JPH06212464A - 洗浄装置 - Google Patents
洗浄装置Info
- Publication number
- JPH06212464A JPH06212464A JP5071595A JP7159593A JPH06212464A JP H06212464 A JPH06212464 A JP H06212464A JP 5071595 A JP5071595 A JP 5071595A JP 7159593 A JP7159593 A JP 7159593A JP H06212464 A JPH06212464 A JP H06212464A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- degreasing
- tank
- lower chamber
- shower nozzle
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡便な構成で小型化し、省スペースや設備費
の低減が図れる自動車製造工場の塗装工程の前処理にお
ける洗浄装置を提供すること。 【構成】 脱脂槽1と、脱脂槽1を上室2と下室3に分
割する開閉自在なシャッター装置4と、上室2に配設し
た脱脂液を噴出して車体Wを洗浄するシャワーノズル5
と、下室3に満たした車体Wを浸漬する脱脂液6と、下
室3に配設したミストシャワーノズル7と、脱脂槽1の
側方に配設した車両Wを昇降する昇降装置8などから構
成した。
の低減が図れる自動車製造工場の塗装工程の前処理にお
ける洗浄装置を提供すること。 【構成】 脱脂槽1と、脱脂槽1を上室2と下室3に分
割する開閉自在なシャッター装置4と、上室2に配設し
た脱脂液を噴出して車体Wを洗浄するシャワーノズル5
と、下室3に満たした車体Wを浸漬する脱脂液6と、下
室3に配設したミストシャワーノズル7と、脱脂槽1の
側方に配設した車両Wを昇降する昇降装置8などから構
成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車製造工場の塗装
工程の前処理において、車体や車体の構成部品であるフ
ード、トランクリッド、ドア、サンルーフ、フューエル
リッド等を洗浄する洗浄装置に関する。
工程の前処理において、車体や車体の構成部品であるフ
ード、トランクリッド、ドア、サンルーフ、フューエル
リッド等を洗浄する洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】塗装工程の前処理は、図3に示すように
脱脂、水洗、表面調整、被膜化成、水洗を行うものであ
る。これらのうち従来の洗浄装置、例えば車体組立工程
から搬送されてくるスポット溶接などが完了した車体
(ホワイトボディ)の脱脂を行う脱脂装置100は、シ
ャワー(スプレー)による予備脱脂101、ディップ槽
に浸漬することによる脱脂102、シャワーによる脱脂
103の3段階で構成されていた。
脱脂、水洗、表面調整、被膜化成、水洗を行うものであ
る。これらのうち従来の洗浄装置、例えば車体組立工程
から搬送されてくるスポット溶接などが完了した車体
(ホワイトボディ)の脱脂を行う脱脂装置100は、シ
ャワー(スプレー)による予備脱脂101、ディップ槽
に浸漬することによる脱脂102、シャワーによる脱脂
103の3段階で構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において
は、シャワーによる予備脱脂101、ディップ槽による
脱脂102、シャワーによる脱脂103の各工程を独立
のスペースで、しかも各工程を直列に配設するため、装
置が大型化してラインが長くなり多くの設置スペースと
多大な設備費を必要とするという問題点を有していた。
は、シャワーによる予備脱脂101、ディップ槽による
脱脂102、シャワーによる脱脂103の各工程を独立
のスペースで、しかも各工程を直列に配設するため、装
置が大型化してラインが長くなり多くの設置スペースと
多大な設備費を必要とするという問題点を有していた。
【0004】本発明は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、簡便な構成で小型化し、省スペースや設備費の
低減が図れる洗浄装置を提供しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、簡便な構成で小型化し、省スペースや設備費の
低減が図れる洗浄装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、ディップ槽を開閉自在なシャッター装置によっ
て上室と下室に分割し、前記上室には洗浄液を噴出して
被塗物を洗浄するシャワーノズルを配設し、前記下室に
は被塗物を浸漬する洗浄液を満たし、前記ディップ槽の
側方に被塗物を昇降する昇降装置を備えたものである。
発明は、ディップ槽を開閉自在なシャッター装置によっ
て上室と下室に分割し、前記上室には洗浄液を噴出して
被塗物を洗浄するシャワーノズルを配設し、前記下室に
は被塗物を浸漬する洗浄液を満たし、前記ディップ槽の
側方に被塗物を昇降する昇降装置を備えたものである。
【0006】
【作用】省スペースで、車体等の被塗物が洗浄される。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は本発明に係る洗浄装置の正面図、図2
は同じく側面図である。
説明する。図1は本発明に係る洗浄装置の正面図、図2
