JPH06209138A - 光素子およびその製造方法およびその実装方法 - Google Patents

光素子およびその製造方法およびその実装方法

Info

Publication number
JPH06209138A
JPH06209138A JP50A JP192793A JPH06209138A JP H06209138 A JPH06209138 A JP H06209138A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 192793 A JP192793 A JP 192793A JP H06209138 A JPH06209138 A JP H06209138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
light
optical element
optical
photodetector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Mori
克己 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP50A priority Critical patent/JPH06209138A/ja
Publication of JPH06209138A publication Critical patent/JPH06209138A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
    • H01L2924/1615Shape
    • H01L2924/16151Cap comprising an aperture, e.g. for pressure control, encapsulation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
    • H01L2924/1615Shape
    • H01L2924/16152Cap comprising a cavity for hosting the device, e.g. U-shaped cap
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/02Structural details or components not essential to laser action
    • H01S5/022Mountings; Housings
    • H01S5/02208Mountings; Housings characterised by the shape of the housings
    • H01S5/02212Can-type, e.g. TO-CAN housings with emission along or parallel to symmetry axis
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/02Structural details or components not essential to laser action
    • H01S5/022Mountings; Housings
    • H01S5/0225Out-coupling of light
    • H01S5/02257Out-coupling of light using windows, e.g. specially adapted for back-reflecting light to a detector inside the housing
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/02Structural details or components not essential to laser action
    • H01S5/026Monolithically integrated components, e.g. waveguides, monitoring photo-detectors, drivers
    • H01S5/0262Photo-diodes, e.g. transceiver devices, bidirectional devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/10Construction or shape of the optical resonator, e.g. extended or external cavity, coupled cavities, bent-guide, varying width, thickness or composition of the active region
    • H01S5/18Surface-emitting [SE] lasers, e.g. having both horizontal and vertical cavities
    • H01S5/183Surface-emitting [SE] lasers, e.g. having both horizontal and vertical cavities having only vertical cavities, e.g. vertical cavity surface-emitting lasers [VCSEL]

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ光を対物レンズを介して光記録媒体に
照射し、この光記録媒体で反射された反射光を周期回折
格子領域からなる回折手段と非点収差発生手段をもつ光
学系を用いて光検出器で受光するように構成された光素
子において、発光特性のよい半導体レーザと光検出器を
正確な位置に簡便に実装し、特性のよい光素子を簡便に
高歩留まりに製造する方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 同一基板内にレーザ発振特性のよい面発光型
半導体レーザとその面発光型半導体レーザと同一構造を
もった光検出器をフォトリソグラフィー精度で所定の位
置に正確に形成し、実装した光素子及びその製造方法及
