JPH06213372A - 海底パイプライン敷設用フローターの着脱方法 - Google Patents
海底パイプライン敷設用フローターの着脱方法Info
- Publication number
- JPH06213372A JPH06213372A JP5005028A JP502893A JPH06213372A JP H06213372 A JPH06213372 A JP H06213372A JP 5005028 A JP5005028 A JP 5005028A JP 502893 A JP502893 A JP 502893A JP H06213372 A JPH06213372 A JP H06213372A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- floater
- laying
- attachment
- attaching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 11
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 5
- 208000034699 Vitreous floaters Diseases 0.000 claims 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 9
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920006328 Styrofoam Polymers 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000009189 diving Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 239000008261 styrofoam Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L1/00—Laying or reclaiming pipes; Repairing or joining pipes on or under water
- F16L1/12—Laying or reclaiming pipes on or under water
- F16L1/16—Laying or reclaiming pipes on or under water on the bottom
- F16L1/163—Laying or reclaiming pipes on or under water on the bottom by varying the apparent weight of the pipe during the laying operation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 海底パイプラインの敷設における補助フロー
ターの着脱をダイバーなしで能率良く行う、フローター
の着脱方法を提供する。 【構成】 敷設パイプ１に配置されるフローター３を、
両端に輪５を有する取付けバンド４の両輪５に着脱治具
６を係止して取付けるとともに離脱用の１本のロープ９
を配置して敷設を行い、パイプ１が海底に着底後、前記
ロープ９の一端を固定し、他端を船上から引っ張ること
により取付けバンド４の係止を開放してフローター３を
パイプ１から離脱させる。
ターの着脱をダイバーなしで能率良く行う、フローター
の着脱方法を提供する。 【構成】 敷設パイプ１に配置されるフローター３を、
両端に輪５を有する取付けバンド４の両輪５に着脱治具
６を係止して取付けるとともに離脱用の１本のロープ９
を配置して敷設を行い、パイプ１が海底に着底後、前記
ロープ９の一端を固定し、他端を船上から引っ張ること
により取付けバンド４の係止を開放してフローター３を
パイプ１から離脱させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は海底パイプラインの敷設
工法に関するもので、更に詳しくは海底に敷設されるパ
イプに補助的に浮力を増すため、フローターを取付けな
がら敷設する海底パイプライン敷設用フローターの着脱
方法に関する。
工法に関するもので、更に詳しくは海底に敷設されるパ
イプに補助的に浮力を増すため、フローターを取付けな
がら敷設する海底パイプライン敷設用フローターの着脱
方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】海底パイプラインの敷設工法は敷設船上
でパイプを接合しながら順次パイプを海底に繰り出す敷
設船工法や、陸上にてパイプを接合し長尺化したものを
海上を浮遊曳航して敷設する浮遊曳航工法等がある。前
者の場合パイプは敷設船の船尾から海底に向かって斜め
に放出したスティンガーと称する浮力体上を滑らせ、パ
イプに過大な曲げ応力が生じないように適切な敷設線形
