JPH0620971B2 - 電子部品キヤリヤテ−プのカバ−テ−プ剥がし装置 - Google Patents

電子部品キヤリヤテ−プのカバ−テ−プ剥がし装置

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JPH0620971B2
JPH0620971B2 JP59153396A JP15339684A JPH0620971B2 JP H0620971 B2 JPH0620971 B2 JP H0620971B2 JP 59153396 A JP59153396 A JP 59153396A JP 15339684 A JP15339684 A JP 15339684A JP H0620971 B2 JPH0620971 B2 JP H0620971B2
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tape
carrier tape
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slit
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鎬一 浅井
信介 須原
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Fuji Corp
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Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、電子部品キャリヤテープのキャリヤテープ本
体からカバーテープを剥がす装置に関するものである。
従来技術 チップ状の電子部品をパッケージするための一つの手段
としてキャリヤテープが使用されている。これは、長手
方向に一定間隔で形成された電子部品収容凹部を備えた
キャリヤテープ本体と、その本体に貼り合わされて前記
電子部品収容凹部の開口を閉塞するカバーテープとを備
え、上記電子部品収容凹部ごとに1個ずつの電子部品を
保持するものである。キャリヤテープ本体としては多数
の貫通孔が長手方向に等間隔に形成された厚紙テープの
裏面に薄いテープが貼り付けられたものや、小さい箱形
部分が多数連続的に形成された1枚の合成樹脂フィルム
からなるもの等が一般的であるが、いずれにしても各電
子部品収容凹部は一面が開口した窪みとして形成され、
この窪み内に電子部品が収められた後、開口がカバーテ
ープによって閉塞され、多数と電子部品がそれぞれ独立
した小さな空間内に封じ込められた状態にパッケージさ
れる。
このようにパッケージされた電子部品が使用される際に
は、キャリヤテープ本体からカバーテープが剥がされて
各電子部品収容凹部が開放され、各々の電子部品が取り
出されることとなる。この際用いられる装置がカバーテ
ープ剥がし装置であり、その一種に、例えば、実開昭5
9−39999号公報に記載されているように、カバー
テープが板材の裏面に接触または近接する状態でキャリ
ヤテープを長手方向に送りつつ、そのカバーテープをそ
の板材に形成されたスリットから表側へ引き出してキャ
リヤテープ本体から剥がすようにしたものがある。
ところで、この種のカバーテープ剥がし装置において
は、上述の公報でも触れられているように、一般に、同
種の装置がキャリヤテープの送り方向に直角な幅方向に
多数配列されて使用されることから、その幅寸法は小さ
いことが望ましく、またそのように多数配列された状態
においてもキャリヤテープの交換が容易かつ迅速にでき
ることが望まれる。また、電子部品収容凹部の開口側が
上向きとなる状態でカバーテープが剥がされることが望
ましい。このため、従来のカバーテープ剥がし装置で
は、前記カバーテープを板材の表側へ引き出すためのス
リットがキャリヤテープの送り方向に直角に形成され、
剥がされたカバーテープがキャリヤテープの送りの上流
側へ上下方向においてキャリヤテープと重なる状態で折
り返されるようになっているのが普通である。このよう
に、剥がされたカバーテープをキャリヤテープの送りの
上流側へキャリヤテープと上下方向において重なる状態
で折り返すようにすれば、カバーテープ剥がし装置の幅
を狭くでき、幅方向に多数配列された場合において設置
スペースを狭くできるのであり、またカバーテープの巻
取りがキャリヤテープの供給側において可能となること
から、キャリヤテープの交換時において隣接する装置が
その交換操作の妨げとなることもなく、その交換を容易
かつ迅速に行うことが可能となるのである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述のような従来のカバーテープ剥がし
装置では、カバーテープがキャリヤテープ本体から剥が
される際、電子部品が静電気によってカバーテープに付
着し、カバーテープのスリットからの引き出しに伴って
