JPH0621264A - 低温焼成多層セラミック回路基板 - Google Patents
低温焼成多層セラミック回路基板Info
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- JPH0621264A JPH0621264A JP4200497A JP20049792A JPH0621264A JP H0621264 A JPH0621264 A JP H0621264A JP 4200497 A JP4200497 A JP 4200497A JP 20049792 A JP20049792 A JP 20049792A JP H0621264 A JPH0621264 A JP H0621264A
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- H05K3/46—Manufacturing multilayer circuits
- H05K3/4611—Manufacturing multilayer circuits by laminating two or more circuit boards
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- H05K3/4626—Manufacturing multilayer circuits by laminating two or more circuit boards characterised by the insulating layers or materials
- H05K3/4629—Manufacturing multilayer circuits by laminating two or more circuit boards characterised by the insulating layers or materials laminating inorganic sheets comprising printed circuits, e.g. green ceramic sheets
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- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
スを有するインダクタを内蔵した低温焼成多層セラミッ
ク回路基板を提供する。 【構成】 生基板にフェライト層を組み込むと共に、該
フェライト層を該生基板と同時焼成して形成した構成
と、該フェライト層の近傍にスパイラル状の導体回路を
形成した構成よりなる。
Description
ク回路基板に係り、より詳細には、コンパクトに内蔵で
き、かつ高インダクタンスを有するインダクタを内蔵し
た低温焼成多層セラミック回路基板に関する。
(LFC)において、インダクタ素子、コンデンサ素子
の内層・複合化が要望され、種々の形態のものが提案さ
れ、誘電体内蔵の比較的大きなキャパシタンスのものが
実現化されている。また、インダクタの場合は、低抵抗
金属(通常、Ag導体)をビアホール(スルーホール)
での連結により、コイル状(スパイラル状)に配線し、
低温で同時焼成して、損失の少ないインダクタンスを有
する構成のものが提案されている。
た回路基板も提案されている。この回路基板は、通常、
『回路基板内部に、スパイラル状配線のインダクタ導体
(信号用導体)と、スパイラル状配線のコンデンサ用導
体(アース用導体)とを誘電体層を介して対向させると
共に、多段に直列接続して形成したフィルタ回路を組み
込み、同時焼成することで内蔵化した構成』とされてい
る。
ンサ素子を内蔵した低温焼成多層セラミック回路基板
は、基板内部に、該素子を一体的に組み込んでいるの
で、該回路基板自体の構成を簡略化できると共に、該回
路基板表面のスペースを有効活用できるという利点を有
している。
な低温焼成多層セラミック回路基板の場合、スパイラル
状に配線して形成するインダクタにおいては、大きなイ
ンダクタンスを得るには、該インダクタ導体層を形成す
るスパイラル状配線の長さを長くするか、その層数を増
やす必要があるため、そのコンパクト化に限度があり、
該サイズやコストの制約上、50〜100nHを超えた
インダクタの形式には対応できないという問題がある。
創案したものであって、その目的とする処は、コンパク
トに内蔵でき、高インダクタンスを有するインダクタを
内蔵した低温焼成多層セラミック回路基板を提供するこ
とにある。
するための手段としての本発明の低温焼成多層セラミッ
ク回路基板は、生基板にフェライト層を組み込むと共
に、該フェライト層を該生基板と同時焼成して形成する
構成よりなる。また、本発明の他の低温焼成多層セラミ
ック回路基板は、前記発明において、フェライト層の近
傍にスパイラル状の導体回路を形成した構成よりなる。
ト・ペーストとしては、通常、フェライト(Fe2O3)に、
Ni,Zn,Mn,Cr,Coの酸化物より選ばれる一
または二種類以上の酸化物と、SiO2, Al2O3 等の助剤を
加え、これを焼成後、粉砕して得られたフェライト粉
に、SiO2-B2O3-CaO-Al2O3 を主成分とするガラスフリッ
ト、バインダ、溶剤を加えたものを用いている。しか
し、他の配合、組成よりなるフェライトを用いてもよ
い。
ミック回路基板は、基板内にフェライト層を内蔵してい
ることより、従来と同じスパイラル状配線であっても、
その透磁率が高いので、そのインダクタンスを大きくす
ることができるように作用する。従って、本発明によれ
ば、インダクタ導体配線を短くすることができるので、
該配線の基板における専有スペースを小さくできると共
に、容易に大きいインダクタンスを有するインダクタを
内蔵させることができ、基板焼成後、チップ配置の自由
度を大幅に向上させ得ることができる。
した実施例について説明する。ここに、図1〜図2は、
本発明の実施例を示し、図1は第1実施例の展開斜視
図、図2は第2実施例の展開斜視図である。
2O3-CaO-Al2O3 系ガラス粉末と、アルミナ粉末とからな
るセラミックグリーンシートよりなる絶縁体層1a,1
b,1cを積層して生基板とし、これを800〜100
0℃で低温焼成して形成されている。そして、絶縁体層
1bの上面には、フェライト・ペーストによりベタ印刷
してフェライト層2が形成されていて、またその上面に
はスパイラル状のインダクタ導体(Ag導体)3が配置
され、絶縁体層1a,1c上の信号入力端子4、信号出
力端子5とスルーホール6を介して接続されている。
イト・ペーストとしては、酸化物系フェライト(Fe2O3
に、Ni,Zn,Mn,Cr,Coの酸化物より選ばれ
る一または二種類以上の酸化物と、SiO2, Al2O3 等の助
剤を加え、これを焼成後、粉砕して得られたフェライト
粉)に、SiO2-B2O3-CaO-Al2O3 を主成分とするガラスフ
リット、バインダ、溶剤を加えたものを用いている。す
