JPH06211302A - 自走式清掃機 - Google Patents

自走式清掃機

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JPH06211302A
JPH06211302A JP5023603A JP2360393A JPH06211302A JP H06211302 A JPH06211302 A JP H06211302A JP 5023603 A JP5023603 A JP 5023603A JP 2360393 A JP2360393 A JP 2360393A JP H06211302 A JPH06211302 A JP H06211302A
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JP
Japan
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body frame
vehicle body
dust
self
brush
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JP5023603A
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English (en)
Inventor
Masahiko Sawaguchi
正彦 沢口
Junichi Yamakawa
純一 山川
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Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化、軽量化を図れると共に、清掃及び走
行を確実に行なうことができる自走式清掃機を提供する
こと。 【構成】 車体フレーム3の前部左右に二つの駆動輪5
を配設し、車体フレーム3の後部に少なくとも一つの従
動輪7を配設し、車体フレーム3の前部左右に、夫々鉛
直方向に延在する軸を中心として回転しゴミを車体フレ
ーム3の内側且つ後方に掃き出す一対の縦ブラシ31を
配設し、車体フレーム3の後部に、車体フレーム3の左
右方向に延在する軸を中心として回転しゴミを前方に掃
き出す横ブラシ33を配設し、更に、車体フレーム3の
前部に、駆動輪5、縦ブラシ31、横ブラシ33の回転
駆動用の電力を供給する発電機51及び該発電機51を
駆動するエンジン53を搭載し、車体フレーム3の後部
に、横ブラシ33で掃き出されたゴミを回収するゴミ回
収タンク39を搭載した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自走式清掃機に関する。
【0002】
【従来の技術】建設中のオフィスビル等の建物におい
て、スラブ上に堆積したゴミや塵埃、水等を清掃する種
々の方式の自走式清掃機が提供されている。この種の自
走式清掃機は、鉛直方向に延在する軸を中心として回転
しゴミを掃き出す縦ブラシや、車体フレームの左右方向
に延在する軸を中心として回転しゴミを掃きだす横ブラ
シ等を備え、これらブラシで掃き出したゴミを回収しつ
つ走行するように構成されている。そして、車体フレー
ムには、前記駆動輪、縦ブラシ、横ブラシの回転駆動用
の電力を供給する発電機と該発電機を駆動するエンジン
が搭載され、また、ゴミを回収するためのゴミ回収タン
クが搭載される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような自走式清掃
機では、その取り回し性を向上させるため、小型化を図
り軽量化を図ろうとすると、軽量化により駆動輪と接地
面との間の摩擦力が必然的に小さくなる。しかしなが
ら、自走式清掃機では、駆動輪と接地面との間の摩擦力
が小さくなると、縦ブラシや横ブラシが回転しつつ接地
面に接触しており、その反力が車体フレームに作用して
いる関係上、駆動輪と接地面との間に滑りを生じ、自走
式清掃機が蛇行する等、所望する方向に自走式清掃機を
走行させることができなくなる問題が生じる。また、自
走式清掃機では、発電機、エンジン、ゴミ回収タンク等
は夫々比較的大きな容積を持つため、小型化を図り、且
つ、効率良く清掃を行なわせるために、車体フレーム上
に如何に配置するかも重要な問題となる。
【0004】本発明は前記事情に鑑み案出されたもので
あって、本発明の目的は、小型化、軽量化を図れると共
に、清掃及び走行を確実に行なうことができる自走式清
掃機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る自走式清掃機は、車体フレームの前部左右
に二つの駆動輪を配設し、車体フレームの後部に少なく
とも一つの従動輪を配設し、車体フレームの前部左右
