JPH06211774A - α−スルホ脂肪酸エステル類の漂白方法 - Google Patents

α−スルホ脂肪酸エステル類の漂白方法

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JPH06211774A
JPH06211774A JP2484693A JP2484693A JPH06211774A JP H06211774 A JPH06211774 A JP H06211774A JP 2484693 A JP2484693 A JP 2484693A JP 2484693 A JP2484693 A JP 2484693A JP H06211774 A JPH06211774 A JP H06211774A
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Japan
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ozone
acid ester
sulfofatty acid
bleaching
fatty acid
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JP2484693A
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Takushi Yamatani
拓史 山谷
Hitoshi Kikawa
仁 木川
Hiroshi Yamagishi
弘 山岸
Takeo Inagaki
毅夫 稲垣
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着色を生じているα−スルホ脂肪酸エステル
をほぼ無色の製品に効率よく漂白する方法を提供する。 【構成】 着色を生じているα-スルホ脂肪酸エステル
又はその中和塩をオゾン含有ガスと接触させることを特
徴とするα-スルホ脂肪酸エステルの漂白方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、着色を生じているα-
スルホ脂肪酸エステルを漂白して、その着色を減少させ
る方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】α-スルホ脂肪酸エステルは、すぐれた
界面活性作用を有し、洗浄剤を初めとし、繊維処理剤、
石油樹脂エマルジョン用乳化剤等にその応用が試みられ
ている。このものは、脂肪酸をスルホン化し、得られた
スルホ脂肪酸をエステル化するかあるいは脂肪酸エステ
ルをスルホン化することによって製造される。この場
合、エステル化方法としては、スルホ脂肪酸とアルコー
ルとを直接反応させる直接エステル化法、α-スルホ脂
肪酸クロライドとアルコールとを反応させる酸クロライ
ド法、触媒としてナトリウムメトキシドを用い、α-ス
ルホ脂肪酸メチルエステルのナトリウム塩とアルコール
とを反応させるアルコリシス法等が知られている。とこ
ろで、前記のようにして得られるα−スルホ脂肪酸エス
テル又はその中和塩は、通常、着色を有し、品質の劣っ
たものであり、高品質の製品とするには、漂白処理して
その着色度を減少させることが必要になる。
【0003】α−スルホ脂肪酸エステルの漂白方法とし
ては、特公昭41−965号には、スルホ脂肪酸エステ
ルを過酸化水素、次亜塩素酸塩などで漂白した後中和
し、ついで過酸化水素又は次亜塩素酸塩で漂白する2段
漂白法が提案されているが、この方法では商品価値の高
い淡色なα−スルホ脂肪酸エステルを得ることができな
い。特公昭53−46825号公報及び特公昭54−4
3483号公報によれば、アルコールと過酸化水素水と
の混合物を使用してα−スルホ脂肪酸エステルを漂白す
る方法が提案されている。この方法によれば、α−スル
ホ脂肪酸エステルの色調は大幅に改善されるが、この方
法の場合、過酸化水素による漂白効果を助長させるため
に、過酸化水素水添加前にあらかじめ水を加えて漂白効
果を阻害する無水硫酸を硫酸に転化する水添加工程が必
要である。このため、工程が複雑になるばかりでなく、
水添加時の無水硫酸稀釈熱により著しい発熱があり、そ
