JPH0621188U - 給電レール用プラグ - Google Patents
給電レール用プラグInfo
- Publication number
- JPH0621188U JPH0621188U JP3895292U JP3895292U JPH0621188U JP H0621188 U JPH0621188 U JP H0621188U JP 3895292 U JP3895292 U JP 3895292U JP 3895292 U JP3895292 U JP 3895292U JP H0621188 U JPH0621188 U JP H0621188U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 取外し操作部材3の上端ロック部3Aを給電
用レ−ル7の下向き開口部7Aから離脱させるための操
作およびON・OFF操作部材4の操作を容易にする。 【構成】 取外し操作部材3が、その上端ロック部3A
をプラグ1の蓋1Bより上方に突出させた状態で、幅方
向両側に水平に設けた支点3B,3Bにより回動自在に
弾性部材8に当接して本体1内に支持され、本体1の側
壁に形成した貫通孔9ON・OFF操作部材4を突出さ
せてある。
用レ−ル7の下向き開口部7Aから離脱させるための操
作およびON・OFF操作部材4の操作を容易にする。 【構成】 取外し操作部材3が、その上端ロック部3A
をプラグ1の蓋1Bより上方に突出させた状態で、幅方
向両側に水平に設けた支点3B,3Bにより回動自在に
弾性部材8に当接して本体1内に支持され、本体1の側
壁に形成した貫通孔9ON・OFF操作部材4を突出さ
せてある。
Description
【0001】
本考案は、天井部等の高所に配設した給電レ−ルへの組付けによって受電でき るとともに、給電レ−ルに沿う移動により照明位置を所定の範囲内で任意に変動 して設定することのできる給電レ−ル用プラグに関する。
【0002】
従来より、この種の給電レ−ル用プラグとして、図6に示すものが知られてい る。この給電レ−ル用プラグ1は、プラグ本体1Aと、このプラグ本体1Aの上 部開口を閉塞して着脱可能に取付けられた蓋1Bによつて構成され、両者1A, 1Bによって囲まれる内部空間に、図示されていない周知の通電機構が収納され ている。蓋1Bの上方には、w1で示す幅方向寸を有する受電接片2A,2Bと 、幅方向寸法w1よりも若干大きい幅方向寸法w2を有して受電接片2A,2B の下側近傍に設けた係止片2C,2Dによってなる係脱部2が突設されており、 受電接片2A,2Bが前記内部空間で通電機構に電気的に接続されている。 一方、給電レ−ル用プラグ1の一側に、取外し操作部材3が上下方向の移動自 在に組付けられている。この取外し操作部材3は、前記内部空間に収納した弾性 部材(図示省略)の付勢により、常時は上限位置に保持されて、その上端ロック 部3Aがベ−ス1Bよりも若干上方に突出しており、上端ロック部3Aの幅方向 一側に下がり勾配の傾斜面3aが形成されている。また、前記内部空間に収納さ れている電源スイッチ(図示省略)をON・OFF操作するためのリング状のO N・OFF操作部材4が給電レ−ル用プラグ1の他側に垂設されている。なお、 図中5はブラケットを示し、プラグ本体1Aに着脱可能に取付けられ、このブラ ケット5に照明器具6が取付けられている。
【0003】 図7の給電用レ−ル7は、下向き開口部7Aの幅方向両側で互いに対向する給 電用導体7B,7Cが長手方向に一様に配置され、この給電用導体7B,7Cの 下側に係止溝7D,7Eが長手方向に一様な断面で対向形成された構造になって おり、給電用導体7B,7Cは、図示されていない電源回路に電気的に接続され ている。そして、給電用導体7B,7Cの対向間隔w3は、係脱部2における受 電接片2A,2Bの幅方向寸法w1(図6参照)に等しく設定され、係止溝7D ,7Eの幅方向寸法w4は、係止片2C,2Dの幅方向寸法w2(図6参照)よ りも若干大きく設定されているとともに、受電接片2A,2Bの長手方向寸法L 1を係止片2C,2Dの長手方向寸法L2よりも大きく設定し、係止片2C,2 Dの長手方向寸法L2よりも給電用レ−ル7における下向き開口部7Aの幅方向 開口寸法Wを若干大きく設定した関係を有している。また、取外し操作部材3の 幅寸法w5(図6参照)を下向き開口部7Aの幅方向開口寸法Wよりも若干小さ く設定してある。
【0004】 つぎに、図5に示す給電用レ−ル7に対して給電レ−ル用プラグ1を着脱する 手順について説明する。 A.給電用レ−ル7に対して給電レ−ル用プラグ1を取付ける場合。 図8のように、給電用レ−ル7の下側において、係止片2C,2Dの幅方 向を給電用レ−ル7の下向き開口部7Aの長手方向に指向させて対応させ、つい で受電接片2A,2Bおよび係止片2C,2Dを開口部7Aから給電用レ−ル7 内に嵌合する。 .図6および図8の矢印A向、つまり、取外し操作部材3の上端ロック部3 Aに形成した傾斜面3a側にプラグ1を90度回転させる。 .前記回転の途中で上端ロック部3Aの傾斜面3aが給電用レ−ル7の下面 に干渉し、回転の継続によって取外し操作部材3が弾性部材の付勢に抗して押下 げられる。 .前記の90度回転終了により、図9および図10に示すように、受電接 片2A,2Bの両端部が給電用導体7B,7Cに接触した電気的な接続状態が得 られるとともに、係止片2C,2Dが係止溝7D,7Eに係合し、弾性部材によ って押上げられた取外し操作部材3の上端ロック部3Aが下向き開口部7Aに嵌 合した取付け状態を得ることができる。 B.取付け位置の変動あるいはメンテナンス等の目的で、給電用レ−ル7から 給電レ−ル用プラグ1を取外す場合。 図6の矢印Bのように、取外し操作部材3を指先で押下げる。これによっ て、図11のように取外し操作部材3の上端ロック部3Aが蓋1B内に没入する 。 .図6および図9の矢印C方向にプラグ1を90度回転させる。 .前記の90度回転終了により、給電用レ−ル7内において図8のように 、受電接片2A,2Bおよび係止片2C,2Dが変位する。この状態でプラグ1 を引下げることにより、給電用レ−ル7から給電レ−ル用プラグ1を取外すこと ができる。
