JPH06212810A - 建設工事現場の足場に防災安全シートを展張する方法 - Google Patents
建設工事現場の足場に防災安全シートを展張する方法Info
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- JPH06212810A JPH06212810A JP3724393A JP3724393A JPH06212810A JP H06212810 A JPH06212810 A JP H06212810A JP 3724393 A JP3724393 A JP 3724393A JP 3724393 A JP3724393 A JP 3724393A JP H06212810 A JPH06212810 A JP H06212810A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 予め各ユニットに防災安全シートを取付けて
足場を組むことにより、高所でのシートの展張作業を解
消した足場に防災安全シートを展張する方法を提供す
る。 【構成】 少くとも４隅に支柱パイプ２ａを配置し、こ
の支柱に作業台を設置してなる足場ユニットを、水平に
横たえ、同一面にある支柱パイプの上端に防災安全シー
ト４の上面端部を取り付け該支柱パイプの上下両端の間
の数個所に防災安全シートの側面端部を取り付けて防災
安全シートを配設した足場ユニットを形成し、このユニ
ットを引き起こして順次高さ方向に積重ね互いに固定す
ることにより建設工事現場の足場に防災安全シートを展
張する方法。
足場を組むことにより、高所でのシートの展張作業を解
消した足場に防災安全シートを展張する方法を提供す
る。 【構成】 少くとも４隅に支柱パイプ２ａを配置し、こ
の支柱に作業台を設置してなる足場ユニットを、水平に
横たえ、同一面にある支柱パイプの上端に防災安全シー
ト４の上面端部を取り付け該支柱パイプの上下両端の間
の数個所に防災安全シートの側面端部を取り付けて防災
安全シートを配設した足場ユニットを形成し、このユニ
ットを引き起こして順次高さ方向に積重ね互いに固定す
ることにより建設工事現場の足場に防災安全シートを展
張する方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は建築現場の足場に防災安
全シートを展張する方法であって、さらに詳細には足場
を構成するユニットに防災安全シートを予め配設し、こ
のユニットを順次高さ方向に積重ね、また横方向に連結
して足場全体に防災安全シートを展張する方法に関す
る。
全シートを展張する方法であって、さらに詳細には足場
を構成するユニットに防災安全シートを予め配設し、こ
のユニットを順次高さ方向に積重ね、また横方向に連結
して足場全体に防災安全シートを展張する方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来足場に防災安全シートを展張するに
は、まず組立てた足場の最上部に折り畳んだ状態のシー
トをクレーンで持上げ、最上段の作業台上で安全シート
を広げ、ついでシート上端のハドメ孔にロープを通して
足場最上部の縦および横の支柱パイプに連結して下方に
垂れ下げる。その後シートの側部と下端のハドメ孔にロ
ープを通して支柱パイプに連結して展張していた。
は、まず組立てた足場の最上部に折り畳んだ状態のシー
トをクレーンで持上げ、最上段の作業台上で安全シート
を広げ、ついでシート上端のハドメ孔にロープを通して
足場最上部の縦および横の支柱パイプに連結して下方に
垂れ下げる。その後シートの側部と下端のハドメ孔にロ
ープを通して支柱パイプに連結して展張していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の防災安全シート
の展張方法は、高い位置のしかも狭い作業台上で重いシ
ートを広げたり、支柱パイプに連結したり、下方に垂れ
下げる作業を行なわなければならない問題があり、風圧
によるシートのはためきによる危険もあってシートの展
張が容易でなかった。
の展張方法は、高い位置のしかも狭い作業台上で重いシ
ートを広げたり、支柱パイプに連結したり、下方に垂れ
下げる作業を行なわなければならない問題があり、風圧
によるシートのはためきによる危険もあってシートの展
張が容易でなかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、 「１． 少くとも４隅に支柱パイプを配置し、この支柱
に作業台を設置してなる足場ユニットを、水平に横た
え、同一面にある支柱パイプの上端に防災安全シートの
上面端部を取り付け該支柱パイプの上下両端の間の数個
所に防災安全シートの側面端部を取り付けて防災安全シ
ートを配設した足場ユニットを形成し、このユニットを
引き起こして順次高さ方向に積重ね互いに固定すること