びその実装方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光を用いて情報を記
録、再生する光記録の分野において、光ピックアップを
構成する光素子およびその製造方法およびその実装方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザから光ビームを記録媒体に
入射させ、記録媒体からの反射ビームを光検出器に導い
て記録媒体に記録された情報の読み取り、また書き込み
を行う光ピックアップを構成する光素子の一例として、
特開昭62−92242号公報に記載されたものがあ
る。
【0003】図12は、この公報に記載された光素子の
構成を示す図である。前記公報では、光素子の (910)パ
ッケージに (901)半導体レーザと (903)4つの光検出器
を各々実装している。 (901)半導体レーザから出射され
たレーザ光は、 (906)回折格子および (905)集束レンズ
を通過して、記録媒体である (902)ディスクの表面に集
光する。レーザ光は (902)ディスク表面で反射し、再び
(905)集束レンズ、 (906)回折格子を通過して (910)パ
ッケージ側に戻ってくる。その際、反射光を (906)回折
格子で4方向に回折し、各々の回折光の強度を独立の
(903)光検出器で検出し、この検出信号に基づいて、情
報読み取り信号、情報書き込み信号、トラッキングエラ
ー信号、フォーカスエラー信号などを形成している。
【0004】これらの信号は非常に微弱であり、また周
波数の高い信号であるため、ノイズに弱い。従って、検
出信号をできる限り大きくするために、回折光と光検出
器の位置を十分に合わせる必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は、発光源となる半導体レーザが形成されている基板と
光検出器が形成されている基板が別であるため、各々個
々に実装しなければならない。回折光と光検出器の位置
を十分に合わせるためには、半導体レーザと光検出器の
位置を10μm以下の誤差精度でパッケージの指定位置
に合わせなければならないが、両方とも実装誤差が出る
ので、非常に困難な実装となる。
【0006】また、これを解決する方法として、半導体
レーザを実装後レーザ光を出射させ、この光源を基準に
して、光検出器を実装する方法があるが、実装装置が複
雑になり、また半導体レーザ実装時の誤差は残り、光素
子製造コストの増大につながる。
【0007】以上のように、従来の技術による光素子
は、作製が難しく、歩留まりが低く、製造コストがかか
るといった問題があった。
【0008】また、従来の光素子に実装された半導体レ
ーザは楕円状のレーザビーム形状をしているため、その
ままではディスク上で集光しにくく、レーザビーム形状
を円形状にする光学系を別に用意しなければならない。
【0009】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るものであり、その目的とするところは、高性能かつ信
頼性の高い光素子を簡便な工程で歩留まりよく提供する
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するため、本発明の光素子はレーザ光源から出射された
レーザ光を対物レンズを介して光記録媒体に照射し、こ
の光記録媒体で反射された反射光を周期回折格子領域か
らなる回折手段と非点収差発生手段をもつ光学系を用い
て光検出器で受光するように構成された光素子におい
て、前記レーザ光源には、基板に垂直な方向に光を出射
する面発光型半導体レーザとし、該面発光型半導体レー
ザと前記光検出器は同一基板内に形成することを特徴と
する。
【0011】また、前記面発光型半導体レーザは、基板
に垂直な方向に光を出射するように当該半導体基板に垂
直な方向に形成された共振器を有し、該共振器を形成す
る半導体層の少なくとも一層が柱状に形成されているこ
とを特徴とする。
【0012】また、前記光検出器は前記面発光半導体レ
ーザの共振器と同一の構造であることが望ましい。
【0013】さらに、同一基板内に形成する前記面発光
半導体レーザと前記光検出器の間はII−VI族化合物
半導体エピタキシャル層で埋め込まれていることを特徴
とする。
【0014】基板に垂直な方向に光を出射する面発光型
半導体レーザから出射されたレーザ光を対物レンズを介
して光記録媒体に照射し、この光記録媒体で反射された
反射光を周期回折格子領域からなる回折手段と非点収差
発生手段をもつ光学系を用いて光検出器で受光するよう
に構成された光素子において、前記光検出器は前記面発
光半導体レーザと同一基板内に、前記回折手段の0次回
折光の光軸を中心として放射状に長軸方向が配置される
ように帯状に形成することを特徴とする。
【0015】また、本発明の光素子の製造方法は、基板
に垂直な方向に光を出射する面発光型半導体レーザから
出射されたレーザ光を対物レンズを介して光記録媒体に
照射し、この光記録媒体で反射された反射光を周期回折
格子領域からなる回折手段と非点収差発生手段をもつ光
学系を用いて該面発光半導体レーザと同一基板内に形成
された光検出器で受光するように構成された光素子の製
造方法において、半導体もしくは誘電体からなる基板上
に、光共振器を構成する一対の反射ミラーおよびそれら
の間の少なくとも1層の半導体層を形成する際にエピタ
キシャル成長技術を用いる工程と、前記半導体層上にマ
スクを形成し、前記半導体層の少なくとも一層を前記マ
スクを用いてエッチングして、一本または複数本の柱状
に形成する工程と、前記柱状の半導体層の周囲にII−
VI族化合物半導体をエピタキシャル成長させて埋め込
み層を形成する工程と、を含み、光検出器とする前記柱
状の半導体層の表面の一部には電極を形成し、残りは表
面を露出もしくは誘電体層で覆う工程を特徴とする。
【0016】前記柱状の半導体層の周囲にII−VI族
化合物半導体層を、II族有機金属化合物およびVI族
有機金属化合物からなる付加体とVI族水素化物とを原
料として、有機金属気相成長法により形成することが望
ましい。
【0017】また、本発明の光素子の実装方法は、基板
に垂直な方向に光を出射する面発光型半導体レーザから
出射されたレーザ光を対物レンズを介して光記録媒体に
照射し、この光記録媒体で反射された反射光を周期回折
格子領域からなる回折手段と非点収差発生手段をもつ光
学系を用いて該面発光半導体レーザと同一基板内に形成
された光検出器で受光するように構成された光素子の実