電子部品収容凹部から持ち上げられて、そのキャリヤテ
ープの送りの下流側の端部がスリットの両縁のうちの同
じくキャリヤテープの送りの下流側の縁に引っ掛かり、
キャリヤテープの送りに伴ってそのスリットの縁とキャ
リヤテープとの間に喰い込んでいわゆるジャミングを惹
起し、キャリヤテープの送りを妨げて装置の正常な作動
を阻害するという問題があった。また、電子部品は、カ
バーテープがキャリヤテープ本体から剥がされるときに
発生する上下方向の振動等によっても電子部品収容凹部
から浮き上がり、その浮き上がりによってスリットの開
口端縁に引っ掛かって上述と同様の問題を生じることが
あった。
このような問題に対処するために、スリットの幅を充分
狭くして、電子部品が電子部品収容凹部から浮き上がっ
てもスリット開口端縁に引っ掛かることがないようにし
たり、あるいは電子部品収容凹部の開口が相当量開放さ
れた後でなければ電子部品が電子部品収容凹部内におい
て上下方向に移動しないように収容凹部の深さを電子部
品の厚さに近いものとするとともに、キャリヤテープの
上面がスリットの形成された板材にほとんど接触する状
態として、電子部品のスリットの縁への引っ掛かりを防
止することも考えられるが、前者の方法ではカバーテー
プのスリットからの引き出しに問題が生じ、また後者の
方法は多種の電子部品を扱う装置としては実際的ではな
いことから、共に採用し難いのである。
問題点を解決するための第一の手段 本願の発明は、このような事情を背景としてなされたも
のであり、その第一発明の要旨とするところは、前述の
ような電子部品キャリヤテープのカバーテープ剥がし装
置において、カバーテープ引き出し用のスリットを電子
部品キャリヤテープに平行な平面内でそれの送り方向に
対して傾かせて形成したことにある。
第一の手段の作用および効果 このように、スリットを電子部品キャリヤテープに平行
な平面内でそれの送り方向に対して傾かせて形成すれ
ば、電子部品はキャリヤテープの送りの下流側の端部で
かつキャリヤテープの幅方向の一方の端部、すなわちか
ど部がまずスリットに臨み、その後そのスリットに臨む
部分がキャリヤテープの送りに伴いキャリヤテープの送
りの上流側の対角位置のかど部に向かって徐々に移動す
ることとなる。この場合、電子部品がスリットの開口端
縁に引っ掛かってジャミングを惹起する可能性があるの
は上記電子部品のかど部が最初にスリットに臨むときで
あるが、このときには電子部品は対角線方向の長い部分
がカバーテープで覆われているので、そのスリットに臨
む電子部品のかど部の浮上り量は極めて僅かな量に制限
され、したがってその電子部品のかど部がスリットの縁
に引っ掛かってジャミングを惹起することはない。ま
た、その後においてはカバーテープが剥がされることに
よって電子部品収容凹部の開口量が徐々に増加すること
から、カバーテープによる電子部品の浮上り阻止効果が
徐々に低減することとなるが、この効果の低減によって
電子部品が板材に接触する状態まで浮き上がり得るよう
になるころには、最初にスリットに臨んだ電子部品のか
ど部がスリットを通過してスリットより下流側の板材の
裏面下に侵入しているので、たとえ電子部品にそれを浮
き上げる力が作用しても、その浮上りは上記かど部が板
材の裏面に当接することにより阻止される。つまり、本
発明のカバーテープ剥がし装置によれば、電子部品がス
リットを通過する際、そのスリットの縁に電子部品が引
っ掛かることはないのであり、したがってキャリヤテー
プのジャミングの発生も回避されるのである。
問題点を解決するための第二の手段 また、本願の第二発明の要旨とするところは、上記第一
発明と同様のカバーテープ剥がし装置において、板材に
形成されたスリットを電子部品キャリヤテープに平行な
平面内でそれの送り方向に対して傾かせて形成するとと
もに、板材の表側でそのスリットに近接した位置に電子
部品キャリヤテープの送り方向に対してスリットとは逆
向きに傾いたガイド縁を有するテープガイドを設け、か
つ、そのガイド縁のスリットに対する相対位置および傾
き角を、カバーテープをスリットの両縁のうち電子部品
キャリヤテープの送りの上流側の縁に沿って折り返した
後前記ガイド縁に沿って更に上流側へ折り返したときの
カバーテープの先端部が電子部品キャリヤテープを含む
平面に直角な方向から見て前記送り方向と平行でかつ逆
向きに延びる状態となるように選定したことにある。
第二の手段の作用および効果 このようにすれば、前記第一の発明と同様に電子部品の
スリットの縁への引っ掛かりが防止されてキャリヤテー
プのジャミングの発生が回避されることは勿論、カバー
テープの先端部が電子部品キャリヤテープを含む平面に
直角な方向から見てそのキャリヤテープの送り方向と平
行にしかも逆向きに延びる状態となることから、キャリ
ヤテープ供給側においてカバーテープを巻き取ることが
可能となる。つまり、カバーテープ剥がし装置の幅方向
の寸法を狭くして、それらをキャリヤテープの幅方向に
複数配列する場合において、その設置スペースを小さく
