JPS63289983A - 半導体レ−ザ装置 - Google Patents

半導体レ−ザ装置

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JPS63289983A
JPS63289983A JP12539687A JP12539687A JPS63289983A JP S63289983 A JPS63289983 A JP S63289983A JP 12539687 A JP12539687 A JP 12539687A JP 12539687 A JP12539687 A JP 12539687A JP S63289983 A JPS63289983 A JP S63289983A
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JP
Japan
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film
photoconductive
semiconductor laser
reflective film
reflective
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JP12539687A
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English (en)
Inventor
Toshiro Matsui
松井 都四郎
Kazunori Shiraishi
白石 和則
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Toshiba Corp
Toshiba Development and Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、裏換え可能型光ディスクの光源等に用いられ
る半導体レーザ装置に関する。
(従来の技術) 半導体レーザ装置の効率と信頼性は、液相エビタギシャ
ル成長技術の向上と、レーザ素子作成技術の改良とによ
り大幅な改善が見られている。
第6図に一般的な半導体レーザ素子の構造を示す。図に
おいて、11はP型GaAs (ガリウムヒ素)基板で
、その−側面(図示上面)には液相エピタキシトル成艮
技術により、順次P型GaAl!As(ガリウムアルミ
ニウムヒ素)層12、活性層13、n型GaAl!AS
層14、n型GaAs1i 15、絶縁層16を形成し
、さらにこの絶縁層16の上部に開孔17を介して接触
する陰極電極層18を形成している。また、P型GaA
s基板11の他側面(図示下面)には陽Vj電極層19
を形成している。
また、第6図で示した半導体レーザ素子の、断面ではな
く、図において丸印で表示した一対の相対向するへき開
面により共振面(このうち一方は外部と対向し、レーザ
射出面となる)には、それぞれスパッタ法によりAj!
20a(酸化アルミニウム)による誘電体膜20を設け
ている。この誘電体膜20は反射膜として機能するもの
であり、反射率R千0.3となるように、スパッタレー
ト3 nIl/分で80分間スパッタして、膜厚240
nmの^1203膜を形成し−ている。
このような半導体レーザ素子は、第7図や、特開昭59
−110185@公報で示されるように、半導体レーザ
装置の一部品として組立Cられる。第7図において、2
1は第6図で示した構造の半導体レーザ素子で、前記誘
導体膜20を設けた一方の共振面がレーザ射出面として
外方を向くように、ステム23上に設けられた銅製のヒ
ートシンク24上にダイボンドされる。25はレーザ光
出力を検出する手段としてのシリコンフォトダイオード
(特開昭59−110185@公報ではPINフォトダ
イオード)で、半導体レーザ素子21から離れた背面側
に独立して設けられている。このシリコンフォトダイオ
ード25は、ステム23上にはんだ付けによって装着さ
れるが、前記半導体レーザ素子21がヒートシンク24
にダイボンドされる以前に装着されていなければならな
い。ザなわら、逆の順序であると、既に装着状態にある
半導体レーザ素子21に対し、シリコンフォトダイオー
ド25がはんだ付は工程において接触し、半導体レーザ
素子21を破損してしまうおそれがあるためである。
第8図は、3ビ一ム半導体レー’f装置の構成例を示し
ており、ヒートシンク24上には、第6図のものと基本
的には同じであるが、3ビームアレイ型に構成された3
ビ一ム半導体レーザ素子27を設けている。この場合、
フォトダイオードは後述する理由により設けない。
上記いずれの構成においても、半導体レーザ素子21ま
たは27からはレーザ発振が両方の共振面から出てしま
い、利用効率が低下する。す4【わら、レーザ射出面側
