JPH0289511A - 多段式圧延機のバッキングロール - Google Patents

多段式圧延機のバッキングロール

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JPH0289511A
JPH0289511A JP24054688A JP24054688A JPH0289511A JP H0289511 A JPH0289511 A JP H0289511A JP 24054688 A JP24054688 A JP 24054688A JP 24054688 A JP24054688 A JP 24054688A JP H0289511 A JPH0289511 A JP H0289511A
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JP
Japan
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support shaft
eccentric
ring
lubricant
roller bearings
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Pending
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JP24054688A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Kitano
利明 北野
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、例えばゼンジマミルなどの多段式圧延機のバ
ッキングロールに関する。
〈従来の技術〉 従来より、多段式圧延機においては、ワークロールが撓
むのを防ぐためにいわゆるバッキングロールと称するも
のがワークロールの周囲に配設されている。このバッキ
ングロールとしては、単一の支持軸に対して多数の円筒
ころ軸受または円錐ころ軸受などのころ軸受を横一列に
’AMした構造のものがある。
ところで、圧延中におけるワークロールの撓みは、被圧
延材に対する圧延荷重の変化となり、好ましくないので
、従来の多段式圧延機では、湾曲状に1尭ませである支
持軸に対してころ軸受を装着したバッキングロールを用
い、バンキングロールを所要の回転角に可変設定するこ
とでワークロ−ルに対する圧接力を可変できるようにし
ていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記従来例では、次のような不都合があ
る。
即ち、バッキングロールの支持軸の回転角に応じて、ワ
ークロールの各部に対するころ軸受の圧接力が定められ
ていて、ワークロールの各部に与えるころ軸受個々の圧
接力を個別に可変することができないので、あまりきめ
細かな調節を行えなかった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ワー
クロール側へのころ軸受個々の突出量を個別に可変設定
できるようにし、ワークロールに対する圧接力をきめ細
かに可変調節できるバッキングロールの提供を目的とし
ている。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、このような目的を達成するために、次のよう
な構成をとる。
即ち、本発明にかかる多段式圧延機のバッキングロール
は、単一の支持軸と、この支持軸に対して軸方向一列に
装着された多数のころ軸受とを備えたものであって、 前記支持軸と一部または全部のころ軸受との間に、支持
軸の軸心に対して偏心した外径を有する偏心輪が介装さ
れ、かつ、偏心輪にはそれの回動操作用の操作片が設け
られていることに特徴を有ずろ。
また、このバンキングロールにおいては、支持軸内部の
潤滑剤給送路を偏心輪の潤滑剤給送用通路を介して各こ
ろ軸受のころ配置空間に、またころ軸受のころ配置空間
を偏心輪の潤滑剤排出用通路を介して支持軸の潤滑剤排
出路に連通させるように構成している。
〈作用さ 本発明の構成によれば、支持軸を真直にしたまま、偏心
輪を支持軸に対して一方向に回転させると、ある固定の
一点において、支持軸の軸心から偏心輪の外径面先縁ま
での間隔は漸増または漸減することになる。この偏心輪
ところ軸受が共周りするので、必然的にころ軸受の外輪
先縁と支持軸の軸心との間の間隔が可変することになる
つまり、バッキングロールを構成するころ軸受総てにフ
いて支持軸との間に偏心輪を設ければ、その円周上にお
ける各偏心輪の位置(回転角度)を変えることによって
、ころ軸受個々のワークロール側突出寸法が変わるので
、ワークロールの各部に対するころ軸受個々の圧接力を
個別に可変しえる。
また、このような偏心輪を支持軸ところ軸受との間に設
けても、偏心輪に設けた潤滑剤給送用通路によって、支
持軸の潤滑剤給送路から給送される潤滑剤をころ軸受の
ころ配置空間に供給することが可能となり、また、偏心
輪に設けた潤滑剤排出用通路によって、ころ配置空間内
の使用済みの12滑剤を支持軸の潤滑剤排出路を通じて
排出することが可能となる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図ないし第6図に本発明の一実施例を示している。
第2図に示すバフキングロール10において、20はワ
ークロール1と平行に配される単一の中空長尺な支持軸
、A−Eは支持軸20の軸方向等間隔おきに装着された
円筒ころ軸受、30は支持軸20の中央に位置する円筒
ころ軸受Aを除いた他の円筒ころ軸受B−Eと支持軸2
0との間に設けられた偏心装置(第1図参照)を示して
いる。
なお、円筒ころ軸受A−Eはほぼ同し構造のものを採用
しているが、Aで示す円筒ころ軸受と支持軸20との間
に偏心装置30を設けないことに基づきAの円筒ころ軸
受は他の円筒ころ軸受と内外輪の寸法を若干異ならせで
ある。ここではB−Eで示す円筒ころ軸受の代表として
Bの円筒ころ軸受の取付構造を第1図に、Aの円筒ころ
軸受の取付構造を第3図に示して説明する。
前述の各円筒ころ軸受A−Eは、第1図、第3図に示さ
れるように、内周面中央に輪状突起を有する外輪A+ 
、B+ と、外周面一端に環状の鍔を有する二分割され
た内輪Ax、BzおよびA1、B、と、内外輪間で二列
に配された複数の円筒ころA4、B#と、円筒ころを保
持する保持器A3、A6およびBs、Baとを具備して
いる。なお、Aで示す円筒ころ軸受は、その外径が他の
軸受B〜Eと同じになるように、その内外輪の寸法を他
の軸受B−Eのそれと変えであるとともに、偏心装置3
0の代わりに筒状ブツシュ2を支持軸20との間に設け
ている。
これら各円筒ころ軸受A−Eの内外輪間のころ配置空間
の両側には、ころ配置空間を密封するための密封装置4
0がそれぞれ取り付けられている。
この密封装置40は、接触タイプのシールまたは接触リ
ップとラビリンスシールとを組み合わせたタイプのシー
ルなどとするのが好ましい。
偏心装置30は、第1図に示されるように、支持軸20
に工人外嵌され外周面中央に輪状突起を有する筒状部材
31と、筒状部材31に相対回転可能に複数の針状ころ
32を介して外嵌され内周面一端に輪状突起を有する偏
心輪33と、偏心輪33の他端に取り付けられた針状こ
ろ抜出し防止用の環体34と、偏心輪33の一端にボル
トなどで固定された偏心輪回動操作用の操作片35とを
具備している。
このうち、筒状部材31と偏心輪33との嵌合面には複
数の0リングが介在されている。針状ころ32は筒状部
材31の輪状突起と偏心輪32の二つの輪状突起とで囲
まれた二つの環状空間内にそれぞれ収容されている。ま
た、偏心輪33の内径はその軸心O1が支持軸20の軸
心02と一致する円弧形状に形成され、外径はその軸心
OIが支持軸20の軸心0□から所定量Δ1 (第5図
および第6図参照)だけ変位した円弧形状に形成されて
おり、したがって、この偏心輪33の肉厚は周方向で漸
増源している。操作片35は、第4図に示されるように
、それの突出先端側において二叉に分離したフォーク状
に形成されており、この二叉部分に図示しない駆動機構
の操作アームが係合されている。
以上説明したバ・ノキングロール10において、円筒こ
ろ軸受B−Eの偏心動作を説明する。
即ち、操作片35を図外の駆動機構によって例えば第4
図における時計方向または反時計方向に所定角度傾動さ
せると、支持軸20および筒状部材31に対して偏心輪
33が所定角度回転するとともに、この偏心輪33とと