装方法において、該面発光レーザを発光させ、その発光
点を基準にして、基板を実装することを特徴とする。
【0018】また、基板に垂直な方向に光を出射する面
発光型半導体レーザから出射されたレーザ光を対物レン
ズを介して光記録媒体に照射し、この光記録媒体で反射
された反射光を周期回折格子領域からなる回折手段と非
点収差発生手段をもつ光学系を用いて該面発光半導体レ
ーザと同一基板内に形成された光検出器で受光するよう
に構成された光素子の実装方法において、該基板内に施
された印を検出し、基準位置に基板を実装することも好
適に採用できる。
【0019】
【作用】本発明の光素子によれば、素子特性のよいレー
ザ光源である面発光型半導体レーザと光検出器を同一基
板内に形成することにより、面発光半導体レーザと光検
出器の位置精度は、両者を製造する際のフォトリソグラ
フィー精度で決定され、非常に正確な位置に面発光半導
体レーザと光検出器を作製することが可能となり、また
1つの基板を実装するだけになるので実装精度も上げる
ことが可能となり、これにより非常に精度の高い、高特
性な光素子を提供することができる。
【0020】また、本発明の製造方法および実装方法に
おいては、面発光半導体レーザと光検出器を同時に同一
基板上に形成できること、また1つの基板を精度よく実
装できることから、作製が極めて簡単であり、非常に安
定に、再現性よく、上記の光素子を実施できる製造方法
および実装方法である。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を用い
て説明する。
【0022】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
における光素子の外観を示す斜視図であり、 (301)基板
内に面発光型半導体レーザで (120)発光部と、前記レー
ザと同じ構造を持つ (121)検出部を形成し、これを (30
2)パッケージに実装している。このパッケージに (304)
キャップをかぶせ、キャップ上には回折手段として (30
5)ホログラム基板をもうけている。
【0023】図2は図1に示すA−A’の線で切断した
当該実施例における光素子の断面図であり、 (102)Ga
As基板上に順次半導体層をエピタキシャル成長させた
後、柱状の (120)発光部と (121)検出部を作製し、回り
を (109)ZnS0.06Se0.94埋め込み層で埋め込んで電
気的分離をしている。 (120)発光部と (121)検出部の内
部構造は同じであり、それぞれ分離された (110)電極で
独立に駆動できる。
【0024】また、図3(a)〜(c)及び図4(a)
〜(b)は当該実施例における光素子の製造工程を示す
断面図である。
【0025】以下、本実施例に係わる光素子の構成およ
び製造工程について、図3(a)〜(c)及び図4
(a)〜(b)にしたがって説明する。
【0026】まず、 (102)n型GaAs基板上に、
(103)n型GaAsバッファ層を形成し、さらに、n型
AlAs層とn型Al0.2Ga0.8As層からなり波長7
80nm付近の光に対し99%以上の反射率を持つ30
ペアの (104)分布反射型多層膜ミラーを形成する。続い
て、 (105)n型Al0.5Ga0.5Asクラッド層、 (106)
p型Al0.1Ga0.9As活性層、 (107)p型Al0.5
0.5Asクラッド層、 (108)p型Al0.15Ga0.85
sコンタクト層を、順次、MOCVD法でエピタキシャ
ル成長させる(図3(a))。このとき、本実施例で
は、成長温度を700℃とし、成長圧力を150Tor
rとし、III族原料としてはTMGa(トリメチルガ
リウム)およびTMAl(トリメチルアルミニウム)の
有機金属を、V族原料としてはAsH3 を、n型ドーパ
ントとしてはH2 Seを、p型ドーパントとしてはDE
Zn(ジエチルジンク)を、それぞれ用いる。
【0027】その後、熱CVD法によって、表面に
(112)SiO2 層を形成し、その上にフォトリソグラフ
ィーを用いて、面発光半導体レーザとなる発光部と光検
出器となる検出部に対応する (113)レジストによるパタ
ーンを形成する。この時、発光部と検出部の位置関係
は、発光部から出射されたレーザ光が光記録媒体に反射
して戻る反射光の0次回折光の光軸を中心として放射状
に検出部の長軸方向が配置されるように帯状にパターン
を形成した。また、両者の位置精度はフォトリソグラフ
ィー精度内(1μm以内)とした。
【0028】この (113)レジストをマスクにして反応性
イオンビームエッチング(RIBE)法を行い、 (113)
レジストで覆われた柱状の発光部及び検出部を残して、
(105)n型Al0.5Ga0.5Asクラッド層の途中まで、
エッチングを行う(図3(b))。この際、本実施例で
は、エッチングガスとしては塩素とアルゴンの混合ガス
を用いることとし、ガス圧を1×10-3Torrとし、
引出し電圧を400Vとする。また基板温度は15℃と
した。
【0029】次に、このエッチング領域上に、埋め込
み層を形成する。このために、本実施例では、まず、
(113)レジストを取り除き、次に有機金属気相成長法
(MOCVD法)を用いて、 (109)ZnS0.06Se0.94
層を柱状の発光部及び検出部の回りに埋め込み成長させ
る(図3(c))。
【0030】本実施例におけるMOCVD法では、原料
にジメチルジンク−ジメチルセレン(DMZn−DMS
e)付加体有機金属とセレン化水素、硫化水素を使用す
るため、275℃といった非常に低温で結晶性のよい
(109)ZnS0.06Se0.94層をエピタキシャル成長する
ことが可能である。
【0031】次に発光部、検出部表面上にできたポリ
状ZnSSeをドライエッチングで除去し、さらに (11
2)SiO2 層を除去する。
【0032】発光部、検出部の表面に (110)p型オーミ
ック電極を形成するためのレジストパターンを形成し、
その上に電極金属を蒸着し、リフトオフ法を用いて発光
部表面に出射口、検出部表面に光が入射する部分を形成
する(図4(a))。
【0033】また、発光部に接する電極と検出部に接す
る電極は独立に電流を供給できるように分離しておく。
【0034】続いて、出射口上に4ペアの (111)Si
2 /a−Si誘電体多層膜ミラーを電子ビーム蒸着に
より形成する。また、検出部表面の光が入射する部分に
はSiO2 による (115)無反射膜を同様に電子ビーム蒸
