに所定の定
電流が流れるようにするために、差動増幅回路AMPの
出力信号は、PNP型の駆動トランジスタQ1のベース
に供給される。
【0009】駆動トランジスタQ1のコレクタは回路の
接地電位に接続される。駆動トランジスタQ1のエミッ
タ電流は、ダイオード形態にされたPNPトランジスタ
Q2に供給される。このトランジスタQ2とベース及び
エミッタが共通化されたPNPトランジスタQ3が設け
られることによって、カレントミラー回路が構成され
る。上記カレントミラー回路を通した出力電流は、抵抗
RLに流れるようにされる。
【0010】基準となる定電圧VRに対して、抵抗RL
の電圧が低いと差動増幅回路AMPは出力信号を低くし
て、駆動トランジスタQ1のエミッタ電流を増加させ、
それがカレントミラー回路を通して抵抗RLに流れると
いう帰還ループが構成されて、定電圧VRと抵抗RLの
電圧とが等しくなるように制御される。逆に、基準とな
る定電圧VRに対して、抵抗RLの電圧が高くなると差
動増幅回路AMPは出力信号を高くして、駆動トランジ
スタQ1のエミッタ電流を減少させ、それがカレントミ
ラー回路を通して抵抗RLに流れるという帰還ループが
構成されて、定電圧VRと抵抗RLの電圧とが等しくな
るように制御される。
【0011】上記抵抗RLに流れる電流は、駆動トラン
ジスタQ1から供給されるエミッタ電流の他に、電源電
圧VCCが上昇して、トランジスタQ3のコレクタ,エ
ミッタ間電圧VCEが大きくなると、図3の特性図のよう
にコレクタ電流が増加してしまう。このように電源電圧
VCCの変動が原因になって抵抗RLに流れる電流が増
加しても、上記帰還ループが作用して駆動トランジスタ
Q1のエミッタ電流を減らすので抵抗RLには電源電圧
VCCの変動に影響されない定電流が流れることにな
る。
【0012】図4には、電源電圧VCCと定電流出力と
の特性図が示されている。この実施例では、上記のよう
に電源電圧VCCの上昇に対して、駆動トランジスタQ
1により構成される定電流源の電流が減らされるので、
定電流出力を安定化させることができる。ちなみに、従
来のように定電流源を一定にすると、同図に点線で示し
たようにカレントミラー回路の出力トランジスタの特性
に対応して定電流出力が電源電圧VCCの上昇に依存し
て増加してしまうものである。
【0013】図1において、トランジスタQ3に対して
並列形態にトランジスタQ4とQ5が設けられる。これ
らのトランジスタQ4とQ5を介して負荷回路1と負荷
回路2に供給される定電流出力が形成される。トランジ
スタQ4とQ5は、トランジスタQ3と同様な入力信号
を受けるので、上記抵抗RLに流れる電流と同様な定電
流にすることができる。
【0014】特に制限されないが、トランジスタQ3と
Q4及びQ5は、同じサイズにされる。それ故、負荷回
路1には抵抗RLに流れる電流と同じ定電流が流れる。
これに対して、負荷回路2には、トランジスタQ5にエ
ミッタ抵抗REが設けられる分だけトランジスタQ5の
実質的なベース,エミッタ間電圧が減らされるので、そ
れより小さな定電流を流すことができる。
【0015】図2には、上記定電圧VRを形成する定電
圧回路の一実施例の回路図が示されている。この回路
は、公知のバンドギャップ型基準電圧回路であるので詳
細な説明は省略するが、その概略は次の通りである。
【0016】トランジスタQ1は、トランジスタQ2よ
りもかなり高い電流密度で動作しており、そのベース,
エミッタ間電圧差ΔVBEが抵抗R3の両端に印加され
る。トランジスタQ2は、増幅器も兼ねており、抵抗R
3の両端の電圧に比例した電圧を抵抗R2の両端に発生
させる。この電圧は、トランジスタQ3によりさらに増
幅され、基準電圧VRを、トランジスタQ3のベース,
エミッタ間電圧に抵抗R2の電圧降下を加えた電圧にす
る。上記の基準電圧回路は、抵抗R2とR3の比と抵抗
R2とR1の比を選ぶことによって、約1.3Vの温度
補償付基準電圧を得ることができる。
【0017】図5には、上記定電流回路を利用した台形
信号発生回路の一実施例の回路図が示されている。同図
においてブラックボックスで示された定電流回路は、前
記図1と同様な回路から構成される。出力トランジスタ
Q1から出力される定電流は、PNP差動スイッチ回路
に入力される。差動トランジスタQ3のベースには、矩
形の入力パルスViが供給される。差動トランジスタQ
2のベースには、出力電圧Voが供給される。
【0018】差動トランジスタQ3のコレクタには、カ
レントミラー回路CM3が設けられ、その出力電流はキ
ャパシタCの放電電流とされる。差動トランジスタQ2
のコレクタには、カレントミラー回路CM1が設けら
れ、その出力電流はカレントミラー回路CM2に供給さ
れる。カレントミラー回路CM2の出力電流は、キャパ
シタCの充電電流とされる。キャパシタCの電圧は、ボ