の発熱の制御が難しいという欠点があった。したがっ
て、α−スルホ脂肪酸エステルを工業的かつ連続的に漂
白するためには、水添加工程を省略することが必要であ
る。さらに、この方法の場合、α−スルホ脂肪酸エステ
ル中のエステル結合が過酸化水素漂白時に切断され、水
に難溶性でかつ洗浄力、耐硬水性の悪いα−スルホ脂肪
酸二金属塩が副生するという欠点もあった。
【0004】特開昭59−25369号公報には、水添
加工程が不要でかつα−スルホ脂肪酸二金属塩の副生し
ないα−スルホ脂肪酸エステルの漂白方法について記載
されている。この方法は、α−スルホ脂肪酸エステルに
あらかじめアルコールを添加混合した後、過酸化水素を
添加し、漂白する方法である。しかし、この方法も、α
−スルホ脂肪酸エステルの漂白法としては未だ満足し得
るものではなく、漂白処理して得られる製品は未だ着色
を有するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、着色を生じ
ているα−スルホ脂肪酸エステルをほぼ無色の製品に効
率よく漂白する方法を提供することをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、着色を生じている
α−スルホ脂肪酸エステルに、オゾン含有ガスを接触さ
せるときには、そのα−スルホ脂肪酸エステルの分解や
変質を生じることなく、その着色度を著しく減少させ得
ることを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本
発明によれば、着色を生じているα-スルホ脂肪酸エス
テル又はその中和塩をオゾン含有ガスと接触させること
を特徴とするα-スルホ脂肪酸エステルの漂白方法が提
供される。
【0007】本発明で被処理原料として用いるα−スル
ホ脂肪酸エステルは、従来公知の方法で製造されたもの
であることができる。例えば、脂肪酸をスルホン化して
スルホ脂肪酸となし、これをエステル化することによっ
てあるいは脂肪酸エステルをスルホン化することによっ
て得ることができる。この場合、スルホン化方法として
は、従来公知の方法、例えば、スルホン化剤として、不
活性ガスで希釈した無水硫酸を用いて行うことができ
る。また、α-スルホ脂肪酸のエステル化方法として
は、直接エステル化法、酸クロライド法、アルコリシス
法等があるが、好ましい方法はエステル交換法である。
【0008】次に、本発明において被処理原料として用
いられる好ましいα−スルホ脂肪酸エステル及びその中
和塩を一般式で示す。
【0009】
【化1】
【0010】
【化2】
【0011】
【化3】
【0012】
【化4】
【0013】前記一般式(1)〜(4)におけるR1
2,R3,R4,R6は炭素数6〜22のアルキル基又は
アルケニル基であるが、より好ましくは8〜16のアル
キル基又はアルケニル基である。このアルキル基及びア
ルケニル基は、直鎖状又は分岐鎖状であることができ
る。R1,R2,R3,R4,R6の具体例としては、例え
ば、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル
基、ヘキサデシル基、ヘキサデセニル基等が挙げられ
る。R5,R7は、炭素数1〜22のアルキル基又はアル
ケニル基、好ましくは1〜4の低級アルキル基を示す。
(AO)はオキシアルキレン基を示すが、このオキシア
ルキレン基としては、通常、炭素数1〜4のオキシアル
キレン基、例えば、エチレンオキシド(C24O)、プ
ロピレンオキシド(C36O)あるいはこれらの混合ア
ルキレンオキシド等から誘導されるものが挙げられる。
一般式(1)、(2)及び(3)におけるAOの平均付
加モル数p、m及びnは、それぞれ、1〜50の数、好
ましくは1〜15の数である。
【0014】M1〜M5は、水素原子又は中和塩形成性陽
イオンである。中和塩形成性陽イオンとしては、例え
ば、ナトリウム、カリウム、リチウム等のアルカリ金
属;マグネシウム等のアルカリ土類金属;アンモニウ
ム、低級アミン(トリメチルアミン、トルエチルアミン
等)、リジン、モノ、ジ又はトリ低級アルカノールアミ
ン(モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン等)のアミンから誘導されたアンモニ