でレーザ出力を測定すると、外部量子効率が低いことに
なる。
第7図の構成において、シリコンフォトダイオード25
はレーザ光出力を検出して、レーザ光のIII御等に用
いるが、半導体レーザ素子21とは分離して設けられて
おり、また、特性上類傾向を有すること等により、温度
変動が大きい組合せとなる。
このため、前述した各種制御への応用上不都合が生じる
また、半導体レーザ素子21からのレーザ光線の角度開
きが大きいため、シリコンフォトダイオード25は大面
積のものでなければ使用できない。
このため、これを装着するステム23として直径が大き
いものが必要となり、不経済である。
さらに、製造上の問題として、シリコンフォトダイオー
ド25をステム23上に正しい位置関係を保って装着す
るのが難しく、製造不良が発生しやすい。また、半導体
レーザ素子21の表面と、シリコンフォトダイオード2
5の表面とが直交した関係であるため、ワイヤボンディ
ング作業が難しく、製造不良が発生しやづい。さらに、
シリコンフォトダイオード25からの反射光が半導体レ
ーザ素子21に戻り、干渉を起すことに起因する角度誤
差と角度対称性の不良が生じやすく、これらにより製造
上の歩留りが低下する。
また、第8図で示した3ビ一ム半導体レーザ装置では、
前述したようにレーザ光出力を検出するためのモニタ用
シリコンフォトダイオードを設けていない。これは、3
ビームアレイのビーム間隔が100〜200mと狭いた
めに、モニタ用シリコンフォトダイオードをどのように
設けても、検出されるビーム同志が重なり合ってしまい
、光出力信号の相互干渉を起してしまうためである。
この場合、半導体レーザの駆動電流をほぼ一定にするよ
うに、定電流回路を設けてレーデを発振させるのが通常
の手法である。
しかし、定電流回路はレーザ光出力を制御しないので、
モードホッピングによる発振波長の変動と光出力の変動
が顕著に表われてしまう。3ビ一ム半導体レーザ装置の
用途として、書換え可能型光ディスクの光源が考えられ
るが、上述のような特性のものでは、上記光源として使
用づることはできない。また、3ビ一ム半導体レーザ装
置を上記光源として用いた場合、2高出力、1低出力ビ
ームを実現すれば、消去ヘッドと記録ヘッドを分割する
必要のない、1チツプ型オー・パライト機闇、すなわち
、古いメモリを消去しながら直ちに新しい機能を占き込
むV1能を達成できるが、レーザ光出力を制御できない
従来装置では、このような機能は達成できない。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように、従来装置では、レーザ発振が両方の共振
面から出てしまい、外部微分1子効率を向上させること
ができない。また、シリコンフォトダイオードを設けた
ものは、温度変化に対する出力の特性変化が大きく、レ
ーザ光出力を正確にモニタできない。また、シリコンフ
ォトダイオードを設けたことにより、スペース上の問題
や、製造歩留り上程々の問題点が生じる。さらに、3ビ
ームアレイ型のものは、光出力を制御できないため、3
ビ一ム半導体レーザ装置としての特徴を充分活かせる書
iえ可能型光ディスクの光源に用いることができない。
本発明の目的は、外部微分量子効率が向上し、レーザ光
出力検出用としてのシリコンフォトダイオードを不要と
し、しかも温度変化による影響な受けることなく光出力
を正確にモニタできるようにした半導体レーザ装置を提
供づることにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明による半導体レーザ装置は、へき開面からなる一
対の相対向する共振面にそれぞれ反射膜を設けたもので
、上記各反射膜はそれらの反射率が互いに異なるように
構成する。これら反射膜のうち、反射率の高い反射膜側
には光導電膜を付着させると共に、この光導電膜と導電
接続する光導電電極を設ける。
(作用) 本発明では、反射膜の反射率を互いに異なるように構成
したため、外部にレーザ光を有効に取り出すことが容易
となり、外部微分量子効率が向上する。また、反射率の
高い反射膜に光導電膜を付着させ、レーザ光出力に応じ
た抵抗変化を光導1i?li極から電気出力として取り
出すようにしたので、温度変化等に影響されることなく
レーザ光出力を正確にモニスすることができる。このた
め、この電気出力により、レーザ光出力の正確な制御が
可能になる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、31は半導体レーデ素子で、この構造
および製法は第2図により後で詳述する。
この半導体レーザ素子31のへき開面からなる一対の相
対向する共振面(図示左右面)にはそれぞれ反射膜32
.33を設けている。ここで、一方の反射膜32はAJ