【0005】 一方、給電用レ−ル7に対して取付けられた給電レ−ル用プラグ1の電源スイ ッチをON・OFF操作する場合は、リング状のON・OFF操作部材4にフッ ク(図示省略)を引掛け、下方に引張ることによってなされる。
【0006】 しかし、前記従来の給電レ−ル用プラグ1では、これを給電用レ−ル7から取 外す場合、取外し操作部材3の上端ロック部3Aと給電用レ−ル7の開口部7A との嵌合を解くために、前記B.で述べたように、取外し操作部材3を指先で 押下げなければならない。この押下げ操作には、まず指先を取外し操作部材3に 当接させる第1段目の操作と、ここから指先の当接状態を保持したまま、方向転 換して取外し操作部材3を下方に押圧する第2段目の操作が必要である。つまり 、取外し操作部材3の上端ロック部3Aを給電用レ−ル7の開口部7Aから離脱 させるための操作が煩雑である欠点を有している。また、給電レ−ル用プラグ1 の取付け状態においてなされる電源スイッチのON・OFF操作は、リング状の ON・OFF操作部材4にフック(図示省略)を引掛けて、下方に引張ることに よって実行される。しかし、高所に位置しているリング状のON・OFF操作部 材4にフックを引掛ける作業はきわめて煩わしく、電源スイッチのON・OFF 操作を困難なものにしている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】 解決しようとする問題点は、給電レ−ル用プラグ取外し時において、取外し操 作部材の上端ロック部を給電用レ−ルの開口部から離脱させるための操作が煩雑 であることと、電源スイッチON・OFFのためのON・OFF操作部材の操作 が困難な点である。
【0008】
本考案は、下向き開口部の幅方向両側で互いに対向して給電用導体を長手方向 に一様に配置し、この給電用導体の高さ方向の一方側に係止溝が長手方向に一様 な断面で対向形成された給電用レ−ルに着脱可能に取付けられ、前記給電用レ− ルへの取付け時に該レ−ル下面との干渉により下降して取付け方向へのプラグの 回転を許容するとともに、取付け位置で弾性部材の付勢により上昇して上端ロッ ク部が前記レ−ルに嵌合する取外し操作部材と、電源スイッチのON・OFF操 作部材とを設けた給電レ−ル用プラグにおいて、前記取外し操作部材が幅方向両 側に水平に設けた支点により回動自在に前記弾性部材に当接しかつ前記上端ロッ ク部をプラグ面上に突出させてプラグ内で支持され、プラグの側壁に形成された 貫通孔から前記ON・OFF操作部材が外部に突出していることを特徴とし、取 外し操作部材の上端ロック部を給電用レ−ルの開口部から離脱させるための操作 およびON・OFF操作部材の操作を容易にする目的を達成した。
【0009】
本考案によれば、取外し操作部材を握るだけで、上端ロック部を給電用レ−ル の開口部から離脱させることができる。また、操作用の棒部材の先端でON・O FF操作部材を所定の方向に押圧することによって、電源スイッチのON・OF F操作を行うことができる。
【0010】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、本考案と前記図4 ないし図5で説明した従来例との相違点は、取外し操作部材3とON・OFF操 作部材4の構造のみであり、その他は従来例と同様に構成されているので、取外 し操作部材3とON・OFF操作部材4についてのみ説明する。図1は本考案を 適用した給電レ−ル用プラグの正面図、図2は同平面図、図3は取外し操作部材 の平面図であり、前記従来例と同一もしくは相当部分には、同一符号を付してあ る。これらの図において、取外し操作部材3には、幅方向両側に水平に支点3B ,3Bが設けられており、これらの支点3B,3Bを図4および図5に示すよう に、プラグ本体1Aの両側壁に形成した支持部10,10に回動自在に嵌合して 、弾性部材(板ばね)8を当接させてある。また、プラグ本体1Aの一側壁に形 成した貫通孔9から、ON・OFF操作部材4を外部に突出させている。
【0011】 このような構成であれば、図1の取外し操作部材3を握って矢印F方向に力を かけるワンタッチ操作により、取外し操作部材3は図5において仮想線で示すよ うに、支点3B,3Bを回動中心にして反時計まわりに回動して弾性部材8を押 圧し、上端ロック部3Aが蓋1B内に没入した状態、つまり上端ロック部3Aが 給電用レ−ル7の開口部7Aから離脱した給電レ−ル用プラグ1の回動可能な状 態を得ることができる。したがって、取外し操作部材3の上端ロック部3Aを給 電用レ−ル7の開口部7Aから離脱させるための操作が容易になる。また、ON ・OFF操作部材4は、操作用の棒部材(図示省略)の先端で所定の方向(水平 正逆方向、図1の矢印F1,F2参照)に押圧することによって、電源スイッチ のON・OFF操作を行うことができるので、従来のように、リング状のON・ OFF操作部材4にフックを引掛けて下方に引張る操作と比較して、操作が容易 であり操作性が向上する。
【0012】
以上説明したように、本考案は、取外し操作部材を握るだけのワンタッチ操作 によって上端ロック部を給電用レ−ルの開口部から離脱させることができるので 、給電レ−ル用プラグ取外し時における取外し操作部材の操作が容易になる。ま た、従来の引掛け方式によるON・OFF操作部材の操作と比較して、ON・O FF操作部材の操作が容易になり操作性が向上する。
