JPH06210327A - スリーブ式分割ロール - Google Patents
スリーブ式分割ロールInfo
- Publication number
- JPH06210327A JPH06210327A JP454193A JP454193A JPH06210327A JP H06210327 A JPH06210327 A JP H06210327A JP 454193 A JP454193 A JP 454193A JP 454193 A JP454193 A JP 454193A JP H06210327 A JPH06210327 A JP H06210327A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- bearing
- lubricating oil
- eccentric
- reinforcing roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/02—Shape or construction of rolls
- B21B27/03—Sleeved rolls
- B21B27/05—Sleeved rolls with deflectable sleeves
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B31/00—Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
- B21B31/07—Adaptation of roll neck bearings
- B21B31/076—Cooling; Lubricating roller bearings
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 潤滑構造の簡素化を図る。
【構成】 補強ロール3a〜3cのころがり軸受2a〜
2cの潤滑油路とトラニオン部1aを支持するころがり
軸受62の潤滑油路とを連通し、ころがり軸受2a〜2
c及びころがり軸受62の潤滑系統を1つにし、潤滑油
路構成部材を減らして潤滑構造の簡素化を図る。
2cの潤滑油路とトラニオン部1aを支持するころがり
軸受62の潤滑油路とを連通し、ころがり軸受2a〜2
c及びころがり軸受62の潤滑系統を1つにし、潤滑油
路構成部材を減らして潤滑構造の簡素化を図る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロールクラウンの変更が
可能なスリーブ式分割ロールに関する。
可能なスリーブ式分割ロールに関する。
【0002】
【従来の技術】図2乃至図4に基づいてスリーブ式分割
ロールを説明する。図2にはスリーブ式分割ロールを補
強ロールに適用した4段圧延機の縦断面、図3には各々
の分割補強ロールの偏心状態、図4にはクラウンパター
ンを示してある。
ロールを説明する。図2にはスリーブ式分割ロールを補
強ロールに適用した4段圧延機の縦断面、図3には各々
の分割補強ロールの偏心状態、図4にはクラウンパター
ンを示してある。
【0003】図2に示すように、偏心軸51の両端には
回転支持部であるトラニオン部51aが設けられ、トラ
ニオン部51aはころがり軸受62を介して軸受箱61
に支持されている。
回転支持部であるトラニオン部51aが設けられ、トラ
ニオン部51aはころがり軸受62を介して軸受箱61
に支持されている。
【0004】偏心軸51には5組のころがり軸受52a
〜52cがそれぞれ嵌着され、ころがり軸受52a〜5
2cの外輪が、ロール軸方向に分割されたセンタ補強ロ
ール53a、クオータ補強ロール53b、サイド補強ロ
ール53cとなっている。補強ロール53a〜53cの
軸心Oa,Ob,Ocは偏心軸51の軸心Oに対して偏
心している(図3参照)。
〜52cがそれぞれ嵌着され、ころがり軸受52a〜5
2cの外輪が、ロール軸方向に分割されたセンタ補強ロ
ール53a、クオータ補強ロール53b、サイド補強ロ
ール53cとなっている。補強ロール53a〜53cの
軸心Oa,Ob,Ocは偏心軸51の軸心Oに対して偏
心している(図3参照)。
【0005】補強ロール53a〜53cの外周には1つ
の円筒状のスリーブ55が遊嵌され、スリーブ55の両
端面に固着されたリテーナ56によって各補強ロール5
3a〜53c及びスラスト軸受54の外輪がロール軸方
向に支持されている。また、ころがり軸受52a〜52
c及びスラスト軸受54の内輪は、偏心軸51のトラニ
オン部51aに嵌着されたリテーナ57によってロール
軸方向に支持されている。各リテーナ56,57は、シ
ールリング58によって潤滑油が漏洩しないように封止
されている。
の円筒状のスリーブ55が遊嵌され、スリーブ55の両
端面に固着されたリテーナ56によって各補強ロール5
3a〜53c及びスラスト軸受54の外輪がロール軸方
向に支持されている。また、ころがり軸受52a〜52