を維持しながら海底に敷設される。また、後者は一般に
陸上で多数のパイプを接合し、長管にしたものを敷設ラ
インの前方から牽引し、水面上を浮遊曳航して所定の場
所に沈設して敷設される。この場合パイプ自身の浮力で
浮遊させるかまたはフローターをパイプに沿わせて浮遊
させる。
でパイプを接合しながら順次パイプを海底に繰り出す敷
設船工法や、陸上にてパイプを接合し長尺化したものを
海上を浮遊曳航して敷設する浮遊曳航工法等がある。前
者の場合パイプは敷設船の船尾から海底に向かって斜め
に放出したスティンガーと称する浮力体上を滑らせ、パ
イプに過大な曲げ応力が生じないように適切な敷設線形
を維持しながら海底に敷設される。また、後者は一般に
陸上で多数のパイプを接合し、長管にしたものを敷設ラ
インの前方から牽引し、水面上を浮遊曳航して所定の場
所に沈設して敷設される。この場合パイプ自身の浮力で
浮遊させるかまたはフローターをパイプに沿わせて浮遊
させる。
【０００３】これらの敷設工法により敷設される海底パ
イプライン用のパイプは、海底に沈設するためパイプの
浮力以上に重量を増す必要があり、また外面防食の保護
のため通常コンクリートやモルタルでコーティングされ
ている。特に潮流の速い海域等に敷設する場合は、海底
に敷設したパイプが移動しないよう安定性を確保するた
め、コーティング厚さを厚くしてパイプ重量を重くする
ことが重要である。従って、このような条件下でパイプ
を敷設する場合は、浮力の増大により敷設線形を適切に
するため補助のフローターを取付けて敷設し、パイプが
海底に着底後このフローターを撤去する必要となる。従
来、このフローターの取付け、取外し作業はダイバー作
業により行われていた。
イプライン用のパイプは、海底に沈設するためパイプの
浮力以上に重量を増す必要があり、また外面防食の保護
のため通常コンクリートやモルタルでコーティングされ
ている。特に潮流の速い海域等に敷設する場合は、海底
に敷設したパイプが移動しないよう安定性を確保するた
め、コーティング厚さを厚くしてパイプ重量を重くする
ことが重要である。従って、このような条件下でパイプ
を敷設する場合は、浮力の増大により敷設線形を適切に
するため補助のフローターを取付けて敷設し、パイプが
海底に着底後このフローターを撤去する必要となる。従
来、このフローターの取付け、取外し作業はダイバー作
業により行われていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ダイバー作業によるフ
ローターの取付け、取外し作業は水中で行われるため能
率が悪く、また危険が伴う。特に潮流の速い海域や水深
の深い海底ではその傾向が顕著であり、海中潜水作業時
間が限られる問題もあった。本発明はこのような従来技
術の課題を解消し、ダイバー作業を必要とせず、しかも
極めて簡単な操作でフローターの着脱作業を行うことが
可能な海底パイプライン敷設用フローターの着脱方法を
提供することを目的としたものである。
ローターの取付け、取外し作業は水中で行われるため能
率が悪く、また危険が伴う。特に潮流の速い海域や水深
の深い海底ではその傾向が顕著であり、海中潜水作業時
間が限られる問題もあった。本発明はこのような従来技
術の課題を解消し、ダイバー作業を必要とせず、しかも
極めて簡単な操作でフローターの着脱作業を行うことが
可能な海底パイプライン敷設用フローターの着脱方法を
提供することを目的としたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する手段
の要旨は以下のとおりである。海底に敷設されるパイプ
１の延長方向に間隔をおいて配置されるフローター３を
敷設船または陸上にて、両端に輪５を有する取付けバン
ド４の両輪に着脱治具６を係止してパイプ１に取付ける
とともに、該着脱治具６を取付けバンド４から離脱する
一本のロープ９を取付けながらパイプ１の敷設を行い、
パイプが海底に着底後、前記ロープ９の一端を固定し、
他端を船上から引っ張ることによりパイプ１からフロー
ター３を離脱させることを特徴とする海底パイプライン
敷設用フローターの着脱方法およびパイプにフローター
を取付ける好ましい着脱治具６として、一本の鉄筋を用
い頂部が繋がり間隔を隔てて平行２列のＬ字形に折り曲
げ形成したものとしたものである。
の要旨は以下のとおりである。海底に敷設されるパイプ
１の延長方向に間隔をおいて配置されるフローター３を
敷設船または陸上にて、両端に輪５を有する取付けバン
ド４の両輪に着脱治具６を係止してパイプ１に取付ける
とともに、該着脱治具６を取付けバンド４から離脱する
一本のロープ９を取付けながらパイプ１の敷設を行い、
パイプが海底に着底後、前記ロープ９の一端を固定し、
他端を船上から引っ張ることによりパイプ１からフロー
ター３を離脱させることを特徴とする海底パイプライン
敷設用フローターの着脱方法およびパイプにフローター
を取付ける好ましい着脱治具６として、一本の鉄筋を用
い頂部が繋がり間隔を隔てて平行２列のＬ字形に折り曲