【図1】本考案を適用した給電レ−ル用プラグの正面図
である。
である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】取外し操作部材の平面図である。
【図4】蓋を除去して示す要部の平面図である。
【図5】取外し操作部材の作動説明図である。
【図6】従来の給電レ−ル用プラグを示す斜視図であ
る。
る。
【図7】給電用レ−ルの斜視図である。
【図8】給電レ−ル用プラグ取付け前段状態の平面図で
ある。
ある。
【図9】給電レ−ル用プラグの取付け状態を示す平面図
である。
である。
【図10】給電レ−ル用プラグの取付け状態を示す縦断
面図である。
面図である。
【図11】給電レ−ル用プラグ取外し前段状態の縦断面
図である。
図である。
1 給電レ−ル用プラグ 3 取外し操作部材 3A 取外し操作部の上端ロック部 3B 取外し操作部の支点 4 ON・OFF操作部材 7 給電用レ−ル 7A 下向き開口 7B 給電用導体 7C 給電用導体 7D 係止溝 7E 係止溝 8 弾性部材 9 貫通孔
Claims (1)
- 【請求項1】 下向き開口部の幅方向両側で互いに対向
して給電用導体を長手方向に一様に配置し、この給電用
導体の高さ方向の一方側に係止溝が長手方向に一様な断
面で対向形成された給電用レ−ルに着脱可能に取付けら
れ、前記給電用レ−ルへの取付け時に該レ−ル下面との
干渉により下降して取付け方向へのプラグの回転を許容
するとともに、取付け位置で弾性部材の付勢により上昇
して上端ロック部が前記レ−ルに嵌合する取外し操作部
材と、電源スイッチのON・OFF操作部材とを設けた
給電レ−ル用プラグにおいて、前記取外し操作部材が幅
方向両側に水平に設けた支点により回動自在に前記弾性
部材に当接しかつ前記上端ロック部をプラグ面上に突出
させてプラグ内で支持され、プラグの側壁に形成された
貫通孔から前記ON・OFF操作部材が外部に突出して
いることを特徴とする給電レ−ル用プラグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3895292U JPH0641352Y2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 給電レール用プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3895292U JPH0641352Y2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 給電レール用プラグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0621188U true JPH0621188U (ja) | 1994-03-18 |
JPH0641352Y2 JPH0641352Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=12539539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3895292U Expired - Lifetime JPH0641352Y2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 給電レール用プラグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641352Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006302740A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Unity:Kk | 照明器具 |
JP2012015075A (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-19 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 電気器具及び器具取付部材 |
JP2013026135A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Panasonic Corp | 照明器具 |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP3895292U patent/JPH0641352Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006302740A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Unity:Kk | 照明器具 |
JP2012015075A (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-19 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 電気器具及び器具取付部材 |
JP2013026135A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Panasonic Corp | 照明器具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0641352Y2 (ja) | 1994-10-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |