JPH06210118A - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

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Publication number
JPH06210118A
JPH06210118A JP5091298A JP9129893A JPH06210118A JP H06210118 A JPH06210118 A JP H06210118A JP 5091298 A JP5091298 A JP 5091298A JP 9129893 A JP9129893 A JP 9129893A JP H06210118 A JPH06210118 A JP H06210118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
wall surface
port
air purifier
outlet
Prior art date
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Pending
Application number
JP5091298A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Obata
健二 小幡
Sadahiko Wakaba
貞彦 若葉
Kozo Hayashi
浩三 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】室内の空気を効率良く清浄できるとともに、気
流により主流煙を捕捉できる空気清浄器を提供する。 【構成】本体1に壁面2を設け、この壁面2に沿って気
流が流れるように壁面2の両端部に吸込口3および吹出
口4を設け、さらに吹出口4の吹出量が吸込口4の吸込
量より少なくなるように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、埃や煙草の煙等で汚
れた空気を清浄する空気清浄器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例の空気清浄器は、吸込口および吹
出口を設けた本体の内部にファンおよびフィルタを内蔵
したものであった。ファンを駆動すると吸込口から室内
の空気を吸込むとともにフィルタによって空気中の埃や
煙草の煙等をろ過し、再び吹出口から室内に吹出す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吸込口
の開口寸法が本体の外形寸法やファンの吸引力によって
制限されるので、広範囲の空気を吸込めるような広い吸
込口を設けることができず、室内の空気を清浄する効率
が良くなかった。とくにたばこの煙の場合、煙を吸込む
ときは空気清浄器を煙の発生している場所に近づけなけ
ればならず、まして拡散された主流煙を捕集するのはか
なり困難であった。
【0004】この場合、煙を吸い込むだけでなく、気流
により主流煙を捕捉し、吸込口まで搬送すると効率よく
煙を捕集することができる。したがって、この発明の目
的は、室内の空気を効率良く清浄できるとともに、気流
により主流煙を捕捉できる空気清浄器を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の空気清浄
器は、本体に壁面を設け、この壁面に沿って気流が流れ
るように前記壁面の両端部に吸込口および吹出口を設
け、さらに前記吹出口の吹出量が前記吸込口の吸込量よ
り少なくなるように構成したものである。請求項2記載
の空気清浄器は、請求項1記載の空気清浄器において壁
面に気流方向に延びる整流突条を形成する。
【0006】請求項3記載の空気清浄器は、請求項1記
載の空気清浄器において吹出口の吹出方向に向けて壁面
を傾斜する。請求項4記載の空気清浄器は、請求項1記
載の空気清浄器において吹出口を壁面の下端部に配置
し、吸込口を壁面の上端部および吹出口の下方に各々配
置する。
【0007】請求項5記載の空気清浄器は、請求項1記
載の空気清浄器において壁面の下端部に吹出口を配置す
るとともに壁面の上端部に吸込口を配置する。壁面の上
縁および両側縁に沿って壁面の前方に延出したフードを
設ける。請求項6記載の空気清浄器は、請求項1記載の
空気清浄器において吹出口に壁面と平行に延びた整流用
のルーバを設ける。
【0008】請求項7記載の空気清浄器は、請求項1記
載の空気清浄器において本体の前側に壁面を配置し、本
体の後側に排気口を設ける。請求項8記載の空気清浄器
は、請求項7記載の空気清浄器において単一のファンで
送風手段を形成する。請求項9記載の空気清浄器は、請
求項7記載の空気清浄器において吸込口,吹出口および
排気口を通風路で連通する。通風路内に、吸込口から吸
込まれた空気を吹出口および排気口へ分流する仕切板を
設ける。
【0009】請求項10記載の空気清浄器は、請求項9
記載の空気清浄器において吹出口および排気口から各々
吹出す空気の風量比を変化させる可動仕切板を有する。
請求項11記載の空気清浄器は、請求項7記載の空気清
浄器において吸込口を分岐部を介して吹出口および排気
口に連通する。分岐部に多翼ファンを内設して吸込口か
ら空気を吸込むとともに吹出口および排気口へ分流す
る。
【0010】請求項12記載の空気清浄器は、請求項1
記載の空気清浄器において、前記本体の内部の前記吹出
口と前記吸込口との間で前記本体の下方にファンを有す
るモータを設置し、前記ファンと前記吸込口との間にフ
ィルタを設置したものである。請求項13記載の空気清
浄器は、請求項1記載の空気清浄器において、前記吹出
口の幅を前記吸込口の幅よりも小さくしたものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の空気清浄器によると、本体に壁
面を設け、この壁面の両端部に吸込口および吹出口を各
々設け、さらに吹出口の吹出量を吸込口の吸込量より少
なくして吸込口から吸込んだ空気の一部を吹出口から吹
出して再び吸込口へ循環させることにより、吹出口から
吹出した気流が壁面を沿って流れるようにしている。こ
のため、壁面に沿って流れる気流によって比較的広範囲
の空気を吸込口に誘引することができ、また誘引された
空気はすべて吸込口から吸込まれる。したがって、室内
の空気を効率よく清浄できるとともに、たとえば主流煙
を気流により捕捉することができるので煙を効果的に除
去できる。
【0012】請求項2記載の空気清浄器によると、請求
項1において、壁面に気流方向に延びる整流突条を形成
しているため、請求項1の作用のほか、吹出口から吹出
した気流が乱れることなく吸込口まで達する。請求項3
記載の空気清浄器によると、請求項1において、吹出口
の吹出方向に向けて壁面を傾斜しているため、請求項1
の作用のほか、吹出口から吹出した気流が壁面から離れ
難くなる。
【0013】請求項4記載の空気清浄器によると、請求
項1において、吹出口を壁面の下端部に配置し、吸込口
を壁面の上端部および吹出口の下方に各々配置している
ため、請求項1の作用のほか、本体の下部付近の空気を
効率良く吸込むことができる。請求項5記載の空気清浄
器によると、請求項1において、壁面の下端部に吹出口
を配置するとともに壁面の上端部に吸込口を配置し、壁
面の上縁および両側縁に沿って壁面の前方に延出したフ
ードを設けているため、請求項1の作用のほか、吹出口
から吹出した気流が上方に位置した吸込口へ流れる際に
壁面の上縁部および両側部から漏れることがない。
【0014】請求項6記載の空気清浄器によると、請求
項1において、吹出口に壁面と平行に延びた整流用のル
ーバを設けているため、請求項1の作用のほか、吹出口
から吹出した気流は壁面に沿って平行に流れる。請求項
7記載の空気清浄器によると、請求項1において、本体
の前側に壁面を配置し本体の後側に排気口を設けている
ので、請求項1の作用のほか、吸込口から吸込んだ空気
の一部を本体の前側の吹出口から吹出して再び吸込口に
吸込ませ残りを本体の後側の排気口から排出できる。ま
た、吸込口で吸込まれずに本体の後部に廻り込んだ室内
の空気を本体の前側へ押出すことができる。
【0015】請求項8記載の空気清浄器によると、請求
項7において、単一のファンで送風手段を形成している
ため、請求項7の作用のほか、本体内部の通風路等を広
く設けて空気を抵抗なく循環させることができる。請求
項9記載の空気清浄器によると、請求項7において、吸
込口,吹出口および排気口を連通した通風路内に設けた
仕切板で吸込口から吸込まれた空気を吹出口および排気
口へ分流するため、請求項7の作用のほか構造が簡単で
ある。
【0016】請求項10記載の空気清浄器によると、請
求項9において、吹出口および排気口から各々吹出す空
気の風量比を変化させる可動仕切板を有するので、請求
項9の作用のほか吹出口から再び吸込口へ循環する空気
の流量を加減することができる。請求項11記載の空気
清浄器によると、請求項7において、吸込口を分岐部を
介して吹出口および排気口に連通し、分岐部に内設した
多翼ファンにより吸込口から空気を吸込むとともに吹出
口および排気口へ分流するため、請求項7の作用のほ
か、吸込口から吸込む空気および吹出口から吸込口へ循
環する空気の流量を減少することなく小型化が図れ、し
かも騒音を小さく抑えられる。また、吸込口から吸込ま
れた空気を吹出口および排気口へ分流するための仕切板
が不要である。
【0017】請求項12記載の空気清浄器によると、請
求項1において、前記本体の内部の前記吹出口と前記吸
込口との間で前記本体の下方にファンを有するモータを
設置し、前記ファンと前記吸込口との間にフィルタを設
置したため、請求項1の作用のほか、吸込口の負圧によ
る吸引能力を大きくできるとともに、フィルタを通過し
た空気がファンに流入するためファンが汚れない。また
モータが本体の下方に位置するため本体の重心が下方と
なるので本体が転倒しにくい。
【0018】請求項13記載の空気清浄器によると、請
求項1において、前記吹出口の幅を前記吸込口の幅より
も小さくしたため、請求項1の作用のほか、吹出口より
吹き出された気流は横方向に広がろうとする傾向をもつ
が、吹出口の幅が吸込口より小さいのでもれなく吸込口
に吸込むことができる。
【0019】
【実施例】この発明の第1の実施例の空気清浄器は、図
1ないし図3に示すように、本体1に壁面2を設け、壁
面2の両端部に吸込口3および吹出口4を各々設け、矢
印Aで示すように吹出口4から吹出した気流が壁面2を
沿うようにしたもので、吸込口3から空気を吸込み一部
を矢印Bで示すように吹出口4から吹出し、残りを矢印
Cで示すように本体1の後側に設けた排気口5から排出
する。吹出口4の吹出量は吸込口3の吸込量よりも少な
い。
【0020】本体1は、内部に上下に延びた通風路6,
7を形成している。通風路6は、上端を吸込口3に連通
し多翼ファン9およびフィルタ10を内蔵している。通
風路6の下端部は仕切板8で分割されており、一方が通
風路7を経て排気口5に連通し他方が吹出口4に連通し
ている。吸込口3および吹出口4は、壁面2の幅方向に
延びた長方形の開口である。吹出口4の内側には、複数
枚の羽根を壁面2と平行に等間隔に並設してなるルーバ
11を設けている。ルーバ11は、吹出口4から吹出す
気流を壁面2に沿うように整流するものである。
【0021】このように、吸込口3から吸込んだ空気の
一部を吹出口4から吹出して再び吸込口3へ循環させる
ことにより、矢印Aで示すような壁面2に沿って流れる
気流を発生することができる。このため、矢印Aで示し
た気流によって比較的広範囲の空気を吸込口3に誘引で
きるので、室内の空気を効率良く吸込み、また空気中に
浮遊する主流煙を気流により捕捉して吸込口3に吸込ま
せることができ、フィルター10で空気中の埃や煙草の
煙等を清浄することができる。また、本体1の後側に排
気口5を設ているので、吸込口3で吸込まれずに本体1
の後部に廻り込んだ室内の空気を本体1の前側へ押出し
て、室内の空気を均一に清浄することができる。
【0022】また、吹出口4にルーバ11を設けたこと
により、吹出口4から吹出した気流によって誘引される
埃や煙草の煙等を吸込口に確実に到達することができ
る。また、送風手段として多翼ファン9を用いたことに
より、吸込口3から吸込む空気および吹出口4から再び
吸込口3へ循環する空気の流量を減少することなく小型
化を図りしかも騒音を小さく抑えられる。また、本体1
に単一の多翼ファン9のみを内蔵しているため、限られ
た広さの本体1の内部で通風路6,7の内径を比較的広
くして空気を抵抗なく循環できる。しかも部品点数が少
なくてすみ生産性も良い。
【0023】なお、吸込口3を壁面2の上端部に吹出口
4の下端部に配置したが、両者の上下位置を反対にして
もよく両者を壁面2の幅方向に並べて配置してもよい。
また、仕切板8を前後方向へ移動自在にしたりあるいは
前後に傾斜自在にして可動仕切板を構成することによ
り、吹出口4から吹出す空気と排気口5から排出する空
気との風量比を変化できるようにしてもよい。これによ
って、空気の汚れ具合や室内の大きさ等に応じて吹出口
4から再び吸込口3へ循環させる空気の流量を加減する
ことができる。
【0024】さらに、図4に示すように、壁面2に矢印
A方向に延びる整流突条12を設けて吹出口4から吹出
した気流の乱れを抑え、吹出口4から吹出した気流によ
って誘引される埃や煙草の煙等を吸込口3で確実に吸込
めるようにしてもよい。図5に示すように、壁面2の上
縁および両側縁に沿って壁面2の前方に延出したフード
13,14を設けて、吹出口4から吹出した気流によっ
て誘引される埃や煙草の煙等が壁面2の上縁部および両
側部から漏れないようにしてもよい。図6に示すよう
に、吹出口4の吹出方向に向けて壁面2を傾斜すること
により吹出口4から吹出した気流が壁面2から離れ難く
なるようにし、埃や煙草の煙等が吸込口3へ確実に到達
できるようにしてもよい。
【0025】次ぎに、この発明の第2の実施例の空気清
浄器は、図7に示すように、通風路26を分岐部28を
介して吹出口24および排気口25に連通し、分岐部2
8に一対の多翼ファン29を内設したものである。各多
翼ファン29は軸29aで連動している。通風路26
は、フィルタ20を内蔵し上端を吸込口(図示せず)に
連通している。分岐部28は、一方が通風路27を経て
排気口25に連通し他方が吹出口24に連通している。
【0026】多翼ファン29を駆動すると、矢印Dで示
すように多翼ファン29の両端から空気を吸引するとと
もに、矢印E,Fで示すように多翼ファン29の両側部
から空気を吐出して吹出口24および排気口25へ分流
する。このように、吸込口から吸込まれた空気を吹出口
24および排気口25へ分流するための仕切板等が不要
であり構造が簡単である。また、多翼ファン29を本体
21の底部付近に配置したので低重心であり安定性が良
い。なお、この他の構成および効果については第1の実
施例と同様である。
【0027】次ぎに、この発明の第3の実施例の空気清
浄器は、図8および図9に示すように、吹出口34を壁
面32の下端部に配置し、吸込口33a,33bを壁面
32の上端部および吹出口34の下方に各々配置したも
のである。通風路36は、上端を吸込口33aに連通し
多翼ファン39aおよびフィルタ30を内蔵している。
通風路36の下端部は仕切板38で分割されており、一
方が通風路37を経て排気口35に連通し他方が吹出口
34に連通している。本体31の下部には、一端を吸込
口33bに連通し他端を通風路37に連通するとともに
他端に多翼ファン39bを内蔵した通風路40を形成し
ている。
【0028】多翼ファン39a,39bを駆動すると、
吸込口33aから空気を吸込み一部を矢印Gで示すよう
に吹出口34から吹出し、残りを矢印Hで示すように通
風路37を経て排気口35から排気する。同時に、吸込
口33bから空気を吸込み矢印Iで示すように通風路3
7を経て排気口35から排出する。このように構成した
空気清浄器によると、棚等に載置したときに棚等の表面
付近の空気を効率良く吸込むことができる。なお、この
他の構成および効果については第1の実施例と同様であ
る。
【0029】この発明の第4の実施例の空気清浄器を図
10に示す。すなわち、この空気清浄器は、本体1の内
部の吹出口4と吸込口3との間で本体1の下方にファン
9を有するモータ(図示せず)を設置し、ファン9と吸
込口3との間にフィルタ10を設置している。実施例の
本体1は壁面2を形成する中央板40の上下に平行に配
置される上板41と下板42とを中央板40よりも前方
に突出し、その間に吸込口3および吹出口4を形成して
いる。本体1の上板41は天板48に連続し、下板42
は底板43に連続し、天板48は背板44に連続してい
る。また底板43は排気部45に連続し、排気部45は
背板44よりも外方に突出している。中央板40と背板
44との間が通風路6となり、その上部にフィルタ10
を設置する受け部46を設け、モータに連続してファン
9は下部に設けている。また中央板40の下部から底板
43との間に吹出口4の連絡路49を形成する仕切り板
47が形成され、仕切り板47の端部に流路を切り換え
るダンパ50を設けている。56は壁面2の両側に設け
られたフードである。
【0030】この実施例によれば、吹出口4から発生さ
せた気流は壁面2に沿流し、吸込口3に達する。このと
き上板41は中央板40よりも前方に突出して気流のも
れを防止するフードの役目を兼用している。吸込口3か