は同じく側面図である。
【0008】洗浄装置である脱脂装置は、ディップ槽た
る脱脂槽1と、脱脂槽1を上室2と下室3に分割する開
閉自在なシャッター装置4と、上室2に配設した脱脂液
(洗浄液)を噴出して被塗物である車体Wを洗浄するシ
ャワーノズル5と、下室3に満たした車体Wを浸漬する
脱脂液6と、下室3に配設したミストシャワーノズル7
と、脱脂槽1の側方に配設した車体Wを昇降する昇降装
置8などから構成されている。
る脱脂槽1と、脱脂槽1を上室2と下室3に分割する開
閉自在なシャッター装置4と、上室2に配設した脱脂液
(洗浄液)を噴出して被塗物である車体Wを洗浄するシ
ャワーノズル5と、下室3に満たした車体Wを浸漬する
脱脂液6と、下室3に配設したミストシャワーノズル7
と、脱脂槽1の側方に配設した車体Wを昇降する昇降装
置8などから構成されている。
【0009】スポット溶接などが完了した車体Wは、ハ
ンガー10に載置され、ハンガー10を吊下げた自走式
搬送装置11により搬送レール12に従って脱脂槽1上
に搬送されてくる。
ンガー10に載置され、ハンガー10を吊下げた自走式
搬送装置11により搬送レール12に従って脱脂槽1上
に搬送されてくる。
【0010】脱脂槽1の中間に配設されたシャッター装
置4は、シャッター13を脱脂槽1の壁面14の外側に
配設された収納部15にロール状に収納し、脱脂槽1の
壁面14と収納部15に対向する脱脂槽1の壁面16と
の間に、収納部15側が高くなるように傾斜して設けら
れたコンベア装置17により開閉するようになってい
る。
置4は、シャッター13を脱脂槽1の壁面14の外側に
配設された収納部15にロール状に収納し、脱脂槽1の
壁面14と収納部15に対向する脱脂槽1の壁面16と
の間に、収納部15側が高くなるように傾斜して設けら
れたコンベア装置17により開閉するようになってい
る。
【0011】また、脱脂槽1の壁面16には、引出され
たシャッター13が突出するように排出孔18が形成さ
れ、壁面16の外側には排出孔18と連通する排出タン
ク19が設けられている。
たシャッター13が突出するように排出孔18が形成さ
れ、壁面16の外側には排出孔18と連通する排出タン
ク19が設けられている。
【0012】排出タンク19は、配管20により貯留タ
ンク21に接続され、貯留タンク21は配管22により
ポンプ23、フィルタ24、バルブ25を介してシャワ
ータンク26に接続されている。フィルタ24の出口側
から分岐した配管22は、バルブ27を介して下室3に
配設したミストシャワーノズル7に接続されている。
ンク21に接続され、貯留タンク21は配管22により
ポンプ23、フィルタ24、バルブ25を介してシャワ
ータンク26に接続されている。フィルタ24の出口側
から分岐した配管22は、バルブ27を介して下室3に
配設したミストシャワーノズル7に接続されている。
【0013】また、シャワータンク26は、ポンプ2
8、バルブ29を介して上室2に配設したシャワーノズ
ル5に接続されている。
8、バルブ29を介して上室2に配設したシャワーノズ
ル5に接続されている。
【0014】脱脂槽1の側方に配設された昇降装置8
は、昇降部30が昇降することによって車体Wを上室2
又は下室3に位置決めする。昇降部30の先端には、車
体Wを載置したハンガー10を吊下げた自走式搬送装置
11が脱脂槽1の上方に位置決めされた時に、搬送レー
ル12と係合する支持部31が配設されている。
は、昇降部30が昇降することによって車体Wを上室2
又は下室3に位置決めする。昇降部30の先端には、車
体Wを載置したハンガー10を吊下げた自走式搬送装置
11が脱脂槽1の上方に位置決めされた時に、搬送レー
ル12と係合する支持部31が配設されている。
【0015】なお、図2に示す40は、脱脂装置が設置
される脱脂工程に続く表面調整工程である。
される脱脂工程に続く表面調整工程である。
【0016】以上のように構成された洗浄装置の動作に
ついて説明する。先ず、車体Wを載置したハンガー10
を吊下げた自走式搬送装置11が支持部31に来ると、
昇降装置8が作動して、昇降部30が下降して車体Wは
下室3に満たされた脱脂液6に浸漬される。
ついて説明する。先ず、車体Wを載置したハンガー10
を吊下げた自走式搬送装置11が支持部31に来ると、
昇降装置8が作動して、昇降部30が下降して車体Wは
下室3に満たされた脱脂液6に浸漬される。
【0017】次に、昇降装置8が作動して、昇降部30
が上昇すると支持部31が搬送レール12と係合する。
この状態でシャッター13が、コンベア装置17の駆動
により収納部15に収納された状態から引出されて脱脂
槽1を上室2と下室3に分割するようになる。
が上昇すると支持部31が搬送レール12と係合する。
この状態でシャッター13が、コンベア装置17の駆動
により収納部15に収納された状態から引出されて脱脂
槽1を上室2と下室3に分割するようになる。
【0018】すると、バルブ29が開状態となって、上
室2に配設したシャワーノズル5からシャワータンク2
6に貯留された脱脂液6が、ポンプ28により車体Wに
向けて噴出し、車体Wの再脱脂を行う。
室2に配設したシャワーノズル5からシャワータンク2
6に貯留された脱脂液6が、ポンプ28により車体Wに
向けて噴出し、車体Wの再脱脂を行う。
【0019】シャワーノズル5から噴出した脱脂液6
は、排出孔18、排出タンク19、貯留タンク21を経
由してシャワータンク26に戻される。また、一部は貯
留タンク21からミストシャワーノズル7に供給され、