もに円筒ころ軸受B−Eが回転することになり、したが
って、例えば円筒ころ軸受B−Eが第2図中の矢印のよ
うに、ワークロール1側に突出またはワークロールl側
から離間することになる。このように各偏心輪33の操
作片35をそれぞれ揺動操作して、各円筒ころ軸受B−
Eを個別に回動させることにより、圧延状況に応じてワ
ークロールの各部に対する各円筒ころ軸受B〜Eの圧接
力を可変調節できることになる。
そして、このバッキングロールIOにおいては、各円筒
ころ軸受A−Eに対して外部に設けられる図示省略の潤
滑剤供給源から支持軸20.偏心装置30の内部を通じ
て潤滑剤を供給できるとともに、使用済みの潤滑剤を支
持軸20.偏心装置30 (または筒状ブツシュ)の内
部を通して排出できるように構成されている。この潤滑
剤の循環経路を第1図、第5図および第6図を参照して
説明する。
潤滑剤給送路は、支持軸20の中空孔21に中空支持さ
れるパイプ50と、支持軸20において軸受装着部位の
中央に対応する肉厚部分の円周数箇所に設けられた径方
向の貫通孔51と、偏心装置30の筒状部材31および
偏心輪33の軸方向中央に設けられた径方向の貫通孔5
2.53および周孔54〜56と、円筒ころ軸受A−E
の分割内輪の突合わせ面に形成される径方向の貫通孔5
7とで構成されている。
また、潤滑剤排出路は、支持軸20の中空孔21と、支
持軸20において軸受装着部位の両端に対応する肉厚部
分の円周数箇所に設けられた径方向の貫通孔60.61
と、偏心装置30の筒状部材31および偏心輪33の軸
方向両端の円周三箇所に各々設けられた径方向の貫通孔
62〜65および周孔66〜68と、円筒ころ軸受A−
Eの分割内輪の一端に設けた径方向凹溝で構成する径方
向の貫通孔69.70とで構成されている。なお、前記
潤滑剤給送部の貫通孔54.53、周孔54〜56およ
び潤滑剤排出路の貫通孔62〜65、周孔66〜68は
、第3図における筒状ブツシュ2において若干違った形
で設けられている。
このような潤滑剤給送路を通じて図示しない潤滑剤供給
源と各円筒ころ軸受A−Eのころ配置空間とを連通し、
かつ潤滑剤排出路を通じて各円筒ころ軸受A−Eと図示
しない潤滑剤回収タンクとを連通しているのである。
ここで、先の潤滑剤給送路および潤滑剤排出路の補足説
明をする。即ち、潤滑剤給送部を構成する支持軸20の
貫通孔51と、潤滑剤排出路を構成する支持軸20の貫
通孔60.61とは直交して設けられている。また、パ
イプ50は、支持軸20の中空孔21に五つのブツシュ
80を介して中空支持され、各ブツシュ80には軸方向
および径方向に貫通する部分円弧状の長孔81および貫
通孔82が二個ずつ設けられている。軸方向の長孔81
でブツシュ80間の空間が互いに連通されて、径方向の
貫通孔82でパイプ50と支持軸20の貫通孔51とが
連通されている。さらに、支持軸20の中空孔21の一
端には盲M83が取り付けられ、他端には少なくとも三
つの軸方向の貫通孔が形成された蓋体84が取り付けら
れている(第2図参照)。この蓋体84において、中央
の貫通孔はパイプ50と図外の潤滑剤供給源とを連通さ
せ、残り二つの貫通孔は中空孔21と図外の潤滑剤回収
タンクとを連通させるようそれぞれ位置付けられている
以上説明したような構成においては、第1図および第5
図の矢印で示すように、潤滑剤給送路を通じて各円筒こ
ろ軸受A−Bの中央から内部に潤滑剤が供給され、この
軸受の各摩擦部分の潤滑および冷却を行った後、この使
用済みの潤滑剤が第1図および第6図の矢印で示すよう
に、軸受両端より潤滑剤排出路を通じて排出される。こ
のときの潤滑方式としてはバッキングロール用軸受の潤
滑として一般的に採用されるオイルミスト潤滑が好まし
い。
ところで、各円筒ころ軸受B−Eを偏心動作させると、
偏心装置30の筒状部材31の貫通孔52.6263と
、偏心輪33の貫通孔53.64.65とが円周方向で
ずれてしまうが、両者に形成の凹状周溝により構成され
る周孔55.67がそれらを、常時、確実に連通ずるた
めに、円筒ころ軸受B−Eの偏心動作によって潤滑剤供
給または潤滑剤排出が妨げられることはない。
なお、上記実施例で例示したパツキングロールlOにお
いては、中央の円筒ころ軸受Aと支持軸20との間に偏
心装置30を介在させていないが、介在させるようにし