ルテージフォロワ回路等のバッファ回路を通して出力信
号Voとして出力される。
【0019】この回路の動作は、次の通りである。入力
信号Viがロウレベルのときには出力電圧Voもそれと
同じレベルにされる。これにより、トランジスタQ1に
より形成された定電流は、トランジスタQ2とQ3によ
り半分ずつ分配され、キャパシタCの充電電流ICHと
放電電流IDCとが等しくなり、キャパシタCには入力
信号Viのロウレベルに対応したロウレベルを保持して
いる。
【0020】出力信号Voに対して入力信号Viがハイ
レベルにされると、差動トランジスタQ3がオフ状態
に、差動トランジスタQ2がオン状態になってトランジ
スタQ1の定電流をカレントミラー回路CM1に供給し
て、これがカレントミラー回路CM2を通してキャパシ
タCの充電電流ICHとされる。それ故、キャパシタC
はトランジスタQ1の定電流に従って充電動作が行われ
て、キャパシタCの容量値と定電流値に対応して直線的
に立ち上がる。出力電圧Voが入力電圧Viに等しくさ
れると、上記同様に定電流が差動トランジスタQ2とQ
3により等しく分配されて、キャパシタCの放電動作が
停止し、キャパシタCの保持電圧(出力電圧Vo)は、
入力電圧Viのハイレベルに等しくされる。
【0021】入力信号Viがハイレベルからロウレベル
に変化すると、差動トランジスタQ2がオフ状態に、差
動トランジスタQ3がオン状態になってトランジスタQ
1の定電流をカレントミラー回路CM3に供給する。こ
れにより、カレントミラー回路CM3の出力電流IDC
によりキャパシタCが放電される。キャパシタCはトラ
ンジスタQ1の定電流に従って放電動作が行われて、キ
ャパシタCの容量値と定電流値に対応して直線的に立ち
下がる。出力電圧Voが入力電圧Viに等しくされる
と、上記同様に定電流が差動トランジスタQ2とQ3に
より等しく分配されて、キャパシタCの放電動作が停止
し、キャパシタCの保持電圧(出力電圧Vo)は、入力
電圧Viのロウレベルに等しくされる。
【0022】以上の動作により、この実施例の回路は、
出力電圧Voは入力信号Viに与える矩形状のパルスを
台形パルス(ランプ波形)に変換するという波形変換動
作を行う。上記のように定電流が電源電圧や温度変化に
対して安定化されているので、安定した出力電圧Voを
得ることができる。
【0023】図6には、上記のような台形信号発生回路
をSTN液晶表示パネルの信号線(セグメント)の駆動
に用いた場合の一実施例の波形図が示されている。この
実施例のように、セグメント電極の波形を台形とするこ
とにより、コモン電極(走査線)側に発生するノイズを
大幅に低減させることができる。これにより、セグメン
ト電極側からのカップリングによってコモン電極の実効
電圧が変動されることが原因となって発生するシャドウ
ングを防止ないし低減させることができる。
【0024】図7には、この発明が適用される液晶表示
装置の一実施例の概略要部ブロック図が示されている。
同図においては、3つの走査線電極と3つの信号線電極
及びそれに対応した駆動回路が代表として例示的に示さ
れている。液晶表示パネルは、横方向に延長される走査
線電極と、縦方向に延長される信号線電極の交点に、同
図ではキャパシタとして示された画素が構成される。
【0025】走査線駆動回路は、クロックパルスCL2
により、シフト動作を行うシフトレジスタSRと、その
出力信号S1〜S3を受けて駆動電圧発生回路VGによ
り形成された選択電圧VS1を対応する走査線電極に出
力するスイッチ回路SW11〜SW31と、上記信号S
1〜S3を受けるインバータ回路N1〜N3によって形
成された反転信号を受けて上記駆動電圧発生回路VGに
より形成された非選択電圧VNS1を走査線電極に出力
するスイッチ回路SW12〜SW32から構成される。
【0026】シフトレジスタSRの出力信号S1が選択
レベルにされると、スイッチSW11がオン状態となっ
て選択電圧VS1に対応した走査線駆動電圧VX1を出
力する。このとき、他の走査線駆動電圧VX2,VX3
は、シフトレジスタSRの出力信号S2,S3の非選択
レベルに応じてスイッチ回路SW22,SW32がオン
状態になって非選択電圧VNS1にされる。シフトレジ
スタSRは、クロックパルスCL2に同期し、上記選択
レベルを順次シフトするので、次のタイミングでは出力
信号S1に代わって出力信号S2が選択レベルにされ
る。
【0027】上記同様なスイッチ制御によって、走査線
駆動電圧VX1とVX3は非選択電圧VNS1にされ、
走査線駆動電圧VX2のみが選択電圧VS1にされる。
上記シフトレジスタSRのシフト動作により、出力信号
S2に代わって出力信号S3が選択レベルにされると、
上記同様なスイッチ制御によって、走査線駆動電圧VX
1とVX2は非選択電圧VNS1にされ、走査線駆動電