し得るのであり、またキャリヤテープ交換時において隣
接する装置に妨げられることなくその作業を行うことが
可能となることから、その交換作業を簡単にしかも速や
かに行うことが可能となるのである。
実施例 以下、まず第二発明の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図はリード線を有しないチップ状の電子部品(以
下、単にチップという)をプリント基板に取り付けるた
めに、複数種類のチップを取付順序に従って供給する装
置を示すものである。各チップは第1図において紙面に
直角な方向に多数配列された各カートリッジ(特定のカ
ートリッジ10のみが図示されている)から供給され、
パレット12のチップ保持部14に保持されて、このパ
レット12の紙面に直角な方向の移動によってチップ取
付装置に向かって搬送される。各カートリッジ10に
は、1種類ずつのチップを保持するキャリヤテープ(特
定のキャリヤテープ16のみが図示されている)が巻か
れたリール18が、支持ローラ20に支持されて回転可
能に取り付けられており、このリール18から引き出さ
れたキャリヤテープ16が間欠送り装置22によって一
定量ずつ間欠的に送られ、カバーテープ剥離巻取装置2
4によってカバーテープを剥がされた後、キャリヤテー
プ本体の1個のチップ収容部を備えた単位長さ部分がパ
レット12のチップ保持部14に保持され、この保持さ
れた単位長さ部分が切断装置26によって切断される。
そして、パレット12によって搬送された単位長さのキ
ャリヤテープ本体からチップ取付装置によってチップが
直接取り出され、プリント基板上に取り付けられる。
上記パレット12は多数のチップ保持部14を一列に備
えたものであり、チップ保持部14の1ピッチに相当す
る量ずつ間欠的に送られるが、本発明とは直接関係がな
いため詳細な説明は省略する。また、切断装置26は固
定刃28と可動刃30との間でキャリヤテープ本体を切
断するものであるが、これも本発明とは直接関係がない
ため詳細な説明は省略し、以下、間欠送り装置22とカ
バーテープ剥離巻取装置24とについて詳細に説明す
る。
間欠送り装置22は、前記カートリッジ10の一部を構
成するブロック32に固定された固定ガイド34を備え
ている。固定ガイド34には上方に開口した断面U字状
のガイド溝36が形成されており、リール18から引き
出されたキャリヤテープ16はこの固定ガイド34とガ
イド溝36の開口を塞ぐ可動ガイド38とに案内され
て、第1図において右側から左側に向かって長手方向に
送られる。なお、以下の説明では、理解を容易にするた
めに、キャリヤテープ16の送りの上流側(第1図の右
側)を単に上流側と言い、また下流側(第1図の左側)
を単に下流側と言う。
キャリヤテープ16は、第2図および第3図に示されて
いるように、矩形の電子部品収容孔44と円形の送り用
係合孔46とが長手方向に沿って等間隔に形成された厚
紙テープ48と、電子部品収容孔44を覆って収容孔4
4内に収容されたチップ50がその収容孔44から離脱
するのを防止する薄くて透明な上カバーテープ52およ
び下カバーテープ54とから成っている。厚紙テープ4
8に下カバーテープ54が貼り付けられた状態では上記
電子部品収容孔44は有底の電子部品収容凹部となる。
このことから明らかなように、本実施例においては、厚
紙テープ48と下カバーテープ54とが貼り合わされた
ものがキャリヤテープ本体を構成し、上カバーテープ5
2が電子部品収容凹部の開口を閉塞するカバーテープを
成している。
このキャリヤテープ16は、第4図に示されているよう
に、送り用係合孔46にスプロケット56の外周面に等
角度間隔で突設された係合突起58が係合させられ、ス
プロケット56が突起58の1ピッチに相当する角度ず
つ間欠回転させられることによって間欠送りされる。ス
プロケット56には歯車60が同軸に固定されており、
これらスプロケット56および歯車60は軸62に回転
可能に取り付けられている。この軸62にはさらに一対
のアーム64も回転可能に取り付けられており、これら
アーム64には第1図に示されているように軸66によ
って爪68が回動可能に取り付けられている。爪68は
ねじりばね70によって歯車60と噛み合う方向に付勢
されており、かつ、この爪68の形状はアーム64が第
1図において反時計方向へ回動させられるとき歯車60
を同方向へ回動させ、アーム64が時計方向へ回動させ
られるときには歯車60の歯を乗り越えて次の歯と係合
するように定められている。また、アーム64が時計方
向に回動するときに爪68と歯車60との摩擦力によっ
て歯車60が時計方向に回転させられることを防止する
ために係止部材72が設けられている。係止部材72は
前記ブロック32に固定された案内部材74によって直
線方向に移動可能に保持されるとともに、コイルスプリ
ング76によって歯車60に係合する方向へ付勢されて
おり、先端部が緩やかな傾斜面と急な傾斜面との組合せ