ウム基等の置換もしくは無置換のアンモニウム基等が挙
げられる。
【0015】前記一般式(1)又は(2)で表わされる
α−スルホ脂肪酸エステルは次の方法で製造することが
できる。例えば、脂肪酸を従来公知の方法でスルホン化
した後、所定のアルキレングリコール又はポリアルキレ
ングリコールでエステル化し、必要により中和する方
法;α−スルホ脂肪酸エステルとアルキレングリコール
又はポリアルキレングリコールとをエステル交換反応さ
せ、必要により中和する方法、;脂肪酸アルキレンオキ
シドエステル又は脂肪酸ポリアルキレンオキシドエステ
ルをスルホン化し、必要により中和する方法等がある。
これらの方法では、反応成分として用いるアルキレング
リコール又はポリアルキレングリコールがエステル化反
応に寄与するヒドロキシル基を2個有するため、一般式
(1)及び一般式(2)の化合物の混合物が得られる。
混合物中の各化合物の割合は、エステル化時のα−スル
ホ脂肪酸又はα−スルホ脂肪酸エステルと、アルキレン
グリコール又はポリアルキレングリコールとの反応比に
よりコントロールすることができる。例えば、α−スル
ホ脂肪酸又はα−スルホ脂肪酸エステル1モルに対し、
アルキレングリコール又はポリアルキレングリコールを
1モルの割合で用いることにより、一般式(1)のα−
スルホ脂肪酸エステルを、0.5モルの割合で用いるこ
とにより、一般式(2)のα−スルホ脂肪酸エステルを
それぞれ主成分とする反応生成物を得ることができる。
さらに反応条件により未反応のアルキレングリコールや
ポリアルキレングリコールをさまざまな割合で含有する
生成物を得ることができる。これらの生成物は、人体に
対する刺激性等に関し何ら問題の無いものである。
【0016】前記一般式(3)で表わされるα−スルホ
脂肪酸エステルは、先に記載した一般式(1)の化合物
の場合と同様にして製造することができる。この場合、
アルキレングリコール又はポリアルキレングリコール
を、アルキレングリコールモノアルキルエーテル又はポ
リアルキレングリコールモノアルキルエーテルに置き変
えて、エステル化反応を行なえばよい。この方法によれ
ば、アルキレングリコールモノアルキルエーテル又はポ
リアルキレングリコールモノアルキルエーテルの構造中
のエステル化反応に寄与するヒドロキシル基は1個であ
ることから、反応生成物としては、一般式(3)の化合
物のみを主成分として得ることができる。前記一般式
(4)のα−スルホ脂肪酸エステルは、α−スルホ脂肪
酸をアルコールと反応させることによって得ることがで
きるし、また、脂肪酸エステルをスルホン化することに
よって得ることができる。
【0017】本発明において被処理原料として用いる他
の好ましいα−スルホ脂肪酸エステルは、下記一般式
(5)で表わされるα−スルホ脂肪酸低級アルキルエス
テルと多価アルコールの混合液を80〜150℃で反応
させて得られるα−スルホ脂肪酸多価アルコールエステ
ルである。
【0018】
【化5】 (式中、R8は炭素数6〜22のアルキル基又はアルケ
ニル基であり、R9は炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖の
アルキル基である)
【0019】低級アルコール−α−スルホ脂肪酸エステ
ルを表わす一般式(5)において、そのR8は、一般に
存在する脂肪酸の残基であればよく、直鎖・分枝・飽和
・不飽和によって特に限定されるものではないが、好ま
しくは炭素数6〜22の直鎖又は分枝のアルキル基もし
くはアルケニル基であり、例えばヘキシル基、オクチル
基、デシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシ
ル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘキサデセニ
ル基、オクタデセニル基などが挙げられる。同様に低級
アルコール残基を示すR9についても一般に存在するも
のであればよく、直鎖・分枝・飽和・不飽和によって特
に限定されるものではないが、好ましくは炭素数1〜3
の直鎖又は分枝鎖ののアルキル基であり、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基などが挙げられる。