げ形成したものとしたものである。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図１は敷設船工法に本発明を適用した実施例で、海
底パイプ１の敷設途中において着底部分のパイプ１ａか
らフローター３を離脱させている状況を示す。図２は本
発明の着脱治具６でパイプ１にフローター３を取付け、
離脱用ロープ９を配置した図である。図３，図４
（ａ），（ｂ），（ｃ）は本発明に用いる好ましい着脱
治具６の例でフローター３の取付けバンド４を係止する
様子、およびパイプ１からフローター３を離脱させる
際、取付けバンド４の係止が開放される様子を示す。
る。図１は敷設船工法に本発明を適用した実施例で、海
底パイプ１の敷設途中において着底部分のパイプ１ａか
らフローター３を離脱させている状況を示す。図２は本
発明の着脱治具６でパイプ１にフローター３を取付け、
離脱用ロープ９を配置した図である。図３，図４
（ａ），（ｂ），（ｃ）は本発明に用いる好ましい着脱
治具６の例でフローター３の取付けバンド４を係止する
様子、およびパイプ１からフローター３を離脱させる
際、取付けバンド４の係止が開放される様子を示す。
【０００７】以下、敷設船工法による海底パイプライン
敷設における本発明の施工手順を説明する。海底に敷設
されるパイプ１は図１に示すように敷設船１２上で順次
溶接接合し、パイプラインの敷設線に沿って敷設船１２
を前進させることにより、船尾に取付けたスティンガー
１３上を滑らせて海底１５に沈設される。パイプ１はコ
ンクリートコーティング２され重力が重くなっているた
め、スティンガー１３の浮力のみでは浮力が不足して適
切な敷設線形が得られない。そこで、パイプ１の延長方
向の適当な間隔毎に浮力を増してパイプの水中重力を軽
減するため、補助的にフローター３が取付けられる。
敷設における本発明の施工手順を説明する。海底に敷設
されるパイプ１は図１に示すように敷設船１２上で順次
溶接接合し、パイプラインの敷設線に沿って敷設船１２
を前進させることにより、船尾に取付けたスティンガー
１３上を滑らせて海底１５に沈設される。パイプ１はコ
ンクリートコーティング２され重力が重くなっているた
め、スティンガー１３の浮力のみでは浮力が不足して適
切な敷設線形が得られない。そこで、パイプ１の延長方
向の適当な間隔毎に浮力を増してパイプの水中重力を軽
減するため、補助的にフローター３が取付けられる。
【０００８】このフローター３は図２に示すように通
常、発泡スチロールや発泡ウレタン等で製作されパイプ
１が着底するまでの間、敷設線形を適切に維持するため
仮設的に用いるものであり、海底１５に着底後は潮流等
の外力を受け易くなるため撤去する必要がある。フロー
ター３のパイプ１への取付けは敷設船１２上にて行わ
れ、パイプ１上に載置したフローター３とパイプ１に両
端に輪５を有する取付けバンド４を巻付け、両輪５を専
用の着脱治具６で係止する。取付けバンド４は梱包用の
スチールバンドやプラスチックバンド等が用いられる。
常、発泡スチロールや発泡ウレタン等で製作されパイプ
１が着底するまでの間、敷設線形を適切に維持するため
仮設的に用いるものであり、海底１５に着底後は潮流等
の外力を受け易くなるため撤去する必要がある。フロー
ター３のパイプ１への取付けは敷設船１２上にて行わ
れ、パイプ１上に載置したフローター３とパイプ１に両
端に輪５を有する取付けバンド４を巻付け、両輪５を専
用の着脱治具６で係止する。取付けバンド４は梱包用の
スチールバンドやプラスチックバンド等が用いられる。
【０００９】着脱治具６は、両端に輪５を有する取付け
バンド４の両輪５に係止部材を挿し込み、この係止部材
に上向きの荷重を作用させると、係止部材が取付けバン
ド４の輪５から離脱する機能を有するものであれば良
い。図３に示すように一本の鉄筋を用い、頂部が繋がり
間隔を隔てて平行２列のＬ字形に折り曲げ形成した着脱
治具６にすると製作が容易で、作業性も良い。
バンド４の両輪５に係止部材を挿し込み、この係止部材
に上向きの荷重を作用させると、係止部材が取付けバン
ド４の輪５から離脱する機能を有するものであれば良
い。図３に示すように一本の鉄筋を用い、頂部が繋がり
間隔を隔てて平行２列のＬ字形に折り曲げ形成した着脱
治具６にすると製作が容易で、作業性も良い。
【００１０】このＬ字形着脱治具６によるフローター３
の取付けは、図３に示すようにＬ字の下辺端の２本の部
材７を取付けバンド４の両輪５に差し込むのみで行うこ
とができる。なお、荷締め機を用いて更に取付けバンド
をきつく締めつけても良い。フローター３の取付けが済
んだら離脱用の一本のロープ９を着脱治具６にセットし
ておく必要がある。このロープ９は図２に示すように全
ての着脱治具６の頂部の逆Ｕ字空間８内に挿通する。
の取付けは、図３に示すようにＬ字の下辺端の２本の部
材７を取付けバンド４の両輪５に差し込むのみで行うこ
とができる。なお、荷締め機を用いて更に取付けバンド
をきつく締めつけても良い。フローター３の取付けが済
んだら離脱用の一本のロープ９を着脱治具６にセットし