形状とされることにより、歯車60の反時計方向への回
転は許容するが時計方向への回転は許容しないようにさ
れているのである。また、係止部材72は歯車60の停
止位置を正確に定めることによりスプロケット56の停
止位置を正確に定め、かつキャリヤテープ16(正確に
は上カバーテープ52が剥がされた後のキャリヤテープ
本体)が切断装置26によって切断される場合に送り方
向に移動することを防止する役割をも果たすようになっ
ている。
アーム64にはピン78によってロッド80の一端が連
結されており、このロッド80の他端はブロック32に
固定の案内板82に形成された貫通孔に緩く挿通されて
いる。ロッド80の下方には中継ピン84が配置され、
ブラケット86によって軸方向に移動可能に保持されて
いる。この中継ピン84はその下方に配設された揺動板
88が駆動軸90によって第1図において反時計方向へ
回動させられるとき、揺動板88に固定された作用板9
2によって押し上げられ、ロッド80を押し上げてアー
ム64を反時計方向へ回動させるものである。この中継
ピン84の中間部にはソレノイド94によって中継ピン
84と直角な方向へ移動させられる移動部材96が係合
させられており、中継ピン84は常には第1図に二点鎖
線で示されているように作用板92と当接しない位置に
保持されているが、ソレノイド94が励磁されたときに
は第1図に実線で示されているような垂直姿勢とされて
作用板92とロッド80との間に介在し、駆動軸90の
駆動力をロッド80に中継する作用を為すのである。な
お、中継ピン84が二点鎖線で示す状態になる場合に
は、アーム64がコイルスプリング98の付勢力によっ
て時計方向へ回動させられてロッド80の段付面100
が案内板82に当接した状態で停止しているのであり、
ロッド80はこの下降位置と第1図に示す上昇位置との
間を往復運動することによってスプロケット56に一定
角度ずつの間欠回転を与えるのである。
次にカバーテープ剥離巻取装置24について説明する。
この装置24はキャリヤテープ16から上カバーテープ
52を剥がして巻取リールに巻き取るものであり、前記
可動ガイド38と後述の巻取装置102とから成ってい
る。可動ガイド38は、第5図および第6図に示されて
いるように、支持アーム104とその下面にボルトで固
定された可動ガイド本体106とから成っており、支持
アーム104の長手方向の一端部において軸105によ
って回動可能に支持されているが、常には支持アーム1
04の他端部に取り付けられたねじ部材107によって
固定ガイド34に固定されている。可動ガイド本体10
6は支持アーム104の下面に一部が接した状態で固定
される厚板108と、その厚板108の下面の上流側
(第6図右側)部分に形成された凹所110に収容され
て固定される薄板112とから成っており、厚板108
の下面と薄板112の下面とが面一となる状態で支持ア
ーム104に固定され、薄板112と厚板108の一部
とでそれぞれガイド溝36の開口部の上流側と下流側と
を覆うようになっている。また、厚板108には支持ア
ーム104によって支持された側とは反対側からガイド
溝36を横切る状態で切欠き114が形成されている。
この切欠き114は上流側の端縁116がキャリヤテー
プ16の送り方向に対して略直角を成し、また下流側の
端縁118が上流側に向かってほぼ45゜の角度で傾斜
した略V字状を成しており、この切欠き114より上流
側に前記凹所110が形成されている。一方、薄板11
2の下流側の端縁120は上記切欠き114の下流側の
端縁118との間に僅かな距離を隔ててほぼ平行に設け
られており、これによって薄板112の下流側の端縁1
20と切欠き114の下流側の端縁118との間にキャ
リヤテープ16の送り方向に対してほぼ45゜の角度を
もって傾斜したスリット122が形成されている。そし
て、固定ガイド34と薄板112とによって案内されて
送られてきたキャリヤテープ16から剥がされた上カバ
ーテープ52が、このスリット122から薄板112の
表側へ引き出されるようになっている。なお、スリット
122は第5図から明らかなように、上流側の奥部より
下流側の開口部の方が僅かに間隙が大きくなっている。
また、厚板108の上面には、下流側の端部が切欠き1
14上に延び出させられたテープガイド124が固定さ
れている。このテープガイド124の下流側の端縁12
6はキャリヤテープ16の送り方向に対して前記スリッ
ト122とは逆向きにほぼ45゜傾斜した状態で設けら
れており、前記スリット122から薄板112の表側に
引き出された上カバーテープ52は、スリット122の
上流側の縁である薄板112の下流側端縁120でキャ
リヤテープ16の送り方向にほぼ直角な方向に折り返さ
れた後、このテープガイド124の端縁126でさらに
ほぼ直角に上流側へ折り返されて、第7図に示されてい
るように、上方から見たとき、その先端側がキャリヤテ
ープ16の送り方向と平行でかつ逆方向に引き出される