圧VX3のみが選択電圧VS1にされる。このようにし
て走査線電極が順次選択される。
【0028】画素データDinは、クロックパルスCL1
に同期してシリアル/パラレル変換回路SPCにシリア
ルに入力される。1走査線分に対応した信号線電極の画
素信号は、1H期間(クロックパルスCL2の1周期
内)に、クロックパルスCL1に同期してシリアルに入
力される。このようにシリアルに取り込まれた1走査線
分の画素信号は、パラレルにラッチ回路FF1〜FF3
に転送される。
【0029】信号線駆動回路は、上記のようなシリアル
/パラレル変換回路SPCと、ラッチ回路FF1〜FF
3の他、ラッチ回路FF1〜FF3の出力信号D1〜D
3を受けて駆動電圧発生回路VGにより形成された選択
電圧VS2を対応する信号線電極に出力するスイッチ回
路SW41〜SW61と、上記信号D1〜D3を受ける
インバータ回路N4〜N6によって形成された反転信号
を受けて上記駆動電圧発生回路VGにより形成された非
選択電圧VNS2を信号線電極に出力するスイッチ回路
SW42〜SW62から構成される。
【0030】ラッチ回路FF1の出力信号D1が点灯レ
ベルにされると、スイッチSW41がオン状態となって
選択電圧VS2に対応した信号線駆動電圧VY1を出力
する。このとき、他の信号線駆動電圧VY2,VY3
は、ラッチ回路FF2,FF3の出力信号D2,D3が
非点灯レベルならスイッチ回路SW52,SW62がオ
ン状態になって非選択電圧VNS2にされる。上記出力
信号D2,D3が点灯レベルならスイッチ回路SW5
1,SW61がオン状態になって上記同様に選択電圧V
S2にされる。
【0031】このような液晶駆動のために信号線電極に
供給されるセグメント信号として、図5に示されたよう
な台形信号発生回路を駆動回路DV1〜DV3として用
いることにより、走査線電極(コモン電極)におけるノ
イズを低減させることができ、これに対応してシャドウ
ィングを低減させることができる。
【0032】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) カレントミラーを通して供給される定電流を抵
抗に流して形成される定電圧と基準定電圧とを比較して
上記カレントミラーに供給する入力電流を形成するとい
う帰還ループを構成するとともに、上記カレントミラー
回路の出力トランジスタに並列形態にされた出力トラン
ジスタを設けて負荷回路に流す定電流を取り出すことに
より、電源電圧の変動等に影響されない高精度の定電流
を得ることができるという効果が得られる。
【0033】(2) 定電流を用いて台形波形を形成し
てセグメント電極に供給される駆動信号を形成すること
により、シャドウイングを低減させることができるとい
う効果が得られる。
【0034】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、図1
の駆動トランジスタQ1は、NPNトランジスタにより
構成してもよい。この場合には、差動増幅回路AMPの
反転入力(−)に、抵抗RLの電圧を供給し、非反転入
力側(+)に基準電圧を供給すればよい。また、定電圧
VRを形成する回路は、種々の実施形態を採ることがで
きる。
【0035】図5において、定電流として吸い込み電流
とし、差動トランジスタをNPNトランジスタにするも
のであってもよい。このようなトランジスタの導電型の
変更に応じて、カレントミラー回路が設けられ、入力電
圧Viに追従し、かつその変化がランプ状態になるよう
にすればよい。定電流回路は、前記図1の定電流回路の
他、基準定電流を形成して、それが入力電圧と出力電圧
の比較動作を行う差動トランジスタのエミッタ側から供
給されるものであればよい。また、液晶のセグメント電
極に供給される台形波形を形成する回路は、図5のよう
な回路の他何であってもよい。この発明は、定電流回路
と液晶駆動回路として広く利用できる。
【0036】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、カレントミラーを通して供
給される定電流を抵抗に流して形成される定電圧と基準
定電圧とを比較して上記カレントミラーに供給する入力
電流を形成するという帰還ループを構成するとともに、
上記カレントミラー回路の出力トランジスタに並列形態
にされた出力トランジスタを設けて負荷回路に流す定電
流を取り出すことにより、電源電圧の変動等に影響され
ない高精度の定電流を得ることができる。また、定電流
を用いて台形波形を形成してセグメント電極に供給され
る駆動信号を形成することにより、シャドウイングを低
減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る定電流回路の一実施例を示す回
路図である。