なわち、フェライト粉末:30〜100重量%に、助剤
(SiO2, Al2O3 等):70〜0重量%を添加して得た混
合組成物100部に対して、SiO2-B2O3-CaO-Al2O3 系ガ
ラス粉末を、5〜30部加えた組成物:100部に対し
て10〜40部のビヒクル(樹脂を有機溶剤に溶かした
印刷用バインダー)を加えてペースト状にして得た組成
のものを用いている。なお、助剤を全く添加しない場合
は、収縮マッチングが不十分となり、若干『反り』の問
題が生じるケースがある。
ク回路基板は、フェライト層2を有し、該フェライト層
2を介してスパイラル状配線よりなるインダクタ導体3
が配置されているので、該フェライトによって、そのイ
ンダクタンスを大きくすることができるように作用す
る。
施例回路基板におけるインダクタンスと、図1に示す回
路基板において、フェライト層を外した構成(従来例回
路基板)におけるインダクタンスとの比較試験を行っ
た。その結果、本実施例回路基板の場合、従来例回路基
板の5倍程度大きいインダクタンスが得られた。このこ
とより、本実施例回路基板によれば、その配線長さを短
くできることより、インダクタをコンパクトに内蔵でき
る回路基板を提供できることが確認できる。なお、フェ
ライト・ペーストの組成、特に、Ni,Zn,Mn,C
r,Coの酸化物の種類、量を変えることで、その差
は、一層大きくなることも確認できた。
1において、LFC絶縁体層1bの上面に、複数本の並
行するAg導体よりなるインダクタ導体3aを印刷し、
その表面にフェライト層(フェライト印刷層)3を印刷
し、更に、その上面に、インダクタ導体3aとでスルー
ホール6を介してスパイラルを形成するようにインダク
タ導体3bを印刷した構成よりなる。換言すれば、フェ
ライト層3の上下を巻回し、スパイラルを形成した構成
よりなる。そして、本実施例の回路基板の場合、スパイ
ラル状配線が、フェライト層3を巻回して形成するよう
にしているので、その構成を一層小型化できるように作
用する。
れるものでなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で変
形実施できる構成を含む。因に、前述した実施例におい
ては、フェライト層をベタ印刷により配した構成で説明
したが、必要な箇所、例えば、導体と対応する部位にだ
け、例えば、スクリーン印刷等によって配する構成とし
てもよい。また、フェライトシート体を予め形成し、こ
れを積層するようにして用いる構成としてもよい。
の低温焼成多層セラミック回路基板によれば、基板内に
フェライト層を内蔵していることより、従来と同じスパ
イラル状配線であっても、その透磁率が高いので、その
インダクタンスを大きくすることができるという効果を
有する。
路基板によれば、インダクタ導体配線を短くすることが
できるので、該配線の基板における専有スペースを小さ
くできると共に、容易に大きいインダクタンスを有する
インダクタを内蔵させることができ、基板焼成後、チッ
プ配置の自由度を大幅に向上させ得ることができるとい
う効果を有する。
ンダクタ導体(Ag導体)、4・・・信号入力端子、5
・・・信号出力端子、6・・・スルーホール
Claims (2)
- 【請求項1】 生基板にフェライト層を組み込むと共
に、該フェライト層を該生基板と同時焼成して形成する
ことを特徴とする低温焼成多層セラミック回路基板。 - 【請求項2】 フェライト層の近傍にスパイラル状の導
体回路を形成してなる請求項1に記載の低温焼成多層セ
ラミック回路基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4200497A JPH0621264A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 低温焼成多層セラミック回路基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4200497A JPH0621264A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 低温焼成多層セラミック回路基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0621264A true JPH0621264A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=16425307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4200497A Pending JPH0621264A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 低温焼成多層セラミック回路基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0621264A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003034494A1 (en) * | 2001-10-15 | 2003-04-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Module component |
US7479862B2 (en) | 2005-03-29 | 2009-01-20 | Kyocera Corporation | Ferrite material and ceramic substrate |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP4200497A patent/JPH0621264A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003034494A1 (en) * | 2001-10-15 | 2003-04-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Module component |
US6828670B2 (en) | 2001-10-15 | 2004-12-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Module component |
CN100382309C (zh) * | 2001-10-15 | 2008-04-16 | 松下电器产业株式会社 | 模块部件 |
US7479862B2 (en) | 2005-03-29 | 2009-01-20 | Kyocera Corporation | Ferrite material and ceramic substrate |
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