【0020】同じく他方の原料である多価アルコールに
ついても、一般に存在するものであれば特に限定される
ものではないが、次の一般式で表わされるポリオキシア
ルキレングルコールの使用が好ましい。 (1)HO(C24O)m H (6) 式中、mは1〜50の数を示す。 (2)HO(C36O)m H (7) 式中、mは1〜15の数を示す。 (3)HO(C24O)o・(C36O)p・(C24O)q H (8) 式中、o、p、qは0又は1以上の数であり、o+p+
qは2〜15の数を示す。
【0021】多価アルコールとしては、前記したポリオ
キシアルキレングリコールの他、グリセリン、ペンタエ
リスリトール、グルコース、ショ糖、ポリグリセリン
(重合度2〜10)、ポリグルコース(重合度2〜3)
等も好ましく使用される。本発明で好ましく使用し得る
多価アルコールの具体例を示すと、例えば、ポリエチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、テトラエチレン
グリコール、ポリエチレングリコール#200、#30
0、#400、#1500、プロピレングリコール、ジ
プロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ア
デカポリエーテルシリーズP−400、P−700(旭
電化工業株式会社製)、プルロニックL−31、L−6
1、L−62、L−84、L−86(旭電化工業株式会
社製)などが挙げられる。上記の低級アルコール−α−
スルホ脂肪酸エステルと多価アルコールルを原料として
用いてエステル交換反応を行うことにより、多価アルコ
ール−α−スルホ脂肪酸エステルを得ることができる。
【0022】前記α−スルホ脂肪酸エステルと多価アル
コールとのエステル交換反応を、行うには、先ず、低級
アルコール−α−スルホ脂肪酸エステルと多価アルコー
ルを、温度30〜80℃、好ましくは40〜60℃で混
合溶解させる。この場合、必要に応じ、沸点が200℃
以下の有機溶媒、例えば、メタノールや、エタノール、
プロパノール等の低級アルコールを溶解助剤として用い
ることができる。次に、この混合液を、80℃〜150
℃、好ましくは85℃〜115℃、さらに好ましくは9
5℃〜110℃の範囲の温度に加熱して、エステル交換
反応を行わせる。この場合、反応温度が80℃未満では
反応液の粘度が高くなり、速やかに反応が進行しない。
また150℃を越える温度では反応液の着色がひどくな
る。反応は生成する低級アルコールを反応系外に速やか
に留去させるために減圧下(好ましくは200torr
以下)で行うことが望ましいが、常圧でも差し支えな
い。反応仕込み時の低級アルコール−α−スルホ脂肪酸
エステルと多価アルコールのモル比は、通常1:3〜
3:1、好ましくは1:2〜2:1の範囲である。この
範囲外では反応生成物中に低級アルコール−α−スルホ
脂肪酸エステル又はポリオールの未反応分が多く残り、
その反応生成物は実用上問題がある。
【0023】前記エステル交換反応において、多価アル
コールとして、例えば、ポリアルキレングリコールを用
いる場合、ポリアルキレングリコール−α−スルホ脂肪
酸モノエステルとポリアルキレングリコール−α−スル
ホ脂肪酸ジエステルが生成するが、反応物中のモノエス
テルとジエステルの組成比は、反応仕込み時の低級アル
コール−α−スルホ脂肪酸エステルとポリアルキレング
リコールのモル比を調節することにより容易にコントロ
ールすることができる。即ち、低級アルコール−α−ス
ルホ脂肪酸エステルの仕込みモル比を高めれば、ジエス
テルの含有量が増加し、逆にポリアルキレングリコール
の仕込みモル比を高めれば、モノエステルの含有量が増
加する。また、他の多価アルコールを用いる場合にも、
モノエステルの他、ポリエステルが生成するが、それら
の組成比も、同様に仕込み原料比によりコントロールす
ることができる。
【0024】低級アルコール−α−スルホ脂肪酸エステ
ルは、反応原料であると同時に自ら酸触媒としても作用
するため、反応系には特には触媒を加える必要はない。
また、従来必要であった四塩化炭素やトルエンなどの反
応溶媒についても不要あるいは極少量の使用で反応が可