着で形成する。
【0035】この誘電体多層膜ミラーの波長780nm
での反射率は96%である。さらに、無反射層の波長7
80nmの反射率は10%以下になるように膜厚を制御
して形成する。
【0036】さらに、n型GaAs基板側に (101)n型
オーミック電極を蒸着し、N2 雰囲気中で、350℃の
アロイングを行う(図4(b))。
【0037】以上の工程により、図2に示したような、
埋め込み構造の (120)発光部と発光部と同一の構造を持
った (121)検出部を同一基板内に有する光素子の基板を
得ることができる。
【0038】上記の発光部である面発光半導体レーザ
は、しきい値電流が1mA以下と非常に低く、発光スポ
ットや発光遠視野像も真円であり、光出力は5mWが得
られ、非常に特性のよい発光部である。
【0039】また、発光部、検出部の内部構造は同じで
あるため、同一プロセスで同時に作製できることから歩
留まりもよい。
【0040】次に発光部と検出部を内蔵した基板の実装
方法について、図5(a)〜(c)に基づいて説明す
る。
【0041】 (120)発光部と (121)検出部を内蔵した
(301)基板を電気伝導性のあるろう材を用いて (302)パ
ッケージにダイボンディングする(図5(a))。
【0042】この時、 (301)基板にあらかじめ形成され
た印を検出し、発光部の位置が (302)パッケージの中心
にくるようにダイボンディングを行う。発光部は小さい
ので検出が難しいので、あらかじめ形成された印を検出
している。また、前記の印は形成するために特別な工程
を必要とするものではなく、例えば、 (301)基板の表面
に形成されている電極パターンの角などでよい。これ
は、電極がフォトリソグラフィーを用いて位置精度よく
形成できるため、発光部との位置関係があらかじめ把握
できるからである。
【0043】また、 (120)発光部と (121)検出部の位置
関係は (301)基板のダイボンディング位置がずれても全
く影響が無いため、ダイボンディング時の精度は10μ
m以内であればよい。従って、特別に精度の高い実装装
置を用意する必要はない。
【0044】次にパッケージ内の (303)リードピンと
(120)発光部および (121)検出部のそれぞれの電極パタ
ーンをAuワイヤで接続する(図5(b))。
【0045】窒素雰囲気内で (302)パッケージ上に
(304)キャップを接着する。
【0046】本実施例では、回折手段としてガラス基板
上に複数の回折領域を形成した (305)ホログラム基板を
使用しており、この (305)ホログラム基板を (304)キャ
ップ上に接着することにより、光素子を作製している
(図5(c))。
【0047】前記ダイボンディング時の実装ずれは、こ
のホログラム基板を接着する位置を調整することによっ
て吸収している。
【0048】ホログラム基板の実装は、発光部及び検出
部を駆動させながら調整できるので、実装精度は高く、
また実装方法も簡単である。
【0049】以上、詳しく記載してきたように、本実施
例の光素子は高性能、高特性な素子特性を持ちながら、
簡便な製造方法、実装方法で高歩留まり、低コストで作
製できる特徴を持っている。
【0050】(実施例2)図6は本発明の第2の実施例
における光素子の外観を示す斜視図であり、 (220)発光
部の形状と (405)ホログラム基板にレンズ効果を持たせ
た点が実施例1と異なる。
【0051】図7は図6に示すB−B’の線で切断した
当該実施例における光素子の断面図である。本実施例の
光素子は、 (207)p型Al0.5Ga0.5Asクラッド層
を、互いにに分離溝で分離された複数の柱状部で (220)
発光部を形成した点で、上述の実施例1と異なる。
【0052】以下、本実施例に係わる光素子の構成およ
び製造工程について、図8(a)〜(c)及び図9
(a),(b)及び図10(a),(b)にしたがって
説明する。
【0053】まず、 (202)n型GaAs基板上に、
(203)n型GaAsバッファ層を形成し、さらに、n型
Al0.9Ga0.1As層とn型Al0.2Ga0.8As層から
なり波長780nmを中心に±30nmの光に対して9
8%以上の反射率を持つ25ペアの (204)半導体多層膜
ミラーを形成する。続いて、 (205)n型Al0.5Ga0.5
Asクラッド層、 (206)p型Al0.13Ga0.87As活性
層、 (207)p型Al0.5Ga0.5Asクラッド層、 (208)
p型Al0.15Ga0.85Asコンタクト層を順次MOCV
D法でエピタキシャル成長させる(図8(a))。本実
施例では、このときの成長条件を、成長温度を720
℃、成長圧力150Torrとするとともに、III族
原料にはTMGa(トリメチルガリウム)およびTMA
l(トリメチルアルミニウム)の有機金属を、V族原料
にはAsH3 、n型ドーパントにH2Se 、p型ドーパ
ントにDEZn(ジエチルジンク)を、それぞれ用い
る。
【0054】次に、表面に常圧熱CVD法により (21
2)SiO2 層を形成し、さらにその上にフォトレジスト
を塗布、フォトリソグラフィー工程を施し、必要なパタ
ーンを作製する。その際、レジストパターンの側面が基
板面に対して、垂直になるようなパターン作製条件で行
ない、作製後は、側面のだれの原因となる温度加熱を行
なわない。
【0055】この時、発光部と検出部の位置関係は、発
光部から出射されたレーザ光が光記録媒体に反射して戻
る反射光の0次回折光の光軸を中心として放射状に検出
部の長軸方向が配置されるように帯状にパターンを形成
した。また、両者の位置精度はフォトリソグラフィー精
度内(1μm以内)とした。
【0056】その後、このパターンをマスクにして、
CF4 ガスをエッチングガスにした反応性イオンエッチ
ング(RIE)を行い (212)SiO2 層を除去する。そ
の際、間隔の大きい発光部と検出部の間にある (212)S
iO2 層は完全に除去し、間隔の狭い発光部を形成する
複数の柱状部の間の (212)SiO2 層は残すようにエッ
チングを行なう。以上のようにして、設計された位置に
必要なパターン形状を持ちながら、さらに基板に対して
垂直な側面を持った (213)レジストと (212)SiO2
によるパターンが作成できる(図8(b))。
【0057】続いて、この垂直な側面を持った (213)
レジストをマスクにして、RIBE法を用いて、柱状の
発光部及び検出部を残してエッチングを行なう。この
時、 (212)SiO2 層の存在の差で、発光部を形成する
複数の柱状部の間は (207)p型Al0.5Ga0.5Asクラ
ッド層の途中まで、また発光部と検出部の間は (205)n
型Al0.5Ga0.5Asクラッド層の一部までエッチング
を行なう(図8(c))。この際、本実施例では、エッ
チングガスには塩素とアルゴンの混合ガスを用い、ガス
圧力5×10-4Torr、プラズマ引出し電圧400
V、エッチング試料上でのイオン電流密度400μA/
cm2 、試料温度を20℃に保って行なうこととする。
【0058】ここで、発光部を (207)p型Al0.5Ga
0.5Asクラッド層の途中までしかエッチングしないの
は、活性層の水平方向の注入キャリアと光の閉じ込め
を、屈折率導波型のリブ導波路構造にして、活性層内の
光の一部を活性層水平方向に伝達できるようにするため
である。
【0059】また、レジストとして垂直な側面を持った
(213)レジストを使用し、さらに、エッチング方法とし
てエッチング試料に対して垂直にイオンをビーム状に照
射してエッチングを行なうRIBE法を用いることによ
り、近接した (220)発光部を、基板に垂直な (214)分離
溝で分離させることができるとともに、面発光型半導体
レーザの特性向上に必要な垂直光共振器を作製すること
が可能となっている。
【0060】次に、この (207)p型Al0.5Ga0.5
sクラッド層および (205)n型Al0.5Ga0.5Asクラ
ッド層の上に埋め込み層を形成する。このために、本実
施例では、まず、 (213)レジストを取り除き、次に、M
BE法あるいはMOCVD法などにより、 (209)ZnS
0.06Se0.94層を埋め込み成長させる(図9(a))。
【0061】次に発光部、検出部表面上にできたポリ
状ZnSSeをドライエッチングで除去し、さらに (21
2)SiO2 層を除去する。
【0062】発光部、検出部の表面に (210)p型オーミ
ック電極を形成するためのレジストパターンを形成し、
その上に電極金属を蒸着し、リフトオフ法を用いて発光
部表面に出射口、検出部表面に光が入射する部分を形成
する(図9(b))。
【0063】また、発光部に接する電極と検出部に接す
る電極は独立に電流を供給できるように分離しておく。
【0064】続いて、出射口上に4ペアの (211)Si
2 /a−Si誘電体多層膜ミラーを電子ビーム蒸着に
より形成する。また、検出部表面の光が入射する部分に
はSiO2 による (215)無反射膜を同様に電子ビーム蒸
着で形成する。
【0065】この誘電体多層膜ミラーの波長780nm
での反射率は96%である。さらに、無反射層の波長7
80nmの反射率は10%以下になるように膜厚を制御
して形成する(図10(a))。
【0066】さらに、 (220)発光部と (221)検出部を
分離する (214)分離溝を形成するために、再び (213)レ
ジストをマスクにして、RIBE法を用いて (205)n型
Al0.5Ga0.5Asクラッド層の位置まで (209)ZnS
0.06Se0.94層をエッチングする。
【0067】最後に、n型GaAs基板側に (201)n型
オーミック電極を蒸着し、N2 雰囲気中で、350℃の
アロイングを行う(図10(b))。
【0068】ここで、本実施例ではZnS0.06Se0.94
で埋め込んだ (214)分離溝上にも (211)誘電体多層膜ミ
ラーを作成することとしたので、発光部に挟まれた領域
にも垂直共振器構造が形成され、したがって、 (214)分
離溝にもれた光も有効にレーザ発振に寄与し、また、漏
れた光を利用するので (220)発光部の位相に同期した発
光となる。
【0069】さらに位相の同期した複数のレーザ光が1
つのレーザ光になるため、出力は10mW以上とするこ
とができる。
【0070】また本実施例においても、発光部、検出部
の内部構造は同じであるため、同一プロセスで同時に作
製できることから歩留まりもよい。
【0071】次に発光部と検出部を内蔵した基板の実装
方法について、図11(a)〜(c)に基づいて説明す
る。
【0072】 (220)発光部と (221)検出部を内蔵した
(401)基板を電気伝導性のあるろう材を用いて (402)パ
ッケージにダイボンディングする(図11(a))。
【0073】この時、 (220)発光部が電気的に動作が可
能なように、 (401)基板を固定する(406)治具に (407)
電流導入針を用意し、この (407)電流導入針を (220)発
光部の電極に接触させる。この電流導入針に電流を流
し、 (220)発光部を発光させ、治具に設けてある (408)
検出器で位置を検出する。検出された発光部の位置が
(402)パッケージの中心にくるようにダイボンディング
を行う。
【0074】本実施例の (220)発光部は、1つの柱状共
振器を持つ実施例1の時よりもレーザ発光のスポットサ
イズが大きくなるので、上記の実施例の方が実装精度は
高くなる。
【0075】次にパッケージ内の (403)リードピンと
(220)発光部および (221)検出部のそれぞれの電極パタ
ーンをAlワイヤで接続する(図11(b))。
【0076】窒素雰囲気内で (402)パッケージ上に
(404)キャップを接着する。
【0077】本実施例では、回折手段としてガラス基板
上に複数の回折領域を形成した (405)ホログラム基板を
使用しており、この (405)ホログラム基板を (404)キャ
ップ上に接着することにより、光素子を作製している
(図11(c))。
【0078】前記ダイボンディング時の実装ずれは、こ
のホログラム基板を接着する位置を調整することによっ
て吸収している。
【0079】ホログラム基板の実装は、発光部及び検出
部を駆動させながら調整できるので、実装精度は高く、
また実装方法も簡単である。
【0080】以上、詳しく記載してきたように、本実施
例の光素子は高性能、高特性な素子特性を持ちながら、
簡便な製造方法、実装方法で高歩留まり、低コストで作
製できる特徴を持っている。特に本実施例の場合、発光
源である面発光半導体レーザの構造を工夫することによ
り、10mW以上の光出力が得られる光素子となってお
り、この特徴は光記録媒体にこの光素子を用いて情報を
書き込む際に非常に有効である。
【0081】なお、上述の各実施例では、GaAlAs
系材料を用いた場合について説明したが、その他のII
I−V族系にも好適に適用でき、特に活性層のAlの組
成を替えることで発振波長を変更することもできる。
【0082】また、埋め込み層もZnSSe混晶に限ら
ず、ZnS−ZnSe超格子、他のII−VI族化合物
半導体、例えばZnSeやZnSやCdTeおよびその
混晶またはこれらの材料系による超格子を埋め込み層に
選んでも同様な効果が得られる。
【0083】また、基板もGaAsにとらわれず、Si
やInPなどの半導体基板やサファイヤのような誘電体
基板でも同様な効果が得られた。
【0084】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の光
素子によれば、1つの基板内にレーザ発振特性のよい面
発光型半導体レーザとその面発光型半導体レーザと同一
構造をもった光検出器を、簡便な製造方法および実装方
法で、所定の位置に正確に作り込むことが可能となり、
光記録の分野に好適な光素子が簡便で、高歩留まりに提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1に関わる光素子の外観を示す斜視図
である。
【図2】 図1に示すA−A’の線で切断した実施例1
における光素子の断面図である。
【図3】 (a)〜(c)ともに、実施例1に関わる光
素子の構成および製造工程を示す断面図である。
【図4】 (a),(b)ともに、図3に続く実施例1
に関わる光素子の構成および製造工程を示す断面図であ
る。
【図5】 (a)〜(c)ともに、実施例1に関わる光
素子の実装方法を示す概略図である。
【図6】 実施例2に関わる光素子の外観を示す斜視図
である。
【図7】 図6に示すB−B’の線で切断した実施例2
における光素子の断面図である。
【図8】 (a)〜(c)ともに、実施例2に関わる光
素子の構成および製造工程を示す断面図である。
【図9】 (a),(b)ともに、図8に続く実施例2
に関わる光素子の構成および製造工程を示す断面図であ
る。
【図10】 (a),(b)ともに、図9に続く実施例
2に関わる光素子の構成および製造工程を示す断面図で
ある。
【図11】 (a)〜(c)ともに、実施例2に関わる
光素子の実装方法を示す概略図である。
【図12】 従来の光素子の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
101,201 n型オーミック電極 102,202 n型GaAs基板 103,203 n型GaAsバッファ層 104,204 分布反射型多層膜ミラー 105,205 n型AlGaAsクラッド層 106,206 p型AlGaAs活性層 107,207 p型AlGaAsクラッド層 108,208 p型AlGaAsコンタクト層 109,209 ZnS0.06Se0.94埋め込み層 110,210 p型オーミック電極 111,311 誘電体多層膜ミラー 112,212 SiO2 層 113,213 レジスト 115,215 無反射膜 120,220 発光部 121,221 検出部 214 分離溝 301,401 基板 302,402 パッケージ 303,403 リードピン 304,404 キャップ 305,405 ホログラム基板 406 治具 407 電流導入針 901 半導体レーザ 902 ディスク 903 光検出器 905 集束レンズ 906 回折格子 910 パッケージ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光源から出射されたレーザ光を対物
    レンズを介して光記録媒体に照射し、この光記録媒体で
    反射された反射光を周期回折格子領域からなる回折手段
    と非点収差発生手段をもつ光学系を用いて光検出器で受
    光するように構成された光素子において、 前記レーザ光源には、基板に垂直な方向に光を出射する
    面発光型半導体レーザとし、該面発光型半導体レーザと
    前記光検出器は同一基板内に形成することを特徴とする
    光素子。
  2. 【請求項2】前記面発光型半導体レーザは、基板に垂直
    な方向に光を出射するように当該半導体基板に垂直な方
    向に形成された共振器を有し、該共振器を形成する半導
    体層の少なくとも一層が柱状に形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の光素子。
  3. 【請求項3】前記光検出器は前記面発光半導体レーザの
    共振器と同一の構造であることを特徴とする請求項1及
    び請求項2に記載の光素子。
  4. 【請求項4】同一基板内に形成する前記面発光半導体レ
    ーザと前記光検出器の間はII−VI族化合物半導体エ
    ピタキシャル層で埋め込まれていることを特徴とする請
    求項1から請求項3記載の光素子。
  5. 【請求項5】基板に垂直な方向に光を出射する面発光型
    半導体レーザから出射されたレーザ光を対物レンズを介
    して光記録媒体に照射し、この光記録媒体で反射された
    反射光を周期回折格子領域からなる回折手段と非点収差
    発生手段をもつ光学系を用いて光検出器で受光するよう
    に構成された光素子において、 前記光検出器は前記面発光半導体レーザと同一基板内
    に、前記回折手段の0次回折光の光軸を中心として放射
    状に長軸方向が配置されるように帯状に形成することを
    特徴とする光素子。
  6. 【請求項6】基板に垂直な方向に光を出射する面発光型
    半導体レーザから出射されたレーザ光を対物レンズを介
    して光記録媒体に照射し、この光記録媒体で反射された
    反射光を周期回折格子領域からなる回折手段と非点収差
    発生手段をもつ光学系を用いて該面発光半導体レーザと
    同一基板内に形成された光検出器で受光するように構成
    された光素子の製造方法において、 半導体もしくは誘電体からなる基板上に、光共振器を構
    成する一対の反射ミラーおよびそれらの間の少なくとも
    1層の半導体層を形成する際にエピタキシャル成長技術
    を用いる工程と、 前記半導体層上にマスクを形成し、前記半導体層の少な
    くとも一層を前記マスクを用いてエッチングして、一本
    または複数本の柱状に形成する工程と、 前記柱状の半導体層の周囲にII−VI族化合物半導体
    をエピタキシャル成長させて埋め込み層を形成する工程
    と、を含み、 光検出器とする前記柱状の半導体層の表面の一部には電
    極を形成し、残りは表面を露出もしくは誘電体層で覆う
