JPH06213650A - タイヤホイールの寸法判別装置 - Google Patents
タイヤホイールの寸法判別装置Info
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- JPH06213650A JPH06213650A JP5006479A JP647993A JPH06213650A JP H06213650 A JPH06213650 A JP H06213650A JP 5006479 A JP5006479 A JP 5006479A JP 647993 A JP647993 A JP 647993A JP H06213650 A JPH06213650 A JP H06213650A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- width
- tire wheel
- discrimination
- diameter
- determination
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シリンダの動作回数を減らし、判別所要時間
を短くし、タイヤを変形させることなく正確に判別し、
判別ミスをなくす。 【構成】 クランプ機構2の上下動自在な4個のローラ
3をタイヤホイール5の外周に当接させ該4個のローラ
によりタイヤホイールを把持し所定位置に芯合わせした
状態にて該タイヤホイールを上昇させ、径測定プローブ
12をタイヤホイールの径方向に沿って押圧する径方向
圧付与シリンダ13及び測長器14を用いた径判別手段
10による径判別と、幅測定プローブ26をタイヤホイ
ールの幅方向に沿って押圧する幅方向圧付与シリンダ2
7及び測長器28を備え径が異なる複数のタイヤホイー
ルの幅測定円周位置に合わせて対応配置した4つの幅判
別ユニット22〜25を用いた幅判別手段20による幅
判別とを同時に行う。
を短くし、タイヤを変形させることなく正確に判別し、
判別ミスをなくす。 【構成】 クランプ機構2の上下動自在な4個のローラ
3をタイヤホイール5の外周に当接させ該4個のローラ
によりタイヤホイールを把持し所定位置に芯合わせした
状態にて該タイヤホイールを上昇させ、径測定プローブ
12をタイヤホイールの径方向に沿って押圧する径方向
圧付与シリンダ13及び測長器14を用いた径判別手段
10による径判別と、幅測定プローブ26をタイヤホイ
ールの幅方向に沿って押圧する幅方向圧付与シリンダ2
7及び測長器28を備え径が異なる複数のタイヤホイー
ルの幅測定円周位置に合わせて対応配置した4つの幅判
別ユニット22〜25を用いた幅判別手段20による幅
判別とを同時に行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤホイールの径及
び幅の寸法を判別するタイヤホイールの寸法判別装置に
関するものであって、種々の大きさの車輪が混流する車
輪のバランシングマシンにおいて使用される。かかるバ
ランシングマシンのラインでは、バランス測定、マーキ
ング、バランサ装置において、手動又は自動のいずれに
ついても大きさの差異を見極めて作業を行う必要があ
り、このために事前に大きさを判別し、後工程へその判
別結果を伝達しなければならない。
び幅の寸法を判別するタイヤホイールの寸法判別装置に
関するものであって、種々の大きさの車輪が混流する車
輪のバランシングマシンにおいて使用される。かかるバ
ランシングマシンのラインでは、バランス測定、マーキ
ング、バランサ装置において、手動又は自動のいずれに
ついても大きさの差異を見極めて作業を行う必要があ
り、このために事前に大きさを判別し、後工程へその判
別結果を伝達しなければならない。
【0002】
【従来の技術】図11及び図12は従来のタイヤホイー
ルの寸法判別装置の要部を示す側面図である。このタイ
ヤホイールの寸法判別装置は、クランプ機構201のそ
れぞれのアーム202の先端にローラ203を設け、こ
のローラ203を、1個ずつ搬送されてきたタイヤホイ
ール5の外周に接離自在に図4に示すのと同様に4個配
置し、図4に示すのと同様の把持用エアシリンダの作動
により該タイヤホイール5をゴムタイヤ部分5aに接離
自在な該4個のローラ203で把持し、図12に示す受
け板204上に芯合わせしホイールディスク5bの部分
を当てて載置した後、一旦把持を解除して該受け板20
4を上昇させてから再度該4個のローラ203によって
該タイヤホイール5を把持していた。
ルの寸法判別装置の要部を示す側面図である。このタイ
ヤホイールの寸法判別装置は、クランプ機構201のそ
れぞれのアーム202の先端にローラ203を設け、こ
のローラ203を、1個ずつ搬送されてきたタイヤホイ
ール5の外周に接離自在に図4に示すのと同様に4個配
置し、図4に示すのと同様の把持用エアシリンダの作動
により該タイヤホイール5をゴムタイヤ部分5aに接離
自在な該4個のローラ203で把持し、図12に示す受
け板204上に芯合わせしホイールディスク5bの部分
を当てて載置した後、一旦把持を解除して該受け板20
4を上昇させてから再度該4個のローラ203によって
該タイヤホイール5を把持していた。
【0003】そして、図12において、先ず、径判別用
プローブ205をエアシリンダ206によってホイール
リム5cに当たるところまで該ホイールリム5cの半径
に沿った方向に前進させ、この時、該プローブ205に
連結したドッグ207の後端の1インチ毎に階段状に付
けた12、13、14インチ用の段差部207a,20
7b,207cを対応する近接スイッチ208a,20
8b,208cのいずれかで検出し、いずれのスイッチ
がオンとなっているかによって径を判別する。次に、ホ
イールリム5cの円周上に並んだ幅判別用プローブ20
9のうち、先に判別した径に対応するプローブを幅判別
用シリンダ210によってホイールリム5cに当たるま
で下降させ、径判別と同様にドッグ211の段差部21
1a,211b,211cを対応する近接スイッチ21
2a,212b,212cで検出して幅を判別してい
た。
プローブ205をエアシリンダ206によってホイール
リム5cに当たるところまで該ホイールリム5cの半径
に沿った方向に前進させ、この時、該プローブ205に