ようになっている。そして、そのようにキャリヤテープ
16と逆方向に引き出された先端側において巻取装置1
02により巻取リール128の胴部130上に巻き取ら
れるようになっている。なお、キャリヤテープ16から
上カバーテープ52が剥がされた後のキャリヤテープ本
体は固定ガイド34と厚板108によって案内されて下
流側へ送られることとなる。また、以上の説明から明ら
かなように、本実施例では、厚板108と薄板112と
から成る可動ガイド本体106が板材を成し、テープガ
イド124の下流側の端縁126がガイド縁を成してい
る。
上記巻取装置102の巻取リール128は、第1図に示
されているように、カートリッジ10に固定された支柱
132の上端部に、軸134によって胴部130の中心
線まわりに回転可能に支持されている。軸134は第8
図から明らかなように、支柱132とこれにブロック1
36を介して固定された副支柱138との間に回転可能
に掛け渡されており、巻取リール128はこの軸134
に一方向クラッチ140を介して取り付けられている。
なお、この一方向クラッチ140は軸134の上カバー
テープ巻取方向の回転は巻取リール128に伝達する
が、逆方向の回転は伝達しない向きに取り付けられてい
る。軸134の支柱132から突出した端部にはレバー
142が固定されており、このレバー142の自由端部
には第1図に示されているように連結ロッド144がピ
ン146によって回動可能に連結されている。一方、前
記カートリッジ10のブロック32には別のレバー14
8が軸150によって回動可能に取り付けられており、
このレバー148の一端に形成されたヨーク部152が
前記ロッド80の中間部に立設されたピン154に係合
させられている。レバー148は互いに平行に2本設け
られており、それらの上記ピン154に係合させられた
側とは反対側の端部は第8図に示されているようにピン
156によって互いに固定されている。このピン156
は前記連結ロッド144の下端に形成された長穴158
を貫通して延びており、このピン156と連結ロッド1
44の中間部に立設されたピン160との間にはコイル
スプリング162が予荷重を与えられて張り渡されてい
る。そのためピン156は常には長穴158の上端に係
合させられることとなるのであるが、この係合状態が保
たれたままでロッド80の上昇運動によって巻取リール
128が巻き取られる場合には、巻取リール胴部130
の外周面の円周方向における移動量が間欠送り装置22
によってキャリヤテープ16が間欠送りされる量より大
きくなるように、レバー148およびレバー142の比
が選定されている。つまり、巻取リール128の一回の
回転によって巻き取られ得る上カバーテープ52の量が
キャリヤテープ16の送り量よりも大きくなるようにさ
れているのである。
前記支柱132に固定のブロック136には第1図に示
されているように板ばね164がボルト166によって
片持状に固定されており、この板ばね164の自由端部
は巻取リール128の外周面に接触させられている。こ
の板ばね164の中間部にはブロック136に螺合され
た調節ねじ168の先端が当接させられており、この調
節ねじ168のブロック136からの突出量が調節され
ることによって板ばね164と巻取リール128との摩
擦力が調節されるようになっている。
上記ブロック136の近傍にはさらに検知アーム170
が設けられている。検知アーム170は第8図から明ら
かなように支柱132の外側面に軸172によって回動
可能に取り付けられており、その一端部に検知ピン17
4が立設されている。検知アーム170は軸172に支
持された部分から両側へ延び出しているが、検知ピン1
74が立設された側のほうがやや長くされており、その
ため第1図において反時計方向へ回動する傾向を有して
いる。しかし、通常は検知ピン174が上カバーテープ
52に係合することによって第1図に実線で示される位
置にあり、上カバーテープ52が破断等によって張力を
失ったとき、この検知アーム170が反時計方向へ回動
するようになっている。作業者はこの検知アーム170
の反時計方向の回動によって上カバーテープ52の破断
等を知るのである。なお、この検知アーム170の回動
を光電スイッチ等によって検出して、上カバーテープ5
2の破断を警報装置等によって電気的に報知させること
も可能である。
次に、作動を説明する。
非作動状態においては、揺動板88が第1図に示す状態
より右下がりの状態にあり、かつ中継ピン84が二点鎖
線で示す状態にあって、ロッド80が下降位置にある。
したがって、レバー148は第1図に示す状態から一定
角度反時計方向へ回動させられた位置にあり、連結ロッ
ド144は第1図に示す位置よりも上昇した位置にあ
る。
この状態でパレット12が1ピッチ送られ、多数のチッ
プ保持部14の1つが固定ガイド34の先端に対向する
位置に停止させられる。このチップ保持部14がキャリ
ヤテープ16に保持されたチップ50を受け取るべきも