ら吸い込まれた気流は本体1内の通風路6を流れ、フィ
ルタ10を通って汚れた空気が清浄されてファン9に吸
引され、ファン9よりダンパ50を介して、通風路7ま
たは連絡路49を通して吹出口4または排気口5より吹
き出される。吹出口4からの気流は再度吸込口3に吸引
されて一部が循環される。
【0031】このような循環において、フィルタ6をフ
ァン10の吸込口3側に設置することで吸込口3の付近
が負圧となり、吸込効率が良くなる。またファン9を通
過する空気が清浄化されるため、ファン9が汚れにく
く、さらに本体1の重心が低くなるため本体1が転倒し
にくく本体1の安定性が増加される。また排気口5が本
体1の背板44より突出しているため、本体1の使用時
に壁やパーティションに接しても排気流の妨げにならな
い。また壁掛け等への対応も可能となる。
【0032】この発明の第5の実施例の空気清浄器を図
11に示す。すなわち、この空気清浄器は、第4の実施
例において、吹出口4の下板42の内面に中央板40に
向けて突出する風ガイド51を設けている。ダンパ50
により分割された気流が連絡路49を通って吹出口4よ
り吹き出されるときに壁面2に沿流しなければうまく吸
込口3に吸い込まれない。そのため、吹出口4の内面を
内側に傾斜させて効率よく壁面2に沿流させる風ガイド
51を設けることで気流を壁面2に沿わせやすくなり、
沿流により捕らえた煙を効率よく吸込口3まで搬送する
ことができる。
【0033】この発明の第6の実施例の空気清浄器を図
12および図13に示す。すなわち、この空気清浄器
は、第4の実施例において、ガスセンサを実施例とする
汚れセンサ52を備えるとともに、ダンパ50を駆動す
る形状記憶合金ばね53を設けている。この形状記憶合
金ばね53はそのヒータ57が加熱されると収縮するよ
うに記憶動作するもので、この記憶動作によりダンパ5
0が連絡路49を開く。53′は復帰ばねでヒータ57
の通電が停止し冷却すると形状記憶合金ばね53が復帰
して連絡路49が閉じられる。図13はヒータ57の制
御回路であり、汚れセンサ52の出力端をコンパレータ
54の入力端に接続し、コンパレータ54の出力端をト
ランジスタ55のベースに接続している。また電源56
にトランジスタ55を介して形状記憶合金ばね53のヒ
ータ57を接続している。
【0034】汚れセンサ52が喫煙を検知すると信号を
出力し、その出力信号がコンパレータ54の閾値を超え
るとコンパレータ54より「H」の信号を出力し、これ
によりトランジスタ55がオンになり、形状記憶合金ば
ね53のヒータ57に電源56の電圧が印加され形状記
憶合金ばね53が加熱され、形状記憶合金ばね53の記
憶により収縮動作し、このためダンパ50が動作して連
絡路49が開く。これによりファン9から吐き出された
風は連絡路49を通って吹出口4からも吹き出され、壁
面2に沿って吸込口3に流れる気流が生じ、気流により
煙を吸込口3に誘引する。喫煙が終了すると汚れセンサ
52の出力信号が小さくなるのでコンパレータ54が
「L」の信号を出力し、トランジスタ55がオフとな
り、ヒータ57への電圧印加が停止し、これによりダン
パ50が復帰して連絡路49が閉じるので吹出口4から
吹出さなくなり、排気口5のみから排気される。
【0035】この実施例によれば、汚れセンサ52によ
り非喫煙時を判断すると、形状記憶合金ばね53により
ダンパ50を可動させて、吹出口4への流入を停止させ
ることにより圧損を低減させる。このことにより非喫煙
時の運転風量を増加させて清浄能力を高めることができ
る。なお、形状記憶合金ばねに代えてモータ等の他の駆
動手段を用いることが可能である。
【0036】この発明の第7の実施例の空気清浄器を図
14に示す。すなわち、この空気清浄器は、第4の実施
例において、吹出口4の幅を吸込口3の幅よりも小さく
している。吹出口4より吹き出された気流は左右に広が
る傾向をもつので吸込口3の寸法と同じであれば横方向
のもれが発生する。そこで、吹出口3の幅を小さくする
ことで、横方向に広がろうとする気流を効率よく吸込む
ことができる。
【0037】この発明の第8の実施例の空気清浄器を図
15および図16に示す。すなわち、この空気清浄器
は、第4の実施例において、上板および天板の一部を天
板の他部48aより分離してフード57を構成し、この
フード57をヒンジ60により回動自在に天板の他部4