連結したドッグ207の後端の1インチ毎に階段状に付
けた12、13、14インチ用の段差部207a,20
7b,207cを対応する近接スイッチ208a,20
8b,208cのいずれかで検出し、いずれのスイッチ
がオンとなっているかによって径を判別する。次に、ホ
イールリム5cの円周上に並んだ幅判別用プローブ20
9のうち、先に判別した径に対応するプローブを幅判別
用シリンダ210によってホイールリム5cに当たるま
で下降させ、径判別と同様にドッグ211の段差部21
1a,211b,211cを対応する近接スイッチ21
2a,212b,212cで検出して幅を判別してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のタ
イヤホイールの寸法判別装置では、タイヤホイール5を
受け板204上に芯合わせして載置した後に、一旦把持
を解除して受け板204を上昇させてから再度4個のロ
ーラ203によって該タイヤホイール5を上記と同様に
把持する動作を行うので、かかる動作のための把持用シ
リンダの動作回数が多くなって寿命が短くなり、タイヤ
ホイール5の把持、把持解除、再把持なる動作を行うの
みならず、径を判別した後に幅を判別するため、時間が
掛かるという問題点があった。
イヤホイールの寸法判別装置では、タイヤホイール5を
受け板204上に芯合わせして載置した後に、一旦把持
を解除して受け板204を上昇させてから再度4個のロ
ーラ203によって該タイヤホイール5を上記と同様に
把持する動作を行うので、かかる動作のための把持用シ
リンダの動作回数が多くなって寿命が短くなり、タイヤ
ホイール5の把持、把持解除、再把持なる動作を行うの
みならず、径を判別した後に幅を判別するため、時間が
掛かるという問題点があった。
【0005】また、上記従来の装置は、プローブ20
5,209をシリンダ206,210で直接押している
ため、タイヤホイール5が変形したり、傾いたりして測
定が不正確になり易く、多くの近接スイッチを使用して
いるので、配線、保守等に余分の時間を要するという欠
点があった。更に、例えば、径判別用の13インチ用の
近接スイッチ208bが断線していた場合、径が12イ
ンチと判別されてしまうといったスイッチ断線による判
別ミスを容易に解明できず、不良品が多量に出してしま
うおそれがあった。
5,209をシリンダ206,210で直接押している
ため、タイヤホイール5が変形したり、傾いたりして測
定が不正確になり易く、多くの近接スイッチを使用して
いるので、配線、保守等に余分の時間を要するという欠
点があった。更に、例えば、径判別用の13インチ用の
近接スイッチ208bが断線していた場合、径が12イ
ンチと判別されてしまうといったスイッチ断線による判
別ミスを容易に解明できず、不良品が多量に出してしま
うおそれがあった。
【0006】本発明は、かかる従来の欠点にかんがみ、
把持用エアシリンダの動作回数を減らし、判別所要時間
を短くし、タイヤを変形させることなく正確に判別する
ことができ、判別ミスのないタイヤホイールの寸法判別
装置を提供することを目的とする。
把持用エアシリンダの動作回数を減らし、判別所要時間
を短くし、タイヤを変形させることなく正確に判別する
ことができ、判別ミスのないタイヤホイールの寸法判別
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明の要旨とするところは、タ
イヤホイールの径判別手段と、幅判別手段とを備え、前
記径判別手段には径測定プローブをタイヤホイールの半
径方向に沿って押圧する径方向圧付与シリンダと、径方
向センサとを設け、前記幅判別手段には幅測定プローブ
をタイヤホイールの幅方向に沿って押圧する幅方向圧付
与シリンダと、幅方向センサとを備えた複数の幅判別ユ
ニットを設け、該複数の幅判別ユニットを径が異なる複
数のタイヤホイールの幅測定円周位置に合わせて対応配
置し、前記径判別手段による径判別と、前記複数の幅判
別ユニットからなる幅判別手段による幅判別とを同時に
行うことを特徴とするタイヤホイールの寸法判別装置に
あり、請求項2に記載の本発明の要旨は、タイヤホイー
ルの外周に接離する複数のローラによって該タイヤホイ
ールを把持するクランプ機構を設け、前記複数のローラ
を上下動自在とし、該複数のローラを使用してタイヤホ
イールを把持すると同時に所定位置に芯合わせした状態
にて該タイヤホイールを所定高さまで上昇させて寸法判
別を行うことを特徴とするタイヤホイールの寸法判別装
置にある。
に、請求項1に記載の本発明の要旨とするところは、タ
イヤホイールの径判別手段と、幅判別手段とを備え、前
記径判別手段には径測定プローブをタイヤホイールの半
径方向に沿って押圧する径方向圧付与シリンダと、径方
向センサとを設け、前記幅判別手段には幅測定プローブ
をタイヤホイールの幅方向に沿って押圧する幅方向圧付
与シリンダと、幅方向センサとを備えた複数の幅判別ユ
ニットを設け、該複数の幅判別ユニットを径が異なる複
数のタイヤホイールの幅測定円周位置に合わせて対応配
置し、前記径判別手段による径判別と、前記複数の幅判
別ユニットからなる幅判別手段による幅判別とを同時に
行うことを特徴とするタイヤホイールの寸法判別装置に
あり、請求項2に記載の本発明の要旨は、タイヤホイー
ルの外周に接離する複数のローラによって該タイヤホイ
ールを把持するクランプ機構を設け、前記複数のローラ
を上下動自在とし、該複数のローラを使用してタイヤホ
イールを把持すると同時に所定位置に芯合わせした状態
にて該タイヤホイールを所定高さまで上昇させて寸法判
別を行うことを特徴とするタイヤホイールの寸法判別装
置にある。
【0008】
【作用】本発明に係るタイヤホイールの寸法判別装置
は、クランプ機構に備えた上下動自在な複数のローラを
タイヤホイールの外周に当接させ該複数のローラによっ
て該タイヤホイールを把持すると同時に所定位置に芯合
わせした状態のままにて、該タイヤホイールを所定高さ
まで上昇させ、径測定プローブにタイヤホイールの径方
向に沿った押圧力を付与する径方向圧付与シリンダ及び
径方向センサを用いた径判別手段による径判別と、幅測
定プローブにタイヤホイールの幅方向に沿った押圧力を