c及びスラスト軸受54の内輪は、偏心軸51のトラニ
オン部51aに嵌着されたリテーナ57によってロール
軸方向に支持されている。各リテーナ56,57は、シ
ールリング58によって潤滑油が漏洩しないように封止
されている。
【0006】偏心軸51の内部には給油穴51b及び排
油穴51cが穿設され、偏心軸51の軸端部にはロータ
リジョイント60が設けられている。給油穴51b及び
排油穴51cはロータリジョイント60を介して給油管
66及び排油管67に連結されている。
油穴51cが穿設され、偏心軸51の軸端部にはロータ
リジョイント60が設けられている。給油穴51b及び
排油穴51cはロータリジョイント60を介して給油管
66及び排油管67に連結されている。
【0007】以上の部材及び部位によってスリーブ式分
割補強ロール70が構成されている。
割補強ロール70が構成されている。
【0008】偏心軸51のトラニオン部51aを支持す
る軸受箱61には給油穴61aが穿設され、給油穴61
aには給油管65が螺着されている。また、軸受箱61
の端面にはころがり軸受62の外輪を支持するリテーナ
63が固着され、軸受箱61とリテーナ57,63と、
トラニオン部51aとはシールリング59,64によっ
てそれぞれ封止されている。リテーナ63には排油管6
8が螺着されている。図中71はワークロール、72は
下補強ロールである。
る軸受箱61には給油穴61aが穿設され、給油穴61
aには給油管65が螺着されている。また、軸受箱61
の端面にはころがり軸受62の外輪を支持するリテーナ
63が固着され、軸受箱61とリテーナ57,63と、
トラニオン部51aとはシールリング59,64によっ
てそれぞれ封止されている。リテーナ63には排油管6
8が螺着されている。図中71はワークロール、72は
下補強ロールである。
【0009】給油管66、ロータリジョイント60、給
油穴51bからころがり軸受52a〜52cに潤滑油を
供給し、シールリング58によって封止し、排油穴51
c、ロータリジョイント60、排油管67から潤滑油を
排出してころがり軸受52a〜52cの潤滑を行なう。
また、給油管65、給油穴61aからころがり軸受62
に潤滑油を供給し、シールリング59,64によって封
止し、排油管68から潤滑油を排出してころがり軸受6
2の潤滑を行なう。
油穴51bからころがり軸受52a〜52cに潤滑油を
供給し、シールリング58によって封止し、排油穴51
c、ロータリジョイント60、排油管67から潤滑油を
排出してころがり軸受52a〜52cの潤滑を行なう。
また、給油管65、給油穴61aからころがり軸受62
に潤滑油を供給し、シールリング59,64によって封
止し、排油管68から潤滑油を排出してころがり軸受6
2の潤滑を行なう。
【0010】ころがり軸受52a〜52c及びころがり
軸受62の潤滑を行ないながら、軸受箱61及びスリー
ブ式分割補強ロール70を介してワークロール71を圧
下し、ワークロール71を回転して圧延材50を圧延す
ることにより、スリーブ55、リテーナ56、シールリ
ング58、補強ロール53a〜53c、スラスト軸受5
4の外輪がワークロール71と共に回転する。
軸受62の潤滑を行ないながら、軸受箱61及びスリー
ブ式分割補強ロール70を介してワークロール71を圧
下し、ワークロール71を回転して圧延材50を圧延す
ることにより、スリーブ55、リテーナ56、シールリ
ング58、補強ロール53a〜53c、スラスト軸受5
4の外輪がワークロール71と共に回転する。
【0011】圧延中は偏心軸51を所要の角度で回動
し、回動角度を変えることによりスリーブ55及び上部
のワークロール71のクラウンパターンを図4に示すよ
うに調整し、圧延材50の板形状を制御する。
し、回動角度を変えることによりスリーブ55及び上部
のワークロール71のクラウンパターンを図4に示すよ
うに調整し、圧延材50の板形状を制御する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したスリーブ式分
割補強ロール70では、ころがり軸受52a〜52c及
びスラスト軸受54の潤滑と、軸受箱61内のころがり
軸受62の潤滑とを分離して別々に行なっている。この
ため、潤滑方式や潤滑油の種類が同一であっても、2組
の給、排油系統が必要となり、構造が複雑になってい
た。
割補強ロール70では、ころがり軸受52a〜52c及
びスラスト軸受54の潤滑と、軸受箱61内のころがり
軸受62の潤滑とを分離して別々に行なっている。この
ため、潤滑方式や潤滑油の種類が同一であっても、2組
の給、排油系統が必要となり、構造が複雑になってい
た。
【0013】また、スリーブ式分割補強ロール70内と
軸受箱61内の潤滑油を、径の異なるシールリング5
8,59によって封止しているので、シール部の部材が
大型化し、2種類のシールリング58,59を常備しな
ければならない、といった不具合があった。
軸受箱61内の潤滑油を、径の異なるシールリング5
8,59によって封止しているので、シール部の部材が
大型化し、2種類のシールリング58,59を常備しな
ければならない、といった不具合があった。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、軸受箱に支持される回転支持部を偏
心軸の両端に設け、軸心に対してそれぞれ偏心状態の異
なる偏心部を偏心軸に複数形成し、軸方向に分割した補
強ロールを各偏心部に回転自在に軸着し、補強ロールの
外周に1つの円筒状のスリーブを遊嵌したスリーブ式分
割ロールにおいて、補強ロールの潤滑油路と軸受箱内の
潤滑油路とを連通したことを特徴とする。
の本発明の構成は、軸受箱に支持される回転支持部を偏
心軸の両端に設け、軸心に対してそれぞれ偏心状態の異
なる偏心部を偏心軸に複数形成し、軸方向に分割した補
強ロールを各偏心部に回転自在に軸着し、補強ロールの
外周に1つの円筒状のスリーブを遊嵌したスリーブ式分
割ロールにおいて、補強ロールの潤滑油路と軸受箱内の
潤滑油路とを連通したことを特徴とする。
【0015】
【作用】補強ロールの潤滑油路と軸受箱内の潤滑油路と
を連通したことにより、補強ロールの支持軸受と偏心軸
の支持軸受とを同一の給、排油系統で潤滑する。
を連通したことにより、補強ロールの支持軸受と偏心軸
の支持軸受とを同一の給、排油系統で潤滑する。
【0016】
【実施例】図1には本発明の一実施例に係るスリーブ式
分割ロールを補強ロールに適用した4段圧延機の縦断面
を示してある。尚、図2で示した部材と同一部材には同
一符号を付して重複する説明は省略する。
分割ロールを補強ロールに適用した4段圧延機の縦断面
を示してある。尚、図2で示した部材と同一部材には同
一符号を付して重複する説明は省略する。
【0017】偏心軸1の両端には回転支持部であるトラ
ニオン部1aが設けられ、トラニオン部1aはころがり
軸受62を介して軸受箱11に支持されている。偏心軸
1には軸心に対してそれぞれ偏心状態の異なる偏心部が
複数形成され、各偏心部にはころがり軸受2a〜2cが
嵌着されている。ころがり軸受2a〜2cの外輪が、セ
ンタ補強ロール3a、クオータ補強ロール3b、サイド
補強ロール3cとなっている。偏心軸1の内部にはロー
タリジョイント10及び給油管66と各々のころがり軸
受2a〜2cとを連結する給油穴1bが穿設されてい
る。
ニオン部1aが設けられ、トラニオン部1aはころがり
軸受62を介して軸受箱11に支持されている。偏心軸
1には軸心に対してそれぞれ偏心状態の異なる偏心部が
複数形成され、各偏心部にはころがり軸受2a〜2cが
嵌着されている。ころがり軸受2a〜2cの外輪が、セ
ンタ補強ロール3a、クオータ補強ロール3b、サイド
補強ロール3cとなっている。偏心軸1の内部にはロー
タリジョイント10及び給油管66と各々のころがり軸
受2a〜2cとを連結する給油穴1bが穿設されてい
る。
【0018】補強ロール3a〜3cの外周には1つの円
筒状のスリーブ55が遊嵌されている。スリーブ55の
両端部にはリテーナ6が固着され、リテーナ6によって
スラスト軸受54の外輪が支持されている。リテーナ6
にはシールリング8が取付けられ、シールリング8は軸
受箱11に摺接している。シールリング8により、ころ
がり軸受62と偏心軸1のころがり軸受2a〜2c及び
スラスト軸受54との潤滑油路が封止されている。従っ
て、ころがり軸受2a〜2cの潤滑油路ところがり軸受
62の潤滑油路は連通された状態になっている。図中7
はころがり軸受2a〜2c、ころがり軸受62及びスラ
スト軸受54の内輪を支持するリテーナである。
筒状のスリーブ55が遊嵌されている。スリーブ55の
両端部にはリテーナ6が固着され、リテーナ6によって
スラスト軸受54の外輪が支持されている。リテーナ6
にはシールリング8が取付けられ、シールリング8は軸
受箱11に摺接している。シールリング8により、ころ
がり軸受62と偏心軸1のころがり軸受2a〜2c及び
スラスト軸受54との潤滑油路が封止されている。従っ
て、ころがり軸受2a〜2cの潤滑油路ところがり軸受
62の潤滑油路は連通された状態になっている。図中7
はころがり軸受2a〜2c、ころがり軸受62及びスラ
スト軸受54の内輪を支持するリテーナである。
【0019】以上の部材及び部位によってスリーブ式分
割補強ロール20が構成されている。
割補強ロール20が構成されている。
【0020】軸受箱11には給油穴11aが穿設され、
給油穴11aには給油管65が螺着されている。軸受箱
11の端面にはリテーナ63が固着され、リテーナ63
によってころがり軸受62の外輪が支持されている。リ
テーナ63には大径の排油管18が螺着されている。
給油穴11aには給油管65が螺着されている。軸受箱
11の端面にはリテーナ63が固着され、リテーナ63
によってころがり軸受62の外輪が支持されている。リ
テーナ63には大径の排油管18が螺着されている。
【0021】次に、上述したスリーブ式分割補強ロール