!203による誘電体膜で、セルの反射膜33は、AJ
2203による複数の誘電体膜34.35.36と、複
数のアモルファスS1膜37.38とからなる多層構造
であり、反射率は前記一方の反射膜32より高い値とな
る。また、この反射1933には光導電膜として水素ド
ープアモルファスSi膜40が付着されており、ざらに
この光導電膜40には光導電電極41が導電接続されて
いる。これらの製法についても後で詳述する。
まず、第2図により半導体レーザ素子31の製法を説明
する。第2図に示したものは利得ガイド型半導体レーザ
素子で、正孔a度2 X 1019、−3のP型Gaへ
s基板43を鏡面研磨して外径20 trm X 40
6X 0.5m+に整形し、これをスライド方式の液相
エピタキシャル炉中に入れ、4層の結晶成長を行なう。
すなわち、下部から順次説明すると、44はP型GaA
1!As層で、N比0.35 、正孔濃度5XiQI7
3−3、厚み2.0声である。45は活性層で、N比0
.95 、厚み0.75 mである。46はn型GaA
j!AS層で、N比0.35 、電子濃度1 X 10
18cm−3、厚み1.0JJ111’ある。47はn
型GaAs1で、電子i11度7×10180−3、厚
み4.0声である。次に絶縁II!48を形成すべく、
SiH4(シランガス)と02(酸素)とを反応させ、
CVD方式により5i(12(酸素珪素)の絶縁膜48
を前記n型GaAs層(エピタキシャル成長層)47上
に形成する。
次に通常の写真食刻法によりへき開面と直角に幅2.0
3の溝49をS i Q2の絶縁膜48に開孔させる。
上記溝49を開孔し、清浄した後、絶縁Il!48上に
陰極電極50を層状に形成する。この陰極電極50はA
U−Ge(金−ゲルマニウム)の合金膜で、蒸着法によ
りマスクを通して付着させる。次に同じくAu−Zn(
金−亜鉛)合金膜を陽極電極51としてP型GaAs基
板43の図示下面に形成する。さらに、素子分離のため
にマスクを介してメサカット52のエツチングを行なう
。この後、蒸着金属膜である陰極電極50と、n型Ga
As層47との間の接触抵抗を低減するため82  (
窒素)気流中で420℃、5分間のシンターを行ない、
第2図で示す利得ガイド型半導体レーザ素子31が作ら
れる。
半導体レーザ素子31としては上述した利得ガイド型の
使に屈折率ガイド型があり、この場合の製法を以下説明
する。
この場合も、Zn(亜鉛)添加、正孔濃度2×1QI9
C11−3のP型GaAs基板を鏡面研磨シ、外120
m+X40mX O,+amに成形したものを用いる。
このP型GaAs基板に対しW l allll合溝N
接合で得て、屈折率ガイド型半導体レーザ素子を作成す
る。
具体的には、スライド方式の液相エピタキシャル成長に
より順次各層を形成する。すなわちP型GaA11AS
層はN比0.4とし、Zn添加屋は正孔濃度が5×10
17α−3となるように決定し、厚みは03譚とする。
この上にr)型GaAs1ilを1.OJ、Bエピタキ
シャル成長さゼ丁字形の溝を形成する。また、活性層は
N比01、厚み0.1虜として丁字形の溝内部に埋込む
。この活性層の上部に形成されるn型GaAJAs層は
、N比04、Te(テルル)添加量は電子濃度が5X1
0171−3となるように決め、厚みは1.5虜にする
。最後のn型GaAsMは電子濃度2X1Q+8、−3
、厚みは20虜とする。
上記屈折率ガイド型半導体レーザ素子および前述した利
得ガイド型半導体レーザ素子の両方とも、幅2虜の溝と
直角で、共振長の設計値250虐の2倍の長さの短辺を
持つ長方形にへぎ開分割する。
次に、第1図で示した反射膜32.33の製法を説明す
る。まず、反射率の高い多層構造の反射膜33の製法を
説明する。
ここで、各反射面32.33は特開昭59−11018
5号公報に示されたまわり込み膜形式スパッタ法で形成
する。そこで反射面33の形成にあたっては、まず、半
導体レーザ素子31の上面すなわち陰極電極50上にメ
タルマスクをのせ、前述したまわり込み膜形成スパッタ
法により^12031134を厚み120.rvで付着
させる。次にアモルファスSi膜37を厚み41nmr
、その上に八j!z031g!35を厚み12Onmで
、その上にアモルファスS1膜38を厚み40nmで、
さらにその上にAj!z03膜36を厚み120rvで
それぞれ前述したスパッタ法にて付着させ、多層構造と
する。
次に、メタルマスクおよびマスクホルダを、スパッタが
まわり込み易いように開放位置に移動させる。また、ス
パッタ装置内にHz  (水素)ガスまたはSiH4ガ
スを、真空が破れない程度まで導入する。これらのH2
系ガスがスパッタすべき多結晶シリコンターゲットに吸
着する時間゛(10分間)放置し、スパッタを再び行な
う。このスパッタにより最後の水素ドープアモルファス