のでない場合には、ソレノイド94は励磁されず、中継
ピン84は二点鎖線で示される位置に維持される。した
がって、駆動軸90の回動に伴って揺動板88が第1図
に示す位置まで回動させられても作用板92は中継ピン
84に当接せず、間欠送り装置22は作動しない。ま
た、カバーテープ剥離巻取装置24も作動しない。
しかし、固定ガイド34に対向して停止させられたチッ
プ保持部14がキャリヤテープ16に保持されたチップ
50を受け取るべきものである場合には、ソレノイド9
4が励磁され、中継ピン84の姿勢が垂直となる。した
がって、この状態で駆動軸90および揺動板88が反時
計方向に回動すれば作用板92が中継ピン84の下端に
当接し、これを押し上げる。押し上げられた中継ピン8
4はロッド80の下端に当接してこれを押し上げ、アー
ム64をコイルスプリング98の付勢力に抗して反時計
方向へ回動させる。その結果、爪68によって歯車60
が一定角度回転させられ、これに伴ってスプロケット4
2が回転してキャリヤテープ16を1ピッチ分送る。
上記間欠送り装置22の作動と同時にカバーテープ剥離
巻取装置24も作動する。すなわち、ロッド80の上昇
運動はレバー148,連結ロッド144,レバー14
2,軸134および一方向クラッチ140を経て巻取リ
ール128に伝達され、これを回転させる。この巻取リ
ール128の回転によって、前述のように間欠送り装置
22によって送られつつあるキャリヤテープ16から上
カバーテープ52が剥がされ、この剥がされた上カバー
テープ52がスリット122から薄板112の表側へ引
き出されて、巻取リール128に巻き取られる。その
際、上カバーテープ52が薄板112の下流側の端縁1
20でキャリヤテープ16の送り方向に略直角に折り返
され、その後テープガイド124の下流側の端縁126
でさらに略直角に折り返されてキャリヤテープ16と逆
方向に引き出されるのは前述の通りである。なお、この
巻取リール128の1回の間欠回転によって巻き取られ
得る上カバーテープ52の量は、前述のように、間欠送
り装置22によるキャリヤテープ16の間欠送り量より
も大きくされているが、この間欠送り装置22の送り量
を上回る量は実際にはピン156がコイルスプリング1
62の付勢力に抗して長穴158内を下方に向かって移
動することにより吸収されるため、上カバーテープ52
が破断することはない。また、巻取リール128におけ
る上カバーテープ52の巻径の増大に伴って巻取リール
128の実際の間欠回転量を少なくする必要があるが、
この回転角度の変動もコイルスプリング162の延びに
よって自動的に調節される。
以上のようにしてキャリヤテープ16の1ピッチ分の間
欠送りおよび上カバーテープ52の巻取りが行われた
後、駆動軸90および揺動板88が時計方向に回動させ
られ、中継ピン84およびロッド80が下降し、爪68
がアーム64とともに回動して歯車60の歯を乗り越え
て次の歯と係合可能な状態となる。また、レバー148
も反時計方向へ回動させられ、まずコイルスプリング1
62の延びが解消されてピン156が長穴158の上端
に係合し、その後はレバー148の回動に伴って連結ロ
ッド144が上昇させられる。その結果、レバー142
を介して軸134が第1図において時計方向へ回動させ
られることとなるが、一方向クラッチ140はこの方向
の回転は伝達しないため、巻取リール128が逆転する
ことはない。
以上の説明から明らかなように、本実施例においては、
間欠送り装置22およびカバーテープ剥離巻取装置24
によってキャリヤテープ16のカバーテープ剥がし装置
が構成されているのである。
ところで、この種のカバーテープ剥がし装置では、従
来、カバーテープを可動ガイドの表側へ引き出すための
スリットがキャリヤテープの送り方向に直角に形成され
ていたため、静電気によってチップが電子部品収容凹部
からカバーテープと共に持ち上げられ、あるいはカバー
テープがキャリヤテープ本体から剥がされるときに発生
する振動、さらには装置の各部の作動に起因して発生す
る振動等によって浮き上がり、スリットの下流側の縁に
引っ掛かって、キャリヤテープの送りに伴ってそのスリ
ットの縁とキャリヤテープとの間に喰い込み、カバーテ
ープの引き出しおよびキャリヤテープの送りを阻止する
ジャミングを発生することがあったが、本実施例の装置
では、前述のように、上カバーテープ52を可動ガイド
38(厳密には薄板112)の表側に引き出すためのス
リット122がキャリヤテープ16の送り方向に対して
傾斜して形成されているので、チップ50がスリット1
22の下流側の縁である切欠き114の下流側の端縁1
18に引っ掛かることはなく、したがってジャミングが
発生することもない。すなわち、本実施例の装置では、
第5図に示されているように、キャリヤテープ16の送
りに伴って、チップ50の下流側の端部の、さらにスリ
ット122の奥部側のかど部Aがまずスリット122に
臨み、その後そのスリット122に臨む部分が徐々にそ