8aに連結し、フード57を開閉自在に操作するアーム
58の一端をフード57に連結し、アーム58を正逆回
転モータ59により動作してフード57を開閉するよう
に構成している。
【0038】このモータ59は汚れセンサ52を用いた
図16に示す制御回路により制御される。すなわち、図
16において、第1のタイマ61、トランジスタ62、
ダイオード63、モータ59および第1のサイリスタ6
4が順次直列に接続され、第1のタイマ61側が電源5
6に接続され、第1のサイリスタ64側がアースされて
いる。また汚れセンサ52にコンパレータ54を接続
し、トランジスタ62のベースに接続している。さらに
第2のタイマ65および第2のサイリスタ66が直列に
接続され、第2のタイマ65が電源56に接続され、第
2のサイリスタ66がモータ59と第1のサイリスタ6
4との接続点に接続されている。またモータ59とダイ
オート63との接続点にトランジスタ67のエミッタが
接続されコレクタがアースされている。第1のサイリス
タ64のゲートおよびトランジスタ67のベースはコン
パレータ54の出力端に接続され、第2のサイリスタ6
6のゲートはインバータ68を介してコンパレータ54
の出力端に接続されている。
【0039】汚れセンサ52が喫煙を検知すると、コン
パレータ54が「H」の信号を出力する。このとき、イ
ンパータ68は「L」を出力するので第2のサイタスタ
66はオフとなるが、第1のサイリスタ64およびトラ
ンジスタ62がオンとなり、モータ59を一方向に駆動
させ、これによりフード57が閉じた(図15の実線)
状態となる。第1のタイマ61による所定時間が経過す
ると、モータ59への電源供給が停止するのでモータ5
9は止まり、フード57は閉じた状態となる。このとき
トランジスタ67はオンしていない。喫煙が終了すると
コンパレータ54は「L」を出力し、第1のサイリスタ
64がオフとなる。一方、インバータ68は「H」とな
り、第2のサイリスタ66がオン、トランジスタ62が
オフ、トランジスタ67がオンとなりモータ59は逆回
転を開始し、フード57は想像線の状態に開き動作す
る。第2のタイマ65がタイムアップすると電源供給を
停止し、フード57は開いた状態のままとなる。
【0040】この結果、非喫煙時に吸込口3を大きく開
いて運転風量を増加させ埃やダスト等の除塵除去能力す
なわち清浄能力を向上できる。この発明の第9の実施例
の空気清浄器を図17に示す。すなわち、この空気清浄
器は、第4の実施例において、壁面2の両側のフード5
6の前端部に折返し部70を設けて、フード56に沿っ
て前方に逃げ出す気流を再度壁面2に向かわせ、吸込口
3に吸い込ませるものである。
【0041】壁面2に吹きつけられた煙は横に広がり本
体1より離れてしまうので、それを防止するためにフー
ド56を設けるとともにフード56の前端部に折返し部
70を設けており、これにより煙の横もれを最小限に防
止する効果が得られる。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の空気清浄器によると、本
体に壁面を設け、この壁面の両端部に吸込口および吹出
口を各々設け、さらに吹出口の吹出量を吸込口の吸込量
より少なくして吸込口から吸込んだ空気の一部を吹出口
から吹出して再び吸込口へ循環させることにより、吹出
口から吹出した気流が壁面を沿って流れるようにしてい
る。このため、壁面に沿って流れる気流によって比較的
広範囲の空気を吸込口に誘引することができ、また誘引
された空気はすべて吸込口から吸込まれる。したがっ
て、室内の空気を効率よく清浄できるとともに、たとえ
ば主流煙を気流により捕捉することができるので煙を効
果的に除去できるという効果がある。
【0043】請求項2記載の空気清浄器によると、請求
項1において、壁面に気流方向に延びる整流突条を形成
しているため、請求項1の効果のほか、吹出口から吹出
した気流が乱れることなく吸込口まで達する。請求項3
記載の空気清浄器によると、請求項1において、吹出口
の吹出方向に向けて壁面を傾斜しているため、請求項1
の効果のほか、吹出口から吹出した気流が壁面から離れ
難くなる。
【0044】請求項4記載の空気清浄器によると、請求
項1において、吹出口を壁面の下端部に配置し、吸込口
を壁面の上端部および吹出口の下方に各々配置している
ため、請求項1の効果のほか、本体の下部付近の空気を
効率良く吸込むことができる。請求項5記載の空気清浄