により建設工事現場の足場に防災安全シートを展張する
方法。 ２． 水平に横たえたユニットの建築現場側の支柱パイ
プの地表面側下端を地表面に接触させ上端を地表面から
若干持ち上げて傾斜状態となして足場ユニットと地表面
との間に作業間隙を形成し、この状態においてユニット
の同一面にある支柱パイプに防災安全シートを取り付け
ることを特徴とする、１項に記載された建設工事現場の
足場に防災安全シートを展張する方法。 ３． 防災安全シートを傾斜状態となった足場ユニット
の地表面側にある支柱パイプに取り付けることを特徴と
する、２項に記載された建設工事現場の足場に防災安全
シートを展張する方法。 ４． 支柱パイプの数個所に防災安全シートの側面端部
を仮取り付けしユニットを引き起こしてから完全に取り
付けることを特徴とする、１項ないし３項のいずれか１
項に記載された建設工事現場の足場に防災安全シートを
展張する方法。 ５． 防災安全シートを配設した足場ユニットを横方向
に配列して互いに連結し、さらに順次高さ方向に積重ね
互いに固定して足場を構成することを特徴とする、１項
ないし４項のいずれか１項に記載された建設工事現場の
足場に防災安全シートを展張する方法。 ６． 防災安全シートの上面端部に連結リングを配設し
このリングを支柱パイプの上端に挿着して防災安全シー
トの上面端部を支柱パイプに取り付けることを特徴とす
る、１項ないし５項のいずれか１項に記載された建設工
事現場の足場に防災安全シートを展張する方法。 ７． 支柱パイプと防災安全シートの側面端部を取り付
けがシートに設けたハドメ孔とこの孔を通して支柱パイ
プにシートを固定する固定具による取り付けである、１
項ないし６項のいずれか１項に記載された建設工事現場
の足場に防災安全シートを展張する方法。 ８． 固定具がバンド、紐、連結リング等から選んだも
のである、７項に記載された建設工事現場の足場に防災
安全シートを展張する方法。 ９． 隣り合うユニットに配設する支防災安全シートの
巾を隣り合うユニットの支柱にとどく長さとしシートの
側面端部にそのユニットの支柱に連結するハドメ孔と隣
接するユニットの支柱にハドメするハドメ孔の２種のハ
ドメ孔を配置し足場を組立てた後、該シートを隣接する
ユニットの支柱に連結することにより隣接するユニット
の支柱間の空隙をもシートで覆うことを特徴とする、１
項ないし８項のいずれか１項に記載された建設工事現場
の足場に防災安全シートを展張する方法。 １０． 防災安全シートがメッシュシートである、１項
ないし９項のいずれか１項に記載された建設工事現場の
足場に防災安全シートを展張する方法。」に関する。
に作業台を設置してなる足場ユニットを、水平に横た
え、同一面にある支柱パイプの上端に防災安全シートの
上面端部を取り付け該支柱パイプの上下両端の間の数個
所に防災安全シートの側面端部を取り付けて防災安全シ
ートを配設した足場ユニットを形成し、このユニットを
引き起こして順次高さ方向に積重ね互いに固定すること
により建設工事現場の足場に防災安全シートを展張する
方法。 ２． 水平に横たえたユニットの建築現場側の支柱パイ
プの地表面側下端を地表面に接触させ上端を地表面から
若干持ち上げて傾斜状態となして足場ユニットと地表面
との間に作業間隙を形成し、この状態においてユニット
の同一面にある支柱パイプに防災安全シートを取り付け
ることを特徴とする、１項に記載された建設工事現場の
足場に防災安全シートを展張する方法。 ３． 防災安全シートを傾斜状態となった足場ユニット
の地表面側にある支柱パイプに取り付けることを特徴と
する、２項に記載された建設工事現場の足場に防災安全
シートを展張する方法。 ４． 支柱パイプの数個所に防災安全シートの側面端部
を仮取り付けしユニットを引き起こしてから完全に取り
付けることを特徴とする、１項ないし３項のいずれか１
項に記載された建設工事現場の足場に防災安全シートを
展張する方法。 ５． 防災安全シートを配設した足場ユニットを横方向
に配列して互いに連結し、さらに順次高さ方向に積重ね
互いに固定して足場を構成することを特徴とする、１項
ないし４項のいずれか１項に記載された建設工事現場の
足場に防災安全シートを展張する方法。 ６． 防災安全シートの上面端部に連結リングを配設し
このリングを支柱パイプの上端に挿着して防災安全シー
トの上面端部を支柱パイプに取り付けることを特徴とす
る、１項ないし５項のいずれか１項に記載された建設工
事現場の足場に防災安全シートを展張する方法。 ７． 支柱パイプと防災安全シートの側面端部を取り付
けがシートに設けたハドメ孔とこの孔を通して支柱パイ
プにシートを固定する固定具による取り付けである、１
項ないし６項のいずれか１項に記載された建設工事現場
の足場に防災安全シートを展張する方法。 ８． 固定具がバンド、紐、連結リング等から選んだも