S1膜を光導電膜として形成する。この光導電膜40は
その膜厚が57nmになるまでスパッタを続けて形成す
る。
この反射Ig137の反射率Rを測定したところ、R=
0.95と高い値が得られた。
次にマスクホルダに装着されたGaAsエピタキシャル
基板をスパッタ装置から取り出す。そして前記光導?f
iI!!J40上に光導電電極41を形成−すべく上部
に設けられたマスクを光導電電極41用のマスクと交換
する。
この後、これら一式を蒸着装置内に入れ、Nを200n
i、Auを80On−蒸着させる。これにより光導電電
極41は光導電膜40の一部に形成され、導電接続状態
となる。
次に、反対側に位置する反射膜32を形成する場合を説
明する。この場合、500 nmの短辺にへき開を入れ
、250JIR短辺の長方形を2個作る。
この250℃知辺の長方形GaAsエピタキシャル基板
を250m用マスクホルダとメタルマスクとに入れ、再
びまわり込み膜形成スパッタ法でAj!203による誘
電体膜を厚み12Onm形成させ、反9A膜32とする
。この反射膜32の反射率RはR=0.02と低い値で
あった。
この後、スパッタ装置から取り外し、チップスクライバ
−により長方形250声X 300JRの寸法に分割す
る。
このようにして3ビームアレイ型に構成した半導体レー
ザ素子31を第3図で示づように、ステム55上のヒー
トシンク56にはんだ法により取付ける。この場合、レ
ーザ射出面57が外側に正確に指向するよう調整する。
また、各陰極電極50および各光導電電極41に直径2
5溝の金線をワイヤボンディングし、それぞれ対応する
ピンによりステム55の外へ取り出せるように構成する
なお、この段階でポリイミド樹脂または低融点ガラス等
による保護物質を半導体レーザ素子31の後方に接着さ
せ、反応させる。後述する諸特性はこれらの保護物質が
存在しなくとも全て達成される。しかし、高温放置後の
特性検査では、上記保護物質が光導Ti電極41を覆っ
たザンブルは成績良好であった。
また、光導電膜40は光出力に応じて抵抗値が変化する
ものを例示したが、PIN層、すなわち光起電効果を有
するものについても試作を行なった。しかし、反射膜3
3の形成条件である57nmでは膜厚が不足した。す4
【わちPIN層では9Qnm以上必要であった。このこ
とから光起電(Phot。
Voltaic)膜の適用は難しいことがわかった。
上記構成において、半導体レーザ素子31から生じるレ
ーザ光出力は、両共振面に設けた反射膜32、33の反
射率が異なるように構成したので、従来のように両方の
共振面から出てしまうことはなく、外部微分量子効率は
大幅に向−トする。また、レーザ光出力をモニタする光
導電膜40は半導体シー11素子31の一方の共振面側
に一体に設けられており、従来のように別体に設けたシ
リコンフォトダイオードによりモニタする場合に比べ、
周囲温度等に影響されることなく、レーザ光出力を正確
にモニタできる。
第4図はレーザ光出力と、これに対する本発明での光導
電膜40のモニタ抵抗(実線)との関係を、従来のシリ
コンフォトダイオードによるモ二り電流(点線)との関
係と対比して示している。
図から明らかなように従来のシリコンフォトダイオード
によるモニタ電流は、周囲温度Taが一10℃、25℃
、60℃と変るにつれて、大ぎく変化する。これに対し
、本発明での光導電膜40によるモニタ抵抗は、周囲温
度Taが一10℃、25℃、60℃と変化してもほとん
ど変化けず正確にレーザ光出力をモニタしている。
これは前述したように従来用いたシリコンフォトダイオ
ードが半導体レーザ素子から分離されているため両者間
に温度差が生じ、これがモニタ電流を変化させるためで
あり、反対に光導電膜40は半導体レーザ素子31と一
体であるため温度差が生じず、モニタ抵抗が周囲温度に
影響を受けないためである。さらに、光導電vA40と
して用いた水素ドープアモルファスSi膜は、温度上界
に対し光導電率がほとんど変化しないものでありこのこ
ともその理由の1つと思われる。
第5図は半導体レーザ素子31に対する順電流とレーザ
光出力の関係を示す特性図である。図において、各温度
における点線は従来例、実線は本発明によるものを表わ
す。図から明らかなように、直線の傾き、すなわち、外
部坦子効率は温度に関係なく50%以上増加しているこ
とがわかる。
寿命に関しての測定では、従来例に対し22倍が確認で
きた。また耐ナージ特性は光導電膜40の応答速度が2
桁遅いことが原因し、従来50V2m秒が、250V2
m秒まで上昇した。
tJ ’L上の面から見ると、モニタ用としてのシリコ
ンフォトダイオードが不要になったためコストが低減す
るとともに、第3図におけるステム55として、直径の
小さいものを使用ひき、半導体レーザ素子装置を小型の
パッケージに組込むことが可能となった。また、シリコ