20を備えた圧延機の作用を説明する。
20を備えた圧延機の作用を説明する。
【0022】給油管66、ロータリジョイント10、給
油穴1bからころがり軸受2a〜2cに潤滑油を供給す
ると、潤滑油はスラスト軸受54を通過し、シールリン
グ8に封止されながらリテーナ6,7の間及びリテーナ
7と軸受箱11との間の潤滑油通路からころがり軸受6
2に供給される。また、ころがり軸受62には給油管6
5及び給油穴11aから潤滑油が供給される。給油管6
5からころがり軸受2a〜2c及びころがり軸受62に
供給された潤滑油と給油管66からころがり軸受62に
供給された潤滑油とは、排油管18から排出される。
油穴1bからころがり軸受2a〜2cに潤滑油を供給す
ると、潤滑油はスラスト軸受54を通過し、シールリン
グ8に封止されながらリテーナ6,7の間及びリテーナ
7と軸受箱11との間の潤滑油通路からころがり軸受6
2に供給される。また、ころがり軸受62には給油管6
5及び給油穴11aから潤滑油が供給される。給油管6
5からころがり軸受2a〜2c及びころがり軸受62に
供給された潤滑油と給油管66からころがり軸受62に
供給された潤滑油とは、排油管18から排出される。
【0023】ころがり軸受2a〜2c、スラスト軸受5
4及びころがり軸受62を潤滑しながら、図示しない圧
下装置によって、軸受箱11及びスリーブ式分割補強ロ
ール20を介してワークロール71を圧下し、ワークロ
ール71を回転して圧延材50を圧延する。ワークロー
ル71の回転により、スリーブ55、ころがり軸受2a
〜2cの外輪である各補強ロール3a〜3c、スラスト
軸受54の外輪、リテーナ6及びシールリング8がワー
クロール71と共に回転する。
4及びころがり軸受62を潤滑しながら、図示しない圧
下装置によって、軸受箱11及びスリーブ式分割補強ロ
ール20を介してワークロール71を圧下し、ワークロ
ール71を回転して圧延材50を圧延する。ワークロー
ル71の回転により、スリーブ55、ころがり軸受2a
〜2cの外輪である各補強ロール3a〜3c、スラスト
軸受54の外輪、リテーナ6及びシールリング8がワー
クロール71と共に回転する。
【0024】圧延材50の圧延中は偏心軸1を所要の角
度で回動し、回動角度を変えることによりスリーブ55
及び上部のワークロール71のクラウンパターンを調整
し、圧延材50の板形状を制御する。
度で回動し、回動角度を変えることによりスリーブ55
及び上部のワークロール71のクラウンパターンを調整
し、圧延材50の板形状を制御する。
【0025】尚、上記実施例では、給油管65及び給油
穴11aを設け、ころがり軸受62に給油管65からも
潤滑油を供給するようにしたが、給油管66からのみ潤
滑油を供給して給油管65及び給油穴11aを設けなく
ても良い。
穴11aを設け、ころがり軸受62に給油管65からも
潤滑油を供給するようにしたが、給油管66からのみ潤
滑油を供給して給油管65及び給油穴11aを設けなく
ても良い。
【0026】上述したスリーブ式分割補強ロール20
は、ころがり軸受2a〜2cの潤滑油路ところがり軸受
62の潤滑油路を連通したので、潤滑油系統が簡素化さ
れる。また、潤滑油路を1つのシールリング8で封止し
たので、シール部材の部品点数が省略される。
は、ころがり軸受2a〜2cの潤滑油路ところがり軸受
62の潤滑油路を連通したので、潤滑油系統が簡素化さ
れる。また、潤滑油路を1つのシールリング8で封止し
たので、シール部材の部品点数が省略される。
【0027】
【発明の効果】本発明のスリーブ式分割ロールは、補強
ロールの潤滑油路と軸受箱内の潤滑油路とを連通したの
で、補強ロールの軸受と偏心軸を支持する軸受との潤滑
系統が1つになり、潤滑のための部材を減らすことがで
きる。この結果、スリーブ式分割ロールの潤滑構造の簡
素化が図れる。
ロールの潤滑油路と軸受箱内の潤滑油路とを連通したの
で、補強ロールの軸受と偏心軸を支持する軸受との潤滑
系統が1つになり、潤滑のための部材を減らすことがで
きる。この結果、スリーブ式分割ロールの潤滑構造の簡
素化が図れる。
【図1】本発明の一実施例に係るスリーブ式分割ロール
を補強ロールに適用した4段圧延機の縦断面図。
を補強ロールに適用した4段圧延機の縦断面図。
【図2】従来のスリーブ式分割ロールを補強ロールに適
用した4段圧延機の縦断面図。
用した4段圧延機の縦断面図。
【図3】分割補強ロールの偏心状態説明図。
【図4】クラウンパターン説明図。
1 偏心軸 1a トラニオン部 1b 給油穴 2a〜2c ころがり軸受 3a センタ補強ロール 3b クオータ補強ロール 3c サイド補強ロール 6 リテーナ 8 シールリング 10 ロータリジョイント 11 軸受箱 18 排油管 20 スリーブ式分割補強ロール 54 スラスト軸受 55 スリーブ 62 ころがり軸受 66 給油管
Claims (1)
- 【請求項1】 軸受箱に支持される回転支持部を偏心軸
の両端に設け、軸心に対してそれぞれ偏心状態の異なる