能であり、経済的にも有利になり、作業環境も著しく改
善される。さらに、前記エステル交換反応は、反応が非
常に速やかに進行するため反応時間が短縮され、不純物
の生成も無いため反応物の着色も少なく色調の良好な反
応物を高収率で得ることが可能である。特に、あらかじ
め本発明によるオゾン漂白された低級アルコール−α−
スルホ脂肪酸エステルを原料として使用した場合には、
反応物の着色がさらに少なく、色調の非常に良好な反応
物を得ることができる。
【0025】前記エステル交換反応で得られる多価アル
コール−α−スルホ脂肪酸エステルは、反応後、酸の状
態でそのまま用いることも可能であるし、必要に応じて
中和を行い、塩の状態で使用することも可能である。中
和の方法については特に制限はなく、従来公知の方法で
行うことができる。塩としては、アルカリ金属塩(例え
ばナトリウム塩、カリウム塩など)、アルカリ土類金属
(例えばマグネシウム塩、カルシウム塩など)、置換も
しくは無置換のアンモニウム塩(例えばアンモニウム
塩、低級アミン塩、低級アルカノールアミン塩など)な
どが挙げられる。
【0026】本発明によりα−スルホ脂肪酸エステル又
はその中和塩(以下、単にスルホン化物とも言う)をオ
ゾン漂白するには、そのスルホン化物の溶液を用意す
る。スルホン化物の溶液としては、スルホン化物が未中
和で、遊離スルホン酸基を含むものである場合には、こ
れを溶解する有機溶媒、例えば、メタノールやエタノー
ル、2−プロパノール、ブタノール等のアルコールに溶
解させた溶液を用いるのが好ましい。この場合、溶液中
のスルホン化物原料濃度は、5〜80wt%、好ましく
は10〜60wt%である。また、スルホン化物が中和
塩である場合には、これを水又は水/有機溶媒の混合液
に溶解させた水性溶液として用いるのが好ましい。この
場合、水性溶液中のスルホン化物の濃度は、5〜80w
t%、好ましくは10〜60wt%である。
【0027】次に、本発明では、前記するスルホン化物
の溶液は、これをオゾン含有ガスと接触させる。オゾン
含有ガスは、オゾンを含有する空気、酸素、窒素、炭酸
ガス、アルゴンガス、ヘリウムガス等であることができ
る。ガス中のオゾン濃度は、0.1〜100g/m3
好ましくは1〜80g/m3である。オゾン含有ガスと
スルホン化物との接触方法としては、両者を接触し得る
方法であればどのような方法でもよく、従来公知の各種
の気液接触方法を採用することができる。このような方
法としては、例えば、スルホン化物の溶液中にオゾン含
有ガスをバブリングさせる方法、スルホン化物の溶液
を、液膜として器壁面、例えば、円筒内壁面上を流下さ
せながら、その液膜にオゾン含有ガスを並流的又は向流
的に接触させる方法、スルホン化物の溶液を搬送する輸
送パイプライン中に、オゾン含有ガスを添加混合する方
法等がある。
【0028】オゾン含有ガスとスルホン化物の溶液との
接触時間は、接触方式によって変り、一義的に定めるこ
とができないが、スルホン化物の溶液中にバブリング又
は混合させる場合、通常、5分以上であればよく、好ま
しくは、30〜120分である。また、スルホン化物の
溶液を壁面を液膜として流下させ、これにオゾン含有ガ
スを並流又は向流で接触させる場合、10〜120秒、
好ましくは30〜90秒である。スルホン化物の溶液と
オゾン含有ガスとの接触温度は特に限定されず、室温以
上、通常、20〜80℃、好ましくは30〜50℃であ
る。オゾン含有ガス中のオゾンとスルホン化物との比率
は、スルホン化物に対するオゾンのモル比率で0.05
〜10モル%、好ましくは0.1〜3モル%である。
【0029】次に、本発明により液膜状のスルホン化物
にオゾン含有ガスを接触させる漂白方法について、図面
を参照しながら説明する。
【0030】図1は、スルホン化物の液膜にオゾン含有
ガスを接触させる漂白装置の模式図を示す。図中、1は
円筒状の漂白装置を示し、その底部には液貯留槽2を有
する。3は液捕集板、4は導管、5はオゾン含有ガス供
給管、6はスルホン化物供給管、7はガス排出管、8は
漂白生成物排出管を示す。図1に示した漂白装置1を用
いてスルホン化物をオゾン漂白するには、スルホン化物
の溶融液又は溶液をその供給管6を通して、その先端ノ