    工程を特徴とする光素子の製造方法。
  7. 【請求項7】前記柱状の半導体層の周囲にII−VI族
    化合物半導体層を、II族有機金属化合物およびVI族
    有機金属化合物からなる付加体とVI族水素化物とを原
    料として、有機金属気相成長法により形成することを特
    徴とする請求項6記載の光素子の製造方法。
  8. 【請求項8】基板に垂直な方向に光を出射する面発光型
    半導体レーザから出射されたレーザ光を対物レンズを介
    して光記録媒体に照射し、この光記録媒体で反射された
    反射光を周期回折格子領域からなる回折手段と非点収差
    発生手段をもつ光学系を用いて該面発光半導体レーザと
    同一基板内に形成された光検出器で受光するように構成
    された光素子の実装方法において、 該面発光レーザを発光させ、その発光点を基準にして、
    基板を実装することを特徴とする光素子の実装方法。
  9. 【請求項9】基板に垂直な方向に光を出射する面発光型
    半導体レーザから出射されたレーザ光を対物レンズを介
    して光記録媒体に照射し、この光記録媒体で反射された
    反射光を周期回折格子領域からなる回折手段と非点収差
    発生手段をもつ光学系を用いて該面発光半導体レーザと
    同一基板内に形成された光検出器で受光するように構成
    された光素子の実装方法において、 該基板内に施された印を検出し、基準位置に基板を実装
    することを特徴とする光素子の実装方法。
JP50A 1993-01-08 1993-01-08 光素子およびその製造方法およびその実装方法 Pending JPH06209138A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50A JPH06209138A (ja) 1993-01-08 1993-01-08 光素子およびその製造方法およびその実装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50A JPH06209138A (ja) 1993-01-08 1993-01-08 光素子およびその製造方法およびその実装方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06209138A true JPH06209138A (ja) 1994-07-26

Family

ID=11515242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50A Pending JPH06209138A (ja) 1993-01-08 1993-01-08 光素子およびその製造方法およびその実装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06209138A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0786837A2 (en) * 1996-01-25 1997-07-30 Hewlett-Packard Company Integrated laser-based light source
EP0786838A2 (en) * 1996-01-25 1997-07-30 Hewlett-Packard Company Laser based light source using diffraction, scattering or transmission
EP0786839A1 (en) * 1996-01-23 1997-07-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Light output apparatus and optical pickup apparatus employing the same
EP0786836A2 (en) * 1996-01-25 1997-07-30 Hewlett-Packard Company Laser-based light source
EP0869590A1 (en) * 1997-04-02 1998-10-07 Motorola, Inc. Semiconductor laser package with power monitoring system
US5848088A (en) * 1995-07-11 1998-12-08 Seiko Epson Corporation Surface emission type semiconductor for laser with optical detector, method of manufacturing thereof, and sensor using the same
US5974066A (en) * 1997-05-09 1999-10-26 Motorola, Inc. Low cost, efficient vertical cavity surface emitting laser package, method, bar code scanner and optical storage unit
US6932522B2 (en) 1998-12-30 2005-08-23 Finisar Corporation Method and apparatus for hermetically sealing photonic devices

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5848088A (en) * 1995-07-11 1998-12-08 Seiko Epson Corporation Surface emission type semiconductor for laser with optical detector, method of manufacturing thereof, and sensor using the same
EP0786839A1 (en) * 1996-01-23 1997-07-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Light output apparatus and optical pickup apparatus employing the same