ておく必要がある。このロープ９は図２に示すように全
ての着脱治具６の頂部の逆Ｕ字空間８内に挿通する。
【００１１】図４（ａ），（ｂ），（ｃ）は離脱用ロー
プ９により着脱治具６の係止を開放する様子を示したも
のである。即ち、係止状態の着脱治具６の頂部にロープ
９により上向きの荷重を作用させると（ａ）、着脱治具
６が回動し（ｂ）、遂にバンドの両輪５に差し込んだＬ
字の下辺端の２本の部材７が、両輪５から外れて係止状
態が開放される（ｃ）。なお、Ｌ字形着脱治具を取付け
バンド４の両輪５に差し込む際、差し込み方向が図と逆
にならないよう注意しなければならない。
プ９により着脱治具６の係止を開放する様子を示したも
のである。即ち、係止状態の着脱治具６の頂部にロープ
９により上向きの荷重を作用させると（ａ）、着脱治具
６が回動し（ｂ）、遂にバンドの両輪５に差し込んだＬ
字の下辺端の２本の部材７が、両輪５から外れて係止状
態が開放される（ｃ）。なお、Ｌ字形着脱治具を取付け
バンド４の両輪５に差し込む際、差し込み方向が図と逆
にならないよう注意しなければならない。
【００１２】図５は他の着脱治具６の例であり、前述の
２列のＬ字形鉄筋の中間を別の鉄筋６ａで連結したもの
である。この着脱治具を用いれば、取付けバンドを取付
ける際Ｌ字形の下辺端の２本の部材７に作用する外力に
対して補強効果があるとともに、離脱用ロープ９を環状
内８ａに挿通することにより、取付けバンドから着脱治
具を離脱した後も、ロープに挿通されたままとなるため
回収することができる。
２列のＬ字形鉄筋の中間を別の鉄筋６ａで連結したもの
である。この着脱治具を用いれば、取付けバンドを取付
ける際Ｌ字形の下辺端の２本の部材７に作用する外力に
対して補強効果があるとともに、離脱用ロープ９を環状
内８ａに挿通することにより、取付けバンドから着脱治
具を離脱した後も、ロープに挿通されたままとなるため
回収することができる。
【００１３】着底した部分のパイプ１ａからフローター
３を撤去する場合は、図１に示すようにロープ９の一端
を敷設船１２上のパイプ端１０に固定し、他端を作業船
１４から引っ張ってロープ９に上向きの荷重を作用させ
ればよい。このロープ９の他端はフローター３の離脱作
業を行わない間はブイ１１で水面に保持しておく。
３を撤去する場合は、図１に示すようにロープ９の一端
を敷設船１２上のパイプ端１０に固定し、他端を作業船
１４から引っ張ってロープ９に上向きの荷重を作用させ
ればよい。このロープ９の他端はフローター３の離脱作
業を行わない間はブイ１１で水面に保持しておく。
【００１４】パイプ１からフローター３を撤去する作業
はパイプの着底に応じて順次行うか、または或る程度ま
とめて行うこととし、撤去したフローター３は回収して
繰り返し利用することができる。本発明を浮遊曳航工法
による海底パイプライン敷設に適用する場合は、長管製
作場所の陸上で敷設船工法とほぼ同様な手段でパイプに
フローターを取付け、離脱用ロープをセットしておき、
パイプを沈設後フローターの撤去作業を行うことができ
る。
はパイプの着底に応じて順次行うか、または或る程度ま
とめて行うこととし、撤去したフローター３は回収して
繰り返し利用することができる。本発明を浮遊曳航工法
による海底パイプライン敷設に適用する場合は、長管製
作場所の陸上で敷設船工法とほぼ同様な手段でパイプに
フローターを取付け、離脱用ロープをセットしておき、
パイプを沈設後フローターの撤去作業を行うことができ
る。
【００１５】
【発明の効果】本発明によればフローターを用いる海底
パイプライン敷設工法において、ダイバーによる水中作
業を必要とせず、極めて簡単な作業で能率良く、かつ安
全にフローター取付けおよび着底パイプからフローター
の離脱・撤去を行うことが可能である。特にダイバー作
業が制限される潮流の速い海域や、大水深における海底
パイプライン敷設において大きな効果を奏する。
パイプライン敷設工法において、ダイバーによる水中作
業を必要とせず、極めて簡単な作業で能率良く、かつ安
全にフローター取付けおよび着底パイプからフローター
の離脱・撤去を行うことが可能である。特にダイバー作
業が制限される潮流の速い海域や、大水深における海底
パイプライン敷設において大きな効果を奏する。
【図１】敷設船工法に本発明を適用した実施例で、着底
部分のパイプからフローターを離脱させる説明図であ
る。
部分のパイプからフローターを離脱させる説明図であ
る。
【図２】本発明の着脱治具でパイプにフローターを取付
け、離脱用ロープを配置した斜視図である。
け、離脱用ロープを配置した斜視図である。
【図３】本発明に用いる着脱治具の斜視図である。
【図４】（ａ），（ｂ），（ｃ）は着脱治具でフロータ
ーの取付けバンドの係止およびパイプからフローターを
離脱させる作用の説明図である。
ーの取付けバンドの係止およびパイプからフローターを
離脱させる作用の説明図である。
【図５】着脱治具の他の例の説明図である。