のである、７項に記載された建設工事現場の足場に防災
安全シートを展張する方法。 ９． 隣り合うユニットに配設する支防災安全シートの
巾を隣り合うユニットの支柱にとどく長さとしシートの
側面端部にそのユニットの支柱に連結するハドメ孔と隣
接するユニットの支柱にハドメするハドメ孔の２種のハ
ドメ孔を配置し足場を組立てた後、該シートを隣接する
ユニットの支柱に連結することにより隣接するユニット
の支柱間の空隙をもシートで覆うことを特徴とする、１
項ないし８項のいずれか１項に記載された建設工事現場
の足場に防災安全シートを展張する方法。 １０． 防災安全シートがメッシュシートである、１項
ないし９項のいずれか１項に記載された建設工事現場の
足場に防災安全シートを展張する方法。」に関する。
【０００５】
【作用】本発明の第１の特徴は、足場を構成してから防
災安全シートを展張するのではなく、足場を構成する足
場ユニットの一面に予め防災安全シートを取付けてシー
トを配置したユニットを形成し、このユニットを高さ方
向と横方向に連結して組立て足場を構成することによ
り、足場全体に防災安全シートを展張することである。
このようにして、高く狭い作業台上の展張作業を不要と
することが出来る。
災安全シートを展張するのではなく、足場を構成する足
場ユニットの一面に予め防災安全シートを取付けてシー
トを配置したユニットを形成し、このユニットを高さ方
向と横方向に連結して組立て足場を構成することによ
り、足場全体に防災安全シートを展張することである。
このようにして、高く狭い作業台上の展張作業を不要と
することが出来る。
【０００６】本発明の第２の特徴は、ユニットを傾斜さ
せた状態でシートを取付けることである。勿論ユニット
を地上に横たえて、地表面と反対側の面にシートを取付
けてもよい。このようにしてシートを取付けたユニット
を起して立てるとシートが展張されることになる。とこ
ろで、ユニットの建築現場側の支柱の地表面側下端を地
表面に触れさせて他端を上方に若干持上げて起し、ユニ
ットの地表面側の面と地表面の間に作業空間を形成し、
この面の支柱パイプの上端に防災安全シートを取付ける
とシートは自重でシワなく広がり、取付が容易となる。
そしてユニットを起したとき防災安全シートはユニット
の建築物と反対側に展張されるのでそのまま組立てれば
足場作業現場を覆うことが出来る。この展張方法を用い
ずにユニットの地表面反対側にシートを配置すると足場
を組立てる場合にユニットを１８０°回転してシート面
を建築物の反対面にしなければならない不利があり、足
場組立作業現場が狭い場合、ユニットの回転は煩わしい
こととなる。
せた状態でシートを取付けることである。勿論ユニット
を地上に横たえて、地表面と反対側の面にシートを取付
けてもよい。このようにしてシートを取付けたユニット
を起して立てるとシートが展張されることになる。とこ
ろで、ユニットの建築現場側の支柱の地表面側下端を地
表面に触れさせて他端を上方に若干持上げて起し、ユニ
ットの地表面側の面と地表面の間に作業空間を形成し、
この面の支柱パイプの上端に防災安全シートを取付ける
とシートは自重でシワなく広がり、取付が容易となる。
そしてユニットを起したとき防災安全シートはユニット
の建築物と反対側に展張されるのでそのまま組立てれば
足場作業現場を覆うことが出来る。この展張方法を用い
ずにユニットの地表面反対側にシートを配置すると足場
を組立てる場合にユニットを１８０°回転してシート面
を建築物の反対面にしなければならない不利があり、足
場組立作業現場が狭い場合、ユニットの回転は煩わしい
こととなる。
【０００７】本発明の第３の特徴は傾斜状態のユニット
にシートを仮取付し、ユニットを起してから完全に取付
けることである。仮取付することによりユニットを起し
た時に風圧によりシートがはためくことがなく、しかも
仮取付けであるので自重により垂れ下がってたわみやシ
ワが消えこの状態で完全取付を行なうと外観が良好とな
る。ユニットは高さが高くないので突然取付け作業も容
易である。
にシートを仮取付し、ユニットを起してから完全に取付
けることである。仮取付することによりユニットを起し
た時に風圧によりシートがはためくことがなく、しかも
仮取付けであるので自重により垂れ下がってたわみやシ
ワが消えこの状態で完全取付を行なうと外観が良好とな
る。ユニットは高さが高くないので突然取付け作業も容
易である。
【０００８】本発明の第４の特徴は防災安全シートの巾
を隣り合うユニットの支柱にとどく長さとし、シートの
側面端部に自身のユニットの支柱に連結するハドメ孔と
隣接するユニットの支柱に連結するハドメ孔の２種のハ
ドメ孔を配設したことである。こうして一つのユニット
に展張配置したシートを足場を組立てた後、隣接するユ
ニットの支柱にも連結することにより、ユニット間の間
隙をもシートで覆うことが出来、足場全体がシートで覆