付与する幅方向圧付与シリンダ及び幅方向センサをそれ
ぞれ備え径が異なる複数のタイヤホイールの幅測定円周
位置に合わせて対応配置した複数の幅判別ユニットを用
いた幅判別手段による幅判別とを同時に行える。
は、クランプ機構に備えた上下動自在な複数のローラを
タイヤホイールの外周に当接させ該複数のローラによっ
て該タイヤホイールを把持すると同時に所定位置に芯合
わせした状態のままにて、該タイヤホイールを所定高さ
まで上昇させ、径測定プローブにタイヤホイールの径方
向に沿った押圧力を付与する径方向圧付与シリンダ及び
径方向センサを用いた径判別手段による径判別と、幅測
定プローブにタイヤホイールの幅方向に沿った押圧力を
付与する幅方向圧付与シリンダ及び幅方向センサをそれ
ぞれ備え径が異なる複数のタイヤホイールの幅測定円周
位置に合わせて対応配置した複数の幅判別ユニットを用
いた幅判別手段による幅判別とを同時に行える。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照しなが
ら詳細に説明する。本発明の実施例に係るタイヤホイー
ルの寸法判別装置は、図1〜図3に示すように、フレー
ム1に設けたクランプ機構2に備えた上下動自在な4個
のローラ3をタイヤホイール5のゴムタイヤ部分5aの
外周に当接させ該4個のローラ3によって該タイヤホイ
ール5を把持すると同時に受け板6に芯合わせした状態
にする。
ら詳細に説明する。本発明の実施例に係るタイヤホイー
ルの寸法判別装置は、図1〜図3に示すように、フレー
ム1に設けたクランプ機構2に備えた上下動自在な4個
のローラ3をタイヤホイール5のゴムタイヤ部分5aの
外周に当接させ該4個のローラ3によって該タイヤホイ
ール5を把持すると同時に受け板6に芯合わせした状態
にする。
【0010】また、この寸法判別装置は、径判別手段1
0と、幅判別手段20とを備え、径判別手段10には径
測定プローブ12をタイヤホイール5の径方向に沿って
押圧する径方向圧付与シリンダ13と、径方向センサと
しての測長器14と、径方向ガイドバー15とで構成し
た径判別ユニット11を設け、幅判別手段20には幅測
定プローブ26をタイヤホイール5の幅方向に押圧する
幅方向圧付与シリンダ27と、幅方向センサとしての測
長器28と、幅方向ガイドバー29とでそれぞれ構成し
た4つの幅判別ユニット22等を設け、該4つの幅判別
ユニット22等を径が異なる複数のタイヤホイール5の
幅測定円周位置に合わせて対応配置してあり、上記タイ
ヤホイール5を把持し芯合わせした状態にし、この状態
のまま所定高さまで上昇させ、径判別手段10による径
判別と、幅判別手段20による幅判別とを同時に行う。
0と、幅判別手段20とを備え、径判別手段10には径
測定プローブ12をタイヤホイール5の径方向に沿って
押圧する径方向圧付与シリンダ13と、径方向センサと
しての測長器14と、径方向ガイドバー15とで構成し
た径判別ユニット11を設け、幅判別手段20には幅測
定プローブ26をタイヤホイール5の幅方向に押圧する
幅方向圧付与シリンダ27と、幅方向センサとしての測
長器28と、幅方向ガイドバー29とでそれぞれ構成し
た4つの幅判別ユニット22等を設け、該4つの幅判別
ユニット22等を径が異なる複数のタイヤホイール5の
幅測定円周位置に合わせて対応配置してあり、上記タイ
ヤホイール5を把持し芯合わせした状態にし、この状態
のまま所定高さまで上昇させ、径判別手段10による径
判別と、幅判別手段20による幅判別とを同時に行う。
【0011】フレーム1は、高さ方向の中間位置の前後
両側にほぼ水平に固定した両横部材31,31に取付け
た両スタンド32,32上にクランプ機構2の軸受用ハ
ウジング33,33を固定し、下部の基フレーム部34
上に水平な下部支持板35を有し、受け板6及び径判別
ユニット11等を上昇させるための上昇駆動手段8を該
下部支持板35で支持し、左右両側に立設した上方フレ
ーム部37の上端に上端支持部材38,38を固定し、
この上端支持部材38,38間に架設した横支持部材3
9によって判別ユニット22等を支持している。
両側にほぼ水平に固定した両横部材31,31に取付け
た両スタンド32,32上にクランプ機構2の軸受用ハ
ウジング33,33を固定し、下部の基フレーム部34
上に水平な下部支持板35を有し、受け板6及び径判別
ユニット11等を上昇させるための上昇駆動手段8を該
下部支持板35で支持し、左右両側に立設した上方フレ
ーム部37の上端に上端支持部材38,38を固定し、
この上端支持部材38,38間に架設した横支持部材3
9によって判別ユニット22等を支持している。
【0012】クランプ機構2は、図4に示すように、軸
受のハウジング33に固定したブラケット41に設けた
ピン42をもって回動自在に把持用エアシリンダ43を
軸支し、該エアシリンダ43の出入りロッド44の出入
り動作によりタイヤホイール5の外周に接離自在な、正
面側の第1及び第2の2個のローラ3,3と、背面側の
第3及び第4の2個のローラ3,3との合計4個のロー
ラ3を備えている。
受のハウジング33に固定したブラケット41に設けた
ピン42をもって回動自在に把持用エアシリンダ43を
軸支し、該エアシリンダ43の出入りロッド44の出入
り動作によりタイヤホイール5の外周に接離自在な、正
面側の第1及び第2の2個のローラ3,3と、背面側の
第3及び第4の2個のローラ3,3との合計4個のロー
ラ3を備えている。
【0013】第1のローラ3は、所定位置で回動自在な
回動軸46に基部を固着した第1のアーム47の先端に
取付けてあり、該エアシリンダ43の出入りロッド44
の先端に先端をピン接合し基端を回動軸46に固定した
駆動レバー48を出入りロッド44の出動作によって反
時計方向に角変位させると、該回動軸46と一体に第1
のアーム47が反時計方向に角変位してタイヤホイール
5の外周に当接し、該出入りロッド44の入り動作によ
って、タイヤホイール5の外周から離れる。第2のロー
ラ3は、第2の回動軸50に基部を固着した第2のアー
ム52の先端に取付けてあり、第1のローラ3の回動軸
46に固着した歯車49と噛み合い第2の回動軸50に
固着した同一歯数の歯車53の回動により、第1のロー
ラ3と同時にタイヤホイール5の外周に対し接離する。