下室3に満たされた脱脂液6に浸漬後、上昇するハンガ
ー10や車体Wに再付着する異物を洗浄するようにして
いる。
は、排出孔18、排出タンク19、貯留タンク21を経
由してシャワータンク26に戻される。また、一部は貯
留タンク21からミストシャワーノズル7に供給され、
下室3に満たされた脱脂液6に浸漬後、上昇するハンガ
ー10や車体Wに再付着する異物を洗浄するようにして
いる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ィップ槽を開閉自在なシャッター装置によって上室と下
室に分割して使用するようにしたので、構成が簡便で小
型化し、省スペースや設備費の低減が図れる。
ィップ槽を開閉自在なシャッター装置によって上室と下
室に分割して使用するようにしたので、構成が簡便で小
型化し、省スペースや設備費の低減が図れる。
【図1】本発明に係る洗浄装置の正面図
【図2】本発明に係る洗浄装置の側面図
【図3】従来技術の構成図
1…脱脂槽(ディップ槽)、2…上室、3…下室、4…
シャッター装置、5…シャワーノズル、6…脱脂液(洗
浄液)、7…ミストシャワーノズル、8…昇降装置、W
…車体(被塗物)。
シャッター装置、5…シャワーノズル、6…脱脂液(洗
浄液)、7…ミストシャワーノズル、8…昇降装置、W
…車体(被塗物)。
Claims (1)
- 【請求項1】 ディップ槽を開閉自在なシャッター装置
によって上室と下室に分割し、前記上室には洗浄液を噴
出して被塗物を洗浄するシャワーノズルを配設し、前記
下室には被塗物を浸漬する洗浄液を満たし、前記ディッ
プ槽の側方に被塗物を昇降する昇降装置を備えたことを
特徴とする洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5071595A JPH06212464A (ja) | 1992-11-24 | 1993-03-30 | 洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33663592 | 1992-11-24 | ||
JP4-336635 | 1992-11-24 | ||
JP5071595A JPH06212464A (ja) | 1992-11-24 | 1993-03-30 | 洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06212464A true JPH06212464A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=26412706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5071595A Withdrawn JPH06212464A (ja) | 1992-11-24 | 1993-03-30 | 洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06212464A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100428357B1 (ko) * | 2001-11-07 | 2004-04-28 | 현대자동차주식회사 | 차체 도장공정의 전처리 수세 시스템 |
WO2011104633A3 (en) * | 2010-02-25 | 2011-12-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Microbubble cleaning system for a large product such as a vehicle |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP5071595A patent/JPH06212464A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100428357B1 (ko) * | 2001-11-07 | 2004-04-28 | 현대자동차주식회사 | 차체 도장공정의 전처리 수세 시스템 |
WO2011104633A3 (en) * | 2010-02-25 | 2011-12-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Microbubble cleaning system for a large product such as a vehicle |
US8636018B2 (en) | 2010-02-25 | 2014-01-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Microbubble cleaning system for a large product such as a vehicle |
RU2507014C1 (ru) * | 2010-02-25 | 2014-02-20 | Тойота Дзидося Кабусики Кайся | Микропузырьковая система очистки для крупного изделия, такого как транспортное средство |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000530 |