器によると、請求項1において、壁面の下端部に吹出口
を配置するとともに壁面の上端部に吸込口を配置し、壁
面の上縁および両側縁に沿って壁面の前方に延出したフ
ードを設けているため、請求項1の効果のほか、吹出口
から吹出した気流が上方に位置した吸込口へ流れる際に
壁面の上縁部および両側部から漏れることがない。
【0045】請求項6記載の空気清浄器によると、請求
項1において、吹出口に壁面と平行に延びた整流用のル
ーバを設けているため、請求項1の効果のほか、吹出口
から吹出した気流は壁面に沿って平行に流れる。請求項
7記載の空気清浄器によると、請求項1において、本体
の前側に壁面を配置し本体の後側に排気口を設けている
ので、請求項1の効果のほか、吸込口から吸込んだ空気
の一部を本体の前側の吹出口から吹出して再び吸込口に
吸込ませ残りを本体の後側の排気口から排出できる。ま
た、吸込口で吸込まれずに本体の後部に廻り込んだ室内
の空気を本体の前側へ押出すことができる。
【0046】請求項8記載の空気清浄器によると、請求
項7において、単一のファンで送風手段を形成している
ため、請求項7の効果のほか、本体内部の通風路等を広
く設けて空気を抵抗なく循環させることができる。請求
項9記載の空気清浄器によると、請求項7において、吸
込口,吹出口および排気口を連通した通風路内に設けた
仕切板で吸込口から吸込まれた空気を吹出口および排気
口へ分流するため、請求項7の効果のほか構造が簡単で
ある。
【0047】請求項10記載の空気清浄器によると、請
求項9において、吹出口および排気口から各々吹出す空
気の風量比を変化させる可動仕切板を有するので、請求
項9の効果のほか吹出口から再び吸込口へ循環する空気
の流量を加減することができる。請求項11記載の空気
清浄器によると、請求項7において、吸込口を分岐部を
介して吹出口および排気口に連通し、分岐部に内設した
多翼ファンにより吸込口から空気を吸込むとともに吹出
口および排気口へ分流するため、請求項7の効果のほ
か、吸込口から吸込む空気および吹出口から吸込口へ循
環する空気の流量を減少することなく小型化が図れ、し
かも騒音を小さく抑えられる。また、吸込口から吸込ま
れた空気を吹出口および排気口へ分流するための仕切板
が不要である。
【0048】請求項12記載の空気清浄器によると、請
求項1において、前記本体の内部の前記吹出口と前記吸
込口との間で前記本体の下方にファンを有するモータを
設置し、前記ファンと前記吸込口との間にフィルタを設
置したため、請求項1の効果のほか、吸込口の負圧によ
る吸引能力を大きくできるとともに、フィルタを通過し
た空気がファンに流入するためファンが汚れない。また
モータが本体の下方に位置するため本体の重心が下方と
なるので本体が転倒しにくい。
【0049】請求項13記載の空気清浄器によると、請
求項1において、前記吹出口の幅を前記吸込口の幅より
も小さくしたため、請求項1の効果のほか、吹出口より
吹き出された気流は横方向に広がろうとする傾向をもつ
が、吹出口の幅が吸込口より小さいのでもれなく吸込口
に吸込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の空気清浄器の縦断面
図である。
【図2】その前側の斜視図である。
【図3】後側の斜視図である。
【図4】壁面に整流突条を設けた状態を示す斜視図であ
る。
【図5】壁面にフードを設けた状態を示す斜視図であ
る。
【図6】壁面を傾斜した状態を示す側面図である。
【図7】(a)はこの発明の第2の実施例の空気清浄器
の縦断面正面図、(b)はその縦断面側面図である。
【図8】この発明の第3の実施例の空気清浄器の縦断面
図である。
【図9】その斜視図である。
【図10】この発明の第4の実施例の空気清浄器の縦断
面図である。
【図11】この発明の第5の実施例の空気清浄器の縦断
面図である。
【図12】この発明の第6の実施例の空気清浄器の縦断
面図である。
【図13】そのダンパの制御回路図である。
【図14】この発明の第7の実施例の空気清浄器の正面
図である。
【図15】この発明の第8の実施例の空気清浄器の縦断
面図である。
【図16】そのフード駆動モータの制御回路図である。
【図17】この発明の第8の実施例の空気清浄器の概略