ズルから、円筒体の内周壁面に対し接線方向でかつ水平
方向又は水平方向より下向きの角度(2〜45度)に噴
出させる。これにより、液状のスルホン化物は、その遠
心力により円筒内壁面に押圧され、円筒内周面に流下す
る液膜Lが形成される。そして、このスルホン化物の液
膜は、筒体の内周壁面を下方に向けて流下し、ロート状
の液捕集板3に集められて液貯留槽2に漂白処理生成物
Cとして貯留される。一方、オゾン含有ガスは、その供
給管5の先端ノズルから円筒体1の下方に向けて噴出さ
れて、円筒体の内部空間A内に導入され、導管4を通し
て、空間Bに入り、そして、ここから排出管7を通って
排出される。オゾン含有ガス供給管5を通して円筒体内
に導入されたオゾン含有ガスは、スルホン化物の液膜L
と接触してこれを漂白する。オゾン含有ガスは、図1に
示すように、円筒体内部空間A内に、垂直下方に噴出さ
せることができる他、垂直方向に対して角度(例えば、
10〜80度)を持たせて下方に噴出させることができ
るし、円筒体の周壁から、その内周壁面に対して接線方
向でかつ水平方向から下向きの角度(10〜80度)を
持たせて噴出させることもできる。液膜Lの流下速度
は、その液膜が空間A中に滞留する時間(オゾン含有ガ
スとの接触時間)が、10〜120秒、好ましくは30
〜90秒となる速度である。また、円筒体内圧力は、
0.9〜10kg/cm2G、好ましくは1〜5kg/
cm2Gにするのがよい。液膜Lの滞留時間は、円筒体
の長さや、スルホン化物の円筒体内への噴出角度等によ
って調節することができる。
【0031】図2にスルホン化物輸送パイプラインにオ
ゾン含有ガスを混入してスルホン化物を漂白する方法の
装置系統図を示す。図中、10,13はパイプライン、
11は気液混合器、12はオゾン含有ガス供給管、14
は気液分離器、15はガス排出管、16は漂白生成物抜
出し管を示す。図2において、液状スルホン化物はその
輸送パイプライン10を通り、その気液混合器11に導
入され、ここで管12を通って供給されるオゾン含有ガ
スと混合される。そして、このスルホン化物とオゾン含
有ガスとの混合物は、パイプライン13を通って気液分
離器14に導入され、ここで気液分離され、オゾン含有
ガスはその排出管15を通って排出され、一方、漂白生
成物は、排出管16を通って抜出される。パイプライン
で輸送されるスルホン化物は、オゾン含有ガス供給管1
2からのオゾン含有ガスと混合され、パイプライン13
を輸送されていく間に漂白される。スルホン化物がパイ
プライン13中に滞留する時間(接触時間)は、5分以
上であり、パイプライン13の長さに応じて、スルホン
化物流速を調節することによって所要の滞留時間を得る
ことができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、スルホン化原料の性状
により異なるが、クレットカラー値で4400〜550
0程度と極度に着色したスルホ脂肪酸エステル及びその
中和塩の着色度を、そのスルホ脂肪酸エステル及び中和
塩の分解や変質を生じさせることなく、200〜300
というクレットカラー値にまで著しく低下させることが
できる。本発明により得られる製品は、着色度の極めて
低い色調のすぐれたものであることから、界面活性剤あ
るいは繊維処理剤や洗浄剤、毛髪化粧料、皮膚化粧料等
の成分として有利に用いることができる。
【0033】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。
【0034】参考例1(スルホ脂肪酸エステル及びその
ナトリウム塩の製造)硬化牛脂肪酸メチルエステル(平
均分子量290)を、SO3モル比1.5、反応温度8
0℃の条件にて、ガラス製フィルム式反応器(内径6m
mφ、長さ1.2m)にてSO3ガスでスルホン化し、
得られたスルホン化混合物を80℃で20分間加熱撹拌
することにより、α−スルホ脂肪酸メチルエステル80
0gを得た。 また、このようにして得られたα−スル
ホ脂肪メチルエステルを水酸化ナトリウムと反応させて
ナトリウム塩とした。前記のようにして得られた未漂白
のα−スルホ脂肪酸メチルエステルのクレットカラーは
5200であり、そのナトリウム塩のクレットカラーは
4500であった。