ンフォトダイオード表面のくもりに起因する特性劣化が
皆無になり、さらにシリコンフォトダイオードを設ける
ことによる位置出し不良やダイボンディング不良、ワイ
ヤボンディング不良の発生が皆無となった。また、シリ
コンフォトダイオードに起因づる干渉による角度誤差不
良もなくなり、これらによって製造上の歩留りが向上し
た。
また、構造上置まで実現不可能であった3ビ一ム半導体
レーザ装置に対する正確なモニタが可能となったので、
制御性が大幅に向トし、応用面で多くの効果を生じる。
例えば3ビ一ム半導体レーザ装置の光強度を検出し、そ
れぞれの光導電電極40から得られる電気出力を3ビー
ムアレイのそれぞれのレーザ発振部の駆!!JIffi
流に負帰還し、それぞれのレーザ出力を設定値に制御す
ることで、レーザ光出力を一定化する駆動回路を簡単に
構成できる。また、従来のフォトダイオードで問題とな
った差動アンプとの関係で表われるピークゲインが解消
し、小型パッケージの場合は放熱が容易になった。
さらに、書換え可能光ディスクの光源として用いること
ができ、3つのビームを2高出力、1低出力に制御して
それぞれ第3図で示すように、消去用61、コントロー
ル用62、記録・再生63として用いることができる。
すなわち記録時にはコントロール用レーザビーム62に
より記録したいところに光学ヘッドを動かしながら、消
去用レーザビーム63で前に記録した信号を消去しなが
ら記録用レーザ63で新たに記録する。この場合、消去
用レーザビーム61は2Qmwと高出力、コントロール
用レーザビーム62は5mwと低出力、記録用レーザビ
ーム63は2Qmwと高出力である。これに対し再生時
には常時低出力(5mw)のコントロール用レーザビー
ム62により再生番地に光学ヘッドを運び、記録用レー
ザビームとしての高出力(20mw)モードから、再生
用レーザビームとしての低出力< 5 tlW)モード
に切換えICレーザビーム63により再生を行なうこと
ができる。
すなわちレーザ光出力を正確にモニタできるので、これ
にに従って各レーザビームのレーザ光出力を任意にコン
トロールでき、上述したような記録、消去をリアルタイ
ムで行なうことのできる3ビ一ム半導体レーザ装置を作
ることが可能となる。
(発明の効果〕 以上のように本発明によれば、外部微分量子効率が向上
し、周囲温度に影響されることなくレーザ光出力を正確
にモニタできる半導体レーザ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による半導体レーデ装置の−・実滴例を
示す断面図、第2図は第1図で示した半導体レーザ素子
を側方から見た断面図、第3図は第1図で示した半導体
レーザ素子を用いて3ビームアレイ型に構成した場合を
示す斜視図、第4図は本発明におけるレーザ光出力のモ
ニタ特性を従来と比較して示゛す特性図、第5図はレー
ザ光出力と順電流との関係を従来と比較して示す特性図
、第6図は従来の半導体レーザ素子を示す斜視図、第7
図は第6図で示した半導体レーザ素子を用いた従来の半
導体レーザ装置を示す斜視図、第8図は従来の3ビ一ム
アレイ型半導体レーザ装置を示す斜視図である。 31・・半導体レーザ素子、32.33・・反射膜、4
0・・光導電膜、41・光導電電極。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)へき開面からなる一対の相対向する共振面にそれ
    ぞれ反射膜を設けた半導体レーザ装置において、 上記各反射膜をそれらの反射率が互いに異なるように構
    成し、かつ反射率の高い反射膜側に光導電膜を付着し、
    この光導電膜と導電接続する光導電電極を設けたことを
    特徴とする半導体レーザ装置。
  2. (2)光導電電極から得られる電気出力をレーザ発振部
    の駆動電流に負帰還し、レーザ出力の制御に用いること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体レーザ
    装置。
JP12539687A 1987-05-22 1987-05-22 半導体レ−ザ装置 Pending JPS63289983A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0897496A (ja) * 1994-09-21 1996-04-12 Nippondenso Co Ltd 半導体レーザ及びその製造方法
JP2003198044A (ja) * 2001-12-27 2003-07-11 Sharp Corp 半導体レーザ素子およびその製造方法、並びに、レーザバー固定装置

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