横断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 壁面 3 吸込口 4 吹出口 5 排気口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】汚れセンサ52が喫煙を検知すると、コン
パレータ54が「H」の信号を出力する。このとき、
ンバータ68は「L」を出力するので第2のサイタスタ
66はオフとなるが、第1のサイリスタ64およびトラ
ンジスタ62がオンとなり、モータ59を一方向に駆動
させ、これによりフード57が閉じた(図15の実線)
状態となる。第1のタイマ61による所定時間が経過す
ると、モータ59への電源供給が停止するのでモータ5
9は止まり、フード57は閉じた状態となる。このとき
トランジスタ67はオンしていない。喫煙が終了すると
コンパレータ54は「L」を出力し、第1のサイリスタ
64がオフとなる。一方、インバータ68は「H」とな
り、第2のサイリスタ66がオン、トランジスタ62が
オフ、トランジスタ67がオンとなりモータ59は逆回
転を開始し、フード57は想像線の状態に開き動作す
る。第2のタイマ65がタイムアップすると電源供給を
停止し、フード57は開いた状態のままとなる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に壁面を設け、この壁面に沿って気
    流が流れるように前記壁面の両端部に吸込口および吹出
    口を設け、さらに前記吹出口の吹出量が前記吸込口の吸
    込量より少なくなるように構成した空気清浄器。
  2. 【請求項2】 壁面に気流方向に延びる整流突条を形成
    した請求項1記載の空気清浄器。
  3. 【請求項3】 吹出口の吹出方向に向けて壁面を傾斜し
    た請求項1記載の空気清浄器。
  4. 【請求項4】 吹出口を壁面の下端部に配置し、吸込口
    を前記壁面の上端部および前記吹出口の下方に各々配置
    した請求項1記載の空気清浄器。
  5. 【請求項5】 壁面の下端部に吹出口を配置するととも
    に壁面の上端部に吸込口を配置し、前記壁面の上縁およ
    び両側縁に沿って前記壁面の前方に延出したフードを設
    けた請求項1記載の空気清浄器。
  6. 【請求項6】 吹出口に壁面と平行に延びた整流用のル
    ーバを設けた請求項1記載の空気清浄器。
  7. 【請求項7】 本体の前側に壁面を配置し、本体の後側
    に排気口を設けた請求項1記載の空気清浄器。
  8. 【請求項8】 単一のファンで送風手段を形成した請求
    項7記載の空気清浄器。
  9. 【請求項9】 吸込口,吹出口および排気口を通風路で
    連通し、この通風路内に、前記吸込口から吸込まれた空
    気を前記吹出口および前記排気口へ分流する仕切板を設
    けた請求項7記載の空気清浄器。
  10. 【請求項10】 吹出口および排気口から各々吹出す空
    気の風量比を変化させる可動仕切板を有する請求項9記
    載の空気清浄器。
  11. 【請求項11】 吸込口を分岐部を介して吹出口および
    排気口に連通し、前記分岐部に多翼ファンを内設して前
    記吸込口から空気を吸込むとともに前記吹出口および前
    記排気口へ分流する請求項7記載の空気清浄器。
  12. 【請求項12】 前記本体の内部の前記吹出口と前記吸
    込口との間で前記本体の下方にファンを有するモータを
    設置し、前記ファンと前記吸込口との間にフィルタを設
    置した請求項1記載の空気清浄器。
  13. 【請求項13】 前記吹出口の幅を前記吸込口の幅より
    も小さくした請求項1記載の空気清浄器。
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JP4-313221 1992-11-24
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09313847A (ja) * 1996-05-29 1997-12-09 Matsushita Electric Works Ltd 空気清浄器
JP2009034604A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Sharp Corp 空気清浄装置

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