回動軸46に基部を固着した第1のアーム47の先端に
取付けてあり、該エアシリンダ43の出入りロッド44
の先端に先端をピン接合し基端を回動軸46に固定した
駆動レバー48を出入りロッド44の出動作によって反
時計方向に角変位させると、該回動軸46と一体に第1
のアーム47が反時計方向に角変位してタイヤホイール
5の外周に当接し、該出入りロッド44の入り動作によ
って、タイヤホイール5の外周から離れる。第2のロー
ラ3は、第2の回動軸50に基部を固着した第2のアー
ム52の先端に取付けてあり、第1のローラ3の回動軸
46に固着した歯車49と噛み合い第2の回動軸50に
固着した同一歯数の歯車53の回動により、第1のロー
ラ3と同時にタイヤホイール5の外周に対し接離する。
【0014】第3のローラ3は、第3の回動軸55に基
部を固着した第3のアーム56の先端に取付けてあり、
第2のアーム52の基端側を延長して形成したアーム延
長部52aの先端に一端をピン接合し他端を第3のアー
ム56の中間位置の突起部57にピン接合した連結棒5
9を介して第2のアーム52の回動に連動して第3のア
ーム56が回動し、第1の及び第2のローラ3,3と同
時にタイヤホイール5の外周に対し接離する。
部を固着した第3のアーム56の先端に取付けてあり、
第2のアーム52の基端側を延長して形成したアーム延
長部52aの先端に一端をピン接合し他端を第3のアー
ム56の中間位置の突起部57にピン接合した連結棒5
9を介して第2のアーム52の回動に連動して第3のア
ーム56が回動し、第1の及び第2のローラ3,3と同
時にタイヤホイール5の外周に対し接離する。
【0015】第4のローラ3は、第4の回動軸61に基
部を固着した第4のアーム62の先端に取付けてあり、
第3の回動軸55に固着した歯車58と噛み合い第4の
回動軸61に固着した同一歯数の歯車63の回動によ
り、上記各ローラ3と同時にタイヤホイール5の外周に
対し接離し、第4のアーム62の基部外周の2箇所にド
ッグ66,67を突設し、これに対応してハウジング3
3の外面に固定したレール65上の2箇所にリミットス
イッチ68,69を該レール65に沿って位置調節可能
に設け、これらによって該アーム62及び他のアーム4
7,52,56の回動角度が設定される。
部を固着した第4のアーム62の先端に取付けてあり、
第3の回動軸55に固着した歯車58と噛み合い第4の
回動軸61に固着した同一歯数の歯車63の回動によ
り、上記各ローラ3と同時にタイヤホイール5の外周に
対し接離し、第4のアーム62の基部外周の2箇所にド
ッグ66,67を突設し、これに対応してハウジング3
3の外面に固定したレール65上の2箇所にリミットス
イッチ68,69を該レール65に沿って位置調節可能
に設け、これらによって該アーム62及び他のアーム4
7,52,56の回動角度が設定される。
【0016】各ローラ3及びローラ軸71はいずれも同
じものなので、図5において断面で示した第3のローラ
3について詳細に説明する。ローラ3は、軽量化のため
アルミニウム製とし、対応するアーム56の先端に上端
を固着したローラ軸71に取付けてある。ローラ軸71
は、下端に雄ねじ71aを刻設し、上部に位置決め用の
フランジ71bを形成し、このフランジ71bの下面か
ら下端までの長さがローラ3の長さの1.5 倍以上に寸法
設定してあり、上端をアーム56の孔に圧入し該フラン
ジ71bの上面をアーム56の下面に当接させ下向きに
取付けてある。また、ローラ3は、下端に同心凹部3a
を形成し、同心孔3bにブシュ72を介在させてローラ
軸71を挿通し、環状のクッションゴム73、ワッシャ
74を同心凹部3a内に入れ、雄ねじ71aにナット7
5を螺合させて上下に摺動自在に取付けてある。
じものなので、図5において断面で示した第3のローラ
3について詳細に説明する。ローラ3は、軽量化のため
アルミニウム製とし、対応するアーム56の先端に上端
を固着したローラ軸71に取付けてある。ローラ軸71
は、下端に雄ねじ71aを刻設し、上部に位置決め用の
フランジ71bを形成し、このフランジ71bの下面か
ら下端までの長さがローラ3の長さの1.5 倍以上に寸法
設定してあり、上端をアーム56の孔に圧入し該フラン
ジ71bの上面をアーム56の下面に当接させ下向きに
取付けてある。また、ローラ3は、下端に同心凹部3a
を形成し、同心孔3bにブシュ72を介在させてローラ
軸71を挿通し、環状のクッションゴム73、ワッシャ
74を同心凹部3a内に入れ、雄ねじ71aにナット7
5を螺合させて上下に摺動自在に取付けてある。
【0017】そしてクランプ機構2は、1個ずつ搬送す
る1個出し装置76より円形の受け板6の真上へ搬入さ
れたタイヤホイール5の外周に対し、エアシリンダ43
の作動によって、4個のローラ3が同時に接離し、上下
動自在な該4個のローラ3によって把持した状態のまま
該タイヤホイール5の上昇に対応することが可能であ
る。
る1個出し装置76より円形の受け板6の真上へ搬入さ
れたタイヤホイール5の外周に対し、エアシリンダ43
の作動によって、4個のローラ3が同時に接離し、上下
動自在な該4個のローラ3によって把持した状態のまま
該タイヤホイール5の上昇に対応することが可能であ
る。
【0018】上昇駆動手段8は、フレーム1の下部支持
板35にリフトシリンダ81を取付け、上向きの出入り
ロッド82の先端に可動支持板83を結合し、リフトシ
リンダ81の左右両側の位置で下部支持板35に固着し
た案内筒84,84に摺動自在に管軸85,85を挿通
し、可動支持板83に固着したホルダ86を介して該管
軸85,85の上端を該可動支持板83に連結し、該可
動支持板83上に立設したポスト87の上端に固定した
受け板6上にタイヤホイール5を受け、案内筒84に案
内されつつ、出入りロッド82の出動作によって該受け
板6上のタイヤホイール5を真直に上昇させ、受け板6
の上限をリフトシリンダ81のストローク端で設定して
ある。また、案内筒84の下端に下向きに設けたストラ
イカ88と、これに対応して管軸85の下端に突出長さ
調節可能に上向きに設けたショックアブソーバ89とで
衝撃吸収を行うようになっている。
板35にリフトシリンダ81を取付け、上向きの出入り
ロッド82の先端に可動支持板83を結合し、リフトシ