のかど部Aの対角位置のかど部Bに向かって移動するこ
ととなるが、かど部Aがスリット122に臨むときには
チップ50はその対角線方向の長い部分において上カバ
ーテープ52により電子部品収容凹部からの飛び出しを
抑えられているので、たとえチップ50を電子部品収容
凹部から持ち上げようとする力が働いても、かど部Aが
電子部品収容凹部から殆んど浮き上がることはなく、し
たがってかど部Aが切欠き114の下流側の端縁118
に引っ掛かってジャミングを惹起することはないのであ
る。また、その後において、上カバーテープ52のキャ
リヤテープ本体からの剥離が進行すると、上カバーテー
プ52によるチップ50の電子部品収容凹部からの浮上
り阻止効果が徐々に低下し、したがってチップ50が切
欠き114の下流側の端縁118の下端位置まで浮き上
がり得るようになるが、このときには既にチップ50の
かど部Aがスリット122を通過し、厚板108の下側
に侵入しているため、その浮上りはかど部Aが厚板10
8の下面に当接することによって阻止される。つまり、
このときにもチップ50が切欠き114の下流側の端縁
116に引っ掛かることはなく、したがってジャミング
が惹起されることはないのである。
以上、本願の第二発明の一実施例を説明したが、これは
文字通り例示であって、本願の発明は上記具体例に限定
して解釈されるべきものではない。
例えば、前記実施例では、板材としての可動ガイド本体
106が厚板108と薄板112とによって構成されて
いたが、可動ガイド本体106は一部材によって一体に
構成することも可能であり、またテープガイド124も
同様に厚板108と、さらには薄板112と共に一体の
構造とすることが可能である。
また、前記実施例では、上カバーテープ52を剥がされ
た後のキャリヤテープ本体が、さらに固定ガイド34と
厚板108とによって案内されて下流側に送られ、切断
装置26によって1つの電子部品収容凹部毎に切断され
てパレット12のチップ保持部14に移動され、このチ
ップ保持部14の移動によってチップ取付装置へ搬送さ
れるようになっていたが、その固定ガイド34との間で
キャリヤテープ本体を案内する厚板108の部分を可動
ガイド本体106とは別部材で構成し、キャリヤテープ
本体の移動中には可動ガイド本体106との間でスリッ
ト122を形成する位置に移動させてチップ50の浮上
りを防止するとともに、キャリヤテープ本体を案内さ
せ、キャリヤテープ本体の停止時には固定ガイド34上
の電子部品収容凹部上から退避させて、固定ガイド34
上の電子部品収容凹部からチップ50をチップ取付装置
によって直接抜き出させるようにすることも可能であ
る。なお、このようにした場合には、可動ガイド本体1
06とこの可動ガイド本体106から分離された上記別
部材とが板材を構成することとなる。
また、前記実施例では、スリット122およびテープガ
イド124のガイド縁としての下流側の端縁126の傾
きがそれぞれキャリヤテープ16の送り方向に対して互
いに逆向きにほぼ45゜を成し、スリット122から薄
板112の表側に引き出された上カバーテープ52がそ
れぞれ薄板112の下流側の端縁120およびテープガ
イド124の下流側の端縁126において略直角に折り
返されることによって、上カバーテープ52がキャリヤ
テープ16の送り方向と逆方向に導かれ、カートリッジ
10の上方に設けられた巻取リール128に巻き取られ
るようになっていたが、それらスリット122(厳密に
はその上流側の端縁である薄板112の下流側の端縁1
20)およびテープガイド124の端縁126のキャリ
ヤテープ16の送り方向に対する傾斜角度はそのように
それぞれほぼ45゜を成している必要はなく、その他の
角度の組合せによっても、上カバーテープ52をキャリ
ヤテープ16の送り方向とは逆方向に導き、巻取リール
128に巻き取らせるようにすることができる。要する
に、スリット122の上流側の端縁120のテープガイ
ド124の下流側の端縁126とは、上カバーテープ5
2がそれらでそれぞれ折り返されたとき、その先端側が
キャリヤテープ16を含む面に直角な方向から見てキャ
リヤテープ16の送り方向に平行でかつ逆向きに延びる
状態となるように選定されていれば、カートリッジ10
の上方に設けられた巻取リール128によって巻き取る
ことができるのであり、装置の幅方向の寸法を狭くでき
るのである。ただし、スリット122の上流側の端縁1
20で折り返された後の上カバーテープ52の延びる方
向は、その端縁120がキャリヤテープ16の送り方向
に対して成す傾斜角度によって異なるので、上述のよう
に上カバーテープ52の先端側をキャリヤテープ16の
送り方向と逆方向に折り返すためには、ガイド縁として
のテープガイド124の下流側の端縁126の位置をキ
ャリヤテープ16の送り方向において調節する必要があ
る。
なお、このようにテープガイド124を設けて上カバー
テープ52をキャリヤテープ16の送り方向と逆方向に