に、夫々鉛直方向に延在する軸を中心として回転しゴミ
を車体フレームの内側且つ後方に掃き出す一対の縦ブラ
シを配設し、車体フレームの後部に、車体フレームの左
右方向に延在する軸を中心として回転しゴミを前方に掃
き出す横ブラシを配設し、更に、車体フレームの前部
に、前記駆動輪、縦ブラシ、横ブラシの回転駆動用の電
力を供給する発電機及び該発電機を駆動するエンジンを
搭載し、車体フレームの後部に、前記横ブラシで掃き出
されたゴミを回収するゴミ回収タンクを搭載したことを
特徴とする。
【0006】また、本発明は、車体フレームの前部で前
記発電機及びエンジンの上方に、前記電力の供給を制御
する制御装置を配設したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に従って
説明する。図1は自走式清掃機の側面図、図2は底面
図、図3は同正面図、図4は同背面図を示す。1は自走
式清掃機で、自走式清掃機1は車体フレーム3と、前記
車体フレーム3の前部左右に配設された二つの駆動輪5
と、車体フレーム3の後部に配設された一つの従動輪7
と、回転軸が鉛直に向けられた二つの縦ブラシ31と、
回転軸が水平方向に向けられた一つの横ブラシ33と、
ゴミ等を吸い込む吸引装置35と、吸い込んだゴミを空
気から分離する分離装置37と、空気から分離されたゴ
ミを回収するゴミ回収タンク39と、車体フレーム3を
覆うカバー41等で構成されている。
【0008】前記車体フレーム3はパイプ材等により枠
状に形成され、前部下面の左右からは支持板301,3
01(図1及び図2参照)が下方に突設され、また、前
後方向の中央部左右からは支持板303,303(図4
参照)が下方に突設され、後部下面の中央には従動輪7
を支持するブラケット305(図1及び図4参照)が下
方に突設されている。また、図1に示すように、前記車
体フレーム3の前部にはエンジン及び発電機搭載用の空
間307が形成され、車体フレーム3の後部にはゴミ回
収タンク収容用の空間309が形成され、前記空間30
7の上方には空間部309が設けられ、この空間部30
9の上方に制御装置収容部311が形成されている。
【0009】図5は駆動輪の一部破断正面図、図6は同
断面側面図を示す。駆動輪5は、アウタロータ型サーボ
モータの回転子をそのまま車輪として利用したもので、
図5に示すように、外形が略円形で軸方向に所定の長さ
を有する固定子鉄心11と、固定子鉄心11の外周に嵌
装された断面略コ字状で環状の回転子12と、回転子1
2の外周に嵌装された環状のホイール13と、ホイール
13の外周に嵌装された環状で弾性を有するウレタンゴ
ム14(弾性体に相当)とを備えている。
【0010】図6に示すように、固定子鉄心11の外周
面111で両端面112,113寄りの縁部には、全周
に亘って丸溝114がそれぞれ形成されている。固定子
鉄心11の外周面111で両丸溝114の間の箇所に
は、図5に示すように、周方向に等間隔を置いて複数の
凹部115が形成されており、隣り合う2つの凹部11
5の間に突極116が形成されている。即ち、突極11
6は固定子鉄心11の外周に、その周方向に等間隔を置
いて複数形成されている。また、固定子鉄心11の外周
面111で各突極116と両丸溝114の間の箇所に
は、図6に示す凹溝117が、固定子鉄心11の全周に
亘って形成されており、各突極116には図5及び図6
に示すように、固定子巻線15がそれぞれ巻回されてい
る。
【0011】固定子鉄心11には図5に示す開口118
が軸方向に貫通して形成されており、この開口118が
臨む支持板301箇所にも図6に示すように開口211
が形成されている。また、図6に示すように、固定子鉄
心11の一方の端面112と支持板301との間には円
盤状のスペーサ26が介設され、このスペーサ26を介
して固定子鉄心11が支持板301に、ボルト22によ
り連結されている。スペーサ26には図6に示すよう
に、固定子鉄心11の開口118と支持板301の開口
211とを連絡する通孔23が軸方向に貫通して形成さ
れており、支持板301の固定子鉄心11が臨む面とは
反対側の面の開口211箇所には、図6に示すようにコ
ネクタ24が設けられている。
【0012】固定子鉄心11の各突極116に巻回され
た各固定子巻線15の両端のリード(図示せず)は、固
定子鉄心11の開口118、スペーサ26の通孔23、
及び支持板301の開口211を通じてコネクタ24に
達し、コネクタ24に設けられた不図示の端子に接続さ
れている。コネクタ24には図6に示すように、不図示
の電源側からの給電ケーブル25が接続され、この給電
ケーブル25を介して各固定子巻線15には、前記不図
示の電源側から交流電力が供給される。尚、各固定子巻
線15に供給される交流電力の位相は、隣り合う2つの
固定子巻線15間で異なっている。
【0013】図6に示すように、回転子12の内周面1
21で固定子鉄心11の両丸溝114が臨む箇所には、
全周に亘って丸溝122がそれぞれ形成されている。ま
た、回転子12の内周面121で両丸溝122の間の箇
所には、図6に示す永久磁石123(磁性体に相当)が
埋設され、この永久磁石123は図5に示すように周方
向に等間隔を置いて複数設けられている。さらに、固定
子鉄心11の両丸溝114と回転子12の両丸溝122
との間には、図6に示すように鋼球16がそれぞれ介挿
されており、この鋼球16は図5に示すように、両丸溝
114,122間にその全周に亘って隙間なく列設され
ている。この鋼球16により回転子12は固定子鉄心1
1に対して回転可能に軸受されている。即ち、本実施例
では、固定子鉄心11の両丸溝114、回転子12の両
丸溝122、及び鋼球16により軸受が構成されてい
る。
【0014】また、図5及び図6に示すように、回転子
12の外周面124にはホイール13が嵌装されてお
り、図6に示すように、回転子12及びホイール13
の、支持板301に臨む面とは反対側の端面125,1
31にはカバー17が設けられている。カバー17はね
じ171によって回転子12及びホイール13の端面1
25,131に固着されており、このカバー17により
ホイール13は回転子12に固定されている。また、こ
のカバー17により、固定子鉄心11の外周面111と
回転子12の内周面121との間に塵埃や水等が侵入す
るのを防止している。さらに、図6に示すように、ホイ
ール13の支持板301に臨む端面134は、回転子1
2の支持板301に臨む端面126よりも該支持板30
1側に延出しており、該延出部分のホイール13の内周
面135とスペーサ26の外周面27との間には、リン
グ状のシール部材18が取着されている。このシール部
材18により、支持板301側において、固定子鉄心1
1の外周面111と回転子12の内周面121との間に
塵埃や水等が侵入するのを防止している。
【0015】ホイール13の外周面132には図5及び
図6に示すようにウレタンゴム14が嵌装されている。
このウレタンゴム14の内周面141には図6に示すよ
うに、ホイール13の外周面132に形成された凹部1
33と係合する凸部142が形成されており、ホイール
13の凹部133とウレタンゴム14の凸部142との
係合で、ウレタンゴム14がホイール13の外周面13
2から脱落するのを防止している。
【0016】そして、各固定子巻線15にコネクタ24
及び給電ケーブル25を介して交流電力を供給し、しか
も隣り合う2つの固定子巻線15間で供給される交流電
力の位相を異ならせると、固定子鉄心11の外周面11
1に回転磁界が発生する。この回転磁界は回転子12の
内周面121に埋設された複数の永久磁石123に作用
し、これにより回転子12に回転トルクが生じて回転
し、これと一体にホイール13及びウレタンゴム14が
回転し、駆動輪5として機能する。
【0017】また、各固定子巻線15に交流電圧を印加
しない状態では、回転子12に回転トルクが生じず、鋼
球16により固定子鉄心11に対し単に回転可能に軸受
された状態となるため、駆動輪5は外力により自由に回
転できる従動輪として機能する。
【0018】前記従動輪7はフリーキャスター輪で、左
右の駆動輪5の回転差による車体の向きの変更時、容易
に追従するように構成されている。
【0019】前記縦ブラシ31は各駆動輪5の前方で、
その回転軸3101を駆動輪5の内側に位置させて配設
されている。前記縦ブラシ31は、ブラシ部3103
と、該ブラシ部3103の中心から上方に延出する前記
回転軸3101とで構成され、この回転軸3101の上
端に縦ブラシ回転用モータ3105が連結され、縦ブラ
シ31は縦ブラシ上下動用モータ3106によりその高
さが調節される。図2に示すように、前記縦ブラシ31
は縦ブラシ回転用モータ3105によりゴミを車体フレ
ーム3の内側で後方に掃き出す方向に回転される。
【0020】前記横ブラシ33は駆動輪5の後方で前記
従動輪7の前方に配設されている。前記横ブラシ33は
円筒状に所定の長さで形成されたブラシ部3301と、
このブラシ部3301を支持する回転軸3303とで構
成され、回転軸3303は一対のアーム3305の先端
で回転可能に支持され、前記アーム3305の基部は前
記支持板303に軸3307を介して回転可能に支持さ
れている。前記アーム3305の一側には横ブラシ回転
用モータ(不図示)が取着され、この横ブラシ回転用モ
ータ(不図示)と前記回転軸3303はベルトプーリ機
構3309(図4参照)を介して連結され、横ブラシ回
転用モータにより前記横ブラシ33はゴミを車体の前方
に跳ね上げる方向に回転する。前記アーム3305の基
部を支持する支持板303にはアーム揺動用モータ(不
図示)が配設され、前記軸3307は歯車機構3311
(図4参照)を介してこのアーム揺動用モータに連結さ
れ、アーム揺動用モータによりアーム3305は上下に
揺動し、このアーム3305の揺動により横ブラシ33
が接地面に離間接触する。
【0021】前記ゴミ回収タンク39は前記空間309
に配設され、前記吸引装置35及び分離装置37は前記
空間309の上方における車体フレーム3部分に配設さ
れている。前記吸引装置35は車体フレーム3で支持さ
れたバキュームポンプ3501を含んで構成され、バキ
ュームポンプ3501により生じる吸引力は、横ブラシ
33の前方に配設された吸込口3503に作用する。吸
込口3503は、横ブラシ33の前方で該横ブラシ33
の全長にわたって臨むように扇状に幅広に形成され、横
ブラシ33及び吸込口3503の周囲はブラシ製のカバ
ー3504により覆われ、吸込口3503での吸引能力
が高められている。前記吸込口3503の基端にはバキ
ュームホース3505が接続され、該バキュームホース
3505は、分離装置37を構成するサイクロン370
1に接続されている。前記サイクロン3701は前記バ
キュームホース3505が接続される筒状のケース本体
3703を備え、ケース本体3703の頂部中央にバキ
ュームポンプ3501に接続するバキュームホース37
05が取着され、吸込口3503からゴミと共に吸引さ
れた空気はバキュームポンプ3501側に送られ、ゴミ
や水等がケース本体3703の内面に沿って回転しつ
つ、いわゆるスパイラルショット方式により下方の底部
開口部に移動し、該底部開口部から下方のゴミ回収タン
ク39に落下する。
【0022】前記ゴミ回収タンク39は平面視矩形状を
呈し、上部が開放状で、上部の開口縁にはゴム材390
1が取着されている。ゴミ回収タンク39の底部にはキ
ャスター輪3903が設けられ、スラブ上を移動できる
ように構成されている。ゴミの吸引時には、車体フレー
ム3側に複数配設されたジャッキ3905によりゴミ回
収タンク39が上昇し、前記ケース本体3703の底部
開口部に気密に当接される。
【0023】前記発電機搭載用の空間307には、発電
機51と、該発電機51を駆動するガソリンエンジン5
3が搭載され、前記制御装置収容部311には制御装置
55が配設され、前記空間部309と、該空間部309
の底面に敷設したグラスウール(不図示)によりエンジ
ン53の熱が制御装置55へ伝達されないように構成さ
れている。発電機51とエンジン53はカバー57で覆
われ、ゴムダンパー59を介して車体フレーム3上で支
持され、車体フレーム3の前部側には燃料タンク61が
配設されている。尚、エンジン53の排気は排気管(不
図示)により車体の外方に排出されるが、この排気の温
度をゴミ回収タンク39に与え、ゴミ回収タンク39内
の水を蒸発させるために利用すると、ゴミ回収タンク3
9のゴミ回収高率を高める上で有利となる。前記発電機
51により生じた電力は制御装置55に供給されると共
に、リモートコントローラの操作に基づく制御装置55
の作動により、夫々駆動輪5を構成する各固定子巻線1
5や、縦ブラシ回転用モータ3105、縦ブラシ上下動
用モータ3106、横ブラシ回転用モータ、アーム揺動
用モータ、バキュームポンプ3501へ供給され、ブラ
シ31,33や吸引装置35による床面の掃除動作及び
駆動輪5による走行操舵が制御され、図1において63
は自走式清掃機1の位置認識用の光を発するハロゲンラ
ンプである。
【0024】本実施例によれば、駆動輪5の回転により
車体フレーム3が走行し、縦ブラシ31によりゴミや水
が車体の内側に掃き出されると共に、このゴミや水は横
ブラシ33により前方で斜め上方に跳ね上げられ、この
ゴミは吸込口3503から吸い込まれる。そして、サイ
クロン3701によりゴミや水から空気が分離され、空
気と分離されたゴミや水はゴミ回収タンク39に落下
し、回収される。
【0025】以上において、大きな重量を有する発電機
51とエンジン53を、車体フレーム3の前部の空間3
07に搭載するようにしたので、自走式清掃機1の重心
がその中心よりも前部寄りに偏位して自走式清掃機1の
多くの重量が駆動輪5に作用する。従って、自走式清掃
機1の小型化、軽量化を図った場合であっても、駆動輪
5と接地面との間の摩擦力を確保することができ、スリ
ップ等を生じることなく自走式清掃機を所望する方向に
確実に走行させることができ、縦ブラシ31や横ブラシ
33による清掃を確実に行なうことができる。
【0026】また、縦ブラシ31の反対箇所である車体
フレーム3の後部にゴミ回収タンク39を搭載したの
で、実施例のようにゴミ回収タンク39を車体フレーム
3に対して出し入れする場合や、或は、ゴミ回収タンク
39からゴミを直接排出するような場合、縦ブラシ31
の回転軸3101や縦ブラシ回転用モータ3105、縦