リンダ81の左右両側の位置で下部支持板35に固着し
た案内筒84,84に摺動自在に管軸85,85を挿通
し、可動支持板83に固着したホルダ86を介して該管
軸85,85の上端を該可動支持板83に連結し、該可
動支持板83上に立設したポスト87の上端に固定した
受け板6上にタイヤホイール5を受け、案内筒84に案
内されつつ、出入りロッド82の出動作によって該受け
板6上のタイヤホイール5を真直に上昇させ、受け板6
の上限をリフトシリンダ81のストローク端で設定して
ある。また、案内筒84の下端に下向きに設けたストラ
イカ88と、これに対応して管軸85の下端に突出長さ
調節可能に上向きに設けたショックアブソーバ89とで
衝撃吸収を行うようになっている。
【0019】径判別手段10は、リフトシリンダ81の
出入りロッド82の先端に固着した可動支持板83上の
ポスト87に板面を横向きにして取付板90を固定し、
該取付板90に横向きにエアシリンダ91を取付け、こ
のエアシリンダ91の出入りロッド92の先端に連結板
93を固着し、該連結板93の上端に横向きに取付けた
案内筒15に径方向ガイドバー16を摺動自在に挿通
し、その下方に径方向圧付与シリンダ13を該案内筒1
5に平行に固定し、さらにその下方にマグネットを応用
したリニアスケールを備えた測長器14の筒体14aを
該案内筒15に平行に該連結板93に固定してある。
出入りロッド82の先端に固着した可動支持板83上の
ポスト87に板面を横向きにして取付板90を固定し、
該取付板90に横向きにエアシリンダ91を取付け、こ
のエアシリンダ91の出入りロッド92の先端に連結板
93を固着し、該連結板93の上端に横向きに取付けた
案内筒15に径方向ガイドバー16を摺動自在に挿通
し、その下方に径方向圧付与シリンダ13を該案内筒1
5に平行に固定し、さらにその下方にマグネットを応用
したリニアスケールを備えた測長器14の筒体14aを
該案内筒15に平行に該連結板93に固定してある。
【0020】また、径判別手段10は、径方向圧付与シ
リンダ13の出入りロッド13a及び径方向ガイドバー
16の先端に固着した連結板96に径測定プローブ12
を突設し、カップリング97を介して連結板96の突出
先端に、測長器14の筒体14aに対し出入り自在な棒
状可動体14bの先端を連結し、エアシリンダ91の上
下の位置の取付板90部分に取付けた案内筒98に案内
棒99を摺動自在に挿通して構成してある。
リンダ13の出入りロッド13a及び径方向ガイドバー
16の先端に固着した連結板96に径測定プローブ12
を突設し、カップリング97を介して連結板96の突出
先端に、測長器14の筒体14aに対し出入り自在な棒
状可動体14bの先端を連結し、エアシリンダ91の上
下の位置の取付板90部分に取付けた案内筒98に案内
棒99を摺動自在に挿通して構成してある。
【0021】そして、径判別手段10は、エアシリンダ
91を作動させて連結板93を前進させ、径測定プロー
ブ12の先端をホイールリム5cの内周面に当て、この
時径測定プローブ12の先端からタイヤホイール5に作
用する測定圧力として、測長器14の可動体14bの戻
り力程度にレギュレータを介して調整した径方向圧付与
シリンダ13によって外力を付与させ、図6に二点鎖線
で示すように、種々のホイールリム5cの径に対応して
径測定プローブ12の先端を該ホイールリム5cの内周
面に当接させるようになっており、径方向圧付与シリン
ダ13と、測長器14と、径方向ガイドバー16とで径
判別ユニット11を形成している。
91を作動させて連結板93を前進させ、径測定プロー
ブ12の先端をホイールリム5cの内周面に当て、この
時径測定プローブ12の先端からタイヤホイール5に作
用する測定圧力として、測長器14の可動体14bの戻
り力程度にレギュレータを介して調整した径方向圧付与
シリンダ13によって外力を付与させ、図6に二点鎖線
で示すように、種々のホイールリム5cの径に対応して
径測定プローブ12の先端を該ホイールリム5cの内周
面に当接させるようになっており、径方向圧付与シリン
ダ13と、測長器14と、径方向ガイドバー16とで径
判別ユニット11を形成している。
【0022】幅判別手段20は、縦板102とこの縦板
102の上下2箇所に固着した横板103a,103b
とからなるブラケット101を横支持部材39に固着
し、該横板103bにエアシリンダ104を下向きに取
付け、該エアシリンダ104の前後両側における横板1
03bの部分に案内筒106,106を固着し、該エア
シリンダ104の出入りロッド105の下端及び案内筒
106に挿通した案内棒107の下端に六角形の連結板
108を水平配置にて連結し、該連結板108の四辺の
各々に放射線方向に突出寸法を合わせて形成し固着した
個別のスペーサ111〜114及び同一形状の個別のブ
ラケット115を介して12インチ用、13インチ用、
14インチ用及び15インチ用の各幅判別ユニット2
2,23,24,25を取付け、これらのそれぞれの幅
測定プローブ26の軸線を、径が異なる複数のタイヤホ
イール5に対応するそれぞれの径の幅測定円周上の位置
に合わせて対応配置してある。換言すれば、各幅判別ユ
ニット22,23,24,25は、連結板108の中心
からそれぞれの幅測定プローブ26の軸線までの距離が
互いに異なり、径が異なる複数のタイヤホイール5のう
ちの対応する径方向の寸法位置に合うように配置してあ
る。
102の上下2箇所に固着した横板103a,103b
とからなるブラケット101を横支持部材39に固着
し、該横板103bにエアシリンダ104を下向きに取
付け、該エアシリンダ104の前後両側における横板1
03bの部分に案内筒106,106を固着し、該エア
シリンダ104の出入りロッド105の下端及び案内筒
106に挿通した案内棒107の下端に六角形の連結板
108を水平配置にて連結し、該連結板108の四辺の
各々に放射線方向に突出寸法を合わせて形成し固着した
個別のスペーサ111〜114及び同一形状の個別のブ
ラケット115を介して12インチ用、13インチ用、
14インチ用及び15インチ用の各幅判別ユニット2
2,23,24,25を取付け、これらのそれぞれの幅
測定プローブ26の軸線を、径が異なる複数のタイヤホ
イール5に対応するそれぞれの径の幅測定円周上の位置
に合わせて対応配置してある。換言すれば、各幅判別ユ
ニット22,23,24,25は、連結板108の中心
からそれぞれの幅測定プローブ26の軸線までの距離が
互いに異なり、径が異なる複数のタイヤホイール5のう
ちの対応する径方向の寸法位置に合うように配置してあ
る。
【0023】各幅判別ユニット22,23,24,25
は、それぞれの幅測定プローブ26に測定圧力を付与す
る幅方向圧付与シリンダ27と、幅方向センサとしての
測長器28と、幅方向ガイドバー29とを相互平行に配
置し、幅方向圧付与シリンダ27と、測長器28と、幅
方向ガイドバー29の下端を連結板109で連結し、該
連結板109に幅測定プローブ26を下向きに突設し、
ブラケット115に取付けた案内筒30に幅方向ガイド
バー29を挿通してあり、これらはいずれも径判別ユニ
ット11の対応するものとそれぞれほぼ同じなので、重
複説明を省略する。
は、それぞれの幅測定プローブ26に測定圧力を付与す
る幅方向圧付与シリンダ27と、幅方向センサとしての
測長器28と、幅方向ガイドバー29とを相互平行に配
置し、幅方向圧付与シリンダ27と、測長器28と、幅
方向ガイドバー29の下端を連結板109で連結し、該
連結板109に幅測定プローブ26を下向きに突設し、
ブラケット115に取付けた案内筒30に幅方向ガイド
バー29を挿通してあり、これらはいずれも径判別ユニ
ット11の対応するものとそれぞれほぼ同じなので、重
複説明を省略する。
【0024】そして幅判別手段20は、径判別ユニット
11が径判別を行う際に同時に、エアシリンダ104を
作動させて連結板108を下降させ、幅判別を行う。縦
板102に固着したブラケット102aの2箇所には案
内棒107へ向けてスイッチ117,118を設け、こ
れらと案内棒107の上端に固定したドッグ119とに
よりエアシリンダ104のストロークを設定してある。
11が径判別を行う際に同時に、エアシリンダ104を
作動させて連結板108を下降させ、幅判別を行う。縦
板102に固着したブラケット102aの2箇所には案
内棒107へ向けてスイッチ117,118を設け、こ
れらと案内棒107の上端に固定したドッグ119とに
よりエアシリンダ104のストロークを設定してある。
【0025】本発明の上記実施例に係る寸法判別装置の
動作について説明する。 1個出し装置76により、受け板6の真上に搬入さ
れたタイヤホイール5は、クランプ機構2によって把持
され、寸法判別装置と芯合わせされる。 芯合わせされたタイヤホイール5は、リフトシリン
ダ81の作動により、受け板6上に載り、所定の判別高
さまで上昇せしめられる。この際、タイヤホイール5を
把持している4個の各ローラ3は、それぞれの対応する
ローラ軸71に上下動自在に取付けられているため、把
持したタイヤホイール5と同時に上昇することが可能で
あり、把持解除する必要がなく、そのまま次の動作に進
むことができる。
動作について説明する。 1個出し装置76により、受け板6の真上に搬入さ
れたタイヤホイール5は、クランプ機構2によって把持
され、寸法判別装置と芯合わせされる。 芯合わせされたタイヤホイール5は、リフトシリン
ダ81の作動により、受け板6上に載り、所定の判別高
さまで上昇せしめられる。この際、タイヤホイール5を
把持している4個の各ローラ3は、それぞれの対応する
ローラ軸71に上下動自在に取付けられているため、把
持したタイヤホイール5と同時に上昇することが可能で
あり、把持解除する必要がなく、そのまま次の動作に進
むことができる。
【0026】 このようにしてタイヤホイール5が所
定の判別高さに上昇した状態にて、径判別手段10の径
判別ユニット11による径判別と、幅判別手段20の幅
判別ユニット22〜25のいずれかによる幅判別とを、
同時に行う。径判別は、径測定プローブ12、径方向圧
付与シリンダ13及び測長器14とを備えた径判別ユニ
ット11をエアシリンダ92の作動により、案内筒98
及び案内棒99で真直に案内し、径方向圧付与シリンダ
13の作動により、径測定プローブ12を案内筒15及
び径方向ガイドバー16で真直に案内しつつ、前進させ
て行う。この判別の際、プローブ12からタイヤホイー
ル5に作用する押圧力は、レギュレータにより測長器1
4の可動体14bの戻り力程度に調整された径方向圧付
与シリンダ13の押圧力のみである。この径判別は、タ
イヤの外径を基準にして芯出しを行うため、タイヤの太
さ精度の影響を受けるが、半径で1/2インチの差を検
出すればよいから、これで充分なのである。
定の判別高さに上昇した状態にて、径判別手段10の径
判別ユニット11による径判別と、幅判別手段20の幅
判別ユニット22〜25のいずれかによる幅判別とを、
同時に行う。径判別は、径測定プローブ12、径方向圧
付与シリンダ13及び測長器14とを備えた径判別ユニ
ット11をエアシリンダ92の作動により、案内筒98
及び案内棒99で真直に案内し、径方向圧付与シリンダ
13の作動により、径測定プローブ12を案内筒15及
び径方向ガイドバー16で真直に案内しつつ、前進させ
て行う。この判別の際、プローブ12からタイヤホイー
ル5に作用する押圧力は、レギュレータにより測長器1
4の可動体14bの戻り力程度に調整された径方向圧付
与シリンダ13の押圧力のみである。この径判別は、タ
イヤの外径を基準にして芯出しを行うため、タイヤの太
さ精度の影響を受けるが、半径で1/2インチの差を検
出すればよいから、これで充分なのである。
【0027】 幅判別は、幅測定ユニット22〜25
をエアシリンダ104の作動によって、案内筒106及
び案内棒107で真直に案内するとともに、幅方向圧付
与シリンダ27の作動により、幅測定プローブ26を案
内筒30及び幅方向ガイドバー29で真直に案内しつ
つ、下降させて行う。幅判別用データは、12〜15イ
ンチの全ての測長器28によって得られ、これらのデー
タから径判別データに対応する必要なデータを選定して
幅を判別する。
をエアシリンダ104の作動によって、案内筒106及
び案内棒107で真直に案内するとともに、幅方向圧付
与シリンダ27の作動により、幅測定プローブ26を案
内筒30及び幅方向ガイドバー29で真直に案内しつ
つ、下降させて行う。幅判別用データは、12〜15イ
ンチの全ての測長器28によって得られ、これらのデー
タから径判別データに対応する必要なデータを選定して
幅を判別する。
【0028】上記実施例の場合、各ローラ3をアルミニ
ウム製にして軽量化するとともに、クッションゴム73
を設けてあるため、該各ローラ3がローラ軸71に沿っ
て落下する際におけるローラ軸71及び対応するアーム
等に作用する衝撃力と、発生する音とを軽減することが
でき、センサとしての測長器14,28がリニアスケー
ルを利用しているため判別ミスを確実になくせる等の利
点がある。
ウム製にして軽量化するとともに、クッションゴム73
を設けてあるため、該各ローラ3がローラ軸71に沿っ
て落下する際におけるローラ軸71及び対応するアーム
等に作用する衝撃力と、発生する音とを軽減することが
でき、センサとしての測長器14,28がリニアスケー
ルを利用しているため判別ミスを確実になくせる等の利
点がある。
【0029】なお、本発明は、上記実施例によって限定
されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲で種
々の変形が可能である。例えば、クランプ機構2のロー
ラ3の個数を4個以外の複数個にしてもよく、エアシリ
ンダに代えて他の種類の流体圧シリンダを採用すること
も可能であり、幅判別ユニットの個数を4個以外の複数
個とすることもでき、六角形の連結板に代えて他の多角
形にしてもよい。
されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲で種
々の変形が可能である。例えば、クランプ機構2のロー
ラ3の個数を4個以外の複数個にしてもよく、エアシリ
ンダに代えて他の種類の流体圧シリンダを採用すること
も可能であり、幅判別ユニットの個数を4個以外の複数
個とすることもでき、六角形の連結板に代えて他の多角
形にしてもよい。
【0030】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明は、径判別手段
には径測定プローブをタイヤホイールの半径方向に沿っ
て押圧する径方向圧付与シリンダと、径方向センサとを
設け、幅判別手段には幅測定プローブをタイヤホイール
の幅方向に沿って押圧する幅方向圧付与シリンダと、幅
方向センサとを備えた複数の幅判別ユニットを設け、該
複数の幅判別ユニットを径が異なる複数のタイヤホイー
ルの幅測定円周位置に合わせて対応配置し、径判別手段
による径判別と、複数の幅判別ユニットからなる幅判別
手段による幅判別とを同時に行うことにより、判別所要
時間を短くし、タイヤを変形させることなく正確に判別
することができ、判別ミスがないという優れた効果を奏
する。
には径測定プローブをタイヤホイールの半径方向に沿っ
て押圧する径方向圧付与シリンダと、径方向センサとを
設け、幅判別手段には幅測定プローブをタイヤホイール
の幅方向に沿って押圧する幅方向圧付与シリンダと、幅
方向センサとを備えた複数の幅判別ユニットを設け、該
複数の幅判別ユニットを径が異なる複数のタイヤホイー
ルの幅測定円周位置に合わせて対応配置し、径判別手段
による径判別と、複数の幅判別ユニットからなる幅判別
手段による幅判別とを同時に行うことにより、判別所要
時間を短くし、タイヤを変形させることなく正確に判別
することができ、判別ミスがないという優れた効果を奏
する。
【0031】請求項2に記載の本発明に係る寸法判別装
置は、タイヤホイールの外周に接離する複数のローラに
よって該タイヤホイールを把持するクランプ機構を設
け、該複数のローラを上下動自在とし、該複数のローラ
を使用してタイヤホイールを把持すると同時に所定位置
に芯合わせした状態にて該タイヤホイールを所定高さま
で上昇させて寸法判別を行うことにより、シリンダの動
作回数を確実に減らすことができ、寿命を大幅に延ばす
ことができる。
置は、タイヤホイールの外周に接離する複数のローラに
よって該タイヤホイールを把持するクランプ機構を設
け、該複数のローラを上下動自在とし、該複数のローラ
を使用してタイヤホイールを把持すると同時に所定位置
に芯合わせした状態にて該タイヤホイールを所定高さま
で上昇させて寸法判別を行うことにより、シリンダの動
作回数を確実に減らすことができ、寿命を大幅に延ばす
ことができる。
【図1】本発明の実施例に係るタイヤホイールの寸法判
別装置の全体を示す側面図である。
別装置の全体を示す側面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】図1のB−B矢視図である。
【図4】本発明の実施例に係るクランプ機構を示す平面
図である。
図である。
【図5】本発明の実施例に係るクランプ機構の要部を図
4に対し2倍に拡大して示した一部破断側面図である。
4に対し2倍に拡大して示した一部破断側面図である。
【図6】本発明の実施例に係る径判別手段の要部を示す
側面図である。
側面図である。
【図7】本発明の実施例に係る径判別手段の要部を示す
正面図である。
正面図である。
【図8】本発明の実施例に係る幅判別手段の要部を示す
背面図である。
背面図である。
【図9】本発明の実施例に係る幅判別手段の要部を示す
底面図である。
底面図である。
【図10】本発明の実施例に係る幅判別手段の要部を示
す側面図である。
す側面図である。
【図11】従来のタイヤホイールの寸法判別装置のクラ
ンプ機構を示す一部破断側面図である。
ンプ機構を示す一部破断側面図である。
【図12】従来のタイヤホイールの寸法判別装置の径判
別手段及び幅判別手段の説明用側面図である。
別手段及び幅判別手段の説明用側面図である。
2 クランプ機構 3 ローラ 3a 同芯凹部 5 タイヤホイール 5a ゴムタイヤ部分 5b ホイールディスク 5c ホイールリム 6 受け板 8 上昇駆動手段 10 径判別手段 11 径判別ユニット 12 径測定プローブ 13 径方向圧付与シリンダ 14 測長器(径方向センサ) 14a 筒体 14b 可動体 15 案内筒 16 径方向ガイドバー 20 幅判別手段 22,23,24,25 幅判別ユニット 26 幅測定プローブ 27 幅方向圧付与シリンダ 28 測長器(幅方向センサ) 29 幅方向ガイドバー 30 案内筒 71 ローラ軸 71a 雄ねじ 71b フランジ 73 クッションゴム 91 エアシリンダ 93 連結板 96 連結板 97 案内筒 104 エアシリンダ 106 案内筒 107 案内棒 108 連結板 109 連結板 111〜114 スペーサ 115 ブラケット