１ パイプ ２ コンクリートコーティング ３ フローター ４ 取付けバンド ５ 輪 ６ 着脱治具 ７ Ｌ字の下辺端 ８ 逆Ｕ字空間 ９ ロープ １０ パイプ端 １１ ブイ １２ 敷設船 １３ スティンガー １４ 作業船 １５ 海底
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑田 起義 東京都千代田区大手町二丁目６番３号 新 日本製鐵株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 海底に敷設されるパイプ１の延長方向に
間隔をおいて配置されるフローター３を敷設船または陸
上にて、両端に輪５を有する取付けバンド４の両輪に着
脱治具６を係止してパイプ１に取付けるとともに、該着
脱治具６を取付けバンド４から離脱する一本のロープ９
を取付けながらパイプ１の敷設を行い、パイプが海底に
着底後、前記ロープ９の一端を固定し、他端を船上から
引っ張ることによりパイプ１からフローター３を離脱さ
せることを特徴とする海底パイプライン敷設用フロータ
ーの着脱方法。 - 【請求項２】 頂部が繋がり間隔を隔てて平行２列のＬ
字形に折り曲げ形成された一本の鉄筋からなる着脱治具
６を用いることを特徴とする請求項１記載の海底パイプ
ライン敷設用フローターの着脱方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5005028A JPH06213372A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 海底パイプライン敷設用フローターの着脱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5005028A JPH06213372A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 海底パイプライン敷設用フローターの着脱方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06213372A true JPH06213372A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11600039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5005028A Withdrawn JPH06213372A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 海底パイプライン敷設用フローターの着脱方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06213372A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2327913A1 (en) * | 2009-11-30 | 2011-06-01 | H.J. Wiefferink B.V. | Floatation device |
| KR101313562B1 (ko) * | 2012-02-28 | 2013-10-01 | 삼성중공업 주식회사 | 부양식 파이프라인 지지장치 및 이를 이용하는 파이프부설선과 해저 파이프라인 부설방법 |
| KR101335249B1 (ko) * | 2012-02-28 | 2013-12-03 | 삼성중공업 주식회사 | 부유지지체 및 이를 갖는 파이프라인 부설선 |
| EP3284991A1 (en) * | 2016-08-18 | 2018-02-21 | Baggermaatschappij Boskalis B.V. | Method and system for releasing a submergible load from a buoyant member |
| CN110848459A (zh) * | 2019-10-28 | 2020-02-28 | 海洋石油工程股份有限公司 | 海底管道浮筒安装回收方法 |
| CN116838854A (zh) * | 2023-08-29 | 2023-10-03 | 天津天易海上工程有限公司 | 一种浅海管线浮托施工装置及方法 |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP5005028A patent/JPH06213372A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2327913A1 (en) * | 2009-11-30 | 2011-06-01 | H.J. Wiefferink B.V. | Floatation device |
| KR101313562B1 (ko) * | 2012-02-28 | 2013-10-01 | 삼성중공업 주식회사 | 부양식 파이프라인 지지장치 및 이를 이용하는 파이프부설선과 해저 파이프라인 부설방법 |