【0035】なお、クレットカラーの測定は、以下のよ
うにして行った。 (クレットカラー) (1)α−スルホ脂肪酸エステル(SF−H) α−スルホ脂肪酸エステルをエタノールで希釈して5w
t%のエタノール溶液となし、その色調を日立製作所
(株)製吸光光度計を用いて、スリット幅0.05m
m、波長420mμ、ガラスセル面積1cm2の条件下
で測定し、次の式でクレットカラー値を算出した。 K=(−logT)×1000 K:クレットカラー値 T:吸光度 (2)α−スルホ脂肪酸エステルナトリウム塩(SF−
Na) α−スルホ脂肪酸エステルナトリウム塩を水で希釈して
5wt%の水溶液となし、この水溶液のクレットカラー
値を前記と同様にして測定した。
【0036】実施例1 内容積が500mlガラス製三角フラスコの底部にガラ
ス製ボールフィルターを置き、このフィルターとオゾナ
イザー(ナビ・エンジニアリング社製、HO−100
型)との間をパイプで連絡し、オゾナイザーからのオゾ
ン含有酸素ガスをそのボールフィルターから噴出させる
構造のオゾン漂白処理装置を作った。次に、この装置の
三角フラスコ内に参考例1で得た未中和のα−スルホ脂
肪酸メチルエステル(SF−H)の濃度30wt%のエ
タノール溶液300gを入れ、撹拌しながらオゾナイザ
ーからのオゾン含有酸素ガスをそのボールフィルターか
ら水溶液中に噴出させて、漂白処理を行った。この場合
の操作条件は次の通りであった。 (1)オゾン含有酸素ガス中のオゾン濃度:28.8g
/m3 (2)オゾン含有酸素ガスの供給速度:1.0リットル
/分 (3)漂白温度:75℃ 前記のようにして行った漂白処理結果を表1に示す。
【0037】実施例2 実施例1において、α−スルホ脂肪酸メチルエステルの
ナトリウム塩(SF−Na)の30wt%水溶液を用い
た以外は実施例1と同様にして漂白処理を行った。その
結果を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】実施例3 上端にガス噴出ノズルを有し、上部側壁に液体導入口を
有する全体がガラス製の管体(内径:2mm、液体導入
口の下端から管体の下部までの長さ:2m)を適宜数個
連結させたものからなるガラス製フィルム式反応器を作
製した。この反応器に対し、その液体導入口から参考例
1で得たα−スルホ脂肪酸メチルエステル(SF−H)
のメタノール溶液(濃度65wt%)を管体内に導入し
て、その管体内周壁面にα−スルホ脂肪酸メチルの下方
に流下する液膜を形成させるとともに、管体の上端か
ら、オゾン含有酸素ガスを管体内下方に向けて噴出させ
た。この場合の操作条件は以下の通りであった。 α−スルホ脂肪酸メチルのメタノール溶液供給量:1.
2g/分 オゾン含有酸素ガス中のオゾン濃度 :8
1.8g/m3 オゾン含有酸素ガスの供給量 :2リ
ットル/分 接触時間(液膜の管体内滞留時間) :90
秒 漂白温度 :40
℃ 前記のようにしてオゾン漂白されたα−スルホ脂肪酸メ
チルのクレットカラー値は、400であった。
【0040】実施例4 実施例3に示したフィルム式反応器を用い、参考例1で
得たα−スルホ脂肪酸メチルエステルナトリウム塩(S
F−Na)の30wt%水溶液を以下の操作条件下で漂
白処理した。 α−スルホ脂肪酸メチルエステルNa塩水溶液の供給
量:1.3g/分 オゾン含有酸素ガス中のオゾン濃度
:68.8g/m3 オゾン含有酸素ガスの供給量
:3リットル/分 接触時間
:30秒 漂白温度
:40℃ 前記のようにしてオゾン漂白されたα−スルホ脂肪酸メ
チルエステルナトリウム塩のクレットカラー値は、30
0であった。
【0041】実施例5 実施例1で得たα−スルホ脂肪酸メチルエステルナトリ
ウム塩の30wt%水溶液に、ポンプ入口でオゾン含有
酸素ガスを混入した後、得られた混合物を、ポンプによ
り、40℃の恒温槽に収容したスパイラル巻きしたステ
ンレス製のチューブ(内径:10mm、長さ:50m)
内にその一方の端部から圧入し、そのステンレス製チュ
ーブの他方の端部から気液混合物を抜出し、この混合物
からオゾン含有酸素ガスを除去して、オゾン漂白された
α−スルホ脂肪酸メチルエステルナトリウム塩を得た。
このもののクレットカラー値は250であった。なお、