偏心部を偏心軸に複数形成し、軸方向に分割した補強ロ
ールを各偏心部に回転自在に軸着し、補強ロールの外周
に1つの円筒状のスリーブを遊嵌したスリーブ式分割ロ
ールにおいて、補強ロールの潤滑油路と軸受箱内の潤滑
油路とを連通したことを特徴とするスリーブ式分割ロー
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5004541A JP2984499B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | スリーブ式分割ロール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5004541A JP2984499B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | スリーブ式分割ロール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06210327A true JPH06210327A (ja) | 1994-08-02 |
JP2984499B2 JP2984499B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=11586912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5004541A Expired - Lifetime JP2984499B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | スリーブ式分割ロール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2984499B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009034173A1 (de) * | 2007-09-12 | 2009-03-19 | Rebs Zentralschmiertechnik Gmbh | Walzgerüst zum walzen von metallischen bändern sowie walze oder rolle für ein solches walzgerüst |
CN113857258A (zh) * | 2021-11-02 | 2021-12-31 | 江苏共昌轧辊股份有限公司 | 一种粗轧机架工具钢轧辊及其制备方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102233356A (zh) * | 2011-04-13 | 2011-11-09 | 无锡市桥联冶金机械有限公司 | 背衬轴承稀油系统 |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP5004541A patent/JP2984499B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009034173A1 (de) * | 2007-09-12 | 2009-03-19 | Rebs Zentralschmiertechnik Gmbh | Walzgerüst zum walzen von metallischen bändern sowie walze oder rolle für ein solches walzgerüst |
US20100162781A1 (en) * | 2007-09-12 | 2010-07-01 | Rebs Zentralschmiertechnik Gmbh | Roll Stand for rolling metallic strips and roll or cylinder for a roll stand of this type |
US9415430B2 (en) * | 2007-09-12 | 2016-08-16 | Sms Siemag Ag | Roll stand for rolling metallic strips and roll or cylinder for a roll stand of this type |
CN113857258A (zh) * | 2021-11-02 | 2021-12-31 | 江苏共昌轧辊股份有限公司 | 一种粗轧机架工具钢轧辊及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2984499B2 (ja) | 1999-11-29 |
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Legal Events
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990824 |