てもよい。また、上記実施例においては、支持軸20に
対する偏心輪33の回動を円滑にするために、偏心輪3
3と支持軸20との間に針状ころ32およびそれめ軌道
となる筒状部材31を設けた構造としているが、例えば
それらを省いた構造としてもかまわない。さらに、上記
実施例では円筒ころ軸受を用いた構成のバンキングロー
ルについて本考案を適用した例を挙げているが、円錐こ
ろ軸受などの他のころ軸受を採用しているバンキングロ
ールについても本考案を適用できることは言うまでもな
い。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、多数のころ軸受
価々についてそのワークロール側への突出寸法を、それ
に対応する偏心輪を所定角度回転させるだけでもって簡
単に可変設定することができ、ワークロールの各部に対
するころ軸受価々の圧接力を任意にきめ細かく調節でき
るようになった。
しかも、支持軸ところ軸受との間に設けた偏心輪につい
ても潤滑剤給送用通路、潤滑剤排出用通路とを設けたの
で、ころ軸受の偏心動作に関係なく、ころ軸受の必要部
分に潤滑剤を安定的に供給することができるとともに、
不要な使用済みの潤滑剤を効率よく排出することができ
るようになった。
したがって、本発明のパツキングロールを用いた圧延機
では、圧延状況に応じて好ましい圧延荷重をきめ細かく
調節できて、ころ軸受への潤滑を良好にできることから
、きわめて良好な圧延結果を得ることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の一実施例にかかり、第1
図はパツキングロールの要部を示す破断正面図、第2図
はパツキングロールを模式に示した全体外観図、第3図
は第2図中の中央の円筒ころ軸受の取付状態を示す破断
正面図、第4図は偏心装置の操作片を示す側面図、第5
図は第1図のV−V線断面矢視図、第6図は第1図のV
l−Vl線断面矢視図である。 20・・・支持軸、    21・・・中空孔、30・
・・偏心装置、   33・・・偏心輪、34・・・操
作片、  A−E・・・円筒ころ軸受、53・・・偏心
輪の潤滑剤給送用貫通孔、64.65・・・偏心輪の潤
滑剤排出用貫通孔。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単一の支持軸と、この支持軸に対して軸方向一列
    に装着された多数のころ軸受とを備えた多段式圧延機の
    バッキングロールにおいて、 前記支持軸と一部または全部のころ軸受との間に、支持
    軸の軸心に対して偏心した外径を有する偏心輪が介装さ
    れ、かつ、偏心輪にはそれの回動操作用の操作片が設け
    られていることを特徴とする多段式圧延機のバッキング
    ロール。
  2. (2)単一の支持軸と、この支持軸に対して軸方向一列
    に装着されかつころ配置空間が密封された多数のころ軸
    受と、所要のころ軸受と前記支持軸との間に設けられた
    偏心輪とを備え、 前記支持軸内部には潤滑剤給送路および潤滑剤排出路が
    設けられ、前記偏心輪には前記支持軸の潤滑剤給送路お
    よび潤滑剤排出路と前記ころ軸受のころ配置空間とをそ
    れぞれ連通する潤滑剤給送用、潤滑剤排出用の各通路が
    設けられていることを特徴とする多段式圧延機のバッキ
    ングロール。
JP24054688A 1988-09-26 1988-09-26 多段式圧延機のバッキングロール Pending JPH0289511A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008105076A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery Inc 板形状矯正装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008105076A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery Inc 板形状矯正装置

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