前記漂白条件は次の通りであった。 α−スルホ脂肪酸メチルエステルNa塩水溶液の供給
量:2g/分 オゾン含有酸素ガス中のオゾン濃度
:86g/m3 オゾン含有酸素ガスの供給量
:1リットル/分
【0042】実施例6 実施例3において、オゾンとα−スルホ脂肪酸メチルと
のモル比(O3/SF−H)を種々変化させた以外は同
様にして実験を行った。その結果を表2に示す。
【0043】
【表2】
【0044】実施例7 実施例4において、α−スルホ脂肪酸メチルエステルナ
トリウム塩(SF−Na)水溶液中のSF−Na濃度を
種々変化させた以外は同様にして実験を行った。その結
果を表3に示す。
【0045】
【表3】
【0046】比較例1 内容積500mlのガラス製三角フラスコ中に、参考例
1で得たα−スルホ脂肪酸メチルエステル200gとメ
タノール32gを混合し、この混合物を撹拌しながら、
75℃の条件下で、31wt%過酸化水素水4.6gを
30分間かけて滴下し、その後、得られた混合物を75
℃の温度に3時間保持した。次いで、この混合物からメ
タノールを除去して、オゾン漂白されたα−スルホ脂肪
酸メチルエステルを得た。このもののクレットカラー値
は1600であった。また、このα−スルホ脂肪酸メチ
ルエステルを水酸化ナトリウム水溶液で中和したα−ス
ルホ脂肪酸メチルエステルナトリウム塩のクレットカラ
ー値は、1150であった。
【0047】参考例2 参考例1で得たα−スルホ脂肪酸メチルエステル:2.
0モルとポリエチレングリコール(分子量400):
2.0モルを4つ口フラスコに仕込み、溶解混合後、1
00℃、減圧下(100torr)で、1時間30分エ
ステル交換反応を行い、クレットカラー値3500のポ
リエチレングリコール−α−スルホ脂肪酸モノエステル
と、ポリエチレングリコール−α−スルホ脂肪酸ジエス
テルとの混合物を得た。
【0048】実施例8 参考例2で得たポリエチレングリコール−α−スルホ脂
肪酸モノエステルと、ポリエチレングリコール−α−ス
ルホ脂肪酸ジエステルとの混合物を用いた以外は、実施
例1と同様にして実験を行った。このようにして得られ
た漂白製品のクレットカラー値は180であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】α−スルホ脂肪酸エステルの液膜とオゾン含有
ガスとを接触させる漂白装置の模式図を示す。
【図2】α−スルホ脂肪酸エステルの輸送パイプライン
にオゾン含有ガスを混合して漂白する場合の装置系統図
を示す。
【符号の説明】
1 円筒体 2 液貯留槽 3 液捕集板 4 導管 10,13 パイプライン 11 気液混合器 14 気液分離器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲垣 毅夫 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色を生じているα-スルホ脂肪酸エス
    テル又はその中和塩をオゾン含有ガスと接触させること
    を特徴とするα-スルホ脂肪酸エステルの漂白方法。
  2. 【請求項2】 液膜状態のα-スルホ脂肪酸又はその中
    和塩にオゾン含有ガスを接触させる請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 α-スルホ脂肪酸又はその中和塩とオゾ
    ン含有ガスを中空パイプ中を流通させながら接触させる
    請求項1の方法。
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WO2010064429A1 (ja) * 2008-12-02 2010-06-10 ライオン株式会社 α-スルホ脂肪酸アルキルエステル(塩)製造用の脂肪酸アルキルエステルの選定方法、反応生成物の着色度の予測方法、α-スルホ脂肪酸アルキルエステル(塩)とその製造方法
KR101007368B1 (ko) * 2008-02-22 2011-01-13 주식회사 엠에너지 알파-술포 지방산 알킬 에스테르의 표백 방법 및 이에사용되는 장치
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