折り曲げることを行わない態様が本願の第一発明の実施
例であり、この場合には上カバーテープ52はキャリヤ
テープ16を含む面に直角な方向から見てキャリヤテー
プ16の送り方向と平行な方向に引き出すことはできな
いが、チップ50のスリット122の縁に対する引っ掛
かりを防止することはできる。
さらに、キャリヤテープ送り装置や巻取装置等において
も前記実施例以外の構造のものを採用することが可能で
ある。
その他、一々列挙はしないが、本願の発明がそれぞれそ
の趣旨を逸脱しない範囲内において種々なる変形,改良
等を施した態様で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願の第二発明の一実施例である電子部品キャ
リヤテープのカバーテープ剥がし装置を含む電子部品供
給装置の正面断面図である。第2図は第1図の装置によ
って供給されるべき電子部品を保持するキャリヤテープ
の一例を示す平面図であり、第3図は第2図のIII−III
断面図である。第4図は第1図におけるIV−IV断面図で
ある。第5図は第1図に示した装置における可動ガイド
を示す一部切欠き平面拡大図であり、第6図は同じく可
動ガイドを示す一部切欠き正面拡大図であり、第7図は
その可動ガイドによって第2図に示したキャリヤテープ
の上カバーテープが折り返される状態を説明するための
説明図である。第8図は第1図におけるVIII−VIII断面
図である。 12:パレット、16:キャリヤテープ 18:リール、22:間欠送り装置 24:カバーテープ剥離巻取装置 26:切断装置、34:固定ガイド 36:ガイド溝、38:可動ガイド 44:電子部品収容孔、46:送り用係合孔 48:厚紙テープ(キャリヤテープ本体) 54:下カバーテープ(キャリヤテープ本体) 50:チップ(電子部品) 52:上カバーテープ(カバーテープ) 56:スプロケット 60:歯車、64:アーム 68:爪、72:係止部材 80:ロッド、84:中継ピン 98,162:コイルスプリング 102:巻取装置 106:可動ガイド本体(板材) 108:厚板、112:薄板 114:切欠き 118,120:端縁(スリットの縁) 122:スリット、124:テープガイド 126:端縁(ガイド縁) 128:巻取リール、140:一方向クラッチ 142,148:レバー、144:連結ロッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に一定間隔で形成された有底の電
    子部品収容凹部を備えたキャリヤテープ本体と、その本
    体に貼り合わされて前記電子部品収容凹部の開口を閉塞
    するカバーテープとを有する電子部品キャリヤテープ
    を、前記カバーテープが板材の裏面に接触または近接す
    る状態で長手方向に送りつつ、そのカバーテープをその
    板材に形成されたスリットから表側へ引き出して前記キ
    ャリヤテープ本体から剥がす装置において、 前記スリットを前記電子部品キャリヤテープに平行な平
    面内でそれの送り方向に対して傾かせて形成したことを
    特徴とする電子部品キャリヤテープのカバーテープ剥が
    し装置。
  2. 【請求項2】長手方向に一定間隔で形成された有底の電
    子部品収容凹部を備えたキャリヤテープ本体と、その本
    体に貼り合わされて前記電子部品収容凹部の開口を閉塞
    するカバーテープとを有する電子部品キャリヤテープ
    を、前記カバーテープが板材の裏面に接触または近接す
    る状態で長手方向に送りつつ、そのカバーテープをその
    板材に形成されたスリットから表側へ引き出して前記キ
    ャリヤテープ本体から剥がす装置において、 前記スリットを前記電子部品キャリヤテープに平行な平
    面内でそれの送り方向に対して傾かせて形成するととも
    に、前記板材の表側でそのスリットに近接した位置に前
    記電子部品キャリヤテープの送り方向に対して前記スリ
    ットとは逆向きに傾いたガイド縁を有するテープガイド
    を設け、かつ、そのガイド縁の前記スリットに対する相
    対位置および傾き角を、前記カバーテープを前記スリッ
    トの両縁のうち前記電子部品キャリヤテープの送りの上
    流側の縁に沿って折り返した後前記ガイド縁に沿って更
    に上流側へ折り返したときのカバーテープの先端部が前
    記電子部品キャリヤテープを含む平面に直角な方向から
    見て前記送り方向と平行でかつ逆向きに延びる状態とな
    るように選定したことを特徴とする電子部品キャリヤテ
    ープのカバーテープ剥がし装置。
JP59153396A 1984-07-24 1984-07-24 電子部品キヤリヤテ−プのカバ−テ−プ剥がし装置 Expired - Lifetime JPH0620971B2 (ja)

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