われるので防災効果は非常に良好となる。シートと支柱
パイプとの連結はバンドや紐をハドメ孔に通して固定す
るほか、固定用リング等適宜なものを使用することが出
来る。
を隣り合うユニットの支柱にとどく長さとし、シートの
側面端部に自身のユニットの支柱に連結するハドメ孔と
隣接するユニットの支柱に連結するハドメ孔の２種のハ
ドメ孔を配設したことである。こうして一つのユニット
に展張配置したシートを足場を組立てた後、隣接するユ
ニットの支柱にも連結することにより、ユニット間の間
隙をもシートで覆うことが出来、足場全体がシートで覆
われるので防災効果は非常に良好となる。シートと支柱
パイプとの連結はバンドや紐をハドメ孔に通して固定す
るほか、固定用リング等適宜なものを使用することが出
来る。
【０００９】防災安全シートとしては、カンバス、フイ
ルムも使用出来るが、風圧によるはためきの少い点から
メッシュシートが最も好適である。足場ユニットとして
は、通常の４本の支柱に作業台を固定したものでもよい
が、作業台を支柱にボルトとナットで回動可能に枢着し
折り畳み可能としたユニットは使用時に組立てられるの
で、輸送、保管に便利である。
ルムも使用出来るが、風圧によるはためきの少い点から
メッシュシートが最も好適である。足場ユニットとして
は、通常の４本の支柱に作業台を固定したものでもよい
が、作業台を支柱にボルトとナットで回動可能に枢着し
折り畳み可能としたユニットは使用時に組立てられるの
で、輸送、保管に便利である。
【００１０】
【実施例】次に実施例について具体的に説明する。図１
は足場ユニットを示し、１はユニットである。２は支柱
であり、３は作業台である。支柱は横方向にも配置する
ことが出来るが、特に足場の最上部に配置されるユニッ
トの支柱の上方には横方向の支柱を設けると、この支柱
にもシートの上端を連結出来る利点がある。
は足場ユニットを示し、１はユニットである。２は支柱
であり、３は作業台である。支柱は横方向にも配置する
ことが出来るが、特に足場の最上部に配置されるユニッ
トの支柱の上方には横方向の支柱を設けると、この支柱
にもシートの上端を連結出来る利点がある。
【００１１】図２は足場ユニット１を地表面側の支柱２
ａを地表面に接して他端を若干クレーンで持上げて地表
面との間に作業間隙を形成し、防災安全シート４の上端
を連結リング５により下面側支柱２ａの上端に連結す
る。
ａを地表面に接して他端を若干クレーンで持上げて地表
面との間に作業間隙を形成し、防災安全シート４の上端
を連結リング５により下面側支柱２ａの上端に連結す
る。
【００１２】図３はシートの側面端部を支柱２ａに取付
けたところを示す。ユニットを傾斜させて取付るのでシ
ートは自重で下がりシワの発生がない。ユニットの下端
を建築物側に向けておけばシートは建築物と反対側の面
に展張される。こうしてシートが展張されたユニットを
高さ方向と横方向い組合せれば防災安全シートを展張し
た足場が完成する。ユニットを傾斜した状態に維持しな
がら上面面にシートを展張することも出来る。この場合
はシートの自重がかかり難いのでしわが残り易いこと
と、シート展張面が建築物側となるので作業が出来ない
から、ユニットを１８０度回転させなければならない不
便がある。ユニットを地表面に横たえて上面にシートを
展張することも出来るがこの場合も同様に不便がある。
従って、図２と図３に示す実施例が好ましい。
けたところを示す。ユニットを傾斜させて取付るのでシ
ートは自重で下がりシワの発生がない。ユニットの下端
を建築物側に向けておけばシートは建築物と反対側の面
に展張される。こうしてシートが展張されたユニットを
高さ方向と横方向い組合せれば防災安全シートを展張し
た足場が完成する。ユニットを傾斜した状態に維持しな
がら上面面にシートを展張することも出来る。この場合
はシートの自重がかかり難いのでしわが残り易いこと
と、シート展張面が建築物側となるので作業が出来ない
から、ユニットを１８０度回転させなければならない不
便がある。ユニットを地表面に横たえて上面にシートを
展張することも出来るがこの場合も同様に不便がある。
従って、図２と図３に示す実施例が好ましい。
【００１３】図４は隣接するユニットの間隙をシートで
覆ったところを示す。シート４の巾を隣接するユニット
の支柱２ｂにとどく長さとし、一方の側面に自身のユニ
ットの支柱２ａに連結するハドメ孔６と隣接する支柱２
ｂに連結するハドメ孔７を配設し、夫々のハドメ孔に
紐、ロープ、リング等を挿通して支柱に連結する。こう
してユニットとユニットの間隙もシートで覆われるので
防災効果が良好となる。
覆ったところを示す。シート４の巾を隣接するユニット
の支柱２ｂにとどく長さとし、一方の側面に自身のユニ
ットの支柱２ａに連結するハドメ孔６と隣接する支柱２
ｂに連結するハドメ孔７を配設し、夫々のハドメ孔に