ブラシ上下動用モータ3106等のような邪魔になるも
のがなく、左右方向や後方のいずれの方向からもこれら
の作業を何ら支障なく行なえ、従って、回収したゴミの
処理を簡単に行なえ清掃作業の効率を高める上で有利と
なり、更には、ゴミ回収タンク39についての設計上の
自由度も増す等、設計上も有利となる。
【0027】また、前記発電機51及びエンジン53の
上方箇所に、駆動輪5を構成する各固定子巻線15や、
縦ブラシ回転用モータ3105、縦ブラシ上下動用モー
タ3106、横ブラシ回転用モータ、アーム揺動用モー
タ、バキュームポンプ3501への電力の供給を制御す
る制御装置55を配設したので、実施例のように、横ブ
ラシ33で前方に掃き出したゴミを吸引する吸引装置3
5や、空気とゴミを分離する分離装置37を設ける場
合、これら吸引装置35や分離装置37をゴミ回収タン
ク39の直上に配設でき、従って、ゴミの回収について
の種々の処理を車体フレーム3の後部で集中して行な
え、自走式清掃機1の小型化、軽量化を図る上でより一
層有利となる。
【0028】また、実施例では、駆動輪5の内部に駆動
源と動力伝達機構とを内蔵させたので、従来の如く動力
源や動力伝達機構が駆動輪5の内側箇所に位置せず、一
対の縦ブラシ31によりゴミや水を円滑に後方に掃き出
すことができ、また、左右の駆動輪5間の距離を小さく
しても、一対の縦ブラシ31による後方へのゴミの掃き
出しのためのスペースを駆動輪5間に大きく確保でき、
自走式清掃機1の小型化、軽量化を図る上で有利とな
る。
【0029】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明に係
る自走式清掃機によれば、車体フレームの前部左右に二
つの駆動輪を配設し、車体フレームの後部に少なくとも
一つの従動輪を配設し、車体フレームの前部左右に、夫
々鉛直方向に延在する軸を中心として回転しゴミを車体
フレームの内側且つ後方に掃き出す一対の縦ブラシを配
設し、車体フレームの後部に、車体フレームの左右方向
に延在する軸を中心として回転しゴミを前方に掃き出す
横ブラシを配設し、更に、車体フレームの前部に、前記
駆動輪、縦ブラシ、横ブラシの回転駆動用の電力を供給
する発電機及び該発電機を駆動するエンジンを搭載し、
車体フレームの後部に、前記横ブラシで掃き出されたゴ
ミを回収するゴミ回収タンクを搭載したので、小型化、
軽量化を図れると共に、清掃及び走行を確実に行なうこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自走式清掃機の側面図である。
【図2】自走式清掃機の底面図である。
【図3】自走式清掃機の正面図である。
【図4】自走式清掃機の背面図である。
【図5】駆動輪の一部破断正面図である。
【図6】駆動輪の断面側面図である。
【符号の説明】
1 自走式清掃機 3 車体フレーム 5 駆動輪 7 従動輪 31 縦ブラシ 33 横ブラシ 35 吸引装置 37 分離装置 39 ゴミ回収タンク 51 発電機 53 エンジン 55 制御装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05D 1/02 L 9323−3H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームの前部左右に二つの駆動輪
    を配設し、 車体フレームの後部に少なくとも一つの従動輪を配設
    し、 車体フレームの前部左右に、夫々鉛直方向に延在する軸
    を中心として回転しゴミを車体フレームの内側且つ後方
    に掃き出す一対の縦ブラシを配設し、 車体フレームの後部に、車体フレームの左右方向に延在
    する軸を中心として回転しゴミを前方に掃き出す横ブラ
    シを配設し、 更に、車体フレームの前部に、前記駆動輪、縦ブラシ、
    横ブラシの回転駆動用の電力を供給する発電機及び該発
    電機を駆動するエンジンを搭載し、 車体フレームの後部に、前記横ブラシで掃き出されたゴ
    ミを回収するゴミ回収タンクを搭載した、 ことを特徴とする自走式清掃機。
  2. 【請求項2】 車体フレームの前部で前記発電機及びエ
    ンジンの上方に、前記電力の供給を制御する制御装置を
    配設した請求項1記載の自走式清掃機。
JP5023603A 1993-01-18 1993-01-18 自走式清掃機 Pending JPH06211302A (ja)

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JP (1) JPH06211302A (ja)

Cited By (3)

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