| KR101335249B1 (ko) * | 2012-02-28 | 2013-12-03 | 삼성중공업 주식회사 | 부유지지체 및 이를 갖는 파이프라인 부설선 |
| EP3284991A1 (en) * | 2016-08-18 | 2018-02-21 | Baggermaatschappij Boskalis B.V. | Method and system for releasing a submergible load from a buoyant member |
| NL2017332B1 (en) * | 2016-08-18 | 2018-02-23 | Boskalis Bv Baggermaatschappij | Method, system and parts of said system for releasing a submergible load from a buoyant member |
| CN110848459A (zh) * | 2019-10-28 | 2020-02-28 | 海洋石油工程股份有限公司 | 海底管道浮筒安装回收方法 |
| CN116838854A (zh) * | 2023-08-29 | 2023-10-03 | 天津天易海上工程有限公司 | 一种浅海管线浮托施工装置及方法 |
| CN116838854B (zh) * | 2023-08-29 | 2023-10-31 | 天津天易海上工程有限公司 | 一种浅海管线浮托施工装置及方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6309269B1 (en) | Variable buoyancy buoy for mooring mobile offshore drilling units | |
| AU626761B2 (en) | Method of deepwater pipelay | |
| US5992060A (en) | Method of and apparatus for anchor installation | |
| US3698348A (en) | Method and apparatus for subsurface towing of flowlines | |
| US20030123936A1 (en) | Tension leg and method for transport, installation and removal of tension legs pipelines and slender bodies | |
| JPH06213372A (ja) | 海底パイプライン敷設用フローターの着脱方法 | |
| EP3874191B1 (en) | Installation of subsea pipelines | |
| US20070196179A1 (en) | Method and apparatus for laying a pipeline | |
| AU2015207769B2 (en) | Transportation and installation of subsea rigid tie-in connections | |
| JPH02214404A (ja) | 浮上プラント用長尺体立上げ布設方法 | |
| US4573425A (en) | Rapidly installable mooring and cargo transfer system | |
| US3766743A (en) | Underwater pipeline installation | |
| KR100537772B1 (ko) | 스틸 부이를 이용한 관로 설치방법 | |
| EP0064398A1 (en) | Retrievable support system for launching of long pipelines | |
| JP4394967B2 (ja) | 錘の固定構造 | |
| JP2762747B2 (ja) | 浮函体の洋上接合方法 | |
| JPH0143193B2 (ja) | ||
| JPH06159553A (ja) | 水底沈設管布設方法 | |
| SU1204850A1 (ru) | Способ прокладки подводного трубопровода | |
| GB1599311A (en) | Underwater pipelines | |
| JPS61207117A (ja) | 水底ケ−ブルの陸揚工法 | |
| JPS6357982A (ja) | 補強コンクリ−ト管の水中自動圧接配管工法 | |
| CN117489875A (zh) | 卷管型海管plet安装方法 | |
| JPH0611998B2 (ja) | 洋上におけるコンクリート打設方法 | |
| JPH0348076B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000404 |