【図2】図1の定電圧VRを形成する定電圧回路の一実
施例を示す回路図である。
【図3】トランジスタのコレクタ電流−コレクタ,エミ
ッタ間電圧特性図である。
【図4】この発明に係る定電流回路の電源電圧VCCと
定電流出力との関係を示す特性図である。
【図5】この発明に係る台形信号発生回路の一実施例を
示す概略回路図である。
【図6】この発明に係る液晶駆動回路の駆動動作の一例
を説明する波形図である。
【図7】この発明に係る液晶表示装置の一実施例を示す
概略要部ブロック図である。
【符号の説明】
AMP…差動増幅回路、Q1〜Q5…トランジスタ、C
M1〜CM3…カレントミラー回路、SW11〜SW6
2…スイッチ回路、VG…駆動電圧発生回路、SR…シ
フトレジスタ、SPC…シリアル/パラレル変換回路、
FF1〜FF3…ラッチ回路、VX1〜VXm…走査線
電極、VY1〜VYn…信号線電極、DV1〜DV3…
駆動回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗に定電流を流すことにより形成され
    た電圧と、基準となる定電圧とを比較する差動増幅回路
    と、この差動増幅回路の出力信号により制御される駆動
    トランジスタと、この駆動トランジスタに流れる電流を
    受けて上記抵抗に流す定電流を形成するカレントミラー
    回路と、上記カレントミラー回路を構成する出力トラン
    ジスタと並列形態に設けられて、負荷回路に定電流を供
    給する定電流出力トランジスタとを備えてなることを特
    徴とする定電流回路。
  2. 【請求項2】 定電流によりキャパシタの充電動作と放
    電動作を行わせて立ち上がりと立ち下がりとをランプ状
    にしてSTN液晶表示パネルの信号線電極に駆動信号を
    供給する駆動回路とを備えてなることを特徴とする液晶
    駆動回路。
  3. 【請求項3】 上記定電流は、抵抗に定電流を流すこと
    により形成された電圧と、基準となる定電圧とを比較す
    る差動増幅回路と、この差動増幅回路の出力信号により
    制御される駆動トランジスタと、この駆動トランジスタ
    に流れる電流を受けて上記抵抗に流す定電流を形成する
    カレントミラー回路と、上記カレントミラー回路を構成
    する出力トランジスタと並列形態に設けられて、負荷回
    路に定電流を供給する定電流出力トランジスタとを備え
    てなる定電流回路により形成されるものであることを特
    徴とする請求項2の液晶駆動回路。
JP2479193A 1993-01-20 1993-01-20 定電流回路と液晶駆動回路 Pending JPH06214665A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2479193A JPH06214665A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 定電流回路と液晶駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2479193A JPH06214665A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 定電流回路と液晶駆動回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06214665A true JPH06214665A (ja) 1994-08-05

Family

ID=12148014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2479193A Pending JPH06214665A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 定電流回路と液晶駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06214665A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6518803B2 (en) 2000-11-08 2003-02-11 Denso Corporation Output circuit
JP2007233899A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 New Japan Radio Co Ltd 電流源回路
US7317441B2 (en) 2002-10-09 2008-01-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Constant current circuit, drive circuit and image display device