紐、ロープ、リング等を挿通して支柱に連結する。こう
してユニットとユニットの間隙もシートで覆われるので
防災効果が良好となる。
【００１４】本発明で使用する足場ユニットは図１のよ
うに支柱と作業台を固定したユニットでもよいが、図５
に示すように作業台を支柱に回動可能に枢着し、使用時
に組立てて固定するユニットを使用すると輸送、保管に
便利である。図５で支柱２に作業台３が枢着されてお
り、折り畳んだ状態から引き起こして、ボルトとナット
で固定することが出来る。シートの展張は同じである。
うに支柱と作業台を固定したユニットでもよいが、図５
に示すように作業台を支柱に回動可能に枢着し、使用時
に組立てて固定するユニットを使用すると輸送、保管に
便利である。図５で支柱２に作業台３が枢着されてお
り、折り畳んだ状態から引き起こして、ボルトとナット
で固定することが出来る。シートの展張は同じである。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、高くて狭い足場最上段の作業
台でのシートの展張を行なう必要がなく、シートを展張
したユニットを組立てるので迅速に防災安全シートを展
張した足場を形成することが出来る。さらに、隣接する
ユニットとの間隙も覆うことが出来るので防災効果が大
きい。
台でのシートの展張を行なう必要がなく、シートを展張
したユニットを組立てるので迅速に防災安全シートを展
張した足場を形成することが出来る。さらに、隣接する
ユニットとの間隙も覆うことが出来るので防災効果が大
きい。
【図１】足場ユニットを示す斜視図である。
【図２】足場ユニットに防災安全シート上端を支柱に連
結し展張する説明図である。
結し展張する説明図である。
【図３】足場ユニットに防災安全シートを連結して展張
したところを示す説明図である。
したところを示す説明図である。
【図４】隣接するユニットの支柱にもシートを連結して
ユニットの間隙を覆ったところを示す説明図である。
ユニットの間隙を覆ったところを示す説明図である。
【図５】折り畳んだユニットを引き起こして組立てると
ころを示す説明図である。
ころを示す説明図である。
１ ユニット ２ 支柱 ２ａ 下側支柱 ２ｂ 隣接するユニットの支柱 ３ 作業台 ４ 防災安全シート ５ 連結リング ６ ハドメ孔 ７ 隣接ユニット支柱連結用ハドメ孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 信二 兵庫県芦屋市新浜町２番４−102 (72)発明者 橋之口 一彦 東京都江東区越中島１丁目２番21号 川鉄 機材工業株式会社内
Claims (10)
- 【請求項１】 少くとも４隅に支柱パイプを配置し、こ
の支柱に作業台を設置してなる足場ユニットを、水平に
横たえ、同一面にある支柱パイプの上端に防災安全シー
トの上面端部を取り付け該支柱パイプの上下両端の間の
数個所に防災安全シートの側面端部を取り付けて防災安
全シートを配設した足場ユニットを形成し、このユニッ
トを引き起こして，順次高さ方向に積重ね互いに固定す
ることにより建設工事現場の足場に防災安全シートを展
張する方法。 - 【請求項２】 水平に横たえたユニットの建築現場側の
支柱パイプの地表面側下端を地表面に接触させ上端を地
表面から若干持ち上げて傾斜状態となして足場ユニット
と地表面との間に作業間隙を形成し、この状態において
ユニットの同一面にある支柱パイプに防災安全シートを
取り付けることを特徴とする、請求項１に記載された建
設工事現場の足場に防災安全シートを展張する方法。 - 【請求項３】 防災安全シートを傾斜状態となった足場
ユニットの地表面側にある支柱パイプに取り付けること
を特徴とする、請求項２に記載された建設工事現場の足
場に防災安全シートを展張する方法。 - 【請求項４】 支柱パイプの数個所に防災安全シートの
側面端部を仮取り付けしユニットを引き起こしてから完
全に取り付けることを特徴とする、請求項１ないし３の
いずれか１項に記載された建設工事現場の足場に防災安
全シートを展張する方法。 - 【請求項５】 防災安全シートを配設した足場ユニット
を横方向に配列して互いに連結し、さらに，順次高さ方
向に積重ね互いに固定して足場を構成することを特徴と
する、請求項１ないし４のいずれか１項に記載された建
設工事現場の足場に防災安全シートを展張する方法。 - 【請求項６】 防災安全シートの上面端部に連結リング
を配設しこのリングを支柱パイプの上端に挿着して防災
安全シートの上面端部を支柱パイプに取り付けることを
特徴とする、請求項１ないし５のいずれか１項に記載さ
れた建設工事現場の足場に防災安全シートを展張する方
法。 - 【請求項７】 支柱パイプと防災安全シートの側面端部
を取り付けがシートに設けたハドメ孔とこの孔を通して
支柱パイプにシートを固定する固定具による取り付けで