EP0786836A3 (en) * 1996-01-25 1997-10-29 Hewlett Packard Co Laser light source
EP0786836A2 (en) * 1996-01-25 1997-07-30 Hewlett-Packard Company Laser-based light source
EP0786838A3 (en) * 1996-01-25 1997-10-08 Hewlett Packard Co Laser light source with a diffractive, scattering or transmissive element
EP0786837A3 (en) * 1996-01-25 1997-10-15 Hewlett Packard Co Integrated laser light source
EP0786837A2 (en) * 1996-01-25 1997-07-30 Hewlett-Packard Company Integrated laser-based light source
US5771254A (en) * 1996-01-25 1998-06-23 Hewlett-Packard Company Integrated controlled intensity laser-based light source
US5809050A (en) * 1996-01-25 1998-09-15 Hewlett-Packard Company Integrated controlled intensity laser-based light source using diffraction, scattering and transmission
US5835514A (en) * 1996-01-25 1998-11-10 Hewlett-Packard Company Laser-based controlled-intensity light source using reflection from a convex surface and method of making same
EP0786838A2 (en) * 1996-01-25 1997-07-30 Hewlett-Packard Company Laser based light source using diffraction, scattering or transmission
EP0869590A1 (en) * 1997-04-02 1998-10-07 Motorola, Inc. Semiconductor laser package with power monitoring system
US5974066A (en) * 1997-05-09 1999-10-26 Motorola, Inc. Low cost, efficient vertical cavity surface emitting laser package, method, bar code scanner and optical storage unit
US6932522B2 (en) 1998-12-30 2005-08-23 Finisar Corporation Method and apparatus for hermetically sealing photonic devices

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6611003B1 (en) Light emitting element and method of fabrication thereof
JP3486900B2 (ja) 発光装置およびそれを用いた光装置
US6835963B2 (en) Light-emitting element and method of fabrication thereof
KR100436199B1 (ko) 광학장치
US7927896B2 (en) Method of production of semiconductor light emission device and method of production of light emission apparatus
US7260128B2 (en) Semiconductor laser device, semiconductor laser system, optical pickup module and manufacturing for semiconductor laser system
JPH07114746A (ja) 光学装置
US20010038101A1 (en) Semiconductor light emitting device and method of producing same
US5956362A (en) Semiconductor light emitting device and method of etching
JPH09107151A (ja) 垂直共振器の面発光レーザーダイオードを用いた光ピックアップ
JPH06209138A (ja) 光素子およびその製造方法およびその実装方法
JP3928583B2 (ja) 発光装置の製造方法
US6358764B1 (en) Semiconductor light emitting device and method of producing same
EP0686969B1 (en) Optical device
EP0865126B1 (en) Method for producing semiconductor device
JP2002232077A (ja) 半導体発光装置およびその製造方法
JPH09132500A (ja) 三角錐形状半導体構造とこれを用いた光学素子
JP3735391B2 (ja) 光学装置
JPH10242500A (ja) モノリシック受発光素子およびそれを用いた光ピックアップ
JP4821829B2 (ja) 半導体発光装置の製造方法
JP4595929B2 (ja) 発光装置の製造方法
JP5323008B2 (ja) 半導体レーザ装置および光ピックアップ装置
JP4010325B2 (ja) 光学装置及び光学装置の製造方法
JP2001244573A (ja) 半導体発光装置の製造方法
JPS63289983A (ja) 半導体レ−ザ装置