JP2008103895A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 絶縁ゲート型デバイスの駆動回路
WO2008069291A1 (ja) * 2006-12-08 2008-06-12 Nsc Co., Ltd. 基準電圧発生回路

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6518803B2 (en) 2000-11-08 2003-02-11 Denso Corporation Output circuit
US7317441B2 (en) 2002-10-09 2008-01-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Constant current circuit, drive circuit and image display device
JP2007233899A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 New Japan Radio Co Ltd 電流源回路
JP2008103895A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 絶縁ゲート型デバイスの駆動回路
WO2008069291A1 (ja) * 2006-12-08 2008-06-12 Nsc Co., Ltd. 基準電圧発生回路
JP2008146275A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Niigata Seimitsu Kk 基準電圧発生回路
US8058862B2 (en) 2006-12-08 2011-11-15 Ricoh Co., Ltd. Reference voltage generation circuit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3368819B2 (ja) 液晶駆動回路
JP3606138B2 (ja) ドライバic、電気光学装置及び電子機器
US8094104B2 (en) Semiconductor integrated circuit, liquid crystal drive device, and liquid crystal display system
JP5011478B2 (ja) 表示装置
JP3329077B2 (ja) 電源供給装置、液晶表示装置及び電源供給方法
US7999780B2 (en) Drive circuit containing amplifier circuit
KR101129614B1 (ko) 표시장치를 구비한 전자장치
GB2042238A (en) Drive circuit for a liquid crystal display panel
KR19980070572A (ko) 액정 디스플레이 패널을 구동시키기 위한 액정 구동 회로
JP2004085858A (ja) 表示装置
US20060061403A1 (en) Input circuit, display device and information display apparatus
KR20080011896A (ko) 게이트 온 전압 발생회로와 게이트 오프 전압 발생회로 및이들을 갖는 액정표시장치
US7652650B2 (en) Current output drive circuit and display device
US11721270B2 (en) Gate driver and display device including the same
JP4326215B2 (ja) 表示装置
US5691657A (en) Sample-and-hold circuit including a robust leakage current compensating circuit
TWI714401B (zh) 觸控顯示裝置、共同驅動電路及驅動方法
JPH06214665A (ja) 定電流回路と液晶駆動回路
US4918408A (en) Oscillation circuit
JPH0876726A (ja) Tft液晶表示ディスプレイ
JP2830862B2 (ja) 液晶階調電圧発生回路
KR100421486B1 (ko) 게이트 하이전압 발생장치
JPH0821984A (ja) Tft液晶表示ディスプレイ
JP3705116B2 (ja) 電源供給装置
JPH0862577A (ja) 液晶ライトバルブおよびそれを用いた投射型ディスプレイ