ある、請求項１ないし６のいずれか１項に記載された建
設工事現場の足場に防災安全シートを展張する方法。 - 【請求項８】 固定具がバンド、紐、連結リング等から
選んだものである、請求項７に記載された建設工事現場
の足場に防災安全シートを展張する方法。 - 【請求項９】 隣り合うユニットに配設する支防災安全
シートの巾を隣り合うユニットの支柱にとどく長さとし
シートの側面端部にそのユニットの支柱に連結するハド
メ孔と隣接するユニットの支柱にハドメするハドメ孔の
２種のハドメ孔を配置し足場を組立てた後、該シートを
隣接するユニットの支柱に連結することにより隣接する
ユニットの支柱間の空隙をもシートで覆うことを特徴と
する、請求項１ないし８のいずれか１項に記載された建
設工事現場の足場に防災安全シートを展張する方法。 - 【請求項１０】 防災安全シートがメッシュシートであ
る、請求項１ないし９のいずれか１項に記載された建設
工事現場の足場に防災安全シートを展張する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03724393A JP3189105B2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 建設工事現場の足場に防災安全シートを展張する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03724393A JP3189105B2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 建設工事現場の足場に防災安全シートを展張する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06212810A true JPH06212810A (ja) | 1994-08-02 |
| JP3189105B2 JP3189105B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=12492187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03724393A Expired - Fee Related JP3189105B2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 建設工事現場の足場に防災安全シートを展張する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3189105B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009155852A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | National Institute Of Occupation Safety & Health Japan | 足場用シート及び足場における足場用シートの取り付け構造 |
| GB2532775A (en) * | 2014-11-28 | 2016-06-01 | Bluesky Solutions Ltd | Safety device |
| CN112727036A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-30 | 重庆星科裕信息科技有限公司 | 一种建筑施工安全防坠落装置 |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP03724393A patent/JP3189105B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009155852A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | National Institute Of Occupation Safety & Health Japan | 足場用シート及び足場における足場用シートの取り付け構造 |
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| CN112727036A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-30 | 重庆星科裕信息科技有限公司 | 一种建筑施工安全防坠落装置 |
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| JP3189105B2 (ja) | 2001-07-16 |
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