Claims (2)
- 【請求項1】 タイヤホイールの径判別手段と、幅判別
手段とを備え、前記径判別手段には径測定プローブをタ
イヤホイールの半径方向に沿って押圧する径方向圧付与
シリンダと、径方向センサとを設け、前記幅判別手段に
は幅測定プローブをタイヤホイールの幅方向に沿って押
圧する幅方向圧付与シリンダと、幅方向センサとを備え
た複数の幅判別ユニットを設け、該複数の幅判別ユニッ
トを径が異なる複数のタイヤホイールに対応するそれぞ
れの径の幅測定円周位置に合わせて対応配置し、前記径
判別手段による径判別と、前記複数の幅判別ユニットか
らなる幅判別手段による幅判別とを同時に行うことを特
徴とするタイヤホイールの寸法判別装置。 - 【請求項2】 タイヤホイールの外周に接離する複数の
ローラによって該タイヤホイールを把持するクランプ機
構を設け、前記複数のローラを上下動自在とし、該複数
のローラを使用してタイヤホイールを把持すると同時に
所定位置に芯合わせした状態にて該タイヤホイールを所
定高さまで上昇させて寸法判別を行うことを特徴とする
タイヤホイールの寸法判別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5006479A JPH06213650A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | タイヤホイールの寸法判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5006479A JPH06213650A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | タイヤホイールの寸法判別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06213650A true JPH06213650A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11639616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5006479A Pending JPH06213650A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | タイヤホイールの寸法判別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06213650A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08105703A (ja) * | 1994-10-03 | 1996-04-23 | Enbish Alum Wheels Co Ltd | 自動判別装置 |
JP2000346756A (ja) * | 1999-06-04 | 2000-12-15 | Yamato Scale Co Ltd | タイヤのビード幅測定装置 |
KR100692767B1 (ko) * | 2005-04-12 | 2007-03-09 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 타이어 휠의 사양 판별 장치 |
JP2012220319A (ja) * | 2011-04-07 | 2012-11-12 | Kobe Steel Ltd | タイヤ試験機用コンベア |
CN106872184A (zh) * | 2017-04-07 | 2017-06-20 | 珠海市圣丰机动车辆检测设备有限公司 | 一种汽车检测设备 |
CN109612395A (zh) * | 2018-12-14 | 2019-04-12 | 陕西迈拓克能源科技有限公司 | 一种果树果实直径自动测量仪 |
CN113218277A (zh) * | 2021-03-30 | 2021-08-06 | 嘉兴逸合盛制冷科技有限公司 | 一种可提高汽车检测设备检测精度的装置 |
-
1993
- 1993-01-19 JP JP5006479A patent/JPH06213650A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08105703A (ja) * | 1994-10-03 | 1996-04-23 | Enbish Alum Wheels Co Ltd | 自動判別装置 |
JP2000346756A (ja) * | 1999-06-04 | 2000-12-15 | Yamato Scale Co Ltd | タイヤのビード幅測定装置 |
KR100692767B1 (ko) * | 2005-04-12 | 2007-03-09 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 타이어 휠의 사양 판별 장치 |
JP2012220319A (ja) * | 2011-04-07 | 2012-11-12 | Kobe Steel Ltd | タイヤ試験機用コンベア |
CN106872184A (zh) * | 2017-04-07 | 2017-06-20 | 珠海市圣丰机动车辆检测设备有限公司 | 一种汽车检测设备 |
CN109612395A (zh) * | 2018-12-14 | 2019-04-12 | 陕西迈拓克能源科技有限公司 | 一种果树果实直径自动测量仪 |
CN109612395B (zh) * | 2018-12-14 | 2024-05-03 | 重庆秀油油茶科技有限公司 | 一种果树果实直径自动测量仪 |
CN113218277A (zh) * | 2021-03-30 | 2021-08-06 | 嘉兴逸合盛制冷科技有限公司 | 一种可提高汽车检测设备检测精度的装置 |
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